遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2024.11.27
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は11/1から11/15での販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
販売ランキング
10位
- 光なき影 ア=バオ・ア・クゥー
- 悪魔族モンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、手札を1枚捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●フィールドのカード1枚を破壊する。
●このカードをエンドフェイズまで除外し、自分の墓地から光・闇属性モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分スタンバイフェイズに発動できる。自分の墓地のモンスターの種族の種類の数だけ自分はドローする。その後、ドローした数だけ自分の手札を選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
9位
- 原石の皇脈
- このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
(3):通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する。このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。
8位
- 紅涙の魔ラクリモーサ
- このカード名はルール上「デモンスミス」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「紅涙の魔ラクリモーサ」以外の「デモンスミス」カード1枚を墓地へ送る。
(2):相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「デモンスミス」Lモンスター1体を対象として発動できる。このカードをデッキに戻し、対象のモンスターを特殊召喚する。
7位
- 虎菱之玄
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。手札・デッキから「毘龍之謙」1体を相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが「毘龍之謙」の効果で特殊召喚した場合に発動する。自分の手札を1枚選んで捨てる。
(3):自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動する。フィールドのこのカードを手札に戻す。
6位
- 白き森の罪宝
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに悪魔族・幻想魔族・魔法使い族モンスターのいずれかが存在する場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から悪魔族・幻想魔族・魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
(2):このカードがモンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。
5位
- 罪宝の欺き
- このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。デッキから「アザミナ」カード1枚を手札に加える。
(2):モンスターが相手の墓地へ送られた場合、自分フィールドに「アザミナ」モンスターが存在していれば発動できる。相手は1500LPを失い、自分は1500LP回復する。
(3):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。
4位
- マルチャミー・フワロス
- このカードの効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。このターン中、以下の効果を適用する。
●相手がデッキ・EXデッキからモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。
3位
- 原石竜アナザー・ベリル
- このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚した場合に発動できる。デッキから「原石」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(2):このカードをリリースして発動できる。デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
(3):自分スタンバイフェイズに、自分のフィールドか墓地に通常モンスターが存在する場合に発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
2位
- マルチャミー・ニャルス
- このカードの効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。このターン中、以下の効果を適用する。
●相手が墓地・除外状態のモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。
1位
- 白き森の聖徒リゼット
- このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。手札から「白き森」モンスターか「アザミナ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、「アザミナ」融合モンスター1体を融合召喚する。
(3):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「罪宝」カード1枚を手札に加える。
