遊々亭攻略ブログ
デュエルマスターズ 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、デュエルマスターズに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2017.07.05
Byらいだぁ

不死身モルト「王」
新殿堂が発表されてしばらくたちましたね。
緑ループ、バッシュギヌス、作戦を利用したループ...と今回も大量規制。
喜ばしいことかは置いておいて、多くのカードが活躍してきた証です。
赤単系列大好きの僕としては
「頼む...<火の子>は...火の子だけはとらないで...お願い...準赤単死んじゃう...」
とお祈りしていたので、ギリ耐えたといったところ。
とはいえ『モルトNEXT』デッキにとってはやはり<スクランブル・チェンジ>の殿堂が手痛い...まあかなり凶悪でしたよね。
しかしモルネクのポテンシャルは無限大。環境を支配とまでは行かなそうですが、まだまだこれからも活躍してくれそうです。
でも前ほどの勢いはないか...火のドラゴン使いたい...モルト使いたくない?使いたいよなぁ...
「「そうだ!<「王」>使おう!!!」」


と、言うわけで今回はモルネクとは似て全く異なるデッキ、『モルト「王」』についてです。
そもそもモルキンってなんだぁ
『モルトNEXT』デッキに<「王」>が採用されているケースはよく見られますが、<モルト「王」>を主軸としたデッキは動きやテーマが全然違うんですよね。大まかなポイントとしては
- 多少スピードは落ちるが「火のマナ武装」のみを要求するので、無理にデッキをドラゴンで固める必要がない
- このことから、呪文のS・トリガーや妨害札を採用できる
- <NEXT>とは違った詰め方のパターンが豊富なので、対応しやすい
- メインのクリーチャーが8〜10マナ帯なので、今後流行が予想される『ロージアダンテ』に強く出られる
<モルネク>がスピードと突破力のビートダウンデッキならば、<モルキン>は防御と制圧のコントロールデッキといったイメージでしょうか。
と、いうわけで今回は最新弾で新たに登場した強力スーパー・S・トリガー<爆殺!覇悪怒楽苦>を主役に組んでみたいと思います。
まずはデッキレシピから
クリーチャー
計27枚
超次元ゾーン
計8枚
簡単に採用カードと狙いたいコンボ
モルト「王」&ギガハート&プロトハート



有名なやつ。フィニッシュコンボですね。
ギガハート持った<モルキン>で2パン→<オウギンガ>アタック時効果で<ガイギンガ>or<ネバーエンド>→実質アンタッチャブルのクリーチャーでトドメ
爆殺!! 覇悪怒楽苦&伝説のレジェンド・ドギラゴンorメガ・マグマ・ドラゴンor偽りの王モーツァルト




今回の目玉。
相手がシールドを割る→「スーパー・S・トリガー」→強力なドラゴン各種
このコンボがとにかく強烈!捲って1番すごいのはやっぱり<レジェドギ>でしょうか
相手ターン中に<レジェドギ>降臨→バトル勝利時効果で不敗状態→返しのターンに寝てるクリーチャーをレジェドギでアタックしてさらに不敗状態
この動きでかなり安全に勝ちを狙うことができます。実質エクストラターン2ターンだぁ...
その他のメイン
ブースト8枚8で足りない人は<ジオ・ブロンズ・マジック>か<ガチンコ・ルーレット>を増やしてみましょう。
ロングゲームが前提なので<火の子祭>はNEXT以上に重要。
『準赤単』と呼ばれるタイプのデッキのパワーを上げているのは完全にこのカードですね。
デッキが薄くなって来たらあえて山札の下の方に<レジェドギ>を戻すうまぶりプレイもあり。
残り4枚のブーストには今回は<ジョニーウォーカー>を採用。
今後さらに増えそうな<ヤッタレマン>や<ステップル>などの優秀な2コストクリーチャーを破壊できる点がかなり優秀ですね。
<モルキン>に限らず今のうちに集めておきたいかも。
トリガー
今回のメインテーマと、サブのキューブ。
<爆砕Go>は現状もっとも強いトリガー。やっぱりフィールド消せるのは神やね...
さらに<ラフルル>つっぱにワンチャンを作れる<バトクロス・バトル>を4投。
今後採用したいカード
無双竜鬼ミツルギブースト・焦土と開拓の天変


今回は3→5→7の動きはほぼ狙わず受けて10マナ貯めるつもりだったので中盤のテンポカードは非採用。
ただしどちらも環境次第では必須になって来ます。
悪魔龍 ダークマスターズ・偽りの王 ヴィルヘルム


こちらはコントロール要素として優秀なクリーチャーたち。
『ジャックフォーミュラ』のような手札を大量に抱えるタイプのデッキがくれば<ダークマスターズ>も採りたいですね。というかホントは入れたい()
余談ですが<「王」>のハンデスカードとしては<ガチンコ・ジョーカー>や<ガンヴィート・ブラスター>もオススメ!
天敵である<「VAN」>を破壊してそのままハンデスしましょう。
次元龍覇 グレンモルト「覇」・怒英雄 ガイムソウ


