遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.08.11
ByO尺

ギャラクシーカップで使用したデッキ紹介 前編
目次
1.デッキレシピ
ゼラートワンダー
プレイヤー:O尺
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
サイドデッキ
計15枚
2.デッキコンセプト
<ゼラート>による盤面破壊後のフュージョンでの1ターンkill、蘇生による相手の手札、墓地撹乱、下級同士の殴り合いの有利性。3.メインデッキ解説
セブンスロード・マジシャン 3枚
(フュージョン以外で相手の<ルーカー>を倒せるのはこの子と<ゼラート>だけなので落としすぎもあまり良くない。)
先攻でこの子を手札から墓地に送れない場合はアドバンスセットが定石。
(相手の<セブンスロード・エンチャンター>で手札バウンスされるは1ドローされるわで短所しかない、また相手の<風使いトルネ>で表側にされる可能性もあるので多少無理をしてでも墓地に送るのが吉。)
後半になってくると<グレイススピア>を装備して期待値3000の貫通持ちのアタッカーになれるところは高評価。
このデッキだと闇属性の割合が高い為、効果使用後打点が2700になれば上等。相手の<パラディン>が出るまでには3属性分貯めたいところ。
連撃竜ドラギアス 2枚
下級2面取れるのは大きいけど相手の<セブンスギアス>にワンパンされるので基本的に墓地にいてもらった方がいい。
(<結界像>を握っている場合は別。<結界像>が場からいなくなってから上級のリリース素材にしたいところ)
EDに入ったら優先して出すようにする。
もうフュージョンを気にしている場合ではないのでガンガン責めまくりましょうね。
邪影ダーク・ルーカー 1枚
後攻で握っていたら<ジャメイヴュ>が絡まないのであれば<七宝船>のコスト。
相手の<トルネ>→<セブンスギアス>で1killされるが相当の上振れが必要なので割り切り。
理想ムーブは<ルーカー>で相手の伏せを割って手札に帰って来たのち<七宝>or<ゼラート>のコストにしてぶっぱなして勝ちを狙いに行く。
ミラーだと相手の墓地<ルーカー>を蘇生して手札事故を誘発させに行くのも強い。
EDだと速度が足りないのでサイド行き。
堕天使ゼラート 1枚
(2800打点なので相手の<ドラギ>に倒されない為)
<スキャットシーフ>撃たれると面倒なので<ルーカー>で伏せを割りつつ効果を使えれば良い。
さらにもっと言えば自分の場の<アクエラ>と<セブンスギアス>が効果を使い終えてから<ゼラート>を使えればゲームエンドまで持って行きたいところ。
ヒール・ヒーラー 1枚
次点で<ワンダー>か<採掘>あたりか。
先攻で引いた場合は無理をしてでも魔法を何でもいいので墓地に落とすのを優先。
<天終の怪依>で魔法を落としてしまおう。
それくらいこのゲームでライフ1000回復はデカい。
<ジャメイヴュ>との共存が若干怪しいが優先は<ヒールヒーラー>で。(<ジャメイヴュ>の効果発動は若干めんどくさい)
<パラディン>や<シードラ>で戻したい候補ではあるが墓地を肥やしまくる都合上、下級&上級の割合が毎試合違うため検討が必要。
