遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.03.28
こんにちは、遊々亭@遊戯王ラッシュデュエル担当です!
今回は3/1から 3/15までの販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
3/1 - 3/15 販売ランキング
第10位
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<F・G・D> | |
モンスター(ドラゴン族)×5 このカードはフュージョン召喚でしか特殊召喚できない。 【条件】なし 【永続効果】このカードはモンスター(闇属性・地属性・水属性・炎属性・風属性)との戦闘では破壊されない。 |
第9位
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<ザ☆ドラギアス> | |
第8位
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<合成魔獣 ガーゼット> | |
【条件】なし 【永続効果】このカードの攻撃力は、[このカードを攻撃表示でアドバンス召喚する時にリリースしたモンスター2体の元々の攻撃力の合計]だけアップする。 |
第7位
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<レジェンド・マジシャン> | |
【条件】なし 【効果】自分のデッキの上からカードを3枚めくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中からモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。残りのカードをデッキに戻す。その後、自分の墓地のレジェンド通常モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。 |
第6位
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<邪神の大災害> | |
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 【効果】お互いのフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。 |
第5位
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<素早いレミング> | |
【条件】このカードを召喚したターンに、相手フィールドにモンスターがいる場合に発動できる。 【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その後、この効果で墓地へ送られたカードの中から「素早いレミング」1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 |
第4位
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<融合> | |
【条件】なし 【効果】自分の手札・フィールドのモンスターを素材として墓地へ送り、フュージョン召喚する。 |
第3位
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<マレヴォレント・セラー> | |
【条件】自分の墓地に「邪神の大災害」がある場合に発動できる。 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで破壊する。その後、自分の墓地のレジェンドカード1枚を選んで手札に加える事ができる。 |
第2位
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<天使の施し> | |
【条件】なし 【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札2枚を選んで墓地へ送る。 |
第1位
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<ドラゴン・トライブ・フュージョン> | |
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/ドラゴン族)がいる場合に発動できる。 【効果】自分フィールドの表側表示の通常モンスター(ドラゴン族)1体と、自分の墓地のモンスター(ドラゴン族)1体以上を素材として持ち主のデッキに戻し、フュージョン召喚する。このターン、自分はフュージョンモンスターでしか攻撃できない。 |
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2023.03.27
Byカマクラル

セラーアンデ【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新リミットレギュレーションの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
2023年4月リミットレギュレーション【カマクラル】
今後の環境に大きな影響を与える改定でした。
特にTSUTAYA関東No.1決定戦やエリアナンバー1決定戦といった大型の公認大会で猛威をふるったエクスキューティーデッキと、プレイ時間が長くなりがちなポッターループデッキのキーカードが規制されました。
デッキが組めないことはないですが、安定感が大幅に下がり、デッキパワーが落ちたことは否めません。
圧倒的な一強環境から、様々なデッキが台頭する群雄割拠の時代に移っていきそうですね!
各デッキの強み・弱み・独自性、環境におけるポジションなどを吟味して何のデッキを握るか決めていきたいですね!
第二回ギャラクシーカップの開催も決定したため、今年も最強デッキを模索していきたいと思います!
さて、今回はセラーアンデデッキをご紹介いたします!
レジェンド覚醒パック発売前から大きな話題を呼んでいた<マレヴォレント・セラー>と<邪神の大災害>。
効果の発動条件は厳しいものの、カードの種類を問わずにレジェンドカードを墓地から回収できる<マレヴォレント・セラー>のポテンシャルは相当高いです!
さらに相手の攻撃に合わせてバックを全て破壊する<邪神の大災害>も、昨今のデュエルシーンに大きな影響をもたらすカードとなりました!
今までの罠はどちらかというと防御目的でしたが、<邪神の大災害>は次のターンの攻撃を通しやすくするアグレッシブな罠であるため、攻撃的なデッキと相性抜群です!
今回は上記2種類のカードを脳筋テーマであるアンデットに組み合わせたことで、超攻撃的なデッキに仕上がりました!
新リミットレギュレーションの影響を受けていないため、4月からの環境で活躍することが期待されます!
ラッシュデュエル史上最高級のパワーとスピードを持ち合わせるデッキですので、是非ともチェックしてみてください!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
セラーアンデデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計31枚
2.デッキコンセプト
「回して回してワンキル!」です!序盤は大量のドローソースでデッキを回しながら、<邪影ダーク・ルーカー>をセットして相手の攻撃を耐え凌ぎます。
現在のカードプールではリバースに対応する罠が無いため、<邪影ダーク・ルーカー>が生き残れば、次のターンで安全に効果を通すことができます!
リバースして効果を発動し、相手のバックを破壊しながら1000バーン与え、再びフィールドにアドバンスセットしたり、<七宝船>のコストに使ってドロー加速できたりしますね!
こちらの準備が整ったところで、<堕天使ゼラート>の効果を発動して相手モンスターを全破壊します。<冥骸デッド・ルーラー>や<シャドウ・グール>と並べてダイレクト・アタックすればそのままゲームエンドとなるでしょう!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】7枚
堕天使ゼラート...1枚
1体リリースでアドバンス召喚でき、2800打点を誇る他、相手フィールドのモンスターを全破壊するチートっぷりです!
効果発動には手札が必要ですが、効果を使い終わって手札に戻った<邪影ダーク・ルーカー>をコストに使えば無駄がありません!
効果発動したターンのエンドフェイズには自壊してしまうデメリットがありますが、そのターン中に勝負が決まれば問題ないですね。
<邪影ダーク・ルーカー>で相手のバックを剥がした後であれば、相手のライフは下がっているため、キルラインも低くなっていることでしょう。
終盤になれば<マレヴォレント・セラー>で墓地から回収することも可能なので、2発目を打つこともできます!
このデッキにおいては必須のカードです!
冥骸デッド・ルーラー...3枚
<七宝船>と<ゾンビ・ファイヤーワーク>のコストに使える点も優秀ですが、3500打点になったり、相手に700バーン与える効果も強力です!
手札事故を軽減するために2枚に減らしたこともありましたが、中途半端に安定感を高めるよりは、デッキパワーを上げた方が強いと感じました。
そのため、強気の3枚採用です!
邪影ダーク・ルーカー...3枚
守備力2600はなかなか突破できないため、裏側守備表示でセットすれば場に残る確率が高いです。
次のターンで5枚ドローすることで、相手のバックを1枚破壊し1000バーン与えた状態で、手札6枚で動くことができます!
手札に戻ったこのカードは、<堕天使ゼラート>、<七宝船>、<ゾンビ・ファイヤーワーク>のコストとして有効活用できますし、再びフィールドに裏側守備表示でセットしても良いでしょう。
現在のラッシュデュエルのカードプールにはリバースに対応する罠がありません。
そのため、リバース後のこのカードの効果を止める手段が無いです。
攻撃や召喚に反応する罠をよけつつ、展開前に相手のバックを破壊する動きがかなり強いですね!
また、能動的に盤面を空けられることで、<ピーコック・ハイトロン>や<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>の効果を発動しやすくなります!
この効果は他カードでは代用が効かないため、貴重な効果ですね!
<エクスキューティー・ルーシー>や<ブラック・ホール>などの弱点はありますが、デッキに採用されている枚数は限られていますし、このカードを対策するカードを複数枚積むことで構築が歪んでしまうため、こちら側が有利です。
環境において強いポジションを持つこのカードをメインギミックとして採用できるだけでも、アンデットを握る価値があると思います!
このデッキにおいては3枚必須です!
【上級モンスター】7枚
シャドウ・グール...3枚
<ゾンビ・ファイヤーワーク>で墓地から特殊召喚し、高打点でライフを奪いましょう!
このデッキにおいては貴重なアタッカーですので、3枚確定です!
ネクメイド・ナナ...1枚
軽い墓地コストで2ドローできる点が魅力的ですね!
盤面を空けられる役割もあるため、<ピーコック・ハイトロン>や<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>も使いやすくなります!
<ゾンビ・ファイヤーワーク>に対応している点も強力なので、絶対必須のカードです!
ピーコック・ハイトロン...3枚
特に<邪影ダーク・ルーカー>や<ネクメイド・ナナ>といった盤面を空けられるモンスター達とシナジーが強いため、腐る場面は少ないです。
このデッキは墓地が肥えれば肥えるほど強くなる尻上がりなタイプなので、このカードでガンガン墓地を肥やしていきましょう!
絶対3積み必須です!
【下級モンスター】17枚
フェムトロン...3枚
何気に攻撃力は高いため、アタッカーとしてライフを取りに行く場面も僅かながらあります。
背後の花子さん / 紫鏡に潜む者 / 丑三つ時のお菊人形...各1枚
ステータスのみを考慮するならば、守備力の高い<背後の花子さん>一択になります。
しかし、<堕天使ゼラート>のリリース要員を少なくする条件として、カード名が異なるモンスター(闇属性)4体以上とあるため、1枚ずつ散らしての採用としました。
どのカードのステータスも低く、カードを散らしたことで大きな損失が出た訳でもないため、このかたちに落ち着きました。
這いずり回る半身...3枚
回収したカードはリリース要員に使うも良し、壁として使うも良し、<堕天使ゼラート>や<冥骸デッド・ルーラー>のコストに使うも良しと使い勝手が良いです!
貴重なアドバンテージモンスターとして3枚フル投入しました!
天終の怪依...3枚
墓地に送るカードには種類の指定が無いため、魔法・罠カードを選ぶこともできます!
特に<邪神の大災害>を墓地に置いておくことで、<マレヴォレント・セラー>を強く使えるようになるため、優先的に墓地へ送ってしまいましょう!
この手の効果は召喚したターン限定などの制約がつきものですが、このカードにはそうした制約が無いため、場に生き残れば毎ターン効果を使えます!
非常に汎用性が高いだけでなく、アンデット族というシナジーもあるため、文句なしの3枚採用です!
マレヴォレント・セラー...3枚
相手フィールドのレベル8以下のモンスターをノーコストで破壊しながら、墓地のレジェンドカードを回収する効果はチート過ぎますね!
何枚採用するかはプレイヤーの考えによって異なるところですが、今回は強気の3枚採用です!
ギャラクティカ・ジャメイヴュ...2枚
アンデット族のシナジーが無い点と、中盤以降でないと効果を使いにくい点から2枚の採用にとどめました。
【魔法カード】8枚
七宝船...3枚
特に効果を使って手札に戻した<邪影ダーク・ルーカー>をコストに2ドローすれば、手札が1枚増えるようなものですので、非常に強力です!
高速で盤面展開を進めるのにも役立つカードなので3積み必須です!
ゾンビ・ファイヤーワーク...3枚
<邪影ダーク・ルーカー>で相手のバックを剥がした後、このカードで<シャドウ・グール>を展開すれば、相手の盤面を返しつつ、こちらの盤面を固めることができます!
また、制限カードである<ネクメイド・ナナ>を蘇生させれば2ドローなので、状況に応じて復活するモンスターを選びましょう!
このカードを発動したターンはアンデット族以外のモンスターで攻撃できなくなるデメリットがあるため、<堕天使ゼラート>と絡める際は注意しましょう!
超強力な展開札なので3枚確定です!
傲慢な壺...1枚
<邪影ダーク・ルーカー>で守りを固め、次のターンに貯め込んだリソースを使ってワンキルという手もあるのですが、テンポの悪さを感じたため、1枚の採用にとどめました。
流石に3枚はやり過ぎな感がありますが、2枚採用もアリだと思います。
死者蘇生...1枚
<邪影ダーク・ルーカー>でバックを破壊するも良し、<堕天使ゼラート>でモンスターを全破壊するも良し、状況に応じて必要なカードを蘇生させましょう!
場合によっては相手の墓地のカードを活用するのも良いでしょう!
ただし、相手の<邪影ダーク・ルーカー>を蘇生して効果を使った場合、相手の手札に戻るので注意しましょう。
汎用性を高める上で、このデッキには必須の1枚です!
【罠カード】1枚
邪神の大災害...1枚
墓地にあることで価値が上がるカードですので、<天終の怪依>でめくった際は優先的に墓地へ送って良いと思います!
こちらも必須カードです!
4.各デッキとの相性
セラーアンデは展開型デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○有利
<邪影ダーク・ルーカー>を裏側守備表示でセットすることで、攻撃力2500ラインのモンスターを止めることができます!また、<冥骸デッド・ルーラー>は打点アップ効果によって盤面を返しやすい他、素の打点が2500なので返されにくいです!
守った後は<堕天使ゼラート>で盤面を一掃することもできるため、展開デッキは苦戦を強いることでしょう。
パワー、スピードいずれもこちらに部があるため、相性は有利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
罠型デッキは攻撃反応や召喚反応の強力な罠を構えられることが強みですが、<邪影ダーク・ルーカー>の裏側守備表示セットに対しては無力です。仮に<邪影ダーク・ルーカー>を引けていなかったとしても、2体リリースのアドバンスセットには攻撃しにくいものです。
こうしたブラフを使える点も強いポイントですね!
