遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2025.08.28
Byメカヲタ

【糾罪巧】(エニアクラフト)デッキ紹介
今回は新弾「デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ」より、「糾罪巧(エニアクラフト)」の紹介です
「糾罪巧」は機械族のペンデュラムモンスター、かつリバースモンスターで統一されたテーマで、ターン1のない裏側表示での特殊召喚と受動的リバースによる妨害を主軸としたこれまでに類を見ないテーマで、サーチによる安定性を持ちつつバーンによる勝ち筋も持つ特異なデッキ性を有します。
下級が地属性、上級が光属性になっており、下級すべてがP効果とモンスター効果でそれぞれサーチを持っているためアクセス性は高いものの、3枚のうちから1枚という方式のため確実性のためには枠を大きく取るのが難点。
上級リバースモンスターを擁しながら全モンスター共通効果で裏側での特殊召喚が可能で、事故らしい事故はほとんどないのも特長的です。
反面、この特殊召喚に付随する制約として表側での特殊召喚ができず、リンク召喚などEXデッキからの特殊召喚はもちろん、リバース系サポートのメインモンスターを利用しにくいのも欠点と言えます。
リバーステーマに出張することも可能ではありますが、基本は純構築で固めることになりそうです。
それでは各カードを詳しく見ていきましょう。
※各モンスターの読み方がかなり特徴的なため、2回目以降の表記は省略した読みをカタカナで表記します。
カード紹介
糾罪巧α'-「orgIA」
読みは「プロト-オルギア」。攻守が100/1000で統一されたレベル1モンスター群の効果は、P効果が
- リバース時に糾罪カウンターを置く
- 900LPをコストに3枚からランダムサーチ
- 手札からモンスターの裏側での特殊召喚
- 受動的条件でリバースしサーチ
- リバース時の妨害効果
カウンターについては後述するとして、このP効果のサーチを下級4種が共通して持っているため、任意のカードへアクセスできる手段はかなり豊富です。
ただ900と決して軽くは無いコストを必要とし、サーチ連打のしすぎは負けに直結しかねません。
それでもサーチカードが多数あるのはデッキとしては嬉しく、再現性高く盤面を形成できます。
任意のカードにアクセスするには3枚搭載する必要があり、枠を大きく使う点にも注意したいところ。
モンスター効果のほうでは手札から任意のモンスターを裏側で特殊召喚でき、「糾罪巧」のモンスター効果にはターン1の制限がないため、ネーム1枚から手札のモンスターすべてを裏側で吐き出すことが可能。
発動するターンは表側でモンスターを特殊召喚できない制約が課されるため、<マスター・オブ・HAM>や<転輪のスフィンクス>といったリバースサポート系は使えません。
とはいえ出し先の縛りなく簡単に吐き出せるのはかなり革命的で、強力な効果を持つリバースモンスターを採用して罠などでリバースを補助するデッキ構築も可能。
リバース界の革命児といえます。
リバースする効果は特定の条件を相手が満たした時にそれにチェーンして自身を表側守備表示にして発動する効果で、<オルギア>の受動リバース条件は「手札のモンスター効果を相手が発動した時」。
手札誘発はもちろん昨今の環境ではそのような効果を持ったテーマモンスターも多数おり、発動機会に困ることはそうありません。
こちらのサーチは「糾罪巧」カードを確定でサーチでき、P効果よりもサーチ手段としてのパワーは高い設計になっています。
リバース時の効果は相手モンスター1体の破壊で、対象も取らないためシンプル強力でわかりやすい効果です。
ファーストアクションで召喚権を使ってこのカードをセットしてから動くことで相手の妨害に対してサーチして盤面を整える手段になり、相手ターンでリバースに成功すれば盤面を荒らしにいけると下級の中でもかなり優秀で、積極的に引いておきたいカードです。
リバース時に発動する効果は強制効果なため、相手ターンでのチェーン順には注意が必要。
糾罪巧β'-「alazoneIA」
読みは「テフテロ-アラゾニア」。このカードの受動リバース条件は「デッキから手札に加える効果を持つカード効果を相手が発動した時」で、こちらも条件は満たしやすい効果。
サーチ効果は大多数のデッキが持っており、【メタビート】のような一部のサーチを行わないようなデッキでも大抵ドローソースが搭載されているため、発動できない事は稀でしょう。
リバース時効果は手札1枚のエンドフェイズまでの除外で、ランダムとはいえ相手の動きを阻害することができます。
サーチしてきたカードを直接抜けずともハンデス自体は強力であり、サーチ連打する相手には複数並べたり再セットさせるカードと合わせることで複数ハンデスも狙えます。
直接チェーンするタイプのため1度のサーチに対して2ハンデスすることはできませんが、問題にはならないでしょう。
こちらも召喚権でのセットから動くことで<増殖するG>等への牽制にもなり、盤面形成の補助にもなります。
先攻で発動した際も一応相手の手札1枚を見る役割は持てるため、そういう意味ではこちらのほうがセットする意義はあるのかもしれません。
糾罪巧ϝ'-「tromarIA」
読みは「エクト-トロマリア」。受動リバースの条件は「モンスターを特殊召喚する効果を含む効果を相手が発動した時」であり、こちらも現環境においてはよく見る効果。
通常召喚やチェーンブロックを組まないリンク召喚などでは反応しませんが、基本的にはどのデッキもチェーンブロックを組む特殊召喚をするため、発動機会に困るのは対【メタビート】ぐらいなものか。
