遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.02.21
Byカマクラル

TSUTAYA関東No.1決定戦デッキ後編【カマクラル】
目次
5.サイドデッキ解説
6.不採用カード
7.各デッキとの相性
8.最後に
5.サイドデッキ解説
今回のサイドデッキはエキストラデュエルで勝つことに大きく寄せました!これは長期戦になりがちなエクスキューティーのミラー戦という性質に加え、TSUTAYA関東No.1決定戦のルールが有利にはたらくという狙いもありました!
まず、TSUTAYA関東No.1決定戦の決勝トーナメント1、2回戦は1デュエル戦、3回戦以降がマッチ戦でした。
このため、序盤でサイドデッキの内容がバレることはありません。
人数が多いと、長時間の試合は悪目立ちしてしまい、戦術がバレる可能性があります。
しかし、3回戦の時点ではじめてマッチ戦が実装されるため、どの卓も長引くであろうことに加え、人数が少ないのでそこまで目立たないと考えました。
また、非公認大会では決勝戦のみ時間無制限というルールを設けるケースがあるのですが、今大会は制限時間があったために エキストラデュエルの戦術を使うことができました。
エキストラデュエルは先攻後攻合わせた4ターンの間のライフ差を競うシビアなゲームです。
お互い2ターンずつしか使えないことに加え、先攻プレイヤーは1ターン目は攻撃できないため、戦闘ダメージを与える機会は2ターン目しかありません。
そして、ラッシュデュエルのトーナメントバトルにおいては、 遊戯王OCGと違ってエキストラデュエル突入時に先攻後攻を決め直すことが無いため、2本目の敗者が先攻後攻を選択できます。
仮に先攻になったとしても勝つためには、戦闘を介さないでライフ差をつける手段が必要です。
また、戦闘を介さないメリットとして、<エクスキューティー・フラーメ>などで大ダメージをくらわないことと、<魔法の筒>など相手の攻撃反応罠を腐らせるという点があります。
基本的にライフゲインカードで回復し、守備で固めるかたちです。
裏守備3セット相手にエクスキューティーがライフを取る方法は、<ブラック・ホール>と<エクスキューティー・ルーシー>しかないため、それらのカードを引かれる確率は低いです。
ここは引かれてしまったら負けで割り切るしかないと思います。
1本目負けたら先攻を選択します。
▼先攻サイドチェンジ
in 1枚1 <ファントム・ロアー>
out
1 <エクスキューティー・エマージェンシー!>
<エクスキューティー・エマージェンシー!>は強力なカードですが、下級モンスターが盤面に居た場合、先にエクスキューティーモンスターを処理されることで発動することができなくなります。
ケアが簡単で、発動機会が来ないことが多いです。
また、状況によってはあえて相手の<業火の結界像>を盤面に残してロックをかけることもあるそうで、尚のこと打つ機会がありません。
もちろん、<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->への回答にもなり得ますが、1枚採用だとあてられる確率はかなり低いでしょう。
その点、<ファントム・ロアー>は条件は重めですが、下級モンスターの戦闘破壊時でも使える点がポイント高いです!
ただし、エクストラデュエルにおいては発動のハードルが高いため、2本目のみの採用です。
▼後攻サイドチェンジ
in 4枚3 <夢中のパピヨン>
1 <ファントム・ロアー>
out 4枚
3 <業火の結界像>
1 <エクスキューティー・エマージェンシー!>
<業火の結界像>は自身の行動を制限するだけでなく、単なるリリース要員としてしか使い道がなくなるため、手札を増やせる<夢中のパピヨン>と入れ替えます。
<エクスキューティー・プラウティ>など、特殊召喚持ちの上級モンスターも多いため、<夢中のパピヨン>の追加ドロー効果は比較的狙いやすいと思います。
<ファントム・ロアー>の採用理由は先攻と同様です。
▼3本目サイドチェンジ
in 13枚1 <邪影ダーク・ルーカー>
1 <エクスキューティー・リュミエル>
3 <ケミカルキュア・ブルー>
3 <夢中のパピヨン>
3 <治療の神 ディアン・ケト>
1 <強欲な壺>
1 <エクスキューティー・キャッチ!>
out 13枚
2 <エクスキューティー・ラム>
1 <エクスキューティー・フローア>
1 <エクスキューティー・ルーシー>
3 <シードラゴン・ナイト>
3 <天の選別>
1 <サタニウスの宝珠>
1 <ブラック・ホール>
1 <エクスキューティー・エマージェンシー!>
13枚入れ替えることで、エキストラデュエルにおいて圧倒的優位に立つことができます!
