遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2017.01.27
Byゆうやん
前回のあらすじ
またでぃんさんに負けました。エクストラデッキ
遊戯王の華と言えばなんと言っても派手な特殊召喚。1ターンに1度までしか行えない通常召喚とは違い、条件さえ整えば何回でも行うことの出来る特殊召喚は、遊戯王と言うゲームを語る上では欠かせません。
特殊召喚を行わないデッキは遊戯王にはほとんどないでしょう。
そしてその特殊召喚の『ゴール』となるカード達が眠っているのが、エクストラデッキです。
当然、僕もエクストラデッキのことは知っています。もちろん僕が最も愛しているのはシンクロ召喚!
それが今回エラッタがかかった上で禁止カードリストから消えた2枚。
氷結界の龍 ブリューナクとゴヨウ・ガーディアンです!
手札を使えば相手フィールド上を一掃できる他、自分のカードも手札に戻すことができるため、例えば早すぎた埋葬を手札に戻したりできます。
早すぎた埋葬でD-HERO ディスクガイを場に戻し、2ドロー。そして手札を1枚捨てて早すぎた埋葬を手札に戻し、またD-HERO ディスクガイを墓地から特殊召喚。800ライフを支払うことで1ドローという恐ろしいコンボです。
一方、ゴヨウ・ガーディアンの強さはシンプルです。
星6というお手軽に行えるシンクロ召喚でかつ、2800という高い攻撃力。倒したモンスターをそのまま奪えるため、一気に盤面が優勢になります。
この2枚のカードが、エラッタによって弱体化した上で戻って来たのです!
氷結界の龍 ブリューナクは、エラッタによりまず自分のカードを戻すことができなくなりました。
手札を複数枚捨てて盤面を一掃することは依然として可能ですが、能力自体がターン1制限となりました。
エラッタにより、一気に弱くなってしまいましたね。
ゴヨウ・ガーディアンの方はというと、能力そのものには変化ありません。条件が地属性のチューナーとなってしまっただけです。
これは十分に今でも使えます!
カードマスター?ユウヤ
でぃん「ゆうやんさん、今日はまたテンション違いますね」
ゆうやん「うるせえ!!先行をやろう!!」
でぃん「はいはい。うわー手札事故ってるなー。裏守備でエンドです」
ゆうやん「フハハ!ばかめ!!!TG ストライカーを特殊召喚!!更に通常召喚で星4を場に出し、シンクロ召喚!!!ゴヨウ・ガーディアン!!フハハ!その裏守備に攻撃だぁ!!!!」
ゆうやん「!?」
でぃん「そんなんじゃ勝てないんですよ!!!」
ゆうやん「!!!}
でぃんさんの教え
でぃん「かつてはエクストラデッキといえばシンクロでした。そして汎用性の高いシンクロモンスターと、専用デッキで運用する一部のシンクロモンスターが入っていたのがエクストラデッキでした」ゆうやん「はい」
でぃん「ですが、それは過去の話。そもそも今はシンクロ自体が下火なのですよ」
ゆうやん「あんなにシンクロは強かったのに?」
でぃん「前回、十二獣を回していて気付いたことはありませんでしたか?」
ゆうやん「そういえば使ったカードは全部エクシーズ召喚でした」
でぃん「その通りです。基本的にシンクロ召喚よりもエクシーズ召喚の方が扱いやすく強力なのですよ」
ゆうやん「なぜ!」
でぃん「エクシーズ登場時にはシンクロの方が質の高いモンスターが多く存在したのでチューナーというマイナス要素に見合っただけのリターンがあったのですが、現在はエクシーズの質もシンクロに引けを取らず、わざわざチューナーの要素を取り入れてまでシンクロを採用する必要がほとんどなくなりました」
でぃん「最近は特殊な戦術を持ちいたデッキで使用されるかデッキ内のチューナーの要素を腐らせないために数枚採用される程度に留まっていますからね。昨年大暴れしたシンクロダークやデカトロンのためにシンクロモンスターを採用していたインフェルノイドが良い例です。ゴヨウ・ガーディアンがたとえエラッタ前の状態だったとしても、今使うのはとても厳しいと思いますよ」
でぃん「なのでシンクロモンスターを採用するならばそれに見合ったオンリーワンな理由が必要になるんですよ。ゴヨウ・ガーディアンのようなシンクロモンスターでただ殴るだけの戦術は残念ながら現代遊戯王では通用しないです」
ゆうやん「アドバンテージを取り合うような環境ではない、というのはこれまでも言われていましたね...」
でぃん「その通りです」
最終話「希望を胸に」
ユウヤ「チクショオオオオ!くらえディンアーク!新必殺ゴヨウ・ガーディアン!!!」ディンアーク「さあ来いユウヤ!俺は実は一度のシンクロ召喚だけで倒されるぞオオ!」
ザン!!
