遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2022.01.13
By鳩鷺

【魔妖】デッキ解説
「魔妖」は、「シークレットシャイニーボックス」で強化された、アンデット族で統一されているシンクロ・リンクテーマです。
この記事では、「魔妖」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【魔妖】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
モンスター15枚・魔法10枚・罠15枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【魔妖】デッキです。【魔妖】
プレイヤー:鳩鷺
エクストラデッキ
計15枚
【魔妖】デッキの回し方・動かし方
次は、【魔妖】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【魔妖】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【魔妖】デッキは、下級アンデット族モンスターを絡めた展開で、連続シンクロ召喚を狙います。
新規カードの登場で、リンク4「魔妖」モンスターまでの容易なルートが確立されました。
最終的には、連続シンクロ・リンク召喚で打点を向上しつつ、肥えた墓地を利用したコンボで勝利をつかみます。
次に【魔妖】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:新規カードを介した連続シンクロ展開
<垂氷の魔妖-雪女>は、特殊召喚時に相手モンスター1体の効果を無効化できます。
通法でリンク召喚した場合以外にも対応しているので、蘇生・帰還時に大いに貢献してくれます。
<魔妖変生>などの罠カードを利用して、相手ターンに蘇生・帰還して効果無効化につなげたいですね。
<垂氷の魔妖-雪女>で最も重要視されているポイントはズバリ、初のリンク3「魔妖」モンスターということです。
このカードの登場で、抜けていた「魔妖」リンクの2→4の間がテーマ内で完結でき、<翼の魔妖-波旬>1体からの展開で、リンク4である<零氷の魔妖-雪女>まで一気につながるルートが確立されました。
- <翼の魔妖-波旬>を通常(特殊)召喚→<翼の魔妖-波旬>効果で<麗の魔妖-妲姫>をリクルート
- <翼の魔妖-波旬><麗の魔妖-妲姫>で<轍の魔妖-朧車>をシンクロ召喚
- <麗の魔妖-妲姫>を蘇生
- 3.を<骸の魔妖-餓者髑髏>のシンクロ召喚まで繰り返す。
- <骸の魔妖-餓者髑髏><麗の魔妖-妲姫>で<氷の魔妖-雪女>をリンク召喚→<麗の魔妖-妲姫>を蘇生
- <麗の魔妖-妲姫><氷の魔妖-雪女>で<垂氷の魔妖-雪女>をリンク召喚→<麗の魔妖-妲姫>を蘇生
- <麗の魔妖-妲姫>と<垂氷の魔妖-雪女>で<零氷の魔妖-雪女>をリンク召喚→<麗の魔妖-妲姫>を蘇生
<垂氷の魔妖-雪女>が能動的に墓地に送れるので、除外して任意の「魔妖」モンスターを蘇生できる点も優秀です。
<垂氷の魔妖-雪女>の墓地効果がフリーチェーンなので、相手ターンに蘇生して再度<零氷の魔妖-雪女>の弱体化効果につなげていきましょう。
一応、<翼の魔妖-波旬>1枚からの展開ルートで、リクルート先を<氷の魔妖-雪娘>に変更すれば、効果で<馬頭鬼>を墓地に送ることで<麗の魔妖-妲姫>を経由せずにリンク4の特殊召喚を狙うことも可能です。
この際、<麗の魔妖-妲姫>の制約効果が発生しないので、「魔妖」モンスター以外もエクストラデッキから特殊召喚可能となるメリットがあります。
比較的特殊召喚しやすい部類であるレベル7の<ジャック・ア・ボーラン>を採用したことで、<麗の魔妖-妲姫>の通常召喚と併せて他のレベル9シンクロモンスターにアクセスしやすくなりました。
<浮鵺城>をシンクロ召喚し<麗の魔妖-妖狐>を蘇生すれば、相手モンスター1体を除去しつつ、<九魂猫>のエクシーズ召喚も可能となり、後半のスタミナ不足も回避できます。
シンクロモンスターを消費することなくリンク召喚までつながるので、「魔妖」リンクモンスターをそれぞれ2枚ずつ採用したデッキ構築になっています。
ポイント2:肥えた墓地を活かしたコンボ
【魔妖】デッキ特有の、エクストラモンスターの墓地肥やしを活かしたコンボを狙っていきます。17回もの連続特殊召喚で、おのずと貯まったシンクロモンスターを活かしたいと考え、たどり着いた先が<輪廻独断>ですw
<翼の魔妖-波旬>1体からの展開で、<轍の魔妖-朧車> <毒の魔妖-土蜘蛛><翼の魔妖-天狗> <麗の魔妖-妖狐> <骸の魔妖-餓者髑髏>の計5種のシンクロモンスターが墓地に肥えます。
墓地の「魔妖」シンクロモンスターを<輪廻独断>で全てドラゴン族に変更してみましょう。
ドラゴン族シンクロモンスターが墓地に5体・・・そうです。<集いし願い>です。
正規での発動条件が非常に重い<集いし願い>ですが、自然に貯まるシンクロモンスターをドラゴン族に変更するだけで容易く使用可能です。
<集いし願い>を装備した<スターダスト・ドラゴン>に追加されるシンクロモンスターの攻撃力合計値は、「魔妖」だけでも11600(800+2000+2600+2900+3300)と、十分すぎる打点にまで底上げされます。
墓地のドラゴン族シンクロモンスターを除外することで、連続攻撃が可能なので<轍の魔妖-朧車>から順に除外して、高ステータスのまま一気にライフを削り取りましょう。
<集いし願い>にアクセスしやすくなるよう、<トラップトリック>を採用していますが、「魔妖」通常罠も問題なく対応し、デッキ圧縮・再利用に貢献できるのもオススメです。
大会に向けた【魔妖】デッキレシピ
新規カードを採用し、手札誘発も投入した大会向けの【魔妖】デッキ構築も併せて紹介します。モンスター22枚・魔法13枚・罠5枚の合計40枚で構築した、【魔妖不知火】デッキです。
【魔妖不知火】
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計22枚
エクストラデッキ
計15枚
<麗の魔妖-妲姫>の自己蘇生を経ての連続シンクロも<D.D.クロウ><スカル・マイスター>による妨害の他、採用率の高い<墓穴の指名者>などの墓地除外が弱点です。
<屋敷わらし>を採用したことで、<麗の魔妖-妲姫>を除外されるリスクを軽減できます。
<灰流うらら>とともに、単なる手札誘発としてだけでなくアンデット族である点を活かして、能動的に墓地に送りやすい蘇生対象のチューナーとしても機能します。
まとめ
【魔妖】デッキは、新規カードを介した連続特殊召喚を活かして勝利を目指す!【魔妖】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
新規カードの登場で、テーマ単体での連続リンク召喚まで一気につなげられるようになりました。
混ぜ物が少なく【魔妖】デッキを回せるのは、気持ちのいい使用感ですね。
気になる方は、ぜひ「魔妖」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
posted 2022.01.12
By鳩鷺

【閃刀姫】デッキ解説
「閃刀姫(せんとうき)」は、「シークレットシャイニーボックス」で強化される、メインモンスターは戦士族、リンクモンスターは機械族で統一されているリンクテーマです。
この記事では、「閃刀姫」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【閃刀姫】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
【閃刀姫】:デッキレシピ
モンスター16枚・魔法21枚・罠3枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【閃刀姫】デッキです。デッキレシピ
【閃刀姫】
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計16枚
魔法
計21枚
エクストラデッキ
計15枚
【閃刀姫】デッキの回し方・動かし方
次は、【閃刀姫】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【閃刀姫】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【閃刀姫】デッキは、新規カードを活かした展開で、「閃刀姫」リンクモンスターの特殊召喚をアクセスしやすくしてます。
魔法カード主軸の回転を進めていくテーマなので、安定した初動を得やすいカードからの展開が重要視されます。
こちらでは新規カードの登場で大きく変わったポイントを押さえていきます。
ポイント1:閃術兵器-H.A.M.Pの有効利用
【閃刀姫】において、<閃術兵器-H.A.M.P>の着目すべきポイントは以下の2点です。
- 打点向上
- 除去要員
【閃刀姫】は展開力に自信のあるテーマではあるものの、単体ではなかなか高打点を構えることができない欠点があります。
発動条件も「閃刀」モンスターさえいれば、リリースコストのモンスターは何でもいいので、使い道の無くなった手札誘発を通常召喚して変換することもできます。
<閃刀機-ウィドウアンカー>で蛇足で奪った相手モンスターや、<閃刀機-シャークキャノン>で蘇生した際の攻撃不可なモンスターをコストにステータスを向上していくのもいいでしょう。
特殊手段方法はマルチで、相手フィールドのモンスターでもリリース要員に利用できます。
耐性持ちの相手モンスターの除去として非常に優秀です。
「閃術兵器」と危なっかしい名称ながらも、効果外テキストにより一応「閃刀」カード扱いなので、<閃刀起動-エンゲージ>でのサーチに対応しているのもポイントです。
「閃刀姫」専用でサーチの容易な「壊獣」感覚で使用していきましょう。
とは言え、戦闘破壊してしまえば追加で相手のカード1枚を破壊できるので、<王宮の勅命>などの天敵を速攻魔法に頼らず除去できるのは利点です。
積極的に<閃刀姫-カガリ>や<閃刀起動-リンケージ>でパンプアップを計り、殴っていきましょう。
ポイント2:閃刀起動-リンケージでの安定初動
主な効果は、メインデッキの「閃刀姫」モンスターを使わなくとも、非正規に「閃刀姫」リンクモンスターにアクセスできるというもの。
フィールドのカード1枚を墓地に送る必要があるため、コスパが悪そうと思われがちですが、速攻魔法なので発動した魔法・罠カードにチェーンする形で墓地に送ればディスアドバンテージはなくなります。
メインモンスターゾーンにモンスターがいなければ発動可能なので、召喚権を消費することなく「閃刀姫」展開できます。
安定したリンク初動を得られることから、現在制限カードである<閃刀機-ホーネットビット>の代用札として注目視されています。
<閃刀機-ホーネットビット>と異なり、容易にモンスター2体をフィールドに構えられないうえ、エクストラデッキの展開が規制されるため、やや展開力に欠ける1枚になってしまいます。
注目すべきポイントは、効果で特殊召喚した「閃刀姫」モンスターの効果は無効化されないという点です。
<閃刀姫-カガリ>でのサルベージを効率よくでき、<閃刀起動-リンケージ>を再利用することでサクリファイス・エスケープの下準備ができます。
また、速攻魔法を活かし相手ターンに<閃刀姫-シズク>の特殊召喚が可能です。
「閃刀」カードサーチの要となる<閃刀姫-シズク>につなげられる「閃刀」カードを以下にまとめました。
各種サーチカードである<テラ・フォーミング><増援>を合わせても、8種類のカードをメインデッキに採用できるようになりました。
40枚デッキで、それぞれの規定枚数を限界でフル投入すると、1枚でも引く確率は80パーセントを優に超えるので、安定した初動札として十分に活躍できる1枚と言えます。
続いては、特定条件下で発動する特殊召喚したモンスターへの強化効果です。
現状、光属性の「閃刀姫」が<閃刀姫-ロゼ>しかいないため、追加効果を活用したい場合は採用を免れません。
とは言え、<神聖魔皇后セレーネ>の蘇生効果からつなげた<アクセスコード・トーカー>と合わせて、<閃刀姫-カガリ>の自己強化+1000パンプが発動すれば、8000近い打点を誇れるので捨てがたい上昇値ではあります。
速攻魔法ゆえのバトルフェイズ中の追撃が可能や、条件下で追加される打点向上効果は侮れないので、<閃刀起動-エンゲージ>によるサーチ先として忍ばせておくのもいいでしょう。
欠点と言えば、ほぼすべての「閃刀姫」リンクモンスターにアクセスできますが、リンク2・闇属性の<閃刀姫-ジーク>だけは、自身の制約のため特殊召喚不可なため、<閃刀起動-リンケージ>単体ではステータス強化効果の発動条件が満たせないことくらいかと思います。
新規カードを介した展開例
こちらでは、新規カード<閃刀起動-リンケージ>を介した展開例を紹介します。相手フィールドがガラ空きの際、ワンキルできる<閃刀姫-レイ><閃刀起動-リンケージ>の計2枚からの展開例を以下にまとめました。
- <閃刀姫-レイ>を通常召喚
- 【バトルフェイズ】<閃刀姫-レイ>で攻撃
- <閃刀姫-レイ>効果で<閃刀姫-ハヤテ>を特殊召喚
- <閃刀姫-ハヤテ>で攻撃→<閃刀姫-ハヤテ>効果で<閃刀姫-ロゼ>を墓地に送る
- <閃刀起動-リンケージ>で<閃刀姫-ハヤテ>を墓地に送り<閃刀姫-カガリ>を特殊召喚→<閃刀姫-カガリ>効果で<閃刀起動-リンケージ>をサルベージ
- <閃刀姫-カガリ>で攻撃(<閃刀起動-リンケージ>効果で1000アップ)
- <閃刀起動-リンケージ>で<閃刀姫-カガリ>を墓地に送り<閃刀姫-シズク>を特殊召喚
- <閃刀姫-シズク>で攻撃(<閃刀起動-リンケージ>効果で1000アップ)
<閃刀術式-アフターバーナー>などの除去魔法でサポートし、まずは<閃刀姫-レイ><閃刀姫-ハヤテ>がダイレクトアタックできる状況下にしていく流れが、勝利への近道になります。
まとめ
【閃刀姫】デッキは新規カードを介して安定した初動と除去効果で勝利を目指す!今回は【閃刀姫】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方を解説し、新規カード2種に着目した使用方法、展開例について、利点欠点を踏まえてまとめました。
<閃刀起動-リンケージ>の採用への賛否は人それぞれですが、より一層安定した初動につなげやすくなった点で、採用をオススメします。
気になる方は、ぜひ「閃刀姫」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
posted 2022.01.11
By鳩鷺

自己紹介
遊戯王担当ライターとして新たに記事を書かせていただくことになりました、鳩鷺(はとさぎ)と申します。
カード購入の直接の場であるカードショップからの情報提供が読者の遊戯王へのモチベーション躍進に直接つながると考え、遊戯王OCG界隈をさらに盛り上げていくお手伝いができればと思い、今回遊々亭ブログの新規ライターとして参入させていただきました。
初購入したパックは「Vol.1」で、お年玉をためて買ったボックスでブラック・マジシャンを自引きした時から始めて遊戯王歴は20年近く遊んできました。
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歴の長さと、日々の記事更新で培ってきたノウハウを活かして、遊々亭ブログでは新弾のカードを使ったデッキや環境デッキ解説の他、随時更新される新規カードを独自の視点と偏見で解説していけたらと思っています。
読者の皆様の期待に応えられるよう精進してまいりますので、不束者ですがよろしくお願いいたします。
Twitterの方でも、鳩のアイコンを目印に遊戯王の小ネタを細々とつぶやいておりますので、併せてよろしくお願いいたします。(@hato_sagi)