採用理由は下記の通りです。
邪影ダーク・ルーカー...1枚
戦闘を介さないでライフ差をつけるカードは貴重です。
特に先攻1ターン目にこのカードをアドバンスセットできた場合、相手に大きなプレッシャーを与えることができるでしょう!
ただ、事故要因にもなり得るため1枚のみの採用です。
エクスキューティー・リュミエル...1枚
表側守備表示で出すことにより、<エクスキューティー・キャッチ!>と<亜竜地獄>の発動条件を満たせます!
また、枚数は減らしましたが、<サタニウスの宝珠>も打てるようになります!
エキストラデュエルは2ターンずつの短期決戦となるため、初動は多いに越したことはありません。
そのため、最大枚数の3枚となるようサイドから嵩増ししました!
ケミカルキュア・ブルー...3枚
ただ、立てておくと攻撃の的となりライフを減らしてしまうため、リリース要員として使えないのであれば裏側守備表示で出します。
戦闘を介さずにライフ差を作れるカードなので3枚フル投入です!
夢中のパピヨン...3枚
アドバンテージのロスを抑えつつ、引き込みたい札へのアクセスを高めてくれるため3枚採用しました!
治療の神 ディアン・ケト...3枚
魔法カードである点を活かし、即打ちするのではなく、一旦は場に伏せておきます。
こちらのバックが無いと相手は安心して攻撃してこれるため、ブラフの意味で伏せましょう!
次のターンで発動し、ライフを回復しながら魔法・罠ゾーンを空けることで、新たに引いた罠カードを伏せる余力が生まれます。
エキストラデュエルにおいて勝敗を決するカードになり得るため3枚確定です!
強欲な壺...1枚
<ブラック・ホール>を抜くなんてあり得ない!と思われるでしょうが、エキストラデュエルにおける<ブラック・ホール>は意外と打ちどころが難しいです。
特にこちらが先攻の場合、2ターン目でライフを取りにいっても攻撃反応罠の餌食になるかもしれませんし、返しの<エクスキューティー・フラーメ>のパンプ効果で大幅にライフを減らすかもしれません。
調整の時もあれこれ考えた結果、結局打たずに場に伏せたまま相手にターンを返したことも多々ありました。
<強欲な壺>であれば確実に1枚増えるため、盤面に残すカードを増やすことができます。
わずかなターンのやり取りにおいては手数が多いに越したことはないため、いつでも強く打てるこのカードへの入れ替えを決めました。
エクスキューティー・キャッチ!...1枚
ただ、盤面のカードを減らせる訳ではないため過信は禁物です。
ここまで14枚なので、最後の1枠はこのカードです。
エクスキューティー・レイア...1枚
レベル7以上のモンスターの攻守を300下げることで、2500打点を<エクスキューティー・リリウス>で突破することができます!
使用頻度はそこまで高くなさそうなので1枚のみの採用です。
6.不採用カード
メインデッキの採用を検討し、見送ったカードをご紹介いたします。これが正解という訳ではないため、参考程度にしていただけますと幸いです。
また、今回はサイドデッキを エキストラデュエル対策にかなり寄せているため、一般的なサイドデッキ採用カードは全て不採用になっています。
そのため、サイドデッキの不採用理由は割愛させていただきます。
【上級モンスター】
ヒール・ヒーラー
【下級モンスター】
ギャラクティカ・ジャメイヴュ
<シードラゴン・ナイト>の効果でデッキに戻せば使い回せるため、1枚採用をよく見かけます。
ただ、序盤に引いてしまうと単なるリリース要員にしかならず、効果を強く使えるタイミングも限定的であると感じました。
強く使えるタイミングを選ぶ札を極力減らすというメインデッキのコンセプトとマッチしなかったため、今回は採用を見送りました。
【罠】
エクスキューティー・ブレイク!
