遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2020.06.23
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回はCOLLECTION PACK 2020の売れたカードを現時点のランキング形式でまとめました!
それではどうぞ!
販売ランキングTOP3
![]() | 3位 |
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<PSENo.39 希望皇ホープ(アストラル文字)> | |
エクシーズ/効果 |
第3位はNo.39 希望皇ホープ(アストラル文字)!
カード自体は以前から存在するものですが、今回のホープはプリズマティックシークレットかつアストラル文字という極めて特殊な仕様となっています!
公認大会で使用する際は日本語版を所持しておくことが推奨されているので注意が必要ですが、歴代数々のホープの中でもひときわ映えるデザインですね。
遊戯王ZEXALに思い入れのある方にはたまらない逸品です!
![]() | 2位 |
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<URCNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ> | |
通常魔法 |
第2位は化石融合-フォッシル・フュージョン!
相手の墓地を巻き込みながら融合し、出した融合体が破壊されると手札に戻ってくるという明確で強力なリソース兼攻め手となるカードです。
出したモンスターに耐性を付けることができ、<スカルキング>と合わせて使う事で相手の墓地の重要なモンスターを奪いながら対象に取れないATK2800と非常に強力なモンスターを構えることができます。
また、<スカルガー>の(2)の効果でサーチしてくる事も出来るので、初手に引けなかったり相手に除外されてしまったとしともEXデッキを墓地へ落とすカードと組み合わせて非常に安定したゲーム展開を作ることができます。
![]() | 1位 |
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<SRヌメロン・ネットワーク> | |
フィールド魔法 |
第1位はヌメロン・ネットワーク!
<ヌメロン・ダイレクト>を落として大量展開するヌメロンの初動枠であり、フィールド魔法であるため<テラ・フォーミング>や<惑星探査車>などのサポートカードも豊富です!
ここから<ホープ・ゼアル>を召喚すると非常に強力な立ち上がりになるということで現在注目を集めています。
その強力さゆえに発売初日から大会で活躍しており、今後も大会環境で見かける頻度も高い様子が伺えます!
今回の販売ランキングは以上になります。
それではまた次回ヾ( ´ー`)ノ
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posted 2020.06.20
Byがんも

ヌメロンは情報が公開されてから自分なりにプランや構築を考えていました。この経験を通してヌメロンの構築論、現フォーマットに与える影響を主に紹介していきます。最後までお付き合いして頂けたら幸いです。
構築
デッキの動き
構築論に入る前にヌメロンの主な動きを紹介します。このデッキの要である<ヌメロン・ネットワーク>でヌメロンXモンスターを展開し、<ホープ・ゼアル>をX召喚します。これによって疑似的に相手ターンをスキップすることが可能となります。 この動きを成立させた後のゲームメイクをしやすくする為にエルドリッチギミックを取り入れました。ホープ・ゼアルを守りつつ、<エルドリッチ>でダメージレースを優位に進める意図があります。また、エルドリッチのテーマ自体がEXデッキを殆ど使用しないなどのシナジーがあります。ヌメロン・ネットワークにアクセスするカードを引けていない状況でもエルドリッチギミック+永続罠で勝ち切るプランも取れるので個人的にはエルドリッチギミックを構築に組み込むのがベストだと感じました。次に構築の細部について触れていきたいと思います。
各カード解説
そこで、対コンボデッキ相手の最終盤面に刺さる禁じられた一滴を採用しました。このカードはエルドリッチギミックとシナジーがあり、墓地に送ってもそのまま妨害or黄金卿にアクセスするカードになってくれます。これにより、相手のシステムモンスターを躱して<ヌメロン・ネットワーク>を通す動きが可能となります。ヌメロンXモンスターには戦闘を行う事により攻撃力を倍にする効果があるのでそのままライフを取りきるのが理想ですね。
また、コンボデッキ相手以外にもミラーマッチで相手の<ホープ・ゼアル>を止める事が可能なのも大きな利点です。上記の理由から3枚採用する形になりました。
サイドデッキ、メインデッキのサブスロットは今後の分布次第で変える必要があると考えています。
現環境に及ぼす影響
上記で解説させて頂きましたように高い制圧力を持ちつつ、後攻からは<エルドリッチ>の墓地へ送る効果を用いて盤面を荒らし<ヌメロン・ネットワーク>を通すなど、後攻からも充分に戦える高いポテンシャルを秘めています。競技シーンでも目にする機会が増えると自分は考えています。そして多くのプレイヤーのメイン、サイドデッキに<ホープ・ゼアル>に対する回答となるカードが投入されるでしょう。例を挙げると<禁じられた一滴>、<無限泡影>、ヌメロン・ネットワークに干渉できる<幽鬼うさぎ>などです。これらのカード採用が流行るならば、メタが被ってしまうテーマは活躍するのが難しいかもしれません。
終わりに
最後までご覧頂きありがとうございました。とても強力なテーマだと感じ、情報が公開されてから構想していたのでこの様な形で文章に纏めることができて良かったです。新制限も発表され、少しずつランキングデュエルや非公認大会も再開されましたね。今回登場するヌメロンなどの影響で今後のOCGがとても楽しみです。
posted 2020.06.17
Byふぇーり

6月からランキングデュエルが再開となりますので、ブロガーさんに4月制限およびROTDの発売で使用者が増加傾向にある今が旬のテーマについてコメントを頂きました!
今回はふぇーりさんです!よろしくお願いします!
今回は、4月制限から7月制限までの間にオンラインCSで活躍していたデッキへの雑感を書いていきたいと思います。
1...展開系
新制限でリンクロスを失ったとしてもメインギミックへの規制が少ないデッキも多いのでまだまだ環境で見ることは多そうです。
<マスマティシャン>や<デスガイド>の様な強力な1枚初動を多数持っていながら<緊急テレポート>等の手数になるカードも多数入っていて、最終盤面も<サベージ>+虹光の宣告者+<シラユキ>+<シューティング・ライザー>の相手ターンシンクロ+<竜星の九支>等の後引きの回答に対しても強力な盤面を作れる理想的な展開デッキですが、バニラモンスターや竜星カードなど素引きが弱いカードが多く展開札以外のカードを多く引く事故要素が一定数あるのと、リンクロスへの依存が強かったので新環境では少し厳しいかもしれません。
一枚初動が多く、<ネオスペース・コンダクター>や<エクスパラディン>などの強力なカードもあり、手数としても展開しながらカードを増やせる<リナルド>や<オリヴィエ>等の手数に加えてそれらをサーチするカードも豊富です。
また、デッキから特殊召喚するレベル4以下の岩石族も粒揃いで、モンスター効果を止める<コアキメイル・ガーディアン>や追加の手数として手札から特殊召喚可能な<コアキメイル・サプライヤー>、追加でデッキから岩石族を特殊召喚できる<怒気土器>や<エフェクト・ヴェーラー>等の妨害をすり抜ける<ゲート・ブロッカー>など優秀なカードが多数存在します。
<御影志士>等のランク4へ向かうだけでブロックドラゴンをサーチできるギミックを導入した構築等、リンクロス規制後でも環境で多く見ることになりそうです。
2...ビートダウン系のデッキ
新しいデッキの中で強力なビートダウンデッキとしては、4月の新弾後に分布1位になることの多かった召喚ドラグマがまず挙げられます。それぞれのギミックをどちらかだけ引いてもデッキとして機能するだけでなく、両方のギミックを同時に引いた際には複数枚の誘発を貫通しながら<メルカバー>+<ミドラーシュ>+<フルルドリス>+<ドラグマ・パニッシュメント>などの強力な妨害を置くこともできます。
それぞれのギミックがデッキのスロットを多く使わないので誘発等の環境のメタを多く入れられる事もデッキの強みとして大きく、パワーや安定性を持ちながら柔軟性を持ったデッキとも言えます。
欠点としてはサンダードラゴンやオルターガイスト、エンディミオン等の不利な対面の多さや、ギミックでの盤面への干渉が戦闘破壊やマクシムスや<天底の使徒>頼りで、後手から相手の盤面を複数枚退かしたり破壊以外の除去で盤面解決をするのが難しい点などが挙げられます。
ドラグマを出張させた他のビートデッキとしては、召喚権をあまり使わないため召喚権を使える強力なギミックを求めていた罠ビートの<エルドリッチ>や、エクストラからの墓地送り等で<アプカローネ>を落とせることでギミックと噛み合うシャドール、リンク1を容易に作れることで追加のギミックとしてドラグマを有効に活用できる魔弾等があります。
以上、ブロガーさんへ質問させていただいた新制限+新弾で使用者が増えたテーマの感想コメントでした!
ふぇーりさん、ありがとうございました!