遊々亭攻略ブログ
デュエルマスターズ 遊々亭Blogです。
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posted 2025.02.14
Bysinigami

【大会レポート】月下の死神公開記念イベント 2
今回は2月開催「月下の死神公開記念イベント」(アドバンスレギュレーション)に参加してきたので、その記録をまとめていきたいと思います。
月下の死神公開記念イベントとは?
デュエルマスターズ新作アニメ『Duel Masters LOST ~月下の死神~』公開記念イベント。フォーマットはアドバンス。筆者は愛機のモルトNEXTで今大会で何枚プロモを獲得できるか挑戦中です。
環境考察
前回参加した大会では、【ドリームメイト】、【魔導具バクオンソ】、【赤黒ドルマゲドン】、【ガイアッシュ覇道】がベスト4でした。【モルトnext】や【零龍】、【マーシャル系統】の母数が多く、人気が高かったです。強力なメタカードである<とこしえの超人>で、【零龍】、【バクオンソ】、【モルトnext】を牽制できる、【ドリームメイト】はかなり美味しい立ち位置ですね。他にも<とこしえの超人>を採用できるデッキは存在しますが、【ドリームメイト】は序盤から<トレジャー・マップ>で回収できるため配置できる可能性は高いです。 【赤黒ドルマゲドン】の<悪夢神バロム・ナイトメア>から【ガイアッシュ覇道】の各種ドラグナーまで、とにかく幅広く<とこしえの超人>が刺さるので、本当に隙が無いですね。また、オリジナル環境とアドバンス環境を比較した場合、天敵カードである、<飛翔龍 5000VT>との遭遇率が、低くなる点も追い風です。
デッキレシピ
モルトNEXT
クリーチャー
計26枚
超次元ゾーン
計8枚
主要カード解説
炎龍覇 グレンアイラ|「助けて、モルト!!」
ツインパクトカード。5コストでどんなドラグナーでも踏み倒せるのでとても優秀です。<超戦龍覇 モルトNEXT>や<夢双龍覇 モルトDREAM>を叩きつけましょう。クリーチャー面も<禁断 -封印されしX->の封印を剝がしつつ、<将龍剣 ガイアール>との組み合わせで、2面処理出来るので、非常に優秀だと思います。
超戦龍覇 モルトNEXT
本日の主役。<爆炎龍覇 モルトSAGA>と比較した場合、<爆銀王剣 バトガイ刃斗>の試行回数が多い、<超戦龍覇 モルトNEXT>や<夢双龍覇 モルトDREAM>が優先的に採用されます。<頂上連結 ロッド・ゾージア5t>のプレイ回数を底上げする意味もありますね。<王道の革命 ドギラゴン>からも、5→7の動きでテンポよく繋がるので、非常に合理的です。
上記以外の主要カードやデッキの回し方につきましては前回記事に載せていますので良ければそちらも見てください。
第二回大会参加者 16名
一回戦ドリームメイト
筆者の後手で試合スタート。先手の相手選手は、2ターン目に<お目覚めメイ様>から<森夢のイザナイ メイ様>に革命チェンジ。ターン終了時、<森夢のイザナイ メイ様>の光臨効果で山札から<激烈元気モーニンジョー>を踏み倒し、<料理猫のプワソン>→<料理長のラビシェフ>へと、淀みなく展開を続けます。次のターンに、手札から<配膳犬のトレス>を召喚されたので、以後、ハイパー化により、盾を刻まなくても、毎ターン<森夢のイザナイ メイ様>の光臨が確約されました。滞ることなく、展開され続けますが、筆者は初動札に恵まれなかったので、何一つ抗うことができません。
その後、問題なく<お目覚めメイ様>の特殊条件が達成されました。初戦完敗です。
二回戦バクオンソ
先手は筆者ですが、先制攻撃は相手選手です。<"必駆"蛮触礼亞>から<頂上混成 BAKUONSOOO8th>が着地し、盾を破壊。<頂上混成 BAKUONSOOO8th>の効果で、<ポクタマたま>2体がGRゾーンから飛び出し、<ポクタマたま>の攻撃から、<ジェイ-SHOCKER>が捲れました。
しかし、ここで筆者のST<炎龍覇 グレンアイラ>が起爆。<猛烈将龍 ガイバーン>との組み合わせで、<ポクタマたま>と<ジェイ-SHOCKER>を1体ずつ破壊し、何とかターンを返して貰えました。
次は筆者の番です。序盤のマナ加速だけは淀みなく行っていたので、切り札の<超戦龍覇 モルトNEXT>を召喚。<爆銀王剣 バトガイ刃斗>から2体目の<超戦龍覇 モルトNEXT>を踏み倒し、<闘将銀河城 ハートバーン>を押し付けます。
順調でしたが、ST<光鎧龍ホーリーグレイス>と<終止の時計 ザ・ミュート>を同時に踏み抜いてしまったため、筆者のターンは強制終了。
再び攻守が入れ替わり、今度は相手選手の<"必駆"蛮触礼亞>から<頂上電融 クライアッシュ"覇星"'22>が吐き出されます。
相手選手の後続は<爆熱王DX バトガイ銀河>で塞き止めたつもりでしたが、<頂上電融 クライアッシュ"覇星"'22>は種族ドラゴンなので、影響がないですね。先ほどのSTクリーチャーとGRゾーンの残骸を加えれば、十分ダイレクトアタックに届く打点数です。今更、相手選手の盾より先にクリーチャーに向けて攻撃するべきだったと、後悔しますが、手遅れです。絶対絶命ですが、最後の最後に<革命の絆>の革命0トリガーが成功し、<禁断 -封印されしX->の《禁断解放》が成立。まだ試合は終わりません。
この瞬間、相手選手には、<頂上電融 クライアッシュ"覇星"'22>の能力を宣言し、ターンを強制終了させることにより、《禁断解放》を不成立にする選択肢がありましたが、あえて見逃してきました。自軍を犠牲にしてても、盾から除去札を踏ませ、<伝説の禁断 ドキンダムX>を除去するという勝ち筋を見据えた、ギリギリのアクションです。
筆者も察しますが、対抗策がありません。お互い祈り合う中、筆者は最後の一斉攻撃を決行しますが、相手選手の盾に除去札は埋まっていませんでした。なんとか1勝です。
三回戦デーモンコマンド
筆者の後手で試合開始。<メンデルスゾーン>から<「助けて、モルト!!」>へと繋げ、<夢双龍覇 モルトDREAM>が着地。<爆銀王剣 バトガイ刃斗>と<闘将銀河城 ハートバーン>に加え、<蒼き団長 ドギラゴン剣>を絡ませ、最大火力を押し付けます。しかし、ダイレクトアタックの瞬間、<悪夢神バロム・ナイトメア>が割り込み、筆者の盤面は全滅。続く、相手ターン、<超光喜 エルボロム>がプレイされ、ハイパー化が発動。呪文<ルシファー>が踏み倒され、<偽りの羅刹 アガサ・エルキュール>が着地します。 <悪夢神バロム・ナイトメア>がハイパー化の素材としてタップし続けている以上、筆者のクリーチャーも全てタップ状態で召喚しなければなりません。仕方なく、<超戦龍覇 モルトNEXT>から<熱血龍 リトルビッグホーン>をプレイし、《禁断解放》を起動させます。
次のターンからの立て直しを狙いますが、ここで<偽りの羅刹 アガサ・エルキュール>の効果が誘発され、<聖魔連結王 ドルファディロム>が光臨。筆者の<伝説の禁断 ドキンダムX>が吹き飛び、敗北してしまいました。 ここまで、火文明のカードが一切見えていなかったので、想定外でした。無念です。
四回戦トリーヴァ清永
最終戦も筆者の後手で試合スタート。お互い、序盤のマナ加速は順調です。筆者は<ボルシャック・ドリーム・ドラゴン>からの追撃を目論見ますが、山札の1番上は<炎龍覇 グレンアイラ>でした。打点が伸びず、攻守が切り替わります。
相手選手は<スターゲイズ・ゲート>から切り札である<五輪の求道者 清永>をプレイ。山札から、<蒼狼の豊穣 ワクムテラス>、<奇石 ミクセル>、<天体妖精エスメル>が踏み倒されますが、筆者も相手選手も、火力が全然足りませんね。再び攻守交代です。 <「助けて、モルト!!」>から、<夢双龍覇 モルトDREAM>が着地。<奇石 ミクセル>の効果を<無敵剣 プロト・ギガハート>で弾きつつ、<熱血剣 グリージーホーン>と<爆銀王剣 バトガイ刃斗>の組み合わせで、物量差を広げに行きます。
その後、山札から<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>、<超戦龍覇 モルトNEXT>、<闘将銀河城 ハートバーン>を踏み倒し、大量の打点を確保することができました。<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>の効果により、相手の踏み倒し回数が制限されている、今が攻め時ですね。一斉攻撃で無事最終戦を勝ち抜きました。
あとがき
最終結果は2勝2敗でした。とても厳しかったです。2大会連続で【ドリームメイト】に敗北しているので、トラウマですね。その影響で、2回戦は動揺が隠せず、プレイングミスを誘発してしまいました。むやみやたらに相手選手の盾を攻撃するのではなく、先に物量差を埋め、<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>で相手の行動回数を制限しながら、詰めていくべきでしたね。最終戦では反省を思い出し、しっかり物量差を埋めつつ、<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>で詰めていくことができたので、良かったです。これからも一試合一試合、大切にしていきたいですね。
【ドリームメイト】については、何かしらの対抗策が必須だと思います。<「オレの勝利だオフコース!」>や<偽りの希望 鬼丸「終斗」>といった、軽量除去カードの採用を検討していきたいですね。 良かったら皆さんもぜひ試行錯誤してみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。
posted 2025.02.06
Bysinigami

【大会レポート】月下の死神公開記念イベント
今回は2月開催「月下の死神公開記念イベント」(アドバンスレギュレーション)に参加してきたので、その記録をまとめていきたいと思います。
月下の死神公開記念イベントとは?
デュエルマスターズ新作アニメ『Duel Masters LOST ~月下の死神~』公開記念イベント。フォーマットはアドバンス。今回のイベントは、週に一度プロモが切り替わり、計5種類のプロモが配布されます。
筆者の目標として、「モルトnextで全コンプリート」を目指して行きます。愛機で全試合を戦い抜き、何枚プロモを獲得できるのか挑戦です。
環境考察
アドバンス環境の最有力候補は【ラッカバクオンソ】と【黒単零龍】です。並大抵の受け札では、<頂上混成 BAKUONSOOO8th>の攻撃を受けきれず、防御面を強化すると、<死神覇王 ブラックXENARCH>のハンデス除去に飲み込まれてしまいます。 他にも、長年多くのプレイヤーに愛用され続けている、【バイク】、【天門】、【モルトnext】も環境最前線です。また、オリジナル環境でも強力な【連鳥】、【マーシャル】、【ドリームメイト】は、アドバンス環境でも変わらず猛威を振るい続けています。デッキレシピ
モルトNEXT
クリーチャー
計26枚
超次元ゾーン
計8枚
回し方
<メンデルスゾーン>や<ボルシャック・栄光・ルピア>といった初動枠でマナを確保しつつ、<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>や<ボルシャック・ドリーム・ドラゴン>で除去を繰り返し、切り札であるドラグナーの着地を目指します。 <頂上連結 ロッド・ゾージア5th>や<ボルシャック・ドリーム・ドラゴン>は、相手の打点を破壊しつつ、自身の打点を増やせるので、ドラグナーから各種ドラグハートが絡めば、簡単に過剰打点を押し付けることができますね。非常に魅力的です。主要カード解説
メンデルスゾーン / ボルシャック・栄光・ルピア
削る理由がない必須基盤。一気に2ブーストできるので最強です。速度面は妥協できないですね。頂上連結 ロッド・ゾージア5th
令和の<メガ・マナロック・ドラゴン>。必須基盤が絡めば、凄まじい速さでプレイすることができます。毎ターン連打し、ドラグナーが着地するまでの時間を稼ぎましょう。また、EXライフによる除去耐性も備わっているので、ダイレクトアタッカーとしても申し分ないです。
革命の絆
手札誘発系の防御札。<王道の革命 ドギラゴン>で気軽に回収できるので、序盤は遠慮なくマナに埋めても大丈夫です。絶体絶命でも禁断開放という奥の手が、残っているので、最後まで諦めずに戦いましょう。2月2日実践レポート
一回戦【白緑ドリームメイト】
筆者の後手で試合スタート。先手の相手選手は、2ターン目に<お目覚めメイ様>から<森夢のイザナイ メイ様>に革命チェンジ。ターン終了時、<森夢のイザナイ メイ様>の光臨効果で山札から<激烈元気モーニンジョー>を踏み倒し、<料理猫のプワソン>→<料理長のラビシェフ>へと、淀みなく展開を続けます。
筆者は後手2ターン目に<メンデルスゾーン>を唱えますが、相手の展開力について行けず敗北。二回戦【黒単零龍】
優勝の見込みはなくなりましたが、最後まで全力です。相手選手の先手でスタートし、<滅亡の起源 零無>の各種儀が満たされつつ、淀みなく、<死神覇王 ブラックXENARCH>が着地します。
しかし、想定内です。<爆龍覇 グレンリベット>を破棄し、山札から<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>をプレイ。即座に<死神覇王 ブラックXENARCH>を破壊し、続くターンに2体目の<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>を召喚。相手選手の立て直しを阻みます。
そして、切り札の<超戦龍覇 モルトNEXT>を召喚し、一気に決着を付けに行きます。普段なら<爆銀王剣 バトガイ刃斗>を装備し、追加打点を生成しますが、除去札が捲れた場合、最後に残っている<墓地の儀>が作動してしまう為、今回は<闘将銀河城 ハートバーン>で勝負です。
満を持して、一斉攻撃を決断し、相手選手の盾を全て破壊しますが、ST<逆転の影ガレック>を踏み抜いてしまい、《零龍》の《零龍卍誕》が発動。筆者の盤面は全滅してしまいました。
しかし、まだ想定の範囲内です。筆者の盾からコマンドSTが3枚以上捲れれば、<禁断 -封印されしX->からの禁断開放で、まだチャンスがあります。
祈る思いで、相手選手のカウンターを受けますが、残念ながら、STは足りませんでした。無念の2連敗です。三回戦【赤単速攻】
最終戦は筆者が先手です。序盤から<ブルース・ガー>や<凶戦士ブレイズ・クロー>などで盾を削られますが、<ボルシャック・栄光・ルピア>から<王道の革命 ドギラゴン>へ繋がる順調な滑り出しです。
<王道の革命 ドギラゴン>から殴り返しを行う際、<蒼き団長 ドギラゴン剣>へと革命チェンジ。<王道の革命 ドギラゴン>を出し直しながら、<轟く覚醒 レッドゾーン・バスター>を絡ませ、相手選手の打点を完全封殺します。
その後、伸ばし切ったマナから<夢双龍覇 モルトDREAM>を召喚し、<爆銀王剣 バトガイ刃斗>と<闘将銀河城 ハートバーン>を装着。山札から<超戦龍覇 モルトNEXT>を踏み倒し、禁断開放込みの過剰打点を押し込むことに成功しました。最後に1勝できて良かったです。振り返り
最終結果は1勝2敗。残念ながら負け越してしまいました。次の大会も頑張ります。良かったら皆さんもぜひチャレンジしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。
posted 2025.02.05
Byyoku

【デッキ紹介】ラッキー・ダーツ解禁祭
今回は現在開催されている「ラッキー・ダーツ解禁祭」のデッキ紹介になります。
「ラッキー・ダーツ解禁祭」は<ラッキー・ダーツ>を4枚採用することが許されたアドバンスフォーマットということで、独自のメタゲームなどがあるかもしれませんが、まずは純粋に<ラッキー・ダーツ>を活かせるデッキを組んできましたのでご紹介したいと思います。
デッキレシピ
今回紹介するデッキは<ラッキー・ダーツ>4投の「ラッカゴスペル」です。<ラッキー・ダーツ>といえば、シールドから<オールデリート>を捲って即勝利。というイメージだと思いますが、このようなデッキでよくあるのが、<ラッキー・ダーツ>を使うことに力を注ぎ過ぎて、<ラッキー・ダーツ>で強い呪文を捲ることしか強い動きが無い、といったことになりがちです。
また、最近は<禁断 -封印されし X -|伝説の禁断 ドキンダムX>を採用したデッキが多くあり、<ラッキー・ダーツ>から<オールデリート>の即勝利が狙えないことも増えてきています。
これらのことから、<ラッキー・ダーツ>に依存せずに<オールデリート>以外の大型呪文を採用できるデッキを考えた結果「ラッカゴスペル」の基盤に<ラッキー・ダーツ>を採用する形になりました。
ラッカゴスペル
呪文
計30枚
超GR
計12枚
超次元ゾーン
計8枚
主要カード紹介
キリモミ・ヤマアラシ / 水晶の王 ゴスペル
このデッキのコンセプトとなる2枚です。<水晶の王 ゴスペル>が墓地にある呪文の数だけコストが軽減されるのでデッキを呪文で固めて墓地に呪文を落とすカードを沢山採用することで早期着地を狙うことが出来ます。また、攻撃時には手札から呪文を踏み倒すことが出来るので、<キリモミ・ヤマアラシ>を唱えてから召喚することで相手にターンを渡す前に攻撃時能力を使うことが出来るようになります。
<水晶の王 ゴスペル>と<ラッキー・ダーツ>はどちらも大型呪文を踏み倒すことを目的としたカードなので、どちらも相性は抜群です。
<ラッキー・ダーツ>で上振れを狙いつつも<水晶の王 ゴスペル>で確実に使うこともできるので「ラッキー・ダーツ解禁祭」にはもってこいのコンボなのではないでしょうか。
ラッキー・ダーツ
「ラッカゴスペル」の<ラッキー・ダーツ>は<煌銀河最終形態 ギラングレイル>のような大型呪文を踏み倒せると強力なのはもちろんですが、<氷牙レオポル・ディーネ公|エマージェンシー・タイフーン>や<氷柱と炎弧の決断>などの手札を入れ替えられる呪文が打てるだけでも十分強力です。その理由は、たったの1コストで呪文を複数枚墓地に送ることで<水晶の王 ゴスペル>の着地ターンを一気に縮められるからです。ですので、「ラッカゴスペル」にとっての<ラッキー・ダーツ>は上振れが存在する常在の<フェアリー・ギフト>のようなものなのです。
煌銀河最終形態 ギラングレイル / 月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍
これらは<水晶の王 ゴスペル>で唱えることを目的とした呪文ですが、今回の「ラッキー・ダーツ解禁祭」では<ラッキー・ダーツ>で1ターン目から唱えることもできてしまいます。<水晶の王 ゴスペル>で打つ用の呪文はデッキに4枚ほどの採用が一般的ですが、このリストでは合計8枚あります。ですので<水晶の王 ゴスペル>はあるけど<水晶の王 ゴスペル>から打つ呪文がなかなか引けないといった事故や初手などのゲーム序盤に手札に来ても安心してマナに埋めることができるので、ゲームを通してマナ埋めも比較的容易となっていることもポイントです。
GRクリーチャーについて
少しいびつに見えるかもしれませんが、実は計算された12枚となっています。この12枚は大きく3つのグループからなる構成となっています。1つは水文明のGRクリーチャーが合計5体いるので<C.A.P. アアルカイト>が達成し、相手のクリーチャーが攻撃するとき他の水文明のGRクリーチャーをGRゾーンに返すことでターンを飛ばすことが出来ます。
2つ目はジョーカーズが合計5体いるので<The ジョラゴン・ガンマスター>が出たターンから相手プレイヤーに攻撃することが出来ます。
3つ目は火文明のクリーチャーが合計5体いるので<"魔神轟怒"ブランド>がスピードアタッカーを得て最初の攻撃の後に自分のクリーチャーを全てアンタップできるようになるので、一気にリーサルを狙うことが出来ます。
GRクリーチャーの組み合わせによってはもっと攻撃的にしたり、後ろに寄せることも可能ですが、今回はバランスの良い組み合わせを目指した結果この12枚になりました。
デッキの回し方
「ラッカゴスペル」の目指す動きとしては、墓地に呪文を溜めて<水晶の王 ゴスペル>のコストを減らし、早期に着地させて<水晶の王 ゴスペル>の攻撃時能力で大型呪文を踏み倒すことを狙います。そして今回の「ラッキー・ダーツ解禁祭」では<ラッキー・ダーツ>が4枚使えるので<水晶の王 ゴスペル>が着地する前に<ラッキー・ダーツ>で大型呪文を踏み倒すことが出来てしまうかもしれません。
ここでひとつ注意点なのですが、<ラッキー・ダーツ>が4枚使えるからと言って<ラッキー・ダーツ>に拘ったプレイをするのではなく、本筋は<水晶の王 ゴスペル>であり、<ラッキー・ダーツ>は基本的に<水晶の王 ゴスペル>のコスト軽減に役立てばいいなぐらいで思っておくと良いでしょう。
ここで「ラッカゴスペル」を回す上でのポイントを少しご紹介します。
1つは常に手札を入れ替えるカードは持っておくことです。
手札交換できるカードを常に1枚キープしておくことで連鎖的に手札交換をし続けることができるので意識しておくと良いでしょう。
2つ目は初手にある<水晶の王 ゴスペル>はマナに置いていいということです。「ラッカゴスペル」はデッキの回転率が高いのですぐに2枚目を引くことは可能ですし、仮にキープしたとして2枚目以降を引いてしまった時に墓地に捨てることもできなくなり手札が窮屈になりがちなので1枚目の<水晶の王 ゴスペル>はマナに置いた方が良いことが多いです。
3つ目は<水晶の王 ゴスペル>の呪文回収は慎重に選ぶことです。
これは自分がやりがちなミスなのですが、手札が欲しいばかりに墓地にある呪文を全部回収してしまったせいで2枚目の<水晶の王 ゴスペル>が出せないことがあったので、墓地に何枚残しておくのかはよく考えましょう。
環境との向き合い方について
今回の構築は自分の動き優先で考えた為、各環境デッキに対してのアプローチはあまり考慮されていません。ですのでこの構築をたたき台として、各々が参加される大会でのメタゲームを読んで改造していってもらえると良いかなと思います。
例えば、誰も<禁断 -封印されし X -|伝説の禁断 ドキンダムX>を使っていないなら<禁断 -封印されし X -|伝説の禁断 ドキンダムX>と<オールデリート>を採用して<ラッキー・ダーツ>の当たりを増やしても良いですし、「バクオンソー」や「バイク」のような速攻系のデッキが多いなら、<ブルー・インパルス|「真実を見極めよ、ジョニー!」>や<オリオティス・ジャッジ>のような受け札を増やしてみても良いでしょう。
他にも同じように<ラッキー・ダーツ>を使っている人が多いなら、<ファイナル・ストップ>のような呪文メタを入れると一方的なゲーム展開を狙えるかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか今回は「ラッキー・ダーツ解禁祭」ということで<ラッキー・ダーツ>を4枚採用したデッキを考えてみました。
僕自身の性格としてどうしても安定感を求めたくなってしまうので<ラッキー・ダーツ>が無くても戦えるデッキを考えてしまうのですが、<ロジック・サークル>も4枚フルで採用して、もっと<ラッキー・ダーツ>を活かしたデッキを作ってみても面白いかもしれません。
ぜひこの機会に<ラッキー・ダーツ>を4枚採用したデッキを考えてみてはいかがでしょうか。 ここまで読んでいただきありがとうございました。