遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2023.02.21
Byメカヲタ

【ピュアリィ】デッキ解説
今回は、最近特に結果を残すようになってきた【ピュアリィ】について、実際の構築を交えながら解説していきたいと思います。
各カードごとの詳しい効果については、過去記事をご参照ください。
【ピュアリィ】テーマ解説記事はこちら
【ピュアリィ】は先攻なら<エクスピュアリィ・ノアール>による制圧、後攻なら<エピュアリィ・ハピネス>によるワンキルまたは面処理と、各種「ピュアリィ」エクシーズモンスターによる妨害を主軸としたデッキです。
展開にはコストが必要となるものの、後攻からの捲り性能も備え、テーマ内にドロー効果があるため手札誘発を引きに行くプランも取れる柔軟な戦術性が強みです。
最近私が使用している構築がこちら。
デッキレシピ
ピュアリィ
プレイヤー:メカヲタ
魔法
計21枚
エクストラデッキ
計15枚
サイドデッキ
計15枚
2日間でサイドデッキを変えはしましたが、京都河原町CSで3位、禿鷹CSでベスト8の戦績を出しています。
こちらの構築をベースに解説していきます。
「ピュアリィ」カードの採用について
各種「メモリー」はフル投入です。初動となるカードであり、これらを引けていないと始まらないため全種最大枚数で問題ないでしょう。1枚だと墓地効果を使うために「メモリー」で捨てた際にサーチすることができないため、2枚は欲しいところ。
その他汎用カードの採用について
<灰流うらら>、<増殖するG>については特に語るところはありません。これらのカードは後手性能が高いため、メイン後攻の場合に強く打てるのも優秀です。
<三戦の号>は先攻なら<ピュアリィープ!?>を、サーチができるなら<三戦の才>を、後攻なら<冥王結界波>の択が取れます。
そういった点でもメインからの<冥王結界波>は相性がいいですね。
<無限泡影>は誘発枠、<三戦の号>の択としての1枚採用。
展開例・小技など
ここからは展開方法と小技について解説します。基本的には「メモリー」から<ピュアリィ・リリィ>にアクセスし、<ピュアリィ・マイフレンド>から<ピュアリィ・デリシャスメモリー>を経由して<エピュアリィ・プランプ>+<ピュアリィープ!?>を目指します。
コストで魔法罠を捨てることができていれば、<エピュアリィ・プランプ>で素材を増やしにいけますね。
<ストレイ・ピュアリィ・ストリート>と<ピュアリィープ!?>が両方構えられると磐石です。
魔法罠比率が高めのデッキなため、そこそこの確率で手札に加えることができます。
初手に誘発が多く捨て難い、<ピュアリィ・マイフレンド>のみで「メモリー」を増やしにいけない様な手札の時は、<ピュアリィ・プリティメモリー>から<エピュアリィ・ビューティ>を構えます。
この場合は6素材で、相手スタンバイにも素材化効果を使えつつドロー倍化も狙える<エピュアリィ・プランプ>+<ピュアリィープ!?>よりは劣りますが、手札や状況を見て臨機応変に対応したいです。
後攻時は<ピュアリィ・ハッピーメモリー>+コストからワンキルできるパターンが存在します。
攻撃力2900の<エピュアリィ・ハピネス>で攻撃しつつ、サーチ後に相手の攻撃力を半減、サーチした<ピュアリィ・ハッピーメモリー>を発動してさらに素材を増やしつつ、これを繰り返して計4回そのモンスターに攻撃します。攻撃力が2720以下であれば、そのまま8000が削れる計算になります。
高打点の置物に対しては、<エピュアリィ・プランプ>で素材を増やしつつ<ピュアリィ・デリシャスメモリー>を素材にし、<エクスピュアリィ・ハピネス>を重ねることで突破します。
こちらの効果で対象を取らずに無効化することもできるので、効果持ちを無効にしつつ打点を稼ぎ、<ピュアリィ・ハッピーメモリー>を素材にできていれば複数回攻撃とバーン効果によりそのままライフを切ることも可能になります。こちらも後攻ワンキルの択として狙いたいですね。
消費少なくエクシーズでき、かつ同名ターン1が付いた<ピュアリィ・リリィ>の効果はマストカウンターになりやすく、相手目線はそこに妨害を打ちたくなります。
そのため、先に<ピュアリィ>を出してエクシーズすることで妨害を誘い、切られなければ<エピュアリィ・ビューティ>を出すことで妨害の無効化が狙えます。
ある程度整った手札が必要とはいえ、後手捲りとして必要なテクニックになるため覚えておきたいです。
複数素材を持つ<天霆號 アーゼウス>を出すことも可能ではありますが、自分の<ピュアリィ・マイフレンド>を流してしまうことや、<エクスピュアリィ・ノアール>で妨害が事足りることの方が多いため、あくまで緊急の最終手段ぐらいに考えておきましょう。
まとめ
どの「メモリー」をサーチしてどの「メモリー」を発動し、どれを手札に残すのかなど、状況に応じた対応力と自身のデッキの理解度が求められるデッキなため、ある程度慣れと練習が必要です。ただ、マストカウンターが見極めづらく、1:1交換を押し付けながら手数で押し切ったり、強引なワンキルや蓋など多彩な戦術をとることができる、魅力的なデッキでもあります。
「エピュアリィ」による繊細な妨害と「エクスピュアリィ」による豪快な効果を駆使する楽しさもあり、かなりいいデッキだと思います。
興味を持たれた方は、ぜひ組んで使ってみてください。
ありがとうございました。
posted 2023.02.15
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は1/16から 1/31までの販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
1/16 - 1/31 販売ランキング
第10位
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<赫の聖女カルテシア> | |
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分のフィールドまたは墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。 (2):お互いのメインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 (3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。 |
第9位
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<氷水帝エジル・ラーン> | |
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札からこのカード以外の、「氷水」カード1枚または水属性モンスター1体を捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分フィールドに「氷水トークン」(水族・水・星3・攻/守0)1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分は水属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 (2):このカードは装備カードを装備している限り、カード名を「氷水底イニオン・クレイドル」として扱う。 |
第8位
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<導きの聖女クエム> | |
このカード名はルール上「ドラグマ」カード、「デスピア」カードとしても扱う。このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから墓地へ送る。 (2):自分・相手のカードがEXデッキから離れた場合、「導きの聖女クエム」を除く自分の墓地の、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 |
第7位
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<ピュアリィ・リリィ> | |
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから速攻魔法カード以外の「ピュアリィ」カード1枚を手札に加える。 (2):自分の墓地の「ピュアリィ」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカード名が記されたXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚し、対象のカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。 |
第6位
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<トラップトラック> | |
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、デッキから「トラップトラック」以外の通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない。 |
第5位
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<カオス・アンヘル-混沌の双翼-> | |
チューナー+チューナー以外の光・闇属性モンスター1体以上 このカードをS召喚する場合、自分フィールドの光・闇属性モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。 (2):このカードは、このカードのS素材としたモンスターの元々の属性によって以下の効果を得る。 ●光:自分フィールドのSモンスターは相手が発動したモンスターの効果を受けない。 ●闇:自分のモンスターは戦闘では破壊されない。 |
第4位
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<幸魂> | |
このカードは特殊召喚できない。このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。手札からスピリットモンスター1体を召喚する。 (2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。 (3):このカードがリリースされた場合、自分の墓地のスピリットモンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを手札に加える。 |
第3位
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<ピュアリィ・スリーピィメモリー> | |
(1):このターン、自分が受ける戦闘・効果ダメージは1度だけ0になる。さらに、以下の効果を適用できる。 ●自分の手札を1枚選んで捨て、デッキからレベル1の「ピュアリィ」モンスター1体を特殊召喚する。(2):このカードを素材として持っている「ピュアリィ」Xモンスターは以下の効果を得る。 ●相手スタンバイフェイズに発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。 |
第2位
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<ピュアリィ・スリーピィメモリー> | |
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。手札・デッキから「超重武者」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。 (2):このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。 このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。「超重神童ワカ-U4」以外の「超重武者」Pモンスター1体をデッキから選んで自分のPゾーンに置く。その後、このカードを特殊召喚する。 |
第1位
![]() | 第1位 |
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<時を裂く魔瞳> | |
(1):このデュエル中、以下の効果をそれぞれ適用する。 ●自分は手札のモンスターの効果を発動できない。 ●自分ドローフェイズの通常のドローは2枚になる。 ●自分は通常召喚を1ターンに2回まで行う事ができる。 (2):墓地のこのカードを除外し、手札から「時を裂く魔瞳」1枚を捨てて発動できる。このターン、自分がモンスターの召喚に成功した時には、相手はモンスターの効果を発動できない。 |
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2023.02.02
Byにだいめ

【相剣連続シンクロ】デッキ紹介
今回は相剣を使ったデッキを紹介したいと思います。
デッキコンセプト
相剣罠+<妖精伝姫-シラユキ>のコンボをやりたい。そして<シラユキ>の効果には名称ターン1の制約が無いので、相剣罠で相剣トークンを何度も特殊召喚しレベル8シンクロ召喚をたくさんするコンセプトとなっています。(相剣罠の効果は名称ターン1です)
デッキレシピ
相剣連続シンクロデッキ
プレイヤー:にだいめ
モンスター
計17枚
エクストラデッキ
計15枚
初動・デッキの回し方
初動として相剣罠を複数枚使っていくことになるので、やはり強さも申し分ない相剣を軸に回していきます。・初動の展開例として、手札の<相剣師-莫邪>と、「相剣カード」または幻竜族モンスター1枚の2枚から。
- <相剣師-莫邪>を召喚し効果で手札の相剣カードか幻竜族モンスターを見せ相剣トークンを特殊召喚する。
- <莫邪>とトークンでシンクロし<相剣大師-赤霄>をシンクロ召喚する。
- <赤霄>の効果でコンボに必要な相剣罠を手札に加える。サーチ先候補として<相剣暗転>は妨害ができるので優先になります。
考えに考えた結果、思いついたのが<ネオス・フュージョン>でした。
しかも、<シラユキ>を墓地に送るだけでなく簡単にアタッカーを出すことも決め手となりました。
<シラユキ>が手札に来てしまったときは<ジャイアント・レックス>や<白の聖女エクレシア>を墓地に送ります。
問題点(1):カードが足りない
ここまでデッキのイメージはできたのですが問題点がでました。それは幻竜族と相剣カードが足りないことです。
基本的に相剣カードは引いたら使ってしまうので手札に相剣カードがありません。
なので、後続で引く<相剣師-莫邪>の効果を使うことが難しいのでは?と思いました。
相剣カードを増やせばよくね?となりますが、相剣カードでこれ以上必要なカードは無いですし、増やせばただの相剣デッキになってしまいます。
そこで採用したのが<真竜拳士ダイナマイトK>と<真竜皇の復活>でした。
<ドラゴニックD>含め幻竜族の確保ができました。
問題点(2):手札に来てほしくないカードがある
<ネオス・フュージョン>を採用しているので、やはり<E・HERO ネオス>は引きたくありません。なんなら<妖精伝姫-シラユキ>も最初はあまり引きたくありません。そして最大の問題点は相剣罠です。<相剣暗転>は使いやすいのですが、他の罠が微妙な効果です。
そこで採用したのが<イリュージョン・オブ・カオス>と<マジシャンズ・ソウルズ>です。
エクストラデッキについて
<混沌魔龍 カオス・ルーラー>はキーカードの一枚で<妖精伝姫-シラユキ>のコストかさ増しや相剣罠を落としたりと展開に使うため役割が重要です。ドラガイトの(2)の墓地に水属性が必要な効果に関しては、<相剣師-莫邪>だけでなく<真竜拳士ダイナマイトK>あるので使いやすいと思います。
他採用カード
白の聖女エクレシア
初動カードにもなり<ネオス・フュージョン>を使うので、エクレシアの(3)の効果で再利用しやすいと思い採用してみました。
相剣師-泰阿
<混沌魔龍 カオス・ルーラー>をシンクロ召喚し、そこからコンボにつなげることもできるかもしれません。
迷い風 / 巨神封じの矢 / 大捕り物
<大捕り物>は相手のモンスターを奪い<妖精伝姫-シラユキ>のコストのかさ増しと<真竜拳士ダイナマイトK>のリリース確保としても使えるので採用しました。
終わりに
とにかくレベル8シンクロがたくさんできて楽しいです。<混沌魔龍 カオス・ルーラー>や<真血公ヴァンパイア>で、さらに<妖精伝姫-シラユキ>の効果を使い展開していくのが他には無い魅力だなと思い、よく見る相剣デッキとは全然違う動きにできました。
ぜひ参考にしてください。ありがとうございました。
ツイッター @nidaime1015