遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2022.01.29
Byカマクラル

新弾レビュー「創造のマスターロード!!」
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
2022年1月29日(土)に「デッキ改造パック 創造のマスターロード!!」が発売されました!
新年度一発目のパックですが、実はこのパックが遊戯王SEVENSにおける最期のパックになるのではないかという噂が立っています。
と言うのも、昨年末のジャンプフェスタにて、新しいアニメである遊戯王ゴーラッシュが発表されました。
2022年4月放送開始となっており、それに合わせて4月上旬に新しいパック、4月下旬にスターターデッキが発売されることも決まっているためです。
ただし、今弾はアニメがクライマックスということもあり、強力なカードが目白押しです!
同じテーマのデッキを使うにしても、カードプールが増えたことで、どのカードを採用するかプレイヤーによって分かれてくる場面も増えそうです。
そして、今の機械環境を変え得る強力なカードは出るのか?
カマクラルが注目するカード達をご紹介いたします!
新弾カード考察
(1)エクディシス・カリギュレオン
アニメ遊戯王SEVENSにて初登場した際、誰もが目を疑ったカードだと思います。モンスターの数だけならまだしも、魔法・罠カードを含めた全ての墓地のカードの数×100ポイント攻撃力がアップする破格のスペック!
あっという間に最上級2500ラインを超えていきます!
また、元々の攻撃力を参照する<ハーディフェンス・ミッション>をすり抜けられるところが優秀です!
<セブンスロード・マジシャン>は相手ターンで返されやすいという弱点がありましたが、このカードは永続効果なので、盤面に居るだけで相手ターンでも攻撃の壁として機能します。
相手が盤面突破できずに膠着状態になっても、同弾で収録される<ツメレオン>によって貫通付与できるため、大幅にライフを削り取ることができます。
また、こちらのツメレオンを戦闘破壊するためにモンスターが殴ってくれば、今度はそのモンスターを殴り返してライフを奪えます!ツメレオンが場に残れば次のターンも貫通付与できますので、返すも地獄、返さぬも地獄という究極の2択を強いることができます! 環境でこのカードが流行るのであれば、対策札となる<シエスタトレーロ>も必須になりそうです。
(2)雷闘騎トリガードラゴ
![]() | 雷闘騎トリガードラゴ |
---|---|
効果モンスター レベル7/光属性/雷族 攻2500/守1500 | |
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。 【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで300アップする。相手の手札が0枚の場合、さらにこのターン、このカードの攻撃は貫通する(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える) |
一方的に最上級2500ラインを突破できるだけでなく、相手の手札が0枚なら貫通まで付与されるという、1人<10sionMAX!!!>状態です!
同弾で収録される<センサー・ダックビル>の効果で墓地から回収可能なので、破壊されても何度でも使い回せる点が強いですね!
<グランド・エクストリーム>には対応していないものの、役者不足だった<海竜-ダイダロス>デッキのサブエースとして活躍が期待できます!
<海>や<七宝船>といったカードとシナジーが高いところもポイント高いです。
このカードが流行るようなら、<ハーディフェンス・ミッション>の採用率も上がりそうですね。
(3)マスター・オブ・セブンスロード
![]() | マスター・オブ・セブンスロード |
---|---|
フュージョン/効果モンスター レベル9/闇属性/魔法使い族 攻3000/守2100 | |
「セブンスロード・マジシャン」+「セブンスロード・ウィッチ」 【条件】なし 【効果】このカードの攻撃力は、[自分の墓地のモンスター(闇属性/魔法使い族)のカード名の種類]×300アップする。自分の墓地にモンスター(闇属性/魔法使い族)が7体以上いる場合、このカードの攻撃は貫通する。 |
やはり魔法カードの<フュージョン>を引けないと何も始まらないため、サーチカードの無いラッシュデュエルにおいては、安定性に欠けるところが支持を得られない原因だと思います。
このカードは<セブンスロード・マジシャン>と<セブンスロード・ウィッチ>のフュージョン体なので、難なく素材を投入することができます!