特に効果を使った<エクスキューティー・フラーメ>の攻撃を止められた際のインパクトは大きいですね!
しかし、バックを破壊するには盤面に2体以上のエクスキューティーモンスターを用意する必要があり、盤面のカードを減らしてしまう点がネックとなって採用を見送りました。
また、サイドチェンジ枠の兼ね合いから、エクスキューティーの専用罠を削る必要があったため、他の罠に比べて優先度の低いこのカードが抜けました。
バッファード・スライム
また、戦闘ダメージを0にすることでそのターンに倒されることはなくなりますが、モンスターは戦闘破壊されますので、盤面にリソースが残らないケースも多々あります。
こちらが優勢で、相手が無理くりダメージを取りに来た際に打てれば強いですが、こちらが劣勢の時は相手のライフを減らせていないと延命にしかなりません。
汎用性の高い罠であることは間違いないですが、エキストラデュエルで使いづらかったので抜きました。
7.各デッキとの相性
今回の構築はエクスキューティーのミラー戦に特化しているため、サイドチェンジ含めて他のデッキをほとんど見ていません。そのため、エクスキューティー以外のデッキと当たった際は、元々のデッキパワーで戦うしかなく、メタカードに弱いです。
それを踏まえた上で、それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、ギャラクシーなど) 相性:×やや不利
1本目は<エクスキューティー・レイア>の採用がないため、戦闘面ではパワー負けします。<天の選別>も割るべきカードが少ないためにブラフに使う程度になるでしょう。
また、展開の早いデッキ相手だと エキストラデュエル突入は難しいため、サイドのカードもほぼ役に立ちません。
これがミラー戦の エキストラデュエルに寄せた代償ですので、展開デッキと当たった場合はタフな試合になることを覚悟しましょう。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
ミラー戦に寄せた構築にしている分、ここが有利にならないと話になりません!ただし、 エキストラデュエルに投入しないとこちらの優位にならないことも覚えておきましょう。
コンボデッキ(蒼救、焔魔など) 相性:△五分
<エクスキューティー・フラーメ>を3積みしているため、マキシマムモンスターやフュージョンモンスターを召喚されても盤面を返すことができます!しかし、<監獄島アネ・ゴ・ロック>でガチガチにメタられた場合は苦戦を強いることでしょう。
焔魔に機能しにくい<ミラージュ・ドラゴン>と<ブラック・ホール>を入れ替えられないこともツラいところです。
ただ、展開デッキに比べればまだ勝負になるため、相性は五分と判断しました。
8.最後に
今大会は一種のギャンブルでした。張った山が当たるかどうか...という試みでしたが、そもそもサイドデッキを使うマッチ戦に辿り着く前に敗退してしまったため、無念です。
このデッキを組むにあたり、親身になって相談に乗ってくれた友人には感謝しかありません。
また、応援してくださった方々も本当にありがとうございました。
結果を出すことができずに申し訳ございませんでした。
今後も微力ながら、ラッシュデュエル発展のために尽力いたしますのでよろしくお願いいたします!
これからも色々なデッキのご紹介や、考察記事を執筆していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう! カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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posted 2023.02.13
Byカマクラル

スターキャット【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は蒼救デッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
蒼救【カマクラル】
<フュージョン>引けない問題を限りなく克服したフュージョンテーマである蒼救!
ラッシュデュエルにおいては初となる制圧型デッキです!
<エクスキューティー・フラーメ>による反撃にも対抗できる構築にしましたので、参考にしていただけますと幸いです!
さて、今回は同弾に収録されたもう一つのフュージョンテーマであるスターキャットデッキをご紹介いたします!
蒼救が制圧型なのに対し、スターキャットは一撃必殺型と表現すればいいでしょうか。
優れた展開力とパワーで一気にライフを削り切ることを目指します!
特にエクスキューティーデッキは墓地メタカードが無いため、コンボの妨害を受けずに済む点も追い風ですね!
ポテンシャルの高いデッキですので、是非とも最後までお付き合いください!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
スターキャットデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
2.デッキコンセプト
「一撃必殺!猫パンチ!」です!蒼救のように相手の行動を制限しながら徐々に勝つデッキではなく、一気に相手のライフを取り切るデッキです!
シナジーを重視するあまり、獣族モンスターで固めたところ、パワーが下がってしまったため、<シードラゴン・ナイト>や<アメイジング・ディーラー>といったサポートモンスターは採用することにしました。
パワーを担保しつつ、早期ターンにコンボを決められるようにバランスを見てデッキを組みました!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】7枚
キャットクロー・ガール...3枚
手札コスト1枚さえあれば、片割れのフュージョン素材とフュージョンを用意することができます!
また、状況に応じて2種類のフュージョンモンスターを使い分けられる点も優秀ですね!
効果発動のために墓地を肥やしておく必要はありますが、中盤以降は1枚完結する札として活躍します!
絶対3積み必須です!
闇眼の破星猫...3枚
特殊召喚した場合の追加効果はノーコストで相手フィールドのレベル7・8モンスターを破壊できるため、かなり強力ですね!
ただし、エクスキューティー相手には無力なので注意しましょう。
獣族には貴重な墓地肥やしモンスターなので3枚採用です。
邪影ダーク・ルーカー...1枚
1000バーン効果もキルラインを下げるため相性がいいですね!
ただし、手札にダブつくと手札事故につながるため、1枚の採用にとどめました。
【上級モンスター】1枚
人造人間-サイコ・ショッカー...1枚
下級モンスターである<漆黒の戦士 ワーウルフ>や<ミラージュ・ドラゴン>とも迷いましたが、<激流葬>や<亜竜地獄>などの召喚反応系も無効化できるこちらを優先しました!
盤面の打点を下げない点も優秀ですね!
【下級モンスター】20枚
金眼の星猫 / 銀眼の星猫 / 羊界エアアリエス ...各3枚
下級の通常モンスターの中ではアタッカー、準アタッカークラスの攻撃力を誇るため、パワーを著しく下げることもありません。
シナジーの強いカード達ですので、それぞれ3枚ずつ採用しました!
緑眼の星猫...3枚
<ニャンダフル・ラッシュ>の蘇生先を用意しつつ、ドロー促進してくれるカードなので強力ですね!
コストが通常モンスターであれば、追加効果で自身をダブルコストモンスターにグレードアップできます!
コンボデッキにおいてはドローサポートは多いに越したことはないため、3枚採用しました!
紫眼の星猫...2枚
ただし、汎用性向上のためにデッキ内の獣族モンスターの比率を下げたため、発動機会は減りました。
それに伴い、<野生なるバリア -ノラーフォース->も減らしたため、効果を使うこと自体があまりなくなってしまいました。
2回攻撃付与もかなり強力ですが、使えたらラッキーくらいで考えておいた方が良いでしょう。
単なるバニラモンスターとなることが多いため、2枚の採用にとどめました。
シードラゴン・ナイト...3枚
攻撃型のデッキにおいては入れない理由を探す方が難しいカードですので、3積み必須です!
アメイジング・ディーラー...3枚
特に<ニャンダフル・ラッシュ>の兼ね合いから、墓地のカードを肥やした方が展開力が上がるために3枚必須です!
【魔法】10枚
フュージョン...3枚
フュージョンしないと本来の力が発揮できないため、3積み確定です!
ニャンダフル・ラッシュ...3枚
守備力200であれば、レベル関係なく墓地から2体を特殊召喚できる点がかなり強力です!
ただし、守備表示での特殊召喚となるため、フュージョンにつなげないと弱い点には注意しましょう。
<キャットクロー・ガール>2体を蘇生し、2回のフュージョン召喚を決められたら楽しそうですね!
絶対3枚必須です!
七宝船...3枚
最上級モンスターは墓地から蘇生する方が強いため、積極的に墓地に送りましょう!
デッキの回転率を上げるために3枚採用です!
天使の施し...1枚
パワー重視なら<ブラック・ホール>採用の方が良いと思います。
【罠】2枚
野生なるバリア -ノラーフォース-...1枚
<紫眼の星猫>でセットすれば追加効果も使えるようになるため、お守りも兼ねて1枚のみの採用です。
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
魔法の筒でライフをつめる選択肢もありますが、3体で攻撃してきたとしても、相手の攻撃を止められるこちらを採用しました。
【エクストラ】9枚
スターキャット・ストライニャー...3枚
こちらの攻撃を確実に通したい時に活躍するモンスターです!
攻めの軸となるモンスターなので3枚採用です!
スターキャット・デストロイニャー...3枚
ある程度墓地が肥えていることが前提となりますが、<金眼の星猫>の場合は攻撃力3700、<銀眼の星猫>の場合は攻撃力3600、<羊界エアアリエス>の場合は攻撃力3500となるため、このカードと合わせて8000overのダメージ総量となります!
相手フィールドにモンスターが居なければ1ターンキルとなりますね!
もちろん3枚採用です!
スプレンディッド・Fマスター...3枚
1枚あれば事足りるのですが、<シードラゴン・ナイト>の効果で<アメイジング・ディーラー>を戻した場合に2体目を出すことがあるかもしれないため、念のため3枚採用しました。
今後、フュージョンモンスターが増えて枠が無い場合には1枚で良いと思います。
4.各デッキとの相性
スターキャットはコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、ギャラクシーなど) 相性:×不利
このデッキには相手の攻撃から身を守るカードがほとんど入っていません。そのため、フュージョン召喚に成功したターンで勝負を決め切れなかった場合は盤面を返されるおそれがあります。展開デッキは高いパワーに加えてスピードもあるため、こちらのコンボの条件が整う前に勝負がついてしまう可能性がありますね。
そのため、相性は不利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○やや有利
メインギミックに相手の魔法・罠カードを破壊できる<スターキャット・ストライニャー>がいるため、罠で妨害されずにこちらの攻撃を通しやすいと思います。展開デッキと比較すると罠型デッキはテンポが遅めなので、こちらのコンボの条件が揃うまでの時間も稼ぎやすいです。
ただし、毎回都合良く相手の罠を剥がせる訳でもないため、できる限り早期にライフを削り切りましょう!
フュージョン3回という上限がある以上、長期戦にもつれ込むと厳しくなるため、相性はやや有利と判断しました。
コンボデッキ(蒼救、焔魔など) 相性:〇有利
相手にマキシマム召喚を成立されても、<スターキャット・ストライニャー>の効果で打点を下げつつバックを破壊できるため、比較的安定して盤面を返すことができます!蒼救に対しても、<蒼救の幻影 ドルクムーア>は<スターキャット・ストライニャー>で超えられますし、<蒼救の泡影 アルティエラ>はフュージョンを止められないため突破可能です!
そのため、相性は有利と判断しました。
5.最後に
制圧型である蒼救とは対照的に、展開力とパワーに長けたフュージョンデッキです!同じフュージョン軸でも、ここまで性質が違うのは面白いですね!
今後も守備力200の戦士族、獣族が増える度に強化されていくテーマなので、将来性もあるかもしれません!
化ける可能性も十分あるため、パーツが安い内に集めておくのが良いと思います!
これからも新ルール・リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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- 個人ブログ こちカマ(こちらカマクラルのラッシュデュエル派出所)
posted 2023.02.08
Byカマクラル

蒼救【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は環境デッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
2023年2月度ラッシュデュエル大会環境デッキ【カマクラル】
圧倒的なシェア率を誇るエクスキューティーと、エクスキューティー対策を意識したデッキをご紹介しました!
現環境で勝つための参考にしていただけますと幸いです。
さて、今回は新弾の目玉の一つとなっている新テーマ「蒼救」のデッキを組みました!
ラッシュデュエルにおいては初の制圧型となるフュージョンデッキです!
速攻でフュージョンを決めて、完封勝ちしましょう!
これから詳しく解説していきますので、是非とも最後までお付き合いください!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
蒼救デッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計27枚
2.デッキコンセプト
「速攻フュージョン」です!早期ターンでフュージョン召喚を成立させ、高打点と強力な制圧力で勝ち切ることを目指します!
最初に出したいフュージョンモンスターは<蒼救の泡影 アルティエラ>です。
通常魔法を採用しないデッキはほとんど無いため、場に出すだけで相手デッキの約20%を無効化できます!
相手に大きな制限をかけている間に、場に出したい2体目のフュージョンモンスターは<蒼救の幻影 ドルクムーア>です。
効果破壊の耐性付与ができるため、高い採用率を誇る<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->といった除去で盤面を崩されることがなくなります!
この2体が並ぶだけで相当強固な盤面になりますが、最も警戒すべきは簡単に高打点を叩き出してくる<エクスキューティー・フラーメ>でしょうか。
4000を超える攻撃力で殴られたらひとたまりもありませんが、そこは罠カードで守っていきましょう!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
魔将ヤメルーラ...3枚
最近はエクスキューティーデッキの台頭により、そのロック性能は弱くなった印象ですが、攻守ともに高ステータスなので場持ちは良いです!
特に守備表示の場合、エクスキューティー側は突破方法が限られるため、盤面維持に一役買ってくれることでしょう。
場持ちの良いモンスターですので、フュージョンにつなげやすい点もポイント高いですね!
各種サポートカードとも相性が良いため3枚採用しました。
邪影ダーク・ルーカー...2枚
また、突破が困難な壁としても優秀な他、埋まってしまった自分のモンスターゾーンを空けるためにも重宝します!
これにより、フュージョン召喚をしやすくなりますね!
ただし、<蒼救の照覧>を使用したターンに<邪影ダーク・ルーカー>の効果を発動した場合、魔法・罠カードは破壊できますが、1000ダメージは与えられず、手札に戻すこともできません。
そのため、発動タイミングには注意が必要です。
上記の裁定に加え、手札にダブつくと事故要因になってしまうため、2枚の採用にとどめました。
創世神...1枚
高い守備力によって、相手は突破が困難なため、数ターン場に居続けることも考えられます。
デッキ内に水属性が多いため、汎用性の高い<アビス・ソルジャー>とどちらが良いか悩みましたが、最上級モンスターを引かな過ぎてもツラいため、今回はこちらを採用しました。
ただ、環境に合わせてここは変えてもいいと思います。
【下級モンスター】20枚
戦天女ハリキリー... 1枚
攻撃力0の天使族なので、<戦天女キリハリー>の効果で墓地から特殊召喚することもできます。
一度フュージョン召喚に成功すると優位に立てますが、条件がやや重たいために積極的に狙うフュージョンにはならないでしょう。
そのため、できたらラッキーくらいの感覚で1枚の採用にとどめました。
蒼救騎士 ダンクス...3枚
2つのフュージョンモンスターの素材を兼ねていることにより、状況に応じたフュージョンが可能となります!
ただし、単体でのステータスもハイスペック(最大2300打点)なので、上級モンスターなども戦闘破壊していきましょう!
効果発動後は天界戦士族・戦士族・天使族でしか攻撃できなくなるデメリットがあるものの、蒼救デッキであれば特に問題ないでしょう。
絶対3積み必須です!
蒼救騎士 シエーラ...3枚
特に先攻1ターン目で<蒼救の泡影 アルティエラ>を場に出すことができれば、相手に苦戦を強いることができます!
早い段階で引きたいカードなので、3枚フル投入しました!
<蒼救天使 ソレイル>...3枚
また、攻撃力0なので、<戦天女キリハリー>で墓地から持ってこれる点もポイントが高いです!
ただし、効果発動のためには手札に戦士族モンスターが必要ですので、手札を使う順番には気をつけましょう。
効果発動することで蒼救天使 ムーアに名称変更されますが、出したいフュージョンモンスターは蒼救天使 ムーアを素材とするモンスターですので、むしろ好都合です!
もちろん、効果を使わずに<蒼救天使 ソレイル>を素材としたフュージョンにつなげることもできます!
全ての蒼救フュージョンモンスターの素材に使える汎用性の高さと、擬似サーチ能力がかなり強力なので、絶対3積み必須です!
蒼救天使 ルーア...3枚
<蒼救天使 ソレイル>同様、強力な擬似サーチを持っています!
フュージョンデッキの弱点であったフュージョン引けない問題を改善するような効果ですね。
2種類の蒼救天使の効果でフュージョンを引っ張ってこれる上、自身がフュージョン素材となるため無駄がありません。
ただし、効果を発動すると<蒼救天使 ソレイル>名称となってしまうため、効果を使うべきかどうかは効果発動前によく考える必要があるでしょう。
<戦天女キリハリー>に対応している点も評価が高いため、こちらも3枚必須です!
プログレス・ポッター...3枚
墓地のフュージョンモンスターをエクストラデッキに戻すことで、長期戦になった際もフュージョンモンスターを場に出せるようになります!
墓地のカードをデッキに戻す効果として、シードラゴン・ナイトなど他にも候補がありましたが、ドローの方がありがたかったのでこちらを採用しました。
戦天女キリハリー...3枚
蘇生した蒼救天使は効果を発動できるため、デッキから<フュージョン>を掘る作業にも一役買ってくれます!
ただし、効果発動後にこのモンスターをリリースできなかった場合は攻撃力500のモンスターが棒立ちとなるため、手札と相談しながら効果を使うべきか考えましょう!
フュージョンパーツを集めるサポートカードとして3枚採用しました。
ギャラクティカ・ジャメイヴュ...2枚
ただし、<戦天女キリハリー>同様、効果発動後にこのカードをリリース要員などで活用できなかった場合は攻撃力0が棒立ちすることになるため、次の相手ターンでライフをごっそり持っていかれるリスクもあります。
そのため、2枚の採用にとどめました。
【魔法】10枚
フュージョン...3枚
手札にダブつくリスクがあっても絶対に初手に引きたいカードなので3積み確定です!
蒼救の照覧... 3枚
ラッシュデュエルにおいて最高峰の擬似サーチカードであり、同名カードやレジェンドカードも引っ張ることが可能です!
これによってフュージョンの成功確率がグンと上がりました!
こちらも文句なしで3枚確定です!
七宝船...3枚
特に<邪影ダーク・ルーカー>は効果発動後に手札に戻るため、相手のバックを割りながらコストに使うのに丁度良いですね。
やはりフュージョン召喚のスピードが大事なので、ドローカードは多いに越したことはありません。
こちらも3枚採用しました。
貪欲な壺...1枚
盤面にモンスターを維持する制圧型のデッキなので、<ブラック・ホール>とは相性が悪いと判断し、こちらを採用しました。
フュージョンパーツを揃える速度にこだわるなら、天使の施しでも良いかもしれません。
【罠】3枚
アタック減俸...2枚
破壊耐性をつけても上から殴られて終わってしまうため、このカードで戦闘破壊耐性も付与してしまおうという寸法です!
ただし、ライフは持っていかれますので注意しましょう。
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
フュージョンモンスターを高打点で殴りにきた際の魔法の筒も強力ですが、発動タイミングを広く見れるこのカードの方が無難そうですね。
尚、制圧型なので自分フィールドのモンスターを巻き込む激流葬は相性が悪いです。
【エクストラデッキ】15枚
天翔流麗ヤメテラス...3枚
ただし、攻守ともに3000という高ステータスに加え、表側攻撃表示での特殊召喚を封じる効果はかなり強力です!
一度フィールドに出せれば、突破方法が限られるために非常に強力ですが、<ブラック・ホール>や聖なるバリアーミラーフォースには無力なため、<蒼救の幻影 ドルクムーア>とセットで出すのが良いと思います。
枠が空いていたので3枚採用しました。
蒼救の幻影 ドルクムーア...3枚
効果破壊耐性を付与する永続効果がかなり強く、採用率の高い<ブラック・ホール>と<聖なるバリア -ミラーフォース->を無力化できます!
積極的に場に出したいカードなので3枚採用しました。
蒼救の一閃 ディグレイス...3枚
制圧型というよりは、盤面を返す際に威力を発揮するカードです!
積極的に場に出すというよりは、状況に応じてフィニッシャーとして使うイメージですね。
複数回出す可能性があるため3枚採用です。
蒼救の泡影 アルティエラ...3枚
相手の行動を大きく制限できますが、このカード単体ですと、戦闘、モンスター効果、罠カードに耐性が無いため、突破手段は多いです。
そのため、<蒼救の幻影 ドルクムーア>と並べて出すのがベストですね!
この2体が並べば、突破は相当厳しいと思います。
積極的に場に出したいカードなので3枚積みました!
蒼救の閃光 ソルシュエール...3枚
攻撃力が低めなので、アタッカーよりは壁としての方が運用しやすいと思います。
このデッキには蒼救の証が入っていないため、必然的に魔法・罠を破壊する効果を使うことになります。
ただし、<蒼救の幻影 ドルクムーア>で事足りるケースが多いため、使う頻度は少ないでしょう。
枠が残っているため、一応3枚の採用です。
4.各デッキとの相性
蒼救はコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、ギャラクシーなど) 相性:△五分
どちらが先に動き出せるかの勝負になると思います。従来であれば、コンボデッキはコンボ成立までに時間がかかるため、スピードのある展開デッキの方が先にライフを取り切って勝つケースが多かった印象です。
しかし、蒼救デッキはコンボ成立のスピードが早いため、早期ターンで<蒼救の幻影 ドルクムーア>や<蒼救の泡影 アルティエラ>が場に出れば、展開デッキの動きを大きく制限することができます。
どちらもデッキパワーは高いため、相性は五分と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
展開デッキに比べると、罠型デッキの方がパワーが低くスピードも遅いため、こちらのコンボ成立の方が早い確率が高いです!特に強力な罠で守りを固める罠型デッキに対し、<蒼救の幻影 ドルクムーア>の破壊耐性付与効果はかなり刺さります!
<邪影ダーク・ルーカー>でバックを剥がしながら、フュージョンモンスターの攻撃を通していくことが理想の動きですね。
相性はこちらが有利と判断しました。
コンボデッキ(蒼救、焔魔、ポッターループなど) 相性:△やや不利
展開デッキの時と同様、どちらが先に動き出せるかの勝負になると思います。また、耐マキシマムに関しては突破方法が無いために出されると詰んでしまいますので、出される前に倒すしかありません。
滅多に揃わないとは言え、その点がネックになるため、相性はやや不利と判断しました。
5.最後に
フュージョンデッキの弱点であったフュージョンが引けない問題を、3種類の擬似サーチカードで解消しました!すぐにフュージョンを手札に加えられるため、フュージョン召喚を成立する早さは現存するテーマの中で間違いなくトップです!
そして、一度フュージョンモンスターが場に出れば、相手は大きく行動を制限されることになるため、相当苦戦を強いることになります。
今までのラッシュデュエルは、最上級モンスターでの殴り合いと比較的シンプルでした。
しかし、これだけカードプールが増え、複数のテーマが存在する今の環境は、考えることが増えて複雑になりました。
ただ、程良い複雑さを今後も楽しんでいきたいですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
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