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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2020.06.24

Byオオニシ


linkros.jpg
【2020年07月制限】リンクロスの禁止とその影響について
こんにちは。初めての方は初めまして、オオニシと申します。

今回、2020年7月の制限改定にある<リンクロス>について「なぜリンクロスは禁止にされてしまったのか」それを持論に基づいて解説、という内容を書かせて頂くこととなりました。
まず、シンプルに考えて「強いから」に他なりません。その強さとは「汎用性」これに尽きます。
あらゆるリンクモンスターを「リンク1+トークン2体〜」に分裂させることができ、そのトークンをシンクロや各種コストにするなど・・・
というか<武力の軍奏>です。生まれたトークンはレベル1なので武力に変換し、チューナーを蘇生し、更なる展開に繋げられる訳です。
その根幹となっているのが<ハリファイバー>で、ハリファイバーさえ成立すれば出したチューナーとリンクロスのトークンで武力→チューナー蘇生とやりたい放題。
ところで、これ「ハリファイバーの方を禁止にすれば良かったのでは?」と思われるかもしれません。
思いませんか?思いますよね。思うんです。だって今までや今後も「展開系のギミック+ハリファイバー」は切っても切れない関係、言わば泥沼です。

良くないんですよ、ハリファイバー。こうして1月に登場したばかりのリンクロスを早くも禁止に追い込む、その「繋がり」の緩さ。
仮にハリファイバーが居なかったとして、リンクロス本体に何が出来るでしょう。何もできな・・・え?結局ハリがいなくとも武力からチューナー蘇生の展開に使える?駄目じゃん。

結論:禁止になった要因はハリファイバーにあると思ったが、リンクロス自体のノーコストでトークンを生み出す汎用性がそもそも高すぎたから

途中からハリファイバーに対する凄まじい私怨を垂れ流してしまいました。反省しております。

さて、ここからは「リンクロスが禁止になったことによる影響」を書いていきます。
ダメージを受けたデッキをざっと挙げてみると
  • アダマシア
  • 3軸(レベル3)
  • ハリファイバー+リンクロスを用いた展開系
  • セフィラ
  • 焔聖騎士
  • オルターガイスト
これらのテーマは、7月からリンクロスを使えなくなる「『リンクロス』ロス状態」を迎えてしまい、何をするにも「はぁ...もうリンクロス居ないな...」と無気力になります。
ただ、上記のテーマの殆どはリンクロスを失っても普通に戦えると思っています。

アダマシア
最強の岩石族<ブロックドラゴン>の存在により、<ユニオン・キャリアー>等も駆使してリソースを大量に確保できます。多少展開の幅は狭まりましたが、致命傷とは程遠いでしょう。

3軸(レベル3)
ケルビーニ>から<ハリ>→<オライオン>を経由してアウラー...アオロー...その、<何たらードン>を出して展開していけるため、致命傷ではないと思います。
ただ、武力を絡めて<虹光の宣告者>を先出しするなどの細かい動きが困難になっているため、他の展開系の爆発力には劣りそうです。

ハリファイバー+リンクロスを用いた展開系
致命傷でしょ。だって<リンクロス>居らず...。

セフィラ
元々<リンクロス>が居なくとも一定以上の制圧力&展開力を擁しているため、何の問題もないように思えます。

ハリファイバー>からの展開に必要なレベル1を確保するため、<ケプラー><地獄門><ラミア>の「DDギミック」を取り入れて展開しているそうですね。オシャレだ......。

焔聖騎士
そもそも<ゴッドフェニックス・ギア・フリード><シャルル>という分かりやすい置物を擁しているし、大量のサーチ手段や「戦士族」全般がギミックとなるカテゴリなので、<リンクロス>を失った程度でそれほど展開力は落ちないと感じています。

オルターガイスト
プークエリ>を絡めた「<ヘクスティア>を意図的に墓地へ置いてサーチ」という動きが出来なくなったのは非常に苦しいだろうと思います。
それによる相手ターンでの柔軟な対応かつ、爆発的なアドバンテージの獲得でゲームマウントを取っていくのが勝ちパターンの一つでもあっただけに、今までの「先攻1ターン目」の強みが活かしにくいのかなと。

それでも、前述したセフィラ等と同じく「元々<リンクロス>が居なくとも環境レベルの強さ」を誇っているので、より複雑化するトップシェア相手に今後はどう立ち回るのか楽しみです。

嘘です。オルターというテーマは好きor嫌いでいえば嫌いなので、楽しみでは無いです。

おわりに。
長々と書きましたが、大抵の方が感じた<リンクロス>禁止の衝撃は「早すぎる」に尽きると思います。
この4〜5月は大会が(オンライン大会を除いて)行われていないのに、まるで冤罪のように禁止リストへとぶち込まれたリンクロス......。

その短い命を、展開系の威力をこれでもかと底上げした意味不明な強さを、ありがとう───




posted 2020.06.23

By-遊々亭- 遊戯王担当


遊戯王販売ランキング.jpg
販売ランキング
【CP20編】

こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!

今回はCOLLECTION PACK 2020の売れたカードを現時点のランキング形式でまとめました!
それではどうぞ!

販売ランキングTOP3
3位
PSENo.39 希望皇ホープ(アストラル文字)

エクシーズ/効果
ATK 2500 / DEF 2000


・カードテキスト
レベル4モンスター×2
(1):自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
(2):このカードがX素材の無い状態で攻撃対象に選択された場合に発動する。このカードを破壊する。

第3位はNo.39 希望皇ホープ(アストラル文字)!
カード自体は以前から存在するものですが、今回のホープはプリズマティックシークレットかつアストラル文字という極めて特殊な仕様となっています!
公認大会で使用する際は日本語版を所持しておくことが推奨されているので注意が必要ですが、歴代数々のホープの中でもひときわ映えるデザインですね。
遊戯王ZEXALに思い入れのある方にはたまらない逸品です!

2位
URCNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ

通常魔法

・カードテキスト
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手の墓地から、「化石」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果でお互いの墓地からモンスターを除外した場合には、その特殊召喚したモンスターはモンスターの効果の対象にならない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの表側表示の「化石」融合モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。

第2位は化石融合-フォッシル・フュージョン!
相手の墓地を巻き込みながら融合し、出した融合体が破壊されると手札に戻ってくるという明確で強力なリソース兼攻め手となるカードです。
出したモンスターに耐性を付けることができ、<スカルキング>と合わせて使う事で相手の墓地の重要なモンスターを奪いながら対象に取れないATK2800と非常に強力なモンスターを構えることができます。
また、<スカルガー>の(2)の効果でサーチしてくる事も出来るので、初手に引けなかったり相手に除外されてしまったとしともEXデッキを墓地へ落とすカードと組み合わせて非常に安定したゲーム展開を作ることができます。

1位
SRヌメロン・ネットワーク

フィールド魔法

・カードテキスト
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに、発動条件を満たしている「ヌメロン」通常魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドの「ヌメロン」XモンスターがX素材を取り除いて効果を発動する場合、
X素材を取り除かずに発動する事もできる。

第1位はヌメロン・ネットワーク!
ヌメロン・ダイレクト>を落として大量展開するヌメロンの初動枠であり、フィールド魔法であるため<テラ・フォーミング>や<惑星探査車>などのサポートカードも豊富です!
ここから<ホープ・ゼアル>を召喚すると非常に強力な立ち上がりになるということで現在注目を集めています。
その強力さゆえに発売初日から大会で活躍しており、今後も大会環境で見かける頻度も高い様子が伺えます!

今回の販売ランキングは以上になります。

それではまた次回ヾ( ´ー`)ノ


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posted 2020.06.20

Byがんも


numeron1.jpg
デッキ紹介「ヌメロン」
今回はCP20で登場した「ヌメロン」について執筆させて頂きます。

ヌメロンは情報が公開されてから自分なりにプランや構築を考えていました。この経験を通してヌメロンの構築論、現フォーマットに与える影響を主に紹介していきます。最後までお付き合いして頂けたら幸いです。
構築
デッキレシピ
ヌメロン
プレイヤー:がんも
モンスター
6


デッキの動き
構築論に入る前にヌメロンの主な動きを紹介します。
このデッキの要である<ヌメロン・ネットワーク>でヌメロンXモンスターを展開し、<ホープ・ゼアル>をX召喚します。これによって疑似的に相手ターンをスキップすることが可能となります。 この動きを成立させた後のゲームメイクをしやすくする為にエルドリッチギミックを取り入れました。ホープ・ゼアルを守りつつ、<エルドリッチ>でダメージレースを優位に進める意図があります。また、エルドリッチのテーマ自体がEXデッキを殆ど使用しないなどのシナジーがあります。ヌメロン・ネットワークにアクセスするカードを引けていない状況でもエルドリッチギミック+永続罠で勝ち切るプランも取れるので個人的にはエルドリッチギミックを構築に組み込むのがベストだと感じました。次に構築の細部について触れていきたいと思います。
各カード解説
ヌメロン・ウォール
このカードは前述で紹介した<ヌメロン・ネットワーク>にアクセスするカードになります。そのため最大値である三枚採用。このカードの代わりに<惑星探査車>を採用してデッキを回しましたが、<灰流うらら>、<エフェクト・ヴェーラー>の的になってしまうのが気になりヌメロン・ウォールの方を採用しました。両方採用してヌメロン・ネットワークにアクセスするカードの総数を増やす案もありますが、これらのギミックが被ってもそこまで強くないと感じたので現段階ではこれで充分だと思います。
ヌメロン・ダイレクト
このカードは2枚採用で落ち着く形になりました。1枚しか採用していないと素引きした際に<ヌメロン・ネットワーク>が機能しない為です。また、2回以上ヌメロンギミックを使用したい局面が少ないので2枚採用になります。
禁じられた一滴
このデッキリストをご覧頂ければ分かるように、手札誘発の枚数が少ないです。サイドデッキの枚数と合わせたとしても8枚しか採用されていません。
そこで、対コンボデッキ相手の最終盤面に刺さる禁じられた一滴を採用しました。このカードはエルドリッチギミックとシナジーがあり、墓地に送ってもそのまま妨害or黄金卿にアクセスするカードになってくれます。これにより、相手のシステムモンスターを躱して<ヌメロン・ネットワーク>を通す動きが可能となります。ヌメロンXモンスターには戦闘を行う事により攻撃力を倍にする効果があるのでそのままライフを取りきるのが理想ですね。
また、コンボデッキ相手以外にもミラーマッチで相手の<ホープ・ゼアル>を止める事が可能なのも大きな利点です。上記の理由から3枚採用する形になりました。

サイドデッキ、メインデッキのサブスロットは今後の分布次第で変える必要があると考えています。
現環境に及ぼす影響
上記で解説させて頂きましたように高い制圧力を持ちつつ、後攻からは<エルドリッチ>の墓地へ送る効果を用いて盤面を荒らし<ヌメロン・ネットワーク>を通すなど、後攻からも充分に戦える高いポテンシャルを秘めています。競技シーンでも目にする機会が増えると自分は考えています。
そして多くのプレイヤーのメイン、サイドデッキに<ホープ・ゼアル>に対する回答となるカードが投入されるでしょう。例を挙げると<禁じられた一滴>、<無限泡影>、ヌメロン・ネットワークに干渉できる<幽鬼うさぎ>などです。これらのカード採用が流行るならば、メタが被ってしまうテーマは活躍するのが難しいかもしれません。
終わりに
最後までご覧頂きありがとうございました。とても強力なテーマだと感じ、情報が公開されてから構想していたのでこの様な形で文章に纏めることができて良かったです。
新制限も発表され、少しずつランキングデュエルや非公認大会も再開されましたね。今回登場するヌメロンなどの影響で今後のOCGがとても楽しみです。

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