遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.05.22
Byカマクラル

帝【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はセブンスFの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
セブンスF【カマクラル】
ラッシュデュエルで唯一、墓地フュージョンを可能にするセブンス・ワンダー・フュージョンを主軸に置いたコンボデッキです!
序盤は墓地を肥やしつつ盤面のやり取りを行い、準備が整った段階で墓地フュージョン!
一気に勝負をキメに行きます!
全ての罠を無効化する<人造人間-サイコ・ショッカー>を使い回せるようになっているため、魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊せずとも安心して攻撃を通していける点が優秀ですね!
環境随一のパワーを誇るデッキとして、今後も要注目です!
さて、今回は帝デッキを執筆いたしました!
最新弾の目玉の一つである新テーマ「帝」ですが、召喚したターンに相手盤面に干渉できる強力な効果を持っています!
高打点で一気にライフを取るのは厳しいですが、2〜3ターンかけて数千ずつ確実にライフを取ることには長けています!
また、種族単一のテーマと違って自由枠が非常に多く、構築の幅が広く取れる点も特徴です!
そのためサイドチェンジも行いやすく、マッチ戦向きのデッキと言えるでしょう。
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
帝デッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
2.デッキコンセプト
「0:1交換」です!多種族が集まったテーマで比較的自由度の高いデッキなので、イメージとしてはエクスキューティーが近いです。
このデッキはエクスキューティーと比べると展開力が劣る分、盤面干渉能力が勝ります。
召喚したターンに相手の盤面のカードを破壊する効果を持っているため、返しに強い点が特徴です!
帝の上級モンスターはレベル5なので、<マッドレア・アクエラ>の破壊効果を受けない点も強いですね!
ただし、基本はアドバンス召喚が前提となるため、自分の盤面のカードを増やすことは苦手です。
一気にライフを削ることが難しいため、緻密なライフ計算が必要になるでしょう。
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】3枚
才賢帝ヴィルヘル...3枚
モンスター、魔法・罠カード、裏表を問わない破壊なので強いですが、相手の盤面が充実しているタイミングで発動すると威力は下がります。
逆に相手の盤面が少ないタイミングで効果を発動できればかなり強いですね!
打点は2500ラインに届かないため、相手の盤面に最上級モンスターがいるとツラいこともあります。
そのため、無理にアドバンス召喚せず、強く打てるタイミングまで手札に温存するプレイングも必要になりそうです。
何枚入れるか悩みましたが、他カードとのシナジーを考慮して強気の3枚採用としました!
【上級モンスター】7枚
星帝エストローム...3枚
ラッシュデュエルにおいて効果破壊は何かとコストが重たいものでしたが、最近はノーコストで簡単に破壊できるようになりましたね。
エクスキューティーやミラーにおいて無類の強さを誇ることはもちろん、<燃焼鬼ブンゼル>と合わせることでレベル7、8の効果モンスターも破壊することができます!
腐る場面が少なく、素の打点も2000と上級モンスターの中でトップクラスなので、ライフカットや盤面返しに活躍してくれますね!
もちろん3枚採用です!
賢帝ヴィルヘル...3枚
<シードラゴン・ナイト>の上級モンスター版といったところでしょうか。
魔法カードであれば墓地に同名カードがなくとも破壊できますが、罠カードには無力です。
また、裏側表示と指定されているため、表側のフィールド魔法や装備魔法は破壊できない点に注意しましょう。
大抵のデッキでは魔法カードの方が採用枚数が多いため、相手の伏せカードを破壊できる確率は高いです!
相手の盤面を減らすカードとして、こちらも3枚採用です!
雷帝ザボルグ...1枚
死者への手向けに攻撃力2400が付与され、盤面に残るようなものですのでかなり強いです!
帝テーマのカードとシナジーが強く、墓地からの使い回しも可能なため、絶対必須の一枚です!
【下級モンスター】18枚
マッドレア・アクエラ...3枚
モンスターに限らず、2回攻撃できる効果はかなり強力であり、ダイレクトアタックであれば2600または3800ダメージを取ることができます!
<星帝エストローム>とのコンボに使う<燃焼鬼ブンゼル>はこのカードとも相性が良く、相手の効果モンスターを破壊しながら打点アップし、ダメージを取るという最強ムーブを発動させます!
絶対3積み必須です!
シードラゴン・ナイト...3枚
余談ですが、シークレットレアの値段がとんでもないことになっていますね!
それほど需要がある必須のカードです!
<シードラゴン・ナイト>→ <賢帝ヴィルヘル>と繋げることで相手の伏せカードを確認したり破壊したりしやすくなります!
また、このデッキにおいては貴重なデッキ回復役でもあります。
文句なしで3枚採用です!
燃焼鬼ブンゼル...3枚
<ライトウェーブ・ドラゴン>+<碧牙の爆速竜>のコンボも有名ですが、こちらは下級+下級または下級+上級となるためより手軽です!
今まで注目されてこなかったカードが、ここに来て日の目を浴びることになるのは面白いですね!
今後は必須カードになる可能性が高いため、持っていない方は早めに集めておくことをオススメします!
賢帝家臣ツーゼ...3枚
<星帝家臣ヘーベ>はレベル6以下のモンスターを復活させる関係からダメージを取りにくくなってしまいますが、こちらは相手フィールドに魔法カードをセットするだけですので、そのターン中の損失はありません。
つまり、このターン中に勝ち切ってしまえば使い得になるため3枚採用しました!
効果発動のコストを稼ぐため、帝以外でも守備力1000のモンスターを意識的に多めにしています。
スター・リプレイサー...3枚
手札・墓地からの特殊召喚を封じるデメリットはありますが、このデッキにはそれらの特殊召喚札が入っていないため、1枚で2体分のリリースに使える点が強いですね!
このデッキは上級モンスターの比率が高く、リリース要員が多いに越したことはないのでありがたい存在です。
確実にアドバンテージを稼ぐカードなので3枚採用しました。
ギャラクティカ・ジャメイヴュ...2枚
レジェンドカードである<大嵐>はもちろん、<傲慢な壺>も引ければアドバンテージ確定なので積極的に戻しましょう!
ただし、このデッキにおける魔法カードの採用枚数的に3枚はやり過ぎな感じがあったため、2枚にとどめました。
業火の結界像...1枚
環境に台頭してきたフュージョンやマキシマムの抑止力になり得ると考えて採用しました。
こちらは一切特殊召喚を行わないため、一方的に相手の行動を制限できますね!
このデッキには必須の1枚です!
【魔法】7枚
傲慢な壺...3枚
魔法カードを多用するタイプではないため、制約もそこまで気にならないでしょう。
当然3枚フル投入です!
ゴースト・サイクロン...2枚
そのため、自分フィールドのモンスターが全滅してターンが返ってくることもしばしば。
それを逆手にとって、自分のモンスターゾーンが空の時、相手フィールドの魔法・罠カードを破壊できるこちらを採用しました!
帝はもともと後攻で強いテーマですが、このカードの採用によって、より後攻に強くなりますね!
<傲慢な壺>との兼ね合いや先攻時に使い辛い点を考慮し、2枚の採用にとどめました。
エンペラー・レルム...1枚
このデッキは打点不足がネックとなっているため、このカードの存在は貴重ですね!
ただし、<大嵐>、<邪神の大災害>といった魔法・罠の全体除去とは相性が悪いです。
また、重ねて引いても弱くなってしまうことに加え、<傲慢な壺>とも噛み合いが悪いです。
そのため、1枚の採用にとどめました。
大嵐...1枚
相手の伏せカードを気にせず攻撃できるようになる他、<才賢帝ヴィルヘル>の効果で相手の本命を割りやすくすることもできます!
他のレジェンドカードとも迷いましたが、シナジーを考慮して今回はこちらを採用しました。
【罠】5枚
ノーバディ・スキャットシーフ>...2枚
このデッキは盤面のカードをガンガン増やすタイプではないため、高速でライフを取られるとツラいです。
そのため、このカードでドロー強化しつつ、ライフを守る動きが強いと感じました。
<シードラゴン・ナイト>で割られにくくするため2枚の採用にとどめています。
ライステラス・クライシス...2枚
<火雷神サンダーボールド>や<グランド・エクストリーム>、<潜入開始>、<ミラーリング・ワイバーン>など使われた際、相手の展開を潰します。
ただし、相手の盤面を減らせない点と、フュージョン召喚、マキシマム召喚に対しては打てない点に注意しましょう。
発動タイミングを選ぶ点と<シードラゴン・ナイト>対策を考慮して2枚の採用としました。
魔法の筒...1枚
2〜3ターンかけて勝つかたちになるため、このカードで相手ライフを減らせることには大きな意味があります。
また、セブンスF、サイバー、マキシマムといった高打点で攻めてくるデッキが増えることを予想し、一発逆転を狙えるケースも増えたと考えています。
今後価値の上がる1枚として採用しました。
4.各デッキとの相性
帝は罠型デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○有利
相手が表側表示でモンスターを並べてくれると、<星帝エストローム>や<マッドレア・アクエラ>の的が増えて嬉しい限りです!罠で相手の攻撃をいなしつつ、返しのターンで盤面を除去しながらライフを取っていくのが勝ちパターンです!
罠の採用も少ないことから、反撃をくらう可能性も低いですね。
そのため、こちらが有利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:△五分
帝テーマはメインギミックで罠対策がほとんどありません。強いて言えば<才賢帝ヴィルヘル>で破壊できますが、相手の盤面に罠1枚という状況でないと狙って破壊することができないため、かなりタイミングが限定的です。そのため、罠破壊耐性を付与するカードか魔法・罠カードを破壊するカードを採用する必要があります。
今回で言えば<ゴースト・サイクロン>がそれにあたりますが、2枚の採用なのでそこまで使う頻度も多くないでしょう。
一応、<シードラゴン・ナイト>と<賢帝ヴィルヘル>によって罠をチェックしてから行動することは可能ですが、仮に<聖なるバリア -ミラーフォース->が見えた場合などは動けなくなります。
罠を踏むにも手数に限りがあるため厳しいです。
こちらの攻めと相手の罠の用意どちらが勝るかの勝負になるため、相性は五分と判断しました。
ただし、このデッキはエクスキューティーに対しては滅法強いです!
コンボデッキ(蒼救、アビスなど) 相性:×不利
相手のフュージョン召喚、マキシマム召喚が成立してしまうと非常に厳しいです。効果破壊でどうにかするには<才賢帝ヴィルヘル>か<雷帝ザボルグ>になりますが、効果破壊耐性持ちですとほとんど詰みの状態です。
早期決着が得意なタイプでもないため、相性は不利と判断しました。
5.最後に
今弾では<雷帝ザボルグ>でしたが、他の帝カードも今後登場する可能性がありますね!また、守備力1000のモンスターが登場するたびに強化されるテーマでもあります!
エクスキューティーのように、新パックで強化パーツが来る可能性もあります!
現時点で既に高いポテンシャルを持つデッキですが、今後の活躍にも期待ですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう! カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.05.17
Byカマクラル

セブンスF【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新弾レビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
閃光のオブリビオン新弾カードレビュー【カマクラル】
2023年度第1弾のパックということで、なかなか気合いの入った内容になっています!
新テーマである「帝」「セレブローズ」に加えて、ドラゴン、海竜、ギャラクシーといった既存テーマの強化、汎用性の高いカードが目白押しでした!
また、エクスキューティーに対して無類の強さを誇る<星帝エストローム>、<マッドレア・アクエラ>の登場により、環境デッキの一角であるエクスキューティーは窮地に立たされました。
環境が大きく変わって来そうですね!
さて、今回はセブンスFデッキを執筆いたしました!
今弾でも指折りのパワーカードである<セブンス・ワンダー・フュージョン>から<魔導竜騎士-セブンスギアス>を特殊召喚し、一気に勝負を決めるデッキです!
今回のデッキを組むにあたり、闇魔法使い型、ギャラクシー型も試してみましたが、<セブンス・ワンダー・フュージョン>を発動したターン中に勝負を決め切れるのはセブンスギアス型が最も手っ取り早いと判断しました!
ただし、いくらフュージョンが容易になったとは言え、ワンキルまでのハードルはけっこう高いです。
【相手の場】
レベル7以上の攻撃表示モンスター2体以上。
※攻撃力2500前後と仮定。
罠カードを発動できない状況をつくる。
※<人造人間-サイコ・ショッカー>の召喚または<邪神の大災害>などで伏せカードを破壊する。
【自分の墓地】
<セブンスロード・マジシャン>と<連撃竜ドラギアス>が揃っている。
5種類以上の種族のモンスターが揃っている。
上記条件を満たした上で<セブンス・ワンダー・フュージョン>を発動し、攻撃力6500の<魔導竜騎士-セブンスギアス>で2回攻撃しなければなりません!
そのため、元々レベル7以上を採用しないエクスキューティーに対しては効果を発動できず、攻撃力3000のバニラモンスターになってしまいます。
このデッキが強いかどうかは環境分布によって変わることを覚えておきましょう!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
セブンスFデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
エクストラデッキ
計15枚
2.デッキコンセプト
「グッドスタッフ→ワンキル」です!通常、コンボデッキはコンボが決まるまでは防戦一方になりがちですが、このデッキは単体で強いカードを多数採用しているため、コンボに頼らずとも引いたカードで普通に戦えます!