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2024.11.23
Byメカヲタ

「YCSJ OSAKA 2024」大会レポート
今回は11月4日に開催された「YCSJ OSAKA 2024」のレポート記事になります。
よろしくお付き合いください。
(※カード名称等は略称を使用します。)
使用デッキ
今回選択したデッキは【M∀LICE】。いわゆる「展開系」に属するタイプのデッキであり、弱点となるカードがシングル戦では飛んできづらく、環境トップの【ライゼオル】よりも本大会に向いていると考えました。
日頃から【M∀LICE】を使用しているのもあり、一番勝ち上れると判断。
展開プランとしては主流である<ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト>を置いたプランではなく、制圧力とシングルでの押し付けを狙った<トロイメア・グリフォン>プランを採用。 既存の展開ルートから<グリフォン>、<光なき影 ア=バオ・ア・クゥー>へと繋ぎ、ドロー効果とマリガンによって手札を整え、前盤面をある程度固くしつつ、汎用を合わせて捲り切られないことを主軸にします。
デッキレシピ
M∀LICE
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計20枚
エクストラデッキ
計15枚
デッキ全体のプランとして、トップである【ライゼオル】に負けない構築を模索。
先攻はともかくとして、後攻時に<ライゼオル・デッドネーダー>1枚で止まるのは話にならないため、<ドロール&ロックバード>などの誘発で<ライゼオル・デュオドライブ>を止めることで<デッドネーダー>単騎を強要し、<無限泡影>や<三戦の才>で捲ることを意識しました。
<デッドネーダー>を上から超えるためのモンスターの追加、貫通要素としても、「ビーステッド」を計5枚と大に採用しています。 枠の都合もあり、かつ止められた時のマイナス1が大きく響くこともあり、<増殖するG>は非採用としてその分捲るためのカードに枠を割きました。
相手の<増殖するG>や<マルチャミー・フワロス>は<ドロール>でまとめて止めることでカード枚数差による不利を作らないようにします。
対戦履歴
戦績は以下の通りです。- 白き森 後○
- ラビュリンス 後○
- ゴブリンライダー 先○
- M∀LICE 後○
- デモンキマイラ 後×
- 天盃龍 先○
- 炎王 後×
1回戦【白き森】
<白き森のリゼット>効果に<ドロール>を切り、レベル4とシンクロにモンスターを追加して<I:Pマスカレーナ>+1伏せで終了。「ビーステッド」も持っていたのでリンク召喚の成立は阻止できるなと思っていたところトップドローが<PSYフレームギア・γ>。
相手は思考の末スタンバイに<白き森の魔狼シルウィア>の蘇生を宣言したため、<γ>が直撃。
モンスター数大量追加から伏せを貫通してワンキルし勝利。
初戦から<ドロール>が強く刺さる対面であり幸先のいいスタート。
2回戦【ラビュリンス】
手札に<ドロール>2枚を抱えていたところに相手の先攻で<白銀の城の執事 アリアス>効果宣言。合計3伏せでターンが返ってきたところにトップ<ドロール>で絶望。
<ウェルカム・ラビュリンス>で<迷宮城の白銀姫>が出てきて、自分の初動には伏せから<泡影>。
<レディ>はチェーンを許すも相手の手札では<白銀の城の狂時計>は考えなくていいので一旦放置。
モンスターを2体並べた処理後に<トラップトリック>宣言。
自分の手札的に盤面2体を消されても貫通して盤面は作れ、かつこれ以上の罠は考慮しなくてよくなったところに<泡影>の列に<パニッシュメント>がセット。
そのまま無効になり、モンスター数に余裕をもってワンキル。
3回【ゴブリンライダー】
先攻で特に誘発もなく、順当に盤面を作って勝ち。試合経過をあまり覚えておらず申し訳ありません。
4回戦【M∀LICE】
相手1伏せでエンド。誘発は飛んでくるものの貫通しつつ展開し、<アクセスコード・トーカー>着地に伏せの<M∀LICE CTB-11>を開かれ<M∀LICE Q HEARTS OF CRYPTER>特殊召喚。
そのまま<アクセス>で破壊してワンキル。
一定数事故と向き合わなければならないのがこのデッキの辛いところですね。
5回戦【デモンキマイラ】
<幻爪の王ガゼル>に<泡影>、<白き森の聖徒リゼット>からの素引きの<魔を刻むデモンスミス>と合わせた<殺戮聖徒レジーナ>に<マグナムート>を当てるも、<刻まれし魔の大聖棺>から融合を回され盤面形成。ハンデスされ迎えたターンで相手の妨害とモンスター数を交換していくも、最後の手数が被った<M∀LICE IN UNDERGROUND>しかなく、<合成獣融合>から<マグナム・ザ・リリーバー>で敗北。
振り返れば、カードの打ち方を変えればチャンスがあっただけに、悔やまれる試合です。
<ガーディアン・キマイラ>ばかり意識しすぎたのが反省点でした。
6回戦【天盃龍】
誘発もなく展開し<グリフォン>+<アバオアクゥー>+<M∀LICE C GWC-06>の盤面を形成。ターンが返り、<アバオアクゥー>対象に<鉄獣式強襲機動兵装改"Bucephalus II">をコストの<月女神の鏃>。
<GWC-06>→<アバオアクゥー>の蘇生効果とした所へ<月女神の鏃>をコストに<禁じられた一滴>。
<M∀LICE Q WHITE BINDER>を蘇生するも<アバオアクゥー>が無効化されバウンス。
<バインダー>から<M∀LICE Q RED RANSOM>、<M∀LICE P White Rabbit>、<M∀LICE C MTP-07>の構えは成立するも、<ブーケファルス>から<共命の翼ガルーラ>でドロー、続けざまに<グリフォン>を対象に<月女神の鏃>でこちらも退場。
さらに<盃満ちる燦幻荘>を発動し、<天盃龍パイドラ>を召喚されるも、この時点で相手の手札は1枚。
<泡影>チェーン<MTP-07>で<燦幻荘>を除外し、それ以上の手数がなく勝利。
<M∀LICE P Cheshire Cat>、<バインダー>、<グリフォン>によるドローで妨害に汎用を追加したのが活きた試合でした。
7回戦【炎王】
相手の先攻で、<炎王の孤島>+<倶利伽羅天童>から<聖炎王 ガルドニクス>、<炎王妃 ウルカニクス>を割って<炎王神 ガルドニクス・エタニティ>を出し2伏せで終了。手数が召喚権+「ビーステッド」しかなく、素引きの罠も<MTP-07>と召喚権側との引っ付きは悪い状態。
モンスターが並んだところに<激流葬>を発動され、<MTP-07>も使った上で<ラビット>を出したところに<スキルドレイン>。
対処がなくそのまま<聖炎王>のビートにより敗北しました。
ある程度割り切っていた伏せ系統のデッキと炎属性系統のデッキが2つ合わさって襲いかかってきた具合で、引きの微妙さも合わさり悔しい試合となりました。
2敗によりここで予選敗退。
最終5-2となんとも情けない結果に。
一番対策した肝心の【ライゼオル】には当たりませんでしたが、先攻展開系としては【M∀LICE】の捲り札連打に強いところが活かせ、「YCSJ」には合っていた構築かなと思います。
<グリフォン>は概ね無効化されるか除去され、強さは存分に活かせたとは言い難いものの、<ネオテンペスト>なら勝っていたというような試合もなく、<ネオテンペスト>の弱点である「<三戦の才>で奪われて殴り負け」がないぶんストレスフリーではあります。
ピーキーなカードが採用されづらい大会形式で唯一飛んでくるであろう<ドロール>を受けないばかりか、ドロー系誘発を自身の<ドロール>で弾けるのは強みの1つであり、現状の展開では<アンダーグラウンド>をルート上使用しないため、サーチ不可も気にならず、持っていれば純粋な貫通要素として使えるのもかなり好感触でした。
シングル戦に限らずマッチ戦においても、1月のサイバース新規も控えているこのデッキはかなり強い立ち位置を獲得できそうです。
以上で対戦レポート記事を終わります。
ありがとうございました。
posted 2024.11.21
By鳩鷺

「葬角のカルノヴルス」デッキ紹介
<葬角のカルノヴルス>デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
<葬角のカルノヴルス>は、Vジャンプ(2025年1月号)付属カードで登場する、炎属性・恐竜族のシンクロチューナーモンスターです。
このページでは、<葬角のカルノヴルス>のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
<葬角のカルノヴルス>デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した<葬角のカルノヴルス>デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター28枚・魔法10枚・罠2枚の合計40枚で構築した、シンクロ召喚を重点に置いた【恐竜族】デッキです。
葬角のカルノヴルスデッキ
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計28枚
エクストラデッキ
計15枚
葬角のカルノヴルスデッキの回し方・動かし方
次は、<葬角のカルノヴルス>デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。<葬角のカルノヴルス>デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
<葬角のカルノヴルス>デッキは、展開した「恐竜族」下級モンスターからシンクロ召喚を目指していきます。
シンクロチューナー特有のアクセルシンクロや、特殊召喚効果を有効活用することで、怒涛の打点強化を計れます。
最終的には、展開した恐竜族で、シンクロ・エクシーズ・リンク召喚を行い、バトルフェイズの大量召喚によるアタックの追撃で勝利をつかみます。
次に<葬角のカルノヴルス>デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
◆葬角のカルノヴルスデッキの回し方
ポイント(1):葬角のカルノヴルスを紹介!ポイント(2):恐竜族関連カードを介しての基本展開!!
ポイント(3):エクシーズ・リンク召喚を含めた妨害展開!!!
ポイント(1):葬角のカルノヴルスを紹介!
葬角のカルノヴルスデッキの展開を進めるにあたって、まずは<葬角のカルノヴルス>を詳しく見ていきましょう。葬角のカルノヴルス
<葬角のカルノヴルス>は、メイン及びバトルフェイズに自身を含んで恐竜族シンクロモンスターをシンクロ召喚する効果を持ちます。<水晶機巧-クオンダム>と同様にメインフェイズ以外にバトルフェイズにシンクロできるシンクロチューナーです。
<水晶機巧-クオンダム>と異なり自分のメインフェイズとバトルフェイズにもシンクロ召喚が可能なので、自身が戦闘を行った後にシンクロ召喚することで更なる追撃も可能になりました。
また、モンスターの攻撃宣言時、手札の恐竜族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する効果を持ちます。
こちらの効果もお互いのターンに使用可能なので、状況に応じて打点面、妨害札を展開することが可能です。
発動タイミングは限られるものの召喚条件を無視できるので、<究極伝導恐獣>といった特殊召喚モンスターも呼び出せるのは非常に強力な効果になっています。
恐竜族シンクロモンスターとしては、レベル6、チューナー(シンクロチューナー)は初となります。
これにより、チューナーに恐竜族縛りがあった<ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット>を恐竜族デッキ以外でもシンクロ召喚可能になった点は大きな貢献と言えるでしょう。
<ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット>のノーコストのターン1除去も有効活用していくこともオススメします。
今回は採用を見送りましたが、炎属性・守備力200なので<真炎の爆発>に対応しているのも魅力的ですね。
ポイント(2):恐竜族関連カードを介しての基本展開!!
次に<葬角のカルノヴルス>のシンクロ召喚を目指して、既存の恐竜族関連カードによる展開例を紹介していきます。非チューナーのレベル4枠として恐竜族デッキではキーカードとなる<魂喰いオヴィラプター>による展開が基本となります。
魂喰いオヴィラプター
<魂喰いオヴィラプター> は、召喚・特殊召喚に成功した場合、恐竜族モンスターをサーチするか墓地に送る効果を持ちます。この際<幻創のミセラサウルス>をサーチした後に手札から自身の効果で墓地に送ってしまえば、除外した際のリクルート効果につなげられます。
レベル2チューナーをリクルートできれば、そのままシンクロ召喚に移行できますが、<幻創のミセラサウルス>とは別にもう1体恐竜族モンスターが必要になるのが難点です。
別ルートとして、<ロストワールド>と併せての展開例をこちらで紹介します。
ロストワールド+魂喰いオヴィラプター、計2枚からの展開例
- <ロストワールド>を発動
- <魂喰いオヴィラプター>通常召喚→チェーン1<魂喰いオヴィラプター>召喚時効果、チェーン2<ロストワールド>効果を発動、相手フィールドにジュラエッグトークンを生成後<ジュラック・ガリム>をデッキから墓地に送る
- <魂喰いオヴィラプター>効果でジュラエッグトークンを破壊し、<ジュラック・ガリム>蘇生
- <ジュラック・ガリム><魂喰いオヴィラプター>で<葬角のカルノヴルス>をシンクロ召喚
墓地の下準備も最小限に抑えられるので、除外コストの温存にもつながるのは利点ですね。
ポイント(3):エクシーズ・リンク召喚を含めた妨害展開!!!
<葬角のカルノヴルス>デッキの基盤となる下級恐竜族による展開例も詳しく解説していきます。<化石調査>によるサーチの対応幅が広いため、安定した初動につながるのが優秀さを際立たせています。 こちらでは、<幻創のミセラサウルス>と<ベビケラサウルス>(or<プチラノドン>)の計2枚による展開を紹介します。
幻創のミセラサウルス+ベビケラサウルス、計2枚からの展開例
- <幻創のミセラサウルス>を手札から捨て、メインフェイズでのモンスターに効果耐性を付与
- <幻創のミセラサウルス>を墓地から除外し<珠玉獣-アルゴザウルス>をリクルート→<珠玉獣-アルゴザウルス>効果で手札の<ベビケラサウルス>(or<プチラノドン>)を破壊し<究極進化薬>をサーチ
- 破壊された<ベビケラサウルス>(or<プチラノドン>)効果で<魂喰いオヴィラプター>リクルート→<魂喰いオヴィラプター>効果で<ベビケラサウルス>をサーチ
- <ベビケラサウルス>通常召喚
- <魂喰いオヴィラプター>効果で<ベビケラサウルス>を破壊し、<ベビケラサウルス>を蘇生→破壊された<ベビケラサウルス>効果で<スクラップ・ラプター>リクルート
- <スクラップ・ラプター>効果で<ベビケラサウルス>を破壊し、「スクラップ」の召喚権追加→<ベビケラサウルス>効果で<ベビケラサウルス>リクルート
- <珠玉獣-アルゴザウルス><スクラップ・ラプター>で<スクラップ・ワイバーン>をリンク召喚
- <スクラップ・ワイバーン>効果で<スクラップ・ラプター>を蘇生し破壊→チェーン1<スクラップ・ワイバーン>効果で<スクラップ・ゴーレム>リクルートし<ベビケラサウルス>を破壊、チェーン2<スクラップ・ラプター>効果で<スクラップ・キマイラ>サーチ
- <ベビケラサウルス>効果で<プチラノドン>リクルート
- <スクラップ・キマイラ>を追加された召喚権で通常召喚→<スクラップ・キマイラ>効果で<スクラップ・ラプター>蘇生
- <プチラノドン><スクラップ・ラプター>で<葬角のカルノヴルス>をシンクロ召喚
- <スクラップ・ゴーレム>効果で<スクラップ・ラプター>を蘇生
- <スクラップ・ワイバーン><スクラップ・キマイラ><スクラップ・ゴーレム>で<召命の神弓-アポロウーサ>をリンク召喚
- <魂喰いオヴィラプター><スクラップ・ラプター>で<エヴォルカイザー・ラギア>をエクシーズ召喚
- <究極進化薬>を発動し<スクラップ・ワイバーン><珠玉獣-アルゴザウルス>を除外し<究極伝導恐獣>をリクルート





まとめ
葬角のカルノヴルスデッキは、恐竜族を展開し後続の特殊召喚につなげる!<葬角のカルノヴルス>デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
妨害につなげるだけでなく、追撃にも対応した柔軟なシンクロチューナーとなっています。
「ターミナルワールド2」で強化される「ジュラック」とも好相性なので、今後こちらのデッキに関しても詳しく解説していきます。
気になる方は、ぜひ<葬角のカルノヴルス>のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。