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posted 2022.04.27

Byカマクラル


サイクロンパラレルオーダーデッキ解説【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

前回はセブンスギアスデッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
セブンスギアスデッキ解説【カマクラル】

ラッシュデュエル黎明期から環境の第一線を走り続ける竜魔デッキの最新型です!
アニメ遊戯王SEVENSのクライマックスで大活躍したフュージョンモンスターを使いたい方にもオススメのデッキとなっております!

さて、今回は4/16(土)に開催された第11回マキブラ杯にて4位をとることができましたので、その時のデッキをご紹介いたします!
アニメ遊戯王ゴーラッシュに変わってから初の拡張パック「運命のギャラクシー」発売後の新環境で結果を出せたことを大変嬉しく思います。

新しい時代を築いていくのはどんなデッキなのか?
今回も惜しみなく全てを解説していきます!

それでは、早速どうぞ!

デッキレシピ
サイクロンパラレルオーダーデッキ
プレイヤー:カマクラル


大会前の環境考察
まず前環境を振り返ると、環境TOPはJAMPサンメロとパラレルオーダーでした。
圧倒的な展開力とスピードで、他の追付いを許さないパワーデッキ達です!
個人的には状況に応じて攻め手を変えたり、無限デッキバウンスコンボを擁するJAMPサンメロの方が強いと考えていたため、前期はずっとサンメロデッキを握っていました。

しかし、新弾発売によってこの評価は大きく変わりました。
環境初期はまだデッキ分布が定まらないため、よほど強いテーマでも出ない限りは前環境TOPのデッキを握る人が多い印象です。
なぜなら、既に大会で結果を出したデッキはパワーの高さが証明されているからです。
デッキ分布が分からない以上、メタを張ることが難しいため、単純にデッキパワーが高いデッキを握る方が勝率が高いです。
御多分に洩れず、僕もJAMPサンメロデッキを握るつもりでしたが、新カードの発表を見て気が変わりました。

サンメロメタカード達
ことのはの妖精、破竜の咆鋼、聖塔の危機
前環境で暴れたサンメロデッキを粛清すべく刷られたカード達です。
これらの登場により、展開そのものがしづらくなったり、止められてしまうようになりました。
もちろん全てのデッキに対策が積まれるとは限りませんが、特に<聖塔の危機>は発動条件もゆるく、どんなデッキにもスッと入れることができます。
サンメロ側からすれば、対策されている可能性がある以上は対策の対策が必要になります。
今回であれば罠を破壊するカードになるので、<シードラゴン・ナイト>や<ハンマークラッシュ>などが該当するでしょう。

しかし、対策カードに枠を割くため、本来展開力を向上させるために入れたかったカードが採用できなくなります。
コンボデッキである以上、デッキ枚数を増やすことは悪手でしょう。
そうなると、デッキ全体が中途半端にならざるを得ません。

このことから、サンメロに陰りが見えました。

パラレルオーダー強化カード
上記のサンメロとは反対に、パラレルオーダーにとっては追い風となるカードが多数登場しました!

ギャラクティカ・オブリビオン、魔法羊女メェ~グちゃん、ミルキーウェーブ・ネオ
なんと攻撃力2500のレベル7通常モンスターが3種類も登場しました!
今までは種類が少なく攻撃力2400ラインのモンスターを入れなければならなかったのに、単純にその部分のパワーが底上げされました!

ゴースト・サイクロン、メテオ・チャージ
テーマを選ばず1ドローも期待できるバック破壊に貫通の上位互換カードまで登場しました!
いやいや、優遇され過ぎでは?
と思ってしまうくらい、パラレルオーダーにとっては豊作のパックになりました!

向かい風のサンメロ、追い風のパラレルオーダー。
どちらを握るべきかは一目瞭然でした。

また、サンメロメタとなる罠カードは召喚反応系なので、特殊召喚が主体のパラレルオーダーには無力です。

この点も大きな魅力で、総括するとパラレルオーダー一強時代になると考えました!

デッキコンセプト
「ミラーに強いパラレルオーダー」です!

握るべきデッキが決まったら、後は調整を繰り返すだけですが、大抵のプレイヤーは上記の思考に至るだろうと考えました。
デッキパワーが高いパラレルオーダーが順当に勝ち上がってくれば、当然ミラー対面が多くなります。
それならミラーに強いパラレルオーダーに仕上げるべきだと判断し、限られた時間を全てミラー対面の調整に割り振りました。

それでは、各カードの解説の方で詳しく書いていきます!

各カード解説
【最上級モンスター】12枚
ギャラクティカ・オブリビオン、ミルキーウェーブ・ネオ...各3枚
ギャラクシー族の攻撃力2500レベル7通常モンスターです!
攻守2500とレジェンドカードを上回るステータスを持つ<ギャラクティカ・オブリビオン>をはじめ、<カウンター・シールド>にも対応した<ミルキーウェーブ・ネオ>も登場しました!
潜入開始>、<七宝船>、<メテオ・チャージ>に対応しているため、絶対3枚必須のカード達です!

最強戦旗タフストライカー、魔法羊女メェ~グちゃん...各3枚
攻撃力2500レベル7通常モンスターの中から、守備力の高い順に採用しました。
いくら手札交換のドロー魔法カードが多いとは言え、最上級モンスターを入れ過ぎると手札事故率を高めてしまうため、<火麺上忍ダイアップ>は不採用としました。
デッキに採用した全ての通常モンスターが守備力1000を超えているため、<カウンター・シールド>が発動しやすくなった点は大きいです!
また、<魔法羊女メェ〜グちゃん>は<ミート・アンド・グリード>を連想させることができるため、相手にプレッシャーをかけられるのも良いですね。
これらも3枚フル投入です!

【魔法】26枚
潜入開始...3枚
パラレルオーダーが強いのは、間違いなくこのカードのおかげです!
打点UPかつ罠破壊耐性の手札または墓地からの特殊召喚というのが強過ぎます!
しかも、採用されている最上級モンスターは全てこのカードに対応しているため、他デッキと比べてこのカードが発動できずに腐るという場面がありません。
このカードを最も強く使えるからこそ、環境で最も強いデッキであると言えると思います。
死者蘇生>より強いカードなので絶対に3積み必須です!

パラレルバース・ゲート...3枚
潜入開始>同様、このデッキを環境TOPにまで押し上げたぶっ壊れカードです!
通常、最上級モンスターを場に出すためには2体のリリースを要しますが、なんとノーコストかつ2体まで墓地から特殊召喚できるのですから、<死者蘇生>より強いです!
この特殊召喚札を6枚積めることに加え、<魔法石の採掘>で再利用までできるのですから恐ろしいですね...
手札に魔法カードが溢れた際も、墓地肥やしとして即発動できます!
この点も高評価ですね!
絶対に3枚必須!

七宝船...3枚
レベル7通常モンスターを墓地に送りながら、回転率を高められるデッキの潤滑油です!
1ドローしてから追加の1ドローをするかどうか選べるため、手札0枚で<パラレルバース・ゲート>を打つために1ドローで止めておくということもできます。
最上級モンスターを切れるカードは貴重なので絶対3枚採用です!

天の加護...3枚
このデッキはレベル7モンスターのみ採用されているため、コスト2枚とこのカード自身の3枚を使って2ドローできることになります。
七宝船>同様、こちらもドローは選択なので、ドローしないことも選べます。
また、手札のモンスターを好きなだけ墓地へ送れますので、どうしても手札を空にしたい時などは全て捨てて2ドローもしないということも可能です。
使う場面は少ないかもしれませんが覚えておきましょう!

魔法石の採掘...3枚
手札2枚を捨てて墓地の魔法カードを回収できるカード!
手札コストの種類を問わない点とレジェンドカードでない点が優秀ですね!
特に手札の最上級モンスターを墓地へ送りたいこのデッキとは相性がよく、<潜入開始>や<パラレルバース・ゲート>を持って来れば無駄がないですね!
重たいコストがメリットにもなり得るため、絶対に3積み必須のカード!

ハンマークラッシュ...3枚
このデッキの弱点である<聖なるバリア -ミラーフォース->を対策できるカード!
罠の採用率は下がっていても、魔法カードを採用しないデッキはほとんどないため、場に伏せた魔法カードを割ることにも使えます!
また、厄介な相手のフィールド魔法も割れるため、なかなか使い勝手がいいです!
手札コストはむしろメリットにつながることも多く、3枚フル投入にしました!

ゴースト・サイクロン...3枚
今までは採用率が落ちていたバック破壊カードですが、新環境ではまた価値が見直されそうです!
後攻時や返しのターンで強く使えることに加え、モンスターカードの少ないこのデッキにおいては1ドローの追加効果が高確率で使えます!
手札を減らさずに相手の罠を剥がしながら展開できるので、弱い理由が見当たらないですね。
特にミラー戦においては場に伏せた<魔法石の採掘>を割ることで、次のターンの返しを防ぐことができて強いです!
1ドローは選択効果なのでドローしなくても大丈夫です。
逆にドローし忘れることがないように注意しましょう。

昂光の裁き...3枚
こちらもミラーを意識して採用したカードです!
最上級モンスターを手札に戻しながら墓地の最上級モンスターをデッキバウンスすることで、盤面を空けながら手札事故を誘います!
手札が嵩張る時も単体の墓地バウンスとして発動できるため、無駄がありません!
ミラー戦以外だと若干弱い感じはありますが、パラレルオーダーがTier1だと予想して強気の3枚採用にしました!

メテオ・チャージ...1枚
正直ここは自由枠なので、環境に合わせてカードを変えても良いと思います!
貫通!>及び<『攻撃』封じ>・<『守備』封じ>を合わせたようなカードで汎用性が高いです!
ただ、このカードを強く使えるタイミングが限定的であり、複数枚入れなくても<魔法石の採掘>で拾ってこれると判断して1枚のみの採用に留めました。

天使の施し...1枚
同じ魔法カード枠である<死者蘇生>や<強欲な壺>、最強罠の<聖なるバリア -ミラーフォース->と選択肢はありましたが、手札と墓地を整えたかったのでこのカードを選びました。
特に墓地バウンスや手札バウンスされるとキツいこのデッキにおいて、手札交換カードは何枚でも欲しいため、個人的には必須カードだと考えています!

【罠】2枚
カウンター・シールド...2枚
環境序盤でこのカードへの警戒もまだ薄いと考えて2枚採用しました。
発動前にコストなどで墓地へ送られても、今度は相手が攻め辛くなるため重宝しました。
2枚採用というところがミソで、1枚よりは引くことができて、3枚の時ほど魔法・罠ゾーンを圧迫せずに邪魔にならないという判断です。
また、ピン刺しヨミで攻めてきた相手に意識外からの一撃を食らわせられるため、ペースを一気に引き込むことができます!
パラレルオーダー相手に強いカードではありますが、サンメロの無限デッキバウンスには無力なため、サンメロ環境なら<聖塔の危機>や<破竜の咆鋼>を入れた方が強いと思います。
この罠枠も自由枠なので、環境によって変えましょう!
ちなみに大会では一度も引かずに発動できなかったため、実際の使用感は分かりません!笑

各デッキとの相性
対パラレルオーダー ○やや有利
ミラー戦に寄せて組んである分、こちらが有利だと思います!
とは言え、ブン回ったもん勝ちではあるため、引きの要素は大きいです。
ゴースト・サイクロン>や<昂光の裁き>、<潜入開始>など後攻でも戦えるように組んでありますが、先攻の方が手札事故が起きた際に1ターン猶予ができるため、迷いなく先攻を選びましょう!

対サンメロ △五分
火雷神サンダーボールド>に刺さる<聖塔の危機>や<破竜の咆鋼>が入っていない分、無限デッキバウンスコンボは防げません。
ただし、攻撃力2500モンスターを3体並べていれば、そのターン内で倒されることはないです。
自分にターンが返ってくれば、攻撃力2300に戻った火雷神サンダーボールドは戦闘破壊できますので、返し返されでパワーは拮抗しますね。
ミラーと違ってバック破壊カードがそこまで有効打にならないため、力関係は五分と言えるでしょう。

対機械 ○有利
機械族の長所である破壊以外の妨害罠を割りながら攻めれる分、こちらが有利です!
リリース召喚しないといけない機械に比べ、こちらは最上級モンスターをポンポン特殊召喚できるため、テンポが違いますね!
早期決着を目指しましょう!

このデッキの弱点
手札バウンス・墓地バウンスに弱いです!
特に<昂光の裁き>は手札事故率がグンと上がるため厳しいですね。
また、マキシマムモンスターの突破手段もかなり限られるため、<手札活殺>は入れた方が良かったかもしれません。
ちなみに準決勝戦と3位決定戦は手札事故でスト負けしました。
最上級の枚数など調整が必要かもしれません。

プレイングのコツ
手札に最上級モンスターを溜めないことを意識しましょう!
また、<昂光の裁き>は自分の墓地のカードも戻せるため、<ゴースト・サイクロン>の1ドロー追加効果を狙える場合もあります。
大会中はこれに気づかずそのまま負けたこともあったため、墓地のモンスターの枚数やカードの発動手順には注意しましょう。

最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

プレイング、構築ともにまだまだ改善の余地があると思います。
4/29(土)のスターターデッキにて古のルールが登場するため、このデッキはまだ伸び代がありますね!
これからも環境デッキをご紹介していきますのでお楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!


posted 2022.04.20

Byカマクラル


セブンスギアスデッキ解説【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

前回は新弾レビュー記事をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

運命のギャラクシー新弾カードレビュー【カマクラル】

新時代の幕開けを予感させるギャラクシー族の登場をはじめ、強力なカードが目白押しなパックでした!
特に攻撃力2500ラインの最上級通常モンスターが増えたことで、よりパラレルバース・ゲートの価値が高まったように感じます。
さらにレベル7モンスターの強化に伴って<火雷神サンダーボールド>強くなるため、環境TOPデッキはもう一段階進化を遂げそうですね!

一方で、火雷神サンダーボールドのメタカードとなる<破竜の咆鋼>や<聖塔の危機>といった罠も登場しました。
これにより、今までは採用されていなかったバック破壊系カードも見直されそうです。
特に条件が緩く1ドロー効果も狙える<ゴースト・サイクロン>は価値が高まりそうですね!

さて、今回はラッシュデュエルの黎明期から環境の第一線をはってきた竜魔デッキをチューンナップしたセブンスギアスデッキをご紹介いたします!
アニメ遊戯王SEVENSファンにはたまらないあのカードが活躍です!

それでは、早速どうぞ!

デッキレシピ
セブンスギアスデッキ
プレイヤー:カマクラル
魔法
7


デッキコンセプト
「Wフュージョン」です!

高い対応力を誇る竜魔デッキに2種類の切り札を採用しました!
フュージョンモンスターはオーバーキルな感もありますが、単なるロマンデッキとならないように実戦でも通じるように構築にはこだわりました。

それでは、各カードの解説の方で詳しく書いていきます!

各カード解説
【最上級モンスター】6枚
連撃竜ドラギアス...3枚
環境に攻撃力2500ラインが増えたことで盤面解決力は若干落ちた印象ですが、それでも環境屈指の強さを誇るカードです!
切り札のフュージョン素材になることに加え、<フェニックス・ドラゴン>からの再利用ができるため3枚フル投入しました!

セブンスロード・マジシャン...3枚
2種類のフュージョンモンスターの素材となるモンスターです!
このデッキには5属性のカードが入っているため、最大攻撃力は3600となり、大抵のモンスターを一方的に戦闘破壊できます!
盤面突破、詰めの一撃、フュージョンへ繋げるなど多彩な動きができます!
ステータスの低さは最強の罠、<ダーク・リベレイション>でカバーしましょう!
セブンスロード・ソーサラー>で墓地から特殊召喚できるようになったことも追い風です!
文句なしで3枚の採用です。

【上級モンスター】3枚
セブンスロード・ウィッチ...3枚
セブンスロード・マジシャン>を手札から特殊召喚する上級モンスターです!
ステータスが低く返しに弱いのですが、<マスター・オブ・セブンスロード>のフュージョン素材であり、<セブンスロード・ソーサラー>での蘇生にも対応しているため、フュージョンの成功率を高めるために強気の3枚投入です!
このデッキにおいては闇属性の魔法使い族というだけで偉いので、役割は大きいですね。

【下級モンスター】21枚
セブンスロード・ソーサラー...3枚
自身が闇属性の魔法使い族でありながら、墓地の<セブンスロード・マジシャン>と<セブンスロード・ウィッチ>を特殊召喚する効果を持つモンスターです!
このカードのおかげで簡単に<マスター・オブ・セブンスロード>のフュージョン素材を場に揃えることができます!
墓地に送るモンスターは表側表示であれば、レベルや種族を問わないところが良いですね!
デッキのパワーを底上げしてくれる、3積み必須のカードです!

セブンスロード・エンチャンター...3枚
闇属性・魔法使い族であることに加え、墓地を肥やしながらフィールドの<セブンスロード・メイジ>や<ささやきの妖精>の効果を再利用するモンスターです!
デュエルディスク同梱の限定カードなので入手はやや困難ですが、効果がなかなかに強いです!
このデッキは高速で墓地を肥やした方が強いと判断したため、最新弾で登場した最強の墓地メタカードである<ことのはの妖精>は、自分の墓地も削ってしまうため不採用としました。

ミスティック・ディーラー...3枚
デッキのドローエンジンです!
デッキの6割が魔法使い族なので、ほぼ確実にドロー効果を使えます!
特に<セブンスロード・マジシャン>と<セブンスロード・ウィッチ>は<セブンスロード・ソーサラー>で墓地から蘇生できるため、コストに使っても無駄がありません。
これによって<フュージョン>や<ダーク・リベレイション>を引き込み、盤面を強固なものにしていきましょう!

ささやきの妖精...3枚
自身の墓地を削らない墓地メタカードとしてこちらを採用しました。
貴重な風属性なので<セブンスロード・マジシャン>の打点アップにも貢献します!
そのため、早めに墓地に送っておきたいカードですね!

セブンスロード・メイジ...3枚
戦闘補助効果を使い、<連撃竜ドラギアス>の盤面突破をサポートします!
セブンスロード・エンチャンター>で手札に戻すことによって、1ターンで2回効果を発動できる点は優秀ですね!
闇属性・魔法使い族ということもあり3枚採用!

アメイジング・ディーラー...3枚
ミスティック・ディーラー>同様、デッキの回転率を上げるカードです!
高速で墓地に4枚の魔法使い族を貯めて相手を牽制しましょう!
ダーク・リベレイション>発動後など、墓地のカードが減る機会があるため、序盤以外でも活躍の場が見込める点は高評価です!
3枚フル投入です!

フェニックス・ドラゴン...3枚
唯一の下級ドラゴン族のモンスターです!
手札1枚を<連撃竜ドラギアス>に変換できるため、非常に強力なカードと言えます。
貴重な炎属性なので<セブンスロード・マジシャン>の打点アップにも貢献します!
いつ引いても役割があるため、3枚フル投入です!

【魔法】7枚
フュージョン...3枚
切り札となるフュージョンモンスターを出すために必須のカードです!
事故要因にもなり得ますが、このカードを引けないことにはフュージョン成立しないため、3枚フル投入にしました。

七宝船...3枚
ドローを加速するカードですが、手札のバランス調整に使う役割の方が大きいです。
最上級モンスターが手札に溜まってしまうと動きが停滞するため、場に伏せておいて最上級がダブった際に発動するようにしましょう!

死者蘇生...1枚
場に残れば何度でも効果が使える<創世神>と迷いましたが、創世神自身がモンスターゾーンを圧迫してしまうことを避けるためにこちらのカードを採用しました。
これにより、墓地に素材が揃っていれば、フュージョンを成立させやすくなりますし、フュージョンモンスター自身を復活することもできます!
フュージョンデッキには必須の1枚です。

【罠】3枚
ダーク・リベレイション...3枚
このデッキはすぐに魔法使い族が墓地に貯まるため、<聖なるバリア -ミラーフォース->を3枚積んでいるようなものです!
シードラゴン・ナイト>の採用率が下がっていることも追い風です!
しかし、新弾の<ゴースト・サイクロン>や<ハンマークラッシュ>が流行るようなら一気に厳しくなるため要注意です。

【エクストラデッキ】6枚
魔導竜騎士-セブンスギアス...3枚
ラッシュデュエル史上初の最上級モンスター2体でのフュージョンモンスターです!
出しづらい分、強力な選択効果を持っていますが、基本的には打点アップと2回攻撃の方を使うことになると思います。
全体破壊効果は相手フィールドだけだったら強かったんですけどね...
前例が無いため強さの調整が難しかったのでしょうが、今後最上級モンスター2体のフュージョンモンスターを出す際はもっと強い選択効果に期待です。

この構築では魔法使い族とドラゴン族しかいないため、最高打点は4400になります。
このカードが魔導騎士族なので厳密に言えば5100なのですが、墓地に同名カードが置かれることはほとんど無いため、2種類で考えることにします。
また、2回攻撃はモンスター限定なので、<連撃竜ドラギアス>のように追加ダイレクトアタックはできません。
このカードを出すよりも連撃竜ドラギアスと<セブンスロード・マジシャン>のままの方が強い可能性もありますが、最後の詰めの部分で相手の場に最上級モンスターが並んでいる時は、このカードをフュージョン召喚して一気にライフを削りたいですね!

マスター・オブ・セブンスロード...3枚
エクディシス・カリギュレオン>同様、永続効果で打点がアップします!
この構築では、闇属性・魔法使い族のカード名は5種類です。(<フュージョン>除く)
つまり最大4500打点が場に居続けることになるため、戦闘突破はほぼ不可能でしょう。
また、メインデッキに闇属性・魔法使い族は15枚採用されているため、終盤であれば7体以上貯まっていることは多いです。
こちらも最後の詰めのタイミングで一気に勝負を決められます!
セブンスロード・ソーサラー>の効果で素材を2体すぐに用意できるところも強いですね!

各デッキとの相性
対パラレルオーダー ○有利
セブンスロード・マジシャン>による攻撃力2500ラインの突破に加え、<ダーク・リベレイション>で相手の攻め手を潰せるために有利です!
相手が<ハンマークラッシュ>、<ゴースト・サイクロン>などでバックを破壊してきたとしても、<マスター・オブ・セブンスロード>さえ出せれば<手札活殺>や<昂光の裁き>など、突破方法はかなり限られます。

相手の攻撃を裏守備3セットで耐えられるところも相性が良いですね!
ただし、<メテオ・チャージ>で貫通付与されたり、裏守備モンスターを表側にされてライフを取られる可能性もあるため過信は禁物です。

対サンメロ ×不利
無限デッキバウンスのコンボで罠を全て剥がされるため、一度回り始めると手がつけられません。
早いターンで<マスター・オブ・セブンスロード>が出せれば勝機を見い出せるため、フュージョン成立を念頭において回していきましょう!

対機械 ×不利
機械族は新アニメ遊戯王ゴーラッシュにて主力キャラが使うテーマですので、今後の強化が約束されたようなものです。
4月末にスターターデッキも発売されるため、使う人が増える可能性が高いですね。
機械と言えば、破壊ではなく、表示形式の変更で攻撃をいなす罠が特徴です。
特に<獣機界奥義 獣之拳>は魔法使い族・ドラゴン族にとっては天敵のカードで、バックを1枚割られてしまうためにこちらの損失が大きいです。
この構築では相手のバックを破壊するカードを採用していないため、不利と言えます。

このデッキの弱点
ズバリ、墓地メタに弱いです!
墓地を肥やしてなんぼな構築ですので、墓地のモンスターをデッキに戻されると動きが一気に停滞してしまいます。
時間が経てば経つほど手がつけられなくなるため、このデッキと当たった際はライフを取ることを優先し、短期決戦を狙うといいでしょう!

プレイングのコツ
とにかく早い段階で魔法使い族を4枚墓地に貯めることです!
これで一気に相手の攻め手を鈍らせることができます。
また、<マスター・オブ・セブンスロード>は盤面に維持できるよう、罠には注意しましょう。
昂光の裁き>は手札を残せばケアできますので手札の枚数にも注意しましょう。

最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

新弾発売により、環境TOPのパラレルオーダー、サンメロデッキ、それに続く機械、竜魔といったほとんどのデッキが強化されました!
また、新規テーマであるギャラクシー族、昆虫族なども研究のしがいがありそうなテーマですね!
これからも最新のデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!


posted 2022.04.09

Byカマクラル


新弾レビュー「運命のギャラクシー!!」【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

2022年4月9日(土)に「デッキ改造パック 運命のギャラクシー!!」が発売されました!

新アニメである遊戯王ゴーラッシュがスタートしてから初めてのパックです!
前アニメの遊戯王SEVENSの終盤に活躍したカードと合わせて、強力なカードが目白押しとなっております!
特に初登場した新種族、ギャラクシー族は強力な効果を持つカードが多いため、要注目です!

今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたします!

新弾カード考察
(1)ギャラクティカ・オブリビオン
ギャラクティカ・オブリビオン
通常モンスター
レベル7/ 光属性/ギャラクシー族
攻2500/守2500
ウォー・トゥ・ゼン! オウサム・トゥルー・グッナイト!
攻守ともに2500ラインという破格のステータスを誇る最上級通常モンスターです!
特筆すべきはノーレジェンドという点で、<ブラック・マジシャン>や<真紅眼の黒竜>の上位互換ながら、デッキに3枚入れることができます!

現環境でも猛威を振るう<潜入開始>や<パラレルバース・ゲート>に対応していることはもちろん、<シエスタトレーロ>や<獣機界奥義 獣之拳>で守備表示にされても戦闘突破が難しいモンスターです。
今後のラッシュデュエルにおいて、潜入開始と合わせてデッキを問わずに出張採用される汎用性の高さを持っています!
加えて、新種族のギャラクシー族は新アニメ遊戯王ゴーラッシュで主人公が使うテーマであるため、今後の種族強化が約束されているようなものです。

単体のカードパワーや将来性を考慮して、絶対に3枚揃えたいカードです!

(2)ことのはの妖精
ことのはの妖精
効果モンスター
レベル1/ 風属性/魔法使い族
攻600/守0
【条件】このカードを召喚したターンに、相手フィールドのモンスターがいる場合、自分の墓地のモンスター3体をデッキに戻して発動できる。
【効果】相手の墓地のモンスター3体を選んでデッキに戻す。自分フィールドの表側表示モンスター(レベル1以外/魔法使い族)が2体の場合、さらに相手の墓地のモンスター3体を選んでデッキに戻すことができる。
単体のカードではラッシュデュエル史上最大枚数となる、墓地のモンスター3枚をデッキに戻す効果を持っています!

これだけでも十分に強いのですが、自分フィールドにレベル1以外の魔法使い族モンスターを2体並べることで、さらに3枚のモンスターをデッキに戻せます!
追加効果を発動するには魔法使い族の比率を高める必要があるため、純魔法使い族デッキに近い専用構築となるでしょう。

どの程度の割合で採用されるかはまだ分かりませんが、<潜入開始>や<パラレルバース・ゲート>といった墓地を活用するカードが多数採用される環境であれば、活躍の幅は大きいでしょう。
また、新規の魔法使い族モンスターが出る度に強化されるようなものなので、今後の将来性も考慮して3枚揃えておきたいカードです!

(3)魔導竜騎士-セブンスギアス
魔導竜騎士-セブンスギアス
フュージョン/効果モンスター
レベル10/闇属性/魔導騎士族
攻3000/守2500
「セブンスロード・マジシャン」+「連撃竜ドラギアス」
【条件】相手フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上)がいる場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】●このターン、このカードの攻撃力は[自分の墓地のモンスターの種族の種類]×700アップし、さらにモンスターに2回攻撃できる。●お互いのフィールドの表側表示のカードを全て破壊する。
アニメ遊戯王SEVENSの主人公、王道遊我のエースモンスターである<セブンスロード・マジシャン>と、裏主人公(?)であるルークのエースモンスター、<連撃竜ドラギアス>がフュージョンした最強のモンスターです!

アニメにおいては、最後の切り札のような描かれ方をされていました。
しかし、現実の大会で使うにはハードルが高いモンスターです。

現カードプールでは手札5枚で最上級モンスター2体を場に並べて、フュージョンまで成立させる事はほぼ不可能です。
ただし後攻1ターン目、相手が手札を全て使い切り、場に5枚のカードを出したという条件下であれば下記のパターンが使えます。

ナリキング・レックス>を召喚。効果で1ドロー。
強欲な壺>を発動して2ドロー。
この時点で場にナリキング・レックス、手札は6枚です。
この6枚の手札が、セブンスロード・マジシャン+連撃竜ドラギアス+<フュージョン>+下級モンスター3枚という内訳であればフュージョン召喚成立です!
しかしこの手札が揃うことは相当低い確率なので、現実的ではないでしょう。

最上級モンスター同士のフュージョンだけあって、レベル10というマキシマムモンスターと同様のレベルになっていますが、罠破壊耐性はついていません。
苦労して出したこのカードが、<聖なるバリア -ミラーフォース->等で簡単に倒されたら立ち直れなさそうです。

ただ、アニメのフィナーレを飾ったモンスターなので、コレクション用に1枚は持っておきたいですね!
もちろん、ラッシュレアで!笑

(4)フューチャー・マイニング
フューチャー・マイニング
通常魔法
【条件】相手フィールドに表側表示モンスターが2体以上いる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカードを2枚めくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中からモンスター1体を選んで手札に加えることができる。残りのカードは好きな順番でデッキの下に戻す。
ラッシュデュエルにおいては稀有なサーチ魔法カードです!
条件から先攻1ターン目では使えず、めくった2枚の中にモンスターが居なければアド損となりますが、高い確率で手札の損失なくモンスターを持ってこれます!

特にマキシマム召喚成立の補助に役立ちそうなので期待大です!
環境分布では少数派であるマキシマムデッキですが、環境TOPのサンメロやパラレルオーダーはマキシマムモンスターを返す術がありません。
そのため、召喚=勝ちというところまで持っていける可能性が高いです!

今後は大会のダークホースとして、マキシマムデッキを握る人が増えるかもしれませんね!
七宝船>同様、汎用性の高い魔法カードですので、値上がりする前に3枚集めておきましょう!

(5)聖塔の危機
聖塔の危機
通常罠
【条件】相手がモンスター(レベル7以上)を召喚した時に発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示の効果モンスター(レベル8以下)1体を選んで裏側守備表示にする。

久々に汎用性の高い強力な罠が出ました!
採用率の高い<火雷神サンダーボールド>や、今後の台頭が囁かれる<鋼機神ミラーイノベイター>の対策になりますね!

ただし、召喚に対してどうこうする罠は先出しする必要があるため、万能ではありません。
また、特殊召喚には対応していないため、<潜入開始>やパラレルオーダー発動時にも使えません。
サンメロ環境であればトップクラスのメタカードになり得ますが、それ以外の対面ではそこまで強くないという評価です。

しかし、この手の汎用カードは集めておくに越したことはないため、3枚揃えましょう!

(6)リボルバー・ドラゴン
リボルバー・ドラゴン
効果モンスター(LEGEND)
レベル7/闇属性/機械族
攻2600/守2200
【条件】なし
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選び、コイントスを3回行う。その内2回以上が表だった場合、そのモンスターを破壊する。
原作遊戯王の決闘者の王国編にて、バンデッド・キースが使用したエースモンスターです!
コインを3回投げて表が2回以上出る確率は50%なので、2回に1回はノーコストでモンスターを破壊できる計算になります!

死者への手向け>同様、表裏・表示形式・レベルを問わない破壊ですので非常に強力です!
単体のステータスも高く、サポートの多い機械族である点も使い勝手が良さそうです!
加えて機械族は新アニメでもメインキャラクターが使う種族なので、ギャラクシー族同様、今後の強化が確約されているようなものです。

1枚は確保しておきましょう!

最後に
前弾同様、今弾も強力なカードが目白押し過ぎて、ご紹介しきれなかったカード達もたくさんあります!

前弾と違って新テーマが複数登場したパックなので、構築の幅が広がりますね!

これからも新カードを使ったテーマデッキや、大会上位入賞デッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!


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