遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2023.01.25
Byメカヲタ

新弾レビュー「CYBERSTORM ACCESS」
今回は前回の【ビーステッド】に引き続き、「CYBERSTORM ACCESS」に収録された新規カードの中から、いくつかおもしろそうなものをピックアップして紹介したいと思います。
お付き合いください。
新規カード紹介
ピュアリィ・リリィ
その容貌から、<エクスピュアリィ・ノアール>の成長前の姿のようです。
こちらも<ピュアリィ>と同様の効果ですが、あちらと違って手札を消費しないため、かなり使いやすくなりました。
「メモリー」が無ければサーチ効果から好きなエクシーズへと繋げられるほか、ある場合はあらかじめエクシーズを出しておくことで、「メモリー」を使った妨害へと繋げられます。
もちろん各種「メモリー」でのリクルートにも対応したステータスなため、本家<ピュアリィ>よりも重要度の高いモンスターになったといえるでしょう。
とはいえ、このカードだけではメインモンスターの枚数は少ないので、本家のほうもまだまだ活躍することになりそうです。
ピュアリィ・スリーピィメモリー
単純に「メモリー」の種類が増えた影響は大きく、安定した初動として運用できます。
また、付与効果は相手スタンバイのドローで、<ピュアリィ・デリシャスメモリー>と同様に同名で重複するため、複数枚素材にすることでその分ドローができます。
幸魂
<荒魂>でスピリットをサーチしても召喚権が無かった問題に対し、このカードを見せると召喚できるのは強力で、特にリリースを必要とするレベル5、6のスピリットを出しやすくなります。
また、変わったところでは<荒魂>から「特殊召喚」を経由せずにランク4へと繋ぐことができ、特殊召喚制約のあるデッキでもランク4から展開する事が可能です。
<エクソシスター・マルファ>を擁する【エクソシスター】、<トランスコード・トーカー>を擁する【サイバース】などが該当しますね。
リブロマンサー・オリジン
発動時の処理として「リブロマンサー」魔法・罠をセットでき、「リブロマンサー」儀式モンスターがレベル×100の攻撃力上昇、儀式モンスターの特殊召喚時に相手の魔法・罠を破壊する効果を持ちます。
【リブロマンサー】では<リブロマンサー・ライジング>や<リブロマンサー・Gボーイ>から相互にモンスター、魔法カードをサーチできるため、このカードも足りないモンスターをサーチする初動として扱うことができます。
また、罠カードにも触れるため、初動が足りていれば<リブロマンサー・インターフェア>等を構えにいけるのも優秀ですね。
おすすめ軍貫握り
肝心のお代は店主のおすすめであるためか、どの「軍貫」でも1つ500LPに値上がりしており、発動のたびにカウンターを累積し、このカードが相手によって離れた場合にカウンターの数分の支払いを強要します。
ただし、あくまで相手が「払う」ため、処理時に払うLPより相手のLPが少ない場合は、払う処理ができずに「食い逃げ」されてしまいます。
フレーバー的にはかなり良いのですが、既に<しゃりの軍貫>を持っている前提の効果であることも合わせて、弱点になってしまいますね。
時を裂く魔瞳
破格の効果のようにも見えますが、発動ターンは<二重召喚>の下位互換に過ぎないこと、デュエルが長期間するほど効果が大きくなることから、相性のいいデッキを見極めたいです。
発動後に手札が減らせること、各種制約から<命削りの宝札>とはかなり相性が良く、もともとそれを採用できるようなデッキで使いたいですね。<強欲で謙虚な壺>ともども採用でき、通常召喚権の恩恵がある程度高い【妖仙獣】などは相性が良さそうです。
ダイノルフィア・インタクト
発動条件は「ダイノルフィア」カードが存在する場合と非常に緩く、弱点であった<ダイノルフィア・フレンジー>に対する<灰流うらら>を無効化してくれます。
また、追加効果でそのターン中の戦闘ダメージを一定数値に変動するため、そのターン中は戦闘ダメージによる敗北がなくなります。
もちろん<ダイノルフィア・テリジア>によるセットにも対応しており、1枚で弱点を複数克服させてくれるかなり強力なカードです。
ダブル・フッキング
「追加で手札からモンスターを特殊召喚できる<リビングデッドの呼び声>」と書き換えると、優秀さがわかると思います。
環境で第一線級かというとそうではありませんが、カジュアル系のコンボデッキではかなり重宝しそうです。
【テラナイト】なんかでは手札に重なった「テラナイト」を捨てつつ蘇生し、<星輝士 トライヴェール>で使い回すのも面白そうです。
以上が今回の新規カードのピックアップ解説になります。
気になったカードはありましたでしょうか?