また、同弾に収録される<セブンスロード・ソーサラー>のおかげで、素材がグッと揃えやすくなりました!
これだけのサポートがあれば、現実的にフュージョンを決めることができると思います!
効果は壊れカードである<エクディシス・カリギュレオン>をさらに強化したようなものであり、レベル9ということもあって突破手段は限られます。
墓地さえ肥えていれば、<ツメレオン>というサポートがなくとも単体で貫通攻撃を決められるため、ほんの数ターンで決着がつくでしょう。
ただし、罠耐性が無いため、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>には無力です。
苦労して出したモンスターがすぐに倒されないよう、バック破壊や<エンシェント・バリア>などのサポートカードで安全に攻撃を通しましょう!
(4)パラレルバース・ゲート
![]() | パラレルバース・ゲート |
---|---|
通常魔法 | |
【条件】なし 【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。自分の手札が0枚の場合、さらに自分の墓地の通常モンスターを2体まで選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 |
主には手札が0枚のタイミングで発動することを目指すため、フュージョン素材を揃える目的や最上級通常モンスターを蘇生する使い方が望ましいです。
発動条件がなく、打点アップ+罠耐性も付与できる潜入開始の方が使い勝手がいいですが、こちらは2体まで蘇生できる点とレベル制限が無い点が差別化されています。
ある程度墓地が肥えた状態でないとパワーが発揮されないため、専用構築かつ採用枚数は1、2枚になりそうです。
ただ、汎用性が高いため、カードプールが増えれば増えるほど強くなるカードです!
将来性があるので、今のうちに集めておきたいですね。
(5)最強闘志
![]() | 最強闘志 |
---|---|
通常罠 | |
【条件】自分の守備表示モンスターが攻撃を受ける相手モンスター(レベル9以下)の攻撃宣言時に発動できる。 【効果】その攻撃を無効にする。その後、自分フィールドの守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。この効果で表側攻撃表示にしたモンスターが通常モンスターの場合、さらにそのモンスターの攻撃力をターン終了時まで1000アップする。 |
似たようなカードに楽姫の独演がありますが、あちらは場にモンスターが一体かつレベル8以下という条件があります。
このカードの方が発動タイミングが広く、レベル9のモンスターにも対応しているため、より汎用性が高いです!
新弾環境では<エクディシス・カリギュレオン>の採用が増えそうですが、<シエスタトレーロ>で寝かされたところにこのカードを発動し、再度攻撃の壁として君臨させることも可能です!
<シードラゴン・ナイト>で割られる兼ね合いから、多くても2枚の採用になると予想しています。
(6)創世神
![]() | 創世神 |
---|---|
効果モンスター(LEGEND) レベル8/光属性/雷族 攻2300/守3000 | |
このカードは墓地から特殊召喚できない。 【条件】自分の手札がある場合に発動できる。 【効果】自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分は手札1枚を選んで墓地へ送る。 |
今までアドバンス召喚する最上級モンスターの最高守備力は、<ロイヤルデモンズ・ノーウェイブ>、<邪影ダーク・ルーカー>の2600でしたが、3000に更新されました。
レベル3、4のモンスターを1枚デッキに戻し、貫通付与した<鋼機神ミラーイノベイター>や<雷闘騎トリガードラゴ>では反射ダメージをくらう場面も出てくるようになりました。
さらに同弾で収録される<センサー・ダックビル>で使い回しが可能なところもポイントが高いです!
ただし、効果の手順から、手札コストとして墓地へ送ったカードはそのターン中には蘇生できないため注意しましょう。
●最後に
今弾は強力なカードが目白押し過ぎて、ご紹介しきれなかったカード達もたくさんあります!新テーマが登場というよりは、各テーマがそれぞれ強化された印象です。
また、一つのテーマ内でもカードプールの増加に伴い、戦術の幅が広がりました!
今までは選択肢が少なく、消去法でこのカードを入れざるを得ないという状況が多々あったのですが、今後はそういった悩みもなくなると思います。
これからも新カードを使ったテーマデッキや、大会優勝デッキをたくさんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
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posted 2022.01.26
Byカマクラル

海竜魔デッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
新弾発売前で環境終盤ですが、依然として機械が流行っていると思います。
そんな機械に対して強いデッキを組むことができれば、勝ちやすくなるのではないか?
という仮説を元に、機械に強いデッキを組みました!
是非とも最後まで読んでいただければ幸いです。
それでは、早速どうぞ!
デッキレシピ
海竜魔
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計29枚
デッキコンセプト
「機械メタ」です!コンセプトは単純明快で、環境Tier1の機械に対して強いデッキにすることでした。
Twitter等で流れてくる直近の様々な大会結果を見ると、そのほとんどが潜入機械または潜入機械魔デッキです。
単純なデッキパワーや完成度の高さは環境随一であり、だからこそ勝ちたい多くのプレイヤーに選ばれています。
大会で優勝を目指すのであれば、最も勝率の高い選択肢だと思います。
単体のスペックを見ると間違いなく最も勝ち易いデッキですが、だからと言って必ずしも勝てる訳ではありません。
潜入機械と潜入機械がぶつかった場合、構築時点での差がほぼ生まれないため、運とプレイングを除けば勝率5割です。
しかし、機械に強いデッキを握ることで、後攻スタートだとしても、機械に当たった際の勝率を高めることができます。
さらに、勝てば勝つほど相手が機械を使っている確率が高くなり、トーナメントを進めば進むほど有利になると予測しました。
これは環境終盤で、強いデッキが広まったからこそ使える手段です。
環境初期や分布がバラける環境の際に、この戦術は使えません。
周りが機械一辺倒だからこそ、逆張りすれば優位に立てると算段しました。
それでは、各カードの採用理由に移ります。
各カード解説
【最上級モンスター】7枚
ヘッドバッドキャシャロット...3枚
相手の打点を下げることで、一方的に戦闘破壊することができる便利なカードです。
しかし、現環境においては<鋼機神ミラーイノベイター>が強過ぎるため、最上級モンスターの枠の取り合いに入ることはありません。
今回は単体でも優秀なスペックに加え、海竜族というシナジーも強かったために採用しました。
あと、<海>が発動していれば500バーンの追加効果があるため、忘れずに宣言しましょう!
このダメージが地味に強いです!
<消失の奔流>を打ち易くしてくれるところも強いため3枚の採用です!
アイスエイジ・カタパルト...3枚
しかし、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>といった強力な罠カードの採用が増えていることから、このカードを活かせる場面は多いです。
<シードラゴン・ナイト>やバック破壊の魔法カードを引き込むまで時間を稼いでくれるだけでなく、相手のドロー枚数を減らすことで手札事故の確率も高められます!
常にバウンス効果を発動出来るよう、モンスター22枚を水属性にしました。
後攻スタートでも、相手の罠を手札に戻せるため、安全に戦闘破壊で返すことができます!
また、次ターンのドロー枚数を減らせるために、手札事故の確率を高められるところも強いです!
文句なしの3枚採用。
エンシェント・アライズ・ドラゴン...1枚
また、水属性であることもシナジーがあって相性が良いです!
最上級モンスターの枠が無く、1枚のみの採用に留めました。
【下級モンスター】22枚
アクア・ソーサラー...3枚
最上級モンスターの横に並べて壁を突破したり、ライフカットをするためのモンスターです!
種族・ステータスともにデッキの方向性と噛み合っているため、文句なしの3枚採用!
ダーク・ソーサラー...1枚
<ライト・ソーサラー>だと<ダークネス・クレステッド・ホーク>の打点を上げてしまうためにこちらを採用しました。笑
正直、気にするレベルではないため、ライト・ソーサラーとこちらと好きな方を採用すれば良いと思います。
枠の兼ね合いから1枚のみの採用。
シードラゴン・ナイト...3枚
相手の伏せカードを確かめて安全を確認したり、墓地のモンスターを再利用するのに重宝します。
<消失の奔流>や<海>とのシナジーも強く、文句なしの3枚採用です!
海星の騎兵...3枚
しかし、ささやきの妖精が魔法使い族であることから、<ダーク・リベレイション>のコストになれるため、構築に合わせて採用が分かれている印象です。
墓地の<最強戦旗タフストライカー>や機械族をデッキに戻すことで機械のパワーを半減したり、ダーク・リベレイション対策にもなるため、強気の3枚フル投入です!
ミスティック・ディーラー...3枚
打点の低さに加えて、噛み合いを必要とするカードであるため、だったら元から1500打点のモンスターを入れた方が強いと言われてしまう不遇っぷり。
しかし、このデッキに置いては魔法使い族・水属性モンスターは出来るだけ多く採用したいため、3枚採用しました。
少なくともこのデッキにおいては、<ダーク・ソーサラー>よりも優先する価値があると思います。
ささやきの妖精...3枚
やはり昨今は墓地メタが強いため、こちらも3枚フル投入です!
セブンスロード・メイジ...3枚
魔法使い族であることもポイントが高く、3枚採用しました。
アメイジング・ディーラー...3枚
<シードラゴン・ナイト>同様、どのデッキでも必須クラスのモンスターです。
今回は魔法使い族・水属性という個性もコンセプトにマッチするため、3枚必須です!
【魔法カード】4枚
マジカル・ストリーム...3枚
<ダーク・リベレイション>の発動条件を早期に満たすため、魔法使い族は16枚採用しています。
デッキの4割が魔法使い族なので、このカードの発動条件を満たし易いです。
<シードラゴン・ナイト>を対策するのであれば、出来る限り魔法・罠の種類を散らした方が良いです。
しかし、散らすということはそれだけ噛み合いの要求値が高まってしまいます。
種族が噛み合わず、バック破壊の魔法カードを発動出来ずに罠をくらって負ける...そんなリスクを避けるためにこのカードを3枚採用しました。
消失の奔流...1枚
しかし、<アイスエイジ・カタパルト>を採用していることから、もともと罠耐性は高いです。
逆に盤面の打点が低めなため、罠を厚めにして補うかたちをとりました。
また、相手の<シードラゴン・ナイト>の効果で破壊されることを防ぐために1枚の採用に留めています。
海...2枚
ただし、機械族はマイナス200で海竜族はプラス200なので、都合400ポイントの差が生まれます!
このカードのおかげで、<ヘッドバッドキャシャロット>単騎の盤面を崩されず、ターンが返ってくることがありました。
機械の最上級モンスターは、<最強戦旗タフストライカー>3枚、<鋼機神ミラーイノベイター>3枚、<最強戦旗エースブレイカー>2枚のような構成になっている場合が多いです。$ 鋼機神ミラーイノベイターの打点アップ効果を使っても、下級モンスターが2体以上いなければ2700ラインを超えられません。
しかも、フィールド魔法は破壊されるまで場に残り続けるため、貴重なバック破壊の魔法カードをこちらに使うよう強いることができます!
手札に被ってしまうと弱いですが、それでもある程度早い段階で引いておきたいカードなので2枚の採用としました。
【罠カード】5枚
ダーク・リベレイション...2枚
そのため、強力な罠カードで守りを固める必要があります。
魔法使い族の比率がデッキの40%を占めることに加え、墓地を肥やすモンスターを複数採用していることから、早いターンで墓地に4枚以上の魔法使い族が貯まります。
それだけで相手は攻撃を躊躇してくれるため、このカードの存在は大きいです!
<シードラゴン・ナイト>対策で罠はピン刺しすることが多いのですが、それでも単体で強いカードには変わりないため、2枚の採用に増やしてあります。
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
レジェンドカードであるが故に、<シードラゴン・ナイト>の効果で破壊することも不可能。
仮にこのカードの存在が判明しても、相手がバックを破壊するカードを持っていなければ、攻めることができなくなります。
実質ターンスキップなので、文句なしの採用です!