リバース時効果は相手モンスター1体の効果無効ですが、強制効果であるがために肝心のトリガーとなって特殊召喚されたモンスターの成功時任意効果は止められません。
対象を取らない点を活かして別のモンスターを無効化するのも手で、たとえば<VS ホーリー・スー>の手札からの特殊召喚に誘発してリバースさせ、強制効果で相手の<VS ホーリー・スー>の効果発動を強要、デッキから特殊召喚してきた場合はその出てきたモンスターを無効化する、といった戦法が取れます。
起動効果持ちであれば問題なく無効化できるため、そういった対面であればそこそこ強く使えます。
若干惜しいところはあるものの一応妨害にはなるモンスターです。
糾罪巧θ'-「oknirIA」
読みは「エナト-オクニリア」。リバース条件は「墓地・除外状態のカード効果を相手が発動した時」で、昨今のカードでは発動機会が多いとはいえ最も環境を選ぶ条件。
【ヤミー】や【K9VS】などほとんど発動機会を得られないデッキが環境トップなこともあり、現状優先的に持ってくるモンスターではないと言えます。
ただP効果でのサーチは共通であり、こちらは有用なためどのみち展開では触ることに。
リバース時効果は墓地・除外の相手のカードを3枚までデッキに戻す効果ですが、リバースのトリガーとなった効果でだいたいそのカードが特殊召喚されていることが多く、いまいち一手間に合わない効果とも言えます。
一応相手のリソースを剥がしにいくことはできますが強制効果なところもネックで、場合によっては相手のリソース回復をしてしまうことも。
【ドラゴンテイル】のようなデッキでは墓地の<星辰竜ウルグラ>などを戻してしまうこともできますが、トリガーとの兼ね合いで<星辰竜ムルル>にそもそも無効化されてしまうこともあり、絶妙な使いづらさ。
墓地戻しはおまけで任意サーチの方を主眼に運用することになり、こちらも結局P効果は共通して強いため展開で触っていくことになります。
糾罪巧-Aizaβ.LEON
読みは「アイザレオン」。ギリシャ文字が共通する下級を動物形に変形させたような外観で、「'」と「.」が逆さの位置にあることから「リバース」を表していると考えられます。
対応するギリシャ文字すべてが揃っているわけではないため、その点で新規カード実装の余地を残しているのでしょうか。
攻守3000/2500で統一されたレベル9である上級体の効果もある程度共通しており、P効果が
- リバース時に糾罪カウンターを置く
- バトルフェイズ終了時に「糾罪巧」Pスケールが2枚あれば攻撃力3000未満のモンスターの破壊
- 手札からモンスターの裏側での特殊召喚
- 受動的条件でリバースし妨害など固有処理
- リバース時の妨害効果またはリバース状態で適用される永続効果
下級と違ってリソースを稼ぐ効果はありませんが、ゲーム全体に影響を与えるレベルの効果を持っているのはこちらになるため、盤面にはなるべくこちらを並べることを意識したいです。
P効果の破壊はスケールに下級を貼りたい都合積極的に狙っていくものではありませんが、テーマ自体がバトルフェイズをほとんど必要としないこともあり、上級を貼ってバトルフェイズ突入→何もせずにエンドステップで破壊といったムーブが可能。
2枚を貼れば必然的に2体破壊できるため、覚えておいて損は無いでしょう。
テキストは「このカードより攻撃力の低いモンスターを対象に破壊」であり、Pゾーンにありながら攻撃力を参照する珍しい効果となっています。
現状は3000で統一されているため意味はありませんが、いずれより高い攻撃力のモンスターを実装する布石なのでしょうか。
モンスター効果の特殊召喚は下級と共通で、これにより高いレベルでありながら簡単に場に出すことができます。
受動リバースの条件は「自分の効果にチェーンして相手が効果を発動した時」で、付随する効果は「フィールドのカード3枚までのバウンス」。
テーマ性から基本的に自分ターンに発動することが多いですが、相手ターンでも下級と並べた際にあちらのリバースに<灰流うらら>、それに対してチェーンすることができます。
ただ無効にするわけではないためあちらのサーチは通りませんが、対象を取らない3枚までのバウンスと妨害としての質はそこそこ。
カードの種類も問わないため除去はこの効果に頼る場面もありそうです。
自分の先攻ターンにリバースする意義は薄く見えますが、自分もバウンスできるため自己退場から再度特殊召喚することでリバース回数を稼ぐことができ、糾罪カウンター稼ぎに貢献できます。
受動的な効果な「糾罪巧」の中でもさらに受動的な条件であり、上級の中でも最も使いづらいモンスターである感は否めませんが、少なくとも自己特殊召喚とスケール発動が可能で腐ることはありません。
リバース状態で適用される永続効果は「相手が自身の効果でカードを手札に加える度に、1枚につき900ダメージ」であり、サーチを多用しがちな現環境ではバーンソースとしてはそこそこの優秀さを誇ります。
ただ、特殊召喚したこのカードを相手ターンにリバースさせるには何かしらの効果を自分が発動してそこにチェーンさせるなど一手間必要で、自己効果に目を瞑り他のカード効果でリバースを補助するのもありかもしれません。
糾罪巧-Astaγ.PIXIEA
読みは「アスタピクシア」。受動リバース条件は「自分フィールドのカードを対象とする効果を相手が発動した時」で、付随する効果は「その効果を無効にし、手札1枚のハンデス」。
デッキによってはよく刺さり、無効までしてくれるため自分のカードを守ることにも繋がります。
効果が起動すればハンデスまで行えるためかなり優位に立て、裏側除外で期限もないため再利用もほぼ不可能。
非常に優秀なモンスターです。
