遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
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posted 2022.01.12
Byカマクラル

第一回夜の(非)公認大会優勝デッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
年明け1/3(月)の夜にDiscord上でシングル戦トーナメントの第一回夜の(非)公認大会が開催されました!
私の知る限り、オンライン上の大会はこれが今年初で早速参加したのですが、嬉しいことに優勝することが出来ました!
年末に開催された各種大会で既に実績のあるデッキレシピが出回っており、1/29(土)に新弾が発売されるまではカードプールがほとんど変わらないため、環境は終盤と言えます。
今回は参加者12名の中、トーナメント4回戦を全勝し、どのような考えで優勝をすることが出来たのか、デッキ紹介も交えて徹底解説していきます!
是非とも最後まで読んでいただければ幸いです。
それでは、早速どうぞ!
大会前の環境考察
話は少し逸れますが、ラッシュデュエルで勝つためには三つの要素があると考えています。(1)運
これは自分では操作できないため、割り切ります。
(2)プレイング
普段の情報収集や過去の実績からプレイングに関しては平均以上である自負があります。
(3)デッキ構築
個人的にはここが一番の勝負の分かれ目です!
正直、僕は0からデッキを組み上げることにそこまで自信がありません。
そのため、このようなブログ記事執筆や自身が主催を務める特殊制限大会であるレジェンドカップで0からデッキを組む練習を続けています。
一口にデッキ構築と言っても、タイミングによって性質が変わるものだと考えています。
環境初期
新弾発売直後がこのタイミングです。カードプールが新しくなった中、デッキパワーが高い構築を見つけた人が勝ちます!
大会入賞したデッキレシピが出回る前なので、自分自身や仲間と一緒に構築を考えるしかありません。
カードパワーが高いものを如何に見抜くか、新弾発売前の環境デッキに対してどのような強みがあるかなど、勝とうとすると考えることが多いです。
そんな苦行を乗り越えて実績を出す方は本当にカッコいいと思いますね!
僕自身はまだまだ未熟ですが、少しでもそんなデッキビルダーに近づきたいと思っています。
環境中盤
新弾発売から1-2週間経ち、大会入賞のデッキレシピが出回った頃です。バトルパックや最強ジャンプ付属カードなどで多少カードプールが増えることがありますが、よほど強いカードが出ない限り、基本的には環境に与える影響は少ないです。
実績のあるレシピを参考にされることが多いため、現環境における強いデッキが固まってくる頃です。
環境終盤
新弾発売から1ヶ月ほど経った頃です。ここではメタ読みが上手い人が勝ちます!
環境デッキが固定化され、さらにそこから構築が洗練されていきます。
それなら環境デッキに強いメタデッキを組めば良いのではないかという意見がありますが、個人的に賛同しかねます。
何故なら、特定のデッキにだけ強い構築はリスクが高いからです。
どれだけ環境を予想したところで、大会に参加する方々のデッキをこちらが指定できる訳ではありません。
特に参加人数が多い大会であれば、それだけ分布はバラけます。
例えば、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>といった強い罠が流行っているからと言って、バック破壊の魔法カードを6枚積んだ場合、万が一罠を採用しない<サンダーボールド>デッキと当たったら、不要なカードを6枚入れた状態で戦わなければならず、実質手札4枚VS手札5枚のような状況となり分が悪いです。
では、どうすればいいのか?
車輪の再発明にならないよう、既に大型大会で実績のある構築をマネるのがベスト。
そこから調整を重ねて強さのエッセンスを抽出します。
具体的には以下の2つです。
- 1枚毎の採用理由を考える。
- なぜ勝ち上がれたのかを分析する。
話を環境考察に戻します。
年末に開催された日本最大のオフライン大会である第8回マキブラ杯にて、ベスト8に入った人のうち半分が<聖なるバリア -ミラーフォース->を採用していました。
参考動画:YouTubeチャンネル マキシマムブラザーズ
※情報が早いことと的確な分析力に定評があり、僕もチャンネル登録して毎回チェックしています!気になる方はYouTubeで検索してみてください!
故に、今はミラフォ環境であると考えました。
では、どのように攻略するか?
