遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2020.05.18
Byオオニシ

今回、4月のRISE OF DUELISTで新規カードが追加された【堕天使】について、その紹介記事を書かせて頂くこととなりました。
堕天使自体は4年前に登場して以降たま~に触る→飽きる→触る、と繰り返していましたが、やはり現代における訳の分からないカードパワーに太刀打ちできず、記憶からも削除されてしまいました。
しかし今回の強化を受け、元々好きな部類のテーマでもあったため、これを機に再び組んでみようと思い立った訳です。
長くなりましたが「デッキレシピ」「ざっくり堕天使」「基本ムーブ(+小技等)」という構成で以下より進めていきますので、よろしくお願いします。
デッキレシピ
基本的にはドローソースでデッキをぶん回すため、手札誘発の類は少なめです。
2~3枚を組み合わせてアドバンテージを取っていくので、堕天使名称とドローソース以外の枠をできる限り抑えた構築となりました。
ざっくり堕天使
前述の通り、堕天使は次のような動きをします。- ドローソースで墓地に堕天使を貯め込む
- <戒壇>で堕天使を釣り上げる
- 墓地の魔法罠をコピー
- 2.に戻る
上記1.~4.を軸として、自分のターンはサーチカード<追放>等でアドバンテージを稼ぎ、相手ターンは<背徳><魅惑>等の罠をコピーして妨害していきます。
その大前提となるのが<堕天使イシュタム>。手札の堕天使と自身を墓地に落とし、尚且つ2ドローできるメインデッキのエンジンです。
モンスターでなく堕天使名称の魔法罠をコストにしても、コピー効果があるため殆ど苦にならないのが強みと言えますね。
このイシュタムを持ってくる方法は3種類あり、万能サーチの「追放」、リンクモンスター<失楽の堕天使>、そして新規<悦楽の堕天使>。
素材指定が天使族2体と少し重いですが、構築にあるトリックスターの<ヒヨス><ブルム>により、1枚で出すことが可能です。
悦楽の堕天使はサーチャーであるものの、相手に堕天使を送りつけてのサーチとなるので、一見デメリットに思えます。
しかし、送りつけた堕天使を<魅惑の堕天使>コピーで奪えば擬似的なリクルートとなり、本来先攻1ターン目は使わない「魅惑」で綺麗にデメリットを帳消しにできます。
ドローソースの中に<トレード・イン>がありますが、採用しているレベル8は前述の「スペルビア」、新規の<ネルガル>、そして堕天使ではないですが<クリスティア>。
クリスティアは大量のドローで引き込むことを前提としています。堕天使では手札から捨てたり拾ったりと墓地調整が容易なので、特殊召喚の条件を満たしやすいと言えますね。
トレード・インで捨てても「戒壇→スペルビア」経由で蘇生できるため、ほぼ動きを邪魔しないのが良いです。
基本ムーブ
ドローソースを連打し、墓地に堕天使+魔法罠を貯め込み<戒壇>で堕天使モンスターを並べていきます。手札が堕天使カードで溢れた際には、唯一自力で展開できる<マスティマ>をサーチし、戒壇を温存して立ち回るのがベスト。
マスティマや戒壇以外にも<トリックスター・ヒヨス>や<スペルビア>が絡むと場に天使族を広げられるため、<失楽の堕天使>をリンク召喚し後続を確保することも視野に入れたいですね。
エンドフェイズの回復効果もあって困るものではなく、1000払っての効果を連打する堕天使にとっては1000回復でも嬉しいものです。
特に莫大な切り返しが可能になる<堕天使ルシフェル>は、アドバンス召喚でしか出せないものの「失楽」のリリース軽減効果で容易に出せます。
相手ターンに除去されても、返しのターンで「戒壇→スペルビア→失楽」と蘇生でき、そのままルシフェルをサーチして捲ることも可能。
ついでに新規の融合体<ルシフェル>は、上記のルシフェルを素材に出すと相手盤面を吹き飛ばせます。ただ融合体は闇天使3体と非常に重く、ルシフェルを素材にする余裕も無さそうに思えます。
しかし、融合体は場の天使族全員に対象耐性を付与+フリーチェーンでの天使族蘇生+4000打点と、ルシフェルを素材にしなくとも強烈です。
小技
という程でもないですが、動きの中で役立つ立ち回りをいくつか並べてみます。- 墓地に<戒壇>&<背徳>が存在する状態で堕天使が除去されかけた際に、戒壇コピーで別の堕天使を蘇生すれば「背徳をコピーする挙動」を温存したまま堕天使を残せる。
- <クリスティア>に関して(1)
お互いに特殊召喚不可なので自分も動けませんが<神属の堕天使>を使って回復&自分ターンだけ動く、という芸当が可能。 - クリスティアに関して(2)
墓地の天使族が3体のとき<アムドゥシアス>で適当に堕天使モンスターを捨てて、自身を回収することで枚数調整ができる。 - コピー効果をもつ堕天使モンスターは全員「1ターンに1度しか特殊召喚できない」制約があるが、特に墓地に落ちやすいイシュタムはステータスも相まって生き残りやすく、ターンを跨いでイシュタム2体を並べれば<グスタフマックス>→<ジャガーノート・リーベ>と繋げられる。
- 特に<悦楽の堕天使>の制約である「このターン天使族以外の発動不可」だが、ジャガーノート・リーベの攻撃増加は永続効果なのですり抜けらる。
終わりに
以上で堕天使のデッキ紹介を終わらせて頂きます。状況が状況なので対人での調整があまり出来ず、プレイングや立ち回りも完璧とは程遠いですが、一人回しでの練習にピッタリのテーマであると思っています。
新規もピンポイントに良い強化ですし、今後も触っていきたいと強く感じられるテーマですね。
以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
posted 2020.05.13
Byがんも

自己紹介

1枚で妨害、盤面を返す力を持つ強力なカードで、対象に取られない、破壊耐性も強力で気に入っています。
posted 2020.05.12
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は2020年4月に売れたカードを現時点のランキング形式でまとめました!
それではどうぞ!
販売ランキングTOP3
![]() | 3位 |
---|---|
<UR三戦の才> | |
通常魔法 |
第3位は三戦の才!
発売直後よりも考察が進むにつれて人気が出てくるタイプのカードのようです!
相手の妨害に対して自分の残りの動きに合わせた効果選択が出来る点が優秀ですね!
![]() | 2位 |
---|---|
<UR灰流うらら(既存イラスト)> | |
チューナー/効果 |
第2位は灰流うらら!
制限解除で3枚になった影響もあり、根強い人気で上位を維持しています!
デッキの分だけ持っておきたいカードですね!
![]() | 1位 |
---|---|
<SR教導の聖女エクレシア> | |
魔法使い族 |
第1位は教導の聖女エクレシア!
教導(ドラグマ)の人気は衰えを知らず、まだまだ研究され続けています。
リリース当初は召喚獣やシャドールといった魔法使い族という共通点での組み合わせが目立ちましたが、今では多くの魔法使い族以外のテーマとの相性も研究されており、今後の流行に絶大な影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。
今後の動向に注目です!
2020年4月の販売ランキングは以上になります。
それではまた次回ヾ( ´ー`)ノ
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