遊々亭攻略ブログ
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ゆうやんと学ぶ現代遊戯王 Lesson.3「効果モンスター」
posted 2017.01.05
Byゆうやん
前回のあらすじ
サイクロンは時代ではなかった。あけましておめでとうございます。
年始。
でぃんさんに良いように弄ばれ、心が折れ始めていました。
どうしてでぃんさんに勝てないのか?そのことを考え始めると、餅が喉を通りません。
仕方なくおしるこを食べることにしました。
そして――満腹になって気がつきました。
「強いデッキを使っていないからなのではないか」ということに。
僕が知っていた時代に強かったカードは今は強くありませんでした。前々回は罠カード、前回は魔法カード。全て僕が遊戯王をやっていた頃の常識だったのです。
ならば。
今流行のデッキをコピーすればいいじゃありませんか。
というわけで遊々亭ブロガーさん達の記事を見ます。するとそこに立ち並ぶひとつの文字。
参考ブログ
十二獣デッキ紹介【しい】純十二獣デッキ解説【kira】
修行を終えて
ゆうやん「ふっふっふ、でぃんさん」でぃん「あ、ゆうやんさん。あけましておめでとうございます」
ゆうやん「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。じゃなあああい!」
でぃん「なんですか」
ゆうやん「新年の挨拶は終わった!さあ、2017年初敗北を俺が与えてくれよう!!!」
でぃん「あ...はい」
ゆうやん「ふふ、新年だからといって油断したな!先行!!十二獣の会局。能力発動!」
でぃん「チェーンして増殖するGを捨てます」
ゆうやん「え...あ...はい...」
でぃん「じゃあターン入ります」
ゆうやん「...なんか手札多くないですか?」
でぃん「気のせいです。じゃあインフェルノイド・デカトロン出します。あ、ドランシア使いますか?わかりました。じゃあ煉獄の虚無発動。インフェルノイド・ティエラを召喚。能力で旧神ヌトスを3枚落としてそちらの2体とティエラを破壊します。更にインフェルノイド・ヴァエルを墓地から2体特殊召喚。オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンをエクシーズ召喚。インフェルノイド・アドラメレクを特殊召喚。まずオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンで攻撃します。インフェルノイド・アドラメレクの攻撃宣言の時にオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンの効果発動。更にそれにチェーンしてインフェルノイド・アドラメレクの効果を発動してオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンをリリース。エクストラデッキからオッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンを召喚。ワンキルです」
でぃんさんの教え
ゆうやん「なんでそんなたくさん手札があるんだ!おかしいぞ!!」でぃん「増殖するGですか?現代遊戯王を語るならこのカードは知っておかなくちゃいけません」
ゆうやん「増殖するG...」
でぃん「まあ名前については深く考えるのはやめましょう。そう、彼奴です。このカードめちゃくちゃ強いんですよ。いろんなデッキのメインボードで採用されています」
でぃん「強いですよ。まず今、ゆうやんさんは1ターンで何回特殊召喚しましたか?現代の遊戯王では1ターンに特殊召喚を何度もします。特にエクシーズは繰り返すことが多くなるため、増殖するGを発動されたら、そのターンで勝つか、特殊召喚をしない、という選択を取るしかありません。そうじゃないと相手に何枚もカードを引かれて返しに負けてしまいます」
でぃん「そうです。なので基本は増殖するGを発動されたら、エンドをします。これだけでもう強いってわかりますよね?後手で相手の特殊召喚をけん制できるわけですから」」
ゆうやん「う~ん、なるほど。確かに強いかも」
でぃん「以前にも、現在の遊戯王が高速環境にあると言う話はしましたよね?増殖するGをはじめとした、手札から捨てることで相手のターンでも使用できるカードというのはとても貴重です。魔法や罠は、先手1ターン目に伏せなければ妨害できませんからね。後手を取ったら無力なのです」
ゆうやん「確かに」
でぃん「こちらが1キルできる状態であればドローされてもさほど気にならないですから、もし確信があるのであればドローを続けても良いと思います。でも、増殖するGで引かれたカードの中に、手札を捨てることで効果を発揮するカードがあれば、1キルを止められてしまうかもしれません」
手札から捨てることのできる効果モンスター達
でぃん「増殖するGはドローですが、さっき使った幽鬼うさぎのように直接干渉するカードもたくさんあります」でぃん「ツッコミづらいのでスルーします。後はこんなのも」
でぃん「ゆうやんさんの知っているカードもまだ使われていますよ。D・D・クロウやエフェクト・ヴェーラーなんかはご存知でしょう?」
でぃん「サイドボードでは良く使われるんですよ。飛翔するGなんかもナイスサイドカードです」
ゆうやん「なるほど。後手で勝ちたいなら手札から捨てて発動できる効果モンスターを入れろ、と」
でぃん「まあそういうことになりますね。ただ――」
ゆうやん「でぃんさん今回も本当にありがとうございました!!じゃなくて、ちょっと待ってろよ!!!10分だ!!」
10分後
ゆうやん「ふっふっふ...待たせたなぁ!」でぃん「はい、10分ほど」
ゆうやん「いざ勝負!!先行はかわいそうだから譲ってあげよう!!」
でぃん「はい。じゃあインフェルノイド・デカトロン召喚」
ゆうやん「幽鬼うさぎぃ!!ふっふっふ、困っただろ困っただろ!!俺のターン!ドロー!エンド!」
ゆうやん「アーティファクト-ロンギヌスを捨てますぅ~!!俺のターン!!ドロー!エンド!!」
ゆうやん「...どうぞ...」
でぃん「はいじゃあ次に(以下略)」
教訓
手当たり次第に効果モンスターをデッキに入れるのは禁物です。勝負の鍵は、エクストラにあり。
次回、エクストラを勉強したゆうやんが逆襲する...!

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