遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2023.11.09
ByO尺

O尺の挑戦 ~インストラクター試験編~
そろそろジャッジ呼ばれそう(?)
タイトルにもあるように、今回は趣向を変えて体験したこと&使用したデッキを書いていきます。
結構長めの記事になりそうですねぇ
(ならなかったらすみません。温かい目で見守ってあげてください。Mr.無計画なんです。)
それではどうぞ〜
1.インストラクター試験を受けるに至った経緯
1ヶ月くらい前、X(旧Twitter)で唐突にインストラクター試験やるよと発表がありました。当時O尺は「ほ〜ん...」とそこまで乗り気じゃありませんでした。
3年くらい前、OCG版のインストラクター試験の模擬テストを「あたいならどんな問題が来ても100点取れちゃいますわ〜!!」と豪語した結果...
100点中15点。
確かプンプンして不貞寝してました。
ここで反省しない辺り人間の器が知れてますね。
ところが詳細を見てみるとラッシュデュエル専門のインストラクター試験もあるじゃあないですか!
「...これならいけるかも...?」と前向きになりました。頑張ります。
ちなみになりたい理由なんですが、インストラクターになってイベント開いたりオフ会の補助(ジャッジとか)できればなぁと。
後はジャンプフェスタとかである888万人の同胞として参加できれば席移動しなくていいから膝が楽だなーと思ったからです。(?)
老体に移動は堪えるのですわ...
ずっと遊んでいたい...
2.お友達とのお勉強
ワイ「ふぇぇ...このままぢゃ不安だヨォ...せや!おともだちに頼んで一緒にテスト勉強やで!!」そんな訳でお友達とラーメン食べながらお勉強会に。
席につくや否や「裁定が〜」「専用用語が〜」と熱い議論を交わしました。やはり持つべきものは友人ですね。
ラーメンが到着。「うま...」「しみる...」
一心不乱に麺を啜る男たち。
体感偏差値が60くらい下がりました。
この辺りから「あれ...?この流れはもしや...」と不安になっていました。
ラーメン完食。「う〜ん血糖値ィ〜」
もう何をしたいのかがわからなくなってきた
ところで解散。
不安は大きくなるばかりですね。
3.試験1週間前
大会とデュエルリンクスやってました。わかっちゃいるけどやめられませんでした。
ひたすらにCPUのロミンちゃんを周回していた気がします。ロミンちゃんはいいぞ...推せる...
4.前日
完全に夏休みの宿題に手をつけてないちびまる子ちゃん状態に。泣き叫んでも友蔵みたいなおじぃちゃんはいません。現実は非情。
かと言って過去問も存在していないので、ひたすらにQ & Aを読み込んでいました。
何出るん?
ラッシュデュエルの
インストラクター試験
O尺心の俳句(字余り)
5.当日
試験用のデッキを組んでいました。「試験用のデッキぃ?当日組めばいけるべさ〜www」と言っていた自分に「判断が遅い」とビンタしてやりたい。
普段なら「勝つために」デッキを組むんですが、今回はインストラクターとして「楽しませるために」組まなきゃいけないので、それはそれはまぁ難儀でした。
好ましくないものは<蒼救の泡影 アルティエラ><虚無魔人><業火の結界像>といった永続的に相手の行動に制約をかけるカード、それとソリティア性能が高く1ターンが長くなりがちなデッキ」ですが、かと言って加減しすぎると「なぁにこれぇ?」と言われそうな紙束が出来上がってしまいます。
そして出来上がったデッキは...
6.使用デッキレシピ及び体験レポ
プレイヤー:O尺
モンスター
計26枚
手札事故率をかなり抑えた海竜になりました。
最上級モンスターが11枚と多めですが、手札交換用の下級が9枚、墓地肥やし用のモンスター3枚入っているので見た目より安定しています。
また、<ライディング>により相手が2500打点を場に出したら急にマッチョな海竜が場に出るようにしてみました。
相手が驚いてくれるといいなぁ...
果たして安定を軸にした構築でどこまで戦えるのか。
7.実技試験
1戦目サイバー 後◯
2ターン目でクラーケンが揃いました。お相手の方、クラーケンを処理できずO尺の勝ちに。
2戦目ジョインテック 先◯
こちらも3ターン目にはクラーケンが揃いました。クラーケンは処理されたものの、<悪夢再び>を引いて再びマキシマム。そのまま勝ちました。この辺りからデッキ選択に不安が生まれてきました。「...うーむ、まずいのォ...このデッキ、わしの想像より強くねー?」
3戦目椅子・はぐれ使い魔デッキ 後◯
守備で耐えている<はぐれ使い魔>を<クラーケンR>の効果で攻撃表示にし、攻撃力7000になった<リヴァイアナイト>で攻撃。そのまま勝ちました。不安は確信に変わりました。
「デッキパワー高すぎたな...!?」
後悔先に立たず。
4戦目ハーピィ△
時間切れかつライフ同数だったため引き分けに。ただ次のターンがあれば相手はセットカードがなく、打点6000の<リヴァイアナイト>を出せたので多分勝ってました。
安定率下げるために<レジェマジ>、<レジェスト>抜けばよかった...!!
と滅茶苦茶後悔していました。
(そこだけじゃなかったと思うけど)
筆記試験
ルール、裁定、単語穴埋め、自己PR、◯×選択みたいなのがありまして、内容は多分皆さんが想像できるようなものでした。ま〜難しかったけどね!!!!!!
全然わからん!!!!
なんでみんなわかるん!?!?!?
いかに普段O尺が感覚とノリと勢いでラッシュデュエルをしているかがよくわかりました!!!
8.試験後
終わったら合否を待つしかないのでやる事は特にないです。とりあえず試験後そのまま直でお友達とわんこそばを食べに行きました。
O尺は100杯を超えたあたりでリタイア。
TOPのお友達は186杯食べてました。
食べスギィ!
9.結果
落ちました!!!!!不貞寝します!!!!!!!
10.結果発表後
不貞寝した後、お友達や現インストラクターに「ミラクルプリンセスキュアプリティなワイ、落ちたんゴねぇ...何があかんのやろ?」
と相談したところ、
「海竜マキシマムは試験にしては強すぎる」
「筆記のケアレスミスが多い」
「実技でゲラゲラ笑わないほうがいい」
「打点7000だと使うデッキによっては詰む」
とアドバイスをもらいました。
言われてみれば「はぇ〜(成程!)」と納得。
思い返すとギャラクシーカップのエリア代表になってからというもの、強さのみを追い求める
ヘルカイザー亮状態になっていました。
グォレンダァ!!!
筆記は普段から名称を略すのや違う名称で覚えてたり...
ある時はデュエル中に「ふぉぉ〜!!手札が前世でどんな罪を犯したんだって位噛み合いが悪いポヨ〜!!」と発狂したり...
またある時はデュエル中にちいかわのエンディングを歌って効果の処理をミスったり...
O尺「ワッ...ワァッ...!」
千葉の友達「泣いちゃった!(滅茶苦茶嬉しそう)」
ひ、人の心とか無いんか...?
心を入れ替えなければいけませんね...
とりあえずSEVENSでロミンちゃん回を見返すところから...(日常)
11.最後に
とりあえず、頭脳系の記事はカマクラルさんに全てを託して、O尺は「新カード?よくわからないけどヨシ!」の精神でこれからもデュエルしていこうかなと。来年また頑張るしかないなぁ!
以上O尺でした!!
posted 2023.11.03
Byカマクラル

ボルコンドル【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は闇魔の記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
闇魔【カマクラル】
現環境で大流行中のパワーデッキです!
再現性とスピードも兼ね備えているため、使いこなすことができれば無敵のデッキとなります!
ただし、カードをプレイする順番が重要で分岐も多いため、練習しておかないと上手く回せないでしょう。
自分が使わないとしても、今後は大会等で対面する機会が増えると思いますので、対策を練るためにも触れておいた方が良いと思います。
さて、今回はボルコンドルを執筆いたしました!
同弾の闇魔の陰に隠れてはいるものの、展開力が高く、ライフを取るスピードが早いために非常に強力なデッキと言えます!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ボルコンドル
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
2.デッキコンセプト
「速攻」です!とにかく早期で相手のライフを削り切ることを目指します!
現環境でよく見かける<青眼の究極竜>や<黒曜の魔導兵>といった高打点を出されると突破が困難なため、それらが場に出る前に倒すことが理想です。
とは言え、高打点で詰んでしまわないように対策カードもいくつか採用しました。
序盤でライフさえ奪っておけば長期戦でもワンチャン狙えるため、とにかく相手のライフを少しでも削っておくことを意識してプレイングすると良いと思います。
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】8枚
ライトニング・ボルイーグル...3枚
自身を特殊召喚する効果と2回攻撃を持つこのデッキのエースモンスターです!かなりハイスペックなモンスターですが、<ライトニング・ボルコンドル>ありきなところがややネックでしょうか。
それでも強いことには変わりないため、当然3枚採用です!
ライトニング・ボルコンドル...3枚
このデッキの核となるカードです。初期のデッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック‼︎においてはハズレのラッシュレアと言われていたカードがこんなに出世するなんて...
過去カードのリブランディングは古参プレイヤーとしては嬉しい限りです!
どんなカードも無駄にならないと思えば希望が持てますね!
ただし、単体のパワーはやや低めでシナジー頼みな感は否めません。
レベル7モンスターを捨てることで攻撃力・守備力を2100下げられますが、<青眼の究極竜>の場合は攻撃力2400なので単体では戦闘破壊できません。
<エンペラー・レルム>など他の補助カードが必要な点には注意しましょう。
それでもこのカードが無いとパワーが下がるカードが多々あるため3積み確定です!
雷鳴のサンダー・ボールド...2枚
鳥獣族モンスターではないものの、ノーコストで墓地の最上級モンスターを特殊召喚しつつ、属性を変更して<ライトニング・ボルコンドル>の効果を使いやすくするシナジーの塊です!ただし、単体の打点はやや低めで、墓地が肥えていないと上手く活用できないため2枚の採用にとどめました。
【上級モンスター】1枚
雷帝ザボルグ...1枚
<雷鳴のサンダー・ボールド>と合わせて<センサー・ダックビル>で使い回せる用に採用しました!単体性能は<風帝ライザー>の方が上ですが、このカードで事足りる場面も多いためにそこまで気にならない印象です。
<青眼の究極竜>や<黒曜の魔導兵>などの高打点を退かせる点が強力ですね!
【下級モンスター】19枚
フラッシュ・ボルチック...3枚
テーマ専用の<ミスティック・ディーラー>かつ墓地肥やしのオマケつきなので非常に強力です!このカードのおかげで展開スピードが向上するため、縁の下の力持ちですね!
レベル4なので<レジェンド・ストライク>対応なのも高評価!
当然3積み確定です!
スパーク・ボルエッグ...3枚
手札の消費を抑えるダブルコスト効果だけでも強力なのですが、墓地からキーカードである<ライトニング・ボルコンドル>を回収する効果までついています!つまり、このカード1枚を<ライトニング・ボルコンドル>に変換できますね!
<フラッシュ・ボルチック>同様、レベル4なので<レジェンド・ストライク>対応です!
展開の起点を用意できるカードなので3枚必須!
トランザム・ライナック-ウォー・トゥ・ゼン!...3枚
特殊召喚を多用するデッキなので<業火の結界像>に弱いです。その対策としてこのカードを採用しました!
このカード自身を含めて発動条件を満たすカードが12枚採用されているため、無理なく効果を発動できるでしょう!
また、下級の殴り合いにおいては1400打点なので引けを取りません!
ただし、無闇に立ててしまうと<黒曜の魔導兵>から大幅にライフを取られてしまうため、使いどころには注意しましょう。
弱点を補うために3枚フル投入です。
レジェンド・マジシャン...3枚
汎用の塊である<レジェンド・ストライク>とのセット採用です!このデッキは墓地肥やしが必須なのと、光属性のシナジーがあるため無理なく3積みできますね!
センサー・ダックビル...3枚
<雷鳴のサンダー・ボールド>と<雷帝ザボルグ>を墓地から回収できます!実際の採用枚数を増やしているようなものなので、安定感が増しますね!
このデッキにおいては3枚確定です!
ニゲイター・ドラゴン...3枚
このデッキは高打点の処理が難しいため、相手のモンスターを弱体化するために採用しました!特に二回攻撃を持つ<ライトニング・ボルイーグル>とのコンボが強力です!
<攻撃の無力化>が墓地になくても単なる墓地肥やしとしての運用も可能なため、強気の3枚投入です!
業火の結界像...1枚
もはや今期の必須カードですね!先攻で出せるとかなり優位に立てます!
<レジェンド・ストライク>も採用しているため使い回しも可能ですね!
自身の動きも制限してしまうため、必ず展開後に出すようにしましょう!
このデッキには必須の一枚です!
【魔法】8枚
七宝船...3枚
レベル7モンスターを気持ち多めに採用しているため、デッキの回転を促進するこのカードは必須です!即打ちではなく、場に伏せておいてタイミングを見て使うのが良いでしょう。
最近は環境内で<シードラゴン・ナイト>の採用率が下がっていることも追い風です。
3積み必須!
レジェンド・ストライク...3枚
もはや説明不要のパワーカードです!余程のことがない限り3枚確定ですね!
エンペラー・レルム...1枚
総じて打点が低めなこのデッキの戦線を強化してくれるフィールド魔法です!<ライトニング・ボルイーグル>は2900打点
<ライトニング・ボルコンドル>も2600打点
<雷帝ザボルグ>は2800打点
と最上級モンスター同士の戦闘で引けを取らなくなります!
ただし、<雷鳴のサンダー・ボールド>には対応していないため注意しましょう。
ある程度の噛み合わせが必要で、複数引いてしまうと弱いため1枚のみの採用です。
強欲な壺...1枚
この枠は悩みましたが、手札を増やすことで<ライトニング・ボルコンドル>の効果を使いやすくなると判断してこちらにしました!ただし、<ブラック・ホール>や<天使の施し>など、他にも強いカードはたくさんあるため、ここは環境を見ながら変えていきましょう!
【罠】4枚
ノーバディ・スキャットシーフ...3枚
汎用性の高い防御カードである<ハートブレイクルック>と悩みましたが、こちらを採用しました。このデッキはある程度回らないと真価を発揮しないですし、<ブラック・ホール>等で展開した盤面を破壊されるとひとたまりもないからです。
このカードでデッキを回転しつつ身を守り、返しのターンで展開して勝ち切るのがこのデッキのメインプランです!
そのため強気の3枚採用としました。
攻撃の無力化...1枚
<ニゲイター・ドラゴン>とセットで採用です!もちろん<聖なるバリア -ミラーフォース->や<魔法の筒>の方が強いのですが、<究極の青眼伝説>から繰り出される<青眼の究極竜>を返すことがキツ過ぎるために仕方なくこちらを採用としました。
4.各デッキとの相性
ボルコンドルはビートダウンデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
ビートダウン(闇魔、青眼など) 相性:×不利
速攻展開で早期にライフを削り取ることがこのデッキの強みなのですが、高打点の突破は苦手です。仮に苦労して突破しても、またポンと次の高打点を出されると厳しいですね。
こちらの最上級モンスター達が打点低めなのもマイナスで、場持ちは良くない印象です。
そのため、相性は不利と判断しました。
ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:△五分
展開スピードはこちらが上ですが、罠耐性が強い訳ではありません。普通に罠が直撃してしまうため、<レジェンド・ストライク>を上手に当てられるかどうかの運勝負になります。
そのため、相性は五分と判断しました。
コンボデッキ(ワンダー、天界戦士など) 相性:○有利
とにかくこちらの展開スピードが早いため、遅めで防御が薄いデッキ相手には滅法強いです!ただし、相手が上振れた際は返しがキツくなるため、過信し過ぎないよう注意しましょう。
ただ、相性は有利と判断しました。
5.最後に
各地で非公認の大型大会なども開催され、ラッシュデュエルの盛り上がりを感じます!先日は公式のインストラクター試験も実施されたため、スタッフの人員を増やしてイベントを強化していく可能性もありますね!
僕も受験してきたので結果がドキドキです!
これからも色々なデッキをご紹介して、微力ながらラッシュデュエルの発展に貢献していきたいと思います!
是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar
posted 2023.11.01
Byカマクラル

闇魔【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は遊戯王ラッシュデュエルカードゲームガムの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
遊戯王ラッシュデュエルカードゲームガム【カマクラル】
かつてココスやセブンイレブンとコラボした時のような限定商品です!
この手のキャンペーンはイラスト違いなどコレクション性が重視されがちで、環境に出てくるようなカードは収録されていませんでした。
しかし、今回は時の魔術師という新しいレジェンドカードをはじめ、10種類の新規カードが封入されております!
中には環境で使われそうなパワーカードも存在しているため、要チェックな商品ですね!
さて、今回は闇魔を執筆いたしました!
前環境で大暴れしたワンダーは改定により分布を減らし、代わりに環境まで上がってきたのが青眼と闇魔でした。
青眼はシンプルにデッキとしての完成度とパワーが高く、ストラクチャーデッキ3箱+αで組めるため、非常に集めやすいです。
また、プレイングが比較的簡単なことやブランド力のあるテーマなので、一気にシェアを伸ばしました!
一方、闇魔はプレイングの分岐が多くて扱いが難しいことや、テンプレとなる構築が出回っていなかったことから最初はシェアが少なかったです。
しかし、あまりにもデッキパワーが高く、高速で勝利をもぎとる姿が圧巻で、大会上位入賞の構築も出回り始めたことから徐々にシェアを増やしてきました。
プレイングが難しいことには変わりないのですが、ここから逃げては常勝は見込めないと感じたプレイヤーが多かったのだと思います。
僕自身も実際にデッキを組んで対戦を繰り返す内に構築が固まってきたため、ご紹介いたします。
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
闇魔
デッキ名:カマクラル
魔法
計29枚
2.デッキコンセプト
「2、3ターンキル!」です!2枚の<キャットロワ チョイス>を使ってデッキを高速回転させ、速攻で勝負を決めに行くのが基本プランです!
手順は至ってシンプルで
- バックを剥がす
- <黒曜の魔導兵>で殴る
上記の再現性を高くするためのサポートカードがふんだんに盛り込まれているため、成功率はかなり高いですね!
中途半端な初動ですと、一瞬でライフを削り取られてしまいます!
ループに入ればほぼ勝てますので、<魔導書棄却>の動きを妨げる不純物は強力排除しました。
これにより、<風帝ライザー>タイプよりも若干安定感が増していると思います。
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】5枚
ブラック・マジシャン...1枚
一般的には汎用性の高い<風帝ライザー>の採用が優先されると思います。ただし今回はあくまでループに入ることを優先し、<魔導書棄却>の邪魔にならないこちらのカードを採用しました。
他にも、<魔力抽出>での追加ドローを使い易くしたり、<ブラック・マジシャン・ガール>の打点を上げたり、<レジェンド・ストライク>からバックを割りながら2500打点を確保したりと活躍の場が広がりました!
ただ、必須枠ではないため、素直に<風帝ライザー>でも良いと思います。
好みによって使い分けましょう!
黒曜の魔導兵...3枚
明らかなブッ壊れカードです!ステータスの高い<シャドウ・グール>というだけでも強いのに、攻撃力500アップのオマケ効果もバカになりません!
普通にデッキを回せば5000打点overも簡単に出来ますので、恐ろしい限りですね...
このカードを複数枚並べたり貫通を付与すれば一瞬で勝ち切れるため、諸悪の根源ですね!
文句なしで3枚確定です!
剣黎の魔術師...1枚
パッと見はかなり強く感じますが、徐々に評価を下げていったカードです。もちろん闇属性・魔法使い族・攻撃力2500の効果モンスターなのでシナジーは強いのですが、このカード自体がデッキ回転のブレーキになることが見受けられました。
2枚採用をよく見かけますが、このデッキではレジェンドモンスター枠に<ブラック・マジシャン>を採用していることから役割が被ることもあり、1枚の採用にとどめました。
【上級モンスター】1枚
ブラック・マジシャン・ガール...1枚
<黒魔術師の宝石>のバリューを上げるために1枚採用しました。このデッキは動いたターン中にキルできないと一気に脆くなるため、ライフを削り切るための2000 or 2500ダメージはかなり貴重です!
また、相手のセットモンスターをどかして<黒曜の魔導兵>のダイレクトアタックを通すことにも一役かってくれるでしょう。
<ブラック・マジシャン>とのシナジーもありますし、効果発動後に棒立ちとなりがちな<マレヴォレント・セラー>をリリース要員に使える点も偉いです!
複数枚引くと弱いため1枚のみの採用です。
【下級モンスター】3枚
マレヴォレント・セラー...3枚
効果の発動条件はあるものの、他のデッキに比べれば圧倒的に効果を発動しやすくなっています!<邪神の大災害>が墓地にある前提ではありますが、このデッキが苦手とする<業火の結界像>や<虚無魔人>を簡単に除去できる点も非常に優秀です!
このカードの存在が、闇魔のデッキパワーを底上げしていると言っても過言ではないでしょう。
強さにムラはあるものの、引いておきたいカードなので3枚フル投入にしました!
【魔法】29枚
魔導書棄却...3枚
デッキ回転を促進する要のカードです!自身含め墓地を5枚肥やしつつ、1ドローできるため損失がありません!
特に今回の構築では不純物が<邪神の大災害>のみですので、成功率はかなり高いです!
とにかく墓地に<キャットロワ チョイス>を落とせれば、もう1枚の<キャットロワ チョイス>と合わせてループが始まります。
そのため、このカードで1枚目の<キャットロワ チョイス>を積極的に落としにいきましょう!
文句なしで3積み確定です!
魔力抽出...3枚
言うなれば、コストが魔法・罠カードの<七宝船>ですね!単純に使うだけでは一枚分の損失ですが、手札に闇属性・魔法使い族・攻撃力2000または2500のカードがあれば2:2交換で手札を減らすことなくデッキを回転できます!
<ブラック・マジシャン>と<ブラック・マジシャン・ガール>もこのカードに対応しているため、2ドロー率は高めです!
効果で引いたカードを見せても追加効果を発動できる点も優秀ですね!
また、早期に墓地に送っておきたい<邪神の大災害>もコストにできるため、能動的に墓地へ送れます!
もちろん3枚必須です!
キャットロワ チョイス...3枚
このデッキの核となるカードです!先攻1ターン目には発動できないものの、後攻であればほぼ確実に発動できますね!
登場した時からブッ壊れだと囁かれていましたが、ここに来てデッキがかたちとなり、上振れで後攻1ターンキルをかますこともできるようになりました!
先攻有利のラッシュデュエルにおいて、後攻の不利を覆せるカードは貴重な存在です!
<昂光天使エッセル>など後攻で強いカード達の中でも、このカードだけは群を抜いて強いです!
墓地のカードの中から何でも1枚回収できるため、レジェンドカードを6枚積んでいるようなものですね!
絶対3積み確定です!
リカバリー・フォース...3枚
<キャットロワ チョイス>のループを途中で止めないように墓地のモンスターをデッキに戻します!1ドローなので手札の損失が無い点も優秀ですね!
しかし、非常に打ちどころを選ぶカードであり、このカード自身が事故札になり得るリスクもはらんでいます。
採用枚数については要検討ですが、今回は強気の3枚採用です!
ゴースト・サイクロン...3枚
だいぶ前から登場していたカードであり、サイドデッキでの採用率も高かった後攻用カードです!今までは序盤のみ手札損失のない魔法・罠除去という認識でしたが、このデッキにおいては中盤以降も手札が減らない除去として活躍してくれます!
このカードでバックを剥がし切れば、相手を守るものは何もありません。
後は高打点を出して一気にライフを削り取るだけですね!
最強カードなので3積み必須です!
七宝船...3枚
2:2交換が成立するモンスターが5枚しか採用されていません。そのため、3枚も積む必要があるのか?と感じる方もいるかもしれません。
しかし、デッキを回してみると、<リカバリー・フォース>の影響でデッキ内のレベル7モンスター比率が高くなることが分かります。
このカードが無いと手札がモンスターカードだらけとなり、デッキが回らず上手く1ターンキルまで辿り着けないでしょう。
このカードがあるおかげでそうした手札事故を回避できますし、場に伏せておけばターンを跨いで発動することも可能です!
これらの理由から、3積みに決めました!
黒魔術師の宝石...3枚
魔法使い族版の<パラレルバース・ゲート>です!本家と違って手札枚数の制約もなく、手札・墓地問わず特殊召喚に対応している点が優秀です!
と言うか、ノーコストでここまでやるのはやり過ぎでは?
魔法使い族だけ優遇され過ぎでは?
と感じてしまいます。
このデッキの展開力の要ですので、もちろん3枚確定です!
覚悟...3枚
ライフコストが重めなのと、確実性に欠けることから採用枚数を減らす方もいらっしゃると思います。しかし、もともと墓地に送っておきたいカードが多いですし、中盤以降で<リカバリー・フォース>を打った後の山であれば成功率も高くできます!
似たような墓地肥やしの魔法カードに<激鱗解放>がありますが、ライフコストは低く済むものの、それ以上の成果はありません。
それならワンチャン盤面の高打点を増やせるこちらを優先しました!
今回は強気の3枚投入です!
魔導槍グレイス・スピア...2枚
打点UPに貫通付与という便利な装備魔法です!<N大貫通!!>など似たような役割のカードもあるのですが、シンプルに1枚で機能するところと、万が一次のターンを迎えた際にも貫通を継続できるようにとの狙いでこちらを採用しました。
序盤で引くと事故要因になり得る一方で、引けないと裏守備3セットで耐えられてしまうため、間をとって2枚の採用としました。
レジェンド・ストライク...1枚
<ブラック・マジシャン>を採用している兼ね合いで1枚のみ採用です!単なる1:1交換の魔法・罠除去と違って展開も担いますし、防げない破壊効果は強いですね!
マジカル・ストリーム...1枚
デッキを回す過程で<ゴースト・サイクロン>を複数回打てるため、必要性は薄いのですが、万が一中途半端な展開をしてしまい、バックを剥がし切れなかった時の保険です。1枚あれば<キャットロワ チョイス>や<魔法石の採掘>から再利用もできますね!
あくまで保険なので1枚のみの採用です!
魔法石の採掘...1枚
これだけ魔法カードを採用したデッキであれば、使い所に困ることは無いでしょう。入れておけば絶対役に立つと確信したため採用しました。
強欲な壺...1枚
質重視の<天使の施し>と迷いましたが、<魔導書棄却>や<キャットロワ チョイス>の不発など、手札が減ってジリ貧になるケースも見受けられました。また、捨てたいと思えるカードも意外に少なかったため、それなら何も捨てずに手札が1枚増える方が強いと考えてこちらを採用しました。
この辺りはプレイヤーによって考えが変わると思いますので、<天使の施し>など他のカードの採用でも問題ないと思います。
【罠】1枚
邪神の大災害...1枚
<マレヴォレント・セラー>とセットの採用なので確定枠です!普通に攻撃に合わせてバックを全破壊するのも強いですね!
ここが無いと<業火の結界像>や虚無魔人で詰んでしまうため必須の一枚です!
4.各デッキとの相性
闇魔はビートダウンデッキに分類されます。一見するとコンボデッキのようですが、フュージョンもマキシマムもしないですし、展開スピードが早過ぎるため、自分の定義の中ではビートダウンに当てはまりました。
それぞれの相性を見ていきましょう!
ビートダウン(闇魔、青眼など) 相性:△五分
展開スピードの競い合いかつ殴り合いになります。<キャットロワ チョイス>や<ゴースト・サイクロン>をメイン採用していると言え、自分に選択権があるなら先攻を取る方が無難でしょう。
先1<業火の結界像>で止まらずに済みますし、先攻2ターン目のカード差5枚分を考えたら、先攻の方が有利ですね。
しかし、後攻から上振れガン回りの可能性もあるため、先攻を取ったからといって油断は禁物です。
デッキパワーは拮抗しているため、相性は五分と判断しました。
ミッドレンジ(爬虫類、ガイアなど) 相性:○有利
罠カードで止められるスピードと展開力ではありません。仮に対闇魔に対するメタカードを大量投入しても、上振れた闇魔の前には屈してしまうでしょう。
ただし、マッチ戦であれば分かりません。
<終焔魔神ディスペラシオン[R]>や<トラディショナル・タックス>などの対策罠が上手く機能すれば、封殺勝ちも夢ではないでしょう。
しかし、あくまでもシングル戦の相性においては有利と判断しました。
コンボデッキ(ワンダー、天界戦士など) 相性:○有利
展開スピードが早過ぎるため、コンボを決めている余裕がありません。また、コンボデッキはデッキスロットの空きが少ない傾向にあり、メインデッキからメタカードを積むことも難しいでしょう。
そのため、相性は有利と判断しました。
5.最後に
予想通り、10月14日(土)に発売されたメガロードパック2の収録カード達によって、環境が大きく変わりました!公認大会に出ると、闇魔と青眼の比率が高く、これが環境Tier1、2ではないでしょうか。
闇魔については今後も研究と対策が進んでくるでしょうが、現時点では大して対策札が見つかっていない印象です。
闇魔を使う側に回るも良し、対策する側に回るも良し、現環境を楽しんでいきましょう!
せっかくこれだけカードプールが増えたため、これからも色々なデッキをご紹介していきたいと思います!
是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar