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posted 2025.01.15

Byカマクラル


夢中【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

前回は新弾レビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

トリプルビルドパック エボリューション・インパクト新弾カードレビュー【カマクラル】

レッドアイズ、ダイナーミクス、夢中という3つのテーマデッキが組めるパックとなっています!

テーマ色の強い内容ですが、レジェンドカードが多数収録されていたり、汎用札である<コーリング・ダーク・メテオ>があったりと、環境に影響を与えそうなカードもありますね!

さて、今回は3つのテーマのうち、最も環境に入りそうな夢中デッキをご紹介いたします!

コントロール奪取という強力なテーマながら、カードプールの狭さから活躍の機会が限られていましたが、大量の新規カードによってデッキが組めるようになりました!

夢中の下級モンスターの効果発動には自身以外の表側表示の光属性/昆虫族モンスターを要求するため、専用構築が必須になるのですが、今弾のカードを全て詰め込めば問題なく組めますね!

また、新規のフュージョンカードが実装された事により、コントロール奪取だけでなくフュージョン素材に使う実質除去もできるようになりました!

最近は効果破壊耐性だけでなく、戦闘耐性やバウンス耐性も増えてきましたが、コントロール奪取やフュージョン素材に使うカードへの対策はかなり限られるため、今なら効果を通しやすいです!

初見殺しをされないためにも、効果はしっかり把握しておきたいですね!


目次
  1. デッキレシピ
  2. デッキコンセプト
  3. メインデッキ解説
  4. 各デッキとの相性
  5. 最後に
それでは、早速観ていきましょう!


1.デッキレシピ
夢中
プレイヤー:カマクラル
4
3枚
1枚
エクストラデッキ
9


2.デッキコンセプト
「パクって殴って」です!

テーマの特性を最大限に活かして、相手モンスターのコントロールを奪ったり、フュージョン素材にして盤面を空けて殴ります!

モンスター相手には強く出れるものの、召喚反応罠に弱いため、<コーリング・ダーク・メテオ>や<昂光の呪縛>、<竜水の神子>で対策していますね!

また、罠はワンキルされないように<救惺望御>を選びました!
流行りの<昂光の呪縛>でドローされてしまいますが、1回の攻撃で8000ライフを削り切るデッキは環境に無いため、高い確率で生き残れます!
生きてターンを迎えれば、相手盤面のモンスターを利用しながら反撃できるため、中・長期戦になればなる程こちらが有利ですね!

それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!


3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
夢中のカラブローネ...3枚
フュージョン無しで出せるエースアタッカーです!
このカードをアドバンス召喚している時点で墓地には光属性/昆虫族のモンスターがあるはずなので、即座に効果を発動できますね!
墓地を3枚肥やしつつ3000打点となり、さらに墓地から<夢中のシルビクス>を回収できるという完結した強さ!
自身をリリースして<夢中のシルビクス>をアドバンス召喚できますし、下級モンスターが手札にあれば横に並べる事も可能です!
様々な活躍が期待できるため3積み必須!

夢中のシルビクス...3枚
最上級モンスターながら、このデッキであればリリース1体で出す事が可能です!
さらにフュージョン魔法なしで手札・フィールドのモンスターとフュージョン召喚できるのが強いです!
このカード自身がレベル8の昆虫族ですので、レベル7〜9と合わせれば<現夢中のシルビクス>を、昆虫族の効果モンスターであればレベルを問わずに<栄華夢中のシルビクス>を出す事ができます!
いずれも強力なフュージョンモンスターであり、このデッキの攻めの要となるため、当然このカードも3枚確定です!

【下級モンスター】19枚
夢中のドローネ ...3枚
下級の墓地肥やし要員です!
夢中のカラブローネ>や<竜水の神子>、<コーリング・ダーク・メテオ>など墓地をコストに使うカードを複数枚採用しているため、墓地肥やしはありがたいですね!
もちろん3枚採用!

夢中のマリキータ...3枚
相手の攻守を500下げるモンスターです!
戦闘破壊したいモンスターをパワーダウンさせ、コントロール奪取やフュージョン素材に使いたいモンスターを昆虫族に変更すれば2枚分の役割がこなせますね!
こちらも3枚採用です!

