遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.02.23
Byカマクラル

ヴォイドヴェルグ【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はTSUTAYA関東No.1決定戦デッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
TSUTAYA関東No.1決定戦デッキ【カマクラル】
決勝トーナメント2回戦敗退となりましたが、メインデッキからサイドデッキに至るまで、各カードの採用理由を解説しました!
エリアナンバー1決定戦の方も開催が終わったエリアが出てきており、上位入賞リストも出回っていますが、採用理由などは必ずしも情報開示されていません。
レシピをマネすることはできますが、採用カードの意図を汲み取れないと、本来の力は発揮できないと思います。
もちろん、エクスキューティーのデッキパワーの高さで勝てる試合もありますが、ミラー戦においてはデッキの理解度で勝敗が分かれる試合もあります。
3月の新弾発売後もエクスキューティーが環境から落ちることは考えにくいです。
得られる情報はとっておくことをオススメいたします!
さて、今回はヴォイドヴェルグデッキをご紹介いたします!
<エクスキューティー・フラーメ>などの派手なカードの陰に隠れていますが、<ヴォイドヴェルグ・カタフラクトス>の登場によって最上級モンスターを確保する手段が増えたため、デッキの格が一段上がった印象です!
もともとポテンシャルの高かったギャラクシー族ですが、アニメでもボスキャラが使うテーマなので将来性もあります!
最強の魔法カードである<ブラック・ホール>を使い回すこともできるため、パワーも高いですね!
是非とも最後までお付き合いください!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ヴォイドヴェルグデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
2.デッキコンセプト
「モンスター全破壊」です!<堕天使ゼラート>、<ブラック・ホール>、<聖なるバリア -ミラーフォース->という3種のレジェンドカードは全てモンスターを全破壊する効果で揃えました!
ほぼ闇属性で統一したモンスター達によって、<堕天使ゼラート>はかなり使いやすくなっています。
また、<ブラック・ホール>を回収する<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>によって何度もライフを取りにいくことができます!
<聖なるバリア -ミラーフォース->はタイミングを選ばず強いカードなので採用しました!
これらのモンスター全破壊カードで豪快に勝つデッキです!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】7枚
グレイストーム・レヴェリー...3枚
<コスモ・プレデクター>の効果で墓地からこのカードを回収し、そのままコスモプレデクターをリリースに使うことで手札の損失なく2500打点を場に用意できます!
さらに、条件を満たせれば3000打点の2回攻撃なので、相手の盤面を壊滅させながらライフを取りにいける点も優秀です!
強力なカードなので3枚採用しました。
ヴォイドヴェルグ・レクイエム...3枚
<コスモ・プレデクター>と<ヴォイドヴェルグ・カタフラクトス>からの回収にも対応していますので、場に出せる機会は多そうです!
盤面返しやライフカットに役立つため3枚採用しました。
堕天使ゼラート...1枚
デッキのほとんどのモンスターを闇属性で統一しているため、リリース要員や手札コストには事欠きません!
特に効果発動後、手札に戻った<邪影ダーク・ルーカー>を手札コストに使えれば無駄がありませんね!
シナジーが強いので文句なしの採用です!
【下級モンスター】21枚
ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー...3枚
下級の通常モンスターの中では最高打点を誇ります!
最上級モンスターの横に並べることでセットされた下級モンスターを倒したり、ダイレクトアタックでライフを削りましょう!
もちろん3枚採用です!
バーストレイ・ガンマン...3枚
手札の<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>を見せて効果を発動し、そのままこのカードをリリースしてしまえば無駄がありません!
闇属性のギャラクシー族に強い下級モンスターが少ないため、消去法で採用しています。
ヴォイドヴェルグ・カタフラクトス...3枚
ただし、<フェニックス・ドラゴン>や<センサー・ダックビル>のような確定回収ではないため、注意は必要です。
このカードのおかげで最上級モンスターを場に出せないターンが減りますので、絶対3枚採用すべきカードです!
ヴォイドヴェルグ・グロビュール>...3枚
ダブルコストになれる効果は強力ですが、墓地リソースを削ってしまうので注意が必要です。
しかし、このデッキにおいては<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>3枚のみが対象となるため、効果の発動機会はそこまで無いと思います。
フュージョン素材が多いに越したことはないため、3枚採用としました。
メテオラーヴァ...3枚
同じく墓地を肥やす効果を持つスター・トライオと採用を迷いましたが、自身が闇属性ギャラクシー族である点を優先し、今回はこちらを採用しました。
コスモ・プレデクター...3枚
タイミングによっては<フェニックス・ドラゴン>の上位互換になるため、パワーの高さを評価して3枚採用しました!
ダーク・プロフェット...3枚
このカード自身がヴォイドヴェルグのフュージョンモンスターの素材となっているため、フュージョンに必要なパーツが2枚揃うことになります。
<ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー>か<ヴォイドヴェルグ・グロビュール>を引ければすぐさまフュージョン召喚につなげられるため、比較的容易にフュージョン召喚を成立することができます!
コストで墓地のフュージョンモンスターを戻すことで、フュージョン先が枯渇することも防げますね!
ステータスは低いものの、3積み必須です!
【魔法】10枚
フュージョン...3枚
トレード・イン...3枚
手札事故を軽減しつつ、デッキの回転率を上げるために3枚採用しました。
ユニヴァーストーム...3枚
このデッキのモンスターはほぼ全てギャラクシー族なので、発動条件は簡単に満たせます!
<ブラック・ホール>で盤面を消した後に罠で返されてしまわないように3枚採用しました!
魔法石の採掘...1枚
手札コストが重く、連発できるカードではないため、<シードラゴン・ナイト>対策も考慮して1枚の採用にとどめています。
ブラック・ホール...1枚
【罠】1枚
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
自分フィールドのモンスターを1ターン守ることで、アドバンス召喚やフュージョン召喚につなげやすくなります!
罠カードを採用しすぎるとパワーと回転率が下がるため、罠はこれ1枚のみという強気の構築にしました!
【エクストラ】6枚
ヴォイドヴェルグ・アポカリプス...3枚
フュージョン素材が下級モンスター同士であることに加え、<ダーク・プロフェット>1枚で必要パーツ2枚を揃えてくれるため、思ったより簡単にフュージョンできる印象です。
特に効果破壊耐性持ちのこのカードが攻撃する際は、<聖なるバリア -ミラーフォース->をはじめとする攻撃反応の破壊罠を無効化できるため便利です!
攻めの要として3枚必須です!
ヴォイドヴェルグ・プロトスター...3枚
強固な守備力を誇るため、場残りが良く、毎ターン効果を発動してアドバンテージの差をつけられます!
<ダーク・プロフェット>を手札に戻すことで連続フュージョンや再フュージョンも狙いやすくなるため3枚採用しました!
4.各デッキとの相性
ヴォイドヴェルグはコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、ギャラクシーなど) 相性:×不利
このデッキは比較的スロースタートであることに加え、防御札も<聖なるバリア -ミラーフォース->しかありません。そのため、早期ターンにフュージョン召喚が決まらなかった場合はペースを奪われてしまいます。
また、<ドラゴニック・プレッシャー>のような相手ターンでの全体除去にも弱いです。
そのため、相性は不利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○やや有利
展開デッキと比べると、罠型デッキの方がテンポが遅めです。そのため、こちらのフュージョン召喚が成立する確率は上がります!
<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>は<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>を無力化できますし、<ヴォイドヴェルグ・プロトスター>はノーコストで毎ターン後続確保と盤面強化ができるため、こちらが非常に有利です!
しかし、デッキの完成度やカード単体のパワーを比べると、エクスキューティーや竜魔の方が上でしょう。
そのため、相性はやや有利と判断しました。
コンボデッキ(蒼救、焔魔など) 相性:〇有利
相手にマキシマム召喚を成立されたとしても、<堕天使ゼラート>の破壊効果で対抗できます!ただし、<堕天使ゼラート>を使い回す方法が無いため、返しは一発限りである点に注意しましょう!
<終焔魔神ディスペラシオン>以外のモンスターであれば、<ブラック・ホール>を複数回使って何度も全体除去が可能です!
そのため、相性は有利と判断しました。
5.最後に
蒼救ほどの制圧力は無いものの、何回も全体破壊できるカードが多い点が魅力です!スターキャットに比べるとスピードは遅めですが、その分コントロール力と粘り強さがありまくね!
フュージョン強化と一口に言っても、色々なバリエーションがあって面白いです!
闇属性ギャラクシーは将来性があるため、今のうちから揃えておくのも良いですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.02.22
こんにちは、遊々亭@遊戯王ラッシュデュエル担当です!
今回は1/16から 1/31までの販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
1/16 - 1/31 販売ランキング
第10位
![]() | 第10位 |
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<蒼救騎士 シエーラ> | |
【条件】EXデッキのカード名が異なるモンスター(天界戦士族)を5体まで相手に見せて発動できる。 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで、[この効果の条件で見せたモンスターの数]×200ダウンする。このターン、自分はモンスター(天界戦士族・戦士族・天使族)でしか攻撃できない。 |
第9位
![]() | 第9位 |
---|---|
<アストロバイオ・ドレイク> | |
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。 【効果】自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。このターン、自分はフュージョンモンスターでしか直接攻撃できない。 |
第8位
![]() | 第8位 |
---|---|
<蒼救天使 ルーア> | |
【条件】手札のモンスター(戦士族)1体を相手に見せて発動できる。 【効果】このカードのカード名はこのターン、「蒼救天使 ソレイル」になる。その後、自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。さらに自分はこの効果で墓地へ送られたカードの中から「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。 |
第7位
![]() | 第7位 |
---|---|
<ステマジック> | |
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】自分は1枚ドローする。この効果の条件で魔法カードを墓地へ送り、自分のLPが1000以下の場合、さらに自分は1枚ドローする。 |
第6位
![]() | 第6位 |
---|---|
<アルケミカライズ・サラマンドラ> | |
「ケミカライズ・サラマンダー」+「SPアシスタント・アーチ」 【条件】このカードを特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。 【効果】お互いのフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。その後、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力をターン終了時まで、[この効果で破壊した魔法カードの数]×1000ダウンできる。 |
第5位
![]() | 第5位 |
---|---|
<ヴォイドヴェルグ・カタフラクトス> | |
【条件】このカードを召喚したターンに、自分フィールドにこのカード以外の表側表示モンスター(闇属性)がいる場合に発動できる。 【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。この効果でモンスターが墓地へ送られた場合、さらに自分の墓地のモンスター(レベル8/ギャラクシー族)1体を選んで手札に加える事ができる。 |
第4位
![]() | 第4位 |
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<レイ・ドラゴン> | |
【条件】なし 【効果】なし |
第3位
![]() | 第3位 |
---|---|
<ザ☆クローン> | |
【条件】自分の墓地のモンスターがハイドラゴン族・ドラゴン族のみの場合、手札1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】自分は1枚ドローする。自分の墓地に「ザ☆コピー」または「バック・トゥ・ザ☆フュージョン」がある場合、さらにこのターン、このカードのカード名は「ザ☆ドラギアス」になる。 |
第2位
![]() | 第2位 |
---|---|
<エクスキューティー・フラーメ> | |
相手フィールドに表側表示モンスター(レベル6以上)がいる場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、[お互いのフィールドの表側表示モンスター(レベル6以上)の数]×600アップする。このターン、自分はこのカードでしか攻撃できない。 |
第1位
![]() | 第1位 |
---|---|
<フュージョン> | |
【条件】なし 【効果】自分フィールドの表側表示モンスターを素材として墓地へ送り、フュージョン召喚する。 |
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2023.02.21
Byカマクラル

TSUTAYA関東No.1決定戦デッキ前編【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はスターキャットの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
スターキャット【カマクラル】
制圧型の蒼救とは対照的に、展開力と攻撃力の高さで短期決戦を狙う攻撃デッキに仕上がっています!
豪快なデュエルが好きな方は是非ともお試しください!
さて先日、公式の大型大会の一つであるTSUTAYA関東No.1決定戦にて予選リーグを通過し、決勝トーナメントに参加してきました!
関東中の猛者達が集うレベルの高い大会なので張り切って参加しましたが、2回戦で敗退してしまいました...
一度もサイドデッキを披露することなく負けてしまったため、この場でお見せしたいと思います!
それでは、早速参りましょう!
目次
1.環境ヨミ
2.デッキレシピ
3.デッキコンセプト
4.メインデッキ解説
1.環境ヨミ
今大会の予選リーグは2回出場しましたが、参加者の大半はエクスキューティーを使っていた印象です。また、Twitterにアップされた公式・非公式の上位入賞レシピを見ても、ほとんどがエクスキューティーでした。
テーマとして非常に高い完成度を誇るため、多くのプレイヤーに選ばれることも頷けます。
また、3回戦以降は1デュエル戦からマッチ戦に変わることを考慮すると、サイドから対策されてしまう可能性のあるポッターループのような尖ったデッキは避けるべきです。
決勝トーナメントに勝ち進んできた方達は、自分と同等以上の実力者なので、この考えにいきつくと思いました。
そうなると、参加者はほぼ全員エクスキューティーデッキを使ってくることになります。
デッキ構築もプレイング力も拮抗している以上、どこかで山を張らないと勝率アップは見込めません。
そのため、今回はリスク承知で3本目に寄せたサイドデッキを作ることにしました!
そのデッキが下記のものになります。
2.デッキレシピ
エクストラエクス
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
サイドデッキ
計15枚
3.デッキコンセプト
「3本目で勝つ!」です!予選を通過した猛者のみが参加できる決勝トーナメントなので、大会のレベルは高いと考えました。
そのため、遊戯王OCGにおけるEMEmや十二獣のような一強環境となり、ほぼ全員がエクスキューティーデッキで参加するというのが前提としてありました。
過去の大会参加時の対戦経験から、エクスキューティーのミラー戦は時間がかかることが分かっていました。
プレイングが難しいために思考時間が長くなりがちなことに加え、伏せカードの発動タイミングが様々なので、何かカードを使う度に相手に罠発動の確認を取るという作業が発生します。
また、墓地のカードを確認する必要があったり、デッキカットをする場面も多かったりすると、どうしても時間がかかります。
実力が拮抗していれば大体1勝1敗になり、勝負は3本目の最終戦にもつれ込みます。
制限時間内に決着がつかなかった場合、遊戯王OCGではエキストラデュエルというルールが用意されているのですが、複雑なためか、ラッシュデュエルにはそのような記載はありません。
公式のトーナメントバトルルールによると、マッチ戦の勝敗判定は以下の通りです。
- 制限時間内にデュエルが終了していなかった場合は制限時間終了時にプレイされているターン終了時までプレイ
- 勝敗が決定していない場合、3ターンまで追加で続ける
- 3ターン終了時点のライフポイントが多い方が勝利
- 3ターン終了時点でお互いのお互いのライフポイントが同一の場合、このままデュエルを継続しライフポイントの増減があったターンの終了までプレイ
- ターン終了時のライフポイントが多い方が勝利
また、制限時間到達時にどちらも2勝していない場合の勝利判定は下記の通りです。
[1勝0敗の場合]1勝している方の勝利
[1勝1敗の場合]新たに4ターンのデュエルを行う
※このルールは勝ち抜きトーナメント方式なので、スイスドローの場合は異なります。
この1勝1敗の場合のデュエルを遊戯王OCGではエキストラデュエルと言います。
今回のデッキはこのエキストラデュエルでの勝率を上げることに寄せたサイドデッキにしているため、エキストラエクスと名付けました!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
4.メインデッキ解説
【上級モンスター】17枚
エクスキューティー・リリウス...3枚
リリース不要の<デーモンの召喚>なので強すぎます!
メインデッキにはレベル7以上のモンスターを採用していないため、デメリットは無いに等しいです。
絶対3積み確定です!
エクスキューティー・フラーメ...3枚
このカードが出たことによって、エクスキューティーは完全体になったと言っても過言ではありません。
1つ目は<終焔魔神ディスペラシオン>を打点で超えられるようになったこと。
2つ目はメタカードである<業火の結界像>と<監獄島アネ・ゴ・ロック>をすり抜けられること。
3つ目はライフを取るペースを上げられること。
上記3つの点において、今までのエクスキューティーの弱点を全て克服しました!
同じ炎属性である<エクスキューティー・フィーナ>と比較すると、明らかにパワーがおかしいですよね!笑
ミラーにおいてもノーコストで特殊召喚でき、ライフを一気に取りにいけるため、絶対必須のカードです!
余裕があれば、返しの札として手札に温存しておきましょう。
文句なしの3枚採用!
エクスキューティー・プラウティ...3枚
何故なら、3本目においてはライフ差を作り出すことが勝敗を分けるからです。
手札のエクスキューティーモンスターを見せることで、守備表示で特殊召喚できます!
効果を使ってライフ回復できることはもちろん、<サタニウスの宝珠>や各種のエクスキューティー専用罠、<亜竜地獄>の発動条件を満たせます!
また、後攻時にサイドデッキから投入する<夢中のパピヨン>の追加1ドロー効果を促進したり、守備を固めつつ<エクスキューティー・フラーメ>の打点を上げることにも貢献します!
このデッキの約4割がエクスキューティーモンスターなので、発動コストに困ることはほとんど無いでしょう。
墓地を肥やせる点も地味に強力です!
ただし、<碧牙の爆速竜>で効果破壊されてしまう点には注意しましょう。
当然3枚フル投入です!
エクスキューティー・リュミエル...2枚
展開の初動となることに加え、レベル7、8で攻めてくるドラゴンやギャラクシー相手にはデッキバウンス効果も刺さります!
コストはレベル6モンスターとしか指定が無いため、効果を使い終わった<エクスキューティー・プラウティ>や<エクスキューティー・フローア>などを利用すると良いでしょう!
このカードを盤面に残すことで、相手にプレッシャーを与えることができます!
ただ、ミラー戦においては単なる初動としての役割なので、2枚にとどめました。
エクスキューティー・フローア...2枚
効果は召喚したターンに限られますが、リリースに使ったモンスター1体分の損失をすぐに補填できる点がかなり優秀ですね!
また、<エクスキューティー・プラウティ>や<エクスキューティー・ルーシー>の効果を使用した後、そのモンスターをリリースしてこのカードを召喚することで、墓地から手札に回収し、さらに効果を使い回すことができます!
他にも、<エクスキューティー・リリウス>をリリースして回収することで、盤面の打点を上げることもできます!
非常に強力なカードではありますが、ある程度墓地が肥えていないとパワーが下がるため、2枚の採用にとどめました。
エクスキューティー・ラム...2枚
当初はコストが重く感じて使いづらい印象だったのですが、ミラー戦においては如何に罠を踏み越えるかが重要であると気付いてからは評価が変わりました。
相手の罠を消して安全に攻撃を通せる点から3積みしていた時もありましたが、単体ではパワーが低いため2枚に落ち着きました。
エクスキューティー・ルーシー...1枚
他のカードでは変えが効かないと感じたため1枚のみ採用しました。
【下級モンスター】7枚
シードラゴン・ナイト...3枚
そのため、主には伏せカードをチェックする役割になったのですが、それでも本命の罠かブラフか見極めることができる点は高評価です!
エクスキューティーデッキにおける罠カードの採用枚数は5〜6枚が一般的です。
それ以上は魔法・罠ゾーンを圧迫し、セルフロック状態に陥るリスクもあります。
つまり、相手の伏せカードは50%以上の確率でブラフなのですが、油断して罠に引っかかると取り返しがつきません。
場合によっては攻撃せずにターンを返すなどの判断も必要になるため、必須のカードです!
当然3枚確定です!
業火の結界像...3枚
採用率の高い<エクスキューティー・リリウス>、<エクスキューティー・フラーメ>、<エクスキューティー・リュミエル>といった初動を全て潰せるため、巻き返しのハードルを上げることができます!
このカードへの対抗策として、<エクスキューティー・フラーメ>と<ブラック・ホール>がありますが、そう都合良く引けないため、現実的には戦闘破壊しかないでしょう。
手札の内容によっては通常召喚すら厳しいため、イージーウィンを狙うことができます!
尚、後攻時は単なるリリース要員にしかならず、相手の場に<業火の結界像>が居る場合は役割が被るため、サイドチェンジで<夢中のパピヨン>と入れ替えます。
スプリッター・スライム...3枚
また、墓地の<ミラージュ・ドラゴン>を蘇生することで盤面の損失を防ぎつつ、攻撃反応罠をシャットアウトできます!
効果使用後はリリース要員にしてしまえば無駄がありません!
また、能動的に場を空けることで、モンスターゾーン枠の確保ができ、<エクスキューティー・スクランブル>から状況に応じたエクスキューティーモンスターを特殊召喚することができます!
非常に汎用性の高いモンスターなので3枚採用しました!
ミラージュ・ドラゴン...1枚
<聖なるバリア -ミラーフォース->、<魔法の筒>、<エクスキューティー・エマージェンシー!>、エクスキューティー・ブレイク!、ファントム・ロアー、<ハーディフェンス・ミッション>、<ダーク・リベレイション>、<バッファード・スライム>といった攻撃反応罠を全て無効化しながら、相手の魔法・罠ゾーンをロックすることができます!
本来なら同じスペックの<漆黒の戦士 ワーウルフ>を採用した方が、<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>の追加効果を使わせなかったりと利点があるのですが、今大会においては気にするレベルではないと判断しました。
レジェンドカードはシークレットレアで揃えたいという欲求に負けて、今回はこちらを採用しました!笑
【魔法】9枚
エクスキューティー・スクランブル!...3枚
制限カードに指定された潜入開始のようなカードですね!
このカードが強過ぎるせいで、エクスキューティーデッキが頭一つ抜けているといっても過言ではありません。
場に伏せておき、適切なタイミングで発動できる点も非常に優秀です!
安定感向上に欠かせないため、絶対3積み必須です!
天の選別...3枚
しかし、罠の採用枚数から考慮すると、何でもかんでも破壊すればいいという訳ではありません。
限られたバック破壊カードを有効活用するため、ここぞという時まで発動は待った方が賢明です。
しかし、<シードラゴン・ナイト>の効果で伏せたこのカードを射抜かれるのは避けたいため、状況を見ながら使うかどうか判断しましょう。
ミラー戦を意識し、今回は強気の3枚採用です!
サタニウスの宝珠...2枚
七宝船が手札の不要札を切ってドローできるのに対し、<サタニウスの宝珠>は盤面にモンスターが居ることが前提で、追加で必要札を引きにいく役割になります。
つまり、手札から場に出せないレベル6モンスターとこのカードを引いても、手札事故の解決にはなりません。
このことから、発動タイミングが来るまで場に伏せるカードになりやすく、そこを<シードラゴン・ナイト>で射抜かれると単純に1枚分のカードがマイナスになります。
ミラー戦におけるカード1枚分の差は大きく、極力避けたいことなので2枚の採用にとどめました。
ブラック・ホール...1枚
このカード1枚で膠着状態が解消され、一気に勝負が決まるケースも多いです。
一応、<エクスキューティー・エマージェンシー!>や<バッファード・スライム>の存在から、決定打にならないこともありますが、そう都合良く毎回あてられないため、信用度の高いエンドカードです!
文句なしで採用決定です!
【罠】5枚
エクスキューティー・エマージェンシー!...1枚
そのため、打てない場面もあるのですが、やはり決まると強いことには変わりないため、1枚のみ採用しました。
エクスキューティー・キャッチ!...1枚
バトルフェイズでの罠の発動を封じる<ミラージュ・ドラゴン>や<漆黒の戦士 ワーウルフ>の採用率が高いことを考慮すると、召喚・特殊召喚時に発動できる罠は貴重です!
召喚・特殊召喚したモンスターではなく、盤面のモンスターであればどのモンスターでも裏側守備表示にできますが、前のターンから存在していたモンスターは表示形式変更が可能ですので、無駄打ちにならないよう注意しましょう。
ミラー戦の場合はこのカードの存在を意識し、どこで踏むかを考えながらプレイする必要があります。
テンポアドは稼げるものの、盤面のカード枚数を減らす訳ではないこと、また、<シードラゴン・ナイト>対策で1枚のみの採用です。
ハーディフェンス・ミッション...1枚
盤面にモンスターが居ない状況でもノーコストで発動できる点はかなり優秀です!
しかし、発動タイミングが限られるため、場に残るリスクがあります。複数枚入れると<シードラゴン・ナイト>の餌食となるため、1枚のみの採用です。
亜竜地獄...1枚
魔法の筒...1枚
<エクスキューティー・フラーメ>の登場からキルラインが上がったことで、ライフで優位に立つことが相手の攻め気を削ぐことにつながると判断し、 エキストラターン、エキストラデュエルで強いことも考慮して今回はこちらを採用しました。
【エクストラデッキ】15枚
対戦前に蒼救デッキをにおわせるためのブラフですので、なくても問題ありません。対戦内容に影響がないため、今回は割愛させていただきます。
こちらのブログは後編
TSUTAYA関東No.1決定戦デッキ後編【カマクラル】へ続きます。
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また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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