遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.01.27
Byカマクラル

ドラゴンフュージョン【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新弾レビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
デッキ改造パック 強襲のダブルスター!!新弾カードレビュー【カマクラル】
大幅なフュージョン強化に加え、エクスキューティーや戦士族にも新カードが登場しました!
特に新テーマである蒼救は、デッキから<フュージョン>を掘りに行く能力に優れており、早期ターンからのフュージョン召喚を実現させます!
その他にも注目カードが多数収録されておりますので、是非とも考察記事をチェックしてみてください!
さて、今回は強襲のダブルスター!のパッケージにも起用され、目玉となった<ザ☆ドラギアスター>を切り札にしたドラゴンデッキをご紹介いたします!
大量のサポートカードにより、思ったより簡単にフィールドに出すことができます!
最上級モンスターがフィールドに並ぶ姿はまさに圧巻ですね!
圧倒的な攻撃力で相手をねじ伏せましょう!
是非とも最後までお付き合いください!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ドラゴンフュージョンデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計25枚
魔法
計14枚
2.デッキコンセプト
「ザ☆ドラギアス!ザ☆ドラギアス!!」です!高攻撃力のモンスターを展開しながら盤面優位を保っていき、最後は<ブラック・ホール>か<ドラゴニック・プレッシャー>で場を一掃してからの超展開でライフを奪い取るデッキです!
下級モンスターは強力な墓地肥やし性能を誇る2種類のモンスターを採用し、早期ターンからコンボの条件を満たしていきます。
また、デッキを掘ってばかりですとデッキ切れで負けるケースもあったため、<ダブルツイン・ドラゴン>でデッキを回復させつつ、<ミラーリング・ワイバーン>を使い回すことで長期戦にも対応させました!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【上級モンスター】17枚
青眼の白龍...1枚
遊戯王のことを知らない方でも、一度はその名を聞いたことがあるレベルだと思います!
未だに通常モンスターで、このカードの攻撃力を超えるモンスターが出ていませんし、今後も出ることは無いでしょう。
名実ともに伝説のカードですが、このデッキにおいてもエースアタッカーとして活躍します!
<ミラーリング・ワイバーン>や<パラレルバース・ゲート>で何度も特殊召喚し、相手を蹂躙していきましょう!
ザ☆ドラギアス...3枚
<潜入開始>が制限カードに指定されたため、以前程のパワーはありませんが、それでもレジェンドカードである<ブラック・マジシャン>に匹敵する強さを誇ります!
また、<ザ☆ドラギアスター>のフュージョン素材ということに加え、ドラゴン族という優遇されたテーマなので、サポートカードが豊富です!
単純に場に出して攻めても良し、フュージョンしても良しなので本当に強いです!
絶対に3積み必須のカードです!
アタック・ボルケーノ・ドラゴン...1枚
攻撃力はやや心許ないですが、環境分布の多いエクスキューティーに対しては十分な打点です。
また、炎属性なので<業火の結界像>の効果を受けない点も高評価です!
ただし、枠の兼ね合いから1枚の採用に留めました。
碧牙の爆速竜...2枚
通常モンスターと比べると特殊召喚のサポートがないため、アドバンス召喚で出すしかありません。
噛み合いが必要なカードのため、2枚の採用に留めました。
ただ、<フェニックス・ドラゴン>の効果で墓地から回収できるため、2枚でもそこまで気にならない感じです。
【上級モンスター】3枚
ミラーリング・ワイバーン...3枚
デッキをドラゴン族で縛る必要はあるものの、このカードがノーマルなのかと疑いたくなるくらい強い効果を持っています!
最近は本当にインフレが進みましたね。
<フェニックス・ドラゴン>で墓地からこのカードを引っ張ってくるだけで、すぐに盤面展開できるため、ある意味ドラゴン族版の<火雷神サンダーボールド>ですね!
絶対3積み確定です!
【下級モンスター】15枚
ライトウェーブ・ドラゴン...3枚
シンプルに墓地肥やし要員としても優秀ですね!
逆に先攻1ターン目には効果が使えませんが、それを差し引いても強力なカードには変わりません。
3積み必須です!
ダブルツイン・ドラゴン...3枚
このカードの効果で同名カードをデッキに戻すことで、デッキ切れの抑止になるので強力ですね!
2体分のリリースに使える効果も強力ですが、<ミラーリング・ワイバーン>の使い回しが一番のポイントかもしれません!
採用モンスターがハイドラゴン族とドラゴン族のみなので、デメリットも無いに等しいですね。
使い勝手の良い下級モンスターなので3枚採用です!