EDに入ったらサイドから1枚追加。
毎ターン回復すれば最悪フュージョン出さず攻撃しなくてもライフ差で勝てる。
キャノン・ソルジャー
初手セットが無難。相手の<アクエラ>でも倒せないので生き残る確率が高い。最上級相手には勝てないけどそれはそれで<セブンスギアス>の的にするので寧ろ喜ばしい展開。
相手が上級(<ライザー>、<ショッカー>)で倒しにきた場合は<アクエラ>で倒す。
ザボルグだった場合は<ディープシー>で裏に。
ワンダー軸で<サイドラ>は多分居ないのでスルー。
下級事故も防げるバーン効果で<ルーカー>と共にダメージを取りたいところ。
天終の怪依 3枚
とりあえず<セブンスロード>、<ロードスター>、(次点で<ドラギアス>)を意識しながら肥やします。
次点で<ゼラート>か下級の闇属性か、最上級を落として手札事故回避、魔法落としてヒーラー用、大穴で相手がバーン(<ルーカー>or無いとは思うけど<黒炎弾>)軸で攻めてきた時は罠をわざと落とすくらいか。
1200と下級の中では中々あるためとりあえず相手の下級セットは攻撃した方がいい。
マッドレア・アクエラ 3枚
対戦機会が多いであろう対ワンダー戦の場合、下級の守備力は高くても1200(<ジャメイヴュ>辺り。自分以外に<キャノンソルジャー>を使うのはほぼ居ないはず。<ホーリーエルフ>は計算外。)
<槍>がない限りこちらからは戦闘ダメージを与えづらいので序盤及び後攻1ターン目においては優秀。
中盤以降は<セブンスギアス>や<パラディン>、<ドラギアス>の的になるのでリリースしてしまいたい。
ディープシー・ハンター 3枚
相手がハーピィだった場合は滅茶苦茶有利を取れるので対面することを祈る。(多分そんなに居ないけど)
シードラゴン・ナイト 2枚
対ワンダーだと負け筋は<シリンダー>が多いので確認するだけでも情報アドバンテージが大きい。
デッキに戻す候補は<ヒールヒーラー>、<ジャメイヴュ>、<キャノンソルジャー>辺りか。
墓地を減らしたくない場合はフュージョンモンスターを戻すのもあり。
打点も1300あるのでほぼ一方的に下級を倒せる。
ロードスターの剣士 1枚
攻撃力1200なので相手の<レジェマジ>を倒せるところは利点。
それ以外に魅力的なものはないので早々に墓地に肥やすほうがよい。
ただし相手が海竜、若しくは<ことのは>系統がある場合は墓地に送らずアタッカー若しくは壁モンスターにするパターンもあり。
セブンスロード・エンチャンター 1枚
基本的に相手の<セブマジ>をバウンスするのがベストだがそこまで甘くないので相手の<レジェマジ>、<トルネ>バウンスから<スキャット>避けを狙うくらいか。打点が1200なので下級の中では合格ライン。噛み合わなそうなら<キャノンソルジャー>or<ゼラート>のコスト。
ギャラクティカ・ジャメイヴュ 1枚
(<ヒールヒーラー>と一緒)
後攻スタートなら<ゴーサイ>ドロー<七宝>or<ゴーサイ>2枚目が引ける可能性もあるので使える時にガンガン使いたい。<ルーカー>との組み合わせも強力。
先攻で引いた場合はセットエンドが基本。そこそこの確率で生き残るのでリリース要因に。
業火の結界像 1枚
ジャン勝ち先攻1ターン目で引けた場合はセットの卓もあるかな...
(被ダメ軽減&1ターン目からフュージョンするには多少の上振れが必要&フュージョン体が<セブンスギアス>の的になるため)
後攻1ターン目なら召喚1択かと。
対策カードは多いので過信は禁物。
自分のターンになったら<キャノンソルジャー>リリースもあり。
セブンスワンダーフュージョン 3枚
中盤以降に相手場にレベル7がいればギアス出して終わり。(<シリンダー>撃たれたら自分が終わり)
序盤に相手<ルーカー>読みで素材が偏っている時は<セブンスギアス>ありかなってくらい。
次ターンに生き残っていても槍がなかったらリリースするのは全然あり。
初手で2枚来るとまぁまぁ面倒臭いので来ないように祈りましょう。
最悪セットして相手の<ルーカー>待ちで割ってもらって<ヒーラー>or<ジャメイヴュ>で戻して次に繋げます。
七宝船 3枚
次点で<ドラギ>か<ルーカー>。(盤面によるので優劣無し)
手札がダブついたら下級を。
先攻、後攻1ターン目で<ヒーラー>を握っているならレベル7を持っていなくても発動価値あり。
ゴースト・サイクロン 2枚
1戦目勝った場合はサイドデッキから1枚追加。
発動機会を狙いすぎるとそもそも発動できなくなる可能性が高いので打てるときに打つ、くらいの感覚。
魔導槍グレイス・スピア 1枚
高火力になってワンパンを狙いやすくなるが<シリンダー>による逆ワンパンの可能性もあるので装備する際はライフの調整を忘れずに。
<セブマジ>に装備して貫通狙うのもあり。
魔法石の採掘 1枚
コストで素材の2体を落とせれば完璧。
(<ことのは>打たれる可能性が非常に高いので伏せには注意)
<槍>を回収するのも強い。 盤面によっては<ゴーストサイクロン>もありか。
<七宝>は割とアド損になりやすいのであんまりやりたくない。手札が本当にやばい時に使おう。
死者蘇生 1枚
いつ引いても強いカード。
最優先は<ゼラート>、時点で「相手の」<パラディン>、<セブンスギアス>、<ルーカー>、<セブマジ>、<ドラギ>。<結界像>もあり。壁モンスorアタッカー兼相手の墓地妨害、さらに<エンチャンター>や<ルーカー>の効果を使えば相手手札の最上級事故を誘発できる。
理想は発動後に<ジャメイヴュ>か<ヒーラー>でデッキ内に戻せれば非常に強い。
1試合2回発動することを目標に試合を進めていくのが大事。
ノーバディ・スキャットシーフ 1枚
最悪被ダメを覚悟してでも使う時があるので、手札、墓地、相手の盤面を確認して引きたいカードを割り出して使うのが丸い。
EDに入ったらサイドから1枚追加してドロー加速していきたい。
閃光のバリア -シャイニング・フォース- 1枚
発動できるタイミングは序盤orライフを仕留められそうになる最終局面あたりか。
決まるのはほぼ理想論だけどこのくらい上振れを狙わないと全国から選ばれた人達には勝てない。
仮に<シードラ>で見られた場合は3体のモンスターで攻撃できない永続罠だと思ってプレイングをする。
1試合目で使えたor確認されたor割られたのいずれか一つでも試合中にあった場合、そのマッチ戦では2度と通用しないと考えた方がいいのでサイド行き。
メインに入れるのは<ことのは>、<スライム>あたりか。
魔法の筒 1枚
妥協ラインは<ドラギ>2500打点辺りか。
それ以下なら割られないことを願って使わないのはアリ。
一度発動する&墓地に落ちると相手が殴り放題になるのでこちらが攻め要因でレベル7を立てる時は確実に仕留められるようにすること。
魔導竜騎士-セブンスギアス 3枚
4種族貯めている状態から攻撃したいところ。
たまに表側全破壊します。
相手の<ルーカー>を倒せない時も無理やり出す可能性はあり。
魔導騎士-セブンス・パラディン 3枚
自分のデッキが闇属性中心で固めているので火力アップは相手依存になるので割り切り。
下手に場に残すと相手の<セブンスギアス>に消されるのでタイミングは重要。
魔導騎士-セブンス・チャリオット 3枚
マスター・オブ・セブンスロード / マジシャン・オブ・ダークセブンス / トランザムロード・ライナック環幻楽姫アクションメロディ / 環幻楽鬼フルオルケストラ 1枚
CAN:D LIVE 1枚
テキスト確認用の為、他のカードを入れた方がいいなんてことは最初から分かっているけど、どうしても抜けなかったカード。
合理性なんて無いです。
このカードが好きで、ずっと一緒にデュエルしてきました。
このカードが無かったらここまでラッシュデュエルに没頭していませんでした。
