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遊々亭攻略ブログ

ヴァンガード 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、ヴァンガードに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2025.12.08

Byタカギ


dejideckTop.jpg
デッキ紹介 Dスタン リリステ初期組〜クラリッサとカイリ〜
ご無沙汰しております。タカギです。

今回は、リリカルモナステリオ あわてんぼうのクリスマスで強化された、初期組からクラリッサとカイリのデッキを紹介したいと思います。

前回に引き続き初期組からのピックアップでクラリッサとカイリの強化を見ていきます。

まずは、クラリッサのデッキレシピを見てみましょう。
デッキレシピ
グレード2
16


デッキの強み
クラリッサデッキに関しては以前のPR強化を記事にした、オルティーモ入りクラリッサにて解説してるのでそちらもご覧ください。

基本的には盤面にEarnescorrect名称のユニットを並べて、5種類揃ったら<目指せ!最強のアイドル!>を放ち相手のユニット3面へとアタックし擬似的な除去をしながら最大で5回のアタックを行うデッキです。
ツインドライブしかしないデッキではありますが、アタックがヒットすれば2ドローしたりできるデッキなので、非公開領域が多く相手目線ハンドが分かりにくい点も強い点です。

デッキからは<エブリン>でサーチし、<オルティーモ>でエネルギーを使ってドロップからコールしたりできるので盤面をそれなりに作りやすかったですが、今回はどんな強化が来たのでしょうか?

Earnescorrectフォロワー キアーロ
エネルギーを使うのが<オルティーモ>しか居なかったクラリッサのデッキには、<ダズルバブルパラダイス プレセア>を入れて上手いことエネルギーを使うような立ち回りをすることもありました。
しかし、今回の<キアーロ>がEarnescorrect名称を持つプレセアのような役割を持ちます。
自身のターン中に手札から捨てられるとEB3で1ドローできます。
ライドコストとして捨てられるとエネルギーをドローに変換してくれます。
あくまでもあなたのターン中という条件なので、<Earnescorrectメンバー カタリン>のコストでキアーロを手札から捨てた場合でも誘発するので、ライドコスト以外でも使い道がしっかりとあります。

また、ドロップでの効果としてターン終了時にVがグレード3以上かつ、アタックがヒットしていれば自身をバインドすることにより、Rを1枚手札に加えます。

Earnescorrectの弱点として盤面にコールしたユニットがそのままになりがちです。
盤面にユニットを残したまま相手にターンを渡し盤面が除去され盤面をまた作るのに苦労するというのが問題点でした。

しかし、キアーロによりオルティーモや<エブリン>を手札に戻し次のターンに盤面をまた作りやすいようにサポートをしてくれます。

手札コストとして切る物が他にあれば雑に序盤から並べて置ける上にしっかりと名称持ちなので、最強のアイドルの発動条件を満たす1枚にもなります。

Earnescorrectフォロワー トゥワディーネ
ドロップから使える効果でグレード3以上のクラリッサがVに登場するとドロップからコールされます。
ドロップからコールされるとSB1することで、Earnescorrectの名称を持つカードのカウンターを1回分免除してくれます。
更には単騎1万のアタッカーかブースターになり、バトル終了時には自身を退却させます。
これにより毎ターンドロップに<トゥワディーネ>を用意することができます。


ネクエラ>や<カタリン>、<エブリン>とクラリッサのデッキでは結構カウンター事情が複雑であったのですが、事実上毎ターンカウンターチャージが行えるようになりました。
トゥワディーネのありがたい所は、あくまでもカウンターチャージではなく、支払うカウンターを減らす効果です。
これにより相手に点止めをされた場合だったとしてもカウンターを支払う動きが可能になります。
また、グレード1の名称持ちユニットなのでライドラインのグレード1クラリッサのサーチ対象にもなっており、サーチ範囲が広くなり、スカりにくくなりました。

気軽にライドコストとして切ることができるので、<キアーロ>+トゥワディーネでライドコスト候補が多くなり、デッキが回しやすくなったのも良い強化ポイントです。


Earnescorrectフォロワー フィールネ
名称持ちのグレード2で自身を退却させドロップの名称持ちと入れ替わるかドロップから<最強のアイドル>を回収できます。

能力を比較するとドロップ蘇生とパンプが行える<オルティーモ>の方に軍配が上がりそうに思えますが、あくまでもフィールネはエネルギーを使用せずに能力を解決できます。

キアーロ>がエネルギーを消費する分、オルティーモを酷使することができなくなっており、エネルギーを使わないフィールネが役立ってくれます。

最強のアイドル回収効果も優秀で、<トゥワディーネ>でソウルを使う都合上、ドレスアップクラリッサの登場時のSB1で最強のアイドルを回収する能力を使えなかったパターンがあったり、<ドレスアップクラリッサ>を引けなく、最強のアイドルが供給できない時に、このドロップから最強のアイドルを回収できる効果に助けられる時があります。

1枚が2枚になるカードではないですが、かなり柔軟な動きができる染みるカードなので数枚は入れておきたいユニットです。


今回の強化で更にEarnescorrect名称が増えて汎用に頼らずデッキ内を名称持ちのユニットのみに仕上げることが無理なく出来るようになりました。
レガリスピースの枠も削って名称カードを入れるぐらいにはカードプールが充実しており、採用枚数がかなり悩み所になるほどで嬉しい限りです。

相変わらず最強のアイドルで相手の盤面に触りつつ、ドローでき更には山札もドロップも触れるテーマで、少ない採用枚数のカードであったとしてもゲームに絡めることができるデッキです。

相変わらずライドラインはサーチしたあと残ったカードをシャッフルして山札の下に置くのでクセでシャッフルしないように注意してください。



続いてはカイリのデッキレシピです。
デッキレシピ
グレード4
1


デッキの強み
バミューダ△らしいRをバウンスして出し直すことにより連続アタックを狙っていくデッキで、マーメイドのユニットで染められており、様々なサポートを受けることができます。

基本的にVは<Astesice△Live カイリ>でファイトを進めて、<魂魄封ぜし禁忌の形代>にて<グレード4>のカイリを回収しつつ、盤面に出したグレード3カイリをバウンスしてペルソナライド札として回収する動きができます。
状況を判断してペルソナライドをするのも良し、グレード4カイリになってトリプルドライブとRバウンスとコールをカウンターを使わないで行えるようにする立ち回りに変える事もできます。
反照のレゾナンス アプレール>が特に強力で、マーメイドサーチ及び<無くてはならない大切なモノ>でブースト要員を増やしていくこともできます。
基本的に動きに関しては十分なカードを配られており、あとはどれだけかゆい所に手が届くカードをもらえるか、といった所で今回の強化を見ていきます。


海の中の灯 ラテルナ
序盤から1万シールドになるグレード2でVがグレード3以上になれば、単騎15000アタッカーになります。

更にはアタックかブーストした時にソウルチャージができます。
カイリデッキでは<ペネロープ>でソウルを使うのと、<無くてはならない大切なモノ>でもソウルを使いたいので比較的ソウル枚数が厳しいデッキでした。
ラテルナ>で気軽にソウルを供給できるようになったので、<ルクシェイル>まで入れる余裕ができました。
ルクシェイルの採用枚数は少ないですが、Rバウンスで出したりして、複数回の使用が行えてるので、複数回<ペルソナシールド>を獲得する為のソウルコストが確保されるようにもなっています。

革命的に強い効果ではないですが、数枚あるとかなりデッキの動きに貢献してくれる1枚になってます。


洗練された感覚 リーファ
カイリを含むグレード3以上がいる状態でコールされれば5千パンプされ、カイリの能力で出せばターン終了時に手札に戻ります。

カイリの能力で最大2枚戻せたり、<フランセット>や<フォーレット>でもバウンスができますが、それでも限度があります。

パンプ値も悪くなくセットオーダーで選ばなくてもグレード1なのでブースターとしていつでも活躍をしてくれる上に、ライドコストで切ったらソウルに入る無駄のなさもあります。
序盤にライドラインでソウルを使ってしまい、<ルクシェイル>用のソウルがないといった状況もサポートしてくれたりする便利な1枚です。

カイリデッキはそこまで大きな違いがあったわけではないですが、マーメイドのノーマルユニットが順当に増えてくれて、サーチ対象がしっかりと増えてくれているのでサーチの不発も減りつつ、ソウルの枯渇を防いでくれるマーメイドが追加されました。

ペネロープ>も一時期に比べ入手しやすくなっており、フランセットの再録で構築難易度は下がっているので、カイリを組みたかったファイターの方もこの機会に組んでみても良いかもしれません。


さて、今回は強化されたクラリッサとカイリのデッキを見ていきました。

WGP名古屋のリリステカップでは<クリスレイン>や新弾強化のデッキが目立っていました。
今後もリリステの強化されたデッキを紹介していくので、リリステカップでの対面デッキの理解力を深める為の参考になれば幸いです。


今回は以上となります。ありがとうございました。

posted 2025.12.05

By宏人


dejideckTop.jpg
【Dスタン】コーラルデッキ紹介
こんにちは。ヴァンガードの鬼、宏人です。
今回は『リリカルモナステリオ あわてんぼうのクリスマス』から『オーロラスター コーラル』のデッキを紹介していきます。


デッキレシピ


デッキ紹介
コーラルはソウルにコーラル名称のカードを入れることで4回アタックをしながらトリプルドライブやRのパワーアップを状況によって変えながらファイトを進めていくデッキになっています。

オーロラスター コーラル>のスキルの関係上、別名称のコーラルを多く採用しなければならず、アタッカーが足りないという状況が少なからず起こってしまうデッキでしたが、今弾の<水の街を賑やかに! アンベリエール>の登場によりRの展開力が増し、上記のような弱点が少し軽減されました。
アンベリエール自体のパワーが上がる点もとても優秀です。


採用カード紹介
水の街を賑やかに! アンベリエール
ドロップにあればコーラルの効果を使うだけでコールすることができるユニットです。上記で紹介したようにコーラルのデッキはRの再現性があまり高くありませんでしたが、このカード登場により、その弱点が少しではありますが克服されています。
さらに相手のVがG3だった場合パワー+10000されるので、コーラルの効果と合わせて1ターンを通して、とても高いパワーでの4回アタックをすることができます。
また、ターン終了時に1ドローすることも可能なので手札を増やすことができる点もとても優秀です。

雪舞う夜空に祝いの歌を
今弾で登場したブリッツオーダー。30000のガード値になってくれる優秀なカードです。
ルミナスメロディ イルネイシア>やスキルで使用したいコーラル名称を手札に抱えなければならないのでガード値の高いこのカードとの相性は抜群です。
沢山引いてしまって手札事故に繋がることもあるので今回は2枚の採用になっています。

心に熾るは原初の篝火
邂逅専用の<恩寵湛えし聖なる杯>なカード。ドロップから使用出来るため、序盤は手札コストにすることが可能です。
ライドする際、気軽に切れる手札コストが<アンベリエール>しかないためこのカードを採用しました。このデッキはコーラルの効果の都合上ロングゲームが得意ではないため、ペルソナライドをできるだけ多く行い、早い段階で決着をつけたいためデッキとの相性はとても良いと思っています。


最後に
デラックスやちほうかっぷは終わってしまいましたが、今度はリリステカップが始まりましたね。
リリステという一国家でも個性的なデッキがたくさんあります。個人的にはリリステ内ならどのデッキも優勝を目指せるポテンシャルを秘めていると思います。
いろいろなデッキを見られると思うと今からワクワクします!

簡単にですが『オーロラスター コーラル』の記事は以上になります。最後までご閲覧ありがとうございました。

posted 2025.11.27

Byタカギ


dejideckTop.jpg
デッキ紹介 Dスタン リリステ初期組〜ウィリスタとフェルティローザ〜
ご無沙汰しております。タカギです。

今回は、リリカルモナステリオ あわてんぼうのクリスマスで強化された、初期組からウィリスタとフェルティローザのデッキを紹介したいと思います。

新弾のあわてんぼうのクリスマスでは、第1弾である、Lyrical Melodyで収録されたライドラインのユニットが強化されました。そんな初期組の中からいくつかピックアップし紹介していきたいと思います。


まずは、ウィリスタのデッキレシピを見てみましょう。


デッキレシピ


デッキの強み
ウィリスタは、オーダーである<交わり照らせ緋蒼の閃光>を安定してプレイしていき、最大で5回のアタックが狙えるデッキです。
Vである<輝き満ちる光彩 ウィリスタ>がライドしていければ、安定してオーダーを供給しつつ、宝石オーダーをソウルから支払い、デッキトップ5枚見て2枚までコールした上に、自身に15000パンプを行えます。
ユニットコールに自身のパンプ、オーダーの安定供給とかなり性能が盛り込まれたVに仕上がっています。
他にも単騎28000になりながらスタンドする<共に駆ける光芒 オフィリア>がいたり、<百花を添えて ライパート>で火力とエネルギーをうまく使いペルソナライドやオーダーを手札に加えるプレイができます。

他にもV効果で5枚見た時にウィリスタや守護者が見えたら、盤面に置いて<ラヴィング・ピンク フランセット>で回収し、次のターンに備えたりする事もできます。

また、Vのウィリスタが登場時に手札を捨てる事により、宝石オーダーが回収できます。この効果はライドフェイズ中に発生している効果の為、<籠めた願いは何色に ヴァルシュブラン>が有効活用できます。
ライドフェイズ中の出来事なので<ヴァルシュブラン>の捨てられた時の効果が使える為、序盤のライドコストに捨てることによる役割のみならず、終盤でも手札を回していけるカードになります。
ペルソナライドも比較的安定して行えるので、ヴァルシュブランのR登場時にCB1で前列パンプを行える効果も無理なく狙えると、相性の良い1枚です。

今回は採用していませんが、オーダーを使えるので<ストレージャ>とも相性が良く、リリステの汎用をかなり上手く使えるデッキです。


規制経験もあるデッキで、元々かなり完成度の高いデッキではありますが、今回の強化で更に強化が行われました。

確認は念入りに クロクゥ
ウィリスタのVにエネルギーを消費して実質トリプルドライブを行えるようにしつつ、更にペルソナライドしていればカウンターまで回復できるブースターです。

あくまでもドライブ+1なので、トリプルドライブが付与されているわけではなく、清浄の盾に反応しない点も優秀です。

また、ウィリスタのデッキにカウンターチャージのユニットが無かった所に、クロクゥがうまく作用してくれます。
オフィリア>やオーダーのスタンド効果、<ヴァルシュブラン>効果でカウンターは使うので、その辺りの動きを補助してくれるありがたいユニットです。

フォーリングスノウ アドルミエッタ
単騎のアタッカーとして、<アドルミエッタ>を採用しています。

シンプルに最大で単騎25000になるアタッカーです。

同じような立ち位置で、<Jump for Joy シルティム>もいますが、最大火力になるのが現実的なラインとしては先攻4ターンかつ、ソウルを消費しての動きになります。
今回は後攻3ターン目で単騎20000になる、かつ<ヴァルシュブラン>用のソウルの余裕を持たせる為にアドルミエッタを優先しました。
ここは人によって好みがあるのでシルティムとアドルミエッタ好きな方を採用してください。

ジョイアンスデリバリー エルディール
ドレスアップしているか、オーダーを使うデッキの汎用サポートとして、とても強い<エルディール>も採用しています。

いわゆる<シェンリィ>のような効果で、オーダーをプレイしていれば、5000パンプを行い、ブースト終了時にVがドレスアップ持ちか、オーダーをプレイしていれば、任意でソウルに入れて1ドローができます。

序盤からコールして13000ブースターとしてパワーラインの上昇に貢献し、ソウルを増やしながらドローをしていく事もできます。

手札にブースターが揃っていなければ、そのまま盤面に残し13000ブースターとして運用し続ける事も可能であったりします。

ドレスアップかつ、毎ターンオーダーをプレイしやすいウィリスタのデッキとの相性がかなり良く、相変わらずウィリスタは汎用サポートの噛み合いが良いデッキです。


今回の強化で目新しい物といえば、<クロクゥ>による3回のドライブチェックが行えるようになりつつ、カウンターを回復できる点が目立ち他はとても大きく変わったという程ではないですがしっかりと強化が行われています。


相変わらず強いデッキでリリステカップでも使われる候補に上がってくると思うので、改めて動きのおさらいをしておいた方がいいデッキだと思います。


続いてはフェルティローザのデッキレシピです。


デッキレシピ


デッキの強み
フェルティローザのデッキは、デッキ内のユニットをゴーストに染める必要がある特殊なデッキタイプで、フェルティローザお姉様を中心とし、ユニット名も楽曲の和名が添えられています。

天満月の輪舞曲 フェルティローザ>というVがメインギミックで、メインフェイズ中の起動効果で(使い忘れないようにしましょう)ドライブチェックでゴーストのノーマルユニットかフェルティローザのグレード3が出ると、空いているRサークルにコールして、ドライブチェックを1追加する効果を2つ得ます。
これにより基本的なアタックの仕方はRで2回アタックして、前列は効果で空けるようにしておきます。
その後Vのフェルティローザでアタックしドライブチェックで出てきたゴーストを前列にコールし、ユニットコールをしつつ最大で4回のドライブチェックをしていくことができます。


ゴーストが1枚しかめくれなくても、<紡ぎ重ねる追走曲 ディートリンデ>といったユニットで追加コールが行えるので盤面が作りやすいかったり、Vのソウルにグレード3のフェルティローザがあると前列のゴーストに10000パンプが入るので、ドロップにフェルティローザを仕込んでおいて<月を飾る変奏曲 アロイジア>でソウルに入れて早期から前列パンプが行えるようにも狙っていけます。
上振れになってはしまいますが、<魂魄封ぜし禁忌の形代>があると、<巡り星の綺想曲 イングリット>と<宵闇月の輪舞曲 フェルティローザ>をコール、<夜空を焦がす嬉遊曲 オルトゥード>でフェルティローザをソウルに入れて条件を達成するという動きもできます。


さて、フェルティローザの抱える問題として

ツインドライブがトリガーだとそのままVに振るだけになってしまう。
→あくまでドライブチェックでゴーストのノーマルユニットを何かしらめくらないと、後続のアタッカーがコールできない為、ダブルトリガーという強い状況が嬉しくないという、何とも奇妙な状態になります。

前列コールのみなので、ブースターによる火力増強が狙いづらい。
→空いてるサークルにコールという、制限もありますが前列にのみコールを行い後列のブースターで火力を上げて後続のアタックを強くしていくというのが厳しくなっています。
手を取り合って エルネスタという後列でスタンドするユニットはいますが、流石にもう少し効果があるユニットの方がありがたいです。


そんな振り返りを踏まえて、今回の新規カードを確認していきます。

凍てつく夜の福音歌 ハイデマリー
新規のグレード2として、<ハイデマリー>が収録されました。

Vがフェルティローザの名称を持てばメインフェイズにR登場時効果で、CB1にてデッキトップ5枚を見てVのグレード以下をコールできます。

更にVがグレード3以上なら、5000パンプとバトル終了時に山札の下に戻る効果を付与します。

メインフェイズ限定の効果で、フェルティローザの効果でバトルフェイズ中にコールされても効果は発動できないという制限こそありますが、かなり優秀な効果を持ちます。

コールする効果自体はVがグレード3以上ならといった指定がないので、グレード2ライドターンからRにコールして、盤面を作ってくれたり、フェルティローザサポートは基本的に空いてるサークルにしかコールができない制限がありますが、ハイデマリーはユニットがいるサークルにもコールが可能です。

ある程度盤面が作られていれば、ハイデマリー効果でハイデマリーの上に違うユニットをコールといった動きも行えます。

そして一番ありがたい効果として、ドロップから使える効果で、ドライブチェックで出るトリガーの効果に追加で、Rにハイデマリーがいないとドロップからハイデマリーをコールする効果を付与します。

これによりフェルティローザでトリガーをめくった場合にドロップからハイデマリーをコール、その後にめくれたトリガー効果を解決し、ハイデマリーにトリガー効果を付与という動きが行えます。

メインフェイズにコールし、効果を発動しユニットをコールすると、アタック後に山札の下に行ってしまうのがドロップにいて欲しいハイデマリーが山札に戻ってしまう点が歯がゆい点ではありますが、とてもありがたい強化です。

甘味にときめく装飾曲 アガーテ
R登場時、Vがフェルティローザのグレード3以上なら、パワー+5000します。

登場時のみではありますが、13000のブースターとして活躍してくれます。

後列のRにいると、ブースト終了時Vがフェルティローザのグレード3以上なら、同じ縦列の他のRを山札の下に置くと自身をスタンドさせます。更にソウルにフェルティローザのグレード3以上があると更に、EB3で1ドローができます。

パワーの上がるブースター、スタンドが行える上にフェルティローザで持て余していたエネルギーを使ってドローを行えるかなり便利なユニットです。

また、この<アガーテ>でありがたいのが、前列のユニットをカウンターを使わずに空けることができる点です。

以前からも前列に自分でRを空けてくれるユニットがいない場合、<夜空を焦がす嬉遊曲 オルトゥード>を使ってカウンターを使いながら前列を空けることができました。

知識を力に ザスキア>が盤面に置きやすいゴーストのトリガーユニットで、ザスキア、オルトゥードでラインを作り、ゴーストなのでフェルティローザの10000パンプの恩恵を受けつつアタックしてオルトゥード効果で前列をしっかりと空ける動きになります。
しかし、この動きの問題点としては、オルトゥードがカウンターを使うため、カウンターの残りに次第ではこの動きができませんでした。
しかし、アガーテはカウンターを消費せずに前列を空けることができつつ、更にエネルギーがあれば、ドローもできるというユニットです。
オルトゥードと違いソウルに入らないという点がかなり変わってくる点ではありますが、山札にトリガーを戻すという、動きも狙っていけるのでかなりトリッキーな1枚だと思います。

ちなみにアガーテは確実にコストとして同じ列のユニットを山札の下に置かないとスタンドする効果を使えないので、前列の他の領域に移動する効果を先に解決してしまうとコストが支払えずスタンドができないので、解決順には注意しましょう。
逆に<月を飾る変奏曲 アロイジア>をアガーテで山札の下に送り、アガーテをスタンド、その後アロイジアの効果を解決してソウルのフェルティローザを回収するという動きが中々美しいので、覚えておきたいテクニックのひとつです。


ユノち!ユノち!なデッキでドライブチェックがかなりドキドキしながらしていたのが、<ハイデマリー>でかなり安定した動きができるようになりました。

かなり動きが特殊なデッキで回した方にもクセがあり使っていて楽しいデッキなので、是非ともこのフェルティローザお姉様とゴースト達のデッキを楽しんでいただければと思います。


さて、今回は強化されたウィリスタとフェルティローザのデッキを見ていきました。

WGP名古屋を皮切りにリリステカップが開催されるので、今後も色んなデッキを復習がてら見ていこうだ思うので、今後のリリステ紹介記事も是非よろしくお願いします。


今回は以上となります。ありがとうございました。
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