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遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blog 【106ページ目】ブログトップ

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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2023.01.16

Byカマクラル


エクスキューティーデッキ【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。


前回はシン・サンメロの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

シン・サンメロ【カマクラル】

火雷神サンダーボールド>と<潜入開始>が制限カードになったことにより、パワーダウンしたものの、まだまだ環境屈指の展開力を誇ります!

業火の結界像>のメイン採用率にもよりますが、罠型デッキに対しては滅法強いので、活躍の余地はあるのではないでしょうか。


さて、そんなリミットレギュレーションを横目に、全く影響を受けなかった環境デッキがエクスキューティーデッキです!

昨年末発売のオーバーラッシュパックに収録されたテーマながら、その安定感と汎用性の高さから、既に環境を席巻しています!

あまりに高いシェア率から、メインからエクスキューティーをメタったデッキを持ち込むプレイヤーも出るくらい、今期の大本命です!

先日の公認大会でも、このデッキを使って優勝することができました!

また、これからTSUTAYA関東No.1決定戦やエリアナンバー1決定戦がスタートします!

大会で勝ち上がるために、エクスキューティーの知識は欠かせません。

また、出たばかりのテーマであるため、新弾発売後も環境から姿を消すことは無いでしょう。

エクスキューティーで大会に臨む方も、エクスキューティーを対策したい方も、是非とも最後までお付き合いください!


目次
  1. デッキレシピ
  2. デッキコンセプト
  3. メインデッキ解説
  4. 各デッキとの相性
  5. 最後に
それでは、早速観ていきましょう!


1.デッキレシピ
エクスキューティーデッキ
プレイヤー:カマクラル


2.デッキコンセプト
「ミラーにも強いエクス」です!

今期の勝率を上げるために、意識から外せないのが対エクスキューティーです。

最も当たるであろうデッキに対して、有利なカードをメインから採用するのは当然のことで、ここを読み違えると勝てる試合を落としてしまいます。

しかし、<監獄島アネ・ゴ・ロック>など、あまりにもエクスキューティー対策のカードを入れるのは、他のデッキに対して機能しにくいカードを積むことになるため得策ではありません。

また、自身もエクスキューティーを握るのであれば、<業火の結界像>は自分の行動も制限してしまいます。
自分で自分の首を絞めることになってしまいますので、尖ったカードは今回不採用にしました。

そのため、基本は全対面に対してまるい構築にし、<シードラゴン・ナイト>や<ハーディフェンス・ミッション>といった汎用性の高いメタカードを散りばめました。

それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


3.メインデッキ解説
【上級モンスター】17枚
エクスキューティー・リリウス...3枚
非常に緩い条件で特殊召喚することができます!
それなのに、レジェンドカードであるデーモンの召喚や<サイバティック・ワイバーン>に匹敵する攻撃力を誇るパワーカードです!
このデッキにはレベル7以上のモンスターが採用されていないため、実質のデメリットはゼロです!
リリース不要の2500打点が弱いわけがないですね!
絶対3枚フル投入です!

エクスキューティー・リュミエル...3枚
自分フィールドにモンスターが居ない場合に手札から特殊召喚できます!
展開の初動となる貴重な上級モンスターです!
また、デッキバウンス効果も非常に強力で、2体リリース+本体の3枚を消費して召喚された相手の最上級モンスターを簡単に除去することができます!
これはデッキバウンス効果なので、<天啓の監視者>のような破壊耐性持ちモンスターに対しても有効ですね!
また、エクスキューティーデッキであれば、コストとなるレベル6モンスターには事欠きません。
効果を使い終わった<エクスキューティー・プラウティ>などをコストに利用すると良いでしょう!
汎用性の高いパワーカードなので3積み確定です!

エクスキューティー・レイア...3枚
エクスキューティー・リリウス>のように、自分フィールドにレベル6モンスターが居る場合に特殊召喚することができます!
リリースなしで場に出せる展開要員として重宝しますね!
また、レベル7以上のモンスターの攻守を300下げる永続効果を持ちます!
このデッキにはレベル7以上のモンスターが存在しないため、相手だけが影響を受けることになりますね。
ミラーにおいては打点を下げる効果が活かされませんが、対パラレルオーダーなどの展開デッキ相手であれば、戦闘を優位に進めることができます!
エクスキューティーはパワーが低い分、手数で攻めるデッキです。
1ターンの間にどこまでフィールドを埋められるかが勝負となるため、手札消費を軽減するこのカードは3枚採用です!

エクスキューティー・フローア...3枚
状況に応じて、必要な墓地のエクスキューティーモンスターを手札に回収する汎用性の塊です!
召喚に使ったモンスター1体分の損失をすぐに補填できる点もかなり優秀ですね!
また、<エクスキューティー・プラウティ>や<エクスキューティー・ルーシー>の効果を使用した後、それをリリースしてこのカードを召喚することで、効果を使い回すことが可能です!
対応力を上げるためには欠かせないカードなので、当然3積みです!

エクスキューティー・プラウティ...3枚
手札のエクスキューティーモンスターを見せることで特殊召喚できます!
エクスキューティー・リュミエル>同様、こちらも初動になる上級モンスターです!
このデッキには17枚のエクスキューティーモンスターが採用されているため、コストに困ることはほとんど無いでしょう。
墓地を肥やしながら、ライフポイントを500回復する効果は地味に強力です!
ライフの総量は耐久力につながるため、自分のターンが回ってくる確率を上げることができます!
ラッシュデュエルはライフを競うゲームなので、回復カードがあること自体が有利に働きますね!
ただし、攻撃力1500と打点が低く、補助なしの<碧牙の爆速竜>でも効果破壊されてしまう点は注意しましょう。
上記のデメリットを補って余りあるメリットがあるため、もちろん3枚採用です!

エクスキューティー・ルーシー...1枚
戦闘を有利にする上で便利な効果ではありますが、墓地のリソースを削ってしまう点はマイナス評価です。
単体でアドを生みにくい効果であるため、1枚の採用に留めました。

エクスキューティー・ラム...1枚
手札のエクスキューティーモンスターを魔法・罠破壊カードに変換する効果を持ちます。
罠型デッキに対しては強力ですが、いささかコストが重たいため、1枚の採用に留めました。
ちなみにこのカードは炎属性なので、<業火の結界像>に引っかからない点は高評価です。

【下級モンスター】7枚
シードラゴン・ナイト...3枚
ミラー戦をはじめとする対罠型デッキで活躍するカードです!
伏せカードを確認して安全に攻撃を通せるようにするのはもちろん、長期戦になった場合はチェックしたカードを破壊することも可能です!
効果発動のコストに同名カードを選ぶことでデッキ切れも防げます!
また、水属性なので<アビス・ソルジャー>のコストにも使えます!
攻撃力も準アタッカークラスであり、厄介な<業火の結界像>も戦闘破壊が可能です!
非常に汎用性の高いモンスターなので、3枚フル投入しました!

スプリッター・スライム...3枚
全体的に打点の低いエクスキューティー達の戦闘をサポートしてくれる下級モンスターです!
次のターンのドロー枚数を増やすため、手札のエクスキューティーを無理矢理アドバンス召喚して手札を消費するプレイングがありますが、このカードを経由すれば無駄がないですね!
2500打点を並べられるとツラいという弱点を克服できるのは大きいです!
また、<アビス・ソルジャー>と相性が良く、追加効果で墓地の<アビス・ソルジャー>を特殊召喚することができます!
自身も水属性なので、手札コストとして活用できる点も優秀ですね!
特に対マキシマム戦において、マキシマムモンスターの突破方法は主に<アビス・ソルジャー>によるバウンスとなるため、墓地の<アビス・ソルジャー>を嵩増しできるのは大きいです!
シードラゴン・ナイト>同様、汎用性の高いモンスターなので3枚採用しました。

アビス・ソルジャー...1枚
数あるレジェンドカードのモンスターの中でもトップクラスの汎用性を誇るカードです!
レベル4ながら上級モンスターに匹敵する攻撃力を持ち、手札の水属性を墓地に送ることでフィールドのカードを何でも1枚手札に戻すことができます!
マキシマムモンスター含む最上級モンスターの除去としても使えますし、相手の魔法・罠カードを戻すことで露払いとしても役立ちます!
一応、自分フィールドのカードも戻すことができますが、今のところ使う機会はほぼないでしょう。
このカードのために水属性モンスターを10枚採用しました。
そのため、墓地からデッキに戻すモンスターは水属性を優先するようにしましょう。

【魔法】10枚
エクスキューティー・スクランブル!...3枚
エクスキューティー専用の<潜入開始>のようなカードです!
手札または墓地から特殊召喚するため、展開の初動となるカードですね!
魔法カードである点を活かし、場に伏せておいて、適切なタイミングで発動することもできます!
ドローの内容にムラのあるラッシュデュエルにおいて、後続確保できる魔法カードはとても貴重です!
このカードの存在が安定感向上につながっているのは間違いありません!
次のリミットレギュレーションでこのカードが規制される可能性は高いですが、今は無制限なので、当然3積み確定です!

サタニウスの宝珠...3枚
七宝船>と違って発動条件がやや重いため、調整の段階では枚数を減らしていましたが、思い直して3枚にしました。
新ルールにおいては複数のレジェンドカードを引き込んだ方が明らかに有利なため、やはりドローカードは欠かせませんでした!
手札でダブついたモンスターカードをコストに使い、罠を引き込みにいく動きはやはり強かったです!
マッチ戦においてはサイドインしたメタカードを引き込む役割もあるため、個人的に3枚必須です!

