遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.08.11
Byカマクラル

ギャラクシーカップ2023決勝戦デッキ【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
先日、ラッシュデュエル最大の公式大会である第二回ギャラクシーカップ2023決勝戦に参加してきました!
昨年との違いは、レジェンドカード3種類へのルール変更と、新リミットレギュレーションの実装です!
また、昨年に比べてカードプールも大幅に増えました!
<魔導竜騎士-セブンスギアス>対策でレベル7以上のモンスターを不用意に立てないようにしたり、ケアすべき罠の種類もかなり多くなりましたね。
色々と考慮すべき項目が増えて、デッキ構築やプレイングが難しくなりましたが、カマクラルが大会前から当日に至るまで、どういう思考でデッキを組み、対戦に臨んだのか、包み隠さず全て書き記したいと思います!
それでは、早速参りましょう!
目次
1.デッキ選択の経緯
過去の考察記事でも色々と書いてきましたが、僕が本腰を入れてデッキを組み始めたのはトリプルビルドパックが発売された後です。この弾に収録されたカードまでがギャラクシーカップ2023決勝戦で使えるカードプールになるからですね。
僕自身はずっとワンダーを握っていたのですが、イマイチ戦績が振るわず、トリプルビルドパック発売後はハーピィも試しました。
使い始めた当初のハーピィは手応えを感じていたのですが、ワンダーのフュージョンモンスターが突破できずにターンを渡してしまったり、上級モンスターを引きすぎて盤面のカードを増やせなかったりと脆さも見え始めました。
各地で開催された大会結果を見ても、シェア率や入賞数はワンダーが最も多かったため、理論上はワンダーが最強という結論に至り、大会当日までにワンダーの構築とプレイングを極めるしかないと腹を括りました。
2.環境ヨミ
ワンダー、ハーピィ、楽姫、海竜、機械、エクスキューティーと様々なデッキを試してきましたが、ワンダーが頭一つ抜けてパワーが高いことを痛感しました。やはり魔法カード1枚で攻撃力6、7000の2回攻撃できるモンスターを出せるってバランスおかしいですよね。
<セブンス・ワンダー・フュージョン>の存在自体が、レベル7以上のモンスターを場に並べることへの抑止力になります。
場に何もない状態でも相手の行動を制限できるのはワンダーだけです。
返しの<魔導竜騎士-セブンスギアス>が無いと分かれば、相手は最上級モンスターでガンガン攻めてきますからね。
これらのことはもはや周知の事実であり、半数以上の方がワンダーで来るだろうと予想しました。
次点としてはレベル7以上を採用せずともデッキとして成り立つハーピィですが、<監獄島アネ・ゴ・ロック>などサイドチェンジによる対策も容易なために当たる確率はワンダーに比べて低いだろうと予想しました。
楽姫はワンダーと同じ墓地メタが刺さるためそこまで注視せず、残りはデッキパワー的に負けることは無いと判断しました。
そのため、メインはミラー戦を意識したワンダーをテーマに構築していきました!
それでは、デッキレシピをご紹介いたします。
3.デッキレシピ
ワンダー
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
サイドデッキ
計15枚
4.デッキコンセプト
「100%実行できると確信したときのみ行動し、それ以外は待て。俺たちの一番重要な仕事は待つことだ。」です!HUNTER×HUNTERのシルバ・ゾルディックの名言ですね!
ミラー戦において最も警戒すべきは<魔導竜騎士-セブンスギアス>のツーパンワンキルです!
そのため、基本的にそのターン中に勝負を決められないのであれば、レベル7以上のモンスターを表側表示で出さないことが原則となります。
実際に相手の墓地のモンスター0枚のところから<七宝船>(コスト:<セブンスロード・マジシャン>)→<七宝船>(コスト:<連撃竜ドラギアス>)→<天使の施し>→<セブンス・ワンダー・フュージョン>→<魔導槍グレイス・スピア>のような上振れで瞬殺された経験があります。
一瞬の油断が命取りになるため、たとえ相手ライフを数百まで追い詰められたとしても、0に出来ないのであれば動くべきではありません。
基本スタイルは裏側守備表示でセットしてひたすら耐えます。
<邪影ダーク・ルーカー>で相手のバックを剥がしてライフを減らした後、<魔導騎士-セブンス・パラディン>の打点UP効果+<魔導槍グレイス・スピア>の7300貫通を決めるのがこのデッキの勝ちパターンです!
この動きの再現性を高められるよう、必要パーツを最大限投入し、余計なパーツは全てカット、極力シンプルな構築に組み上げました。
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
5.メインデッキ解説
【最上級モンスター】7枚
邪影ダーク・ルーカー...3枚
裏側守備表示でアドバンスセットすることで相手の攻撃に耐えつつ、返しのターンでバックを剥がして1000バーン。
安全にフュージョンモンスターの攻撃を通しにいきます!
上級モンスターと下級モンスターでこのカードを突破することは難しく、最上級モンスターでの返しを相手に要求できることはかなり強いですね!
このカードを突破できずに放置してしまうと、バックを破壊されて延々とライフを取り続けられますし、手札に戻してアドバンス召喚またはセットすることで手札の入れ替えにも一役かってくれます!
初動で引き込みたいカードかつデッキの戦術と非常に相性の良いカードですので、思い切って3枚フル投入しました!
セブンスロード・マジシャン...3枚
デッキのモンスターの属性は適度に散らしているため、3属性くらいならすぐに揃います。
そのため、3000打点を超えるアタッカーとして運用することも可能です!
ミラー戦においてはレベル7以上のモンスターを表側表示で出すと、<魔導竜騎士-セブンスギアス>の効果を発動させてしまうため、基本は裏側守備表示でセットします。
しかし、<業火の結界像>を隣に並べられたり、<聖なるバリア -ミラーフォース->が伏せてある場合であれば、相手の<邪影ダーク・ルーカー>の突破に使っても良いと思います!
このデッキはこのカードを墓地に送らないことには何も始まらないため、3積み必須ですね!
連撃竜ドラギアス...2枚
単体スペックも高いため、フュージョンせずに元のまま使っても十分強力なのですが、返しの<魔導竜騎士-セブンスギアス>がツラいために裏側守備表示でセットする方が多いです。
このカードを使うとしたら、そのターン中に勝負を決めきれるタイミングですね!
相手の場に魔法・罠カードが無くて妨害されない場合は、<魔導騎士-セブンス・パラディン>とこのカードを並べてワンキルを狙いに行く時もありますね。
3積みしたいカードではあるものの、事故らないバランスを鑑みた枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめています。
【下級モンスター】18枚
サファイアドラゴン...1枚
スタッツが高いため、下級アタッカーとしても使えますし、裏側守備表示でセットすることで場持ちの良い壁としても活躍します!
風属性である点もこのデッキにおいては相性が良いですね!
レジェンドカードなので1枚の採用です。
ロードスターの剣士...3枚
現環境で最も出す頻度の高いフュージョンモンスターは<魔導騎士-セブンス・パラディン>になります。
と言うのも、<魔導竜騎士-セブンスギアス>は警戒されてケアもされるため、うまく使えるタイミングはほとんどありません。
単なる3000打点と化してしまうこともしばしばあります。
その点、こちらは状況に応じて高打点か1ドロー効果を選べるため、非常に使い勝手が良いです!
素材になるモンスターが多いに越したことは無いため、3枚フル投入しました!
マッドレア・アクエラ...3枚
アンデット族で<邪影ダーク・ルーカー>と種族が被ってしまいますし、それなら墓地1枚肥やし+αが欲しいと感じて別のカードを探しました。
このカードなら下級同士の取り合いになった際にダメージを稼げますし、1300打点は攻撃表示の<シードラゴン・ナイト>以外なら戦闘破壊できるため、非常に強力です!
そのため、強気でこのカードを3枚採用しました!
シードラゴン・ナイト...3枚
<聖なるバリア -ミラーフォース->や<魔法の筒>が見えた場合、<邪影ダーク・ルーカー>の的を決めやすくなります!
また、ミラー戦においては3積みされた魔法カードをノーコストで破壊することもできます!
墓地のモンスターを使い回せるカードとしても優秀なため、3枚採用しました!
レジェンド・マジシャン...3枚
攻撃力1100なので、裏側守備表示でセットされた下級モンスターなら大抵破壊できますね!
条件なしなので、生き残れば毎ターン効果を使えますし、レベル4なので<酢酸のたまった落とし穴>でも破壊されません!
必須級なので3枚採用です!
素早いレミング...2枚
属性・種族も散らせることができるためデッキとの相性も良いですね!
ただ、ステータスが低いことと先攻をとった際に使いにくいこと、枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめました。
ディープシー・ハンター...1枚
戦闘で破壊するとなると相手に1ターンの猶予を与えてしまうのですが、このカードがあればそのターン中に動くことができます!
フュージョンモンスター召喚後に<業火の結界像>を立てて安心している相手の裏をかくために1枚の採用です!
業火の結界像...1枚
罠カードよりも身を守ってくれるので信用度高かったです!
メインから<ディープシー・ハンター>を入れる人も少ないでしょうし、入っていても1、2枚なので決まることは多かったです!
貴重な炎属性ということもあり、墓地に居ても役割がありましたね!
制限カードなので1枚の採用です!
ギャラクティカ・ジャメイヴュ...1枚
効果の発動条件がやや使いにくい印象を受けてしまい、1枚あれば<シードラゴン・ナイト>の効果で使い回せると考えて1枚のみの採用です!
ギャラクシー族で種族がバラけたのはプラスでした!
【魔法】9枚
セブンス・ワンダー・フュージョン...3枚
このカード無しではパワーが半減してしまうため、3積み必須ですね!
<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>で使い回せるとはいえ、発動タイミングは見極めが必要です!
七宝船...3枚
このデッキはけっこう最上級事故率が高いため、もはや必須カードですね!
手札の内容にもよりますが、即打ちするのではなく、場にセットしておいて手札が詰まった際に回していくのが良いと思っています。
ただし、あと1枚これさえ引ければ勝てるというタイミングであれば、下級モンスターをコストに1枚ドローするのもアリですね!
こちらも3積み必須です!
魔導槍グレイス・スピア...1枚
試合を決める際に大きく貢献してくれますが、フュージョン召喚が成立した前提でのみ威力を発揮するカードであり、自分の魔法・罠ゾーンを埋めてしまう事故を誘発するカードでもあるため、メインは1枚のみの採用にとどめました。
魔法石の採掘...1枚
膠着すると手札が詰まりがちなミラー戦において、手札コスト2枚で手札を減らせるところも噛み合っています!
また、効果発動後に手札に戻った<邪影ダーク・ルーカー>をコストに使える点も噛み合っていますね!
制限カードなので1枚のみの採用です。
天使の施し...1枚
このカードのおかげで手札を整えられて、勝利を掴んだ試合が数知れずあります!
デッキが回らないことには始まらないため、タイミングを選ぶ<死者蘇生>よりも、こちらを選んで良かったと思います。
【罠】5枚
ノーバディ・スキャットシーフ...3枚
レベル8以下のダイレクトアタックも防げるため、延命カードとしても優秀ですね!
ミラー戦において攻撃反応罠は使いにくいかなと思っていましたが、ハーピィや海竜の対面もありえますし、ミラー戦でも下級モンスターで殴ってくるケースが割とあったため、あって助かるシーンが多かったです。
<シードラゴン・ナイト>で割られるリスクもありますが、1回発動できるだけでも全然違うため、強気の3枚採用としました!
閃光のバリア -シャイニング・フォース-...1枚
下級モンスター3体で殴ってくるケースなど、意外と条件を満たす場面が多く、このカードが決まった試合は勝てました!
しかし、9回戦ったうち、決まったのは1回だけでしたので、成功率は決して高くありません。
ハイリスクではありますが、決まった際のリターンがあまりにも大きいため、1回でも決まればいいと考えていましたが、とりあえず目標は達成できました!
ここは自由枠ですので、他のカードと変えて全く問題ありません。
ただし、一度このカードが見えると、こちらにバックがある場合に相手が2体のモンスターでしか攻撃してこなくなるため、多少攻め手が緩みます!
これはサイドチェンジでこのカードを抜いた後も継続するため、マッチ戦ならではの戦術かもしれませんね!
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
しかし、<魔法の筒>1枚では受け切れずに負けるケースを何度か経験したため、こちらを採用するようにしました。
<魔装獣ギアパルド>の採用率が落ち、<魔導騎士-セブンス・チャリオット>が場に出なくなったことも追い風でしたね。
【エクストラデッキ】15枚
魔導竜騎士-セブンスギアス...3枚
レベル7以上のモンスターを表側表示で展開できなくなるという抑止力をはたらかせています!
このカードが簡単に出るようになったために何種類のデッキが握れなくなったことか...
<セブンス・ワンダー・フュージョン>または<セブンスロード・マジシャン>などに規制がかからない限り、この抑止力ははたらき続けるように思います。
10月1日からの新リミットレギュレーションでどうにかするしかないですね。
超絶パワーカードなので3枚採用です!
魔導騎士-セブンス・パラディン...3枚
今回の構築においては最も出現率の高いフュージョンモンスターであり、強力な選択効果はどちらを選んでも無駄がありません!
あまり無いケースかと思いますが、お互いの墓地にモンスターがいない場合は効果を発動できません。
また、自分の墓地にモンスターがいない場合は1ドロー効果を選択できないため注意しましょう!
魔導騎士-セブンス・チャリオット...3枚
ブラフ用での採用なので、なくても問題ありませんね。
トランザムロード・ライナック / マスター・オブ・セブンスロード / マジシャン・オブ・ダークセブンス...各2枚
後編へ続きます。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.08.11
Byカマクラル

ギャラクシーカップ2023決勝戦デッキ 後編【カマクラル】
目次
- デッキ選択の経緯
- 環境ヨミ
- デッキレシピ
- デッキコンセプト
- メインデッキ解説
- サイドデッキ解説
- 最後まで採用を検討したカード
- 各デッキとの相性
- 最後に
6.サイドデッキ解説
先攻時はそこまで入れ替えるものが無いため、後攻時に勝つことを想定したサイドデッキに仕上げました!連撃竜ドラギアス...1枚
ハーピィや海竜相手でも活躍してくれるカードかつ、<魔導竜騎士-セブンスギアス>の素材にもなってくれるため無駄がないですね!
風帝ライザー...1枚
相手の最上級モンスターを戻しても良し、魔法・罠カードを戻しても良しと、汎用性がかなり高いです!
対応できる範囲が広いため、とりあえずでも採用していて間違いのないカードだと思います。
ケミカルキュア・ブルー...3枚
自分と相手合わせてたった4ターンのやり取りだったため、このカードでの回復が勝敗に直結するシーンも多々ありました!
しかし、ギャラクシーカップ2023決勝トーナメントをかけた予選の総当たり戦では、1勝1敗の場合は引き分け扱いとなったため、このカードを使うシーンは訪れませんでした。
この手のED対策カードはルール変更によって無価値となるため、事前のルール確認はもちろんのこと、当日の都合でルールが変更になる点も考慮しておかなければなりませんね。
ED練習の際はかなり活躍したカードなので、必須でした!
<シードラゴン・ナイト>と入れ替えることを想定していました。
ディープシー・ハンター...2枚
<ハーピィ三姉妹>をはじめとする鳥獣族を裏側表示にすることで罠の発動を封じることができます!
また、<ハーピィズフルドレス>も破壊できますし、下級モンスターでの戦闘破壊も容易となります!
メイン・サイド合わせて3枚の採用となるよう、2枚の採用です。
ハーピィ戦においては<マッドレア・アクエラ>と入れ替えることを想定していました。
素早いレミング...1枚
主には<マッドレア・アクエラ>と入れ替えることを想定していました。
特殊召喚の確率が高まることも良いですね!
ゴースト・サイクロン...3枚
特に序盤に発動できれば、手札を減らさずに相手の盤面のカードを減らせるのでかなり強いです!
しかし、先攻では全く使いにくくて強さにムラのあるカードですので、後攻時やEDの時にガン積みするようサイドに3枚採用しました。
魔導槍グレイス・スピア...1枚
3枚だと流石に事故率が高まると考えて、メイン・サイド合わせて2枚の採用としました。
バッファード・スライム...1枚
そのターンに受けるダメージを2000で済ませられるなら安いものですね!
また、自分のLPが3000以下であれば、ダメージを受ける必要も無いため高い確率で延命が可能です!
しかし、レベル8以下の攻撃宣言時にしか発動できないため、<魔導槍グレイス・スピア>を装備したフュージョンモンスターの攻撃では発動できません。
この辺りは噛み合いが必要になってくるため1枚の採用に留めています。
ハーピィや海竜に有効な点は評価高いですが、戦闘破壊は防げない点には注意しましょう。
激流葬...1枚
しかし、楽姫と当たったという報告を聞かないため、一人も居なかったかもしれません。
結界的には要らなかったかもしれませんが、意表をつく際に有効なケースもあるため、採用しても損はないと思います。
魔法の筒...1枚
このカードで勝敗が決まるケースもあるため、<激流葬>同様、サイドに入れておいて損は無いカードだと思います。
7.最後まで採用を検討したカード
【上級モンスター】
人造人間-サイコ・ショッカー
しかし、今回の構築においては<邪影ダーク・ルーカー>を多投しているため、役割の被るカードにレジェンド枠を使うのはもったいないという結論に至りました。
ヒール・ヒーラー
下級モンスターでは突破されず、場に生き残ることで延々ライフを回復されるため、相手はたまったものではありません!
しかし、直接勝ちに結び付くカードではないため、泣く泣く採用を見送りました。
【下級モンスター】
天終の怪依
アメイジング・ディーラー
また、ワンチャンを掴めずに棒立ちターンエンドのリスクがあり、引くタイミングによって強さにムラがあると感じました。
属性・種族が他の採用カードと被ることもあり、採用を見送りました。
8.各デッキとの相性
ワンダーはコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(海竜、機械など) 相性:○有利
通常の見立てではコンボデッキは展開デッキの速さについていけないため、展開デッキ優位と考えています。亜
しかし、今回の構築ではライフレースで遅れを取らないように<ノーバディ・スキャットシーフ>をフル投入し、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<閃光のバリア -シャイニング・フォース->で徹底的にライフを守りつつ延命する罠を採用しています!強力な貫通効果を持つ<プルグラース・スピアース>や<鋼機神ミラーイノベイター>はレベル7以上のモンスターなため、表側表示で場に残れば<魔導竜騎士-セブンスギアス>の餌食にできます!
強力な罠に加えてその抑止力もはたらくため、相手は思うように攻め切れないと考えました。
そのため、相性はこちらが有利と判断しました。
罠型デッキ(ハーピィ、エクスキューティーなど) 相性:○有利
3積みされた<邪影ダーク・ルーカー>の恰好の的です!現状のラッシュデュエルのカードプールにはリバースに対応した罠が存在しません。
そのため、前のターンにアドバンスセットした<邪影ダーク・ルーカー>の効果を止める術がありません。
ハーピィもエクスキューティーも打点は高くないため、守備力2600は複数のカードを使わない限り突破が難しく、要求値を高めることができます。
1ターンキルされることもほとんど無いため、こちらの準備が整うまでの時間は稼げるでしょう。
そのため、こちらが有利と判断しました。
コンボデッキ(ワンダー、楽姫など) 相性:△五分
今回の構築には相手の動きを妨害するカードを入れていません。相手の妨害よりも自分のデッキを回す方を優先しているため、どちらが先に準備を整えられるかのスピード勝負になっています。
そのため、相性は五分と判断しました。
9.最後に
長文を最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。ギャラクシーカップ2023決勝戦は予選総当たり戦で勝ち越せずに決勝トーナメントには進出できませんでした。
仕事や家庭の予定を調整し、大半の時間をラッシュデュエルに費やしていたので非常に悔しいですが、全国の強豪達との決闘は貴重な体験となりました!
中にはブログ読んでますと声をかけてくださった方もいて、とても嬉しかったです!
また、調整にご協力いただいた方々、応援してくださった方々も本当にありがとうございました!
これからも色々なデッキのご紹介や、考察記事を執筆していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう! カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.08.11
ByO尺

ギャラクシーカップで使用したデッキ紹介 前編
目次
1.デッキレシピ
ゼラートワンダー
プレイヤー:O尺
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
サイドデッキ
計15枚
2.デッキコンセプト
<ゼラート>による盤面破壊後のフュージョンでの1ターンkill、蘇生による相手の手札、墓地撹乱、下級同士の殴り合いの有利性。3.メインデッキ解説
セブンスロード・マジシャン 3枚
(フュージョン以外で相手の<ルーカー>を倒せるのはこの子と<ゼラート>だけなので落としすぎもあまり良くない。)
先攻でこの子を手札から墓地に送れない場合はアドバンスセットが定石。
(相手の<セブンスロード・エンチャンター>で手札バウンスされるは1ドローされるわで短所しかない、また相手の<風使いトルネ>で表側にされる可能性もあるので多少無理をしてでも墓地に送るのが吉。)
後半になってくると<グレイススピア>を装備して期待値3000の貫通持ちのアタッカーになれるところは高評価。
このデッキだと闇属性の割合が高い為、効果使用後打点が2700になれば上等。相手の<パラディン>が出るまでには3属性分貯めたいところ。
連撃竜ドラギアス 2枚
下級2面取れるのは大きいけど相手の<セブンスギアス>にワンパンされるので基本的に墓地にいてもらった方がいい。
(<結界像>を握っている場合は別。<結界像>が場からいなくなってから上級のリリース素材にしたいところ)
EDに入ったら優先して出すようにする。
もうフュージョンを気にしている場合ではないのでガンガン責めまくりましょうね。
邪影ダーク・ルーカー 1枚
後攻で握っていたら<ジャメイヴュ>が絡まないのであれば<七宝船>のコスト。
相手の<トルネ>→<セブンスギアス>で1killされるが相当の上振れが必要なので割り切り。
理想ムーブは<ルーカー>で相手の伏せを割って手札に帰って来たのち<七宝>or<ゼラート>のコストにしてぶっぱなして勝ちを狙いに行く。
ミラーだと相手の墓地<ルーカー>を蘇生して手札事故を誘発させに行くのも強い。
EDだと速度が足りないのでサイド行き。
堕天使ゼラート 1枚
(2800打点なので相手の<ドラギ>に倒されない為)
<スキャットシーフ>撃たれると面倒なので<ルーカー>で伏せを割りつつ効果を使えれば良い。
さらにもっと言えば自分の場の<アクエラ>と<セブンスギアス>が効果を使い終えてから<ゼラート>を使えればゲームエンドまで持って行きたいところ。
ヒール・ヒーラー 1枚
次点で<ワンダー>か<採掘>あたりか。
先攻で引いた場合は無理をしてでも魔法を何でもいいので墓地に落とすのを優先。
<天終の怪依>で魔法を落としてしまおう。
それくらいこのゲームでライフ1000回復はデカい。
<ジャメイヴュ>との共存が若干怪しいが優先は<ヒールヒーラー>で。(<ジャメイヴュ>の効果発動は若干めんどくさい)
<パラディン>や<シードラ>で戻したい候補ではあるが墓地を肥やしまくる都合上、下級&上級の割合が毎試合違うため検討が必要。
EDに入ったらサイドから1枚追加。
毎ターン回復すれば最悪フュージョン出さず攻撃しなくてもライフ差で勝てる。
キャノン・ソルジャー
初手セットが無難。相手の<アクエラ>でも倒せないので生き残る確率が高い。最上級相手には勝てないけどそれはそれで<セブンスギアス>の的にするので寧ろ喜ばしい展開。
相手が上級(<ライザー>、<ショッカー>)で倒しにきた場合は<アクエラ>で倒す。
ザボルグだった場合は<ディープシー>で裏に。
ワンダー軸で<サイドラ>は多分居ないのでスルー。
下級事故も防げるバーン効果で<ルーカー>と共にダメージを取りたいところ。
天終の怪依 3枚
とりあえず<セブンスロード>、<ロードスター>、(次点で<ドラギアス>)を意識しながら肥やします。
次点で<ゼラート>か下級の闇属性か、最上級を落として手札事故回避、魔法落としてヒーラー用、大穴で相手がバーン(<ルーカー>or無いとは思うけど<黒炎弾>)軸で攻めてきた時は罠をわざと落とすくらいか。
1200と下級の中では中々あるためとりあえず相手の下級セットは攻撃した方がいい。
マッドレア・アクエラ 3枚
対戦機会が多いであろう対ワンダー戦の場合、下級の守備力は高くても1200(<ジャメイヴュ>辺り。自分以外に<キャノンソルジャー>を使うのはほぼ居ないはず。<ホーリーエルフ>は計算外。)
<槍>がない限りこちらからは戦闘ダメージを与えづらいので序盤及び後攻1ターン目においては優秀。
中盤以降は<セブンスギアス>や<パラディン>、<ドラギアス>の的になるのでリリースしてしまいたい。
ディープシー・ハンター 3枚
相手がハーピィだった場合は滅茶苦茶有利を取れるので対面することを祈る。(多分そんなに居ないけど)
シードラゴン・ナイト 2枚
対ワンダーだと負け筋は<シリンダー>が多いので確認するだけでも情報アドバンテージが大きい。
デッキに戻す候補は<ヒールヒーラー>、<ジャメイヴュ>、<キャノンソルジャー>辺りか。
墓地を減らしたくない場合はフュージョンモンスターを戻すのもあり。
打点も1300あるのでほぼ一方的に下級を倒せる。
ロードスターの剣士 1枚
攻撃力1200なので相手の<レジェマジ>を倒せるところは利点。
それ以外に魅力的なものはないので早々に墓地に肥やすほうがよい。
ただし相手が海竜、若しくは<ことのは>系統がある場合は墓地に送らずアタッカー若しくは壁モンスターにするパターンもあり。
セブンスロード・エンチャンター 1枚
基本的に相手の<セブマジ>をバウンスするのがベストだがそこまで甘くないので相手の<レジェマジ>、<トルネ>バウンスから<スキャット>避けを狙うくらいか。打点が1200なので下級の中では合格ライン。噛み合わなそうなら<キャノンソルジャー>or<ゼラート>のコスト。
ギャラクティカ・ジャメイヴュ 1枚
(<ヒールヒーラー>と一緒)
後攻スタートなら<ゴーサイ>ドロー<七宝>or<ゴーサイ>2枚目が引ける可能性もあるので使える時にガンガン使いたい。<ルーカー>との組み合わせも強力。
先攻で引いた場合はセットエンドが基本。そこそこの確率で生き残るのでリリース要因に。
業火の結界像 1枚
ジャン勝ち先攻1ターン目で引けた場合はセットの卓もあるかな...
(被ダメ軽減&1ターン目からフュージョンするには多少の上振れが必要&フュージョン体が<セブンスギアス>の的になるため)
後攻1ターン目なら召喚1択かと。
対策カードは多いので過信は禁物。
自分のターンになったら<キャノンソルジャー>リリースもあり。
セブンスワンダーフュージョン 3枚
中盤以降に相手場にレベル7がいればギアス出して終わり。(<シリンダー>撃たれたら自分が終わり)
序盤に相手<ルーカー>読みで素材が偏っている時は<セブンスギアス>ありかなってくらい。
次ターンに生き残っていても槍がなかったらリリースするのは全然あり。
初手で2枚来るとまぁまぁ面倒臭いので来ないように祈りましょう。
最悪セットして相手の<ルーカー>待ちで割ってもらって<ヒーラー>or<ジャメイヴュ>で戻して次に繋げます。
七宝船 3枚
次点で<ドラギ>か<ルーカー>。(盤面によるので優劣無し)
手札がダブついたら下級を。
先攻、後攻1ターン目で<ヒーラー>を握っているならレベル7を持っていなくても発動価値あり。
ゴースト・サイクロン 2枚
1戦目勝った場合はサイドデッキから1枚追加。
発動機会を狙いすぎるとそもそも発動できなくなる可能性が高いので打てるときに打つ、くらいの感覚。
魔導槍グレイス・スピア 1枚
高火力になってワンパンを狙いやすくなるが<シリンダー>による逆ワンパンの可能性もあるので装備する際はライフの調整を忘れずに。
<セブマジ>に装備して貫通狙うのもあり。
魔法石の採掘 1枚
コストで素材の2体を落とせれば完璧。
(<ことのは>打たれる可能性が非常に高いので伏せには注意)
<槍>を回収するのも強い。 盤面によっては<ゴーストサイクロン>もありか。
<七宝>は割とアド損になりやすいのであんまりやりたくない。手札が本当にやばい時に使おう。
死者蘇生 1枚
いつ引いても強いカード。
最優先は<ゼラート>、時点で「相手の」<パラディン>、<セブンスギアス>、<ルーカー>、<セブマジ>、<ドラギ>。<結界像>もあり。壁モンスorアタッカー兼相手の墓地妨害、さらに<エンチャンター>や<ルーカー>の効果を使えば相手手札の最上級事故を誘発できる。
理想は発動後に<ジャメイヴュ>か<ヒーラー>でデッキ内に戻せれば非常に強い。
1試合2回発動することを目標に試合を進めていくのが大事。
ノーバディ・スキャットシーフ 1枚
最悪被ダメを覚悟してでも使う時があるので、手札、墓地、相手の盤面を確認して引きたいカードを割り出して使うのが丸い。
EDに入ったらサイドから1枚追加してドロー加速していきたい。
閃光のバリア -シャイニング・フォース- 1枚
発動できるタイミングは序盤orライフを仕留められそうになる最終局面あたりか。
決まるのはほぼ理想論だけどこのくらい上振れを狙わないと全国から選ばれた人達には勝てない。
仮に<シードラ>で見られた場合は3体のモンスターで攻撃できない永続罠だと思ってプレイングをする。
1試合目で使えたor確認されたor割られたのいずれか一つでも試合中にあった場合、そのマッチ戦では2度と通用しないと考えた方がいいのでサイド行き。
メインに入れるのは<ことのは>、<スライム>あたりか。
魔法の筒 1枚
妥協ラインは<ドラギ>2500打点辺りか。
それ以下なら割られないことを願って使わないのはアリ。
一度発動する&墓地に落ちると相手が殴り放題になるのでこちらが攻め要因でレベル7を立てる時は確実に仕留められるようにすること。
魔導竜騎士-セブンスギアス 3枚
4種族貯めている状態から攻撃したいところ。
たまに表側全破壊します。
相手の<ルーカー>を倒せない時も無理やり出す可能性はあり。
魔導騎士-セブンス・パラディン 3枚
自分のデッキが闇属性中心で固めているので火力アップは相手依存になるので割り切り。
下手に場に残すと相手の<セブンスギアス>に消されるのでタイミングは重要。
魔導騎士-セブンス・チャリオット 3枚
マスター・オブ・セブンスロード / マジシャン・オブ・ダークセブンス / トランザムロード・ライナック環幻楽姫アクションメロディ / 環幻楽鬼フルオルケストラ 1枚
CAN:D LIVE 1枚
テキスト確認用の為、他のカードを入れた方がいいなんてことは最初から分かっているけど、どうしても抜けなかったカード。
合理性なんて無いです。
このカードが好きで、ずっと一緒にデュエルしてきました。
このカードが無かったらここまでラッシュデュエルに没頭していませんでした。
当然エリア代表にもなれていないでしょう。
感謝というか何というか、ギャラクシーカップ決勝大会でもデッキに入れて、全国から選ばれた人達に挑みたい。
それだけです。
後編へ続きます。