ディンアーク「グアアア!このザ・ムテキと呼ばれる四天王のディンアークが...こんな小僧に...」
ディン2アーク「でぃんがやられたようだな...」
ディン3アーク「フフフ...奴は四天王の中でも最弱...」
ディン4アーク「シンクロごときに負けるとは魔族の面汚しよ...」
ユウヤ「くらええええ!」
四天王「グアアアアアアア!」
ユウヤ「やった...ついに四天王を倒したぞ!」
ディンゼバブ『よく来たな。カードマスター?ユウヤ...待っていた...」
ユウヤ「ここが魔龍城だったのか...!感じる...ディンゼバブの魔力を...」
ディンゼバブ『ユウヤよ...戦う前にひとつ言っておくことがある。お前は私を倒すのに「エクシーズ召喚」が必要だと思っているようだが...別になくても倒せる」
ユウヤ「な、何だって!?」
ディンゼバブ『そしてお前のデッキは1キルが決してできないのでこちらも遅いデッキにしておいた。あとは私を倒すだけだなクックック...」
ゆうやん「フ...上等だ...オレもひとつ言っておくことがある。このオレにはもっとたくさん現代遊戯王について語るべきことがあったような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
ディンゼバブ『そうか』

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posted 2017.01.23
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は先日発売した「マキシマム・クライシス」よく売れたカードをランキング形式でまとめてみました!
それではどうぞ!
販売ランキングTOP3
第3位は新たな妖精伝姫の<>!
①は召喚時に攻撃力1850の魔法使い族をデッキから手札に加える事が出来るサーチ能力を持っており、自身は勿論の事、他の妖精伝姫シリーズや憑依装着シリーズのモンスターをサーチでき、②の効果は1ターンに1度、相手が同名カードをデッキから墓地に送らなければ相手モンスター1体を自身と共にバウンス出来ます。サーチ能力と状況次第では回避されてしまうもの相手ターン中でも盤面に干渉出来る能力を持つ優秀なカードです!
![]() | 第2位 |
---|---|
<> | |
通常魔法 |
第2位はペンデュラム名称のサーチカード<>でした!
発動条件が非常に緩くサーチ出来るカードも強力なカードが多いため、「魔術師」「EM」には是非投入したいカードですね。
今回の第1位は新たな手札誘発モンスタ-<>でした!
デッキから手札に加える・特殊召喚する・墓地に送る効果ををこのカード1枚で無効にする事が出来ます!
対象範囲が非常に広いため基本的に腐る事が無いのがいいですね。
今回の販売ランキングは以上になります。
ではまたヾ( ´ー`)ノ
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posted 2017.01.05
Byゆうやん
前回のあらすじ
サイクロンは時代ではなかった。あけましておめでとうございます。
年始。
でぃんさんに良いように弄ばれ、心が折れ始めていました。
どうしてでぃんさんに勝てないのか?そのことを考え始めると、餅が喉を通りません。
仕方なくおしるこを食べることにしました。
そして――満腹になって気がつきました。
「強いデッキを使っていないからなのではないか」ということに。
僕が知っていた時代に強かったカードは今は強くありませんでした。前々回は罠カード、前回は魔法カード。全て僕が遊戯王をやっていた頃の常識だったのです。
ならば。
今流行のデッキをコピーすればいいじゃありませんか。
というわけで遊々亭ブロガーさん達の記事を見ます。するとそこに立ち並ぶひとつの文字。
純十二獣デッキ解説【kira】
修行を終えて
ゆうやん「ふっふっふ、でぃんさん」でぃん「あ、ゆうやんさん。あけましておめでとうございます」
ゆうやん「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。じゃなあああい!」
でぃん「なんですか」
ゆうやん「新年の挨拶は終わった!さあ、2017年初敗北を俺が与えてくれよう!!!」
でぃん「あ...はい」
ゆうやん「ふふ、新年だからといって油断したな!先行!!十二獣の会局。能力発動!」
でぃん「チェーンして増殖するGを捨てます」
ゆうやん「え...あ...はい...」
でぃん「じゃあターン入ります」
ゆうやん「...なんか手札多くないですか?」
でぃん「気のせいです。じゃあインフェルノイド・デカトロン出します。あ、ドランシア使いますか?わかりました。じゃあ煉獄の虚無発動。インフェルノイド・ティエラを召喚。能力で旧神ヌトスを3枚落としてそちらの2体とティエラを破壊します。更にインフェルノイド・ヴァエルを墓地から2体特殊召喚。オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンをエクシーズ召喚。インフェルノイド・アドラメレクを特殊召喚。まずオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンで攻撃します。インフェルノイド・アドラメレクの攻撃宣言の時にオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンの効果発動。更にそれにチェーンしてインフェルノイド・アドラメレクの効果を発動してオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンをリリース。エクストラデッキからオッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンを召喚。ワンキルです」
でぃんさんの教え
ゆうやん「なんでそんなたくさん手札があるんだ!おかしいぞ!!」でぃん「増殖するGですか?現代遊戯王を語るならこのカードは知っておかなくちゃいけません」
ゆうやん「増殖するG...」
でぃん「まあ名前については深く考えるのはやめましょう。そう、彼奴です。このカードめちゃくちゃ強いんですよ。いろんなデッキのメインボードで採用されています」
でぃん「強いですよ。まず今、ゆうやんさんは1ターンで何回特殊召喚しましたか?現代の遊戯王では1ターンに特殊召喚を何度もします。特にエクシーズは繰り返すことが多くなるため、増殖するGを発動されたら、そのターンで勝つか、特殊召喚をしない、という選択を取るしかありません。そうじゃないと相手に何枚もカードを引かれて返しに負けてしまいます」
でぃん「そうです。なので基本は増殖するGを発動されたら、エンドをします。これだけでもう強いってわかりますよね?後手で相手の特殊召喚をけん制できるわけですから」」
ゆうやん「う~ん、なるほど。確かに強いかも」
でぃん「以前にも、現在の遊戯王が高速環境にあると言う話はしましたよね?増殖するGをはじめとした、手札から捨てることで相手のターンでも使用できるカードというのはとても貴重です。魔法や罠は、先手1ターン目に伏せなければ妨害できませんからね。後手を取ったら無力なのです」
ゆうやん「確かに」
でぃん「こちらが1キルできる状態であればドローされてもさほど気にならないですから、もし確信があるのであればドローを続けても良いと思います。でも、増殖するGで引かれたカードの中に、手札を捨てることで効果を発揮するカードがあれば、1キルを止められてしまうかもしれません」
でぃん「ツッコミづらいのでスルーします。後はこんなのも」
でぃん「ゆうやんさんの知っているカードもまだ使われていますよ。D・D・クロウやエフェクト・ヴェーラーなんかはご存知でしょう?」
でぃん「サイドボードでは良く使われるんですよ。飛翔するGなんかもナイスサイドカードです」
ゆうやん「なるほど。後手で勝ちたいなら手札から捨てて発動できる効果モンスターを入れろ、と」
でぃん「まあそういうことになりますね。ただ――」
ゆうやん「でぃんさん今回も本当にありがとうございました!!じゃなくて、ちょっと待ってろよ!!!10分だ!!」
10分後
ゆうやん「ふっふっふ...待たせたなぁ!」でぃん「はい、10分ほど」
ゆうやん「いざ勝負!!先行はかわいそうだから譲ってあげよう!!」
でぃん「はい。じゃあインフェルノイド・デカトロン召喚」
ゆうやん「幽鬼うさぎぃ!!ふっふっふ、困っただろ困っただろ!!俺のターン!ドロー!エンド!」
ゆうやん「アーティファクト-ロンギヌスを捨てますぅ~!!俺のターン!!ドロー!エンド!!」
ゆうやん「...どうぞ...」
でぃん「はいじゃあ次に(以下略)」
教訓
手当たり次第に効果モンスターをデッキに入れるのは禁物です。勝負の鍵は、エクストラにあり。
次回、エクストラを勉強したゆうやんが逆襲する...!

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