優秀な7コスマナ武装クリーチャー。
今回はテーマと枠の関係で非採用。
今回は赤いカードがかなり多い構築なので、<モルト「覇」>に関しては枠を見て採用も視野。
<ガイムソウ>は最速狙わない場合そこまで仕事しないので、採用する場合は<ヴィルヘルム>と一緒に使うようにしましょう。
改善点
今回のデッキの欠点として、<爆殺!覇悪怒楽苦>をシールドに埋める要素がないんですよね...捲る前提で構築してあるのにモッタイナイ...火マナは10マナ帯の時に7枚あればいいので、白いカード(<ホワイト・フレア>や<ロマネスク>等)を採用して、<エメラルーダ>入れてもいいかもしれません。赤緑白カラーですね。
なにかさらに改善案がある方は連絡お待ちしてます。
終わりに
新カードを採用したデッキその1、『爆殺モルト「王」』でした。7月8日...もうまもなく新殿堂施行です。
現状では「今後どのようなデッキが上がってくるのか?」みなさん模索しているかと思いますが、デュエルマスターズは「何を持ち込むか、どのような構築にするのか」がとても大事なゲームだと自分は考えています。
環境にテンプレが無い今こそ、構築で周りに差をつけるチャンス!
新殿堂、新カード登場を機に新しいデッキを仕上げてこれからの大会に挑みたいですね!!
それではまた!
posted 2017.07.03
こんにちは、遊々亭 -デュエマ担当です!
今回は6月24日に発売された最新弾「マジでB・A・Dなラビリンス!!」の売り上げランキングを公開したいと思います!
販売ランキング TOP3
![]() | 第3位 |
---|---|
<MASオヴ・シディア> | |
・T・ブレイカー ・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーの数と同じ枚数、自分の山札の上からカードを表向きにしてもよい。その中から、コスト6以下のメタリカをすべてタップ状態でバトルゾーンに出し、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 ・マスター・ラビリンス:このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドまたはクリーチャーの数が相手より多ければ、自分の手札をすべて、裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。 |
今回の目玉となるマスターカード。
コストが8と少々重いので、<VR星の導き 翔天>などでサポートして早めに場に出したいですね!
今回の弾からメタリカでデッキが組みやすくなったため、2枚を目安に採用している方が多い印象ですね。
![]() | 第2位 |
---|---|
<R爆殺!! 覇悪怒楽苦> | |
・スーパー・S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。その時、自分のシールドが1つもなければ、この呪文に【S】能力を与える) ・相手のクリーチャーを、コストの合計が8以下になるように好きな数選び、破壊する。 【S】自分の山札の上から5枚を見る。その中から、火の進化ではないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選び、その2体をバトルさせる。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 |
今回の新シリーズから登場している過去のS・トリガー呪文のリメイクカードのシリーズで、このカードは範囲が大きくなった<Rめった切り・スクラッパー>といった感じですね!
スーパーSトリガーで<LEGボルシャック・ドギラゴン>のようにコスト踏み倒しでクリーチャーを場に出す効果と、場に出た時に相手のクリーチャー1体を選んでバトルする効果が発動!
デッキの防御札や色と相談して採用を考えたいですね。
![]() | 第1位 |
---|---|
<VR正義の煌き オーリリア> | |
・このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。 ・ラビリンス:自分のシールドの数が相手より多ければ、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。 |
メタリカ特有の攻撃先変更能力で生存力も高く、なにより「相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。」というテキストが非常に強力!
コストも低めでパワーも高く、メタリカ以外のデッキでも採用が検討されるでしょう!
今回のランキングは以上となります!
次回の更新をお楽しみに!
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posted 2017.06.29
Byはら

マジでB・A・Dなラビリンス 新弾レビュー






「これでもか!」というほどパーツが殿堂入りとなった『ゴエモンループ』。
散々ブログ内でもお伝えしてきた『赤緑モルトNEXT』も、ゲームスピードを加速させてきた<スクランブル・チェンジ>が制限に。。
1年前からこのカードを投入した『NEXダンテ』と『赤緑モルトNEXT』を大会で使ってきた自分からは「短い間だったけどありがとう」という感想です。
<魔龍 バベルギヌス>は許されてもいいのではないかと思いますが......。好きなカードだったので悲しいです。
<目的不明の作戦>は散々言われていたので「やっとか」という感じです。
そして、今回はこの新殿堂を踏まえて、自分が選んだ「マジでB・A・Dなラビリンス!!」の注目カードレビューを行いたいと思います!
独断と偏見で選ぶ! 各文明イチオシカード!
オヴ・シディア

前回の共同レビューでも取り上げたカードですが、新殿堂で『ゴエモンループ』をはじめとするループデッキが衰退したことにより、『メタリカ』のようなドッシリ構えるタイプのデッキが相対的に強くなったので再評価です。
まず目を引くのは13500と狙ったように設定されたパワー。
そうです、<蒼き団長 ドギラゴン剣>に500勝っています。
今回の制限で影響を受けなかった『バスター』系統のデッキに対して、『メタリカ』は盤面が取りやすいデッキになるのではないでしょうか。
コストが重いため、流行りの<超次元ガロウズ・ホール>などでバウンスされると頭を抱えることになりますが、一度場に出せさえすれば他のメタリカたちが自分を守ってくれるので、もう一度<オヴ・シディア>を出してメタリカを補充して......という動きでリソース勝負に持ち込むことができます。
"罰怒"ブランド

圧倒的速度を誇るビートジョッキー。
発売翌日に行われた大会でも上位入賞を果たしていました。
今回の弾の中では早い段階で情報が公開されたカードですが、実際に使ってみると見た目以上の速度です。
こいつの効果で参照するのは火のクリーチャーなので、構築の自由度が高いのも魅力。
みなさん大好き<単騎連射マグナム>もSAになって突撃します。
一時期の『赤単バイク』を彷彿とさせますね。
ただ、これまで環境で速いデッキを使う利点は"『赤緑モルトNEXT』と『ゴエモンループ』に有利"というものだったので、この2つが弱体化して数を減らすことがビートジョッキーにどう影響してくるのか......。もちろん、それを差し引いてもビートジョッキーの速度は目を見張るものがあるので、今後意識するべきデッキになるでしょう。
古代楽園モアイランド

10コストのでっかいモアイが登場。
パワー18000に加えて、持っている効果もダイナミック。
これまでに<偽りの王 ナンバーナイン>など似たカードもありましたが、こいつの利点は自然文明ということ。
"マナブーストを重ねて古代楽園モアイランドを場に出す"という動きが1つの色で完結しているので、構築の難易度がかなり低くなっています。
そして、1個目の効果に目が行きがちですが、2個目の効果も強力。
攻撃してバトルを仕掛けるのはもちろん、<光牙忍ハヤブサマル>で相手の攻撃を<古代楽園モアイランド>でブロックして、効果でついでにシールドをマナ送りにするという小技もあります。
注意点があるとすれば、フィールドを展開できないだけなので、既に展開されているフィールドのDスイッチは起動されてしまうということ。
自分のD2フィールドと組み合わせて使うのがオススメです。
狂気と凶器の墓場

コロコロコミックの先行公開でも出ていた便利なリアニメイト呪文。
コスト6以下の制限があるのでこの呪文だけではあまりお得感がないかもしれませんが、唱えると墓地を2枚肥やせるというのがキモです。
これまでの<バスター>系のデッキは<絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート>を失ったことで、<蒼き団長 ドギラゴン剣>が見えない状況が多々ありました。
ですが<狂気と凶器の墓場>の登場で、墓地を肥やして<蒼き団長 ドギラゴン剣>のパーツを探す、というコンセプトのデッキが生まれるor進化を遂げるかもしれません。
5マナで普通に<リュウセイ・ジ・アース>を場に出すだけでも十分強いです。
拘束の毒 ジェリフィ

<霊騎秘宝ヒャックメー>の後継人が遂に登場!
『マッドネスカウンター』好きにはたまらない一枚なのではないでしょうか。
<霊騎秘宝ヒャックメー>と大きく異なるのは、捨てる枚数が自分で選べるという部分。
<斬隠蒼頭龍バイケン>などマッドネス効果持ちでカウンターをした後、残ったハンドで追撃を仕掛けることができます。
しかも、手札を捨てるだけではなく相手に攻撃不能効果を与えるので、これを踏ませることができればひとまず耐えられるのも強いです。
自分のターンに召喚しても相手への効果は続くので、手札に来ても腐ることはありません。
最新弾の中で期待の1枚です。
テキサス・ストーム

あれ、これって<フォース・アゲイン>じゃん!
STが付いてないとはいえ、何かに悪用できそう(使い方はまだ思いつきません)なカード。
"相手のシールドを1枚ブレイクする"という能力がメリットとなるか、デメリットとなるか......。
<ジョリー・ザ・ジョニー>を組み合わせると、出たターンの攻撃で2枚ブレイク→次のターン<テキサス・ストーム>で1枚ブレイク→もう一度攻撃で2枚ブレイク、でちょうど5枚シールドがブレイクできます。
今回の弾でジョーカーズも新たなカードが増えたので、新しい形の『ジョーカーズ』が生まれるかもしれません。
最後に
今回は、注目しているカードを各文明から1枚ずつ紹介させていただきました!新殿堂も発表され、ガラッと環境がかわることは間違いないでしょう。
これまではあまり注目されていなかった新種族のカードも、今後は活躍する機会が多くなるかもしれません。
初めて使われて「なんだこのカード?」とならないためにも、みなさんも新カードには一通り目を通しておくのがオススメです!
次はデッキ紹介やレポート記事などでお会いしましょう。ではでは~