イメージで言うと、サンメロデッキが近い印象です。
属性・種族を散らすことでフュージョンモンスターの打点UPを狙いながら、<セブンスロード・マジシャン>の打点も上げられますね!
<セブンス・ワンダー・フュージョン>を使う以上、<セブンスロード・マジシャン>3積みは必須になると考えています。
闇魔法使い軸で組んだ際、<セブンスロード・マジシャン>の強みである突破力を失ってしまい、目も当てられませんでした。
最上級モンスターで盤面を返しつつ、準備が整った段階でワンキルを狙いにいくのが、このデッキの正攻法です!
そのため、<セブンスロード・マジシャン>を単なるフュージョン素材として<七宝船>などで墓地に送るのではなく、戦力として活かせるように組んだ次第です。
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
セブンスロード・マジシャン...3枚
5属性のモンスターを採用することにより、高打点を狙えるように組みました!
風属性を採用しなかった理由は、シナジーの薄いカードを採用してまで無理に属性を散らす必要はないと考えたからです。
相手の盤面にモンスターが居ない状態で、6属性のモンスターが墓地にある場合、<セブンス・ワンダー・フュージョン>から<トランザムロード・ライナック>を出し、効果で<トランザム・ライナック>を特殊召喚すれば、2900+1800+1600+1800で合計8100ダメージのワンキルになりますが、果たしてどの程度そんなシチュエーションになるでしょうか。
普通に最上級モンスターで盤面を返し合い、とどめのフュージョン召喚になるため、ライフは8000より下回っていることが多いでしょう。
そのため、ピンと来るカードの無かった風属性は採用しませんでした。
このカード自体の打たれ弱さはあるものの、相手に倒されて自然に墓地に行くことを狙っている部分もあります。
このカードが各種フュージョンの起点となるため3積み必須です!
連撃竜ドラギアス...2枚
<セブンスロード・マジシャン>と違って単体のスペックが高く、戦闘面においては無類の強さを誇ります!
3枚採用していた時もありましたが、<七宝船>を採用していない今回の構築では、手札の最上級事故が起きることが何度かありました。
<フェニックス・ドラゴン>と合わせて<七宝船>をガン積みする構築も考えましたが、やはりノーコストで手札を1枚増やせる<傲慢な壺>があまりに強かったため、全体のデッキパワーを考慮してそちらを優先しました。
<セブンス・ワンダー・フュージョン>の特性上、フュージョン素材をデッキに戻す兼ね合いから、デッキ内の最上級モンスター比率が高まってしまいます。
もちろんそのターン中に勝負が決まれば問題ないですが、罠の妨害や高打点突破のためにライフを削り切れなかった場合、次のターンの手札事故で負けるというケースがなくもないです。
その点も踏まえて2枚の採用にとどめています。
魔装獣ギアパルド...1枚
<連撃竜ドラギアス>の枠を1枚こちらに変えることで、フュージョンのバリエーションを増やすことが狙いですね!
伏せカードさえあれば、2500打点の戦闘破壊耐性持ちという破格のスペックを誇ります!
ただし、<連撃竜ドラギアス>の方が単体で見た時の性能が優秀なため、こちらを1枚の採用にとどめました。
【上級モンスター】1枚
人造人間-サイコ・ショッカー...1枚
下級モンスターである<漆黒の戦士 ワーウルフ>を優先することも考えましたが、<激流葬>などの召喚反応系もまとめて封じられるこちらの方が確実性が高いため、このカードの方を採用しました!
このカードのおかげで、無理に魔法・罠破壊カードを積まなくて済む点は大きなメリットです!
<死者蘇生>で墓地から復活させたり、<マレヴォレント・セラー>で墓地から回収し、そのままアドバンス召喚できるようにしているため、登場頻度は比較的高めです!
尚、環境に罠が少ないようであれば、別のレジェンドカードに差し替えても良いと思います。
【下級モンスター】20枚
トランザム・ライナック...3枚
このカードは下級モンスターなので、デッキの最上級モンスター比率を高めずに済みます。
ただし、デッキに戻ることで墓地から特殊召喚する効果には対応できなくなるため、できれば墓地に2枚以上このカードがある時に<トランザムロード・ライナック>を出したいですね!
レジェンドカードを除く下級モンスターの中では最高打点となるため、相手の下級モンスターを蹴散らせます!
壁の除去やライフカットなど、使い勝手はなかなか良いです!
もちろん3枚採用です!
シードラゴン・ナイト...3枚
デッキを回復しつつ、相手の伏せカードをチェックすることで今後の動きを決めやすくなります!
<傲慢な壺>など、複数枚積まれる前提のカードも割れる可能性があるため強いですね!
打点も準アタッカークラスであり、属性・種族も散らすことができます!
採用しない理由を探す方が難しいため、当然3枚フル投入です!
マッドレア・アクエラ...3枚
エクスキューティーキラーになることはもちろん、厄介な<虚無魔人>、<人造人間-サイコ・ショッカー>もどかせる点がかなり優秀です!
このデッキには<燃焼鬼ブンゼル>>も採用しているため、レベル7・8のモンスターもレベルを6に調整して破壊できます!
<シードラゴン・ナイト>同様、どんなデッキにも採用される汎用カードとなりそうですね!
鳥獣族なので種族を散らせるところもポイント高いです!
もちろん3枚採用!
燃焼鬼ブンゼル...3枚
仮にコンボが出来ない状況でも、デッキトップから2枚も墓地を肥やせる点は強力です!
また、相手が海竜マキシマムデッキだった場合、相手の墓地にモンスターを落とすことで破壊耐性を無効化できますね!
炎属性・炎族である点も属性・種族をバラけさせたいこのデッキとマッチしています!
当初は<フェニックス・ドラゴン>を考えていましたが、今回はこちらを採用しました!
天終の怪依...3枚
この手のモンスターには珍しく、魔法・罠カードも墓地へ送ることができます!
そのため、<邪神の大災害>がめくれた際には真っ先に墓地に送れますね!
召喚したターンの縛りも無いため、場に残りさえすれば毎ターン効果が使える点も優秀です!
種族を散らすことにも一役買ってくれますね!
墓地肥やし要員は多いに越したことはありませんので3枚採用です!
素早いレミング...3枚
地属性・獣族である点も高評価ですね!
ただし、相手フィールドにモンスターが居ないと効果を使えないため、先攻1ターン目に打てない点は注意しましょう。
絶対3積み必須です!
マレヴォレント・セラー...3枚
墓地を肥やすカードを多く採用しているため、普通のデッキより条件を満たせる確率は高いと思います!
<人造人間-サイコ・ショッカー>を回収して罠を封じたり、<死者蘇生>とのコンボで相手の盤面を破壊しながら<死者蘇生>を使い回したりと強力な動きが可能になります!
この枠を別のカードにすることも考えましたが、<人造人間-サイコ・ショッカー>を使い回せるカードを優先したかったため、3枚採用しました。
【魔法】8枚
傲慢な壺...3枚
確かにこのカードを発動した同一ターンは<セブンス・ワンダー・フュージョン>が打てません。
しかし、そうしたケースがどのくらいの頻度で起きるでしょうか。
もともと今回の構築は中・長期戦を前提としています。
速攻でフュージョンを決めてワンキルできればそれに越したことはありませんが、十分に墓地を肥やす必要がある以上、毎回そうは上手くいかないでしょう。
1ターンの質を高める上で手数の多さは必須です。
ノーコストで手札を1枚増やせるこのカードはアドバンテージの観点から見てもやはり強く、デメリットよりもメリットの方が大きいように感じます。
全てのデッキがこのカードを3積みするところから考えるでもいいと感じるくらい、個人的にはオススメのカードです!
今回も当然3枚採用!
セブンス・ワンダー・フュージョン...3枚
全てはこのカードのパワーを最大限に発揮できる構築を目指してデッキを組んでいます!
中盤以降にしか使わないなら2枚でもいいのでは?と感じる方がいるかもしれませんが、枚数を減らすことで肝心な時に引けなかったり、各種の墓地肥やしのタイミングで全て墓地へ行ってしまうとデッキが大幅にパワーダウンしてしまいます。
序盤に重ねて引くリスクはあるものの、3積み推奨です!
魔法石の採掘...1枚
1枚でレベル9、10のフュージョンモンスターを出せるため、手札2枚のコストを払ってでも十分ですね!
また、手札に引き込んだ<邪神の大災害>を能動的に墓地へ送れる点もポイントが高いです!
このデッキにおいては必須の1枚!
死者蘇生...1枚
墓地の<人造人間-サイコ・ショッカー>を特殊召喚できたら強いと思い、レジェンドカードの魔法枠はこちらを採用しました!
【罠カード】4枚
ノーバディ・スキャットシーフ...3枚
<ブラック・ホール>からの理不尽負けを軽減してくれる他、<亜竜地獄>や<激流葬>といった召喚反応系の破壊から立て直す際に役立ちます!ノーコストで実質2ドローは異常ですよね!
<シードラゴン・ナイト>で割られるリスクもありますが、それでも引きたいカードなので強気の3枚投入です!
邪神の大災害...1枚
普通に発動しても強いですが、墓地にあることでも価値が出る珍しいカードですね!
このデッキでは<マレヴォレント・セラー>で<人造人間-サイコ・ショッカー>と<死者蘇生>を使い回すことを狙っているため必須の1枚です!
【エクストラデッキ】15枚
魔導竜騎士-セブンスギアス...3枚
<セブンス・ワンダー・フュージョン>で特殊召喚できるモンスターの中で、最も戦闘ダメージを与えられるモンスターだと考えています。
ただし、相手フィールドにレベル7以上のモンスターが居なかったり、裏側守備表示3セットで耐えられるとパワーは格段に落ちます。
このカードを主軸に置きつつ、他のフュージョンモンスターで足りない部分を補うと良いでしょう!
1枚あれば事足りると思いますが、念のため3枚採用しました。
魔導騎士-セブンス・チャリオット...3枚
打点UPか効果破壊耐性付与+表側表示のカード破壊なのでかなり強いです!
しかし、魔法・罠ゾーンにカードが無いと威力が半減することに加え、魔法の筒によるダメージは防げません。
3000打点というのもライフを取り切るには至らない可能性があります。
使いどころとしては、相手がガン伏せしている魔法・罠ゾーンのカードを破壊できない際に出すかたちでしょうか。
<魔装獣ギアパルド>は1枚のみの採用であり、使用頻度はそこまで高くないのですが、使う可能性のあるカードなので念のため3枚採用しました。
トランザムロード・ライナック...3枚
このデッキには風属性を採用していないため、<トランザムロード・ライナック>と<トランザム・ライナック>を並べた際の総攻撃力は7500となりますが、フュージョンが決まるまでに多少なりともライフをとっていればワンキルも射程圏内です!
<セブンス・ワンダー・フュージョン>はフュージョン素材をデッキに戻してしまうため、墓地に2枚以上の<トランザム・ライナック>がないと特殊召喚できない点には注意しましょう。
下級モンスターをデッキに戻すため、万が一決着がつかずに次のターンを迎えても手札事故のリスクが少ないのはありがたいですね。
もちろん3枚採用です!
マスター・オブ・セブンスロード / マジシャン・オブ・ダークセブンス / 魔導騎士-セブンス・パラディン...各2枚
ほぼあり得ない展開ですが、相手がそれぞれのフュージョン素材をデッキに採用していた場合、<死者蘇生>で相手の墓地からフュージョン素材を特殊召喚し、<セブンス・ワンダー・フュージョン>でフュージョン召喚します!
上記の展開の可能性は限りなく0に近いため、なくても問題ないと思います。
今回は枠が空いていたため採用しています。
4.各デッキとの相性
セブンスギアスはコンボ型デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○有利
フュージョンやマキシマムを使わない展開デッキだった場合、<ノーバディ・スキャットシーフ>でターンを稼げます!罠カードもほとんど採用されていないことから、こちらの攻撃が通りやすく、レベル7以上のモンスターを攻撃表示で並べていれば、<魔導竜騎士-セブンスギアス>から簡単にワンキルを狙えますね!
3タイプある中で、こちらが最も有利な対面になると思います。
罠型デッキ(エクスキューティー、セレブローズなど) 相性:〇有利
展開型に比べると罠の存在から攻撃を通しにくくなりますが、パワーは低いため長期戦に持ち込みやすいです。相手がセレブローズであれば、<人造人間-サイコ・ショッカー>+<魔導竜騎士-セブンスギアス>でワンキルできるでしょう。
エクスキューティーに対しては<魔導竜騎士-セブンスギアス>は効果を使えませんが、<マッドレア・アクエラ>で有利に戦えますし、セブンスロード・ライナックなど別のフュージョンモンスターで十分勝てそうです。
そのため、こちらが有利と判断しました!
コンボデッキ(蒼救、アビスなど) 相性:○やや有利
どちらが先に動き出せるかで明暗分かれます。蒼救相手の場合、<蒼救の泡影 アルティエラ>を先に出されると非常に厳しいですが、逆に言うと他はそこまでキツくないです。
また、マキシマムは打点で超えられるので大丈夫です。
全体的に見るとキツいのは通常魔法カードの発動を封じる<蒼救の泡影 アルティエラ>だけですので、相性はやや有利と言っていいでしょう。
5.最後に
ラッシュデュエル黎明期に活躍した初期のエースモンスター達が、環境の最先端で再び日の目を浴びそうです!まだまだ環境が固まっていない中、構築は改善の余地がありますが、やりたいことを突き詰めた結果、今回はこのような内容になりました!
アニメ遊戯王SEVENSの主人公である王道遊我が使うカードは、今後も登場する可能性が高いため、カードプールが増えるごとに強さが増していくのは良いですね!
発売されたばかりのカードは2023年7月1日の制限改定で規制される可能性も低いため、比較的長く使えるテーマになると思います!
今のうちに集めておくのも手ですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.05.13
Byカマクラル

閃光のオブリビオン新弾カードレビュー【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
2023年5月13日(土)に「閃光のオブリビオン」が発売されました!
2023年度第1弾のパックですね!
それに伴ってなのか、「デッキ改造パック」という表記が消えて商品名のみに変更されました。
また、1BOX15パックだったものが、1BOX30パックに変わりましたね。
封入率も気になるところです。
パックの内容はフュージョン強化がテーマとなっており、魔法使い、ドラゴン、ギャラクシーといった主人公テーマのフュージョンモンスターが多数登場しています!
他にも、新テーマである「セレブローズ」や「帝」が登場したため、さらに環境分布がバラけそうですね!
汎用性の高いカードも複数登場しており、既存のデッキ強化もできると思います!
オーバーラッシュレアは<セブンスロード・ウィッチ>ですが、もともと人気のあるカードなのに加えて、お決まりの別イラストバージョンなのでコレクションとしての需要もありそうです!
今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたしますので、是非とも最後までお付き合いください!
それでは早速どうぞ!
新弾カード考察
1.マッドレア・アクエラ
レベル4 / 闇属性 / 鳥獣族 / 攻1300 / 守1100
【条件】相手フィールドにモンスターが2体以上いる場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードは2回攻撃できる。さらに、相手フィールドの表側表示の効果モンスター(レベル6)1体を選んで破壊できる。この効果でモンスターを破壊した場合、さらにこのカードの攻撃力はターン終了時まで600アップする。
明らかなエクスキューティーのメタカードです!
レベル4なので<酢酸のたまった落とし穴>で破壊されず、モンスター破壊かつ1900打点の2回攻撃で相手フィールドを壊滅できますね!
エクスキューティー相手でなかったとしても、<燃焼鬼ブンゼル>などでレベルを6に調整できれば、レベル7、8のモンスターも効果破壊が可能です!
また、相手フィールドのモンスターが2体以上いれば2回攻撃は可能なため、下級モンスターの処理や2回攻撃でのライフカットも可能です!
超強力な汎用カードとして、<シードラゴン・ナイト>のようにあらゆるデッキに採用される可能性があります!
ポテンシャルの高いカードですので、是非とも3枚集めましょう!
2.セレブローズ・ファビュラス・マジシャン
レベル9 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻3000 / 守2100
「セレブローズ・マジシャン」+「セレブローズ・ウィッチ」
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで破壊する。その後、自分の墓地の装備魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
今弾で登場した新テーマ「セレブローズ」のエースモンスターです!
手札1枚を墓地へ送ることで、相手フィールドの表側表示モンスター1体を何でも破壊できる超強力な効果を持ちます!
しかも、破壊後は装備魔法カード1枚を墓地から回収できるため、アドバンテージの損失もありません!
同じくモンスター破壊効果を持つ<夢幻刃龍ビルドリム>と比べると、インフレを感じますね。
墓地の<カリス魔杖デス・ワンド>を回収し、このカードに装備することによって、4000打点の破壊効果耐性持ちというマキシマムモンスター並の化け物になります!
このカードはレベル9であるため、一度フュージョン召喚に成功すれば、<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>や<セレブローズ・ウィッチ>から特殊召喚することができますね!
展開を考慮すると、同じフュージョン素材である<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>の方が優先されがちです。
しかし、相手の盤面を破壊してライフを取りに行く際はこちらを出しましょう!
3.サイバー・タクティカル・ドラゴン
レベル9 / 光属性 / 機械族 / 攻3200 / 守2100
「サイバー・アサルト・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
【条件】自分の墓地のモンスター(光属性/機械族)2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】攻撃力の合計がこのカードの攻撃力以下になるように、相手フィールドの表側表示モンスターを2体まで選んで破壊する。
サイバー使い待望の新フュージョンモンスターです!
<サイバー・アサルト・ドラゴン>を採用する必要がありますが、手札消費なしで相手フィールドのモンスターを最大2体破壊する効果はかなり強力です!
攻撃力3200以下となるため、ほとんど全てのモンスターを破壊することができますね!
その他、<サイバー・プロセッサー>の登場によって、フュージョン召喚がグンと楽になりました!
こうしたサポートは今後も増えてほしいところではあります。
もともと自力の高いサイバーデッキですが、これを機に環境入りを遂げてもらいたいところですね!
4.セブンス・ワンダー・フュージョン
【条件】なし
【効果】「セブンスロード・マジシャン」を含む自分のフィールド・墓地のモンスターを素材として持ち主のデッキに戻し、フュージョン召喚する。
遊戯王OCGにおけるミラクル・フュージョンのようなカードであり、フュージョンの根底を覆すカードです!
フィールドのモンスターを素材にしなければならないというフュージョンの縛りから、最上級モンスター同士のフュージョンモンスターは超強力な効果を有しています。
それは召喚成立のハードルの高さに見合った効果なのですが、墓地融合はそのハードルの高さをグンと下げてしまいます。
1ターンで2体の最上級モンスターをフィールドに並べることはかなり難しいですが、墓地に用意するだけなら簡単です。
なんなら激鱗解放1枚で出来てしまうこともあり得ます。
<ピーコック・ハイトロン>などのカードを使って、デッキを高速回転させるのも良いでしょう。
手札1枚から強力な効果を持つレベル9、レベル10のフュージョンモンスターを場に出せるのは明らかな壊れカードですね!
片方の素材をセブンスロード・マジシャンにするという制約はあるものの、このカードの発動後に特殊召喚ができない、このターン戦闘ダメージを与えられないというデメリットが付与されていない点は驚きです!
圧倒的な劣勢から、<魔導竜騎士-セブンスギアス>をフュージョン召喚し、打点を上げてライフを取り切り、一気に逆転勝ちすることも可能でしょう!
カードプールの増加に伴って大化けする可能性もあるため、是非とも3枚集めておきましょう!
5.ノーバディ・スキャットシーフ
【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札を1枚以上選んで墓地へ送る。自分フィールドにモンスターがいない場合、さらにこのターン、相手モンスター(レベル8以下)の攻撃で自分は戦闘ダメージを受けない。
強化された<バッファード・スライム>です!
<バッファード・スライム>はライフコストを要求される他に相手ターンしか使い道が無かったですが、このカードは<激流葬>や<亜竜地獄>といった召喚反応系の罠で破壊された際も発動が可能です!
3枚ドローして1枚捨てたとしても、2ドローと同義ですので、増えた手札で戦線を立て直すことができます!
制約なども特に無いため、攻守に優れた汎用カードとして活躍が期待できますね!
このカードの登場により、レベル8以下のモンスターを主とするデッキはライフを取りにくくなります。
ただし、レベル9以上のフュージョンモンスターやレベル10のマキシマムモンスターに対しては無力なため注意しましょう。
6.雷帝ザボルグ
レベル5 / 光属性 / 雷族 / 攻2400 / 守1000
【条件】このカードを攻撃表示でアドバンス召喚したターンに発動できる。
【効果】自分または相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
シンプルながら強力な効果を持つモンスターです!
召喚ターンのみ発動可能ですが、裏表やレベルを問わずに相手モンスター1体を確実に破壊することができるため、ダイレクトアタックを決めやすくなります!
似たような破壊効果を持つ<リボルバー・ドラゴン>や<ギルフォード・ザ・ライトニング>と比べるとコストが軽く、色々なデッキに採用しやすいですね!
また、レベル5の雷族なので、<センサー・ダックビル>で使い回すことも可能です!
最低でも1枚は確保しておきましょう!
最後に
2023年度の第一弾パックということもあり、かなり充実したラインナップだと感じました。新テーマの登場や既存テーマの強化により、環境に新しい風が吹きそうですね!
様々なデッキ作りに挑戦できるため、今からとても楽しみです!
どんどん変化していくラッシュデュエル環境を今後も楽しんでいきましょう!
これからも新カードを使ったテーマデッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう! カマクラルでした。
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