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posted 2020.08.26

Byヨシシン


danger_tsuchinoko.jpg
デッキ紹介「未界域サンダードラゴン」【ヨシシン】
今回は令和遊戯csで優勝できた未界域サンダードラゴンについて解説していきます。
1.構築
未界域サンダードラゴン
プレイヤー:ヨシシン
魔法
10
4
3枚
1枚


2.未界域の採用理由
未界域を採用した理由は事故軽減が主な理由で、メインの構築だと誘発が少なめな構築なので未界域を当てて誘発を捨てて妨害が少なくなるシーンがあまりなく、<太陽電池メン>や<孤高>等の召喚権被りや<禁じられた一滴>の被りをごまかすこともできます。
また<雷電>、<雷獣>のようなハンドでも動けるようになったり、浮いている<雷龍融合>を捨てることもできます。この未界域のギミックは<増殖するG>が非常に刺さるギミックですが、事故と増殖するGを貰いやすくすることを天秤にかけた結果、増殖するGを貰いやすくなっても事故を回避しやすい構築の方がいいと思いました。
今回、未界域の中から採用を選んだ未界域についてを書いていこうと思います。
未界域のツチノコ
外した場合にも自身を蘇生することができるのでアドバンス召喚から動く択を作ることができます。
また<孤高>、<サンダー・ドラゴン>の場合にサンダー・ドラゴンを2枚加えて孤高を使い<無限泡影>をもらってもツチノコを使って<アナコンダ>にむかう動きも強力です。
未界域のネッシー
外した場合にもツチノコをサーチすることができます。
また相手が増殖するGを発動してネッシーを当てた場合、ネッシーでツチノコをサーチして止まることができます。ネッシー以外のカードが当てられた場合もネッシーは守備が2800あるので手札次第ではそのまま1ドローのみで止まることもできます。
メインのその他のカードの採用理由と枚数
増殖するG1枚
先程書いた通り未界域を入れると誘発が捨てられて妨害が減るという状況がきます。そこで対ドラグマにもそこまでの効力を発揮することも少なくオルフェゴール相手にも通りにくい、また<墓穴の指名者>をもらった後に被っても使いにくいということで増殖するGを1枚のみ採用しました。
獣王アルファ
召喚ドラグマの<ミドラーシュ>を越えたら<ドラグーン・オブ・レッドアイズ>も突破することができ、置き物に非常に強いカードです。
メインで採用した理由は召喚ドラグマの<シャドールーク>からのミドラーシュがとてもきついと感じたのと、後手で特殊召喚しアドバンス召喚から動く択を作ることができるからです。
また、獣王アルファを採用しているので<未界域のサンダーバード>や<ビッグフット>を採用するかを考えましたが、メイン戦だとどちらも偏ったカードだと感じ今回は採用を見送りました。
エクストラデッキ
エクストラデッキもあまり採用が見られないカードの採用理由を書いていきます。
スカルナイト
相手が<マクシムス>の効果を使ってきたときにエクストラから墓地に送るカードでこのカードで相手の<メルカバー>の妨害を踏んだり戦闘で倒しにくいマクシムスを処理することができます。 <旧神ヌトス>だと<PSYフレームロード・Ω>で戻されて損することはないのですが、<三戦の才>の的になってしまったり相手ターンに確実にメルカバーの妨害を踏むことができないのでスカルナイトにしました。
キメラフレシア
このカードもマクシムスでエクストラから墓地に送るカードの1枚で、<雷龍融合>をサーチすることができたり、またサイド後は召喚ドラグマ相手は<融合解除>を投入するのでミドラーシュやメルカバーを除去することもできます。 相手がマクシムスでPSYフレームロード・Ωを墓地に送ってくる可能性があるので、マクシムスでエクストラから墓地に送る用のカードを2枚採用しています。
サイドデッキ
PSYフレームγ3枚、ドライバー1枚、アーティファクト・ロンギヌス2枚
これらのカードは召喚ドラグマとオルフェゴールにとても強力なカードなので採用しています。
原子生命態ニビル2枚
オルフェゴールや展開系デッキを意識して採用しています。先手後手問わずに非常に強力です。
ダイナレスラー・パンクラトプス2枚
ミドラーシュを戦闘で倒すこともでき、また<パニッシュメント>を躱すこともできるのでドラグマ相手に強力です。
ツインツイスター3枚
召喚ドラグマのシャドールークやパニッシュメント、罠対面を意識しての採用です。オルターガイストに<魔封じの芳香>が入ってきているなと感じたため<ライトニング・ストーム>ではなくツインツイスターを採用しました。
また未界域との噛み合いもあります。
融合解除
キメラフレシアでサーチする以外にも素引きは弱くなくサンダードラゴンミラーも意識することができます。
ハーピィの羽根帚
罠対面よりモンスターが強いデッキを意識したかった為、メインではなくサイドに羽根を入れています。
(担当)以上、ヨシシンさんの「未界域サンダードラゴン」でした!
ありがとうございました!

posted 2020.08.20

Byがんも


orcust_girsu.jpg
デッキ解説「オルフェゴール(2020年7月制限)」後編
前編へ戻る)

今回採用しなかったカードについて
マスマティシャン
ギルス>、<終末の騎士>に次ぐ準初動に分類されるカードです。ギルス、終末の騎士、<ダークグレファー>と異なり、<オルフェゴール・トロイメア>、<星遺物-『星杖』>、<叢雲>を墓地に送る事が出来ないので不採用にしました。このデメリットは中盤以降にリソースを管理する際に大きく響いてしまいます。

スクラップ・リサイクラー
このカードも上で記載した<マスマティシャン>と同じ部類にカテゴライズされます。このカードならば、<オルフェゴール・トロイメア>、<星遺物-『星杖』>、<叢雲>を墓地へ送る事が可能です。しかし、このデッキの性質上、召喚権に貰う妨害が苦しく、このカードはそのマストポイントになってしまいます。なので召喚権を行使せずに展開に関与できるカード、妨害を踏み越えやすいカードを優先して採用しました。また、この様に召喚権を行使しなければならないカードが被ってしまうのも弱いので不採用になりました。

オルフェゴール・クリマクス
後攻で引いてしまうと浮き札になりやすいので採用しませんでした。先攻で構えても簡単に突破されてしまう、リソースが細くなってしまうなどの面も気になりました。

トポロジック・ゼロヴォロス
使用頻度が低い、欲しいシーンが限定的ため不採用になります。この枠を不利対面であるドラグマのメタカードに割く形になりました。

ホーネットビット以外の閃刀姫ギミック
単純に<ホーネットビット>のみで解決する場面が殆どで、それ以外の閃刀姫ギミックの必要性が感じられなかったので採用しませんでした。ただ、環境の移り変わり方次第では採用するカードもあるかもしれません。

3.馬場CSのレポート
結果から述べますと、4勝2敗1分けで優勝することが出来ました。負けてしまったのがオルターガイストとドラグマになります。両方とも一本目を落としてしまい、二本目を取り返すものの、三本目を落としてしまうゲーム内容となっています。
個人的な反省点として、ドラグマに対しての明確なプランが定まっていなかったこと、オルターガイストには妨害の当て方、コストのミスなどが反省点だと感じました。その点を踏まえて上記の構築に至りました。

4.各デッキに対する相性
サンダードラゴン
7:3ぐらいで有利だと感じています。こちらの墓地リソースに干渉しにくい、後攻からでもサンダードラゴンの先攻で構えた妨害を突破しやすいなどが主な理由です。

ドラグマ
3:7ぐらいでかなり不利だと感じています。ドラグマの構える妨害がかなり重く刺さってしまい、こちらの墓地リソースに干渉する事が容易だからです。なので、サイドデッキは勿論、メインデッキのエクストラデッキからドラグマを意識した構築になっています。

閃刀姫
こちらのデッキも相性は良くありません。<シャークキャノン>が重く、こちらの先攻で構える妨害を比較的容易に突破できるからです。ただ、こちらの<抹殺の指名者>で<エンゲージ>を無力化できるのは強いですね。

オルターガイストなどの罠デッキ
このタイプの罠デッキはマッチを通して勝ちにいく事を意識します。メイン戦では先攻を取られてしまうと、どうにもならないゲームが発生してしまいます。なので、サイドデッキから<ツインツイスター>や<パンクラトプス>等のメタカードでゲームのテンポを掴みにいきます。

ミラーマッチや展開系
このタイプのデッキとのマッチングはメタカードを握れているか、いないかが勝負の分け目になります。プレイが全く絡まないわけではないのですが大きく運に左右される面があります。しかし、構築で補える部分もあるのでその点も意識しています。

5.終わりに
ここまでお付き合いして頂きありがとうございました。今回は自分が使用したオルフェゴールについて解説させて頂きました。主に質問箱に届いた内容をピックアップし、細かい解説を付け加える様な形になりました。この記事を読んで、不明な点やもっと詳しく知りたい点がある方は、お気軽に質問箱などで問い合わせて頂けましたら幸いです。また、次回の記事も読んで頂けましたら光栄です。

posted 2020.08.20

Byがんも


orcust_girsu.jpg
デッキ解説「オルフェゴール(2020年7月制限)」前編
今回は今シーズン自分が使用しているオルフェゴールについてcsのレポートを交えて解説していこうと思います。最後までお付き合い頂けましたら幸いです。

1.デッキの使用理由
初めにオルフェゴールを使用するに至った経緯を記載したいと思います。

先日発売されたライズ・オブ・デュエリストで登場した<禁じられた一滴>や<三戦の才>の影響を受けて向かい風ですが、元々のデッキパワーが高いので構築とプレイ次第では最前線で戦えると思慮し、手に取りました。また、環境初期に流行していたサンダードラゴンに有利に戦えるのも魅力的に感じました。

2.構築
オルフェゴール
プレイヤー:がんも
1
1枚


上記の構築が現在、自分が使用している内容になります。馬場csで使用した構築から少しだけ改良した物となっています。馬場csで使用した構築を知らない方もいらっしゃると思いますので1から構築について解説していきます。

オルフェゴールの採用枚数・採用理由
ギルス>はこのデッキの中で最も優秀な初動です。なので最大値の3枚採用となります。
ギルス以外の3枚採用カードが<オルフェゴール・トロイメア>です。このカードはギルスとは異なり、単体での活躍は見込めないのですが、他のカードと組み合わせて強力なコンボを生み出す事が可能なので3枚採用しました。

この2種以外のモンスターカードはそれぞれ1枚ずつの採用となっています。主な理由としては、素引きしてもそれほど強くない、2枚以上引き込みたくない、そもそも制限カードだからです。<カノーネ>は素引きしても強いシーンがありますが、カノーネからカノーネを特殊召喚できないので1枚のみの採用になっています。<スケルツォン>に関しては2枚以上採用することによってリソースを管理する際に便利ですが、1枚でも充分にリソースを管理出来るので1枚のみとなっています。また、スケルツォンはカノーネのように初動にもなれないので手札で浮きやすくなってしまいます。このデメリットを加味すると2枚以上デッキに組み込むメリットよりもデメリットの方が目立ってしまうのも1枚のみの理由です。

次に<オルフェゴール・プライム>についてです。このカードは手札の入れ替えは勿論、相手の妨害を乗り越える上で非常に強力なカードです。召喚権に貰ってしまった妨害の後に打つことで展開を通しに行く事が可能だからです。上記で取り上げたオルフェゴール・トロイメアを3枚採用した理由もここに繋がっています。また、インフェルノイドやヌメロンなど場にモンスターを残したくない対面などで役立つ、<魔鍾洞>の回答になれるなど小回りが利きやすいので2枚は欲しいと感じました。

その他のギミック
閃刀姫ギミック
このギミックは1枚でドラグーンの成立、展開の最大値を伸ばせるなど先攻で強いのは勿論、後攻からは<トロイメア・フェニックス>で相手の妨害を踏みつつ、手札のオルフェゴールを墓地に送ることができるなど、1枚から様々な仕事をこなしてくれます。

ダーク・グレファー
ギルス>以外の準初動としての役割、追加の攻め手として優秀なことを加味し、リミットの最大値である2枚にしました。このカードで<オルフェゴール・トロイメア>、<ディヴェル>などをコストで墓地へ送ることができれば、相手の手札誘発を乗り越えて展開を通すことが容易になります。この点が他の準初動(<スクラップ・リサイクラー>、<マスマティシャン>)などと大きく差別化できて優れている点です。また、引いてしまった<星遺物-『星杖』>をコストにできるのも評価できます。

禁じられた一滴
先攻で構える妨害としてはやや力不足ですが、後攻からのパワーが高く相手のシステムモンスターを一気に無力化できます。その際にオルフェゴールモンスターを墓地に送ることができればこのカードのヴァリューを最大限まで引き出すことが可能です。また、相手の場に効果モンスターが存在する場合に<ギルス>や<終末の騎士>に対する<エフェクト・ヴェーラー>や<無限泡影>などを躱せるなどの小回りも効きます。

三戦の才
デッキの性質上、相手に手札誘発を打たれやすいので相性が良く、<墓穴の指名者>や<抹殺の指名者>とセットで持てている場合に非常に強力です。先攻では手札誘発を受けた後に、こちら側が無理なく展開できる場合は手札を戻す効果を使用し、追加の妨害を戻す又は、返しのターンでの踏み越え札をデッキ内に戻すのが主な使い方です。こちら側が追加の攻め手がない場合又は、手札誘発をマストに貰った場合にはドロー効果を使用します。後攻からも捲りに行く際に強力な一手となります。上記の様に多種多様な用途があり、状況に応じて使い分けることが可能なので採用しました。

ドラグーンのギミック
どのデッキ相手にも強く、容易に出せるパワーカードなので採用しました。先攻、後攻問わずに強く、1枚でゲームを決める性能を持っていると言っても過言ではありません。このカードのお陰で<システム・ダウン>などのメタカードに耐性が付きます。デッキ内に機能しないカード(<ブラック・マジシャン>、<真紅眼の黒竜>)を投入しなければならないデメリットもありますが、それ以上の恩恵を受けることができるので採用しました。

スカルナイトとキメラフレシア
この2種のカードはドラグマを意識したメタカードになっています。<マキシムス>によりエクストラデッキから墓地へ送るカードとして優秀だからです。<スカルナイト>は場の<メルカバー>に干渉でき、キメラフレシアは<融合解除>か<真紅眼融合>を手札に加える事が可能です。馬場csでは<ヌトス>を採用していましたが、ドラグマの<三戦の才>を考慮して自分のターンに使用できるカードに変更しました。

後編に続きます。


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