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遊々亭攻略ブログ

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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2022.03.10

By鳩鷺


【魔弾】デッキ解説
遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。


【魔弾】は、「デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ」で登場した、光属性・悪魔族で統一されたリンク召喚を主軸に戦うテーマです。


このページでは、「魔弾」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。


【魔弾】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。

デッキレシピ
モンスター18枚・魔法14枚・罠8枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【魔弾】デッキです。

魔弾
プレイヤー:鳩鷺


【魔弾】デッキの回し方・動かし方
次は、【魔弾】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。

【魔弾】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。

【魔弾】デッキは、縦列で起動した効果をトリガーにした独自の展開力を活かし、リソースを確保していきます。

「ヒストリーアーカイブコレクション」で登場した新規カードにより、安全にリンク召喚に移行しやすくなりました。

最終的には、「魔弾」魔法・罠カードによる妨害で相手の展開を阻害し、リンク召喚で得られた高打点で戦闘ダメージによる勝利を狙います。


次に【魔弾】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。

ポイント1:「魔弾」の基本展開
まずは「魔弾」の固有効果をおさらいしつつ、基本展開をみていきましょう。

今回メインデッキに採用した「魔弾」モンスターは、以下の4体です。
魔弾の射手 カスパール>・・・発動された魔法・罠カードと異なる「魔弾」カード1枚サーチ
魔弾の射手 ザ・キッド>・・・手札の「魔弾」カード1枚を捨てて2ドロー
魔弾の射手 ドクトル>・・・発動された魔法・罠カードと異なる「魔弾」カード1枚サルベージ
魔弾の射手 スター>・・・同名以外の「魔弾」下級モンスターをリクルート

「魔弾」モンスターの共通効果として、モンスターゾーンに存在する限り手札から「魔弾」魔法・罠カードを発動できます。

フィールドのモンスター効果を無効化できる<魔弾-クロス・ドミネーター>や、魔法・罠カードの発動無効破壊できる<魔弾-デッドマンズ・バースト>を最優先で確保することで、相手を妨害しつつ、こちらは相手ターンでの展開が可能です。
魔弾の射手 カスパール>か<魔弾の射手 スター>1体がいるだけで、魔法・罠カードかモンスターを補填できるので、真っ先にフィールドに呼び出していきましょう。

豆知識ですが、男性の「魔弾」モンスターは手札増強、女性の「魔弾」モンスターは「魔弾」モンスターを特殊召喚する効果で統一されています。

今回は、デッキからの確保を中心に展開を進めるべく、「魔弾」のみのサーチ・ドローだけでなく、ドローソースを中心とした構築を目指しています。
「魔弾」モンスターの固有効果のトリガーは、「魔弾」魔法・罠カードである必要は無いので、ドローソースはデッキ回転を底上げしつつ、「魔弾」の展開を助長するため複数枚の採用がオススメです。

「魔弾」の同名カードを多数採用した構築になっており、<強欲で貪欲な壺>でキーカードが除外される確率も軽減されるので、安心して発動できます。

自分ターンなら手札からフリーチェーンで使用できる<墓穴の指名者><墓穴の指名者>などの速攻魔法も妨害札として、かつトリガーとして非常に有効です。

ポイント2:対応できないカードはエクストラデッキで除去
【魔弾】デッキでは、対応しきれないモンスターの除去をエクストラモンスターでカバーしていきます。

魔弾-クロス・ドミネーター><魔弾-デスペラード>でもある程度対応しきれますが、対象を取る欠点があります。

対象を取らず破壊も介さない除去効果を持つ<星杯戦士ニンギルス>を採用したことで、破壊耐性や対象選択できないモンスターも難なく墓地に送れます。
リンク素材にはリンクモンスター2体以上が必須ですが、下級「魔弾」モンスターなら誰でも<魔弾の射手 マックス>に変換可能なので、展開さえできればそこまで難しい指定内容ではありません。

また、エクシーズ枠として<DDD赦俿王デス・マキナ>を採用しています。
こちらもモンスター効果の発動だけはトリガーに必要なものの、エクシーズ素材にする際は対象を取らずに吸収できてしまうので、余裕がある際は1枚フィールドに置いておきたいですね。

指定のエクシーズ素材はレベル10悪魔族モンスター2体と重めですが、自分フィールドの「DDD」モンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる効果を活かし、レベル3「魔弾」モンスター2体から召喚条件を満たせる<DDD磐石王ダリウス>を介しての特殊召喚が可能です。

一度戦闘を済ませてしまえば<天霆號アーゼウス>を上に重ねられるので、<No.84 ペイン・ゲイナー><No.77 ザ・セブン・シンズ>を積み上げつつ、除去効果を連発できる状況にしておきましょう。

ポイント3:Into the VRAINS!の採用
今回【魔弾】デッキに、<Into the VRAINS!>をフル投入しています。
Into the VRAINS!>は、手札から特殊召喚したモンスターを素材にリンク召喚を行う効果を持ちます。

リンク召喚を無効化されることなく、リンク召喚成功時に相手のみチェーンできなくなるので、安心してリンクモンスター着地後の固有効果を使用できます。

魔弾の射手 マックス>は下級「魔弾」モンスターから即座にリンク召喚でき、相手フィールドのカードの数に応じたサーチかリクルート効果をリンク召喚時に発動できるものの、<灰流うらら>1枚で展開がストップしてしまう弱点はぬぐえませんでした。

Into the VRAINS!>の登場で、特殊召喚から固有効果までの一連の流れを相手に妨害されることなく進行できます。

リンク1展開を基軸とするデッキの救世主と言えるほど優秀なカードなので、ぜひフル投入をオススメします。


唯一注意しなければならない点としては、<増殖するG>をチェーンされると2ドローされてしまうので、こちらは<灰流うらら>や<墓穴の指名者>でケアしていきたいですね。

まとめ
【魔導獣エンディミオン】デッキは、ドローソースで魔力カウンターを補給し、妨害効果で相手を翻弄!


【魔弾】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。

Into the VRAINS!>の登場で、安定したサーチ・リクルートにつなげやすくなりました。

灰流うらら>による妨害を棒立ちで終わることなく、自身のリソースを十二分に確保できるようになったのは、棚からぼた餅感がありますねw

気になる方は、ぜひ「魔弾」のデッキを組んでみてください。

以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。

posted 2022.03.03

By鳩鷺


【レッドアイズ】デッキ解説
遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。

【レッドアイズ】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。

【レッドアイズ】は、「ヒストリーアーカイブコレクション」及び「Vジャンプ4月特大号」で強化された、カテゴリ内のほとんどを闇属性・ドラゴン族で統一しているエクストラ主体のデッキテーマです。
このページでは、「レッドアイズ」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。

【レッドアイズ】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。

デッキレシピ
モンスター22枚・魔法14枚・罠4枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【ヴァレッドアイズ】デッキです。

ヴァレッドアイズ
プレイヤー:鳩鷺


【レッドアイズ】デッキの回し方・動かし方
次は、【レッドアイズ】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。

【レッドアイズ】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。

【レッドアイズ】デッキは、独自の展開力を活かし、融合・リンクを中心としたエクストラデッキからの特殊召喚につなげていきます。

新規カードの登場でさらにリンク召喚に移行しやすくなり、最上級「レッドアイズ」融合モンスターも簡単に呼び出せます。

最終的には、展開した最上級・高ランクモンスターの除去効果を活かし、高打点による戦闘ダメージと<黒炎弾>によるバーンで勝利を狙います。
次に【レッドアイズ】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。

ポイント1:新規カードで展開力を強化
まずは新規カード2種をおさらいしていきましょう。

「ヒストリーアーカイブコレクション」で<真紅き魂>、「Vジャンプ2022年4月号」で<真紅眼の黒星竜>が登場し、上級・最上級枠に新たな「レッドアイズ」が追加されました。
真紅き魂>は、相手がモンスターを特殊召喚した場合、手札・フィールドから墓地に送ることで、手札・デッキから同名以外の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する効果を持ちます。

相手依存とはいえ、チェーンの有無も関係なく発動条件が満たしやすいので、本来ならアドバンス召喚でリリース要員を消費するところですが、大幅なコスト削減で容易に最上級「レッドアイズ」をリクルートできます。

基本的には<レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>で打点面で勝るモンスターを呼び出すか、墓地に送られることを前提に<真紅眼の飛竜><真紅眼の幼竜>で壁を生成する手段として活かせるでしょう。

どちらにせよターンが返ってきた際の特殊召喚手段が増えるので、優位に展開を進めていけます。

また、<真紅眼の黒竜>を対象にした元々の攻撃力分のバーン効果を持ちます。

相手ターンにも発動可能なので、蘇生したタイミングにフリーチェーンでダメージを与えられます。

一応自身もフィールドでは<真紅眼の黒竜>扱いなので選択可能ですが、攻撃力900と心許ないので、なるべくオリジナル以上の打点を選んでいきたいですね。

真紅眼融合>の効果で融合召喚した<流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン>がいれば3500バーンが確約なので、<流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン>のバーン効果と<黒炎弾>を併せて使用すれば1ターンキルも狙える強みがあります。
真紅眼の黒星竜>は、手札・デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を墓地に送ることで手札から特殊召喚する効果を持ちます。

自身の特殊召喚と同時に墓地肥やしとして機能するので、蘇生先の確保や墓地融合の補助として活かせます。

この効果で特殊召喚した際に<真紅眼の黒星竜>のレベルは1つ上がるので、「レッドアイズ」モンスター特有のレベル7サポートの恩恵を受けたり、ランク7エクシーズに移行しやすくなりました。



真紅眼の黒星竜>自体は、<黒鋼竜>によるサーチに対応しているので、通常召喚した<黒鋼竜>を<ストライカー・ドラゴン>などのリンク1モンスターに変換することで容易に確保できます。

続けて特殊召喚することで、<天球の聖刻印>や<捕食植物ヴェルテ・アナコンダ>といったリンク2につながり、最小限の手札で最上級モンスターの特殊召喚が行いやすくなりました。

捕食植物ヴェルテ・アナコンダ>さえ出してしまえば、<真紅眼融合>をコピーすることで<流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン>がデッキ融合できるので、バーンによるワンキルを助長してくれます。

ポイント2:黒鋼竜1枚初動の妨害展開
今回の【レッドアイズ】デッキでは、<黒鋼竜>1枚初動での妨害展開につなげやすくなるよう「ヴァレット」を複数体採用しています。

墓地に送られただけで発動可能な<黒鋼竜>の効果を能動的に活かせる<ストライカー・ドラゴン>は相性抜群です。
こちらでは<黒鋼竜>と手札コスト1枚からの展開例をまとめました。

  1. 黒鋼竜>で<ストライカー・ドラゴン>をリンク召喚→<黒鋼竜>の効果で<レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>、<ストライカー・ドラゴン>効果で<リボルブート・セクター>をサーチ
  2. ストライカー・ドラゴン>を除外し、<レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>を手札から特殊召喚
  3. レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>効果で<黒鋼竜>を蘇生
  4. レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン><黒鋼竜>で<ドラグニティナイト-ロムルス>をリンク召喚→<黒鋼竜>効果で<鎖付き真紅眼牙>、<ドラグニティナイト-ロムルス>の効果で<竜の渓谷>をサーチ
  5. 竜の渓谷>を発動し手札1枚をコストに<アブソルーター・ドラゴン>を墓地に送る→<アブソルーター・ドラゴン>効果で<ヴァレット・トレーサー>をサーチ
  6. リボルブート・セクター>を発動し、手札から<ヴァレット・トレーサー>を特殊召喚
  7. ヴァレット・トレーサー>効果で<リボルブート・セクター>を破壊し<ヴァレット・リチャージャー>をリクルート
  8. ヴァレット・リチャージャー>で<ドラグニティナイト-ロムルス>の左下に<守護竜ピスティ>をリンク召喚
  9. ヴァレット・トレーサー>で<ドラグニティナイト-ロムルス>の右下に<ストライカー・ドラゴン>をリンク召喚
  10. 守護竜ピスティ>効果で<黒鋼竜>を蘇生
  11. 守護竜ピスティ><黒鋼竜>で<デリンジャラス・ドラゴン>をリンク召喚→<黒鋼竜>効果で<レッドアイズ・スピリッツ>をサーチ
  12. ストライカー・ドラゴン>効果で<デリンジャラス・ドラゴン>を破壊し<ヴァレット・リチャージャー>をサルベージ
  13. 手札から<ヴァレット・リチャージャー>を墓地に送り<ヴァレット・トレーサー>を蘇生(自分フィールドの闇属性モンスターの破壊に反応)
  14. デリンジャラス・ドラゴン>効果で自己蘇生(【ヴァレット】モンスターの特殊召喚に反応)
  15. ドラグニティナイト-ロムルス><デリンジャラス・ドラゴン><ストライカー・ドラゴン>で<ヴァレルエンド・ドラゴン>をリンク召喚
  16. ヴァレルエンド・ドラゴン>効果で<ヴァレット・トレーサー>を効果無効にし<ヴァレット・リチャージャー>を蘇生
  17. ヴァレット・トレーサー><ヴァレット・リチャージャー>で<ヴァレルロード・S・ドラゴン>をシンクロ召喚→<ドラグニティナイト-ロムルス>を装備し(ヴァレルカウンター×2)
  18. 鎖付き真紅眼牙><レッドアイズ・スピリッツ>をセット

このように<黒鋼竜>1体から、<ヴァレルエンド・ドラゴン><ヴァレルロード・S・ドラゴン>による2妨害が構えられます。
相手ターンに<レッドアイズ・スピリッツ>で<レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>を蘇生すれば<鎖付き真紅眼牙>の発動条件も満たせるので、相手の効果モンスターを装備すれば追加で展開を阻害できます。
最悪、消費する手札1枚コスト分としても<鎖付き真紅眼牙>は機能するので、実質的に<黒鋼竜>1体からの展開に変換可能です。

まとめ
【レッドアイズ】デッキは、リンク召喚からのワンキルor妨害展開で相手を翻弄

【レッドアイズ】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。

特殊召喚手段が追加されたことで、リンク召喚に移行しやすくなり<流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン>の特殊召喚や「ヴァレット」による妨害につながりやすくなりました。

今回手札誘発を不採用のデッキを紹介しましたが、手札次第では<黒炎弾>連打によるワンキルが可能なので、《増殖するG》といったドローソースで回転率を底上げし、専用サーチの乏しい<黒炎弾>をいち早く確保していく構築に仕上げてみるのもいいと思います。$
気になる方は、ぜひ「レッドアイズ」のデッキを組んでみてください。

以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。

posted 2022.02.25

By鳩鷺


【魔導獣エンディミオン】デッキ解説
遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。


【魔導獣エンディミオン】は、共に魔法使い族のペンデュラムテーマで統一された「魔導獣」と「エンディミオン」の混合デッキです。

このページでは、「魔導獣エンディミオン」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。

【魔導獣エンディミオン】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。

デッキレシピ
魔導獣エンディミオン
プレイヤー:鳩鷺


【魔導獣エンディミオン】デッキの回し方・動かし方
次は、【魔導獣エンディミオン】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。

【魔導獣エンディミオン】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。

【魔導獣エンディミオン】デッキは、魔法カードを複数枚発動することで積み上げた魔力カウンターを駆使し、展開・妨害につなげていきます。

「魔導獣」「エンディミオン」は共に、魔力カウンターを貯蓄できるテーマなので、状況に応じどのタイミングでどの魔力カウンターを消費していくのかも重要になっていきます。

最終的には、展開した最上級・高ランクモンスターの除去効果を活かし、高打点による戦闘ダメージで勝利を狙います。

次に【魔導獣エンディミオン】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。

ポイント1:リクルーターに魔力カウンターを貯蓄
まずは効率よくモンスターを展開すべく、リクルーターに魔力カウンターを供給していきましょう。

率先して魔力カウンターを乗せていきたいモンスターは、<魔導獣 ジャッカル>と<サーヴァント・オブ・エンディミオン>です。
魔導獣 ジャッカル>はリクルート先が「魔導獣」に限定され、<サーヴァント・オブ・エンディミオン>に関しては魔力カウンターが乗せられれば誰でもリクルートできるので、状況に応じて柔軟に対応できます。

創聖魔導王 エンディミオン>は魔法・罠妨害、<魔導獣 キングジャッカル>はモンスター効果妨害、<魔導獣 マスターケルベロス>なら打点強化と除外効果とそれぞれの特性を活かし優位に立てます。

なおかつ<サーヴァント・オブ・エンディミオン>は、召喚権を消化することなくモンスターを2体、魔力カウンターを乗せた状態で特殊召喚できるのはその後の展開・妨害につながりやすいので、<サーヴァント・オブ・エンディミオン>への供給が最優先になるでしょう。

上記のリクルーター2体に、トータルで6個もの魔力カウンターを必要と考えると重めに感じますが、<サーヴァント・オブ・エンディミオン>をペンデュラムゾーンで発動すれば1個分になりますし、魔法カードを発動する度それぞれに魔力カウンターは蓄積されるので、実質的には3回追加で魔法カードを発動すればよく、手札5枚の初手内で収まります。

サーヴァント・オブ・エンディミオン>で自身とともに特殊召喚したもう1体で<ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム><軌跡の魔術師>などのリンク2モンスターをリンク召喚すればリンク先が八の字に広がるので、リンク素材となったもう一体をエクストラデッキからペンデュラム召喚する際に貢献します。
こちらでは<サーヴァント・オブ・エンディミオン>がすでに魔力カウンターに乗っている状態で、ペンデュラムスケールが手札に2から8を確保している際の展開例をまとめました。
  1. サーヴァント・オブ・エンディミオン>の効果で自身の魔力カウンター3つ取り除き、自身を特殊召喚し<創聖魔導王 エンディミオン>をリクルート
  2. サーヴァント・オブ・エンディミオン><創聖魔導王 エンディミオン>で<軌跡の魔術師>をリンク召喚
  3. 軌跡の魔術師>効果で<創聖魔導王 エンディミオン>をサーチ
  4. ペンデュラムスケールをセッティングし、手札とエクストラデッキから<創聖魔導王 エンディミオン>計2体をペンデュラム召喚
  5. 創聖魔導王 エンディミオン>2体で<オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン>をエクシーズ召喚
  6. 軌跡の魔術師><オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン>で<神聖魔皇后セレーネ>をリンク召喚→<オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン>効果で<オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン>を特殊召喚、
このように、妨害札の<オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン>までつなげられます。

エクシーズ素材となったことで<創聖魔導王 エンディミオン>が能動的に墓地に送ることができ、<神聖魔皇后セレーネ>による蘇生が自他ターン問わず可能になります。
サーヴァント・オブ・エンディミオン>のペンデュラム効果の発動を満たしている時点で、おのずと<神聖魔皇后セレーネ>の魔力カウンターが3つ乗ることはほぼ確実ですし、魔法カードを多用していれば2体とも蘇生しつつ、魔法・罠妨害も2回使えるようになるのでオススメです。

ポイント2:ドローソースで効率よく魔力カウンターを供給
【魔導獣エンディミオン】デッキでは、魔力カウンター供給要員として魔法カードによるドローソースを多数採用しています。

採用する上で重要なのは、ドローソースが決して手札のアドバンテージにならない魔法カードであるということです。

たとえ2枚ドローできる強力なカードでも、手札が3枚消費するようでは手数が消耗していきます。

あくまでも魔力カウンターをためていくことがメインなので、1枚発動したら確実に魔力カウンターが1つ乗る流れは崩さずに行きたいですね。



今回ドローソースとして採用した魔法カードは以下の4種です。
チキンレース>はフィールド魔法なので<テラ・フォーミング>によるサーチに対応しており、<魔法都市エンディミオン>とでサーチ先を状況に応じて使い分けることも可能です。

テラ・フォーミング>からのサーチ→<チキンレース>で1ドローするだけで魔力カウンターは2個乗り、ドローしたカードが魔法カードかペンデュラムモンスターなら続けて発動すれば状況次第では使いきれないほどたまっていくでしょう。

成金ゴブリン>と併せてフルセットを消費すると6000ものライフ差が生まれますが、実質的には相手のライフが<創聖魔導王 エンディミオン>か<魔導獣 マスターケルベロス>大体1体分ライフポイント増えただけと考えれば、回転した手札で1体多くペンデュラム召喚できれば難なく突破できる数値と言えます。

計9枚を採用したことでほぼ4分の1がドローソースとなり、デッキ圧縮も兼ねつつ安定した魔力カウンターの供給が得られます。

ポイント3:最上級を容易に展開
【魔導獣エンディミオン】デッキでは容易な特殊召喚で最上級モンスターを確保し、高打点で勝利を狙います。

「魔導獣」の長ともいえる<魔導獣 マスターケルベロス>は自身1枚の初動で特殊召喚が可能です。
1:<魔導獣 マスターケルベロス>をペンデュラムスケールにセット→自身を破壊して<魔導獣 キングジャッカル>をサーチ
2:<魔導獣 キングジャッカル>をペンデュラムスケールにセット→自身を破壊して<魔導獣 マスターケルベロス>をエクストラデッキから特殊召喚

このように容易に2800打点の最上級モンスターが構えられます。

破壊耐性と除去効果の他、1度の魔法カードの使用で魔力カウンターが2個乗る点は補給面でも貢献します。

上級以上の「魔導獣」は通常の倍、魔力カウンターが貯まっていくので、自身の固有効果で消費する分も確保しつつ、いざとなったら他のカードが欲する量も提供できるのはポイントです。

3回魔法カードを発動すれば、他と比べてかなりの消費量を指定している<創聖魔導王 エンディミオン>がペンデュラム効果で自身を特殊召喚する際に必要な魔力カウンター分を容易に貯めていく際に本領を発揮します。

「魔導獣」で魔力カウンターを補給しつつ、<創聖魔導王 エンディミオン>の破壊対象を追加できる面で非常に好相性なテーマとなっています。
まとめ
【魔導獣エンディミオン】デッキは、ドローソースで魔力カウンターを補給し、妨害効果で相手を翻弄!

【魔導獣エンディミオン】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。

デッキ圧縮とともに魔力カウンターを貯めていけるので、手札誘発に頼ることなくリソースを確保できる点はオススメです。

マスターデュエルでも安定した強さを見せているデッキテーマなので、オンライン・オフライン共にそれぞれのレギュレーションに対応したデッキを構築してみるのもいいでしょう。

気になる方は、ぜひ「魔導獣エンディミオン」のデッキを組んでみてください。

以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
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