【ヤミー】のような主となる妨害が対象を取るデッキには有用ですが、チェーン順で隠すことも可能なため過信は禁物。
リバース状態での効果は「相手はフィールド・墓地のカードを対象に取れなくなる」もので、以降の自分のカードへの防御はもちろん相手の展開に対しても妨害となりえます。
墓地から特殊召喚する<ヤミーズメント☆ミニヨン>やサーチする<Start for VS!>も機能停止するため、広範に対して妨害として刺さる強力な効果です。
リバースする効果に頼らずとも他のカードでリバースさせて置くことで予め対象を取る効果を防御することが可能で、その場合はチェーン隠しも許さずそもそも発動不可にさせることができます。
対象を取らない効果には一切無力ですが、刺さる相手には行動不能レベルまで追い込めるパワーを誇ります。
糾罪巧-Atoriϝ.MAR
読みは「アトリマール」。エースに位置づけられたモンスターで、リバース条件は「自分ターンに相手がフィールドで効果を発動した時」。
付随効果で発動を無効にし破壊までするため、自分ターンの防御として最も適したモンスターです。
フィールド発動限定なため先攻での手札誘発には抗えませんが、後攻などの捲りでは存分にパワーを発揮し、頼りになります。
リバース時の効果は上級で唯一の相手盤面に干渉する妨害で、「相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にし、表示形式変更を不可にする」とかなり強力。
上級唯一のリバース時に発動する効果ですが、エースに相応しいだけのパワーを持ちます。
表示形式変更不可まで付いているのが強みで、裏返して妨害するだけでなくそのまま固定することで面を埋め、相手の以降の行動を阻害します。
融合素材など一部の戦法に対しては拘束力は低いですが、それでも裏返しによって攻撃を防ぐことで延命できるのは動きが遅めなこのテーマにとってかなりありがたいこと。
ただ強力でありながら大きな問題も持つモンスターで、リバースすることで相手を妨害するのにもかかわらず相手ターンに自己効果でリバースできない点が挙げられます。
これはかなり深刻な問題で、ほかの上級は直接相手盤面に干渉する効果でないため、下級を並べてしか盤面妨害ができないことを意味します。
その下級は基本的にスケールに置いておきたいため盤面に供給できるのは2枚程度で、それらも条件が合致しないとリバースできないことから相手に合わせて置くモンスターやサーチの順番を考えなければいけません。
一応テーマ内で相手ターンリバースを補助するカードは存在しますが、機会は基本的に一度となるためマストカウンターの見極めも重要になります。
とはいえ妨害が決まればかなり強力なことに違いはなく、後攻時のパワーも含めれば優秀なモンスターです。
糾罪巧-Archaη.TAIL
読みは「アークテイル」。リバース条件は「自分フィールドのカードを破壊する効果を相手が発動した時」で、付随効果は「ターン中自分モンスターと『糾罪巧』魔法カードが効果破壊されない」。
防御手段としては<アスタピクシア>と相互補完の関係にあり、あちらが止められない全体除去に対してカウンターできます。
トリガー自体を無効化するわけではないものの自分のフィールド効果に対する発動無効破壊などにも打つことが可能で、自分のモンスター数を維持することが可能。
以降すべてのカードによる破壊を防ぐため、信頼度はそこそこ高いですね。
リバースして適用される効果は「モンスターが相手の墓地へ送られる度に900ダメージ」であり、特に連続リンク召喚などを多用するデッキに対して強烈なメタになります。
極端な例でいえばこのカードを置いて9体相手の墓地へ送れば8100ダメージでキルが取れ、相手視点はまずこのカードの除去を迫られる厄介なモンスターです。
自身の効果で除去に対して強いのは良い点ですが、最初にリバースして墓地送りを牽制したいのに防御のためには裏で残しておかなければならないと微妙にちぐはぐな効果でもあるため、こちらもリバースタイミングの見極めが重要。
上級全体が絶妙にあと一歩足りないところがあるのがこのテーマの残念なポイントですね。
並べた盤面に対する<サンダー・ボルト>や<ハーピィの羽根帚>に対して強いのは嬉しいですが、<拮抗勝負>が天敵になります。
糾罪都市-エニアポリス
ルール上「糾罪巧」扱いなため問題なくサーチ可能。初動とはなりませんがこのデッキにおいて非常に重要な効果を持つキーカードです。
3つの効果それぞれで「糾罪巧」をサポートします。
1つ目が自分の「糾罪巧」を任意の数対象にしてのバウンスで、下級スケールでサーチを連打したあとこのカードに繋ぎ、それらをバウンスすることで別の下級をスケールに貼ることができるようになります。
また、モンスターゾーンでリバースした状態でターンが帰ってきたモンスターたちで攻撃後、バウンスして再度裏側での特殊召喚も可能で、どの場面でもシンプルに優秀な効果です。
2つ目の効果はメインフェイズにリバースした自分の「糾罪巧」1体のバウンスで、1つ目の効果と似たようなものではあるもののこちらは相手ターンにも発動可能。
上級は維持したいところですが維持する意味の薄い<アトリマール>や下級がリバースした際に回収することで次のターンの備えを作れます。
自分ターンであれば実質的に1つ目と合わせて2回のバウンスができるため、<アイザレオン>などの効果が発動した際に回収することで再度裏設置し、リバース回数を稼ぎながら盤面を再建できます。
そして特筆すべきが3つ目の効果で、自分・相手のエンドフェイズに自分の糾罪カウンターすべてを取り除き、個数×900のバーンダメージを与える効果になっています。
裏側で特殊召喚し戦闘をしにくいこのデッキの勝ち筋になっており、スケールがすべてカウンターを置けるため2枚貼った状態で計5回リバースすれば、合計9000のダメージとなり勝利条件を満たせます。
厳密には9個のカウンターでいいため両スケールで調整できるほか、上級のリバース適用で発生するバーンダメージも合わせれば条件はどんどん軽くなっていきます。
リバースを嫌って相手が行動を取らなくても自分ターンに反転召喚して1つ目の効果でバウンス、再設置することで盤面を維持しながらカウンターを貯められ、公式の謳い文句にある通り「ターン経過すら相手を窮地に追い込む」テーマデザインになっています。
基本的にはこれが勝ち筋になるためわかりやすいマストカウンターではあるものの、<アスタピクシア>や<アークテイル>で守ることができるためある程度はケアが効きます。
このカードが存在することが重要になるため、相手の妨害をケアして相手ターンの下級のサーチでは2枚目以降のこのカードを持ってくることも考えられますね。
糾罪巧-始導
デッキから「糾罪巧」をPゾーンに置く通常魔法。下級すべてがサーチを持っているためシンプル初動なほか、このカード自体も下級でサーチできます。
墓地効果で次ターン以降にEXの「糾罪巧」1枚を回収でき、初動の嵩増し以上に一種のリソースとしてこのカードを経由する意義が大きいです。
墓地へ送られたターンに即座に回収することはできませんが、先攻1ターン目であればあまり問題にはならないでしょう。
糾罪巧-裁誕
自分の手札・フィールドから「糾罪巧」モンスターを任意の枚数デッキに戻し、その分ドローする通常魔法。名称持ちの<打ち出の小槌>ですが、「糾罪巧」が下級のスケール効果でサーチすることで手札を増やしつつこのカードのサーチも可能なため、初期手札から大幅に枚数を増やして交換ができます。
ただ基本的にスケールは維持しておきたいことが多いうえ、引いてくるカード自体はランダムなため過信は禁物で、手札の公開情報を非公開情報に変換しつつ汎用系を引いてくるカードという認識でいるのがいいかもしれません。
重要なのは墓地効果で、相手が召喚・特殊召喚した際に除外し、手札から「糾罪巧」を裏側で特殊召喚するか、自分の「糾罪巧」を表返すことができます。
相手ターンにギミックで<アトリマール>を表にする唯一の方法で、これにより妨害を狙っていくことになります。
状況によっては下級のリバースでサーチした上級を盤面に供給することも可能で、相手に応じて柔軟に立ち回りたいですね。
このカードは恒例の「追加1枠」に該当するカードで、相手ターンに手札から出す効果と相手ターンに表返す効果は欲しい効果、というより無いと話にならないレベルの効果で、両方貰えたこと自体は嬉しいものの実質的にいずれか1つになり、継続性のない通常魔法による墓地効果ということもあって絶妙な使い心地。
「相手の罪を糾する」というテーマ性の都合あまり能動的な効果は刷れなかったのでしょうが、テーマ全体としてなんとも惜しいところを象徴するカードです。
ただ効果自体は強力かつ汎用を引きに行く力はあるため、嬉しいことに変わりはありません。
<強欲で金満な壺>などと併用できないのが悲しいポイント。
新規カードは以上です。
ここで各モンスターの効果をまとめます。
ただイラストが似通ったものであり名前も難しい文字列なため、そちらは頑張って覚えましょう。
デッキレシピ
今回使用するサンプル構築はこちら。糾罪巧(エニアクラフト)
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計22枚
エクストラデッキ
計15枚
他デッキのような「展開ルート」はありませんが、展開の指針自体は存在し、基準は「下級ネーム2体」です。
展開の指針紹介
初手:下級A、下級B- 下級Aで<糾罪巧-始導>をサーチ
- <糾罪巧-始導>で下級Cを置き、<糾罪都市-エニアポリス>をサーチ
- <糾罪都市-エニアポリス>でスケール2枚をバウンス
- 下級Bで下級Dをサーチ
- 下級Dで<糾罪巧-裁誕>をサーチ
戻すカードは残りの手札次第ですが、下級を戻しておくことでデッキに3枚存在する状態にでき、次のターンのランダムサーチを安定させることができます。
下級は最初にサーチを使用したカードが必然的に手札に戻るため、<オルギア>を優先的にアクセスすることでモンスターとしてのセットに繋げられます。
その点から、サーチの優先順位は<オルギア>、<アラゾニア>、<トロマリア>、<オクニリア>の順番です。
相手のデッキが【K9】などチェーンブロックを組む特殊召喚を多用かつこちらのターンでも動けるテーマであれば、<トロマリア>に優先アクセスしてセットしておくことでサーチ効果発動を狙いやすいです。
最終的に<アトリマール>+墓地の<糾罪巧-裁誕>を揃えておくことで最低限の妨害は担保され、盤面をコントロールしやすくなります。
初手:下級A
- 下級Aで下級Bをサーチ
- 下級Bで<糾罪巧-裁誕>をサーチ
- <糾罪巧-裁誕>でスケールを戻してドローし、未使用の下級や<糾罪巧-始導>を引けばさらにサーチを継続し<糾罪都市-エニアポリス>にアクセス
あえてデッキに未使用の<糾罪巧-始導>を残しておくことで引く比率を上げ、下級4種へのアクセスをある程度達成しやすくします。
この場合最初にアクセスした2枚のうち少なくとも1枚はデッキに帰ることになるため、<オクニリア>など比較的優先順位の低いものから置くようにしたいですね。
ドロー枚数は場合にもよりますが、基本的にはスケール2枚を含めて2枚以上のドローで良いでしょう。
最終的に下級1~2枚と上級をセットしつつ汎用系を何枚か引けるとベストです。
デッキレシピの採用カードについて
何度か対人で使用感を確かめた結果、「手札誘発などの汎用札を搭載できるものの、それらを打ってもジリ貧になりやすい」ことが判明し、いっそのこと【神碑】のようなデッキ構成にすべきだという結論に至りました。ネームを引いていることが強さに直結するためほとんどのカードを3積みし、若干使いづらい<アイザレオン>のみ1枚に絞っています。
これでデッキの31枠が埋まってしまうため、残りの少ないスロットに汎用を積んでいくことになります。
<魔砲戦機ダルマ・カルマ>は汎用系の中でも最も強力で、相手モンスターへの妨害としてはもちろんのこと、自分のサーチ効果を発動した「糾罪巧」下級を再セットすることでさらなるサーチを狙え、また対処しにくいリンクモンスターや完全耐性モンスターはプレイヤーに除去を強要できるとまさに穴を埋めるようなカードとなっています。
同パックに再録されている点からもこの辺りは運営にも意識されていそうですね。
また、EXデッキをほとんど使用しないため、今回は<ドラグマ・パニッシュメント>を採用。
<鉄獣式強襲機動兵装改"Bucephalus II">によって攻撃力3500までのモンスターを破壊しつつ、<鉄獣式撃滅兵装"Mouser">によるさらなる妨害、<共命の翼ガルーラ>によるドローなどを選べます。
その他墓地で効果を発揮するモンスターも多数搭載できるため、状況に応じて選びやすくなっています。
<エニグマスター・パックビット>はその効果で除去を行いながら手札を捨てられるため、相手ターンにリバースした下級で2枚目以降の<糾罪巧-裁誕>をサーチし、墓地へ送ることで2回目の効果起動を狙えます。
より能動的に攻撃を仕掛けにいく構築にするのであれば、<軌跡の魔術師>や<ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム>と10以上のスケールを持つPモンスターを採用することで、多数並べた返しのターンにそれらを素材に展開し、P召喚も合わせてライフを取りにいくことも可能。
ただし、途中で展開を止められた場合などに裏側での特殊召喚を行えないため、そのリスクをどう考えるか次第です。
初動として<オルギア>や<アラゾニア>が被っている場合はファーストアクションでセットしてしまうのも手で、これにより相手の手札誘発に対してカウンター的にサーチすることが可能になります。
反転してサーチした後に残ったモンスターは<糾罪巧-裁誕>によってドローに変換してしまって良いでしょう。
相性の良いカードとして<裏風の精霊>が挙げられます。
これはリバースモンスターなんでもサーチなので、下級はもちろん<機怪神エクスクローラー>などの強力なリバースモンスターもサーチでき、そちらを採用する場合は併用すべきでしょう。
今回は召喚権は下級のセットに使いたい都合、不採用となりました。
メジャーな誘発が刺さりにくいながら有効となる<増殖するG><マルチャミー・プルリア>を嫌うのであれば、<神殿を守る者>の採用も検討できます。
召喚権系共通の「ネーム以外に召喚権を使うとドロー系誘発を重く受ける」問題を一手に解決できるモンスターで、相手の汎用系によるドローなどもまとめて封じられるため悪くはない効果持ちです。
打点が比較的低いのとドロー封殺以外の効果は持たないため、環境や採用カードの推移によって選ぶべきでしょう。
サイドデッキから投入するカードとしては前述の通りEXデッキを使用しないため、<月女神の鏃>が検討できます。
重く受ける発動無効系のモンスターを除去でき、モンスターの種類によってはさらに妨害を踏める優秀なカードです。
表での特殊召喚ができないためその他のカードは使いづらいものの、相手盤面を一掃する<ラーの翼神竜-球体形>や相手ターンに特殊召喚しつつ自分の裏側モンスターには影響しない<原始生命態ニビル>などはかなり好相性。
特に後者はデッキの構成を手札誘発に寄せるのであれば、メインからの投入も悪くありません。
<皆既日蝕の書>なんかは後手捲りとしてもメインでの妨害としてもかなり強く使えるカードです。
デッキの弱点・対策札
このデッキの弱点としてはまず<ドロール&ロックバード>の存在が挙げられます。自ターンでの連続サーチができないのはもちろん、相手ターンですら下級がリバースできなくなり、非常に手痛いダメージを負います。
自分の展開中にこれらを発動できるデッキであればより強く使えるため、流行りを見ながらある程度意識したいところですね。
特に対象を取らない除去を有しながらこのカードを強く使える【M∀LICE】なんかは天敵といえます。
またPデッキの共通として<魔封じの芳香><次元障壁>が挙げられます。
前者は制限カードかつ汎用の割りものでしか対象できないため割り切ってもいいかもしれませんが、突破するなら<アトリマール>で延命しつつ<アイザレオン>の効果によるバウンスで解除を狙いたいです。
後者であればPスケールは発動可能なため、サーチで盤面を整えつつ召喚権のセットと汎用で延命し、効果が切れたタイミングで攻勢に転じる戦法を取りたいところ。
手札誘発をメインから採用した構築で特殊召喚効果にチェーンで開かれた場合、引いてしまった誘発を特殊召喚しなければならなくなる点には注意。
あとはマストカウンターの見極めと複数上級による盤面防御の順番等を意識すれば、後手でもかなり捲ることができます。
ライフコストを要する都合ETには気をつけたいですね。
まとめ
新テーマ「糾罪巧」の解説は以上になります。全体的に一歩足りないもののかなりポテンシャルはあるテーマで、ビルドパック恒例の新規追加も控えているため、将来性は高いテーマです。
特異な戦法で相手を翻弄する様はこれまでにない体験を得られるデッキで、使っていてかなり楽しいテーマです。
みなさんもぜひ組んでみてください。
ありがとうございました!
posted 2025.08.20
By鳩鷺

【ローズ・ドラゴン】デッキ紹介
【ローズ・ドラゴン】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【ローズ・ドラゴン】は、Vジャンプ(2018年12月号)付録の<ホワイトローズ・ドラゴン>からカテゴリ化した、炎・闇属性のドラゴン族主体のシンクロテーマです。
最新ブースターパック「DOOM OF DIMENSIONS(ドゥーム・オブ・ディメンションズ)」に、新規カードが収録されたことで話題になっています。
このページでは、「ローズ・ドラゴン」を使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【ローズ・ドラゴン】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【ローズ・ドラゴン】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター25枚・魔法12枚・罠3枚、合計40枚の、「アザミナ」ギミックを採用した【アザミナローズ・ドラゴン】デッキです。
「アザミナローズ・ドラゴン」
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計25枚
魔法
計12枚
エクストラデッキ
計15枚
【ローズ・ドラゴン】デッキの回し方・動かし方
次は、【ローズ・ドラゴン】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【ローズ・ドラゴン】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【ローズ・ドラゴン】デッキは、シンクロ召喚に必要なチューナー・非チューナーの確保を優先的に狙います。
既存「ローズ・ドラゴン」では難しかった、安定した1枚初動が新規カードの登場により確立されました。
最終的には、最上級「ローズ・ドラゴン」シンクロモンスターを展開し、向上した火力で戦闘ダメージ・バーン効果による勝利を目指します。
次に【ローズ・ドラゴン】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:新規「ローズ・ドラゴン」関連カードを紹介
ポイント2:既存「ローズ・ドラゴン」を交えた基本展開
ポイント3:「アザミナ」の採用
ポイント1:新規「ローズ・ドラゴン」関連カードを紹介
【ローズ・ドラゴン】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規「ローズ・ドラゴン」関連カードを見ていきましょう。「ドゥーム・オブ・ディメンションズ」にて新規収録された「ローズ・ドラゴン」関連カードは以下の5種です。
<バイオレンス・ウィッチ>
<夜薔薇の黒騎士>
<黒薔薇の破滅竜>
<黒薔薇と荊棘の魔女>
<黒薔薇の華園>
バイオレンス・ウィッチ
<バイオレンス・ウィッチ>は、<ブラック・ローズ・ドラゴン>orそのカード名が記されたモンスターor植物族シンクロモンスター存在下で手札から特殊召喚する効果を持ちます。指定している割にはだいぶ寛容な範囲なので、比較的出しやすい部類と言えます。
このカードにもしっかり「ブラック・ローズ・ドラゴン」のカード名が記されているので、<夜薔薇の黒騎士>がいるだけで<黒薔薇の破滅竜>のシンクロ素材がそろいます。
また、墓地へ送られた場合、フィールドにシンクロモンスターが存在すれば、手札1枚を捨てることで守備力1500以下の植物族モンスター1体をリクルートできます。
タイミングを逃すことなく発動できるので、<黒薔薇と荊棘の魔女>や<魔螂ディアボランティス>で能動的に墓地に送る以外にも、シンクロ素材として使用した場合も問題なくリクルーターとして機能します。
夜薔薇の黒騎士
<夜薔薇の黒騎士>は、召喚・特殊召喚に成功した場合、<ブラック・ローズ・ドラゴン>or下級植物族モンスター1体を蘇生する効果を持ちます。効果は無効化されますが、蘇生したモンスター次第では高レベルのシンクロにつなげやすいです。
レベル4となら<黒薔薇の破滅竜>を、<ブラック・ローズ・ドラゴン>となら<フルール・ド・バロネス>と妨害布陣を形作るにはもってこいの1枚です。
黒薔薇の破滅竜
<黒薔薇の破滅竜>は、相手がモンスター効果を発動する度に600ダメージを相手に与え、相手モンスターの攻撃力を600弱体化する効果を持ちます。効果発動がトリガーになるので、発動頻度は高く条件が満たされれば連発も可能なので、地味ながらも無視できないバーン・弱体化効果です。
また、メインフェイズに自身をリリースすることでエクストラデッキから<ブラック・ローズ・ドラゴン>1体を特殊召喚する効果を持ちます。
この際シンクロ召喚扱いで特殊召喚されるので、<ブラック・ローズ・ドラゴン>の全体除去効果も盛大に発揮できます。
相手ターンにフリーチェーンで全体除去につなげられるようになった点は大幅な強化になっています。
ポイント2:既存「ローズ・ドラゴン」を交えた基本展開
【ローズ・ドラゴン】デッキでは、既存「ローズ・ドラゴン」モンスターを3種採用しています。採用している「ローズ・ドラゴン」は以下の3種です。
◆レベル3・チューナー
◆レベル4・非チューナー
展開の軸となる「ローズ・ドラゴン」ですが、今までは「ブラック・ローズ・ドラゴン」のカード名が記されたカードに要となるものが欠けていた部分もあり、展開力に不十分さを感じていました。ですが、<黒薔薇の華園>の登場で展開力が劇的に向上しました。
黒薔薇の華園
<黒薔薇の華園>は、デッキ・墓地の「ローズ・ドラゴン」モンスター1体をサーチ・サルベージできる効果を持ちます。サーチだけでなくサルベージにも対応していることから、序盤から終盤にかけて活躍する永続魔法となっています。
主軸となる<ロクスローズ・ドラゴン>の確保を優先的に狙っていくのが丸いでしょう。
また、フィールドの表側表示モンスターは全て植物族に種族変更となります。
この効果により植物族サポートを受けやすくなったほか、「ローズ・ドラゴン」単体で<黒薔薇の破滅竜>のシンクロ召喚が容易に行えるようになります。
逆に<クロスローズ・ドラゴン>のリンク召喚が難しくなったので、今回は不採用にしています。
以上を踏まえたうえで、<ロクスローズ・ドラゴン>と手札コスト1枚の計2枚による展開例を紹介します。
ロクスローズ・ドラゴン+手札コスト1枚、計2枚による妨害展開
- <ロクスローズ・ドラゴン>を通常召喚→<ロクスローズ・ドラゴン>効果で<黒薔薇の華園>サーチ
- <黒薔薇の華園>発動し<ホワイトローズ・ドラゴン>サーチし、<ホワイトローズ・ドラゴン>を自身の効果で特殊召喚
- <ロクスローズ・ドラゴン><ホワイトローズ・ドラゴン>で<黒薔薇の破滅竜>をシンクロ召喚→<ホワイトローズ・ドラゴン>効果で<バイオレンス・ウィッチ>を墓地に送る
- <バイオレンス・ウィッチ>効果で手札1枚をコストに<夜薔薇の黒騎士>リクルート
- <黒薔薇の破滅竜><夜薔薇の黒騎士>で<フルール・ド・バロネス>をシンクロ召喚
- 墓地の<黒薔薇の破滅竜>を除外し<夜薔薇の黒騎士>蘇生→<夜薔薇の黒騎士>効果で<バイオレンス・ウィッチ>蘇生
- <夜薔薇の黒騎士><バイオレンス・ウィッチ>で<黒薔薇と荊棘の魔女>をシンクロ召喚→<黒薔薇と荊棘の魔女>効果で<陽竜果フォンリー><ガーデン・ローズ・メイデン>を墓地に送る。<陽竜果フォンリー>効果で自己蘇生
- <黒薔薇と荊棘の魔女><陽竜果フォンリー>で<黒薔薇の破滅竜>をシンクロ召喚
- <ガーデン・ローズ・メイデン>効果で自身を除外し<ロクスローズ・ドラゴン>蘇生
- <フルール・ド・バロネス>効果で<ロクスローズ・ドラゴン>を破壊→墓地の<黒薔薇と荊棘の魔女>効果で自己蘇生
- 相手メインフェイズで<黒薔薇の破滅竜>効果で自身をリリースし<ブラック・ローズ・ドラゴン>をシンクロ召喚扱いで特殊召喚→<ブラック・ローズ・ドラゴン>効果で全体除去
<黒薔薇の華園>で全体的に植物族になっており、<黒薔薇と荊棘の魔女>の存在下なので、自分モンスターだけは全破壊から免れることができます。
併せて<黒薔薇の華園>のバーン効果につながるので、序盤から大ダメージを狙えます。
ポイント3:「アザミナ」の採用
今回、相性のいいシンクロ関連テーマとして「アザミナ」を採用しています。「ローズ・ドラゴン」の性質上、シンクロ召喚以外の制約が生じる危険性も孕んではいますが、展開次第では難なく融合召喚を経由することができます。
こちらでは、<レッドローズ・ドラゴン><罪宝の欺き>、手札コスト1枚の計3枚からの展開例を紹介します。
◆レッドローズ・ドラゴン 罪宝の欺き+手札コスト1枚、計3枚による妨害展開
- 手札1枚をコストに<罪宝の欺き>発動し<聖なる薊花>サーチ
- <聖なる薊花>発動し<罪宝の欺き>を墓地に送り<告死聖徒ルシエラーゴ>融合召喚→<告死聖徒ルシエラーゴ>効果で<白き森の聖徒リゼット>サーチ。<白き森の聖徒リゼット>を自身の効果で特殊召喚
- <レッドローズ・ドラゴン>通常召喚し、<白き森の聖徒リゼット><レッドローズ・ドラゴン>で<ガーデン・ローズ・メイデン>をシンクロ召喚→チェーン(1)<白き森の聖徒リゼット>効果で<"罪宝狩りの悪魔">サーチ、チェーン(2)<レッドローズ・ドラゴン>効果で<ロクスローズ・ドラゴン>リクルート。<ロクスローズ・ドラゴン>効果で<黒薔薇の華園>サーチ
- 墓地の<聖なる薊花>効果で<白き森の聖徒リゼット>をデッキに戻し自己サルベージ
- <聖なる薊花>発動にチェーンして<"罪宝狩りの悪魔">を発動→<黒魔女ディアベルスター>をサーチし<"罪宝狩りの悪魔">を墓地に送り<背信聖徒シルヴィア>を融合召喚
- <黒薔薇の華園>発動し<ホワイトローズ・ドラゴン>サーチ、自身の効果で特殊召喚
- <ロクスローズ・ドラゴン><ホワイトローズ・ドラゴン>で<黒薔薇の破滅竜>をシンクロ召喚→<ホワイトローズ・ドラゴン>効果で<バイオレンス・ウィッチ>を墓地に送る
- <バイオレンス・ウィッチ>効果で<黒魔女ディアベルスター>をコストに<夜薔薇の黒騎士>リクルート
- <ガーデン・ローズ・メイデン><夜薔薇の黒騎士>で<クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン>をシンクロ召喚
- <ガーデン・ローズ・メイデン>効果で自身を除外し<ロクスローズ・ドラゴン>蘇生
- <黒薔薇の破滅竜><ロクスローズ・ドラゴン>で<フルール・ド・バロネス>をシンクロ召喚
- <黒薔薇の破滅竜>効果で自身を除外し<夜薔薇の黒騎士>蘇生→<夜薔薇の黒騎士>効果で<バイオレンス・ウィッチ>蘇生
- <夜薔薇の黒騎士><バイオレンス・ウィッチ>で<黒薔薇と荊棘の魔女>をシンクロ召喚→<黒薔薇と荊棘の魔女>効果で<陽竜果フォンリー>を墓地に送る
- <陽竜果フォンリー>効果で自己蘇生
- <黒薔薇と荊棘の魔女><陽竜果フォンリー>で<黒薔薇の破滅竜>をシンクロ召喚
- 墓地の<"罪宝狩りの悪魔">効果で自身を除外し<罪宝の欺き>をデッキに戻して1ドロー
- <フルール・ド・バロネス>効果で<告死聖徒ルシエラーゴ>を破壊→チェーン(1)<告死聖徒ルシエラーゴ>効果で<罪宝の欺き>サーチ、チェーン(2)<黒薔薇と荊棘の魔女>効果で自己蘇生
このように手札3枚から<背信聖徒シルヴィア><クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン><フルール・ド・バロネス>による妨害、相手ターン<ブラック・ローズ・ドラゴン>で全破壊の布陣を形成できます。
<フルール・ド・バロネス>の破壊効果も自分ターンに有効活用でき、展開に貢献できるのがポイントですね。
まとめ
【ローズ・ドラゴン】デッキは、大量展開からのシンクロ召喚で相手を制圧!【ローズ・ドラゴン】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
「+1アシストパック」での収録もあり、既存「ローズ・ドラゴン」もレアリティ向上した状態で確保しやすくなっています。
気になる方は、ぜひ「ローズ・ドラゴン」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
posted 2025.08.14
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は7/16から7/31での販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
販売ランキング
10位
- <UL教導の雷霆フルルドリス>
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが手札から特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「ドラグマ」罠カード1枚を自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードは、攻撃力2500以上の融合・S・X・Lモンスターのいずれかが相手フィールドに存在する限り、セットしたターンでも発動できる。
9位
- <SR絢嵐たるクローゼア>
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):速攻魔法カードが発動した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。「絢嵐たるクローゼア」以外の「絢嵐」カードと「サイクロン」をそれぞれ1枚まで自分のデッキ・墓地から手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
(3):相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
8位

- <R星辰響手プリクル>
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「獄神」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。自分の手札・フィールド(表側表示)からモンスター1体をデッキに戻し、このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
7位
- <Nオノマトカゲ>
- このカード名はルール上「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドに「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスターのいずれかが存在する場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の墓地からXモンスターを2体までEXデッキに戻す。
6位
- <SR幸せの多重奏>
- (1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分の手札を1枚選んで捨て、デッキからPスケールが異なる「ドレミコード」Pモンスター2体を手札に加える。その後、相手フィールドのモンスターの数+1体まで、手札から「ドレミコード」Pモンスターを特殊召喚できる。
●このターン、自分は通常のP召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「ドレミコード」モンスターをP召喚できる。
●自分のPゾーンの「ドレミコード」カード2枚を特殊召喚する。
5位
- <R絢嵐たる献詠>
- (1):以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●デッキからレベル4以下の「絢嵐」モンスター1体を手札に加える。
●自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
(2):このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
4位
- <SRK9-04号 咒>
- このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードが召喚した場合に発動できる。デッキから機械族以外の「K9」モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、自分は「K9」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(3):自分フィールドの表側表示の「K9」カード1枚を墓地へ送って発動できる。相手の手札を全て確認する
3位
- <SRマシュマオ☆ヤミー>
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または獣族・光属性モンスターのみの場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「ヤミー」魔法・罠カード1枚を手札に加える。Sモンスターの効果で特殊召喚した場合、代わりに自分のデッキ・除外状態の「ヤミー」フィールド魔法カードか「ヤミー」永続魔法・永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く事もできる。
2位
- <R斎キ狭依姫>
- このカードは特殊召喚できない。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在し、自分フィールドに攻撃力か守備力が800のモンスターが存在する場合に発動できる。このカードの召喚を行う。
(2):このカードが召喚した場合に発動できる。デッキから「斎キ狭依姫」以外の攻撃力か守備力が800でレベル4の光・闇属性モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを手札に戻す。
1位
- <SR絢嵐たるスエン>
- このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「サイクロン」が存在する場合、または相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「絢嵐」魔法・罠カードか「サイクロン」1枚を手札に加える。
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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