夢中のシュエル ...3枚
選択する相手モンスターは裏表の記載が無いため、裏側守備表示のモンスターを表側攻撃表示にして昆虫族に変更できますね!
そうする事でコントロール奪取の対象にしたりフュージョン素材として使えるようになるため、デッキのコンセプトとの相性は抜群に良いです!
当然3積み確定!

夢中のパピヨン...3枚
新規の下級モンスターが複数登場した事で、追加の1ドローがグッと使いやすくなりました!
新規の下級モンスターとの違いは、先に昆虫族に変更する点と、昆虫族への変更はこのターンの終了時までという点です。
そのため、既に相手フィールドに昆虫族しかいない場合は効果を使えません。
この点に注意さえすれば実質タダで1ドローできるため、効果発動の順番に気をつけながら上手く活用していきたいですね!
デッキ内に光属性/昆虫族が多い程シナジーが強くなるため3枚採用です!

夢中のランビリス...3枚
相手モンスターのコントロール奪取という珍しい効果の持ち主です!
このカードが発表された時は衝撃を受けましたが、その時点ではまだカードプールが少なく、効果を使えるタイミングがかなり限定的でした。
爬虫類デッキが環境トップの頃はミラー対策としてこのカードをサイドデッキに3積みしていましたが、使われていたのはそのくらいだったと思います。
それがここに来て「夢中」テーマとして確立されたため、普通に使えるレベルになりました!
相手のレベル5〜8のモンスターを問答無用で奪えるため、かなり強いですね!
特に数ターンかけて盤面を返し合うミッドレンジ対決においては無類の強さを誇るでしょう!
夢中デッキの強さを担うカードですので3枚必須!

竜水の神子 ...3枚
どんなデッキにも入る汎用札です!
種族シナジーは無いものの、手札消費なしで相手のバックを破壊できるためかなり強いですね!
また、墓地のモンスターをデッキに戻して効果を使い回せる点もかなり優秀です!
墓地肥やし要員の少なさが少しネックですが、それでも強気の3枚採用です!

カードガンナー...1枚
このデッキにおいては必須のレジェンドカード!というものが無いため、墓地肥やし要員を増やすためにこちらを採用しました!
ここは自由枠ですので、環境に合わせて変えても問題ないと思います。

【魔法】11枚
夢中の抱擁...3枚
デッキコンセプトの核となるカードです!
相手のモンスターを昆虫族に変更し、このカードでフュージョンしましょう!
耐性持ちモンスターも難なく除去できるため、かなり強いですね!
基本的に昆虫族以外のモンスターで攻撃するシーンは無いため、デメリットは無いに等しいです。
もちろん3積み確定!

昂光の呪縛 ...3枚
このデッキは召喚反応系の罠に弱いため、このカードで弱点を補います!
相手の<シャイニーシェイディー>や<酢酸のたまった落とし穴>を踏み越えられるようになったのは大きいです!
デッキによっては使うタイミングが無いかもしれませんが、後攻1ターン目に使えると強い事もあり、強気の3枚採用としました!

コーリング・ダーク・メテオ...3枚
オーバーラッシュ・ストーム>との違いは破壊するかデッキボトムに戻すかです。
今までは<七宝神ー良財>の存在から<オーバーラッシュ・ストーム>優先でしたが、今回はこちらを採用しました。
と言うのも、<夢中のラーヴァ>が魔法・罠カードにバウンス耐性をつけるからですね!
ミラー戦で相手のバックを除去できない事は致命的なので、今回は破壊の方を選びました。
安全に攻撃を通すためにも3枚の採用です。

コスモス姫のお戯れ...1枚
中・低速デッキにおいては必須カードです!
このカード1枚で盤面の枚数差を埋められるため、入れ得カードだと思います!
手札を増やすギミックはそこまで多くないですが、それでも採用すべきカードですね!

強欲な壺...1枚
タイミングを選ばずいつ打っても強いカードかつ<コスモス姫のお戯れ>との相性を考慮して採用しました!
特に必須ではないため、他のカードと入れ替えても良いと思います。

【罠】4枚
救惺望御...3枚
相手モンスターの攻撃を1回にする罠カードです!
相手のドローに合わせて発動可能なため、打ち損じがありません!
流行りの<昂光の呪縛>を打たれてしまいますが、このカードを打ったターンにライフが0になるケースは少ないと思います。
夢中の再誕>は思ったより発動タイミングが限られて使いにくく、<ライヤー・ワイヤー>も特殊召喚に対応していないため微妙でした。
シャイニーシェイディー>は手札コストの要求が地味にキツかったですし、<ノーバディ・スキャットシーフ>は<百戦の覇者ガイア>や<竜水の神子>で発動前に割られてしまうため、このカードに落ち着いたかたちです。
ここは環境に応じて変えられる枠ですので、入れ替えても問題ありません。
基本的にはジリ貧なのですが、長期戦になればなるほど強くなるデッキだと思うため3枚採用しました。

魔法の筒...1枚
ここも自由枠なので入れ替えても問題ありません。
ただ、デッキの性質上、相手の盤面にモンスターが残った方が強いと感じたため、ライフを取りつつモンスターが盤面に残るこちらを採用しました。

【エクストラデッキ】9枚
現夢中のシルビクス...3枚
最上級モンスターが2体要求され、墓地コストまで必要ですが、カードの種類を問わずに1枚デッキバウンスできる効果はかなり強いです!
ただ、このカードをフュージョン召喚したターンにしか効果を発動できません。
そのため、このカードを盤面に維持して戦うというよりはフィニッシャーとして使う感じですね!
枠が空いているので3枚採用です!

栄華夢中のシルビクス...3枚
非常に緩いフュージョン素材の指定であり、効果モンスターであればレベルを問わずに何でもフュージョン素材にできます!
効果破壊耐性の永続効果も強いですし、ミラー戦においてはこのカードを先出しする事で自分のモンスターがフュージョン素材にならなくなるため優位に立てます!
現夢中のシルビクス>と違ってこちらは盤面に維持して戦うかたちですね!
もちろん3積み必須!

夢中のラーヴァ...3枚
上級モンスター以下の2体で出せるフュージョン体ですね!
自身の永続効果によって1600打点になるため、戦闘要員としても使えます!
また、自分フィールドの昆虫族モンスターが全て800打点アップとなるためかなり優秀です!
魔法・罠のデッキバウンスも無力化できるため、今後は<オーバーラッシュ・ストーム>ではなく<コーリング・ダーク・メテオ>の採用が増えそうです。
こちらも文句なしで3枚確定!



4.各デッキとの相性
夢中はコンボデッキに分類されます。
それぞれの相性を見ていきましょう!

ビートダウン(闇魔、ベリーなど) 相性:○有利
闇魔は最上級・上級モンスターによる戦闘がメインとなるため、コントロール奪取やフュージョン素材とする除去がかなり有効に働きます!
ベリーに関してはそもそも環境におけるシェア率が下がっていますし、仮に当たったとしても<栄華夢中のシルビクス>や<夢中のラーヴァ>でフュージョン素材に使えるためパワーで勝てますね!
そのため、相性は有利と判断しました。

ミッドレンジ(ガイア、レジェンドなど) 相性:○有利
こちらも基本は最上級モンスターで攻めてくるため、コントロール奪取とフュージョン素材に使える点が刺さります!
相手の罠対策も<竜水の神子>、<コーリング・ダーク・メテオ>、<昂光の呪縛>と9枚積んでいるため、踏み越えながらこちらの展開を通していけますね!
そのため、相性は有利と判断しました!

コンボデッキ(セレブローズ、夢中など) 相性:△五分
セレブローズはワンキルするパワーを持っているため、<救惺望御>で止めていない限りは回ったターンで負ける可能性が高いです。
また、ミラー戦においては先に<栄華夢中のシルビクス>を出した方が圧倒的に優位となるため、先に展開した方が勝ちやすいですね!
上記の事を加味し、相性は五分と判断しました。


5.最後に
新弾の3テーマの中で、最も環境入りに近いのが夢中デッキだと思います!
ただ、盤面の返し合いを前提としているため、回れば勝ちというタイプとは少し違う印象です。
プレイングによって強い弱いが分かれるため、プレイヤーのスキルが求められますね!

夢中に当たった場合は無闇にモンスターを立てずにセットした方が良いかもしれません。

他デッキの動かし方にも影響が出そうですので今後も要チェックですね!

これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



posted 2025.01.11

Byカマクラル


トリプルビルドパック エボリューション・インパクト新弾カードレビュー【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

2025年1月11日(土)に「トリプルビルドパック エボリューション・インパクト」が発売されました!

人気テーマである「レッドアイズ」の強化や、しばらく強化がもらえていなかった「ダイナーミクス」の新規パーツ、相手モンスターのコントロールを奪う「夢中」のテーマ化など、様々なカードが実装されました!

また、レジェンドカードも多数収録されています!
新規の<ライトニング・ボルテックス>は相手の表側表示モンスターを全破壊できますし、<波紋のバリア-ウェーブ・フォース->は相手の攻撃モンスターを全てデッキバウンスする破格の効果を持っています!

今弾はパックの特性上、テーマ強化の色が強いですが、夢中が環境入りする可能性が高いため、競技思考のプレイヤーには無視できないパックですね!

今回もカマクラルがピックアップした注目カードをご紹介いたしますので、是非とも最後までお付き合いください!

それでは早速どうぞ!


新弾カード考察
1.真紅眼の極炎竜
効果モンスター / マキシマム
レベル10 / 闇属性 / ドラゴン族 / MAXIMUM ATK 3700 ATK 2400/ DEF 0
「真紅眼の極炎竜[L]」「真紅眼の極炎竜[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。
【条件】このカードを召喚したターン、またはこのカードがマキシマムモードの場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの裏側表示のカード1枚を選んで破壊する。

レッドアイズに新規のマキシマムカードが登場しました!

天の加護>、<天の招来>に対応したレベル10モンスターである事に加え、<フェニックス・ドラゴン>と<悪夢再び>の墓地回収にも対応しています!

マキシマムモードの打点は3700とやや心許ないものの、効果破壊耐性と魔法・罠カードへのバウンス耐性、裏側表示のカードを1枚破壊と充実した効果を兼ね備えていますね!

相手モンスターを戦闘破壊すると2400ダメージを与える効果もあるため、無限にセット耐えされる事もありません。

昔と違ってマキシマム召喚せずとも単体で効果を使えるため、普通にアドバンス召喚しながら戦えるのも良いですね!

一部、フュージョン軸にも使えそうなモンスターがいるため、レッドアイズの構築の幅は間違いなく広がるでしょう!

2.大剣竜駕ダイナーミクス[L]
効果モンスター / マキシマム
レベル4 / 地属性 / 恐竜族 / ATK 1300/ DEF 0
手札にあるこのカードのカード名は大恐竜駕ダイナーミクス[L]になる。
【条件】マキシマムモード:デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す。

ダイナーミクスもとい恐竜族に多数の新規カードが登場しました!

左右の下級マキシマムに新カードが登場するという新しいスタイルの強化ですね!

今まではレベル7以下との戦闘破壊耐性と罠による効果破壊耐性でしたが、相手モンスターのバウンスとカードの種類を問わない効果破壊耐性へと変わりました!

新旧マキシマムは混ぜる事も可能なため、対面に応じて効果の組み合わせを変える事もできますし、単純にマキシマム召喚の速度を早める事もできます!

また、新しい装備魔法である<ダイナ・ボディ・ヒート>によって、効果破壊耐性と相手ターンのバウンス耐性も付与できるようになりました!

マキシマムモンスター共通の弱点である<風帝ライザー>もこれで無効化できますね!

ドロー加速や墓地からのパーツ回収など、マキシマムデッキに必要なカードの種類が増えたため、一つのデッキとしてまとめる事ができるようになりました!

ダイナーミクスは1月のマキシマムデュエルトーナメントで使う人が出てくるかもしれませんね!

その際は効果破壊耐性とバウンス耐性を超えられるような手段を用意して詰まないようにしましょう!

3.栄華夢中のシルビクス
効果モンスター / フュージョン
レベル9 / 光属性 / 昆虫族 / ATK 3000/ DEF 2500
効果モンスター(レベル7〜9/昆虫族)+効果モンスター(昆虫族)
【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示モンスター(昆虫族)は相手の効果では破壊されない。自分フィールドのモンスターを相手はフュージョン召喚の素材にできない。

今回のパックで取り上げられている3つのテーマの中で、最も実戦向きなのが、夢中だと思います!

バウンス耐性も出てきた中で、除去手段としてほとんど対抗策が無いのは、コントロール奪取やフュージョン素材にするというかたちでしょう!

今までは種族の縛りから実用性の低かった昆虫族ですが、今回のテーマ化によって独自性のある強力なデッキに進化しました!

相手フィールドのモンスターを昆虫族に変換する下級モンスターが増えたため、<夢中のランビリス>の効果もグッと使いやすくなりましたね!

特にこのカードは素材の指定が非常に緩いため、効果モンスターであればレベルを問わず何でもフュージョン素材に使う事ができます!
そのため、夢中の下級モンスターで相手モンスターを昆虫族に変換すれば、<夢中の抱擁>でフュージョン素材に使って実質除去できますね!

さらにこのカードを先に出す事で、自分フィールドのモンスターは相手のフュージョン素材に使えなくなるため、ミラーにおいても重要な役割を果たしますね!

夢中デッキには必須のカードですので、頑張って3枚揃えましょう!

4.流聖のプリアージュ
効果モンスター
レベル3 / 光属性 / サイキック族 / ATK 1000/ DEF 1000
【条件】自分がこのメインフェイズにドローしていない場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の「スター・リスタート」または「はじまりの星」1枚を選んで手札に加える。その後、自分は1枚ドローする。

この弾の汎用枠です!
墓地の特定のカードを回収しながら1ドローする効果ですので、ノーコストで2アド獲得できますね!
これだけ見るとかなり強力なのですが、メインデッキに<スター・リスタート>or<はじまりの星>を採用するデッキはかなり限られます。

最有力候補はメタリオン、次点はデュエルリンクスでも猛威を振るっているサイキックフュージョンでしょうか。

特にサイキックフュージョンでは種族シナジーもあるため採用しやすそうです。

カードプールが増えれば増えるほど強くなるカードですので、今のうちに集めておくと良いかもしれません。

5.ライトニング・ボルテックス
通常魔法(LEGEND)
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。

既に<ブラック・ホール>があるため、使い勝手の良さではこちらが劣る印象です。

ただ、<ブラック・ホール>はこちらが展開している時は使いにくいため、こちらの盤面を残しつつ相手の盤面だけを破壊するのであればこちらの方が向いています!

手札コストを用意しやすい爬虫類やガジェットでは使い易そうですね!

レジェンド採用のバリエーションを増やすためにも1枚は確保しておきましょう!

6.波紋のバリア-ウェーブ・フォース-
通常罠(LEGEND)
【条件】相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。

遊戯王OCGの凶悪な罠カードがラッシュデュエルに堂々の登場!

発動タイミングは限られるものの、効果破壊耐性をすり抜けて相手の盤面を空にできる可能性があります!

また、自分フィールドにモンスターが居る場合でも、<百戦の覇者ガイア>や<天堂始終の面妖姫>でダイレクトアタックされた時に発動できます!

メイン採用は難しいかもしれませんが、サイドチェンジから入れるのも面白そうですね!

こちらも1枚は確保しましょう!


最後に
2025年の第一弾拡張パックはテーマ色の強い内容でしたが、夢中デッキや汎用レジェンドカードなど、見所も多かったですね!

今後の環境に影響を与えそうなカードもあるため、是非ともチェックしておきましょう!

今年春には新しいストラクチャーデッキも発売され、リチュアル召喚も実装されますので、ラッシュデュエルはもっと盛り上がっていきそうですね!

これからも新カードを使った様々なテーマのデッキをご紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



posted 2025.01.09

Byカマクラル


MDT幻竜【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。

新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!


前回は傲慢ベリーの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

新リミット傲慢ベリー【カマクラル】

戦闘面の不利を解消していた<ベリーフレッシュ・シャイ>とデッキの安定感・展開の再現性を高めていた<天使のもろこし>が規制された事でパワーダウンしたベリーフレッシュ。

僕自身も大変お世話になったテーマだっただけに思い入れも強かったですが、正直厳しい状況です...

ただでさえ苦手だったセレブローズやメタリオンに対しての解答札が減りましたし、後攻1ターン目の<昂光の呪縛>が決まりやすいという長所も消えました。

シングル戦ならともかく、マッチ戦で常勝するのは難しいかもしれませんね...

ただ、爬虫類にせよエクスキューティーにせよ、時を経て規制が緩和されるケースはあるため、<シャイ>が許される時を心待ちにしたいと思います!

さて、今回はMDT(マキシマムデュエルトーナメント)幻竜デッキをご紹介いたします!

先月のマキシマムデュエルトーナメントで優勝できたため、そのデッキの解説です!

フュージョンデュエルトーナメントの時は何のシナジーも無いフュージョン魔法を4枚突っ込んだベリーフレッシュでしたので、今回はしっかりマキシマム召喚を決めて勝ちたいと思っていました!

今回僕は2回参加しましたが、1回目はハーピィが多く、2回目はガジェット(という名のグッドスタッフ)が多く、マキシマム召喚しないタイプのデッキが多かった印象です。

そんな中、2回目の参加で全試合マキシマム召喚を決めて勝ちましたので、思う通りの展開で優勝を勝ち取る事ができました!


目次
  1. デッキレシピ
  2. デッキコンセプト
  3. メインデッキ解説
  4. 各デッキとの相性
  5. 最後に
それでは、早速観ていきましょう!


1.デッキレシピ
MDT幻竜
プレイヤー:カマクラル
4


2.デッキコンセプト
「無限マキシマム」です!

このデッキのメインの勝ち筋は<幻竜重騎ウォームEXカベーター>のマキシマム召喚を決めて高打点で押し切る事です!

幻竜の調整を始めた頃はマキシマム召喚を狙わず、レベル10の最上級モンスターや<幻刃竜ビルド・ドラゴン>を展開しながら<幻刃攻廠ウォームヤード>で600打点アップ+貫通付与で勝つ事を目指していました!

こちらもかなり強かったのですが、最上級モンスターが手札でダブつく事故が起こり易かったり、相手の<シャイニーシェイディー>に弱かったり、<百戦の覇者ガイア>でフィールド魔法を割られた上で戦闘破壊されたりで今一つ勝ちきれない印象でした。

様々なデッキと対戦を繰り返す中で、マキシマム召喚が決まった試合はほとんど勝っていた事に気付きました。

相手の解決札が<風帝ライザー>や<ブラック・ホール>くらいしか無いのに対し、こちらは<幻刃走兵トレイロン>のおかげで簡単にマキシマム召喚し直せます!

マキシマムモードで罠破壊耐性を持っている事に加え、相手のバックを破壊する効果もあるため、罠で倒される事はほぼありません!

高打点+貫通で2ターンキルもほぼ確実なので、テーマに合わない<幻刃竜ビルド・ドラゴン>と<幻刃歩哨ドラグライン>を全抜きし、相手の展開・攻撃を防ぐための<シャイニーシェイディー>を3積みしました。

それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!


3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
幻竜重騎ウォームEXカベーター...3枚
このデッキのエースモンスターです!
もちろんマキシマム召喚を狙うのですが、アドバンス召喚だったとしても、フィールド魔法があれば3100打点の貫通持ちなので強いですね!
幻刃走兵トレイロン>の追加効果を狙うためにも早期に墓地に送っておきたいカードです。<幻の三角スケール>のコストとして積極的に使っていきましょう!

夢幻重騎ビルド・ドラグーン...3枚
第二のエースアタッカーです!
モンスター効果や罠の対象になりにくいレベル10モンスターであり、1ドロー効果でアドバンテージの損失も防いでくれます!
マキシマムモンスターであれば1体分のリリースで良いため、出し易さの観点から見てもかなり強いですね!
盤面に残れば次のターンも1ドローできるため、<シャイニーシェイディー>で盤面維持したいところです。
フィールド魔法があれば3100打点の貫通持ちになるため3積み必須!

【下級モンスター】18枚
幻刃走兵トレイロン...3枚
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に限りますが、墓地から最大2枚のマキシマムパーツを回収できる強力な効果を持っています!
このカードのおかげでマキシマム召喚の成功率はグンと跳ね上がりましたね!
このデッキはこのカードからのマキシマム召喚を主軸にしているため、自分フィールドを空けられる<激流葬>を採用しています!
マキシマム召喚という狙いがバレると、あえて戦闘破壊せずにモンスターを盤面に残されてしまいますが、それを逆手にとって、リリースしてアドバンス召喚で攻めれば良いだけですね!
最強のマキシマムサポートなので3積み!

幻壊兵ハケン・ハーケン...3枚
相手の手札が1枚以下の時、自信をリリースする事で2ドローできます!
盤面を空けられる効果は<幻刃走兵トレイロン>とも噛み合っていますね!
モンスター1体でしか攻撃できなくなるデメリットがありますが、マキシマム召喚前提であればそこまで影響は無いです!
デッキの回転率を上げつつアドを稼げる優秀なモンスターなので3積み確定!

幻竜重騎ウォームEXカベーター [L]、[R]...各3枚
マキシマム召喚用に当然3積み必須です!
また、<夢幻重騎ビルド・ドラグーン>のリリース要員としての使い道もあります!
単体では壁役くらいにしかなりませんが、コンボありきなのでそこは割り切りですね。

幻刃兵站デスク・タラスク...3枚
墓地を肥やしつつ、<幻刃攻廠ウォームヤード>を回収できる優秀な下級モンスターです!
ただし、打点が低く手札コストの要求はあるため、考えなしに使うとアド損した上に200打点の棒立ちになります。
効果発動後はリリース要員として使える事が前提となるため噛み合いは必要ですが、それでも3枚欲しいカードですね。

幻壊兵アシバ・ビッケ...3枚
この枠が一番悩みました。
夢幻重騎ビルド・ドラグーン>の効果を使うためには幻竜族以外のモンスターを採用しづらいからです。
幻竜族の下級モンスター達を比較した結果、墓地が肥やせて2体分のリリース要員になれるこのカードが一番マシだと判断しました。
他に強い下級モンスターが来たら入れ替える候補ですね!
レジェンドカードの<風帝ライザー>や<カードガンナー>くらいなら入れても良いかとも思いましたが、シナジーを考慮して幻竜族モンスターのみの採用としました。

【魔法】12枚
幻の三角スケール...3枚
幻竜テーマ最強のドローカードです!
七宝船>のように使い勝手が良いですね!
バンバン使うというよりは、一旦は場に伏せておき、手札のバランスを整えたいタイミングで発動するのが良いと思います。
手札事故を軽減しつつ、墓地を肥やしながらデッキの回転率を上げてくれるため3積み必須!
幻刃走兵トレイロン>の追加効果を使うため、最上級モンスターを優先的にコストにする事が多いです。

始幻の咆哮...3枚
幻竜族専用の<オーバーラッシュ・ストーム>です!
本家と違って墓地コストが不要ですので、序盤から使っていける点が優秀ですね!
相手の反撃の芽を摘むためにも3枚確定です!

オーバーラッシュ・ストーム...2枚
幻竜重騎ウォームEXカベーター>や<始幻の咆哮>があるから不要ではないか?という意見があると思いますが、リソースをデッキに戻すカードが欲しいと思う場面がけっこうありました。
墓地のモンスターをデッキに戻せる幻竜族モンスターとしては、<幻刃歩哨ドラグライン>が存在するものの、<幻刃竜ビルド・ドラゴン>とのセット採用が前提となってしまいます。
最上級モンスターを増やすと手札事故が増えるため、極力採用したくなかったのでこちらを選びました。
相手が複数枚のバックを構えてきた場合、やはり除去が多い方が安心できるため、2枚くらいの採用ならアリだと思いました。

幻刃攻廠ウォームヤード...2枚
幻竜族テーマ最強のフィールド魔法です!
このカードの存在が幻竜族デッキの強さを一段階上げていると感じています。
レベル10の幻竜族モンスターに600打点アップ+貫通を永続的に付与するのはとても強力ですね!
マキシマムモードはもちろん、アドバンス召喚した幻竜族モンスターにも有効ですので、使わない手はないです!
ただし、ミラーの場合は相手も強化してしまうため注意しましょう。
被って引きたくない事と、中・長期戦で戦うスタイルのデッキであり、<幻刃兵站デスク・タラスク>で墓地から回収できる事から2枚の採用にとどめました。

コスモス姫のお戯れ...1枚
中・長期戦スタイルのデッキに欠かせない最強カードです!
幻刃走兵トレイロン>、<幻壊兵ハケン・ハーケン>といった手札を増やすモンスターが多い点もシナジーが強いですね!
制限カードなので1枚のみの採用。

強欲な壺...1枚
盤面を空けられる<ブラック・ホール>も考えましたが、こちらが優勢の場合には使いにくいため、状況を選ばずいつ打っても強いこちらを採用しました!
手札の枚数分の打点を上げられる<幻竜重騎ウォームEXカベーター>とも相性が良いです!
今のところはこれ一択かと思います。

【罠】4枚
シャイニーシェイディー...3枚
相手の展開・攻撃を止められる汎用罠です!
手札コストは必要なものの、変な制約もなくて使いやすいです。
風帝ライザー>の着地に打ったり、<ブラック・ホール>で盤面を更地にされても展開を止めて耐えたりできます。
また、<夢幻重騎ビルド・ドラグーン>を守る事で次のターンもドローできればアド差をつけられて非常に有利です!
今回は守りにも力を入れたかったため3枚採用しました。

激流葬...1枚
自分フィールドを空けられる罠として採用しました!
発動タイミングの見極めは難しいものの、相手モンスターを一掃しながら返しのターンに<幻刃走兵トレイロン>の効果を使えるのが強いです!
また、自分のモンスターの召喚に合わせて能動的に発動できるのも良いですね!
最近は採用率が低いため、意表をつけるのは強かったです!

【エクストラデッキ】15枚
フュージョン召喚を匂わすためのブラフなので無くても大丈夫です。


4.各デッキとの相性
幻竜Mはコンボデッキに分類されます。
今回はマキシマムデュエルトーナメントでよく見かけるであろうデッキとの相性を見ていきましょう!

ハーピィ 相性:○有利
ハーピィ三姉妹>の召喚に合わせて<シャイニーシェイディー>や<激流葬>を打つ事で、<トライアングル・X・スパーク>を打たれなくなります。
風帝ライザー>も上記と同じく対策できますね!
こちらが最上級モンスターを出せれば盤面的に有利ですし、マキシマムモードで比較しても打点的にこちらに分があります!
そのため、相性は有利と判断しました。

ガジェット 相性:○有利
安定感は高いものの、パワー不足な感は否めません。
実際、<幻竜重騎ウォームEXカベーター> の打点が5000を超えると、<鋼機神ミラーイノベイター>でも抜けなくなります。
魔法、罠カードでのサポートありきであれば、バック除去の多いこのデッキが優位に立てますね!
そのため、相性は有利と判断しました!

海竜M 相性:△五分
先にマキシマム召喚を決められてしまうと厳しいです。
返す手段としては、こちらもマキシマム召喚を決めるくらいではないでしょうか。
逆に相手の展開に対して罠を発動する事ができれば、こちらがかなり優位になります!
結局動き出しの早さ勝負となるため、相性は五分と判断しました。


5.最後に
フュージョンデュエルトーナメントではフュージョン魔法(効果を使えない)ベリーフレッシュで優勝し、先日執筆したガジェガイアはマキシマム召喚を狙わないデッキでした。
結局フュージョン召喚やマキシマム召喚をしない方が強いという結論ではあまりにも寂しく、それで良いのかという罪悪感から、今回はしっかりマキシマム召喚するデッキで出ようと決めました!

その結果、しっかり優勝する事ができて良かったです!

マキシマム召喚で勝ちたい方は参考にしていただけますと幸いです!

これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。



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