ザ☆クローン...3枚
効果発動に種族縛りはあるものの、手札から捨てるカードの指定が無い点が強いですね!
ハイドラゴン族とドラゴン族のみを採用したこのデッキであれば、効果発動できない場面はありません。
後半の効果は<ザ☆コピー>と<バック・トゥ・ザ☆フュージョン>を採用する枠が無かったために見送りました。
強力なドローサポートなので3枚必須です!
フェニックス・ドラゴン>...3枚
他種族にも類似効果を持つモンスターが出てきていますが、発動タイミングも広く、手札コストを墓地に送れる汎用性の高さはこのカードがトップでしょう!
主な回収先は<ミラーリング・ワイバーン>になると思いますが、状況に応じて<碧牙の爆速竜>を回収するのも良いでしょう。
こちらも絶対3枚フル投入です!
二呪葬の竜...3枚
強力な墓地肥やし性能に加えて、オマケのライフポイント回復も優秀です!
ライフはあり過ぎて困ることはありませんからね!
ステータスは低いため、効果発動後はリリース要員として使えるタイミングで出した方がいいでしょう。
こちらも3枚フル投入しました。
【魔法】14枚
七宝船...3枚
<トラディショナル・タックス>という裏目はありますが、相手の伏せカードの無いタイミングで打てばノーリスクです!
いざとなれば下級モンスターを捨てて1ドローに賭けることもできます!
コンボのスピードを上げる上でも欠かせませんので、3枚採用しました!
火竜の熱閃...3枚
デッキの約60%がドラゴン族モンスターなので、発動タイミングには困りません。
ただし、弾数は限られているため、むやみやたらに打たず、ここぞという場面で打つようにしましょう!
<シードラゴン・ナイト>など使い回せるバック破壊モンスターが居ないため、使うタイミングが重要です。
パラレルバース・ゲート...2枚
パワー的には3枚欲しいと感じますが、蘇生対象や発動タイミングがやや限定的であり、<ミラーリング・ワイバーン>で事足りるケースもありました。
盤面展開しているタイミングで重ねて引いても弱いため、2枚の採用に留めました。
フュージョン...1枚
フュージョン自体が事故要因になってしまうことに加え、打つタイミングも限定的です。
オーバーキルな感も否めないのですが、<ミラーリング・ワイバーン>から<ザ☆ドラギアス>を特殊召喚して<フュージョン>発動、<ザ☆ドラギアスター>の効果で<ザ☆ドラギアス>2体を特殊召喚して8300ダメージ1キルを決めるには必要なカードなので、1枚のみ採用しました。
天の選別...1枚
<激流葬>や<亜竜地獄>のことを考慮すると<ゴースト・サイクロン>や<ハンマークラッシュ>の方がいいかとも思いましたが、環境における罠の採用率や発動タイミング、コストの兼ね合いからこちらを採用しました。
ドラゴニック・プレッシャー...1枚
もともと1回使えればゲームエンドなのと、<ブラック・ホール>も採用しているため、無理に複数枚積む必要はないと判断しました。
<シードラゴン・ナイト>の効果で場に伏せたこのカードが破壊されない点もポイント高いです。
魔法石の採掘...1枚
ただ、汎用性が高いため、盤面の状況に合わせて必要なカードを引っ張ってくるのも良いですね!
手札コストが重たいため、無闇には打たずに場に伏せておくのが良いと思います。
<シードラゴン・ナイト>に割られないように1枚のみの採用です。
潜入開始...1枚
制限カードになった今でも、その強さは現役です!
レベル7通常モンスターを使うデッキであれば、入れない理由を探す方が難しいカード!
絶対に採用です!
ブラック・ホール...1枚
<潜入開始>同様、こちらも入れない理由を探す方が難しいですね。
余程の理由がない限りは、レジェンドカードの魔法枠はこのカードから動かないでしょう。
【罠】1枚
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
自分フィールドのモンスターを残しつつ、相手フィールドの攻撃表示モンスターを全滅させるという、とんでもないパワーカード!
御多分に洩れず、このデッキもこのカードを採用しました!
【エクストラ】3枚
ザ☆ドラギアスター...3枚
無理に場に出すというよりは、切り札としてとっておくくらいの気持ちでいた方がいいと思います。
理想のムーブとしては
- <ブラック・ホール>or<ドラゴニック・プレッシャー>発動で場のモンスターを全破壊。
- <ミラーリング・ワイバーン>の効果で墓地の<ザ☆ドラギアス>を特殊召喚。
- フュージョン!<ザ☆ドラギアスター>!
- <ザ☆ドラギアスター>の効果で墓地の<ザ☆ドラギアス>2体を特殊召喚。
- 3体の直接攻撃で合計8300を削り取る!
4.各デッキとの相性
ドラゴンフュージョンは展開デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(パラレルオーダー、風サイキックなど) 相性:○有利
デッキに<フュージョン>が採用されているため、コンボデッキなのではないかと感じる方もいると思います。ただし、今回の構築では展開によって相手を制圧するコンセプトのため、展開デッキに分類しました。
展開デッキ同士の対戦では、展開のスピードと質が求められます。
パラレルオーダーや風サイキックと比較すると、<ドラゴニック・プレッシャー>と<ミラーリング・ワイバーン>の存在から、パワーもスピードもこのデッキの方が上だと思います。
そのため、こちらが有利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など)相性:○やや有利
罠対策で<火竜の熱閃>、<天の選別>を積んでいるため、罠に対して無防備ではありません。もちろん、都合よく毎回バック割りカードを引ける訳ではないですが、もともとパワーは高いため、最上級モンスターを盤面に並べるだけでも相手の攻撃の抑止となります。
そのため、バック割りカードを引くまで待ち、安全に攻撃を通すということもできます!
多少のプレイングが伴いますが、パワーが高い分、こちらがやや有利と判断しました。
コンボデッキ(フュージョン、マキシマムなど)相性:△五分
大抵のコンボデッキであれば、パワーとスピードで戦えますが、焔魔はマキシマム召喚を成立されると厳しいです。メインデッキで魔法・罠破壊耐性持ちの4000打点を突破する方法が無いため、ほぼ詰みの状態です。
唯一の破壊方法は<ライトウェーブ・ドラゴン>の効果を2回発動して、<碧牙の爆速竜>の効果で破壊することですが、現実的にこのコンボが決まることは少ないでしょう。
それであれば、デッキ切れを狙う方がまだ現実的かもしれません。
ただし、<エクスキューティー・フラーメ>の登場から、マキシマムデッキを握る方の割合は減ると思います。
それに加えて、そうそう都合よく早期ターンからマキシマムモンスターが揃うことも少ないです。
これらの要素を加味すると、わざわざメインから対コンボデッキに寄せる必要はないと思います。
勝敗は引きによる部分も大きいため、五分と判断しました。
5.最後に
もともと強かったドラゴン族に多数のサポートカードが登場したことで、一気に環境クラスのパワーデッキに仕上がったと思います!テクニカルなエクスキューティーデッキがTier1なのは変わらないかもしれませんが、豪快なデッキが好きな方にはオススメです!
また、もっとフュージョンに寄せたタイプや、逆にフュージョンを抜いてしまうバージョンにもアレンジできるようになっておりますので、ご自身でしっくり来るレシピを模索してみてはいかがでしょうか。
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
- Twitter @yugiohbar
- youtube マンゾクテクニカルチャンネル
- 遊戯王ラッシュデュエル専門Discord
- 個人ブログ こちカマ(こちらカマクラルのラッシュデュエル派出所)
posted 2023.01.25
こんにちは、遊々亭@遊戯王ラッシュデュエル担当です!
今回は12/16から 12/31までの販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
12/16 - 12/31 販売ランキング
第10位
![]() | 第10位 |
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<ブラック・ホール> | |
【条件】なし 【効果】お互いのフィールドのモンスターを全て破壊する。 |
第9位
![]() | 第9位 |
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<エクスキューティー・スクランブル!> | |
【条件】なし 【効果】自分の手札または自分の墓地のモンスター(レベル6/守備力500)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。このターン、自分はモンスター(レベル7以上)で攻撃できない。 |
第8位
![]() | 第8位 |
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<サイバー・ドラゴン> | |
相手フィールドにのみモンスターがいる場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 【条件】なし 【効果】なし |
第7位
![]() | 第7位 |
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<終焔魔神ディスペラシオン> | |
「終焔魔神ディスペラシオン[L]」「終焔魔神ディスペラシオン[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。 【条件】手札のマキシマムモンスター2体を墓地へ送って発動できる。 【効果】相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。このカードがマキシマムモードの場合、さらに自分は2枚ドローする。 |
第6位
![]() | 第6位 |
---|---|
<終焔魔神ディスペラシオン[L]> | |
【条件】なし 【永続効果】このカードは相手の罠カードの効果では破壊されない。このカードがマキシマムモードの場合、さらにこのカードは相手の魔法カードの効果では破壊されない。 |
第5位
![]() | 第5位 |
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<終焔魔神ディスペラシオン[R]> | |
【条件】なし 【永続効果】お互いは手札・墓地からモンスター(レベル7)を特殊召喚できない。このカードがマキシマムモードの場合、さらに相手は手札のモンスターをセットできない。 |
第4位
![]() | 第4位 |
---|---|
<パラレルバース・ゲート> | |
【条件】なし 【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。自分の手札が0枚の場合、さらに自分の墓地の通常モンスターを2体まで選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 |
第3位
![]() | 第3位 |
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<エクスキューティー・レイア> | |
自分フィールドに表側表示モンスター(レベル6/守備力500)がいる場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 【条件】なし 【永続効果】お互いのフィールドの表側表示モンスター(レベル7以上)の攻撃力・守備力は300ダウンする。 |
第2位
![]() | 第2位 |
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<エクスキューティー・リュミエル> | |
自分フィールドにモンスターがいない場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 【条件】なし 【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル6)1体と相手フィールドの表側表示モンスター(レベル7・8)1体を選んで持ち主のデッキに戻す。このターン、自分はモンスター(レベル7以上)で攻撃できない。 |
第1位
![]() | 第1位 |
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<エクスキューティー・フローア> | |
【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。 【効果】自分の墓地のモンスター(水属性以外/レベル6/守備力500)1体を選んで手札に加える。このターン、自分はモンスター(レベル7以上)で攻撃できない。 |
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2023.01.21
Byカマクラル

デッキ改造パック 強襲のダブルスター!!新弾カードレビュー【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
2023年1月21日(土)に「デッキ改造パック 強襲のダブルスター!!」が発売されました!
2023年一発目のパックにて、フュージョンテーマが強化されました!
フュージョンやマキシマムはロマンがあるものの、コンボが成立するまでのハードルが高く、あまり実戦向きではないと思っていました。
しかし、年が明けて新ルールとリミットレギュレーションが実装されたことで、展開デッキと罠型デッキのパワーがやや下がりました。
相対的にパワーアップしたコンボデッキに強化パーツが加わったことで、実戦においても力を発揮するデッキが出てくる可能性が高まりました!
また、新テーマである蒼救や、戦士族、ドラゴン族の強化カードも増えたことで、エクスキューティーやパラレルオーダーといった環境デッキに対抗できるデッキも増えそうです!
今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたしますので、是非とも最後までお付き合いください!
それでは早速どうぞ!
新弾カード考察
1.ザ☆ドラギアス
レベル7 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守1500
7つの超新星がガンマ線バーストしたドラゴン。その名も、ザ☆ドラギアス!ザ☆ドラギアス!!
待望のドラゴン族レベル7攻撃力2500通常モンスターです!
<潜入開始>の規制後なのでパワーはやや下がりましたが、<ドラゴニック・プレッシャー>を持つドラゴン族にとっては、間違いなくエースアタッカーとなるモンスターです!
<七宝船>、<潜入開始>、<パラレルバース・ゲート>、<ドラゴニック・プレッシャー>など複数のカード達に対応したスペックを誇ります。
エクスキューティーモンスター達を一掃する<正統なるバーストブレス>の発動条件を満たすカードでもあるため、エクスメタとしてドラゴンデッキが台頭してくる可能性がありますね!
是非とも3枚集めておきたいカードです!
2.ギルフォード・ザ・ライジング
レベル8 / 炎属性 / 戦士族 / 攻2500 / 守2200
このカードは特殊召喚できない。
【条件】このカードを召喚したターンに、自分の墓地のモンスター(戦士族)2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】このターン、このカードはモンスターに3回攻撃できる。
<連撃竜ドラギアス>を超える盤面除去性能を持った最上級モンスターが登場しました!
手札消費なく、相手フィールドの全てのモンスターに攻撃できるため、<魔将気流>と合わせることでエンドカードになり得ます!
しかも、他のモンスターに攻撃制限をかけることもないため、このカードで盤面を更地にした後で残りのモンスター2体でダイレクトアタックを決められます!
守備力も2200と高いため、守備表示でも突破されにくい点も高評価ですね!
このカードの登場で一気に戦士族のパワーが上がったため、戦士デッキを組んでみたいと思います!
3.蒼救の幻影 ドルクムーア
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 闇属性 / 天界戦士族 / 攻2900 / 守2500
「蒼救騎士 ダンクス」+「蒼救騎士 ダンクス」
【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示のカードは、相手の効果では破壊されない。
発売前に公式から情報開示されたのが約1週間前だったため、蒼救デッキに対する期待値は上がっていたと思います。
そんな中、レジェンドカードである<人造人間-サイコ・ショッカー>と同等以上の制圧能力を持ったフュージョンモンスターが登場し、度肝を抜かれました!