優勝デッキレシピの採用カードを見ながら、詳しく解説いたします!
デッキレシピ
グッドスタッフ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
罠
計8枚
デッキコンセプト
「意識外からの一撃」です!機械魔や竜魔と名乗らず、あえてグッドスタッフと命名したのは別物だということを主張するためです。
環境屈指のカードパワーを誇る<連撃竜ドラギアス>と<鋼機神ミラーイノベイター>を主軸に、多投した罠でサポートしていきます。
環境終盤でデッキレシピがテンプレ化しているからこそ、普段見慣れない罠に引っかけやすいです。
例えば、こちらの墓地に<聖なるバリア -ミラーフォース->が落ちていたり、墓地の魔法使い族が2、3枚で<ダーク・リベレイション>の発動が出来ない場合、相手は有効な罠が無いと判断して安心して攻撃してきます。
特に<火の粉のカーテン>や<ザ☆バリア>は上手く使えば相手の最上級モンスターを返り討ちにできます!
安いコストで相手の自滅を誘えるため、かなりお得ですね!
罠は<シードラゴン・ナイト>対策のため、全てピン刺しにしており、バック破壊系の魔法カードや<邪影ダーク・ルーカー>以外では破壊されません。
一方的に戦闘破壊されにくい最上級モンスター2500ラインと下級モンスター1500ラインを多めに採用していることも特徴ですね。
それでは、各カードの採用理由に移ります。
各カード解説
【最上級モンスター】7枚
連撃竜ドラギアス...3枚
そのため、特にサポートがなくとも打点でイノベイター含めた盤面を返せるこのカードをフル採用することにしました。
墓地を肥やしながら1枚のカードで2枚のカードを取れ、次のターンも盤面に残るのはやはり強いです!
文句なしの3枚フル投入!
鋼機神ミラーイノベイター...3枚
相手の守備の上からライフを取りにいけるため、対戦の中盤以降であればこのカード単体で攻撃に行き、相手の罠を踏みに行くことで被害を最小限に抑えられます。
この構築で機械族は9枚の採用なので、パンプアップ効果を使うのは必要最低限にしましょう。いざ貫通付与やパンプアップが必要なタイミングで墓地コストが無いと決めきれなくなります。
ドラギアス同様、こちらも文句なしの3枚採用です!
最強戦旗エースブレイカー...1枚
加えて、機械の場合は<獣機界奥義 獣之拳>や<バトル左遷>対策にもなります。
採用率が落ちてきている印象ですが、<ハーディフェンス・ミッション>には注意しましょう。
【下級モンスター】23枚
最強旗獣アバンウルフ...2枚
採用率の高い<シードラゴン・ナイト>を上から倒すことができ、相手ターン中は攻撃表示の壁として君臨します!
<鋼機神ミラーイノベイター>の墓地コストにもなることを考慮し、枠の兼ね合いから2枚の採用としました。
アクア・ソーサラー、ダーク・ソーサラー、ライト・ソーサラー...各1枚
構築を読まれにくくするため、あえて種類をバラけさせて相手を翻弄します。
主な役割は上述の<最強旗獣アバンウルフ>と同様です。
最上級モンスターの横に並べて、下級モンスターの壁を突破したり、ライフを削りにいける点も優秀です!
各1枚で合計3枚の採用です。
シードラゴン・ナイト...3枚
相手の伏せカードの中に<聖なるバリア -ミラーフォース->があるかないか分かるだけで選局に大きな影響が出ます!
墓地のモンスター2体をデッキに戻せる効果も強力で、同名カードや<フェニックス・ドラゴン>など使い回したいカードの再利用にも貢献します!
今はこのカードが流行り過ぎて、構築段階で魔法・罠の種類を散らされているため、伏せカードはほぼ破壊出来ないものと考えておきましょう。
文句なしの3枚必須!
クラフター・ドローン...3枚
手札事故の緩和にもつながるため3枚必須!
ささやきの妖精...3枚
自身が魔法使い族である点や、手札を切れるところも高評価ですね!
守備力も高いため、セットすればワンチャン生き残る可能性もあります。
総合力の高い便利なカードなので3枚フル投入です!
セブンスロード・メイジ...3枚
自身が魔法使い族である点や、墓地肥やしができるところもこのデッキの方向性にマッチしています!
こちらも3枚必須です!
フェニックス・ドラゴン...3枚
アメイジング・ディーラー...1枚
ただ、この構築においては最上級モンスター+2伏せという罠主体の戦略をとっているため、ガンガンデッキを回して墓地を肥やすよりは引いた罠を場に伏せた方が良いと判断し、1枚のみの採用に留めました。
こちらも環境終盤であることから、3枚採用されていると相手が勝手に思い込んでくれるため、そこで翻弄することもできます。
【魔法カード】4枚
マジカル・ストリーム...2枚
このデッキの天敵となる海竜デッキ相手なら、相手の海を割ることで<海竜-ダイダロス>の効果発動を予防することが出来ます。
このデッキにおける魔法使い族の比率は高めですが、混ぜ物デッキなので稀に打ちたいタイミングで打てないこともあります。
同じ効果を持つ<鉄の重撃>と散らすために2枚の採用です。
鉄の重撃...2枚
貴重なバック破壊なので、基本は即打ちせず、攻めたいタイミングで発動できるように温存しておきましょう!
【罠カード】8枚
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
<ダーク・リベレイション>と違って予兆が無いため、他のレジェンドカードが見えるまでは予測不可能です。
仮に相手の<シードラゴン・ナイト>でこのカードの存在が判明しても、相手が破壊するカードを持っていなければ攻めてくることがありません。
実質ターンスキップなので、存在自体が偉いですね!
ダーク・リベレイション...1枚
特にシングル戦においては、このカードが何枚採用されているかで攻め時の判断が大きく変わってきます。
各種のソーサラー、<ささやきの妖精>、<セブンスロード・メイジ>、<アメイジング・ディーラー>と種類を散らしているため、相手は13-14枚程度採用されていると勘違いしてくれます。
実際には魔法使い族は10枚の採用であり、そのためこのカードもピン刺しです。
ですが、相手はこのカードが2枚は入っているだろうと予測し、攻撃を鈍らせてくれることでしょう。
こちらも環境終盤ならではの採用枚数です。
ハーディフェンス・ミッション...1枚
<鋼機神ミラーイノベイター>を倒せないことや<連撃竜ドラギアス>の採用率が落ちていることから、全体的な採用率は落ちています。
しかし、だからこそ相手の裏をかけるために1枚採用しました。
獣機界奥義 獣之拳...1枚
楽姫の独演...1枚
現環境で採用されているのはマキシマムデッキぐらいのもので、まさか入っているとは夢にも思わないと思います。
このデッキは<シードラゴン・ナイト>で相手の伏せカードをチェックしてから安全に攻める戦術を選択しています。
そのため、最上級モンスターを出して攻撃せずにターンを返すこともあるのですが、その際に優位を取られにくいように罠を多めにしています。
仮に相手が<獣機界奥義 獣之拳>を警戒して<シエスタトレーロ>で裏守備にしてからこちらの最上級機械族モンスターを攻撃してきても、このカードなら攻撃を防げます。
残りの相手の場が下級モンスターしかいない場合はそれだけでライフを減らさず、盤面も取られずに次のターンを迎えることができます。
とは言え、上述したシチュエーションを迎える場面が限られていることもあるため、1枚の採用です。
アタック減俸...1枚
逆に、裏守備セットのモンスターには使えないため、基本は最上級モンスターの戦闘破壊を防ぐタイミングで使います。
罠を散らすというコンセプトなので1枚のみの採用。
火の粉のカーテン...1枚
そのため、<火の粉のカーテン>をケアしてくるのは古参勢くらいではないでしょうか。
相手が<連撃竜ドラギアス>や<最強戦旗エースブレイカー>でこちらの<鋼機神ミラーイノベイター>を攻撃してきた際に返り討ちにすることで一気に流れが変わります。
相手はフィールドの最上級モンスターを失った状態でターンを迎えるため、次のターンで大ダメージを与えることも可能です!
ただし、パンプアップした<鋼機神ミラーイノベイター>や<潜入開始>で強化された<最強戦旗タフストライカー>には効かないために1枚のみの採用です。
ザ☆バリア...1枚
墓地のモンスターが魔法使い族以外でも発動できる点はメリットですが、その分攻撃力400ダウンと数値が100少ないです。
たった100と思うかもしれませんが、意外と大きな差です。
例えば、こちらの場に<鋼機神ミラーイノベイター>がいる状況で、相手が<セブンスロード・メイジ>を召喚し、効果で打点を400下げてきたとします。
その後、相手が<最強戦旗エースブレイカー>で攻撃してきた場合、<火の粉のカーテン>であれば相殺されますが、このカードでは一方的に破壊されて終わりです。
そのため、強く使えるタイミングは<火の粉のカーテン>より少ないですが、<シードラゴン・ナイト>対策のため散らして1枚のみの採用です。
不採用カード
【下級モンスター】
シエスタトレーロ
【魔法カード】
潜入開始
昂光の裁き
【罠カード】
酢酸のたまった落とし穴
また、このカードの一番のターゲットは<シードラゴン・ナイト>だと思いますが、そもそも構築段階で罠を散らして破壊されないように対策してあるため不採用としました。
永久凍結
また、発動時にコストが必要であり、このカード自身と合わせて2枚のカードが必要なところと、<鋼機神ミラーイノベイター>を対策出来ないことから不採用としました。
このデッキの弱点
初見殺しな特性が強く、マッチ戦には不向きなところです。また、こちらの罠を封じる<人造人間-サイコ・ショッカー>や盤面を全破壊してくる<海竜-ダイダロス>も天敵です。
プレイングのコツ
どの罠も1枚しか入っていないため、どのタイミングで使うかというプレイングが問われます。基本的には弱い罠から優先して発動するようにし、強い罠はとっておきます。
罠の強さはこの記事の紹介順になっており、先に紹介されたものが強く、最後に紹介された罠が弱いと認識しています。
今回の場合だと、<聖なるバリア -ミラーフォース->が一番強くて、最弱が<ザ☆バリア>になります。
もちろん、状況に応じて臨機応変に発動順番を変えていただきたいのですが、個人的な序列は提示しておきます。
また、ブラフの意味も込めてバックがある場合は強気に攻めましょう!
あの伏せカードはそんなに強いのか?と相手に思わせたらしめたものです。
実際はバック破壊の魔法カードだったとしても、相手が罠を警戒して攻めてこないかもしれません。
最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。正直、今回の記事はネタバレとなるため公開すべきか迷いましたが、月末には新弾も発売されて環境も変わるために思い切って公開しました!
カードプールが変わっても、このデッキのコンセプト自体は有効ですので、環境を読みながら、忘れられた頃に使うと効果的です!
今後も色々試していきたいと思います!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者440名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
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posted 2022.01.07
Byカマクラル

ドラゴンマキシマムデッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
新年明けましておめでとうございます!
今年もたくさんカード考察やデッキ紹介をしていきたいと思います!
本年も何卒よろしくお願い致します!
前回は2021年までのカードプールでどのデッキが強いのか、2022年はどんなデッキが環境に台頭してくるかを考察しました。
2021年デッキTOP5【カマクラル】
最強デッキに潜入機械を選択しましたが、それは新弾が発売されるまでのものであり、既に過去の栄光かもしれません。
時代は絶えず前に進み続け、新しいカードが生まれ続けます!
そしてついに、Vジャンプの応募者全員サービスにてドラゴン族のマキシマムモンスターが登場しました!
一度場に出れば1ターンで勝負を決めてしまう程のパワーを秘めたモンスターです!
それでは早速、ご紹介いたします!
●デッキレシピ
ドラゴンマキシマムデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計30枚
●デッキコンセプト
「スゥワンレンダァ!!」です!アニメ遊戯王GXにてヘルカイザー亮が放った決め台詞「グォレンダァ!」をモチーフにしました。
三連打!=3回攻撃という意味なのですが、伝わりましたかね?笑
このデッキのコンセプトは至ってシンプル。
大連撃竜ドラギアス・バーストをマキシマム召喚して攻撃するだけ!
その強さをまとめると
上記の効果が自己完結しているため、出すだけでほとんど勝負が決まります!
ただし、(4)の効果は手札3枚のコストが必要になるため、出したターンですぐ発動するのは現実的ではありません。
そのため、今回の構築では10sionMAXを採用することで、出したターンで勝負を決め切れるようなデッキに仕上げました!
それでは、各カードの解説に移ります!
●各カード解説
【マキシマム】6枚
大連撃竜ドラギアス・バースト、[L]、[R]...各2枚
既存のマキシマムモンスター達と異なり、[L]、[R]のレベルが7です。
このことから他の最上級モンスターを混ぜにくくなっており、専用構築が求められます。
しかし、パーツ全てが<フェニックス・ドラゴン>に対応しているため、マキシマム召喚の成功率は他のマキシマムデッキに比べて格段に高いです!
ノーコストの<死者転生>を3積しているようなものですからね!
効果の関係上、基本的には出したターンで勝負を決め切ることが難しいのですが、サポートカードを多投することで1ターンキルの成功率を上げています!
基本的な動かし方は
(1)<天の加護>や<七宝船>といったドローソースでガンガンデッキを回していく。
(2)フェニックス・ドラゴンで墓地のパーツ回収しマキシマム召喚
(3)次のターンでスゥワンレンダァ!決めて勝ち!
<強欲な壺>で手札を増やせればターン内に貫通効果を使えますね。
ここから先は各カードがどのように上記の流れをサポートしていくかを解説していきます!
【最上級モンスター】3枚
魔将ヤメルーラ...3枚
そのため、このカードの効果でデュエルのペースを落とし、相手の場にモンスターが埋まるようにコントロールしていきます。
本来なら大連撃竜ドラギアス・バーストが最上級なので枠の取り合いとなりますが、この構築では墓地を肥やしてからパーツを回収するという方法に重きを置いているため、マキシマムパーツは各2枚の採用に留めています。
<鬼将メザメ>で回収できる点も良いですね!
理想とするデッキの動きに欠かせないキーカードなので3枚の採用です。
【下級モンスター】21枚
フェニックス・ドラゴン...3枚
ドラゴン族専用の生きる<死者転生>です!
文句なしで3積必須!
ケミカルキュア・レッド、ケミカルキュア・ブルー...3枚
マキシマムデッキの特性上、速攻でライフを削ってくる短期決戦デッキとは相性が悪いため、これらのカードで延命することを狙っています。
これらのカード効果を発動した後、<魔将ヤメルーラ>のリリースに使えば無駄がないですね!
各3枚ずつ採用しました。
アメイジング・ディーラー...3枚
こちらも説明不要レベルの必須カード!
ただし、序盤からライフを失いたくないため、手札に最上級モンスターが居ない時は裏守備セットの壁として使う方が良いです。
ナリキング・レックス...3枚
さらに場に残り続ければ、毎ターン効果を使えるところも優秀ですね!
ただし、このカードを場に出した時点で手札は-1枚。1ドローしても手札の枚数は変わらないため、大連撃竜ドラギアス・バーストを出したターンで即効果発動とはいきませんのでご注意ください。
シエスタトレーロ...3枚
<フェニックス・ドラゴン>を使い回すのも強いですし、このカードで同名カードを戻せばデッキ切れで負ける確率も下がります。
今後は別カードと入れ替えになる可能性はありますが、今のところ3枚の採用です。
鬼将メザメ...3枚
ただし、効果発動はこのカードを召喚したターンに限定されるため、このカードを召喚した時点で手札のプラスマイナスは0です。
<ナリキング・レックス>同様、手札の枚数が増える訳ではないため注意です。
【魔法】8枚
天の加護...3枚
大連撃竜ドラギアス・バーストの真ん中パーツ以外は基本アド損になりますが、いつでもマキシマム召喚を決められる状況を早く作りたいため、3枚フル投入しました!
七宝船...3枚
ただし、ドローソースは多いに越したことはないため、こちらも3枚フル投入です!
強欲な壺...1枚
場に伏せておくことで次のターン手札7枚ということもできますが、破壊されてしまうと-1枚のアド損となるため、基本は即打ち推奨です!
ただし、このレジェンドカード枠はプレイヤーの考えによって採用カードが分かれるところでもあると思いますので、他のカードに入れ替えても良いと思います。
10sionMAX!!!...1枚
オマケの1000バーン効果もkill力をアップしてくれるので良いですね!
仮にマキシマム召喚に成功して相手モンスターに1回ずつ攻撃する効果を発動した場合、3900×3+1000=12700ダメージを与えられることになります。
相手フィールドの攻撃力(守備表示なら守備力)の合計が4700以下なら1ターンキルが成立ですね!
ただし、入れ過ぎると事故要因になってしまうため1枚のみの採用。
【罠】2枚
天の冥福...2枚
<楽姫の独演>とどちらを採用するか悩みましたが、環境に機械が流行している状況では<最強戦旗エースブレイカー>に無力というのは避けたかったため、こちらを採用しました。
効果破壊を意識しなくても良いのであれば、楽姫の独演を優先すると思います。
入れ過ぎると事故要因になり、かと言って1枚だけだと引けないため、2枚の採用としました。
●各デッキとの戦い方
対竜魔デッキ △五分
相手の<ダーク・リベレイション>が機能せず、<マジカル・ストリーム>などの魔法・罠破壊カードも腐りやすくなるために相性は悪くないと思います。しかし、墓地のマキシマムパーツを<ささやきの妖精>で戻されたり、大連撃竜ドラギアス・バーストを<セブンスロード・マジシャン>で戦闘破壊されたりと、こちらの苦手とするギミックも多分に盛り込まれています。
先攻後攻の差やマキシマム召喚成立までのターン数など、色々な要素が勝敗に関係してくるため、どちらが強いと明言するのが難しいです。
そのため、五分としました。
対機械族デッキ ×不利
先述しましたが、<最強戦旗エースブレイカー>が天敵です。また、<鋼機神ミラーイノベイター>のパンプ効果で打点を超えることも容易です。
これらの要素を覆すことが難しいため、不利と判断しました。
対サイバースデッキ △五分
マキシマム召喚の成功率で言えば、どちらもトップクラスなので大差ないと思います。そうなると、どちらが先にマキシマム召喚を決められるかの勝負となるため、五分と言えるでしょう。
●最後に
今回が年明けの解説記事の一発目だったので、ド派手なモンスターを主軸にしようと決めていました!ちょうど大連撃竜ドラギアス・バーストが出たので、タイミングが良かったです!
強力な罠である<聖なるバリア -ミラーフォース->が登場したことで、罠に強いデッキの評価が上がったと感じています。
その罠を無効化してパワーでねじ伏せる豪快なデッキなので、是非とも一度試してみてください!
今年も新環境楽しんでいきましょう!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者440名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
- Twitter @yugiohbar
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- 個人ブログ こちカマ(こちらカマクラルのラッシュデュエル派出所)
posted 2021.12.29
Byカマクラル

2021年デッキTOP5
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
早いもので2021年もあと数日で終わりますね。
今年一年を振り返ると、遊々亭さんのブログに書かせていただいた記事数は44本、そのうちデッキ紹介記事が35本でした。
たくさんのデッキを組んでは回し、対戦をし続けていく中で、個人的に強いと感じたデッキのTOP5を今年最後に執筆し、一年を締めくくりたいと思います。
また、後半では来年の新弾で登場するカードについても少し触れて、今後の環境予想も行っていきます!
それでは早速、ご覧ください!
2021年デッキTOP5
第5位:ドラゴン
モンスター
計30枚
罠
計0枚
<潜入開始>の登場によって大幅に強化されました!
全てのモンスターを破壊する<ドラゴニック・プレッシャー>は発動後にリソースが残りにくいことが難点でしたが、潜入開始によって3000打点・罠耐性持ちの<アタック・ボルケーノ・ドラゴン>でライフを取れるようになったため、劣勢からの巻き返しにも対応できるようになりました!
また、環境で採用率の高い<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>に対して強く出れる<鋼撃竜メタギアス>を難なく採用できる点も優秀ですね!
全体的なデッキパワーは高いものの、多少の噛み合いが必要なことや、罠の採用が薄く、受けが弱いことが懸念されるため、5位としました。
第4位:バウンス
モンスター
計30枚
現環境でシェア率の高い機械や竜魔に対して強いカードを盛り込んだメタデッキです!
次ターンのドロー枚数を減らすことのできるバウンスカードは、盤面を返せるだけでなく、相手の手札事故の誘発にもつながります。
また、1枚で2体打ち取れる<連撃竜ドラギアス>や全ての罠を無効化する<人造人間-サイコ・ショッカー>の採用によって、後攻でも強く出れるところが最大の長所です!
先攻有利と言われるラッシュデュエルにおいて、後攻でも戦えることは常勝を目指すための必須条件ですね!
これだけ長所のあるデッキですが、もちろん弱点もあります。
魔法カードの枠をバウンスカードで使ってしまうため、罠の採用が難しく、受けが若干弱いです。
また、<アイスエイジ・カタパルト>や人造人間-サイコ・ショッカーをうまく引けないと、<聖なるバリア -ミラーフォース->で壊滅することも有り得ます。
加えて、システムモンスターの採用ばかりなので下級モンスターのステータスが低めです。
相手の下級1500アタッカーに蹂躙されてしまう恐れがあります。
このため、使いこなすには相応のプレイングスキルが要求されますが、手に馴染めば環境TOPデッキに対しては強く出れます。
玄人好みのデッキで扱いが難しいことを考慮して4位としました。
第3位:機械魔
モンスター
計28枚
環境屈指の強さを誇る機械と竜魔のいいとこ取りをしたデッキです!
最上級モンスターを機械族で固めて、<鋼機神ミラーイノベイター>や<獣機界奥義 獣之拳>を難なく採用し、下級モンスターを魔法使い族中心に固めて<ダーク・リベレイション>を採用するというハイスペックデッキ!
<マジカル・ストリーム>と<鉄の重撃>というバック破壊6枚採用も現環境にマッチしていますね!
混ぜ物デッキである以上、多少の噛み合いが必要なため、稀に引いた罠を腐らせてしまうことがあります。
また、機械・竜魔に強い構築を意識しているため、相手が罠を採用しないドラゴンのようなデッキだった場合、バック破壊カードがセルフハンデスとなってしまうことも有り得ます。
かなり強いデッキなのですが、上記の理由から3位としました。
第2位:竜魔
モンスター
計28枚
第一弾環境からTOPに居座り続ける、原点にして頂点のデッキです!
竜魔一強時代と比べると、流石にシェア率は落ちていますが、それでも一定の使用者がいるためデッキパワーは環境随一です。
もともと返しに強いデッキですが、<昂光の裁き>を採用することで<魔将ヤメルーラ>や機械相手にも強く出れるようになりました!
魔法・罠比率が高く、最上級モンスターを重ねて引く事故を軽減するためにこの構築では最上級モンスターを6枚にしてあります。
<連撃竜ドラギアス>は<フェニックス・ドラゴン>で使い回しが効くためにそこまで気にならないと思います。
また、<セブンスロード・マジシャン>と<セブンスロード・メイジ>を採用しているため、相手のマキシマム召喚が成立してもワンチャン返せるようになっています。
さらに、相手のライフさえ詰めていれば、昂光の裁きでバウンスしたところに下級1500アタッカーでライフを取り切りにいくというプレイングも可能です!
僅かな隙ではありますが、相手が<セブンスロード・エンチャンター>を採用していると辛い展開になる可能性があるため、2位としました。
第1位:潜入機械
モンスター
計29枚
どのデッキも強くて選考が難しかったですが、このデッキを1位としました!
やはり<潜入開始>が壊れカードであり、一番強く使えるデッキが機械と感じました。
<最強戦旗タフストライカー>の素の打点が2500あるため、潜入開始で出した次のターンも場持ちが良く、<獣機界奥義 獣之拳>の対象にもなります。
こちらが<ハーディフェンス・ミッション>など攻撃反応の破壊効果を持つ罠に対して強く出れる一方、耐性持ちに対して強い<バトル左遷>などの表示形式変更系罠を難なく採用できる点も環境にマッチしていますね!
デッキの固定枠が少なく、環境に応じてカスタマイズ出来る柔軟性の高さも魅力的です。
メタカードの採用は混ぜ物っぽくなりますが、基本は機械族単体のデッキなので、他の混ぜ物デッキと比較すると事故も少ない印象です。
非常に使いやすく、シンプルに強い最強デッキだと思います!
流石、モンスター名に「最強」と付いているだけのことはありますね!笑
今後の環境予想
現時点で判明しているカードの種類がまだ少ないため、断言はできませんが、この辺りのカードが環境に台頭する可能性があるというお話しをしていきたいと思います。来年1月の新弾環境でカマクラルが注目するテーマ3選☆
(1)爬虫類族(2)ドラゴンマキシマム
(3)フュージョン
順番に解説していきます。
(1)爬虫類族
\収録カード公開/
— 【公式】遊戯王ラッシュデュエル (@YuGiOh_RUSHDUEL) December 16, 2021
2022年1月29日(土)発売❗️
【デッキ改造パック 創造のマスターロード!!】
『エクディシス・カリギュレオン』収録‼️#SEVENS#収録カードーデッキ改造パック創造のマスターロード!! pic.twitter.com/AoTuj8z10Z
アニメ遊戯王SEVENSにてラスボス的存在のゴーハ・ユウガが使役する爬虫類族モンスター達が年明けの新弾で登場します!
情報公開されたその日から「強過ぎる」「壊れカード」という声が上がっていましたが、間違いなく環境入りするポテンシャルは持っていると思います。
全カードが公開されていないため、どこまで強いかは未確定ですが、常勝を目指すなら注視しなければいけないテーマです。
(2)ドラゴンマキシマム
フェニックス・ドラゴンの存在からマキシマムパーツを手札に揃えることが容易であり、効果発動に成功すればワンターンキルも可能なドリームカード!
今までのマキシマム召喚の常識を覆すようなインパクトが、応募者全員に届くという大盤振る舞いです!
もちろん安定感などの課題はありますが、環境におけるマキシマム召喚の新しいポジションを築いてくれそうです。
(3)フュージョン
2022年1月29日(土)発売❗️
— 【公式】遊戯王ラッシュデュエル (@YuGiOh_RUSHDUEL) December 19, 2021
【デッキ改造パック 創造のマスターロード!!】
『マスター・オブ・セブンスロード』収録‼️#SEVENS#収録カードーデッキ改造パック創造のマスターロード!! pic.twitter.com/v1eC6QMjf0
2022年1月29日(土)発売❗️
— 【公式】遊戯王ラッシュデュエル (@YuGiOh_RUSHDUEL) December 19, 2021
【デッキ改造パック 創造のマスターロード!!】
『朧撃龍ミラギアスターF』収録‼️#SEVENS#収録カードーデッキ改造パック創造のマスターロード!! pic.twitter.com/UhqhQswRrm
ジャンプフェスタ当日に発表された、主人公達の新しいエースフュージョンモンスター!
どれも強力な効果を保持していることに加え、フュージョン素材もデッキに難なく入るカードや他のフュージョン素材も兼ねているカードが多く、シンプルな強化となっています!
さらに、<スター・リスタート>のようなフュージョンサポートカードが新しく登場すれば、一気に化ける可能性がありますね!
次のアニメまで新召喚は登場しないというヨミなので、とことんフュージョン推しでくると思います。
最後に
最後まで記事を読んでくださり誠にありがとうございました。皆さまのおかげでたくさんの記事を楽しく書かせていただくことができました!
年明けの新弾や4月の新アニメ開始、スターターデッキ発売と既にイベントが盛り沢山の状態です!
少しでも皆さまのお役に立ち、楽しんでいただけるような記事を執筆していきたいと思います。
今年は大変お世話になりました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します!
それでは、良いお年を!
カマクラルでした。
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