当然エリア代表にもなれていないでしょう。
感謝というか何というか、ギャラクシーカップ決勝大会でもデッキに入れて、全国から選ばれた人達に挑みたい。
それだけです。
後編へ続きます。
posted 2023.08.11
ByO尺

ギャラクシーカップで使用したデッキ紹介 後編
目次
4.サイドデッキ解説
メインに入っているカードは割愛します。ケミカルキュア・ブルー 3枚
打点も1300あるので合格。
抜く枠は<ジャメ>、<エンチャンター>、<シードラ>。
人造人間-サイコ・ショッカー 1枚
治療の神 ディアン・ケト 2枚
EDだと<採掘>がかなり発動しづらく、<スキャット>で守る余裕もないため兎に角回復重視。
理想はディアンケト後の<ヒールヒーラー>で計2000回復。
ブラック・ホール 1枚
はたらくことのは 1枚
基本的に相手ワンダーの素材をデッキへ。
理想は<採掘>で<ワンダー>を拾ってきたタイミングで発動して腐らせるのと残りの札で展開できなくさせること。
次点で相手が<セブンスギアス>を出した後に種族が少なくなるように延命調整するくらいか。
<七宝船>や<施し>を使った後に打つのもあり。
バッファード・スライム 1枚
回復orバーンを与えまくった後、相手による<スキャット>警戒で下級から攻撃してきた時に発動。2000で全モンスターの戦闘ダメージ0は安い。
聖なるバリア -ミラーフォース- 1枚
可能性は低いがライフ回復型ワンダーが相手の場合でも変更した方が良さげ。
(<筒>発動しても耐えられた後<セブンスギアス>で殴られて終わる可能性が大)
<ギアパルド>が多く見えるなら<ミラフォ>は入りません。
5.不採用カードの理由
レジェンド・マジシャン
最初は入れてましたが、「<エンチャンター>と同時引きがきつい」「下級同士の殴り合いに勝てずリリースして最上級を出す羽目になり<セブンスギアス>にやられる」「魔法・罠は落とせない」点から不採用に。闇属性だったら投入してたかもしれません。
フェムトロン / ピーコック・ハイトロン / マレヴォレント・セラー / 邪神の大災害
理由は
「カード単体で効果を発揮できないから」
何試合も連続でやるのが分かっていて、<フェムトロン>が落ちていない、<大災害>が落ちていないとなった場合残るのは実質1600打点バニラと800打点バニラ。
自分にこの運は狙えないと判断して不採用に。
ホーリー・エルフ
そもそも<レジェマジ>不採用なら言わずもがな。
<エンチャンター>を絡めれば墓地肥やしand下級手札シャッフルからのセットで延命の可能性が上がるがアタッカーになれないので不採用。
素早いレミング
計算が狂うのはちょっと...
風帝ライザー
この辺りは好みかも。
6.各デッキとの相性
ワンダー 対等
対等というかもっと言うと、最初のじゃんけん負けたら相当不利になります。
後攻で勝てるのは3割くらいか。
海竜 対等
<グランドエクストリーム>、初手に<ヴォジャノーイ>を握っているか次第。ワンキルされることは少ないのでとりあえず<セブンスギアス>を出すのを優先。
ハーピィ 有利
<ディープシー>で<ゴッドバードアタック>か<羽根嵐>使わせた後<ゼラート>orフュージョンで倒せる。2戦目になったら罠を減らしてもいい。
7.最後に
今回は真面目に書きました。自分がわかるように参考記録として残していたものをほぼそのまま流用した為、口調が荒くて申し訳ないです。
もし好成績で気が乗ったらより詳細な記事を書きたいなと思っています。
(これを書いているのは本番当日の朝)
以上、O尺でした!
posted 2023.08.11
Byカマクラル

轟炎のフェニックス 新弾カードレビュー【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
2023年8月11日(金)に「轟炎のフェニックス」が発売されました!
強力な新規テーマに加え、デッキタイプを選ばずに採用できる汎用カードも多数収録されています!
また、既存テーマの強化パーツも幅広く散りばめられており、かなりお買い得な内容に仕上がっているのではないでしょうか?
あらゆるデッキのパワーを底上げしつつ、環境に多大な影響を与えるカードも登場したため、単にワンダーを握れば勝てるような環境ではなくなるかもしれませんね。
今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたしますので、是非とも最後までお付き合いください!
それでは早速どうぞ!
新弾カード考察
1.火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス
レベル10 / 炎属性 / 炎族 / MAXIMUM ATK 3500 ATK 2400 / DEF 0
「火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[L]」「火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。
【条件】マキシマムモード:手札のモンスター(炎属性または炎族)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手に1000ダメージを与える。さらにこのターン、このカードは相手の罠カードの効果では破壊されず、その攻撃は貫通する。
アニメ遊戯王ゴーラッシュで蒼月マナブが使役するエースモンスターです!
<火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[L]>は墓地の炎属性/雷族1体をデッキに戻すことでレベル9以下のモンスターを破壊。さらにマキシマムモードであれば、レベルや裏表を問わずに追加で1体破壊。
<火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス[R]>は墓地の炎属性/水族1体をデッキに戻すことで相手の魔法・罠カードを1枚破壊。さらにマキシマムモードであれば、追加でもう1枚破壊できます!
やや墓地依存ではあるものの、1体で相手の場を壊滅状態にできる効果はかなり強力ですね!
専用構築にする必要はありますが、このカード自体が炎属性なので、<業火の結界像>の影響を受けません。
特に同弾で登場した<レジェンド・ストライク>の影響で<業火の結界像>の使用率は上がると予測できるため、特殊召喚を封じられないのは大きなアドバンテージとなるでしょう。
専用サポートカード達のおかげで、思った以上にマキシマム召喚の成功率は高いです!
レベル10なので<天の加護>や<天の招来>を使える点も優秀ですね!
ただし、このカード自体は打点アップ効果を持たないため、1ターンで相手に与えられるダメージには上限があります。
マキシマム召喚=即勝ちではなく、出してから決着までに3ターンくらいかかることは覚えておきましょう。
2.歴戦のカース・オブ・ドラゴン
レベル5 / 闇属性 / ドラゴン族 / ATK 2000 / DEF 1500
自分フィールドにモンスターがいない場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン、「カース・オブ・ドラゴン」になる。その後、自分フィールドのこのカードと自分のフィールド・墓地のモンスター1体を素材として持ち主のデッキに戻してフュージョン召喚できる。
<エクスキューティー・リュミエル>のように上級モンスターでありながら、リリース無しで特殊召喚できる効果を持っています!
攻撃力2000と大抵の下級モンスターに勝てるステータスもさることながら、墓地に<暗黒騎士ガイア>があれば、即座にフュージョン召喚に繋げることができます!
環境TOPの<セブンス・ワンダー・フュージョン>は、墓地でのフュージョンを可能にしたことで話題となりましたが、こちらはもはや<フュージョン>の魔法カードすら要らないため、かなり無駄がないです!
墓地に<暗黒騎士ガイア>を用意するだけで、このカード1枚で2600打点の魔法・罠1枚破壊となるためかなり強力ですね!
ただし、墓地の<歴戦の暗黒騎士ガイア>は<暗黒騎士ガイア>として扱わないため、フュージョン素材にすることはできません。
また、このカードをリリースして<歴戦の暗黒騎士ガイア>をアドバンス召喚した場合、墓地のこのカードは<カース・オブ・ドラゴン>として扱わないため、やはりフュージョンできません。
墓地の相方は必ず通常モンスターである必要がある点には注意しましょう。
3.見切りのハーヴェイ
レベル4 / 地属性 / 戦士族 / ATK 1300 / DEF 1000
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】相手フィールドの裏側表示のカード1枚を選んで確認する。そのカードがモンスターカード(守備力1500以上)だった場合、さらにそのカードを破壊できる。
最上級モンスターのアドバンスセットを否定してくるモンスターです!
特に最近活躍している<邪影ダーク・ルーカー>が、このカードの登場によってかなり使いづらくなりました。
かと言って表側表示で最上級モンスターを出してしまうと、<魔導竜騎士-セブンスギアス>の的を作ることになってしまいます。
この辺りの駆け引きがより難しくなり、デッキ構築の難易度が上がったように感じますね。
相手の裏側表示のカードとしか書いていないため、魔法・罠カードの確認も可能です!
<シードラゴン・ナイト>と違って破壊はできませんが、こちらはノーコストなので序盤から効果を使っていける点が優秀ですね!
絶対に3枚揃えておきたいカードです!
レジェンド・ストライク
【条件】300LPを払って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4/攻撃力1600以下)またはレジェンド通常モンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で「レジェンド・マジシャン」またはレジェンド通常モンスターを特殊召喚した場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
おそらく今後、どのデッキにも必須になるであろう魔法カードです!
安いコストでレベル4モンスターを何でも蘇生できるだけで強いのですが、<レジェンド・マジシャン>またはレジェンド通常モンスターを蘇生すれば、魔法・罠カードも破壊できるというとんでもない追加効果が付いています!
かつての<潜入開始>同様、あまりにもパワーが高いため、今後はこのカード3枚と<レジェンド・マジシャン>3枚をデッキに入れるところから構築がスタートするかもしれません。
<見切りのハーヴェイ>同様、こちらも絶対3枚揃えておきたいカードです!
5.エクスキューティー・ライディング!
【条件】相手が効果モンスターを表側表示で召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】そのモンスターの攻撃力以下の自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側攻撃表示で特殊召喚する。その後、相手フィールドの表側表示モンスターを2体まで選んでその攻撃力をターン終了時まで1800ダウンできる。
公式からイラストのみ先行公開された時は、どんな効果なのかとかなり話題になっていましたが、蓋を開けてみたらエクスキューティー関係ない汎用罠でした!笑
レベル問わず、相手が効果モンスターを出してきた時に発動できるため、条件はかなり緩いです!
自分フィールドに特殊召喚するカードにもレベル制限が無いですが、召喚・特殊召喚された相手モンスターの攻撃力以下のモンスターを攻撃表示で出さなければなりません。
相手モンスターの攻撃力を下げる追加効果もありますが、そのモンスターをリリースされると意味がないです。
そのため、相手の手札が少なくなったタイミングで、最上級モンスターを出してきた時に打ちたいですね!
このカードで<業火の結界像>を特殊召喚することで、そこから相手の特殊召喚を封じることもできます!
今後は<業火の結界像>が必須カードになるかもしれませんね。
何枚採用するかはまだハッキリと分かりませんが、とりあえず3枚揃えておきたいカードです!
6.攻撃の無力化
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】その攻撃を無効にする。このターン、相手は攻撃宣言できない。
遊戯王OCGではカウンター罠でしたが、チェーンの概念が無いラッシュデュエルにおいては通常罠に生まれ変わりました!
相手の盤面には干渉できないものの、そのターン内の攻撃を封じられるため、実質的なターンスキップとなります!
ただし、罠破壊耐性を考慮しなければ<聖なるバリア -ミラーフォース->の方が強いですし、3体攻撃を考慮しなければ罠破壊耐性持ちにも有効な魔法の筒の方が強いです。
それら2種類のレジェンド罠カードよりもこのカードが優先される場面は少なそうですが、それでもこのカードを選ぶ利点があるとしたら、同弾に収録された<ニゲイター・ドラゴン>の存在です!
墓地を2枚肥やせるだけでもかなり優秀ですが、相手フィールドの表側表示モンスターを3体まで選び、次の相手ターン終了時まで攻撃力2000ダウンできます!
大ダメージを与えながら盤面を返せるだけでなく、万が一返し切れなくても反撃の手間を与えることができます!
今後も何かしらの差別化がなされる可能性があるため、1枚は確保しておきたいカードですね。
最後に
収録内容の豪華さは、過去一ではないでしょうか?取り上げたいカードが多くて書き足りませんが、今回ご紹介できなかったカードの中にも強いカードが多く、数多のデッキがアップデートされることは間違いないと思います!
また、<暗黒騎士ガイア>など、実戦では使いにくかった人気カードにスポットが当てられて、環境でもやり合えるくらい強化されたことは個人的に嬉しい限りです!
これからも新カードを使ったテーマデッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar