遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2024.05.11
Byカマクラル

覚醒のバーストレックス新弾カードレビュー【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
2024年5月11日(土)に「覚醒のバーストレックス」が発売されました!
3つの新規テーマである「ハイブリッドライブ」、「サイバースパイス」、「ダークマター」をはじめ、青眼、闇魔法使い、帝といったテーマにも新規カードが実装されました!
また、今弾では汎用性の高い魔法・罠カードが登場しており、環境でも使われるであろう注目カードが多数収録されています!
ギャラクシーカップ予選前に出る最後のパックであり、今弾をもってカードプールが出揃う事になります。
大会を勝ち抜く上で必須になるであろうカードが入っている以上、絶対に買うべきパックですね!
さて、今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたしますので、是非とも最後までお付き合いください!
それでは早速どうぞ!
新弾カード考察
1.ハイブリッドライブ・スクリュードライバー
効果モンスターレベル7 / 光属性 / ドラゴン族 / ATK 2500/ DEF 1600
【条件】自分の墓地のモンスター(ドラゴン族)2体とモンスター(機械族)2体を好きな順番でデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分または相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。さらに次の相手ターン終了時まで、お互いはこの効果で破壊したモンスターと元々のカード名が同じモンスターを表側表示で召喚・特殊召喚できない。
新テーマ「ハイブリッドライブ」のエースモンスターです!
専用構築が必要になるものの、テーマデッキに対して強力なメタ性能を持ちます!
ミラーであれば、あえて自軍のモンスターを破壊する事で相手の展開を妨害するというプレイングも出てきそうですね!
光属性レベル7のドラゴン族という事でサポートカードも多く、効果を使える機会は多そうです!
アニメ遊戯王ゴーラッシュのメインキャラクターである遊飛と遊歩が関連しそうなテーマであるため、今後の強化にも期待が持てますね!
今のうちから集めておきたいカードです!
2.サイバースパイス・ホットポット
効果モンスター レベル1 / 炎属性 / サイバース族 / ATK 100/ DEF 100
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】
自分の墓地のモンスター(レベル7以上/炎属性/サイバース族)1体または「スパイスクロース・ミックス」1枚を選んで手札に加える。
<サイバースパイス・クイーンシナモン>のフュージョン素材です。
<サイバースパイス・シナモン>がある状態で効果を使い、スパイスクロース・ミックスを墓地から回収すれば即座にフュージョン可能です! レベル7以上のモンスターを回収する場合はこのカードをリリース要員にするなどしないと攻撃力100のモンスターが棒立ちになります。
<スパイスクロース・ミックス>は手札と場のモンスターでフュージョンできるため、あえて回収したレベル7モンスターをアドバンス召喚してからフュージョンしても良いと思います!
ノーコストでアドバンテージを稼げるモンスターですので、サイバースパイスデッキには3積み必須ですね!
3.ダークマター・エニグナイト・ズウィーガー
効果モンスター / フュージョンレベル9 / 闇属性 / ギャラクシー族 / ATK 2800/ DEF 1300
「ダークマター・ナイト」+「ダークマター・ミスト」
【条件】なし
【永続効果】このカードは相手の効果では破壊されない。相手フィールドの全ての表側表示モンスター(レベル7〜9)の攻撃力は、[自分フィールドの裏側表示モンスターの数]×1000ダウンする。
裏側表示モンスターを駆使する新テーマです!
ダークマター・ミストというモンスターは存在しないのですが、モンスター効果を使う事でダークマター・ミスト名称になるモンスターでフュージョンできます。
なかなかクセの強いテーマですね!
このフュージョン体は片方のモンスターを固定するものの、非常に強力な永続効果を持ちます!
攻撃する順番をある程度制限できる点も、相手の行動パターンを読み易くなるため優秀ですね!
歴代の闇属性・ギャラクシー族のモンスターと混ぜられる点も強いため、思ったより構築の幅が広そうです。
アニメにおいても今後の物語に絡んで来そうなテーマですので、強化にも期待が持てます!
今後も要注目です!
4.コスモス姫のお戯れ
通常魔法【条件】モンスター2体を含む手札3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。その後、相手フィールドにカードが2枚以上ある場合、自分は2枚ドローできる。
汎用性の高い<ドラゴニック・プレッシャー>のようなカードです!
自身含めて4枚のカードを消費して2破壊ですので、追加のドロー効果まで使えないと割に合いません。
また、コストにモンスター2体以上を要求してくるため、モンスター中心のデッキでないと使いづらいでしょう。
手札にモンスターを確保しやすく、アドバンテージを稼ぎやすいデッキとしては、爬虫類や磁石が思い浮かびます。
また、<シャイニーシェイディー>など、動きを止めつつ盤面にカードを残す罠と相性が良いため、エクスキューティーやガイアでも使えるかもしれません。
パワーカードである事は間違いないのですが、迂闊に3積みすると事故札になりかねません。
個人的には1枚、多くても2枚くらいの採用になりそうです。
5.夢中の誘い
通常罠【条件】相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、自分フィールドのモンスター1体と手札1枚を好きな順番で持ち主のデッキの下に戻して発動できる。
【効果】マキシマムモンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んでそのコントロールを得る。この効果でコントロールを得たモンスターはフィールドに表側表示でいる限り、攻撃できず効果を発動できない。
最近の罠は汎用性が高く強力なものばかりでしたが、ついにここまで来たか...という感じです。
このカード自身含めて3枚のカードを消費するものの、相手の最上級モンスターに当てる事で消費したカード枚数は十分に取り戻せます!
これにより、レベル9以上のモンスターの価値が上がりました!
レベル8以下ですとこのカードをくらう可能性があるため、相手にバックと手札がある時は迂闊に展開できなくなりました。
必ずデッキに入っているとは限りませんが、警戒せざるを得ないため、存在自体が偉いカードですね!
今後の環境でよく見かけるようになる可能性も高いため、絶対に3枚確保したいカードです!
6.地帝グランマーグ
通常モンスター(LEGEND)レベル6 / 地属性 / 岩石族 / ATK 2400/ DEF 1000
【条件】このカードを攻撃表示でアドバンス召喚したターンに発動できる。
【効果】自分または相手フィールドの裏側表示のカード1枚を選んで破壊する。
帝カードは<風帝ライザー>が最強だと思いますが、磁石の戦士デッキにおいては使い回せるこちらが優先されるでしょう!
<七宝神-良財>と<サンセットリバース>が流行中と言えど、ノーコストでアドバンテージを稼ぐ能力はやはり優秀です!
汎用カードではあるため、とりあえず1枚は確保しておきたいですね!
最後に
いよいよ5月18日からギャラクシーカップ2024の予選がスタートします!初回はカードプールが出揃ってから僅か1週間という事もあり、強いデッキを見つけられるかが明暗を分けそうです。
そして、後半になるにつれて環境の理解や研究が進むため、よりメタを意識した構築が必要になるでしょう。
どのデッキが覇権を握っていくのか、今から楽しみです!
これからも新カードを使ったテーマデッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar
posted 2024.04.29
こんにちは、遊々亭@遊戯王ラッシュデュエル担当です!
今回は4/1から4/15での販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
販売ランキング
10位
- 磁石の戦士α
- α、β、γで変形合体する。
9位
- ピースラヴ・アンヘル
- このカードはモンスター(攻撃力0)1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。
【条件】自分の墓地のモンスター(攻撃力0)1体をデッキに戻して発動できる。
【効果】このカードの攻撃力は次の相手ターン終了時まで2500アップする。その後、自分の墓地の「ラヴ・シュート」1枚を選んで手札に加える事ができる。
8位
- 磁石の戦士γ
- α、β、γで変形合体する。
7位
- 永久磁石の戦士γ
- 【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン、「磁石の戦士γ」になる。その後、自分の手札・フィールドのモンスター(岩石族)を素材として墓地へ送ってフュージョン召喚できる。
6位
- 磁石の戦士マグネット・プロトリオン
- 【条件】自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(岩石族)を2体まで選んで手札に加える。その後、自分の手札・フィールドのモンスター(岩石族)を素材として墓地へ送ってフュージョン召喚できる。
5位
- 永久磁石の戦士β
- 【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン、「磁石の戦士β」になる。その後、自分の手札・フィールドのモンスター(岩石族)を素材として墓地へ送ってフュージョン召喚できる。
4位
- ストレンジ・アトラクター
- 【条件】手札のモンスター(サイバース族)1体を墓地へ送るか、自分の墓地のレベルが異なるモンスター(サイバース族)5体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分は2枚ドローする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター(サイバース族以外)の効果を発動できない。
3位
- 永久磁石の戦士α
- 【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン、「磁石の戦士α」になる。その後、自分の手札・フィールドのモンスター(岩石族)を素材として墓地へ送ってフュージョン召喚できる。
2位
- 磁石の戦士β
- α、β、γで変形合体する。
1位
- オールラヴ・ゴッデス
- 自分フィールドに元々の攻撃力が0の表側表示モンスターがいる場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
【条件】なし
【永続効果】このカードの攻撃力は、[自分フィールドの元々の攻撃力が0の表側表示モンスターの数]×1000アップする。自分のモンスター(攻撃力0)の戦闘で、自分は戦闘ダメージを受けない。
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2024.04.25
Byカマクラル

ラヴ【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は磁石の戦士の考察記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
磁石の戦士【カマクラル】
下級モンスター3体融合のフュージョン体を使い分けて攻めるデッキです!
3500打点と3000打点+フィールドのカード1枚の破壊なのでどちらも協力ですが、比較的すぐに場に出てくる印象です!
原作遊戯王のバトルシティ編にて闇遊戯が使用した人気モンスターでもあり、古参プレイヤーは使っていて楽しいデッキだと思います!
デッキの固定枠が多い点がややネックですが、オーバーラッシュパック2で登場した新規3テーマの中で最も安定感が高いため、是非とも一度試してみてください!
さて、今回はラヴを執筆いたしました!
新規3テーマの中で、このデッキの構築が一番難しかったです。
ラヴは攻撃力0のモンスターであれば天使族以外でも採用できますが、<ラヴ・ミリオン>などのテーマカードとのシナジーを考慮すると、やはり天使族で固めた方が無難でした。
ただ、難しいのが攻撃力0では相手モンスターを戦闘破壊できず、相手のライフも削れないという事です。
そうなると必然的に攻め手が<オールラヴ・ゴッデス>と<ピースラヴ・アンヘル>に集約されるため、この2体の攻撃を通す事に専念しなければ勝てません。
そのため、かつての環境Tier1だったエクスキューティーを見習い、ブラホ→展開→4000程度のダメージを2回行う2ターンキルを目指す方針にしました!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ラヴ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計25枚
2.デッキコンセプト
「目指せ!2ターンキル!」です!冒頭の部分でも触れましたが、このデッキはライフカット能力が低いです。
そのため、無理にワンキルを狙わず、じっくり2回の攻撃でライフを取り切るプランを選びました!
必殺技の<ブラック・ホール>を使い回せるように、<魔法石の採掘>と<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>をフル投入し、1デュエル内で2回は発動できるようにしました。
守りは比較的得意なデッキなので、<ラヴ・ミリオン>で相手の攻撃を牽制しつつ、<キューティーラヴ・アーネラ>と<ラヴ・スタディ>でバック除去からの<ブラック・ホール>→ダイレクトアタックを決めていく作戦です!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
オールラヴ・ゴッデス...3枚
リリース無しで召喚できる最上級モンスターであり、このデッキのエースです!横に攻撃力0のモンスターを並べる事で、このカードが3000打点になるように展開していきます!
このカードが表側表示であれば、自軍の攻撃力0のモンスターでは戦闘ダメージを受けなくなるため、コンボの準備が整うまでの時間稼ぎにピッタリです!
このデッキにおいては貴重な攻め手であるため、3積み確定です!
ピースラヴ・アンヘル...3枚
自身の効果により、実質上級モンスターとして使えます!相手ターン含めて2500打点となるため、かなり強力ですね!
墓地の<ラヴ・シュート>の回収効果もありますが、デッキスロットを圧迫してまで直接攻撃を狙いに行く意義が無いと考えてこちらは不採用としました。
<オールラヴ・ゴッデス>同様に貴重な攻め手なので3積み必須です!
【上級モンスター】1枚
キューティーラヴ・アーネラ...1枚
攻め手となる最上級モンスター達に比べると、こちらはサポート要員です。このカード自身のリリース要員と手札コストを考慮すると、割に合っていない感じがします。
しかし、破壊ではなくデッキボトムに戻す効果であり、<ピースラヴ・アンヘル>の効果発動のコストでデッキに戻したり、<ラヴ・レター>で墓地から回収できる点は評価しました!
重ねて引きたくないカードなので1枚の採用です。
【下級モンスター】18枚
ラヴ・ウルフ...3枚
自分または相手フィールドのモンスターの表示形式を入れ替える便利なカードです!デッキを天使族で固めていれば、ほぼ毎回効果を発動できます!
<オールラヴ・ゴッデス>の打点を上げるには、表側表示で攻撃力0のモンスターを出さなければならないため、効果の対象を自身にする事で守備表示のまま打点に貢献する事ができます!
また、<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>などの効果破壊耐性持ち高打点を横にして戦闘破壊したり、相手のセットモンスターを起こしてライフを取りに行けるのも良いですね!
追加効果で墓地の<ラヴ・プロテクション>を回収できますが、このデッキでは採用枚数が少ないためオマケ程度で考えた方が良いでしょう。
守備力1400も地味に固くワンチャン生き残る可能性があり、優秀な下級モンスターなので3枚採用しました!
ラヴ・ダヴ...3枚
<ラヴ・ウルフ>と同じく手札の天使族を見せる事で効果を発揮する下級モンスターです!こちらは墓地肥やしに貢献し、墓地の<ラヴ・エンジェル>を回収する事で手札を増やせます!
ラヴ専用の魔法カードは強力なものが多いですが、墓地に攻撃力0のモンスターが複数居ないと発動できないように調整されています。
そのため、この手の墓地肥やしは重宝しますね!
当然3枚フル投入です!
ピュアラヴ・エンジェル...3枚
モンスターを戦闘破壊したりライフを削る能力が無い代わりに、攻撃力2500以上のモンスターとの戦闘では破壊されず、レベル9以下のモンスターとの戦闘ではダメージを受けない変わった能力を持ちます。大抵のデッキではエースモンスターが2500打点以上ありますので、生き残る確率は高いです!
また、貫通持ちのモンスターであっても、レベル9以下なら戦闘ダメージを受けずに済みます!
盤面にカードを残す事で、次ターンの<オールラヴ・ゴッデス>の打点に貢献したり、<ピースラヴ・アンヘル>のリリース要員として使えるために強いですね!
攻撃力0の天使族というシナジーもあるため3枚採用しました。
ラヴ・エンジェル...3枚
個人的な評価としては、<ピュアラヴ・エンジェル>の下位互換です。レベル7、8モンスターとの戦闘では破壊されないものの、こちらはダメージを軽減する能力を持っていません。
これではいくら場に残ったとしても、ダイレクトアタックをくらっているに等しいです。
このカードを採用する利点としては、攻撃力0の天使族である点と、<ラヴ・ダヴ>の効果で墓地から回収できる点でしょうか。
シナジーを考慮し、今回は強気の3枚投入にしました!
ギャラクティカ・ジャメイヴュ...3枚
墓地の魔法カードをデッキに戻しつつ、ワンドローでアドを稼げる下級モンスターです!効果発動の条件から、<邪影ダーク・ルーカー>とセットで使われる事が多いカードですが、このデッキでは攻撃力0のシナジーがあるため難なく採用できました!
このデッキはモンスターのスタッツが貧弱なため、モンスターゾーンを空にされてターンが返って来る事が多いです。
そこを利用してこのカードを最大限活かします!
すぐに墓地に魔法カードが貯まるよう、デッキの1/4を魔法で固めました!
<ブラック・ホール>を使い回すために強気の3枚採用です!
アメイジング・ディーラー...3枚
早期で手札を回転させて墓地を交換できるモンスターです!<ラヴ・レター>や<ラヴ・スタディ>の発動条件を満たし易くするのみならず、<ラヴ・ウルフ>や<ラヴ・ダヴ>の回収効果にも貢献して手札を増やせる可能性もあります!
攻撃力0なのでギリギリ採用圏内と判断し、3枚採用しました。
短期決着を狙わないなら、ここは<ラヴ・アーネラ>で良いかもしれません。
【魔法】10枚
ラヴ・レター...3枚
ラヴ専用の死者転生です!効果の発動条件からも中盤以降でないと使いづらいですが、それでも強力な効果です!
特にこのデッキは<オールラヴ・ゴッデス>か<ピースラヴ・アンヘル>にアクセスしないとライフを取れないため、これらのカードを使い回せるカードは多いに越した事はありません!
ラヴ・メモリーを回収する追加効果もありますが、このカード自身が初動に絡まない上に使い所の限られたカードを採用したくなかったため、ラヴ・メモリーは0枚です。
このカードは3枚フル投入しました!
エンジェルジャッジ...3枚
よくある種族限定の1:1交換カードですが、破壊ではなくデッキボトムへのバウンスなので、一線を画しています!現環境で流行している<七宝神-良財>や<サンセットリバース>をすり抜けられるためかなり強いです!
汎用性では<オーバーラッシュ・ストーム>に軍配が上がりますが、コストの軽さはこちらが上で、後攻1ターン目でも難なく打てます!
こちらの攻撃を安全に通すためにも3枚採用しました!
ラヴ・スタディ...2枚
ラヴ専用の最強1:1交換カードです!カードの種類、裏表を問わずにデッキボトムにカードを送れるため、全ての耐性持ちを貫通できます!
しかし、墓地のモンスター6体はハードルが高く、序盤での発動は厳しいです。
もちろんこのカードを打ち易くするために墓地肥やしのカードを増やしていますが、それでも序盤に重ねて引いてしまうと途端に厳しくなるでしょう。
そのため、仕方なく採用枚数を2枚にとどめました。
長期戦になれば<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>で使い回せるため、この枚数でも問題ないと思います。
魔法石の採掘...1枚
必殺カードの<ブラック・ホール>を使い回すために採用しました!手札コストは重たいですが、<ラヴ・ダヴ>や<ラヴ・ウルフ>から手札を増やして何とか確保しましょう!
ブラック・ホール...1枚
攻撃を通すための必殺カードです!<七宝神-良財>や<サンセットリバース>の登場で以前よりは使いにくくなったものの、このカードが通る場面はいつか来るため、全くの無駄にはなりません!
このデッキ自体のパワーが極端に低いため、現状はこれ一択かと思います!
【罠】5枚
ラヴ・ミリオン...3枚
ラヴ専用の最強罠です!天使族モンスターへの攻撃であれば、ほぼ確実に返り討ちにできます!
ただし、攻守0のモンスターへの攻撃ですので、返り討ちによる戦闘ダメージは100しか与えられません。
そのため、攻撃反応でモンスターを破壊する<炸裂装甲>のようなイメージを持っていればいいかと思います。
こちらは戦闘破壊になるため、効果破壊耐性持ちのモンスターに有効な点は優秀ですね!
これ1枚で戦況をひっくり返せるパワーがあると感じるため、3枚フル投入にしました!
ラヴ・プロテクション...1枚
こちらは召喚反応型のラヴ専用罠です!表示形式変更の効果なので、相手の攻撃モンスターを守備表示にして攻撃を防ぐケースがほとんどです!
効果発動を無効にするのも地味に強力であり、高い防御性能を誇ります!
しかし、<ラヴ・ミリオン>と違って相手盤面のカード数を減らせないため、あくまでそのターンを凌ぐだけになります。
<ラヴ・ウルフ>からの使い回しも可能ですが、あくまでオマケ程度で考えた方がいいですね。
枠の兼ね合いで1枚のみの採用です。
強制脱出装置...1枚
攻撃反応と召喚反応のどちらかに偏らせたくなかったため、召喚反応型のこちらを採用しました。打てる範囲が広く汎用性も高いため、これが無難だと思います。
4.各デッキとの相性
ラヴはミッドレンジデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
ビートダウン(闇魔、悪魔など) 相性:○やや有利
相手にバック破壊が無ければ、罠で返り討ちにし放題です!また、相手の最上級エースモンスターでは<ピュアラヴ・エンジェル>や<ラヴ・エンジェル>を突破できない可能性もあります!
ただし、こちらが罠を引けていないと苦しいです。
<ラヴ・レター>や<ラヴ・スタディ>は中盤以降に真価を発揮するカードなので、速攻で攻められると相手の攻撃を捌き切れないです。
引き次第ではありますが、相性はやや有利と判断しました。
ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:○有利
相手のバックをデッキ下に戻す<キューティーラヴ・アーネラ>や<エンジェルジャッジ>、<ラヴ・スタディ>の存在から、罠による反撃を受けにくくなっています!ミッドレンジデッキは決着までに時間がかかるため、<ブラック・ホール>を使い回す余裕もあり、じわじわと倒すのに向いている相手ですね!
そのため、相性は有利と判断しました!
コンボデッキ(プライム、セレブローズなど) 相性:×やや不利
効果破壊耐性持ちの<トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ>や<カリス魔杖デス・ワンド>を装備した<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>を出されると厳しいです。<ラヴ・スタディ>、<ラヴ・ミリオン>、<強制脱出装置>を上手く当てられたら良いですが、高打点の大型モンスターでゴリ押しされると<オールラヴ・ゴッデス>では対処しきれなくなるため盤面を返すハードルは高めです。
そのため、相性はやや不利と判断しました!
5.最後に
イラストや効果などを見ても、なんとなくエクスキューティーに近いものを感じます。ただ、ラヴの方が専用魔法・罠のパワーが高い分、モンスターのパワーは低めです。
エクスキューティーの方が展開力があり、モンスターの打点もあるため、現時点ではエクスキューティーの方が総合力は高いと思います。
しかし、新規カードの登場で一気に化ける可能性もありますし、まだ強い構築が見つかっていないだけかもしれません。
"ラヴ"というテーマの名前通り、プレイヤーの愛が試されているのかもしれませんね!笑
これからも色々なデッキをご紹介していきたいと思いますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar