遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2025.06.09
By鳩鷺

【帝】デッキ紹介
【帝】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【帝】は、「天空の聖域」で登場した、守備力1000で統一されたアドバンス召喚テーマです。
最新ブースターパック「DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」に、新規カードが収録されることで話題になっています。
このページでは、「帝」を使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【帝】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【帝】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
【帝】デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【帝】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター20枚・魔法17枚・罠3枚、合計40枚の【帝】デッキです。
「帝」
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計20枚
【帝】デッキの回し方・動かし方
次は、【帝】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【帝】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【帝】デッキは、アドバンス召喚に必要なリリース要員の確保を優先的に狙います。
「帝」の専売特許である、アドバンス召喚成功時に発動する効果を発揮させるためにもリリース要員は必須です。
最終的には、最上級「帝」モンスターの特殊召喚を目指し、除去・妨害で翻弄し、高打点による戦闘ダメージ・バーン効果で勝利を目指します。
次に【帝】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:既存「帝」モンスターを解説
ポイント2:新規「帝」カードの登場
ポイント3:サポートカードの充実
ポイント1:既存「帝」モンスターを解説
【帝】デッキの展開を進めるにあたって、まずは既存の「帝」モンスターを見ていきましょう。上級・最上級「帝」モンスターともに6属性すべてそろっていますが、今回は柔軟な除去効果をもつモンスターを採用しています。
◆「帝」モンスターとアドバンス召喚(特殊召喚)時の誘発効果
- <光帝クライス>...フィールドのカードを2枚まで破壊しその数だけドロー
- <邪帝ガイウス>...フィールドのカード1枚を除外(それが闇属性モンスターなら1000バーン)
- <天帝アイテール>...手札・デッキから「帝王」魔法・罠カード2枚を墓地へ送り、攻撃力2400以上・守備力1000のモンスターをリクルート
- <冥帝エレボス>...手札・デッキから「帝王」2枚を墓地へ送り、相手のカード1枚をデッキバウンス
- <邪炎帝王テスタロス>...ハンデスと1000バーン、レベル8以上のモンスターをリリースした場合は、更にフィールドのカード1枚を除外(それが炎・闇属性ならばその元々のレベル×200バーン)
また、<天帝アイテール>の登場で「帝」のリクルートも容易になりました。
天帝アイテール
<天帝アイテール>は、アドバンス召喚に成功した場合、手札・デッキから「帝王」魔法・罠カード2種類を墓地に送ることで、「帝」ステータスのモンスターをリクルートする効果を持ちます。大半の「帝」モンスターの誘発効果には活かせませんが、<光帝クライス>を特殊召喚すればカード破壊から相手の動きを妨害することもできます。
<真源の帝王>をセットで送ることで墓地効果にもつなげやすく、デメリットとして手札に戻るリクルート先を再度アドバンス召喚することも可能です。 また、相手メインフェイズに墓地の「帝王」魔法・罠カード1枚を除外することで自身のアドバンス召喚が行えます。
フリーチェーンによるアドバンス召喚はなかなかにトリッキーで、<帝王の烈旋>と合わせて相手モンスターをフリーチェーン除去したり、対象をとる効果からのサクリファイス・エスケープで回避することも可能です。
もちろんアドバンス召喚扱いなので、前述のように<光帝クライス>による破壊につなげられる点も魅力です。
ポイント2:新規「帝」カードの登場
【帝】デッキでは、新たに「DUELIST ADVANCE」に収録された新規「帝」関連カードを全種採用しています。こちらでは展開に大きく貢献する2体の新規「帝」関連モンスターをピックアップしてみていきましょう。
冥帝王エイドス
<冥帝王エイドス>は、召喚・特殊召喚に成功した場合、「帝王」魔法・罠カード1枚か攻撃力2800・守備力1000のモンスター1体をサーチ・サルベージする効果を持ちます。特殊召喚でも対応しているので、<天帝アイテール>の効果による特殊召喚でも問題なく起動します。
専用サーチカードである<帝王の深怨>に頼らずとも、展開の中で「帝王」魔法・罠カードにアクセスできるようになったのは大きな進歩です。
また、フィールドのモンスター1体を属性変更できます。
<邪帝ガイウス>の除外効果の追加効果につなげられるよう、積極的に相手モンスターを闇属性に変えてやりましょう。
これに加えて、攻撃力2400以上、守備力1000のモンスターをアドバンス召喚した場合、自己サルベージor蘇生する効果を持ちます。
「帝」なら容易にステータスを満たせるので、高頻度で使用していけるでしょう。
自己蘇生した場合は、(1)のサーチ・サルベージ効果につなげていくことが理想的です。
源帝従騎テセラ
<源帝従騎テセラ>は、手札の「帝王」魔法・罠カード1枚を公開することで自身を手札から特殊召喚する効果を持ちます。2枚をそろえる必要はあるものの、コスト消費もなくアドバンス召喚に通常召喚権を割けるので、容易なリリース要員として機能します。
また、墓地に送られた場合、攻撃力800・守備力1000のモンスター1体をリクルートできます。
アドバンス召喚でリリースしても発動できるので無駄がない動きが可能です。
「帝」関連でいえば「家臣」ステータスモンスターを後続で呼び出せるので、<天帝従騎イデア>をリクルートすることで、実質的に「家臣」ステータスクラスが2体並びます。
以上を踏まえたうえで、<源帝従騎テセラ><冥帝王エイドス>の計2枚による展開例を紹介します。
◆源帝従騎テセラ 冥帝王エイドス、計2枚による妨害展開
- <源帝従騎テセラ>を通常召喚
- <源帝従騎テセラ>効果で<冥帝王エイドス>をアドバンス召喚→チェーン1<冥帝王エイドス>効果で<冥帝エレボス>をサーチ、チェーン2<源帝従騎テセラ>効果で<天帝従騎イデア>をリクルート
- <天帝従騎イデア>効果で<冥帝従騎エイドス>を特殊召喚
- <冥帝従騎エイドス>効果で<冥帝従騎エイドス><天帝従騎イデア>をリリースし<冥帝エレボス>をアドバンス召喚→<冥帝エレボス>効果で<汎神の帝王>と<帝王の策略>を墓地に送り、相手のカードをデッキバウンス
- 墓地の<汎神の帝王>効果でデッキから<帝王の深怨>3枚を見せて実質サーチ
- <帝王の深怨>を発動し<真帝王領域>をサーチし発動
このように手札2枚から<真帝王領域>によるエクストラモンスター展開封じ布陣を形成できます。
<真帝王領域>の効果を確実に発揮できるよう、エクストラデッキ0枚構築に仕上げています。
ポイント3:サポートカードの充実
今回「帝」に新たに加わったサポートカードも詳しく見ていきましょう。
叛逆の帝王
<叛逆の帝王>は、手札1枚を捨てる事で、守備力1000で攻撃力2400以上か攻撃力800のモンスターをデッキから3体選び、その中から相手が選んだ1体を手札に加え、残りを墓地に送る効果を持ちます。この際、同名カード3枚を選ぶことで確定サーチも可能です。
<冥帝エレボス>・<冥帝王エイドス>・<源帝従騎テセラ>を選べば、<源帝従騎テセラ>のサーチにつながらずとも、墓地効果によりリクルート効果に移行できるメリットがあります。
<天帝従騎イデア>→<冥帝従騎エイドス>の連続リクルートでアドバンス召喚の下準備は万全を期すので、相手依存といえども、厳しい選択を強いれること間違いないでしょう。
また、アドバンス召喚を重点に置いた構築のため、シンプルが故に強力な効果を持つ<虚無魔人><眩月龍セレグレア>による妨害も採用しています。
中でも<眩月龍セレグレア>は「帝」ステータスなので、こちらの面でも活かして効果を発揮していきたいですね。
まとめ
【帝】デッキは、大量展開からのアドバンス召喚で相手を翻弄!【帝】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
新規カードの登場で、1枚初動とはいかないものの、アドバンス召喚へのアクセスがより簡単になりました。
気になる方は、ぜひ「帝」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
posted 2025.06.06
Byにだいめ

【R-ACE】デッキ紹介
今回はついに発売されましたTACTICAL-TRY DECK 超骸装部隊R-ACEについて紹介していきます。
タクティカルトライデッキのテーマは新規カードや相性のいいカードが登場してますが、R-ACEに関しては<EMERGENCY!>を制限緩和して3枚使えるようにしてほしいですね。
【ツイッター @nidaime1015】
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重要カード紹介
R-ACEハイドラント
(1)は他のR-ACEモンスターがいれば攻撃対象にならず効果の対象にもなりません。<無限泡影>などに強くなるの嬉しいです。
(2)はR-ACEカードの効果でセットした速攻魔法・罠カード1枚をセットしたターンに使用することが出来ます。
普通に手札からセットした場合は発動できないので要注意ですね。
(3)はデッキからR-ACEモンスターをサーチできます。
この効果は妨害されたくないですね。
R-ACEタービュランス
このテーマのエースカードで1番重要です。(1)は墓地のR-ACEを2枚除外して特殊召喚できます。
モンスター以外のカードも除外できるのいいですね。
(2)が一番重要でデッキからR-ACE速攻魔法・通常罠カードを4枚までセットできます。
この効果を絶対通したいですね、逆に対戦相手は絶対に無効にしたいです。1枚で4枚増やすのは爽快です。
(3)は自分の他のカードが相手の効果によって場から離れたら場のカード1枚破壊できます。
強力ですが意外と忘れられてしまう効果なのかも。
EMERGENCY!
現在制限カードですね。(1)はデッキからR-ACE1体を守備表示で特殊召喚します。その後、自分の手札か場のR-ACE1体をリリースします。
これで<R-ACEハイドラント>や<R-ACEタービュランス>を出します。
<R-ACEタービュランス>の効果に相手が<無限泡影>などを発動してもチェーンしてこのカードを発動して<R-ACEタービュランス>をリリースして効果を通したりと、とても重要なカードですね。
(2)は墓地から除外することで自分の墓地のR-ACE罠カード1枚セットできます。
原罪宝-スネークアイ
(1)は自分の場の表側のカード1枚を墓地に送り手札・デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を特殊召喚します。<黒魔女ディアベルスター>や<蛇眼の炎燐>からサーチしてそのまま発動できますね。<R-ACEハイドラント>を出しましょう。
(2)は墓地から自身を除外し墓地のスネークアイかディアベルスターを対象として発動してデッキから炎属性・レベル1モンスターをサーチしてその後、対象のモンスターをデッキの一番下に戻します。
(2)でも<R-ACEハイドラント>をサーチできます。超便利、超強いです。
簡単な展開例紹介
R-ACEエアホイスター1枚からの展開例
<R-ACEエアホイスター>を召喚して(1)で<EMERGENCY!>をサーチして発動します。
(1)でデッキから<R-ACEハイドラント>を守備表示で特殊召喚して、<R-ACEエアホイスター>を墓地に送ります。
<R-ACEハイドラント>(3)でデッキから<R-ACEタービュランス>をサーチして、<R-ACEタービュランス>の(1)で墓地の<EMERGENCY!>と<R-ACEエアホイスター>を除外して特殊召喚します。(2)効果でデッキから<ALERT!><RESCUE!><EXTINGUISH!><CONTAIN!>をセットします。
<R-ACEハイドラント>の(2)でセットされている<ALERT!>を発動します。デッキから<R-ACEプリベンター>をサーチします。
<R-ACEハイドラント>1体で<リンクリボー>を出します。<R-ACEプリベンター>の(1)で墓地の<R-ACEハイドラント>を除外して特殊召喚します。
<リンクリボー>と<R-ACEプリベンター>で<灼熱の火霊使いヒータ>を出します。<R-ACEプリベンター>の(3)で除外状態の<R-ACEハイドラント>を特殊召喚します。<灼熱の火霊使いヒータ>と<R-ACEタービュランス>で<賜炎の咎姫>を出します。
<賜炎の咎姫>の(2)で墓地から<R-ACEタービュランス>を出して2体を素材に<揚陸群艦アンブロエール>を出します。
場には<R-ACEハイドラント>と<揚陸群艦アンブロエール>がいて、<RESCUE!><EXTINGUISH!><CONTAIN!>がセットされています。
相手ターンには<EXTINGUISH!><CONTAIN!>で相手モンスターの妨害と、<賜炎の咎姫>の墓地効果と、<RESCUE!>の効果で墓地の<R-ACEプリベンター>を特殊召喚して<R-ACEプリベンター>の(2)で妨害もできます。
デッキレシピ
R-ACE
プレイヤー:にだいめ
モンスター
計21枚
魔法
計14枚
エクストラデッキ
計15枚
せっかくなのでデッキレシピを作ってみました。
今回は<黒魔女ディアベルスター>を採用しているのでアザミナ出張セットも採用してみました。
終わりに
いかがだったでしょうか。マスターデユエルでは<R-ACEエアホイスター>と<EMERGENCY!>は3枚ずつ使えますから、いつかOCGでも制限緩和してほしいですね。
以上ありがとうございました。
posted 2025.06.02
By鳩鷺

【アルトメギア】デッキ紹介
【アルトメギア】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「アルトメギア」は、「デュエリスト・アドバンス」で登場した、レベル3以上のメインモンスターが光属性で統一された、融合テーマです。
ファンタジー学園アドベンチャー要素が満載のテーマとしても注目視されています。
このページでは、【アルトメギア】の効果とともに使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【アルトメギア】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【アルトメギア】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
【アルトメギア】デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【アルトメギア】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。
モンスター17枚・魔法21枚・罠2枚の合計40枚の、混ぜ物控えめの【アルトメギア】デッキです。
鳩鷺
プレイヤー:アルトメギア
モンスター
計17枚
魔法
計21枚
エクストラデッキ
計15枚
【アルトメギア】デッキの回し方・動かし方
次は、【アルトメギア】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【アルトメギア】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【アルトメギア】デッキは、融合素材となる「アルトメギア」モンスターを展開し、固有効果を駆使し妨害布陣を形成していきます。
融合テーマと謳っておきながら、連続的に融合召喚を行うスタイルではなくメインモンスターを大量展開していく展開パターンなので比較的扱いやすい印象を受けます。
最終的には、安定した初動で大量展開を行い、各「アルトメギア」の固有効果で相手の動きを抑制し勝利をつかみます。
次に【アルトメギア】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:《アルトメギア》を紹介
ポイント2:無垢なる者 メディウスを確保!
ポイント3:「融合」サポートの採用
ポイント1:《アルトメギア》を紹介
【アルトメギア】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新たに登場した「アルトメギア」を詳しく見ていきましょう。<アルトメギアの獄神獣>以外の「アルトメギア」メインモンスター(「神芸学徒」)は光属性で統一され、自分フィールドに「アルトメギア」カードが存在する場合に自身を手札から特殊召喚する共通効果を持ちます。
特殊召喚と同時に適応される固有効果もそれぞれ備わっているので、現代みを感じるテーマですね。
現状で存在している「アルトメギア(神芸学徒)」は3種のみとなっています。
こちらでは「アルトメギア(神芸学徒)」の各効果を簡単にまとめました。
- <神芸学徒 リテラ> ...永続効果:自身の戦闘で生じる自分への戦闘ダメージ0、固有効果:墓地の「アルトメギア」カードを回収。手札・墓地の「アルトメギア」特殊召喚後に自身をバウンス
- <神芸学徒 グラフレア>...永続効果:1ターンに1度だけ戦闘破壊耐性、固有効果:デッキの「アルトメギア」魔法カードをセット。魔法・罠除去
- <神芸学徒 ファインメルト>...固有効果:1枚ドロー。レベル6以下のアルトメギアは相手の効果の対象にならない、相手の表側表示モンスター全ての効果の無効化と攻撃力の半減
神芸学都アルトメギア
<神芸学都アルトメギア>は、手札の魔法・罠カードを捨てる事で、自分フィールドに同名カードが存在しない「アルトメギア」モンスターをサーチする効果を持ちます。1ターンに1度の制限が無いので、手札コストさえあれば同ターン中に複数体のサーチが可能です。
手札コストには魔法・罠カードが指定されているため若干手札の状況は問われるものの、墓地効果を持つカードを用いればそのサポートにもなる。
「アルトメギア」カード存在下で特殊召喚できるモンスターも多いので、間接的なリクルート要員として機能します。
手札で腐った発動回数制限のある魔法や初動を終えた魔法カードなどを上手くコストとして利用したいところですね。
また、<無垢なる者 メディウス>の召喚権を追加できます。
<無垢なる者 メディウス>は、「アルトメギア」のキーカードとして機能しますので、メインの通常召喚権を消費しなくても展開を可能にしています。
こちらでは、<神芸学都アルトメギア>と魔法・罠カード1枚、計2枚からの展開例を紹介していきます。
◆神芸学都アルトメギア+魔法・罠カード1枚コスト、計2枚からの基本展開例
- <神芸学都アルトメギア>発動し、魔法・罠カード1枚をコストに<神芸学徒 グラフレア>をサーチ
- <神芸学徒 グラフレア>を自身の効果で特殊召喚→<神芸学徒 グラフレア>効果で<アルトメギア・ヴァンダリズム-襲撃->をセット
- <アルトメギア・ヴァンダリズム-襲撃->を発動し<無垢なる者 メディウス>をサーチ
- <神芸学都アルトメギア>効果で<無垢なる者 メディウス>を通常召喚→<無垢なる者 メディウス>効果で<アルトメギアの獄神獣>を特殊召喚
- <アルトメギアの獄神獣>効果により<無垢なる者 メディウス>とで<神芸獄徒 ディアクトロス>を融合召喚→<アルトメギアの獄神獣>効果で<アルトメギア・バーニッシュ-改変->をサーチ
- <アルトメギア・バーニッシュ-改変->を発動し<アルトメギア・メセナ-覚醒->をサーチ
- <神芸学都アルトメギア>効果で<アルトメギア・メセナ-覚醒->をコストに<神芸学徒 リテラ>をサーチ
- <神芸学徒 リテラ>を自身の効果で特殊召喚→<神芸学徒 リテラ>効果で<アルトメギア・メセナ-覚醒->をサルベージ
- <神芸学都アルトメギア>効果で<アルトメギア・メセナ-覚醒->をコストに<神芸学徒 ファインメルト>をサーチ
- <神芸学徒 ファインメルト>を自身の効果で特殊召喚→1ドロー
自分フィールドのモンスターの種族が3種類以上になるので、<神芸学徒 グラフレア>の魔法・罠除去効果もフリーチェーン効果に変換可能です。
<アルトメギア・バーニッシュ-改変->と手札コスト初動でも同様の展開が行えるので、安定性がある妨害布陣となっています。
先んじて展開内に<無垢なる者 メディウス>を織り交ぜて紹介していますが、こちらも充分初動となりうる1枚なので、次の章で詳しく見ていきましょう。
ポイント2:無垢なる者 メディウスを確保!
【アルトメギア】デッキでは、カテゴリ外にはなりますが関連カードとして<無垢なる者 メディウス>を採用しています。新規1弾目からの融合テーマという共通点から、どことなく<アルバスの落胤>のような追加ストーリー展開が期待してしまうシリーズカードですね。
今回は<無垢なる者 メディウス>を紹介しつつ、基軸の展開例も併せて解説していきます。
無垢なる者 メディウス
<無垢なる者 メディウス>は、召喚・特殊召喚に成功した場合、「獄神」モンスター1体をサーチ・リクルートする効果を持ちます。現状、該当モンスターは<アルトメギアの獄神獣>のみですが、リクルートすることで<神芸獄徒 ディアクトロス>の融合召喚へと移行できます。
また、自分の手札・フィールドのモンスター1体をデッキに戻すことで自身を自己蘇生する効果を持ちます。
今回は不採用でしたが属性・種族を踏まえて<終末の騎士><宣告者の神巫>で事前に墓地に送ってしまえば自己蘇生が容易く行えます。
蘇生した際も問題なく1の効果につなげられるので、召喚権を墓地送り要員に委ねても展開に支障はないです。
こちらでは、<無垢なる者 メディウス>と魔法・罠カード1枚、計2枚からの展開例を紹介していきます。
◆無垢なる者 メディウス+魔法・罠カード1枚コスト、計2枚からの基本展開例
- <無垢なる者 メディウス>を通常召喚→<無垢なる者 メディウス>効果で<アルトメギアの獄神獣>を特殊召喚
- <アルトメギアの獄神獣>効果により<無垢なる者 メディウス>とで<神芸獄徒 ディアクトロス>を融合召喚→<アルトメギアの獄神獣>効果で<神芸学都アルトメギア>をサーチ
- <神芸学都アルトメギア>発動し、魔法・罠カード1枚をコストに<神芸学徒 グラフレア>をサーチ
- <神芸学徒 グラフレア>を自身の効果で特殊召喚→<神芸学徒 グラフレア>効果で<アルトメギア・バーニッシュ-改変->をセット
- <アルトメギア・バーニッシュ-改変->を発動し<アルトメギア・メセナ-覚醒->をサーチ
- <神芸学都アルトメギア>効果で<アルトメギア・メセナ-覚醒->をコストに<神芸学徒 リテラ>をサーチ
- <神芸学徒 リテラ>を自身の効果で特殊召喚→<神芸学徒 リテラ>効果で<アルトメギア・メセナ-覚醒->をサルベージ
- <神芸学都アルトメギア>効果で<アルトメギア・メセナ-覚醒->をコストに<神芸学徒 ファインメルト>をサーチ
- <神芸学徒 ファインメルト>を自身の効果で特殊召喚→1ドロー
自身は「アルトメギア」に属しはしないものの、【アルトメギア】デッキにおけるキーカードであることには違いないでしょう。
ポイント3:「融合」サポートの採用
「アルトメギア」が融合テーマなので、カテゴリ外からでもサポートカードの恩恵を受けることでより効率よく展開することができます。E・HERO プリズマー
<E・HERO プリズマー> は、融合素材モンスターをデッキから墓地に送ることで、そのモンスターと同名カードとして扱う効果を持ちます。<無垢なる者 メディウス>を素材に含んでいる<神芸獄徒 ディアクトロス>を見せることで、<無垢なる者 メディウス>を墓地に送ることができます。
重要なのは<無垢なる者 メディウス>の名称コピー・・・ではなく、<無垢なる者 メディウス>を墓地に送る手段として活用できる点です。
前述でも述べています通り<無垢なる者 メディウス>は、自分の手札・フィールドのモンスター1体をデッキに戻すことで自己蘇生できるので、複製どころかホンモノの実質的なリクルートとなります。
<E・HERO プリズマー>自体は<ヒーローアライブ>でリクルート可能で、同様の展開につなげやすい<融合派兵>と併せて安定した初動供給が得られます。
まとめ
【アルトメギア】デッキは、融合サポートで安定初動を供給し妨害布陣による勝利を掴む!【アルトメギア】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
融合テーマですが、頻繁に連続融合召喚を行うわけでもないので、初心者でも扱いやすいデッキかなと思います。
気になる方は、ぜひ「アルトメギア」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。