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リチュアル軸 魚デッキ

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リチュアル軸 魚デッキ

posted 2026.03.06

Byななはね


リチュアル軸 魚デッキ
こんにちは、もしくはこんばんは。

ななはねと申します。

深淵のオーバーフォースが発売されて2週間以上が立ちました。
既にいろんなデッキタイプが生まれ、店頭大会などで優勝報告が上がってきています。

その中でも今回は新規登場した<要塞クジラ>を採用した【魚族】に焦点を当てていきたいと思います。
ようやく形となったので、できればご一読して頂ければ幸いです。

また、構築に至るまでの過程も記載した内容となるので、いつもとデッキ紹介の切り口が若干違います。
よければお付き合いください。


1.そもそも魚族デッキとは
オーバーフォース前の環境における魚族デッキですが、墓地を<キャリアー・マンタレイ>や<アメイジング・ディーラー>などで肥やし、早いターンで<波濤融合>の効果条件を満たして<漆黒波導刀鬼丸クニツナ>や<暗黒波導砲ニュートロン・マグロム>をフュージョン召喚していく設計となります。

その上で緩い発動条件で相手フィールドのカードを破壊できる<フィッシャーチャージ>や、効果を使い終わって不要になった自分フィールドの表側魚族モンスターを墓地に送り、相手の魔法罠カードを1枚破壊しつつ、1枚ドローをしていく<フィッシャーランチャー>などがあるおかげで、そこそこの除去と強い罠を構えつつ、ビートダウンできるのが明確な強みでした。

当時はややお高かった<七宝船>以外のパーツは安く、大型がバシバシ立てれるので、ラッシュデュエル初心者導入デッキとしては良いものだったと思います。

ただし、明確な欠点として、魚族テーマ内で攻撃力バフ、デバフがないので<漆黒波導刀鬼丸クニツナ>以上の攻撃力を持つモンスターを処理できない、という問題を抱えていました。
テーマ以外のカードを使えば克服できなくはない弱点ではありますが、<波濤融合>の条件である「墓地に魚族が5枚以上」のクリアだったり、魔法罠枠の自由枠が案外少なかったりといった事情で中々解決しにくく。

フィッシャーチャージ>を使い回しながら<漆黒波導刀鬼丸クニツナ>で殴り勝ちたいけど、相手の大型の召喚を許してしまうと、途端に足が止まってしまうというのが世間の評価だった気がします。(違ったらごめんなさい)

そこにオーバーフォースで<要塞クジラ>とその仲間たちが登場し、デッキの出力がかなり上がりました。


2.追加の新規魚族カードについて
サイボーグ・ナイル
魚族の希望の星。既に魚族のデッキを組んでプレイしている方は十分に彼の強さを実感していることでしょう。
効果は永続で『お互いのバトルフェイズの間、自分フィールドの表側表示モンスター(魚族)の攻撃力は、[自分フィールドのモンスターの数]×400アップする。自分の「要塞クジラ」は直接攻撃できる』となります。
ラッシュデュエルにおいて、リソースの確保や除去ができないカードは評価が低くなりがちですが、<サイボーグ・ナイル>の攻撃力バフの量と効果条件の緩さはすさまじく、魚族デッキで勝利する時には常にこのカードがいるといっても過言ではありません。
例えば<サイバー・フィッシュ><キャリアー・マンタレイ>といった打点1000の下級モンスターの横に、<サイボーグ・ナイル>を立てるだけで場の全てモンスターの攻撃力が1200もアップします。
2体立てば2400です。この数字は余りにも大きい。

サイボーグ・ドルフィン
希望の星その2。自分の場に水属性/魚族/レベル7以下のリチュアルモンスターがいると、相手フィールドのカードを手札に戻す効果を持ちます。
やっていることがレジェンドカードの<風帝ライザー>なのですが、いいのだろうか。
ともあれ本人の打点は低く、レベルも控えめなのでリチュアル召喚の素材にしにくいのが玉に瑕。

シュライン・リンコス
召喚ターンにデッキトップを2枚落とした後、墓地から好きなリチュアル魔法をセットできる希望の星その3。
効果を使ったターンは魚族以外で攻撃できないので、回収する儀式は基本的に<要塞クジラの誓い>か<ブルーフィン・オース>の二択になります。
落とした中から、ではなく、落としてから墓地にある儀式魔法を回収、なのが非常に有難いですね。
本人のレベルも4なので、すぐに<タイドライド・ブルーフィン>に繋げやすいのもグッドです。

この3枚の新規カードによって、魚族は攻撃力負けしたときの回答を得られましたが、また別の問題が発生します。

キーカードである<サイボーグ・ナイル><サイボーグ・ドルフィン>を墓地から回収できるカードがほぼないのです。

よって、デッキ構築で抑える点は2つ。
上記の2点を念頭に置いて組んだデッキがこちらになります。


デッキレシピ
魚族デッキ
プレイヤー:ななはね
エクストラデッキ
6


3.デッキの回し方
まず魚デッキの長所として、リチュアル召喚がしやすい点が挙げられます。
タイドライド・ブルーフィン>はレベル4なので<シュライン・リンコス>1枚で出せますし、この2枚の効果を使うと墓地にカードを多く送れます。

引き方次第なところもありますが、動き出せば1ターンで10枚以上墓地が肥える場面も多々ありました。
そうすると墓地に<サイボーグ・ナイル><サイボーグ・ドルフィン>が落ちやすくなるので、<天導聖の見継ぎ人>の蘇生先を準備しやすくなると判断。

出しやすいリチュアルモンスターがいるなら<希望のリーチェ>の3枚落とし、1枚回収も使いやすくなるので投入。
他にもキーパーツの素引きを狙いやすくするため、削れたデッキの再構築要員として、<プログレス・ポッター><貪欲な壺>パッケージを選択。
このデッキ、本当に墓地の肥え方がカオス・リチュアルと同速かやや下程度なので、案外モンスター5枚戻しが苦ではありません。


サイバー・フィッシュ>は正直、ドロー目的というよりはレベルが4であることが採用理由となっています。
コストにしたい下級も少ないので効果を有効活用できる場面は少ないのですが、魚族レベル4はこのカードと<シュライン・リンコス>しかいないので、リチュアルのためのレベルを確保しながら<タイドライド・ブルーフィン>の効果期待値を上げる、というのが意図です。

レジェンドモンスターはお馴染みの<カードガンナー>を選択。
最近のデッキはレジェンドに依存しなくともパワーが出せるので、パワーのあるレジェンドを入れるよりも、デッキのパワーを出せる状況を整えてくれるほうが重要です。
レジェンド罠は<激流葬>。
神風のバリア-エア・フォース->との選択になりますが、現環境においては召喚・特殊召喚に発動できる罠のほうが使い勝手がよいと判断しました。
一緒に採用している<エクスキューティー・ライディング!>とも地味に相性がよかったりします。
エクスキューティー・ライディング!>は<フィッシャーチャージ>で自分のモンスターゾーンが空きやすいので、<サイボーグ・ナイル>を呼び出しつつ、攻撃力デバフを相手につけるのが理想の動きですね。

理想展開は以下の通り。
  1. シュライン・リンコス>を召喚して<ブルーフィン・オース>を回収。
  2. シュライン・リンコス>を素材に<ブルーフィン・オース>で<タイドライド・ブルーフィン>をリチュアル召喚。
  3. タイドライド・ブルーフィン>の効果を起動して罠のケアをしつつ、下級モンスターを追加召喚して<天導聖の見継ぎ人>を召喚。
  4. 天導聖の見継ぎ人>で墓地の<サイボーグ・ナイル>を特殊召喚。
  5. 要塞クジラの誓い>で<天導聖の見継ぎ人>を素材に<要塞クジラ>をリチュアル召喚。
となります。この一連の動きを手札5枚の中からやると残り1枚。
要塞クジラの誓い>を事前にセットしていたり、3で追加召喚した下級が<希望のリーチェ>で、リチュアルモンスターを戻した効果起動ができれば手札リソースの温存、追加が可能となっています。

注意する点としては<ブルーフィン・オース>の発動条件が「特殊召喚をしていないターン」であること。
つまり<タイドライド・ブルーフィン>の連続リチュアル召喚はできず、<天導聖の見継ぎ人>の効果起動後や<要塞クジラ>のリチュアル召喚後には使えなくなる点です。
ドローを回す中でリチュアル召喚が必要な場面はないはずなので、念頭に入れてプレイすれば問題は起きないとは思う制約です。


4.最後に
長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。
組み上げてテストプレイを何度かしましたが、まだ足りないなというのが正直な感想です。
この2点を解決できるような新規カードが登場すれば間違いなく化けるので、魚族のパーツを集めておいて損はないでしょう。

完全な余談ですが<要塞クジラ>のシークレットレアの光り方、めっちゃいいので3枚揃えちゃいました。
青系統のキラっと光ってるカード、好きなんですよね。どうでもいいか。


それでは失礼致しました。
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