もともとパワーが低めの罠型デッキはバックを剥がされると非常につらいため、相性はこちらが有利と判断しました。
コンボデッキ(ドラゴンF、蒼救など) 相性:〇やや有利
相手のフュージョンやマキシマムが決まると厄介ですが、こちらには<堕天使ゼラート>という切り札があります!<邪影ダーク・ルーカー>などで攻撃に耐えたり、<冥骸デッド・ルーラー>の3500打点や終盤の<シャドウ・グール>の高打点で耐えながら、<堕天使ゼラート>チャンスを待つのが良いでしょう。
動き出しはこちらの方が早いはずなので、極力ライフを削っておくのが吉です!
相性はこちらがやや有利と判断しました。
5.最後に
アンデットはメインギミックでバック破壊、高打点を持っており、そこへ<ピーコック・ハイトロン>の出張ドローセットを入れたり、<堕天使ゼラート>や<マレヴォレント・セラー>のモンスター破壊ギミックを採用したことでパワーが増しました!新リミットレギュレーションの影響も受けていないため、環境デッキの一角になると予想します!
回していて楽しいデッキですので、是非ともお試しください!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.03.23
Byカマクラル

2023年4月リミットレギュレーション【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はバスター・ブレイダーデッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
バスター・ブレイダー【カマクラル】
ハイスペックなモンスター達に加え、ドラゴンメタという特徴も兼ね備えた展開型のデッキでした!
エクスキューティーなどの罠型に対しても、ガン積みした魔法・罠破壊カードで毎ターン攻撃を通していけるように構築しました!
防御面に関してはやや不安があるものの、対応力も高く、非常に強力なデッキタイプだと思います!
今なら比較的安価で組むことができるため、パーツを集めておくのも良いですね!
さて、今回はついに発表された2023年4月1日実装の新リミットレギュレーションについて考察していきます!
2月に行われたTSUTAYA関東No.1決定戦やエリアナンバー1決定戦の結果が今回の制限改定に大きな影響を与えていますね!
そのため、3ヶ月に1回は大型の公認大会が開催されるようになるのかもしれません。
新弾の発売以上に環境に大きな変化をもたらす制限改定ですが、各デッキへの影響についても予想しました!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.新リミットレギュレーション考察
禁止カード:該当なし
ラッシュデュエル史上、最強のパワーカードといっても過言ではない<ブラック・ホール>ですが、今回は禁止カードに指定されませんでした。<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>や<ヴォイドヴェルグ・プロトスター>といった名称指定カードの存在や、発売から間もないことが規制されなかった要因でしょうか。
このカードの存在から、他のレジェンド魔法カードを採用しにくい感はありますが、劣勢をひっくり返すカードとして必要悪な気もします。
現在の採用率と勝敗に直結する影響力を加味すれば、禁止カード指定でも納得ではありますが、買ったカードが公式の大会で使えないという事態に関して、企業は慎重にならざるをえないといったところでしょうか。
ユーザーが納得する禁止カードとしては<ブラック・ホール>が筆頭になると思いますので、ここがかかるかどうかが今後の禁止カードの基準となりそうですね。
次回のリミットレギュレーションでどう判断されるかに注目です!
制限カード
今回新たに5種類のカードが制限指定されて8種類となりました。大会で猛威をふるったエクスキューティー・デッキのキーカードと、ループデッキのサポートカードが主な規制対象でした。
シェアの減ったサンダーボールドデッキのキーカードも緩和されずにそのまま規制が継続されましたね。
それでは、各カードについて解説していきます。
1.エクスキューティー・リリウス
レベル6ながら攻撃力2500というレジェンドカードクラスのステータスを誇り、さらには特殊召喚も可能という壊れカードでした!
このカードの打点のおかげで、全体的に打点の低いエクスキューティーデッキが盤面維持できていたといっても過言ではありません。
もともとレジェンドカード級のパワーだったため、制限規制は妥当だと思います。
これにより、エクスキューティーデッキの標準打点が一気に引き下げられることでしょう。
エクスキューティーデッキは下がった打点をどう補うかが今後の課題になると思われます。
2.業火の結界像
先攻1ターン目に場に出せれば、そのままイージーウィンを狙うことができるパワーを秘めています!
このカード単体で機能するため、デッキを問わずに出張できる汎用性の高さも規制の大きな要因でしょうか。
<虚無魔人>がレジェンドカードで登場したため、こちらも規制をかけない訳にはいかなかったのかもしれません。
また、次弾でマキシマム強化も控えている中では、特殊召喚そのものを手軽に封じてしまうカードはよろしくないですね。
今回の規制で展開型デッキが強くなりそうです!
3.寿司天使ドラゴンロール
同名カードをデッキに戻すことで、デッキ切れを防ぎつつ手札交換ができていたのですが、規制によってそれもできなくなりました。
もともと一部のループデッキにのみ採用されていたカードですが、今後はガクッと採用率が落ちることでしょう。
ただし、大半の方には影響がない規制だと思います。
4.ネクメイド・ナナ
ループデッキはもちろん、アンデットデッキでも活躍するカードですので、緩和されることはなさそうですね。
5.火雷神サンダーボールド
セットカードを全てデッキバウンスするコンボは未だに強力なため、規制の維持も妥当ですね。
同じデッキがずっと上位に居座るよりも、色々なデッキに可能性があった方が楽しいので異論はありません。
6.エクスキューティー・スクランブル!
エクスキューティーデッキの強さの要因として、このカードによる後続の確保がありましたが、規制されたことで対応力と盤面維持力がガクッと下がりました。
これは<潜入開始>が制限指定されたことでパワーを落とした時と同様であり、エクスキューティーデッキを諦める方も出てくると思います。
あれだけ公認大会で上位入賞してしまえば、キツめの規制も仕方ないですね。
7.潜入開始
レジェンド覚醒パックで強化されたドラゴンをさらに強くしてしまうため、制限維持は妥当な規制だと思います。
シークレットレアとして再録された時はどうなるかと思いましたが、緩和にならなくて良かったです。
8.魔法石の採掘
毎ターン5枚ドローできるラッシュデュエルにおいては、手札3枚使ってでも墓地から回収したい魔法カードがあります。
また、膠着状態の時に無理矢理手札を減らすことで、次ターンのドロー枚数を増やせるという利点もあるでしょう。
まずは準制限で良かった気もしますが、制限指定でも納得です。
準制限カード
1.プログレス・ポッター
効果の都合上、制限指定は難しいと感じていたため、準制限指定は妥当だと思います。
デッキをぐるぐる回すことで時間切れを狙う戦術も生まれてしまうため、そうした芽は摘んでおく必要がありますね。
特に今後、ギャラクシーカップのような大型公認大会を開催していくのであれば、事前の対策、環境整備は必須でしょう。
2.各デッキタイプへの影響
新リミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思います!展開デッキ:ややパワーアップ
<業火の結界像>が規制されたことで、特殊召喚を絡めた展開が通りやすくなりました!ただし、<エクスキューティー・リュミエル>は規制をすり抜けたため、レベル7、8モンスターに依存するとデッキバウンスでやられます。
展開型デッキの天敵である罠型デッキですが、エクスキューティーの弱体化によって、怖いのは<ダーク・リベレイション>を複数枚積んだ竜魔くらいになりました。
そのため、強い罠型デッキが減った分、相対的に強くなったと判断しました。
罠型デッキ:ややパワーダウン
罠型デッキ筆頭のエクスキューティーが大幅にパワーダウンしたことに伴い、全体的に弱くなった印象です。<邪影ダーク・ルーカー>が流行っていることも理由の一つで、裏側守備表示でセットされてしまうと、罠による対抗手段がほとんどありません。
次のターンで安全に罠を破壊されながら1000ダメージくらってしまうため、圧倒的に不利です。
他にも、<邪神の大災害>が登場したことで、罠の信用度下がりましたね。
そのため、ややパワーダウンと判断しました。
コンボデッキ:ややパワーアップ
<業火の結界像>で妨害されるケースがガクッと減ったため、コンボが決まりやすくなったと思います。ただし、ループ系のコンボデッキはキーカードが規制されたことで弱体化しました。
また、相性の良かったエクスキューティーのシェアが減ることで、環境における絶対数も減るものと思います。
マキシマム召喚は次のパックで強化されるため、こちらは使用者が増える可能性がありますね!
規制と強化を加味して、ややパワーアップであると判断しました!
3.最後に
今まではエクスキューティーデッキのシェアが圧倒的に多い一強環境でしたが、今回の規制によってデッキ分布が割れる群雄割拠な環境になりそうな予感です!各デッキの強み・弱みを把握し、環境におけるポジションを明確にした上で、何を握るかを決めることが勝率アップにつながるでしょう!
それとは逆に、デッキ間のパワーバランスに開きがなければ、使いたいデッキを握ってもワンチャン優勝できる環境とも言えます!
一強環境の方が考えることが少なくて楽ですが、あれもこれも考慮しながらデッキを組むのも楽しくて良いですね!
これからも新リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar