is_yuyutei_app: "1"

is_iOS: ""

Brackets

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blog 【481ページ目】ブログトップ

Brackets

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blog 【481ページ目】ブログトップ

Brackets

遊々亭攻略ブログ

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


Icon遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント Icon遊々亭公式アカウント

こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です。

今年ももうあと少し、、、
読者の皆様はどんな年だったでしょう?

今回はブロガーさんに

「今年活躍したカード」

をランキング形式でお聞きしました(^∇^)

どんなカードが使われ話題になったかを振り返ることもできるので、
皆様も自分がお世話になったカードを思い出しながらご覧下さい!!

関連記事はこちら↓
ブロガーさんの今年活躍したカード"ねへほもん"さん編
ブロガーさんの今年活躍したカード"しみずき"さん編
ブロガーさんの今年活躍したカード"ウリュー"さん編


今回は"ウリュー"さんにお聞きしました。

では早速!

第3位

エナジェ.jpgSR 原槍 エナジェ

【常時】:あなたのエナゾーンにあるすべてのカードは【マルチエナ】を持つ。

【出現時】[白]:あなたのシグニ1体をアップする。

【起動】[白][白]:このターン、対戦相手のシグニがバニッシュされる場合、エナゾーンに置かれる代わりにトラッシュに置かれる。


私が一番好きなシグニは《原槍 アークエナジェ》ですが、お世話になっているのはこちらの方ですかね。

まずエナゾーンのカードが全てマルチエナを持つという効果が素敵すぎますね。

この効果自体が勝利に直結するというわけではないですが、個人的に最強の能力だと思います。

また出現時効果のシグニをアップさせる効果も素晴らしい。

マルチエナ化の効果と合わせれば《コードアンチ パルベック》から《原槍 エナジェ》を蘇生、出現時効果で《コードアンチ パルベック》をアップさせてもう1体蘇生させることが出来ます。(黒点タマであればエナから黒エナを3枚落としつつ盤面形成が出来て、さらに素敵)

最近はそんなに多用はしてないですが、2エナでバニッシュをトラッシュ送りに置き換える効果も強力な効果であると言えるでしょう。

タマというと《先駆の大天使 アークゲイン》のイメージが強いですが、1弾から様々なタマデッキに採用できるこのカードも影のエースと言えるのではないでしょうか?(私はむしろエナジェこそエースだと思っています!)

私はいつも黒点タマで使っていましたが、《火銃舞 タマヨリヒメ之参》の登場により《金木犀の巫女 タマヨリヒメ》も強化されましたので、またそちらの方でもデッキを考えられたらなと思っています。

そして出来ることなら《原槍 アークエナジェ》も一緒に使ってあげたいです...


第2位

こくてんたま.jpgLR 黒点の巫女 タマヨリヒメ

グロウあなたのトラッシュに黒のカードが10枚以上ある

【常時】:エナゾーン以外のすべてのシグニは黒になる。

【起動】黒あなたのエナゾーンから黒のカード1枚をトラッシュに置く:対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く。

【起動】エクシード5:対戦相手の、ルリグとすべてのシグニをダウンする。この能力は使用タイミング【アタックフェイズ】を持つ。


第2位はWIXOSS史上最も可愛いルリグ、黒点タマちゃんです!(個人差があります)

私がWIXOSSを始めたのは1弾環境からですが、そこからずっと《大器晩成》というカードを打たれまくって、「なんでアーツが防御手段のカードゲームでアーツ打たせてくれないの?」と嘆き続けていました。

その後エルドラが登場して「LB仕込めば大器晩成耐えられるじゃん!」からの「相手が大器晩成のタイミング間違えない限り勝ち筋なくね?」と更なる絶望を抱えていた時に現れたのが黒点タマでした。

そこから黒点タマをずっと使っていましたね。

大器晩成止められる!という気持ちで握り始めた黒点タマが同時期に現れたマユのエクストラターンにも刺さっていて、周りがマユ強すぎ!と嘆いていた時にはい つも「じゃあ黒点タマ握ってみればいいのに...」と常に思っていました。(しかし、なかなか周りに使用者が増えませんでしたね)

そんな黒点タマが2位の理由としては初WPS入賞かつ初優勝という結果を私にもたらしてくれたカードが黒点タマだからです。

中でも一番暑かった試合は準決勝でのウリス戦でした。

既に決勝トーナメント出場を決めていた予選の最終戦で一度負けていたので、リベンジしたいと思っていたら準決勝で再戦。

黒点タマのグロウ条件的に不利な対面ではありましたが、デッキ回りが絶好調ということもありリベンジを果たすことが出来ました。

現環境においては決して強いと言えるタイプのデッキではないと思いますが、《ウトゥルス・チェイン》などの追加によってアーツ選択に幅が出てきたと思いますので、今後も使っていこうと思います。

0-4までのグロウコストが黒のタマとか出ないですかね...?


第1位

スピリット.jpgスピリット・サルベージ

使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】

あなたのルリグトラッシュから《スピリット・サルベージ》以外のアーツ1枚をルリグデッキに加える。

堂々の1位は《スピリット・サルベージ》です!

本当にこのカードにはお世話になってますね。

そもそもWIXOSSはアーツが特に重要なゲームであることはプレイしたことのある方ならばよく知っていると思います。

そんなゲームにおいて、試合の状況に応じてアーツ配分を変化させることができるこのカードが弱いわけがありませんね。


『困ったら《スピリット・サルベージ》を入れておけ』
彼の有名なナポレオンの言葉ですね、私もそう思います。

筆者はエルドラを使うことが多いので、エルドラのアーツで悩むことが多いのですが、9弾環境までは《クロスライフクロス》、《ドントエスケープ》、《全身全霊》の3種さえあれば割と幅広く戦える感じていたので、いっそのこと残りのアーツ枠は《スピリット・サルベージ》×2で良いのでは?と考えていたこともあ りましたね。

今ではフラッシュバックなどの選択肢も増えたので流石に2枚は積みませんが...

あとはミルルン対策に《ロックユー》と一緒に採用するということも多かったですね。

そんな以前からお世話になりっぱなしの《スピリット・サルベージ》もチェインという能力の登場によって0コストで打てるようになったのは最近の大きな変化と言えるのではないでしょうか?

私自身も黒点タマで《ウトゥルス・チェイン》と一緒に採用してみたりしています。

今後もチェインを持ったアーツは増えていくと思いますので、これからも《スピリット・サルベージ》には目が離せませんね。


えっ?《スピリット・サルベージ》を持ってない!?

あれほどBlu-rayか7弾で手に入れておきなさいと言ったのに...

もうシングルカードで買うしか...

あっ!あれは《スピリット・サルベージ》が再録されるのでは?と噂の2月13日発売の映画公開記念デッキ WHITE HOPE -movie ver.-じゃないか!!

公式も確実に欲しければ予約してくださいって言ってたし、生産数に限りがあるんだろう。

これは忘れずに予約しないとね!!(露骨な宣伝)


posted 2015.12.12

Byねへほもん


どうもです!
記念すべき?第101話ですね。
また1話から初心に戻ったつもりで書いていきます。


今回取り上げるのは、気が早いですが11弾のカードです。
と言いつつ既にチェインB&Bを取り上げているのですが・・・
今回の主役は11弾のLRのこちらです!

WX11-003.jpg


新しい4の花代さんですね。
手札+エナの計2コストでアサシン付与やバニッシュができ、エクシード2で3枚ドローすることができます。
個人的にはエクシード効果の評価が高く、アサシンやバニッシュに偏りがちだったルリグ効果の幅を広げ、前2つの効果のコストを調達することができます。

従来ミルルン等青デッキには4にグロウされる前に撃破しないと、フルハンデスで戦力を奪われてその後息切れ気味になりがちでしたが、一気に3枚ドローすることで盤面を捲る札を加えることができます。
赤=ダメージの通しやすい序盤のうちに早期決着というイメージで、筆者は今まであまり4以上のルリグに期待してきませんでしたが、この1枚はなかなか活躍してくれそうです。

「どうすれば3止め以下のデッキと差別化できるか」という視点でレシピを考えてみましたのでご紹介します。
正直なかなか難しいですが・・・

◆デッキレシピ


・ルリグデッキ

0-2 バニラユヅキ
轟炎罪 遊月・参
雪月風火 花代・肆
アイドル・ディフェンス 1
龍滅連鎖 1
一蓮托生 2
ペナルティ・チャンス 1


・非LB

羅石 ハレイガ(鉱石) 4
羅石 ヒスイ(宝石) 4
幻竜 グリアナ 3
羅石 カクセン(鉱石) 3
轟砲 ウルバン 2
三剣 4


・LB

羅石 カーネリアン(宝石) 4
羅石 キュア(宝石) 4
サーバント O 4
サーバント O3 4
羅輝石 マラカイト(鉱石) 4

◆キーカード

《一蓮托生》

緑アーツ 緑1 メイン・アタック
以下のどちらか1つ
①デッキからカードを2枚エナに置く
②エナゾーンから対戦相手の選んだシグニを1体場に出す

今月末発売のウィクロスマガジンに附属する1枚で、強力な効果を持っています。

①は任意のカード2枚をエナに置く効果で、アタックフェイズに使えるチャージングのようなイメージです。
単にエナを増やすだけではなく、好きなカードを置けるため、《贈呈》等で回収したり、爾改の初手で使ってグロウ事故を回避したりできます。

このデッキでは龍滅と相性抜群で、チェインして使うことでノーコストで2エナチャージすることができます。
また、マルチエナが無いと相手が油断しているところに使用し、アイドルで守ることも可能です。

アタックフェイズに使えるエナチャ手段というだけで可能性が広がりますね。

②は盤面を1面埋める効果で、僅か1エナで1面守れるというコスパの良さを誇ります。
対戦相手が選んだシグニを場に出すのですが、レベル4や限定条件の関係で出せないシグニを選択されると不発に終わるため、エナ管理には要注意です。


《ペナルティ・チャンス》
ペナルティ.jpg


記事内での採用率がやたらと高いカードですが、今回も採用しています。
4花代のドロー効果を使った後は手札を全て捨てることとなるため、ハンドレスと相性の良いこのカードを採用しました。
エナをルリグ効果に残せるよう、軽いアーツで固めたいため、ノーコストなのも嬉しいですね。


《幻竜 グリアナ》
グリアナ.jpg


えっ、ユヅキ限定だって?
知ってますw

このデッキは4に上がったターンにロングショットを決める構築で、4グロウ前はそこまでダメージを稼ぐ必要がないため、
赤シグニお得意の除去効果はあまり役に立ちません。

アド稼ぎに役立つカーネリアンはともかく、他の下級シグニは正直今一つの能力という印象です。
そこで10弾随一の壊れ性能と言われるグリアナを採用してみました。

エナ破壊は4グロウ後のロングショットの精度を上げるのに役立ち、相性は非常に良いです。
また、グリアナを見せることでユヅキと思わせたり、逆にマラカイトを先に見せることでユヅキではないと思わせマルチエナを置いたところを破壊したりと、相手の意表を突くプレイングができるため実戦的には案外役立つと思います。

4グロウ後は場に出せませんが、花代のアサシン付与効果で捨てられるため腐ることはありません。
注意点としては、4グロウ後にエナに残してしまうと一蓮托生の蘇生効果を妨害してしまう点で、速やかにトラッシュに落とす必要があります。

強力なグリアナがレベル3までは場に出せ、4グロウ後も手札コストに使えることで腐らないというのは3以下の花代にはない差別化ポイントの1つだと思います。


《三剣》
三剣.jpg


これまたブログ登場頻度がやたらと高い1枚ですが、このデッキとも相性が良いです。
というか三剣自体が強いので全デッキに入れてしまっても良いのではないでしょうか(雑)

スペルが三剣のみしか入っていないため、使用後にスペル・アーツを使えないという制限はほぼ無視できる上、貯めたエナを即ルリグ効果に使用することができます。
3ユヅキと同じような使い方ですね。

「4花代エクシードで手札補充→引いた三剣でエナ補充→アサシン連打」の流れが強力で、3面アサシンのエナを補助することができます。


《羅輝石 マラカイト》
マラカイト.jpg


グリアナが出せるというのは些細な差別化ポイントと思われるかもしれませんが、最も大きいポイントがこのマラカイトです。
トラッシュに鉱石が5枚以上あればパワー15000+ダブクラとなり、宝石が5枚以上あれば相手のアーツ以外の効果を受けなくなります。

アーツ以外の効果を受けないということは即ちLBを受けないということであり、ロングショットを安定して決められるようになります。
アサシンと合わせれば対処できるLBはトオン、修復位に限られます。

また、不意のアーツで仕留め損ねた場合でも、パワー15000+アーツ以外無効という鉄壁の布陣で相手を迎え撃つことができます。
例えばミルルン相手だとUuo、Ne、ヨクトといった除去を受けないのは勿論、コンポラ・AMSでは対処できないネクレによる効果無効化にも対抗することができ、非常に固いです。

鉱石・宝石それぞれを5枚ずつ以上というと難しそうに感じるかもしれませんが、4花代が手札やエナをコストにする効果を持つため、枚数調整は可能です。
デッキレシピの各カードに鉱石か宝石かを記載しておりますので、構築の微調整時に参考になれば幸いです。

4グロウ後のキルルートについては主に2つ用意しています。
どちらも鉱石・宝石が5枚ずつ落ちている前提です。


ⅰ:LBをケアしつつ仕留めるルート(ライフ4スタート)
マラカイト×2+カクセン

3面アサシンを付け、カクセンで2点通してしまえば後は怖くありません。
ルシファル、アークオーラ、ノーゲイン(関係ない)と殆どのLBを弾き飛ばしつつマラカイトの攻撃を叩き込めます。

ⅱ:LBを無視して仕留めるルート(ライフ5スタート)
マラカイト×2+ウルバン

ウルバン(1点)→マラカイト×2(4点)→ウルバン(トドメ)という順番で殴る都合上、LBはケアしきれません。
ですが、覚えておけば応用は可能で、例えばライフ3・青2エナを残したミルルンに対し、ドエスで1面守られてもウルバン&マラカイト1体で詰め切ることができます。
ミルルンなんてLBは大したことがないので、これで十分です(といいつつNeを踏むと死にますが)



いかがだったでしょうか?
マラカイトの固さを活かせば、3止め以下の花代とも割と差別化を図れるのではないかと思います。
タイトル通り、筆者はグリアナ推しですがw

11弾は久々のイオナ強化弾ということもあり、楽しみが多いですね!
それではまた(^-^)/


posted 2015.12.10

Byしみずき


■はじめに

先日、11/29日の浜松予選を以て、WIXOSSCUPの全ての予選が終了しました。

9弾環境時はミルルンタマユ
10弾環境に移ってからは圧倒的デッキパワーを誇っていたミルルン、安定感の化身のタマユが龍滅連鎖ブラックコフィンペナルティチャンスと言ったメタカードの煽りを受けてなりを潜め、

代わりに台頭してきた速攻系統のデッキに強いウリス、順当強化を貰った3ユヅキを初めとして色んな種類のデッキが予選を突破していきました。

僕も9弾環境、10弾環境でそれぞれ3回づつ予選に参加してきましたが、最初3回はメタ読みを外し、後半は納得のいく構築が出来たもののプレミやメイジやプレミや弱点を着かれたりで惨敗してきました...

これから、さらに研究が進んで本戦ではどんなデッキが勝利の栄光を掴むのかが非常に楽しみです。


さて、敗戦報告は此処までにしまして本題です。
今回の予選にて10弾環境に入った後半3回、名古屋、大阪、浜松の会場で使用しました2止めリメンバの紹介をさせて頂きます。

予選突破は叶いませんでしたが、
僕の中では非常に自信作ですのでお時間ありましたら最後まで読んでいって下さい。


---------------------------------------------------------------------

■デッキレシピ

DSC_0688.JPG

◎ルリグデッキ

バニラリメンバ
0~2

<<ペイ・チャージング>> x2
<<ロック・ユー>> x2
<<不灯不屈>> x1
<<龍滅連鎖>> x1
<<グレイブ・ラッシュ>> x1

◎シグニデッキ

Cost.1

<<サーバント O>> x4 ★
<<サーバント O3>> x4 ★

<<サーバント O2>> x3

Cost.2

<<サーバント D>> x3 ★
<<サーバント D3>> x4 ★

<<アヤボン>> x4

Spell

<<SEARCHER>> x4 ★
<<炎機の歯車>> x1 ★

<<ネクスト・レディ>> x1
<<集結する守護>> x4
<<CRYSTAL SEAL>> x2
<<THREE OUT>> x4
<<TRICK OR TREAT>> x2

----------------------------------------------------------

■各カードの解説


◎ルリグデッキ

0~2リメンバ

各種バニラで揃えるのは特に語ることもないです。

ピルルクにするかリメンバにするかは非常に微妙なところですが、
今回は耐久エルドラや晩成爾改、ミルルン等にも搭載されている全身全霊に引っかからないリンメバを採用しています。

しかしリメンバだと、現環境デッキの一角であるユヅキのグリアナに対して、
例外なく全てのエナが焼かれてしまうという裏目があるので悩みどころではあります。

ペイチャ
ペイチャ.jpg


基本は2エナからの龍滅ショットを成立させるためのカードですが、
明らかにファフ一覇とわかっている相手に、無理やりTHREEOUTを使ってサバを集めなければならない時にも重宝します。

不灯不屈
ユヅキック.jpg


通称ユヅキック。
実質ノーコストで2面焼きという
止め系デッキのアキレス腱である、ノーパンされた際にエナが足りずに詰めきれない。
そんな状況を打開してくれる、速攻デッキのためにあると言わんばかりのアーツ。

しかし、普通に殴ってくる相手に対しては残盾が足りずに満足に除去ができなかったり、
逆にスーサイドの結果、仕留めきれず本来なら死ぬはずのなかった返しで負けたりとピーキーなカードでもあります。

龍滅連鎖
龍滅.jpg


戦術のユヅキックと合わせて〆に行く為のアーツ。
序盤にランサーでガンガン攻め込む+ユヅキックで更に増えた相手のエナを更に1面焼きつつ、
燃やし尽くしてくれるという、このデッキの要。

また、長期戦を強いられる相手(アン、ウリス、タマ)等に対しては、
防御的な運用もできるなど非常に有用な1枚。

どうしても詰めに行かなきゃ返しでやられるけどエナが足りないという時は
龍滅連鎖→ユヅキックの順に使うと、チェインによって1エナ軽減できるので
相手を6エナにしてしまうものの、1エナ増やすことができるのは覚えていて損は無いです。
結局、ロックユーx2を使用すれば使用できるアーツはペナチャかアイドルに限られるので、あったら仕方ないです。

・ロックユー
ロック.jpg

説明不要ですね。
理不尽を押し付けます。

ミルルンやループ型のエルドラ、速攻系デッキに対してカットインすることで、
動きを1ターン遅らせることもできます。

グレイブラッシュ
グレイブラッシュ.jpg


基本的に詰めに行く際にペイチャやクリシ等でハンドを多用するので
面が埋まらない時に、足りないハンドを補うのに使用します。
また、後術するミルルンを完璧に倒しに行く為に必要なアーツになります。


他にも、集結する守護の指定がサーバントネームでいいことから、
手札のサーバントが足りない時に使用したり、

長期戦になった際に、敢えて全面開けてターンを返して
1ターンを忍んだりにも使用できます。


◎メインデッキ


・集結する守護
集結する.jpg


爾改ではなくピルルク(リメンバ)にした際にぶち当たる
メインデッキでの面明け手段に乏しいという問題を一気に解決してくれたこのデッキのメインウェポン。
ランサーの性質上、バトルフェイズ前にエナを与えないので、
先行であれば、LBに阻まれない限りほぼ確実に3点通しに行くことができ、
後攻であっても、後1に敢えてノーパンや最初の1点だけに留めておくことで、
エナチャージのLBを踏まない限りは、アーツに邪魔されることはないと思います。

流石に1コストで全員+5000補正とランサー付与はコスト論がおかしいです。

炎機の歯車
炎機の歯車.jpg

相手が普通に殴ってくるデッキの場合、此方の〆に行くタイミングの前に盾が2枚残っておらず、
2面しか開けることができないという状況が起こりうるので、その保険として採用しています。

盾がないという状況であれば、このスペル自身の条件も満たせ、エナも十分にあると思うので、
ユヅキックといい感じに弱点を補い合っています。

■デッキの動き

まず、前提として今回のデッキは9弾環境で神とまで言われていた、
ミルルンを絶対に倒す為の構築になっています。

アーツ7枚も全てミルルンを倒す為だけに選んでいるので、
探せば穴は沢山出てきます。

しかし、序盤耐えるのが勝負のミルルンを正面からの力押しだけで超えられる構築になっているので、
大概のデッキは割と簡単に押し切れるようになっています。

このデッキは主に3つの攻め手段があり、

1.集結する守護による、サーバントのランサー化

2ターン目のエナが少ない状態での全面ランサーはパワー上昇と合わせて相手からしてみれば非常に守り難く、
信頼の置けるポイントゲッターです。

2.トリトリ、クリシによるハンデスからのルリグパンチ

メインの採用枚数からはあまり目立ちませんが、4投のSEACHARから随時引っ張ってこれるので、
見た目よりは遥かに全ハンデスしやすいです。

3.龍滅ショット

残るひとつは、このデッキ最強の詰め手段である黄金ルート

ユヅキック→龍滅連鎖→ロックユーx2

で3面空けかつ、殆どのアーツをアーツ使用不可にして〆るというものです。

このルートに対抗しうるのは、
ゲイン、破壊耐性持ちシグニ、各種LB、メイジ、クマムス等のアタック時シグニ、
アーツ5枚以上使った状態のハローエフェクトと限られており、多くのデッキに対して非常に強力な詰め手段として使用できます。

特にこれ等の解答を持たず、LBの弱いデッキ、(ミルルン、スペルク、3ユヅキ、各種速攻等)
に対しては確実に詰めに行くことが出来ます。

また、2枚採用しているペイチャがあるおかげで、
ターン開始時に2エナ(クリシ、ネクレがあればその分軽減)あれば詰めに行くことが出来るため、
ノーパンがほぼ意味を成さないとのは非常に理不尽な点です。


この3つの行動を組み合わせて攻め込んでいきます。

先攻であれば、サバランサーで3点削った後、アヤボンx2からのユヅキック連鎖ロックユーで最速3ターンキル、
後攻であればハンデスが上手く絡めば最速で後攻2キルと晩成爾改を彷彿とさせる理不尽な轢き殺しが可能となっています。

また、タマ相手に黄金ルートで仕仕留めきれず、相手のゲインが並んでしまうと一見詰んでしまう用に思えますが、
相手の盾が1~2枚程度であればある程度ターンを空け手札を整えて
トリトリ、クリシによる全ハンデス、守護によるランサー付与からのロックユーで
アテナ、ヴァルキリー等のパワーが低い箇所を叩いてやれば、
LBでゲインやオーラ、1ドローで鯖をトップされる等がない限りは詰めに行くことが来ます。

このルートは他にも、ロックユーの効かないクマムス、スプライド、プルート、メイジ等の
バトルフェイズに面を埋めてくる奴らに対しても有効です。


また、ミルルンを倒す為だけに組んだデッキですので、
当事環境でブイブイ言わせていた、唯一の対抗馬であった晩成爾改をも凌駕した


カツレツ→ボルメテウス・ホワイト・ベイア通称BHBによる盾焼却でのエナロック、
加えてNiによるドローロックかつメイジを構えられていても、
此方のエナが4枚かつ、盾が2枚以上でミルルン側の盾が1枚以下であれば確実に葬り去るルートを搭載しております。

条件に関しては此方のエナが4枚必要ですが、BHBを通す関係上此方のシグニがバニッシュされているはずなので4エナは貰えますし、
此方の盾2枚に関しては基本ミルルンはノーパンしてくるので問題ないです。
寧ろ、殴ってくるのであれば3キルに持ち込めます。

ミルルン側の盾1枚以下に対しても、序盤ノーパンされていても守護によってある程度は削れているかつ、
BHBを行う時点で2枚はリフダメで消えるのでネタバレしていなければ問題無いです。

手順としては最初のドローで引いた2枚をペイチャのコストにして、

ペイチャx2→ユヅキック→龍滅連鎖→グレイブラッシュ→ロックユーx2(1でも良い)と使って行けば、
何を引かされたとしても3面並び3面バニッシュアーツほぼ使用不可で、
唯一使えるメイジでは1面しか止まらないので確実にゲームエンドまで持っていくことが出来ます。

■最後に

普通に何も考えずに使用しても、結構綺麗に3キルが決まりますが、
強力なショット手段を持ちつつもハンデスによる相手の減速をしつつ此方の点を通すことができる点を活かして、

勝負を急がずに、相手のデッキのゲームスピードを見極めてギリギリまで盾を削ってから
龍滅ショットに行くことで、一番の懸念要素であるLBをある程度まではケアできます。

WIXOSSCUPの予選で、ウリスに対してエニグマオーラが怖く勝負を焦って
残盾3枚からジャスキルで先攻3キルを狙いに行って、ミリアを踏んで負けたこともあれば、

後攻からで最初の守護を1面LBで守られ、更に守護をコフィンで封じられ、
エニグマオーラで回復までされたものの、ハンデスで相手の動きをぬるくしつつ、
ジリジリと点を詰めてから、ジャスキル+1の状況まで追い込んで龍滅ショットで〆れた試合もあります。

こんな感じで一見不利になるように見えても焦らずにじっくりやれば勝てる試合もあるということです。

この猿デッキの唯一、猿じゃない部分ですね。


如何でしたでしょうか?

今となってはネタも随分割れてしまい、
絶対倒す対象だったミルルンもウルバン2体に宝剣を装着して、7点からのスーパーロングショットで意趣返し
を狙ってきたりと、このままの構築だと若干厳しそうなので、環境に合わせて丸くする必要がありそうです。

弱くはないと思いますし、龍滅連鎖以外はめちゃくちゃ安く組めるので
初心者にはオススメしたくないですが、まぁ、オススメですw


Icon