ハーディフェンス・ミッション...1枚
相手の計算を狂わすことができるため、お守りとして1枚のみ採用しました。
アタック減俸...1枚
戦闘破壊から身を守り、次のターンで相手の打点を下げて盤面を返すことができます!
<シードラゴン・ナイト>対策で1枚のみの採用です。
不採用カード
【下級モンスター】
シエスタトレーロ
【魔法カード】
グランド・エクストリーム
また、一時的に墓地のカードを減らしたところで、数ターンで元に戻ります。
どちらかと言うとテクニカルなタイプのデッキであり、1ターンでライフを削り切るパワーは無いため、方向性がマッチせず不採用に。
もともと<海星の騎兵>と<ささやきの妖精>を3枚ずつ採用しているため、墓地はそこそこ戻せます。
各デッキとの相性
対機械 ○有利
コンセプトが機械メタなので、当然機械に対しては有利です!とは言え、必ず勝てる訳ではないため油断は禁物です。
先攻を取れる際には絶対に先攻を選択しましょう。
対竜魔 ○有利
竜魔の強さの半分は<ダーク・リベレイション>の打ち易さだと思いますが、メインから墓地メタカードが積まれていることに加え、<アイスエイジ・カタパルト>の効果でバックを戻せるため、以外と優位が取れます。<連撃竜ドラギアス>も、こちらが海を発動していれば2700ラインで突破されませんし、<ハーディフェンス・ミッション>や<火の粉のカーテン>といった対策カードもあるので相手の攻撃が通らないことも多いです。
上記の理由から、こちらが優位であると判断しました。
対七宝ルーカー ×不利
<海>や<エンシェント・アライズ・ドラゴン>を引かない限り、相手の<邪影ダーク・ルーカー>を突破し辛いです。反射ダメージ覚悟で攻撃し、表側になれば次のターンで<アイスエイジ・カタパルト>を使い守備力を下げて突破できますが、かなりの手間です。
加えて、こちらは魔法・罠をセットできないため、<手札活殺>+<連撃竜ドラギアス>などで盤面を返されると相当厳しいです。
罠が少ないデッキであるため、攻め易くはあるのですが、伏せカードが無いとアイスエイジ・カタパルトの効果を発動できないため、相性は不利です。
対海竜 ×不利
<海>を発動してしまうと、相手に恩恵を与えることになります。また、このデッキは決め手に欠けるため、裏守備3セットで耐えられてしまうこともあります。
試合が決まるまでのターンが長いということは、それだけ<海竜-ダイダロス>の効果を使われるリスクが高いです。
このタイプが一番の天敵かもしれません。
対サンダーボールド ○有利
<海星の騎兵>と<ささやきの妖精>と言う墓地メタ2トップをフル採用しており、<火雷神サンダーボールド>の効果の発動条件が満たし辛くなっています。また、最上級モンスターをデッキに戻し続けることで相手の手札事故の確率も高くなっていきます。
メインギミックで相手の強みを潰せるため、こちらが有利と判断しました。
対大連撃竜ドラギアス・バースト ○有利
相手がマキシマム召喚に成功しても、<ヘッドバッドキャシャロット>や<アイスエイジ・カタパルト>を連打することで案外簡単に戦闘破壊できます!また、墓地のマキシマムパーツは墓地メタ2トップによってどんどんデッキに戻せるため、手札事故の確率をアップさせつつ、<フェニックス・ドラゴン>の強みを潰せます。
マキシマムデッキの勝ち筋はマキシマム召喚しかないため、こちらがかなり有利です。
このデッキの弱点
墓地を使わない展開系に弱いです。上述した七宝ルーカー、海竜に加え、プレッシャーオーダーなど、罠で守りながら盤面維持するのではなく、強力なモンスターを駆使しながら、一瞬で勝負を決めてくるデッキは苦手です。
プレイングのコツ
<アイスエイジ・カタパルト>を如何に強く使えるかが勝負の分かれ目だと思います。効果発動できない時はあえて手札に温存しておくのも手です。
デッキ内にバック対策のカードが多いために危ない橋は渡らない方が無難です。
<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>を踏んでしまうと、ほとんどの場合は負けに直結します。
ただし、後攻スタートの場合は多少のリスクを取らないと捲れないため、割り切って攻めましょう。
最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。新弾後はまた環境が変わるため、積極的に新デッキにもチャレンジしていきたいです!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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posted 2022.01.20
Byカマクラル

マキシマムフュージョン幻竜デッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はドラゴンマキシマムデッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ドラゴンマキシマムデッキ解説【カマクラル】
<大連撃竜ドラギアス・バースト>というゲームエンドモンスターで勝ち切るシンプルなデッキです!
<魔将ヤメルーラ>を使い回すことで、ゲームのテンポを低速化し、相手の盤面がモンスターで埋まることを促します。
マキシマム召喚の成功率も高く、ワンターンキルは難しくとも、2ターンキルなら十分に狙えるところも良いですね!
今回は、マキシマム召喚つながりですが、なんとフュージョンも出来るという欲張り構築です!
新カードの登場で攻めのバリエーションが増えた幻竜デッキをご紹介いたします!
デッキレシピ
マキシマムフュージョン幻竜デッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計30枚
デッキコンセプト
「変幻自在」です!<幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>の登場によって、1枚からの展開力が向上しました!
最上級モンスターを横に並べるビートダウン、マキシマム召喚、フュージョン召喚という多彩な攻め方ができ、幅広いデッキ相手に対応することができます!
<10sionMAX!!!>の隠されたバーン効果を使える貴重なテーマでもあり、カード同士のシナジーの高さは環境随一です!
それでは、各カードの解説に移ります!
各カード解説
【マキシマム】9枚
幻竜重騎ウォームExカベーター、[L]、[R]...各3枚
特に幻竜重騎ウォームExカベーターは元々の攻撃力が2500あるところが他の最上級モンスターに引けを取らず、レベル10であるが故に昨今の環境で活躍している<ハーディフェンス・ミッション>の効果を受けません!
そして、一度でもマキシマム召喚に成功すれば攻撃力は毎ターン上がっていくため、後は<10sionMAX!!!>を引き当てるまで盤面に維持するだけで勝てます!
しかし、機械相手の場合は<最強戦旗エースブレイカー>の効果で破壊される恐れもあるため注意しましょう。
【最上級モンスター】5枚
幻刃竜ビルド・ドラゴン...3枚
効果発動の条件はあるものの、ノーコストで墓地の幻竜通常モンスターを蘇生できる効果は強力です!
このカードのリリース要員に通常モンスターを使っていれば、即座に場に呼び戻すことができる爆アドモンスターです!
<スーパー・キング・レックス>と違って、フィールド魔法が場にある限り毎ターン効果が使えるのもポイント高いです!
後述する<幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>の蘇生対象にもなるため、3枚必須です!
幻刃天竜ガントリー・ドラゴン...3枚
<幻刃竜ビルド・ドラゴン>と同じくフィールド魔法を必要としますが、ノーコストで幻刃竜ビルド・ドラゴンを蘇生する効果は超強力!
このカードの登場によって、<幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>→ 幻刃竜ビルド・ドラゴン→ <幻刃戦士ショベロン>と連続で場に出すことが可能であり、<透幻郷の嶮峻>発動時であれば、2900+2900+1900と7700ダメージも与えることができます!
この構築では高速で墓地を肥やすギミックを搭載しているため、連続蘇生の期待値が高いです。
そのため、強気の3枚採用にしています!
【下級モンスター】15枚
幻刃戦士ショベロン...3枚
<幻刃竜ビルド・ドラゴン>の蘇生先として優秀なため3枚の採用です!
幻刃姫パイロン...3枚
ステータスは低いものの、<幻刃竜ビルド・ドラゴン>から蘇生することで即座にフュージョンにつなげられます!
今回の構築では積極的にフュージョン召喚も狙っていきたいため、3枚採用にしました。
幻刃闘士ミキサ...3枚
今後、幻竜族に通常モンスターが増えれば増える程、このカードの価値が上がります!
現状ではカードプール的に今ひとつな印象ですが、準アタッカーとしてのステータスも悪くないため3枚の採用。
救惺の巫女...3枚
準アタッカーとしてのステータスも悪くないため3枚採用しました。
幻刃妖精ピッケロン...3枚
攻撃力は低いものの、墓地肥やしとドローを兼ね備えている点がデッキのテーマと噛み合っています!
3枚必須です!
【魔法カード】10枚
バーサーカーコロシアム...3枚
墓地を活用する構築においては必須のため、今回はこちらを優先して採用しました!
重ねて引いてしまっても、発動時に既に役割を果たしているため、強気の3枚採用です。
フュージョン...3枚
透幻郷の嶮峻...1枚
10sionMAX!!!...1枚
また、幻竜重騎ウォームExカベーターは単体でもレベル10なので、<10sionMAX!!!>の隠された1000バーン効果も忘れずに発動しましょう!
死者蘇生...1枚
マキシマム召喚も採用していることから<死者転生>と悩みましたが、墓地から<幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>を蘇生して連続特殊召喚を決める方が使用頻度が高いと考えてこちらを採用しました。
魔法石の採掘...1枚
フィールド魔法も拾ってこれるところが優秀ですね!
手札コストが重たいことと、序盤では発動しにくいことから1枚のみの採用です。
【エクストラデッキ】3枚
夢幻刃龍ビルドリム...3枚
また、墓地から蘇生したということは場にフィールド魔法を発動している確率が高く、即座に破壊効果へと繋げられます。
効果破壊に対するコストが重めに設定されているラッシュデュエルにおいて、自分のフィールド魔法を墓地に送ることで表示形式やレベルを問わず、相手モンスター2体を破壊する効果は破格です!
しかし、必ず2体を選ばなくてはならないため、マキシマムモンスターを破壊できない点は注意です。
コストさえ払えれば、毎ターン効果を使える点も強力ですね!
決着をつけるためのフィニッシャーになれることはもちろん、劣勢の盤面を返す切り札にもなれます。
幻竜族の大幅強化要素なので3枚の採用です!
各デッキとの戦い方
対竜魔デッキ ○やや有利
単体のカードパワーで見れば、竜魔の方が効果の発動条件が緩く、安定性が高いです。ただし、マキシマム召喚が通れば、相手はそれを返す手段がほとんどありません。
そのため、デッキトータルで見た際は幻竜の方がやや有利だと判断しました。
対機械族デッキ ×不利
竜魔と違い、<最強戦旗エースブレイカー>というマキシマムモンスターメタがメインギミックに積まれています。加えて、<鋼機神ミラーイノベイター>は墓地の最上級を複数枚戻せればグンと攻撃力をアップできるため、マキシマムモンスターを打点で超えてくる可能性もあります。
幻竜自体は短期決戦向きのデッキではないため、<10sionMAX!!!>を引けない限りは裏守備セットでターンを稼がれてしまいます。
その隙に最強戦旗エースブレイカーを引き込まれてしまう確率が高いです。
そのため、不利と判断しました。
対サイバースデッキ ○有利
天帝龍樹ユグドラゴの攻撃力4000ですが、幻竜重騎ウォームExカベーターで対抗できると考えています。マキシマム召喚成立=負けにはならないことに加え、マキシマムに頼り切らずとも最上級モンスターの戦闘でライフを削れるため、こちらの方が総合力が高く有利と判断しました
最後に
幻竜族は粒揃いで、一つのテーマとして高い完成度を誇ります。どんな対面でも戦える万能感が魅力であり、今後の強化にも期待できますね!
昔に比べてカードプールが充実してきた分、デッキの選択肢が大きく広がっています。
今後も色々なデッキをご紹介していきますので、是非ともお付き合いください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
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