天の選別...2枚
同じ魔法・罠破壊カードである<ゴースト・サイクロン>と迷いましたが、今回はこちらを採用しました。
ゴースト・サイクロン>の利点としては、追加の1ドローが一番大きいのですが、実際に対戦してみると、序盤以外で追加1ドローを使える場面はほとんどなかったです。
また、こちらのフィールドにモンスターが残ることが多く、発動できない場面も多々ありました。
こちらが展開できている際に、<聖なるバリア -ミラーフォース->をくらって全滅すると目も当てられないため、罠による反撃を防ぐために<天の選別>を打った方が強かったです。
場にモンスターさえ揃って居れば非常に使いやすいバック破壊カードですが、被って引くと弱く、状況を選ぶカードでもあるため2枚の採用に留めました。

エクスキューティー・スカウト!...1枚
発売当初は個人的に評価がかなり高かったのですが、何回か使っていくうちに徐々に枚数が減っていき、全抜きした時期もありました。
2ドローはかなり魅力的なものの、発動コストの兼ね合いから、連続で打てるカードではないと考えたからです。
また、<シードラゴン・ナイト>のコストとバッティングしてしまう点もマイナスポイントでした。
しかし、長期戦になりがちなミラー戦においては、デュエル中一度でも手札6枚で攻めれたら相当有利になりますし、デッキ切れの防止にも役立ちます!
やはりエクスキューティーは手数の多さで攻めてなんぼですので、1枚だけでも十分な仕事をしてくれると判断しました。
今は1か0かのカードだと考えています。

ブラック・ホール...1枚
全体的にパワー低めなこのデッキにおいて、ライフカットの機会を与えてくれる貴重な全体除去カードです!
ドローや展開は他のカードで補えるため、レジェンドカードは除去にあてるのが得策だと判断しました。
焔魔や<超魔基地マグナム・オーバーベース>以外の相手に対して刺さらないことがないため、入れ得カードだと思います!

【罠】6枚
エクスキューティー・エマージェンシー!...3枚
発売当初は<エクスキューティー・キャッチ!>の方が評価が高かったのですが、やはり<ブラック・ホール>対策は必須と考え、こちらを優先するようになりました。
打てない場面がほとんどないことに加え、攻めにも守りにも使えるカードなので本当に優秀です!
今期は全体除去に対するカードを積めるかどうかがデッキの強さを決める基準になると考えているため、強気の3枚採用です!

エクスキューティー・キャッチ!...1枚
エクスキューティー専用の聖塔の危機です!
レベル制限もなく、召喚・特殊召喚の両方に対応しており、通常モンスターも裏側守備表示にすることができる点が上位互換と言えますね!
特に<潜入開始>に対しても使える点が高評価です!
ただし、単体でアドを稼ぐカードではないため、打ちどころが難しいです。
また、複数枚採用すると、<シードラゴン・ナイト>で割られてしまうため、1枚のみの採用に留めました。

ハーディフェンス・ミッション...1枚
エクスキューティー・リリウス>、<ギャラクティカ・オブリビオン>、<碧牙の爆速竜>といった環境デッキが採用するエースモンスター達と1:1交換することができます!
場にモンスターが必要なエクスキューティーの罠と違い、フィールドにモンスターが居ない状況でも打てる汎用性の高さが魅力的ですね!
碧牙の爆速竜>、<ブラック・ホール>、<ドラゴニック・プレッシャー>などの全体除去で場がガラ空きになると一気に負け濃厚となるところ、このカードのおかげでワンチャン生き延びることもあります!
焔魔デッキに対しては無力ながら、2500打点に弱いエクスキューティー達を守るカードとしてはかなり優秀ですので、<シードラゴン・ナイト>に割られない1枚の採用にしました。

聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
マキシマムデッキに対しても有効な魔法の筒と迷いましたが、ミラー戦においてはこちらの方が圧倒的に強かったため、魔法の筒はサイドに回し、こちらをメイン採用しました。
明らかにパワーが高過ぎるため、今後もこちらがメインで変わらない気がしますが、<漆黒の戦士 ワーウルフ>や<ミラージュ・ドラゴン>が流行るようなら激流葬も候補になりそうです。
また対戦時において、相手の罠レジェンドカードが判明しない限りは、常にこのカードを警戒する必要がありそうです。


4.各デッキとの相性
エクスキューティーは罠型デッキに分類されます。
それぞれの相性を見ていきましょう!

展開デッキ(パラレルオーダー、風サイキックなど) 相性:○有利
エクスキューティーはパワーが低く、2500打点を並べられるとツラいのですが、その弱点を克服するためにモンスター除去を大量に採用しています!
相手の攻撃にカウンターするかたちで罠を使って盤面破壊できますし、相手が罠を警戒して攻撃して来なくても、<エクスキューティー・リュミエル>や<アビス・ソルジャー>といったバウンスカードで盤面を返せるため、じわじわとライフを削っていくことはできます。
展開デッキに罠カードの採用が少ない分、後は<ブラック・ホール>を引き当てれば勝てるため、相性は有利と判断しました。

罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○やや有利
もともとミラー戦に寄せた構築にしている分、こちらの方が僅かに有利です!
罠型デッキは全体的にパワーが低めなので、1ターンの内にライフを取り切られることはあまりありません。
そのため、無理に攻め込まずに相手の罠を上手く使わせていくことを意識しましょう!

コンボデッキ(フュージョン、マキシマムなど) 相性:△五分
早期にマキシマム召喚を成立されると厳しいですが、大抵の場合は簡単には揃いません。
また、環境内の分布もそこまで多くないため、過度に意識する必要はないと思います。
序盤から少しずつライフを削っていき、<ブラック・ホール>から残りライフを取り切るのが必勝パターンです!
途中でマキシマム召喚が成立することもあると思いますが、守備でライフを守りながら、<アビス・ソルジャー>を引き込むまで耐えましょう。
先日の公認大会で<監獄島アネ・ゴ・ロック>入りの焔魔と対戦しましたが、マキシマム召喚されるも、<アビス・ソルジャー>と<スプリッター・スライム>のおかげでなんとか勝つことができました!
また、魔法・罠ゾーンを空けるために、魔法や罠は発動できるタイミングでガンガン使うのが良いと思います。
一番マズイのは、手札に魔法・罠が詰まってドロー枚数が減ってしまうことです。
解決札を引き込む確率を下げてしまうため、絶対に避けましょう。


5.最後に
前回ご紹介したシン・サンメロデッキと違い、リミットレギュレーションの影響を全く受けなかったテーマですので、しばらく環境トップの座に君臨し続けるでしょう。

今後発売されるパックで対策カードが登場したり、次回以降のリミットレギュレーションで規制される可能性が高いため、使えるうちに使っておくのが吉ですね!

これからも新ルール・リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!


posted 2023.01.09

Byカマクラル


シン・サンメロデッキ【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。


前回は新ルール・リミットレギュレーションの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
新ルール・リミットレギュレーション【カマクラル】

2023年から実装された新ルールとリミットレギュレーションによって、ラッシュデュエルの環境が大きく変わりました!

今まではレジェンドカードを引いた者勝ちだったのが、今後はそうとも言えなくなりました。

レジェンドカードをレジェンドカードで返されたり、複数枚のレジェンドカードを引く上振れもあれば、1枚も引けない下振れもあったりと、一戦ごとの引きムラも大きくなりました。

また、レジェンドカードに勝るとも劣らないパワーを誇る<潜入開始>にもメスが入り、レベル7軸の展開デッキのパワーが下がりました。

昨年の全国大会であるギャラクシーカップで猛威をふるった無限デッキバウンスのサンメロデッキが規制されたり、先攻1キルを可能にしたポッターループが規制されたりと、カードのやり取りを否定するようなコンボデッキも大幅にパワーダウンしました。

これだけ大きな変化があった中で、次はどんなデッキが流行るのか気になりますが、同時にサンメロデッキはもうオワコンなのかというのも気になりました。

そこで、今回は新ルール・リミットレギュレーション対応の「シン・サンメロ」デッキをご紹介いたします!

目次
  1. デッキレシピ
  2. デッキコンセプト
  3. メインデッキ解説
  4. 各デッキとの相性
  5. 最後に
それでは、早速観ていきましょう!


1.デッキレシピ
シン・サンメロデッキ
プレイヤー:カマクラル
魔法
8
3枚
1枚
1枚
1枚
1
1枚


2.デッキコンセプト
「デッキバウンスは健在!」です!

火雷神サンダーボールド>と<潜入開始>というキーカード2種類を規制されたサンメロデッキ。

しかし、空いた枠にレジェンドカードを入れることでパワーダウンを補い、まだまだ動けるデッキに仕上げました!

潜入開始>も元々上振れカードではあったため、最上級モンスターを召喚した後、<火雷神サンダーボールド>を召喚し、効果を使うことで最上級モンスターを3体並べることは可能です!

オーバーラッシュパック発売後はエクスキューティーとパラレルオーダーの分布が増えたため、<聖塔の危機>が刺さる環境ではなくなりました。

聖塔の危機>のメイン採用率が下がれば、最上級モンスターのアドバンス召喚が通りやすくなるため、このデッキには追い風ですね!

それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!


3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】10枚
ギャラクティカ・オブリビオン...1枚
最強のレベル7通常モンスターです!
何かしら理由がない限り、このカードより別のカードを優先することは無いと思います。
当然今回もステータス的に採用です!
火雷神サンダーボールド>デッキなので、種類をバラけさせるために1枚のみの採用です。

火麺上忍ダイアップ...1枚
業火の結界像の効果を受けないレベル7通常モンスターです!
守備力が低いため、<メテオ・チャージ>には弱いですが、このカードのおかげで展開できるシーンもあると思います。
攻撃力2500のモンスターであればどれを選んでも良いのですが、炎属性であることが僅かな優位性となり、このカードを選びました。

ハンディーレディ...1枚
サイキック族のレベル7通常モンスターです!
攻撃力は2500ラインに届きませんが、2400なら及第点でしょう。
ロマンス・ピック>の成功率を少しでも上げるために1枚採用しました。

CAN-Melo:D...2枚
サンメロループコンボの片割れです!
一度回り始めたら、表側のフィールド魔法を除く盤面のカードを全てデッキバウンスできます!
ただし、単体ではそれほど機能しないカードなので2枚の採用に留めました。

創世神...1枚
火雷神サンダーボールド>の穴を埋めるレジェンドカードです!
このカードも雷族なので、<センサー・ダックビル>のサルベージ効果を共有することができます!
ただし、<火雷神サンダーボールド>と違って、蘇生には手札コストが必要になりますので、計算してから展開しましょう!
CAN-Melo:D> の効果を使う度に手札が減っていきますので、手札が潤沢に無いとループは成立しません。

逆にこのカードの強みとしては、墓地に4種類以上のモンスターがいなくても、必ず墓地からモンスターを特殊召喚できるところです!
しかも、場に存在する限り何度でも効果を使えますので、守備力3000を活かしながら、他の最上級モンスターで攻めていきましょう!

火雷神サンダーボールド...1枚
無限デッキバウンスコンボのキーカードです!
リミットレギュレーションで規制をかけられる程のパワーカードですね!
コンボの成功率は下がったものの、それでも強力なことには変わりません!
絶対必須の1枚です!
将来的には緩和の可能性もあるため、3枚持っていても損は無いと思います。

雷闘騎トリガードラゴ...1枚
センサー・ダックビル>に対応した2500アタッカーです!墓地を肥やしつつ、自身の打点を300アップする効果は強力ですね!
これにより、一方的に大抵の最上級モンスターを戦闘破壊することができます!
また、相手の手札が0枚なら貫通効果が付与されます!
次のターンのドロー枚数を考慮すれば、手札を残さない方が強いため、相手に悩ましい2択を突きつけることができますね!
通常であれば、<連撃竜ドラギアス>が採用される枠かと思いますが、<センサー・ダックビル>を有効活用するためにも、こちらを採用しました。

闘奏のバンディージョ...1枚
マキシマムモンスターを戦闘破壊するために採用しました!
サイキック族なので<ロマンス・ピック>との相性も良いですし、<CAN:D>を回収することで1ターンに最上級モンスターを2体アドバンス召喚することができます!
これまでは<ビックリード・ドラゴン>が採用されていた枠ですが、打点とアドバンテージを考慮してこちらを採用しました。

碧牙の爆速竜...1枚
昨年末の記事でもご紹介した<ライトウェーブ・ドラゴン>との全破壊コンボが可能なモンスターです!
火雷神サンダーボールド>の特殊召喚効果を通すため、早期に墓地を肥やす必要があるのですが、<ライトウェーブ・ドラゴン>は強力な墓地肥やし性能を誇るため、効果がデッキの方向性と噛み合っています!
ただし、今回はあくまでもサンメロデッキなので、採用は1枚のみです。

【下級モンスター】21枚
CAN:D...3枚
主に<JAM:Pセット!>とのコンボ要員です!
CAN:D>をデッキトップに固定してから<ロマンス・ピック>の効果を使えば、100%効果を通すことができます!
また、<闘奏のバンディージョ>や<CAN-Melo:D>とも相性が良いため、低ステータスながらも使えない場面は少ないですね。
このデッキには3枚必須のカードです!

ライトウェーブ・ドラゴン...3枚
碧牙の爆速竜>とのお手軽全破壊コンボができる下級モンスターです!
仮にコンボが発動できなくとも、デッキトップから2枚の墓地肥やしができる点が強いため、サンメロデッキとは相性が良いです!
攻撃力も準アタッカークラスなので3枚採用しました!

プログレス・ポッター...3枚
相手の墓地のモンスターをデッキに戻しながら、1ドロー、場合によっては2ドローも狙える汎用性の高いモンスターです!
手札消費の激しいこのデッキにおいて、1ドローはかなり重宝します!
また、墓地を活用するカードが増えた昨今では、墓地のカードをデッキに戻す効果は活躍の場が広いですね!
同名カードが墓地にある方が強いため、もちろん3枚必須です!

センサー・ダックビル...3枚
状況に応じて、<創世神>、<火雷神サンダーボールド>、<雷闘騎トリガードラゴ>のいずれかを墓地から回収できる下級モンスターです!
フェニックス・ドラゴン>と違い、コストで墓地のカードは増やせませんが、それでもかなり強力な部類に入るカードですね。
コンボの安定感を高めてくれるカードなので、3枚フル投入確定です!

リズミカル・パフォーマー...3枚
相手の盤面に関係なく墓地を肥やせるサイキック族の下級モンスターです!
エクスキューティーやパラレルオーダーは魔法・罠カードの採用率が高いため、追加の1ドローが決まりやすいのも追い風になっています!
後述する<ロマンス・ピック>のバリューを上げるためにサイキック族は多いに越したことはないため、3枚フル投入しました!

ロマンス・ピック...3枚
条件はあるものの、墓地を肥やしながら、ワンチャン手札を増やせる優秀な下級モンスターです!
能動的にライフを減らす手段として、<アメイジング・ディーラー>や<闘奏のバンディージョ>、<激鱗解放>があります。
このデッキにサイキック族は16枚採用されており、デッキの4割がサイキック族です。
そのため、3枚墓地へ送ったうちの1枚はサイキック族であることが多く、追加効果の成功率は割と高めです!
このデッキにおいては絶対3枚必須のカード!

アメイジング・ディーラー...3枚
ドローを促進しながら、手札のバランスを整えるカードです!
このデッキには<プログレス・ポッター>や<シードラゴン・ナイト>を採用しているため、墓地のモンスターを減らして中盤以降も効果を使うことができます!
手札を入れ替えつつ、安定的に最上級モンスターを展開していく動きはかなり強いため、文句なしで3枚採用です!

【魔法】8枚
七宝船...3枚
9枚採用されているレベル7モンスターを2ドローに変換するドローサポートです!
これにより、早期に4種類のレベル7モンスターを墓地に貯め、<火雷神サンダーボールド>からの特殊召喚を狙っていきます!
デッキのバランス上、最上級モンスターの手札事故はつきものなので、少しでも安定感を高めるために3枚フル投入しました!

JAM:Pセット!...2枚
ロマンス・ピック>の効果を100%成功させるためのカードです!
発動コストとなるモンスターには<CAN:D>を採用しているため、状況に応じてデッキトップの固定バウンスまたはフィールドと墓地バウンスを選択できるのも強力ですね!
ただし、発動条件の兼ね合いから2枚の採用に留めました。

激鱗解放...1枚
手札のリソースは減るものの、一気に墓地を肥やせるカードとして1枚だけ採用しました。
また、序盤においては能動的にライフを減らせる手段であるため、早い段階で<ロマンス・ピック>の効果を使っていける点も高評価です!
2枚目はライフコスト的にもキツく、事故札になりかねないため、序盤に引けたらラッキーの1枚採用が丁度いいのではないかと思います。

潜入開始...1枚
リミットレギュレーションで規制された元最強の魔法カードです!
枚数が1枚に減ってしまったため、雑に打つことはできなくなりました。
ただし、カードパワーは相変わらず高いため、切り札として活用していきましょう!
個人的には返しの手段として温存しておくのが良いと思います。
タイミングを見て、ここぞという場面で勝負を決めにいきましょう!

貪欲な壺...1枚
プログレス・ポッター>のバリューを上げるレジェンドカードです!
他のデッキでは、レジェンドカードの魔法枠は圧倒的に<ブラック・ホール>が多いと思いますが、デッキ全体のパワーを底上げするためにこちらを採用しました。
このデッキにおいて、墓地のカードをコストにするカードは<プログレス・ポッター>とこのカードのみなので、墓地コストでケンカが起こることがありません。
サンメロデッキの展開力を活かし、手数で相手を圧倒していきましょう!

【罠】1枚
魔法の筒...1枚
今までは展開デッキに罠が採用されないケースも多かったですが、せっかくレジェンドカードを採用できるなら使わない手はないと判断し、レジェンドカード1枚のみの採用です。
このデッキのお守りカードとして、<聖なるバリア -ミラーフォース->も考えましたが、マキシマムデッキに対して無力な点が気になり、どのデッキに対してもパフォーマンスの落ちないカードとしてこちらを採用しました。
自分フィールドのモンスターを守りつつ、相手のライフカットも行えるため、お守りとしてはかなり優秀です!
マッチ戦の場合は、相手のデッキに合わせて他のレジェンドカードと入れ替えても良いでしょう。


4.各デッキとの相性
シン・サンメロは展開デッキに分類されます。
それぞれの相性を見ていきましょう!

展開デッキ(パラレルオーダー、風サイキックなど) 相性:○有利
セットカードの無限デッキバウンスがこのデッキの強みですが、展開デッキは罠の採用率が低いため、単純な殴り合いになりやすいです。
シンプルに展開力を競うのであれば、こちらはかなり展開力が強いため部があります。
攻撃力2500ラインを突破するためのカードも多く採用されている分、こちらが有利と判断しました。

罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
火雷神サンダーボールド>と<CAN-Melo:D>のコンボが最も輝く対面です!
聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>といった攻撃反応型の罠は、こちらが攻撃しない限りはくらうことがないため、ある程度プレイでケアできます。
ただし、<激流葬>や<エクスキューティー・キャッチ!>といった召喚反応型には弱いため、罠の踏み方は考える必要があります。
激流葬>は割り切りですが、<エクスキューティー・キャッチ!>や<落とし蓋>はフィールドにモンスターが残るため、囮のカードで罠を使わせた後、取っておいた本命を通しにいくかたちになると思います。
相手の伏せカードをなくして安全が確保できたら、一気に片をつけましょう!

コンボデッキ(フュージョン、マキシマムなど) 相性:○有利
マキシマム召喚成立で詰んでしまうデッキも多いですが、このデッキにはメインから<闘奏のバンディージョ>と<魔法の筒>を採用することで耐性を持たせています。
現環境で最も使われているマキシマムデッキは焔魔かと思いますが、魔法・罠の破壊耐性持ちなので、汎用全体破壊カードである<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->が効きません。
その点、打点で殴り倒せるカードが採用できているのは大きな強みです!
大抵の場合、マキシマム召喚成立までには時間がかかるため、こちらのコンボの準備が整う時間も取ることができます!
ただし、<終焔魔神ディスペラシオン[R]>はレベル7の特殊召喚を封じる効果を持つため注意が必要です。
闘奏のバンディージョ>は<ロマンス・ピック>の効果で手札に回収して温存しておきましょう!


5.最後に
リミットレギュレーションの影響をモロに受けたサンメロデッキですが、実際にはまだまだやれそうな感じがしますね!

新しいレベル7モンスターが登場する度に強くなるテーマなので、長いスパンで活躍できそうです!

4月のリミットレギュレーションでエクスキューティーに規制が入れば、また環境トップに返り咲くことも夢ではないかもしれません!

これからも新ルール・リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



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今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!


posted 2023.01.04

Byカマクラル


新ルール・リミットレギュレーション【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

新年明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い申し上げます!

2023年となり、新ルール・リミットレギュレーションが実装されました!

これにより、どのような影響が考えられるのか、今後のラッシュデュエルシーンがどのように変わっていくのか、カマクラルの予想を徹底解説いたします!
是非とも最後までお付き合いください!

目次
  1. 新ルール考察
  2. リミットレギュレーション考察
  3. 各デッキタイプへの影響
  4. 最後に
それでは、早速いきましょう!


1.新ルール考察
今までデッキに合計1枚しか入れられなかったレジェンドカードが、モンスター・魔法・罠カードでそれぞれ1枚ずつ採用できるようになりました!

これにより、各デッキのパワーが底上げされ、今までより派手なやり取りになることが予想されます!

また、レジェンドカードを引けるかどうかによるパワーのムラも大きくなります。

相手に3枚のレジェンドカードを使われたのに、自分は1枚も引けずに負けたというケースも出てくるでしょう。

そのため、レジェンドカードを引き込めるようなドローカードの重要性は高くなりそうです。

どのレジェンドカードを採用するか、プレイヤーの個性が出る部分ですが、新ルール実装初期は偏りそうな気がします。

モンスターは<人造人間-サイコ・ショッカー>、魔法は<ブラック・ホール>、罠は<聖なるバリア -ミラーフォース->といったレジェンドカードの中でも汎用性の高いパワーカードが選ばれるだろうと予測しています。

これも現状のカードプールの中では仕方のないことです。
レジェンドカード自体の強さに、あまりにも差があるからです。

そのため、本格的にレジェンドカードの採用がバラけるのは、3月発売予定のレジェンド覚醒パックからではないでしょうか。

まずは無難なパワーカードを試しておき、新ルールに慣れておくことが重要だと思います。

2.リミットレギュレーション考察
禁止カード:該当なし
ラッシュデュエルのリミットレギュレーション実装は初の試みなので、流石にいきなり禁止は無いと思います。
せっかく買ったカードが公式の大会で使えないとなれば、ユーザー離れにつながりかねません。
禁止にするならするなりの根拠と納得感が必要でしょう。
はじめは制限カード実装くらいで様子を見るのが妥当だと思います。
ちなみに、1999年に遊戯王OCGで初めてリミットレギュレーションが実装された時も、制限カード3種類でした。

また今後、採用率の高いレジェンドカードは指定される可能性があります。
それも下位互換が存在するカードが選ばれやすそうです。

具体的には<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->あたりでしょうか。

これらのカードが禁止になれば、一気に様々なレジェンドカードに光が当たりそうですね。

制限カード
1.ネクメイド・ナナ
効果モンスター
レベル5/ 光属性 / アンデット族 / 攻1100 / 守700
【条件】自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル7)1体を選んでデッキの下に戻し、自分は2枚ドローする。

一番の目的はポッターループを潰すためでしょう。
確率は低いものの、先攻ワンキルや後攻ワンキルを決めることのできるデッキです。
加えて、ループコンボなので1ターンに使う時間が長く、それが遅延行為にあたるかどうかがグレーゾーンとなります。
1ターンの制限時間が明確に示されていない以上、判定が難しいところです。
この問題の解決策として、コンボパーツに規制をかけて、そもそもコンボが成立しないようにされました。
遊戯王OCG同様、今後もループコンボが開発される度に規制が入ることでしょう。

2.火雷神サンダーボールド
効果モンスター
レベル7/ 炎属性 / 雷族 / 攻2300 / 守1900
【条件】このカードを召喚したターンに、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで300アップする。自分の墓地にカード名が異なるモンスター(レベル7)が4体以上いる場合、さらに自分の墓地のモンスター(レベル7)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。

第一回ギャラクシーカップで猛威をふるったデッキのキーカードです!
小学生以下の部と一般の部の両方で優勝したことはもちろん、上位入賞者の使用率も高かったため、規制の大義名分としては申し分ないでしょう。

しかし、既にギャラクシーカップからは数ヶ月が経過しており、カードプールも広くなっているため、現在はほとんど見かけません。
この規制に関しては、今更感がありますね。

3.潜入開始
通常魔法
【条件】なし
【効果】自分の手札または自分の墓地の通常モンスター(レベル7)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。このターン、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は700アップし、相手の罠カードの効果では破壊されない。

僕のデッキ紹介で、何度も取り上げてきた最強カードに規制が入りました!

ある種、レジェンドカードである<死者蘇生>の上位互換なところもあったため、ここはかけて然るべきだと思います。

これにより、サンメロはもちろん、パラレルオーダー、ドラゴン、機械などの展開デッキがパワーダウンしました。

とは言え、<魔法石の採掘>で使い回すことは未だに可能なので、デッキが潰れるほどのダメージは無いでしょう。

これはかなり妥当な規制だと思います。

準制限カード:該当なし
個人的にここが一番未知数です。
どういう基準でここに指定されるのか、前例が無いので分かりませんね。

また、レジェンドカードの緩和もあり得るのかも気になるところです。

今後、要注目のカテゴリーだと思います!

3.各デッキタイプへの影響
新ルールとリミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思います!

展開デッキ:ややパワーダウン
潜入開始>連打が使えなくなったため、上振れのパワーは下がりました。
しかし、それによってレベル7の通常モンスターを無理に投入しなくて良くなったため、構築の自由度は上がったようにも感じます。
また、<魔法石の採掘>で潜入開始を回収することは可能なため、影響はそこまで大きくなさそうです。
新ルールによって、<人造人間-サイコ・ショッカー>や<ミラージュ・ドラゴン>など罠を封じるモンスターを採用しやすくなったため、相手の妨害を受けずに攻撃が通りやすくなった点は追い風です。
これらの要因を考慮して、ややパワーダウンと判断しました。

罠型デッキ:ややパワーダウン
直接の規制はかからなかったため、デッキパワー自体は変わりません。
しかし、展開デッキのところで触れたとおり、罠の発動を妨害するレジェンドモンスターの採用が流行ると厳しいです。
罠に枠を割く分、展開デッキと比べるとパワーとスピードは下がります。
罠が使えないと相手の攻撃を捌けないため、巻き返しが困難になりますね。
デッキ分布によって評価が変わるため難しいですが、ややパワーダウンと判断しました。

コンボデッキ:変化なし
上記2種類に比べてデッキ分布も少ないため、フュージョンやマキシマムは規制が入りませんでした。
ただし、新ルールによる恩恵もあまりありません。
将来的には、今後発売予定のパックでフュージョン強化とマキシマム強化が確定しているため、これから盛り上がってくるテーマだと思います。
それを考慮すれば、変化なしではなくパワーアップかもしれません。
しかし、未判明カードが多過ぎる現状では評価しようがないため、変化なしと判断しました。

4.最後に
2023年一発目の記事はいかがでしたでしょうか。

1月後半には新弾発売もあり、新ルール・リミットレギュレーションと相まって環境がガラッと変わりそうですね!

まずは新ルールでのデュエルに慣れながら、新しいデッキを模索し続けていきたいと思います!

どんどん盛り上がっていくラッシュデュエル環境を今後も楽しんでいきましょう!

これからも新カードを使ったデッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
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今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!


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