遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2023.07.18
ByO尺

機械デッキ -セキュリティの牛尾さんも大喜び-
どうも、O尺です。
今回は機械デッキを紹介しようかなと。
私ことO尺は機械みたく正確性抜群、プレイングミスなんてもっての外な決闘者なので、機械を使いたくなっちゃったのです。
(ライフの足し算引き算間違えちゃったり、自分のカードの効果忘れちゃったりするのはお茶目だからしょうがないよね☆)
それではどうぞ〜
目次
1.デッキレシピ
機械デッキ -セキュリティの牛尾さんも大喜び-
プレイヤー:O尺
モンスター
計27枚
2.デッキコンセプト
あら〜高火力たのちぃ〜!!ですかね。(単純)ただ、前に紹介きたF・G・Dデッキとは違いそこそこ考えなくてはいけない場面があるデッキになります。
自由度が高いデッキなので使ってて楽しいですよ!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
鋼機神ミラーイノベイター 3枚
効果は墓地の機械族を3体までデッキに戻し、戻した合計分のレベル×100攻撃力が上がるというもの。
また、デッキに戻したモンスターが1体の場合貫通効果が付与されます。
この子1人でマキシマムモンスターを倒せるスペック持ってて、墓地調整してドローの確率を操作できて、貫通のフィニッシャーになれるのほんと偉いですわ...
見た目もかっこいいので文句なし!
3枚採用です。
最強戦旗タフストライカー 3枚
テキストに山をも砕く無敵の剛拳って書いてありますからね。やっぱり拳ですね(?)
通常モンスターかつ☆7である為、後述する<潜入開始>に対応する唯一の機械族です。
早めに墓地に落としておきたいので3枚採用ですね。
上級モンスター 7枚
サイバー・ドラゴン 3枚
相手の場にモンスターが居て、自分の場にモンスターが居なかったら特殊召喚できる便利な効果持ちです。
後攻スタートでのリリースコスト要員を減らせるいいカードだ...
攻撃力、守備力共に高め。
後述するフュージョンモンスターの素材にもなるため3枚採用ですね。
サイバー・プロセッサー 3枚
- 機械族が自分フィールドに居れば特殊召喚できるよ!
- フィールドのカードを墓地に送ってこのカード名を<サイバー・ドラゴン>に変更するよ!
- 2.の効果を使って墓地に<サイバー・ドラゴン>が居れば特殊召喚できるよ!
自分の不必要な魔法・罠カードを<サイバー・ドラゴン>に変えれるんですよ...?
そして場に<サイバー・ドラゴン>が2体並ぶのでフュージョンしちゃえば...
ワッ...!ワァッ...‼︎(ちい〇わ感)
攻撃力1500、守備力1600とステータスもこの効果なら高めだと思います!
3枚採用ですね!
風帝ライザー 1枚
効果の詳細は前回のハーピィデッキに記載してありますのでそちらをご覧ください〜
下級モンスター 14枚
クラフター・ドローン 3枚
手札を入れ替えたいのに同名モンスターを引いてしまうのはご愛嬌。ヌゥン!(不服)と心の中で叫んじゃいましょう。
3枚採用です。
サイバー・グリフォン 3枚
機械族の手札交換モンスターその2。
先ほどの<クラフター・ドローン>と組み合わせればドローソースが潤沢になるので手札事故率が減ります。いいねぇ...
こちらは発動条件が若干厳しい代わりにコストは魔法・罠カードでもいいのですわよ!
状況にもよりますが、間違って強力な魔法・罠カードをコストにしないようにしようね!
(O尺はそれで負けたことがあります。日本語って難しいよね。)
守備力も1300と下級モンスターにしては高め。☆5以上の機械族が出せない状況ならセットするのも全然アリですね。
3枚採用です。
超魔軌道マグナム・オーバーロード[L] 3枚
[L]「くっ!このままじゃ負けちまうぜ!おいO尺、真ん中と[R]を手札に加えてマキシマム召喚する以外勝利の道はねぇぞ!」
O尺「えっ...デッキに入れてないけど...急に大きな声出して何...?怖...」
[L]「は????」
...[L]の怒りはもっともですね。我ながら偏りがすごいなぁと思ってますもん(開き直り)
効果は自分のデッキが10枚以上あり、召喚したターンに自分フィールドに他のモンスターが居なかったら相手の墓地のモンスターを3枚デッキに戻せるというもの。機械族で相手の墓地を妨害できるのはこの子しか居なかったりします。いい子いい子。
マキシマムモードだと追加効果がありますが...このデッキには真ん中と[R]は入っていないので説明は省略します。続きは実際に自分で使ってみて試してくれ!(丸投げ)
...だって[L]以外コンセプトに合わないんだもん...
とまぁ効果は強いですが、ステータスは「貧弱、貧弱ゥゥ!」な為上級モンスターなどでリリースしてあげて墓地に送っちゃいましょう☆(無慈悲)
...と、扱いはまぁまぁ可哀想なことになっていますが個人的にはこの効果が必要なので3枚採用です。
あれよ...好きな子にはついついいぢわるしちゃうタイプなのよ...
シードラゴン・ナイト 2枚
強いて言うならハーピィデッキの時とは違い2枚の採用に減らしました。
最初は3枚だったんですが、<鋼機神ミラーイノベイター>で墓地の機械族モンスターはデッキに戻せる為、あんまり多くても墓地リソースが喧嘩しちゃうな〜ってなったので2枚に。
ギャラクティカ・ジャメイヴュ 1枚
強い効果だ!強いんですが...効果の発動がややめんどくさい!!
この効果が使える状況の時って大抵相手の場にモンスターが並んでいてこっちの場にモンスターがいない時なんですわ...
ただそれを差し引いてでもレジェンド魔法カードを戻せるのは魅力的!
初ターンで手札に来るとまぁまぁ嫌ですが、守備力1200とそこそこあるので最悪壁モンスターとして使いましょう。
<シードラゴンナイト>でデッキに戻してあげて中盤以降に引きにいくプレイングもありかと。
1枚採用です。
キャノン・ソルジャー 1枚
フィールドのモンスターを墓地に送って500ダメージを与える、というシンプルな効果。
自分をコストにしてもいい点は非常にいいですね!手札が下級モンスターばかりでも盤面を空けれるので次のドローに繋げられる点...すき...
ステータスも下級モンスターにしてはかなり高い方ですね!
O尺はどちらかというとバーンに使うよりは召喚して攻撃するかセットして壁にする使い道のが多いです。
前は3枚入っていましたが、今は<サイバー・ドラゴン>が出てきて枠が無くなってしまいました...ぴぇん...
1枚の採用です。
業火の結界像 1枚
効果の説明はハーピィデッキでしてあるので、割☆愛!
魔法 11枚
鉄の重撃 3枚
O尺のどうでもいい第一印象は置いといて、効果は自分フィールドに機械族が相手の魔法・罠カードを1枚破壊できるもの。
使いやすい除去カードなので3枚採用です。
魔法石の採掘 1枚
1.最優先は墓地にある<潜入開始>の回収
手札コストは<最強戦旗タフストライカー>(手札に握っている場合) 、握っていなかった場合は「盤面をカードで全て埋めて手札を使い切れるように」コストを調整して手札0にしてからターンを終えるのがおすすめです。
2.次点で<パワー・ボンド>、<鉄の重撃>
パワー・ボンドを「発動できる状況」だったら回収してOKです。
パワー・ボンドを魔法石の採掘で回収している状況の場合、大抵ライフが少なくエンドフェイズに自爆する可能性があるので注意が必要です。<シードラゴン・ナイト>でレジェンド罠を確認できている状態(破壊できていない状態)でしたら他の魔法カードを回収しましょう。
鉄の重撃は相手の魔法・罠カードで罠が見えている枚数(墓地含)が少ない場合に回収するといいですね。
デッキによって変わりますが、相手の墓地に罠カードが3枚以上見えていたら自分の場合は鉄の重撃を回収しないと思います。(鉄の重撃はあくまでも自分の展開を補助する役割だと考えている為)
3.<七宝船>、<フュージョン>
回収した七宝船は採掘発動前に手札に最上級3枚以上が固まっている状態なら使ってもいいかと。
ただしこの状態から逆転するのは難しいので過度な期待はしないほうがいいです。
フュージョンに関しては逆転の1手になる可能性がより低くなるので考えなくても大丈夫かと。
(物凄く強いていうなら採掘で手札の魔法をコストにフュージョンを回収、その後手札に<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>がいれば1ドローできるくらいです。ターン開始時の手札が5枚として考えると採掘の使用で手札が3枚に、ジャメイヴュを召喚→ドローで手札がフュージョン+2枚の状況に。更にジャメイヴュは攻撃力0な為、逆転はかなり厳しいです。)
七宝船 3枚 / 潜入開始 2枚
大原部長「O尺のバカはどこだ!」
中川「新作ロミンちゃんデッキを試しに大会へ行きました!」
...だって使用方法、タイミングがほぼ一緒なんですもん!読んでくれてるみなさんも同じ内容読むの嫌だと...思う...多分...
(余談ですが新作ロミンちゃんデッキを使ったら優勝できました。やったね)
フュージョン 1枚
ただ、このフュージョン自体が事故要因になりかねないので1枚のみ採用です。
パワー・ボンド 1枚
フュージョンとは違い、自分フィールドの他に手札もフュージョン素材として召喚することができます。楽ちん楽ちん♪
ついでに攻撃力が倍になります←ん!?
デメリットでエンドフェイズにフュージョン召喚したモンスターの元々の攻撃力分ダメージを受けます。
↑
あぁ〜...まぁそりゃそうよね...強いカードにはデメリット、ありますよね...
...ん...?
...やられる前にやればいいのでは...!?
相手の盤面によってはこのカード1枚でゲームエンドまで持っていけます...!!
レジェンドカードなので1枚の採用です。
罠 2枚
ノーバディ・スキャットシーフ 1枚
...と言いたいところですが少しだけ補足を。
盤面によって状況は変わりますが、最優先で墓地に送りたいのは<最強戦旗タフストライカー>です。(<潜入開始>で蘇生させて攻撃力3200でバトルしたい為)
次に<サイバー・ドラゴン>を落とすかどうかは「デッキ内に<サイバー・プロセッサー>が何枚あるか、また<パワー・ボンド>が残っているか、そして残りデッキの枚数から最大枚数で<パワー・ボンド>が引けるか」によって変わると思います。
文章にするのは中々難しい為、皆様で試して頂けると幸いです。
1枚採用です。
(人によっては2枚入れていいかも)
魔法の筒 1枚
詳細はF・G・Dデッキにて。
エクストラデッキ 9枚
サイバー・ツイン・ドラゴン 3枚
フュージョン素材に<サイバー・ドラゴン>×2体必要です。
効果は2回攻撃できるというシンプルなもの。
攻撃力は2800あるので大抵のモンスターは粉☆砕できます!
<パワー・ボンド>で出したら攻撃力5600の2回攻撃...キモチイィ...(恍惚)
サイバー・ラッシュ・ドラゴン 3枚
効果は5枚になるようドローして手札を4枚捨てます。その後手札の機械族を特殊召喚できるというもの。
相手のライフが少なく、モンスターを全てセットしている状況かつデッキ内に<鋼機神ミラーイノベイター>が残っていればフュージョン召喚していいかも、という感覚ですね。
サイバー・エンド・ドラゴン 3枚
攻撃力4000で貫通効果を持っています!
守備表示なんて許さないゾ...(したり顔)
懸念点としてこの子を出すなら<サイバー・ツイン・ドラゴン>を出した方が総ダメージ量が多いところでしょうか。(相手の守備モンスターの数にもよるので何とも言えませんが...)
4.各デッキとの相性
相手が<セブンス・ワンダー・フュージョン>を入れているデッキだと少しきついかもしれません。マッチ戦でしたらサイドデッキから<バトル左遷>を入れた方がいいと思います。あと、<海>がきついですね。
理由:錆びる
...冗談はさておき<海>があると機械は攻撃力200ダウン、海竜は200アップし、常に400の差をつけられながら進行しなければいけません。
<鉄の重撃>を<海>に使いたくないんですよねぇ...
5.最後に
いかがでしたでしょうか。私事にはなりますが、ギャラクシーカップ本戦までもう少し!
いろんなデッキを研究している最中ですので気長にお待ちいただけると幸いです!
O尺でした!
posted 2023.07.14
Byカマクラル

2023年7月度ラッシュデュエル大会環境デッキ 後編【カマクラル】
目次
4.サイバー
サンプルデッキ【サイバー】
モンスター
計28枚
安定感とパワーを兼ね備えたオールマイティなデッキです!
レベル5ながらリリース無しで特殊召喚できる<サイバー・ドラゴン>と、自分フィールドに機械族が居るだけで手札から特殊召喚可能な<サイバー・プロセッサー>が主軸になっています!
<サイバー・プロセッサー>は場の不要札を墓地の<サイバー・ドラゴン>と交換した後、自身をサイバー・ドラゴン名称に変更するため即座にフュージョン召喚が可能です!
もちろん、<パワー・ボンド>を引けていれば、攻撃力が倍になった<サイバー・ツイン・ドラゴン>や<サイバー・エンド・ドラゴン>でお手軽ワンキルもできますね!
相手が裏側守備表示で守りを固めてきたとしても、<鋼機神ミラーイノベイター>の貫通効果で守備の上からダメージを取りにいくこともできます。
サイバー・ドラゴンの特性上、後攻スタートでも強く動ける点も高評価です!
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?△
→<鋼機神ミラーイノベイター>やフュージョンモンスターを出したターン内で勝ち切れば、相手に効果を打たせないことが可能。つまり、プレイングによってある程度ケアできます。 - 罠対策は積んであるか?○
→<シードラゴン・ナイト>と<鉄の重撃>で対応します。 - <ノーバディ・スキャットシーフ>でダメージを軽減されないか?△
→<サイバー・ツイン・ドラゴン>もレベル8なので、ダイレクトアタックはダメージ軽減されてしまいます。しかし、貫通を付与して攻撃するなどプレイングによってある程度ケアできます。
5.楽姫
サンプルデッキ【楽姫】
モンスター
計25枚
ワンダーと同じく展開デッキです。
最大の差別化ポイントは、<環幻楽鬼フルオルケストラ>による魔法&罠ゾーンの裏側表示のカードを全て破壊する効果でしょう。
召喚反応系には弱いものの、最大1:3交換かつ破壊した枚数分の打点アップなので壊れカードです!
魔法&罠ゾーンは第二の手札とも言われるくらい貴重なリソースですが、盤面を空にされた後の5枚ドローで相手の盤面を返し切れるかはかなりキツいハードルですね。
ただし、<楽姫の演舞>の発動条件がそこそこ重いことに加え、<環幻楽鬼フルオルケストラ>単体で勝ち切れる訳でもありません。
<環幻楽鬼神トランスゴッドブレス>とセットでないと8000を削り切るのは厳しいと思います。
そのため、相手の体制が整う前に、如何に早いターンでフュージョンを決められるかが鍵になりますね。
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?×
→フュージョン後にワンキルするのは厳しいため、セブンスギアスツーパンを使われる隙は生まれてしまいます。 - 罠対策は積んであるか?○
→ <環幻楽鬼フルオルケストラ>の効果があるため、罠型デッキには滅法強いです!ただし、フュージョンが決まる前提ではあります。 - <ノーバディ・スキャットシーフ>でダメージを軽減されないか?△
→アタッカーとなるフュージョンモンスターはレベル9なので、ダメージ軽減されないです。ただし、<環幻楽姫アクションメロディ>はレベル8なので注意しましょう。
6.エクスキューティー
サンプルデッキ【エクスキューティー】
モンスター
計27枚
以前の環境TOPデッキですが、今ではほとんど見かけなくなりました。
<マッドレア・アクエラ>と<ノーバディ・スキャットシーフ>の登場によって簡単にメタられてしまうためだと思います。
しかし、<マッドレア・アクエラ>の採用率が下がった今であれば、まだワンチャンスあるように感じてしまいますね。
新リミットレギュレーションで<エクスキューティー・スクランブル!>が準制限に緩和されたことも追い風です!
他デッキとの差別化要素としては、レベル7以上のモンスターを採用していないため、<魔導竜騎士-セブンスギアス>の効果を発動させません。
高打点モンスターも<エクスキューティー・フラーメ>で上から殴り倒せるため、高い対応力は今なお健在です!
<ノーバディ・スキャットシーフ>がキツいことは変わらないですが、攻撃前に<エクスキューティー・ラム>や<天の選別>を使って対応したいですね!
<ノーバディ・スキャットシーフ>の発動は最大3発なので、対抗札の枚数の方が勝ります!
ハーピィに次ぐ罠型デッキとして、今後の活躍に期待したいですね!
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?○
→レベル7以上のモンスターが不採用ですので、効果を使わせません! - 罠対策は積んであるか?○
→<エクスキューティー・ラム>、<シードラゴン・ナイト>、<天の選別>と多数採用されています。 - <ノーバディ・スキャットシーフ>でダメージを軽減されないか?×
→実質ターンスキップなのでキツいです。こちらもバック破壊カードで対抗することは可能ですが、厳しいことには変わりないでしょう。
7.最後に
5つのサンプルレシピをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?展開のワンダーと楽姫、罠型のハーピィとエクスキューティー、その中間が機械というバランスになっていると思います。
エクスキューティー一強時代と違って選択肢が増えましたね!
プレイヤーの個性やデッキとの相性もあるため、自分に合ったデッキを握ることを強くオススメいたします!
みんなが皆んなTier1を握る必要はないですしね。
僕自身、ワンダーを握った際の勝率がそこまで高くないため、罠型デッキの方が得意なのか?...と考え直しています。
ギャラクシーカップ2023第一期予選は罠型デッキのエクスキューティーで突破しただけに、そこをまだ決断できずにいます...
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.07.14
Byカマクラル

2023年7月度ラッシュデュエル大会環境デッキ 前編【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
6/24(土)にトリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィングが発売され、ギャラクシーカップ2023決勝大会で使用できるカードプールがほぼ全て出揃いました!
最強ジャンプの付属カードなど、一部未判明のカードもありますが、その1枚で環境が大幅に変わることも無いと思われるため、現カードプールで確定したと考えても差し支えないでしょう。
また、7/1(土)から実装された新リミットレギュレーションも、緩和のみの改定だったため、現環境に大きな影響を与えることはありませんでした。
尚、7月中は新弾発売の予定が無いため、8/11(土)に轟炎のフェニックスが発売されるまでカードプールは変わりません。
そのため、ここから先は環境ヨミと、それを踏まえたデッキ構築によって勝率が大きく変わってくることでしょう。
しかし、ギャラクシーカップ決勝戦を控えた今のタイミングでは、デッキレシピが公開されないケースも増えており、Twitter等では強いデッキレシピを入手しづらくなっています。
御多分に洩れず、僕自身もギャラクシーカップ決勝戦を控えているため、情報を秘匿した方が得になる可能性も高いのですが...
まだ決勝戦まで時間があって採用カードが変わる可能性があるのと、今まで自分が考えてきた理論を整理するためにも記事にまとめることにしました!
5月の時と同様、今期の環境デッキと考えられるデッキタイプとそのサンプルレシピをまとめました!
これから一つずつ解説していきたいと思います!
是非とも参考にしていただけますと幸いです!
目次
それでは、早速参りましょう!1.環境考察
5月の大会環境記事の時点で既にエクスキューティー一強時代は終わっており、群雄割拠の時代となっていました。その状態でギャラクシーカップ2023予選第二期がスタートしましたが、その結果を見ると、一週間毎に環境が目まぐるしく変わっていました。
1週目は機械がトップシェアでした。
これは環境分布が不明な中、安定感や対応力の高さを重視したプレイヤーが多かったためと思われます。
<パワー・ボンド>による理不尽なワンキルができるところも魅力の一つでしたね!
2週目は1週目の機械環境が考慮され、そのメタとなる海竜デッキがトップシェアでした!
安定感は機械にやや劣る印象でしたが、表側表示モンスターは<アビスレイヤー・アプサラス>や<深淵竜神アビス・ポセイドラ[L]>で破壊しダイレクトアタックから積極的にライフを取りに行けます! 特にレベル10モンスターは<ノーバディ・スキャットシーフ>のダメージ軽減効果を受けないため、相性が良いですね!
また、フィールドのモンスターを消すことで<バトル左遷>の発動も防げます!
他にも、<グランド・エクストリーム>で墓地の<サイバー・ドラゴン><業火の結界像>を戻せば、<サイバー・プロセッサー>からの展開やフュージョンを防げますし、<鋼機神ミラーイノベイター>の打点アップも防げます!
このように機械に対して強く出れて自力の高い海竜が環境TOPとなりました!
しかし、最終週である3週目に覇権を制したのは、なんとワンダーでした!
当初は最もパワーが高い代わりに安定感が低い印象でしたが、時間の経過とともに研究が進み、構築とプレイングが確立されました。
特にレベル7以上のモンスターを並べる海竜に対し、<魔導竜騎士-セブンスギアス>のツーパンワンキルが良く決まることも大きな要因でしょう。
ワンダーの入賞が増えたのは、ワンダー使用者が増えたことによる一時的なものかとも思いましたが、トリプルビルドパック発売でハーピィが登場した後もワンダーのシェアは下がっていません。
今後も対ワンダーの研究が進んでマッチ戦では勝てなくなるのか、はたまたメタを上回る力でTier1の座を維持するのか...要注目ですね!
さて、今回は環境でよく見かける5つのデッキをご紹介いたします!
前回同様、環境における立ち位置を明確にするためにメタチェックコーナーを作っています。
今回のメタチェックは下記の3つです。
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?
- 罠対策は積んであるか?
- <ノーバディ・スキャットシーフ>でダメージを軽減されないか?
2.ワンダー
サンプルデッキ【ワンダー】
モンスター
計27枚
エクストラデッキ
計15枚
現環境の中心に位置するパワーデッキです!
特筆すべきは<魔導竜騎士-セブンスギアス>のツーパンワンキルであり、これによってレベル7以上のモンスターを盤面に立ててしまうデッキは立ち位置を悪くしてしまいました。
攻撃力7000超えであれば、こちらのライフが8000あったとしても一瞬で吹き飛んでしまいます。
そんなモンスターを魔法カード1枚で呼べて、その魔法カードが3枚入れられるのですから、弱い訳がないですよね!
<魔導竜騎士-セブンスギアス>の存在がデッキ選択の幅を狭めているのは周知の事実かと思いますが、<魔導騎士-セブンス・チャリオット>や<魔導騎士-セブンス・パラディン>もかなり強力なモンスターであるため、半端なモンスターを攻撃表示で出してしまうと瞬く間にライフを削り取られます!
また、罠で対抗しようにも、<人造人間-サイコ・ショッカー>を出されたら一発アウトです。
レベル6以下のモンスターかつ罠以外の対策法を探すしかないですね。
そのため、<業火の結界像>はどのデッキにおいても必須カードとなりそうです。
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?△
→フュージョンしたターンに勝ち切るなど、プレイングによってある程度ケアが可能。 - 罠対策は積んであるか?○
→<邪影ダーク・ルーカー>、<人造人間-サイコ・ショッカー>、<シードラゴン・ナイト>で対策。 - <ノーバディ・スキャットシーフ>でダメージを軽減されないか?○
→フュージョンモンスターはいずれもレベル9以上なので、ダイレクトアタックか<魔導槍グレイス・スピア>での貫通攻撃ならダメージ軽減されない。
3.ハーピィ
サンプルデッキ【ハーピィ】
モンスター
計26枚
環境屈指の罠型デッキで、かつてのエクスキューティーのような強さを感じます!
レベル6以下のモンスターのみでデッキを組めるため、<魔導竜騎士-セブンスギアス>をバニラモンスターにできる点は他のデッキに無い強みの1つです!
<ハーピィズフルドレス>を装備すれば2900打点になって、最上級モンスターでも突破されにくいですし、盤面のモンスター数を調整することで貫通も付与できます!
また、<トライアングル・X・スパーク>はフィールド全体のバフ+罠封じなのでかなりの壊れカードです!
他テーマには無い、サポートカードの豊富さも魅力の一つですね!
ただし、<人造人間-サイコ・ショッカー>には滅法弱いです。
罠を封じられた後で<セブンスロード・マジシャン>や<魔導騎士-セブンス・チャリオット>を並べられることでワンキルされてしまいます。
ワンダー相手の場合は積極的にライフを取りに行き、短期決戦に持ち込むしかないですね。
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?○
→マキシマム召喚しない限りはくらいません。そのため、マキシマム召喚するタイミングには注意しましょう。 - 罠対策は積んであるか?○
→<トライアングル・X・スパーク>が最強です!<風帝ライザー>や<ゴッドバードアタック>で対応する場合もあります。 - <ノーバディ・スキャットシーフ>でダメージを軽減されないか?△
→基本はレベル6以下のビートなので、ダイレクトアタックではダメージを軽減されてしまいます。
しかし、<ハーピィズフルドレス>を装備して貫通ダメージを取りに行ったり、<トライアングル・X・スパーク>を使ってそもそも発動できなくしたりとプレイングである程度ケアが可能です。
後編へ続きます。
- Twitter @yugiohbar