ぜひこれらのカードを使ってデッキを組んでみてくださいね。
ありがとうございました!
posted 2023.01.23
Byメカヲタ

【ビーステッド】テーマ解説
今回は、新弾「CYBERSTORM ACCESS」に収録されるカードの中から、「烙印」および「ビーステッド」に関連するカードをピックアップし、新規カードを採用した【ビーステッド】について軽く解説したいと思います。
新規「烙印」「ビーステッド」カード紹介
深淵の獣アルベル
<アルバスの落胤>と同じステータスかつチューナーとなった「アルベル」です。<アルバスの落胤>と同様に手札コストが必要で、フィールドを対象とすればエンド時までのコントロール奪取、墓地を対象とすればそのまま特殊召喚となります。
いずれの場合も自身を墓地へ送る必要があり、相手依存のため使いやすいとはいえず、「融合効果」でもないため<失烙印>等で守ることもできません。
また、墓地でも名称が変わることから<復烙印>による蘇生に対応しておらず、自身に特殊召喚効果もないことからこのカードを採用する意義はかなり薄いですね。
ストーリーのフレーバー的にはいいカードですが、性能としてみると総じて微妙と言わざるを得ないでしょう。
導きの聖女クエム
「エクレシア」系列と同じステータスを持ち、ヴァリュアブルブックにて「最初の聖女」として存在は言及されていた聖女です。<赫焉竜グランギニョル>によるリクルートに対応しており、単体で効果が完結しつつ、蘇生効果の条件もかなり緩いため使い勝手はなかなかです。
特に相手ターンに<赫の聖女カルテシア>や<アルバスの落胤>を蘇生して融合召喚に繋げられるのは強いですね。
先攻展開でこのカードの横で融合やシンクロをしつつ墓地から蘇生してさらに盤面を伸ばし、相手ターンでは前述のモンスターらを蘇生して妨害に使えると無駄がないですね。
深淵の神獣ディス・パテル
非チューナーにドラゴン族を要求するレベル10シンクロ。特に、「ビーステッド」と相性のいい「聖女」たちはレベル4チューナーなので、その点でも出しやすさがありますね。
効果は除外された光・闇属性モンスターの帰還と、相手のモンスター効果へのカウンターの2つです。
「ビーステッド」はその効果により墓地から光・闇を除外しながら特殊召喚されるため、帰還対象には困らないでしょう。
相手のモンスターも奪える点はなかなか強いですね。カウンター効果は除外されたカード1枚をデッキに戻す必要があり、その持ち主によって効果が変わります。
自分であれば発動したモンスターの破壊、相手であればその効果の無効です。帰還効果で除外からカードが無くなれば使用できなくなりますが、幸い魔法・罠でもいいため、墓地効果のある「烙印」カードを使ってそれらを戻す、といった運用もできます。
いずれにせよ、無効か破壊かを柔軟に選べるようにしたいため、お互いに除外のカードがある状況を維持できるように心がけたいです。
赫聖の妖騎士
「デスピアン」を冠するレベル12の大型シンクロモンスター。効果はこちらも<導きの聖女クエム>と同様の「お互いのEXデッキからカードが離れた場合」をトリガーとし、自分フィールドのモンスター全ての攻撃力を500上昇し、追加でフィールドの表側表示のカード1枚の効果をターン終了時まで無効化できる、というもの。
<教導の騎士フルルドリス>と同様の上昇値で、あちらと同じくターンを跨げば重複するほか、対象が自分のモンスター全てに拡張されています。追加の無効化も任意なため暴発する危険もなく、緩いトリガーと相まってかなり使い勝手がいいですね。
相手ターンの妨害とするなら「リンク召喚成功時」のような効果を止めることができるほか、<赫の聖女カルテシア>などと並べておけばほぼフリーチェーンでの適用も狙えます。
もう1つ、アルバス系融合モンスターと同様に、墓地へ送られたターンのエンドフェイズにリクルートする効果もあり、この対象は「攻撃力・守備力が同じ魔法使い族・光属性モンスター」です。
主に「聖女」らを出すことになりそうで、そういった点でも<赫の聖女カルテシア>とは好相性ですね。
赫ける王の烙印
「烙印」に属する制圧系罠カードの一種。<アルバスの落胤>を素材とする融合モンスターを1体選び、それ以外の全ての表側カード効果をターン終了時まで無効にします。「烙印」に属しているためアクセス手段は豊富で、【烙印】の新たな制圧カードとして運用が可能です。<烙印の気炎>と同様の自己サルベージ効果もありますが、こちらもいずれかターン1なこと、罠カードであることから若干運用は難しくなっています。
複数回構えたい場合は2枚目以降のサーチか<烙印断罪>によるサルベージに任せ、あくまで保険としたほうがよさそうです。
烙印の即凶劇
「ビーステッド」に関連する「烙印」永続罠の1枚。フリーチェーンで自分のドラゴン族モンスターを含めてシンクロする効果と、「ビーステッド」が存在する限り、相手が各種特殊召喚の素材にしたモンスターを除外する効果があります。カオス・アンヘル-混沌の双翼-
こちらは直接「烙印」とは関連がないものの、相性のいい新規シンクロモンスター。シンクロ召喚成功時にフィールドのカードを除外する効果と、素材によって得られる耐性があります。除去はカードの種類を問わず、<烙印の即凶劇>で相手ターンにも出せることから、妨害としてはかなり強力です。
また、素材としたモンスターの元々の属性が、光属性なら自分のシンクロモンスターが相手の発動したモンスター効果を受けなくなり、闇属性なら自分のモンスターが戦闘で破壊されなくなります。
耐性付与範囲がかなり広く、大型シンクロモンスターを並べて盤面を作れば、それら全員に強固な耐性を付与できます。
【ビーステッド】では「聖女」+「ビーステッド」で、両方の耐性を得た状態で出すことができます。
<烙印の即凶劇>の存在から、<烙印融合>の制約を気にせず出せるのはありがたいですね。
以上が関連新規カードの解説です。
今回はこれらのカードを採用した【烙印ビーステッド】について、軽く解説したいと思います。
サンプルレシピは以下の通りです。
デッキレシピ
ビーステッド
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計30枚
エクストラデッキ
計15枚
展開ルートが多様にあるタイプのデッキなため、細かい解説は割愛します。
基本的には<デスピアの導化アルベル>などから<烙印融合>をサーチし、<撃鉄竜リンドブルム>を出す際に落とした<鉄獣鳥 メルクーリエ>を除外して「ビーステッド」を特殊召喚していきます。
フィールドの状況にもよりますが、相手ターン中に<スプリガンズ・キット>らと「ビーステッド」で、<カオス・アンヘル-混沌の双翼->が出せるのは強力です。
まとめ
相手が光・闇属性のデッキならその墓地メタ効果により優位に立てる【ビーステッド】ですが、新規カードにより自身の墓地を活用して自前でも展開できる力を獲得しました。様々な効果を駆使して盤面を組み立てていくのは非常に楽しいデッキです。皆さんもぜひ使ってみてください。
ありがとうございました!
posted 2023.01.21
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は12/16から 12/31までの販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
12/16 - 12/31 販売ランキング
第10位
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<烙印の気炎> | |
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):手札のモンスター1体を相手に見せ、そのモンスターと同じ種族で、攻撃力または守備力が2500のレベル8融合モンスター1体をEXデッキから墓地へ送る。その後、以下の効果を適用できる。●見せたモンスターを捨て、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。 (2):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。 |
第9位
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<ビッグウェルカム・ラビュリンス> | |
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):自分の手札・デッキ・墓地から「ラビュリンス」モンスター1体を選んで特殊召喚する。その後、自分フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す。 (2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。自分フィールドにレベル8以上の悪魔族モンスターが存在する場合、代わりに相手フィールドのカード1枚を対象とする事もできる。 |
第8位
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<最後の希望> | |
このカード名はルール上「ギャラクシーアイズ」カードとしても扱う。このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 ①:LPを半分払い、自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。そのモンスター2体を効果を無効にして特殊召喚し、その2体のみを素材として「No.」Xモンスター1体をX召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はこの効果によるX召喚以外では1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。 |
第7位
![]() | 第7位 |
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<三戦の号> | |
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):このターンに相手がモンスターの効果を発動している場合に発動できる。デッキから「三戦の号」以外の通常魔法・通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりに選んだカードを手札に加える事もできる。 |
第6位
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<アサルト・シンクロン> | |
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分は700ダメージを受ける。この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 ②:自分フィールドの表側表示のドラゴン族Sモンスターが、リリースされた場合または除外された場合、墓地のこのカードを除外し、そのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 |
第5位
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<沼地の魔神王> | |
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。 (2):自分メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加える。 |
第4位
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<増殖するG> | |
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。 (1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。 ●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローする。 |
第3位
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<スプライト・ブルー> | |
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。 (2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「スプライト・ブルー」以外の「スプライト」モンスター1体を手札に加える。 |
第2位
![]() | 第2位 |
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<灰流うらら> | |
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。 ●デッキからカードを手札に加える効果 ●デッキからモンスターを特殊召喚する効果 ●デッキからカードを墓地へ送る効果 |
第1位
![]() | 第1位 |
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<赫の聖女カルテシア> | |
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分のフィールドまたは墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。 (2):お互いのメインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 (3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。 |
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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