<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->といった採用率の高いお手軽万能除去を無に帰す効果を持ちます!
対処方法は戦闘破壊やバウンス、裏側守備表示にして効果を無効にした上で効果破壊となりますが、いずれも手間がかかることで、相手に高いハードルを強いることができます!
こんなモンスターが早いターンからポンポン出てきたら、もうどうしようもないですね。
先攻1ターン目で盤面制圧してくる遊戯王OCGを思い出す感じです。
蒼救は新環境デッキとして、今後も要注目ですね!
4.蒼救の照覧
通常魔法
【条件】手札のモンスター(戦士族または天使族)を合計2体相手に見せて発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカードを5枚めくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中から1枚を選んで手札に加える。その後、残りのカードは好きな順番でデッキの下に戻す。このターン、自分はモンスター(レベル8以下)で攻撃できず、相手は効果ダメージを受けない。
サーチカードが無いことで有名なラッシュデュエルにおいて、ついに登場した擬似サーチカードです!
発動条件はやや重たいものの、デッキの上から5枚めくって好きなカードを手札に加えるってかなり強くないですか!?
戦士族中心にデッキを組めば、発動条件はあってないようなものですし、手札に加えるカードに制限は無いため、レジェンドカードも引っ張ってこれます!
ただし、発動ターンはレベル8以下のモンスターで攻撃できず、効果ダメージも与えられなくなるため、蒼救のフュージョンデッキ以外ではやや使い勝手が悪いでしょう。
実質的なテーマ専用カードですが、普通はこのレベルのカードはありません。
構築難度は高いですが、ここまで優遇された蒼救デッキが環境トップに上り詰めてくるのかどうか、見ものですね!
5.トラディショナル・タックス
【条件】お互いのメインフェイズに相手がドローした時に発動できる。
【効果】相手の手札をランダムに2枚選んで墓地へ送る。
環境に多大な影響を与え得るカードが登場しました!
サーチの無いラッシュデュエルにおいては、手札の質を高めるため、ドローによって回転率、手数を増やすことが強い動きとされてきました。
このカードはそんな常識を根底から覆すカードです!
「テキストの短いカードは強い」という俗説がありますが、このカードはまさにそれを象徴していると言えるでしょう。
ただし、ドローカードが入っていないデッキ相手には全く機能しないカードとなります。
このカードの採用を見越してドローサポートを抜くか、相手がこのカードを採用していないと見越してドローサポートを入れるのかという構築段階での読み合いが始まりますね。
マッチ戦の場合もドローサポートをサイドインまたはサイドアウトするという駆け引きが発生します。
また、このカードの存在から、捨てられたくないモンスターカードや魔法・罠を先に場に出したり、捨てられることを見越して打たせ、<パラレルバース・ゲート>で返したりといったやりとりも発生しそうです。
上手く決まった際は実質ターンスキップにもなり得ますが、タイミングよく引けず、一度も発動できないまま魔法・罠ゾーンの枠を埋めることもあり得るため、考えなしに3枚積むカードではないかと思います。
ともあれ、マキシマムやフュージョンといったコンボデッキにはかなり有効ですし、存在自体が脅威のカードとなるため、3枚集めておくのが良いでしょう。
6.ギルフォード・ザ・ライトニング
レベル8 / 光属性 / 戦士族 / 攻2800 / 守1400
このカードはモンスター3体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。
【条件】モンスター3体をリリースしてこのカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
原作遊戯王のバトルシティ編にて、城之内が使った最強のモンスターです!
3体リリースというやや重ための条件ながら、相手フィールドのモンスターを全破壊する効果は超強力です!
表示形式やレベルに関係なく全破壊かつ、自分の盤面には攻撃力2800の最上級モンスターが残るため、場合によっては<ブラック・ホール>より強力です!
また、効果発動後の制約も無いため、フィールドのモンスターで総攻撃してライフを大幅に削ることも可能です!
ただし、罠破壊耐性は持っていないため、予めバックを破壊するか、<五家の加護>などで罠対策をしてから攻撃しましょう!
最低でも1枚は持っておきたいカードです!
最後に
2023年最初のデッキ改造パックは、強力なカードが目白押しで、かなりインフレが進んだなという印象です。フュージョン発売当初は環境デッキに勝てずに悔しい思いをしていましたが、今なら環境トップデッキとも渡り合えそうでワクワクします!
特に蒼救はどのカードを採用するかでデッキの方向性が大きく変わるため、デッキ構築の腕の見せどころですね!
どんどん変化していくラッシュデュエル環境を今後も楽しんでいきましょう!
これからも新カードを使ったテーマデッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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