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OTSデッキ紹介【カマクラル】
posted 2025.08.14
Byカマクラル

OTSデッキ紹介【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
2025年8月9日(土)に「戦慄のアウターバース」が発売されました!
アニメ遊戯王ゴーラッシュ!!で翁丁臼が使用した多種族テーマ「OTS」が新登場!
また、「ハンディーレディ」のテーマ化、古のOCGテーマである「ハングリーバーガー」の登場、しばらく強化がもらえていなかった「真紅眼」や「P・M」の新規パーツなど、様々なカードが実装されました!
他にも、恒例となったブラックバージョンのオーバーラッシュレアが実装されたり、汎用の除去である<聖塔の半壊>が登場したりと、環境に影響を及ぼしそうなカードも収録されています!
今弾はテーマ強化と汎用性の高いカードがバランス良く配分されている印象です!
そして、これをもってギャラクシーカップ決勝戦で使えるカードプールがほぼ出揃いましたね!
これから環境考察を深めていきたいと思います!
そんな中、今回はOTSデッキをご紹介いたします!
切り札である<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>は調整された<ハーピィ・レディ1・2・3>のようなカードです!
このカードを場に出すのと効果発動に手間はかかるものの、相手フィールドの全てのモンスターに攻撃できる効果は超強力!
また、このモンスターはプレイヤーへのダイレクトアタックも可能なため、棒立ちするシーンも少なくガンガン攻められます!
圧倒的なパワーで相手をねじ伏せましょう!
目次
それでは、早速観ていきましょう!
1.デッキレシピ
OTS
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計25枚
2.デッキコンセプト
「リソース貯めてワンキル!」です!当初は<傲慢な壺>と強力な罠を複数採用する構築を試していました。
しかし、<永劫の神導龍>や<竜水の神子>、<セレモニアル・ソーサラー>や<コスモス姫のお戯れ>が跋扈する環境では、攻撃反応系の罠の威力が半減するためイマイチ勝ち切れず...
再度このデッキの強みは何かと立ち返った結果、<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>の複数回攻撃だと思い直し、攻撃を通す事でワンキルを狙う戦術にシフトしました!
序盤は<サンセットリバース>などで耐えてライフを守り、墓地にリソースが十分貯まった段階で一気に展開して勝ち切ります!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】3枚
OTSバースト・オブリビオン...3枚
フィニッシャーである<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>のフュージョン素材となるモンスターです!このカードの効果で<OTSレインペイル>を蘇生すれば、すぐにフュージョンに繋げられますね!
仮にフュージョンに繋げられない場合は、<OTSシルフィー・セイファート>を蘇生して全体の打点を上げ、複数体で攻撃してライフと盤面を取りに行きます!
このカードの効果で蘇生したモンスターには700打点アップと罠破壊耐性が付くため、<OTSシルフィー・セイファート>が2700打点となり、効果で全体バフもしてくれるため、最大3300打点になりますね!
このカード自身も3100打点となるため、ダメージを取る際にも重宝します!
<OTSニードルメイカー>や<OTSフレアフラックス>というサポートカードもあるため3枚確定!
【上級モンスター】3枚
OTSシルフィー・セイファート...3枚
自軍のモンスターを全体バフする強力な効果を持つモンスターです!属性の数×200なので、最大600打点アップとなります!
3体のモンスターが居れば1800ポイントのダメージを上乗せできますし、<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>に効果を使えればそれ以上のダメージも期待できます!
当初は<OTSビュイギュワッゾ>と散らして採用していましたが、全てこちらに変えました。
種族変更に手札コストを要求する<OTSビュイギュワッゾ>は使いにくく、リリースなしで召喚できる効果もコンセプトとそこまで噛み合わないと判断したからです。
こちらはリリース要員が必要ですが、手札消費なしで墓地を肥やせる点は優秀ですね!
フュージョンできない時のサブプランの成功率を上げるためにも3枚フル投入!
【下級モンスター】18枚
OTSレインペイル...3枚
OTSの下級モンスターの中で重要な役割を担うモンスターです!墓地を2枚肥やしつつ、手札・フィールドのモンスターを素材に墓地へ送り、フュージョン魔法なしでフュージョン召喚する事ができます!
ただし、フュージョン効果を発動したターンはギャラクシー族以外で攻撃できなくなるため、<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>や<OTSトキシックブロブ>を出す時は注意しましょう。
これらのフュージョン体は効果を使わないとギャラクシー族ではないため攻撃できなくなります...
このカードを軸にフュージョン展開していくため、絶対3積み必須!
OTSアシッドブロブ...3枚
<OTSトキシックブロブ>のフュージョン素材となるモンスターです!攻撃力は低いものの、相手モンスターの攻守を500ダウンする効果を持っているため、盤面を返す際に重宝しますね!
フュージョン体には破壊効果があるため、相手モンスターが複数体いる場合は破壊しないモンスターのステータスを下げるように対象はよく考えてから選びましょう!
もちろん3枚フル投入!
OTSニードルメイカー...3枚
3枚の墓地を肥やすモンスターです!<冥跡のジュンディー>同様に召喚・特殊召喚したターン以外も効果を使えるため強いですね!
<OTSバースト・オブリビオン>を召喚する際に2体分のリリースにできる効果を持ちますが、デメリットとしてギャラクシー族以外で攻撃できなくなります。
OTSモンスターは効果を使わないとギャラクシー族になれないため、効果を使うタイミングはよく考えましょう!
OTS下級モンスターの中で最も墓地肥やし性能に長けているため3枚確定!
OTSアヌビスター...3枚
相手フィールドの攻撃表示モンスターを表側守備表示に変更する効果を持っています!高打点モンスターの守備が低い事は多々あるため、盤面突破しやすくなりますね!
裏側守備表示に変更だったら<OTSバグファンガス>とのコンボが可能だっただけに少し残念です...
せめて2枚の墓地肥やしであればもっと強かったのですが、墓地でOTS名称になれるモンスターは多いに越した事はないため3枚採用しました。
OTSバグファンガス...3枚
墓地が肥えていたら相手の裏側守備表示モンスターを破壊できます!手札消費なしでの盤面破壊となるため強いですが、<OTSアヌビスター>同様に墓地を肥やせる枚数は1枚です。
<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>は効果発動に墓地コスト5枚を要求するため、効果を使えるタイミングでは1枚でも多く墓地を肥やしておいた方が良いですね!
OTS名称なので3枚フル投入!
冥跡のジュンディー...3枚
現在のカードプールではOTS下級モンスターはMAX15枚の採用となるため、3枚はテーマ外のモンスターを入れる事ができます。フュージョン素材に使う可能性がある事を考慮すると、光属性以外のモンスターになるのですが、今回は墓地肥やしを優先してこちらを採用しました!
<竜水の神子>は墓地コストが重たいため噛み合いが悪く、<舞踊る恵雷の精霊>は初動の墓地肥やしに絡まない点が気になりました。
やはりこのデッキの課題は序盤であり、少しでも早く墓地を肥やして早期ターンでのフュージョン成立を目指した方が強いと感じました。
ちなみに追加の1ドロー効果は使えたらラッキーくらいでほとんど決まりません。
カードガンナー...1枚
<風帝ライザー>とどちらを採用するか悩みましたが、ギャラクシー族以外は攻撃できなくなるデメリットと相性が悪い事からこちらを採用しました!とにかく墓地が肥えない事には何も始まらないため、3枚の墓地肥やしと1ドローでデッキをガンガン回していきましょう!
ごく稀に1ドローせずに盤面に残して<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>のフュージョン素材に使う事があるため覚えておきましょう!
【魔法】10枚
OTSジャンブル・リカバリー...3枚
OTS専用の擬似サーチカードです!墓地にOTSカードがある時のみ発動が可能となるため、最初動には使えないものの、3枚墓地に送ってからその中のOTSモンスターまたは<OTSデトネーション・フュージョン>を回収できるため強いですね!
デッキ内に対象となるカードが22枚入っているため、不発になる事はほとんどありません。
先攻1ターン目であれば発動せずに場にセットしておき、次のターンから貯めたリソースで一気に展開していくのも良いでしょう!
もちろん3枚確定!
オーバーラッシュ・ストーム...3枚
<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>の攻撃を通せばほぼ勝ちなので、相手のバックを消すために採用しました!<サンセットリバース>が流行している昨今においては、<コーリング・ダーク・メテオ>よりもこちらの方が有効です!
基本的に墓地を肥やすカードばかりを採用しているため、コストもそこまで重くないです。
必要なタイミングで引き込みたいため強気の3枚採用!
OTSフレアフラックス...2枚
OTS専用の<死者転生>です!最優先で回収するのは<OTSバースト・オブリビオン>で追加の1ドローも狙っていきます!
手札に<OTSレインペイル>がいればすぐに<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>に繋げられますし、リリース要員がいれば効果で墓地の<OTSレインペイル>を蘇生できるため、やはりフュージョンに繋がります!
ただ、<OTSバースト・オブリビオン>以外を回収するとアド損となりますし、ある程度墓地が肥えてから強さを発揮するカードですので2枚の採用にとどめました。
コスモス姫のお戯れ...1枚
<サンセットリバース>とのセットありきで採用したカードです!攻撃を通したり盤面を返す際に重宝するカードであり、基本的には場にセットしておき、次のターン以降で発動します。
このデッキには単体で手札を増やせるカードがほとんどないため、盤面にリソースが残っている場合以外は即打ちしません。
使いにくいシーンもあるのですが、あると心強いカードでもあるため採用しました。
強欲な壺...1枚
手札消費の激しいデッキですので、このカードで少しでもアドを稼いでおきたいです!<死者蘇生>も強いですが、<コスモス姫のお戯れ>を採用しているこの構築であれば、個人的にはこちらだと思います!
【罠】5枚
サンセットリバース...3枚
環境トップであるブラックカオスに対して有効な罠として採用しました!序盤を耐え凌げない事には本領を発揮できないため、これで守りを固めてライフを温存していきます!
<OTSバースト・オブリビオン>は守備力2500と固く、<永劫の神導龍>や<セレモニアル・ソーサラー>の攻撃では突破されません!
生き残れば次のターンに効果を使って展開に繋げられるため、できればこのモンスターを出して耐えたいですね!
現環境を考慮して3枚採用!
OTSデトネーション・フュージョン...1枚
相手の攻撃または効果で自軍のモンスターが破壊された際、墓地からOTSモンスターを回収し、そのまま手札でフュージョン召喚するという特殊な罠カードです!狙うのはもちろん<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>ですね!
ただ、墓地が肥えていないと発動できませんし、当然相手も警戒しているでしょうから、そうそう決まるものでもありません。
とは言え、全くの0にしてしまうと牽制もできなくなるため、1枚のみ採用しました。
<OTSジャンブル・リカバリー>のヒット率を上げる事にも微力ながら貢献しています!
聖なるバリア -ミラーフォース- ...1枚
このデッキの下級モンスターは総じて打点が低いため、戦闘面においてはかなり不利です。魔法の筒で相手盤面のモンスターを残しつつ返しの<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>で勝つプランも考えましたが、そもそも相手の攻撃で負けてしまっては元も子もないため、確実に1ターン凌げるこちらを採用しました!
これでこちらの盤面にモンスターが残った状態でターンを迎えられるため、<OTSバースト・オブリビオン>もアドバンス召喚しやすく、そのまま<OTSレインペイル>を蘇生してフュージョンに繋げる事も可能です!
<ハーピィ・レディ1・2・3>と違って<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>は相手にダイレクトアタックできるため、そちらでもごっそりライフを削れますね!
【エクストラデッキ】6枚
OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン...3枚
このデッキのメインアタッカーでありフィニッシャーです!全てはこのカードで勝つために組まれたデッキであり、たっぷり墓地を肥やして効果発動できる状況を作っておく必要があります!
<OTSレインペイル>の効果を使ったターンはギャラクシー族以外は攻撃できなくなるため、効果を使わないと炎族であるこのカードは攻撃できません。
墓地のコストが無いと出したターンで決めきれなくなる可能性があるため注意しましょう!
1回出れば事足りるケースも多いですが、枠が空いているため3枚フル投入!
OTSトキシックブロブ...3枚
2種類目のOTSフュージョンモンスターです!こうしたフュージョン体が増えていけば、OTSは今よりもっと強くなると思います!
墓地のOTSモンスター2体をデッキに戻して元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスターを破壊するという珍しい効果を持っています。
フュージョン素材である<OTSアシッドブロブ>の効果を使えば、相手モンスターの打点変更も可能なため、そのまま破壊効果を通す事ができますね!
2600打点なので2500ラインにも負けないですし、手札消費なしで盤面のカードを破壊できるため中々優秀です!
当然3枚確定!
4.環境デッキとの戦い方
対ブラックカオス
こちらの墓地リソースが貯まるまで、最序盤はセット耐え、それ以降は適度に攻めて相手の盤面にカードが残らないようにします。相手が攻撃モンスターを3体並べてきたらフュージョンのチャンス!
<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>で一気にライフを取り切りましょう!
相手の盤面・墓地にリソースが貯まると一気に攻め込まれて負けるため、如何に序盤を耐え凌げるかが鍵となります。
対夢中
<栄華夢中のシルビクス>が効果破壊耐性持ちなため、<OTSトキシックブロブ>の効果では突破できません...そのため、戦闘破壊する必要があるのですが、そうなると<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>や<OTSアシッドブロブ>で500打点を下げた後に<OTSトキシックブロブ>を出して戦闘で倒すほかないですね。
夢中には貫通を付与するカードが無いため、フュージョンできるまではセット耐えで凌ぐかたちとなりそうです。
ただし、<夢中のシュエル>でセットしたモンスターを起こされてライフを取られたり、反撃のために攻撃表示で出した<OTSシルフィー・セイファート>などを<夢中のランビリス>で奪われるリスクもあるため注意しましょう。
基本はワンキルで倒し切った方が良いです!
対セレブローズ
基本的にはノーガードとなるため、どちらが先に動けるかのスピード勝負になりそうです!<カリス魔杖デス・ワンド>が絡むと厄介で、相手の<セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ>の打点を超えられません...
速攻で墓地を肥やして先に展開するしかないですね!
5.最後に
今弾にも面白そうな新規テーマが登場し、これからの環境が楽しみです!真紅眼やP・Mなどにも新規パーツが登場したため、こちらもデッキを最新版にアップデートする必要がありますね!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar