is_yuyutei_app: "1"

is_iOS: ""

is_debug_mode: ""

my_site_url: https://yuyu-tei.jp

Brackets

Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクス 遊々亭Blog 【374ページ目】ブログトップ

Brackets

Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクス 遊々亭Blog 【374ページ目】ブログトップ

Brackets

遊々亭攻略ブログ

Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクス 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクスに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


Icon遊々亭@Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクス担当アカウント Icon遊々亭公式アカウント

posted 2017.05.24

By缶烏


どうも。

今回はズィーガー杯で使った【白単ケット・シー】の解説をメインに、その他ケット・シーについての記事です。

【ズィーガー杯X参戦記】

周りにケット・シーユーザーが少なく、データ量が少ないので、かなり私見が混じっていますがよろしくお願いします。

白単ケット・シーとは

このデッキの特徴はキーカードである<ニャインライブズ メインクーン>(以下ニャインクーン)を様々な方法で踏み倒し、6リソ7リソ段階から急速的にスクエアを埋めていき、相手の動きを制限しながら、少ないリソースから様々なコスト帯のゼクスを出すことで、相手の除去をかいくぐりながらPSをこじ開け、残ったリソースで点をもぎ取るということを途切れることない手札から何ターンも続けるミッドレンジ系のビートデッキです。
単色ということでデッキの安定性も高く、無理なくアイコン枠に3コス5000を入れられるという地味な強みもあるいいデッキだと思います。

デッキレシピ紹介
ケット・シー
プレイヤー スタート
2

採用カード解説
壺売りのシャム
このデッキには4c6000を突破する方法が<マンチカン>と<白胎動>くらいしか無いため、スタカが<ソコケ>だと先1に3コス4500でスタカ破壊から、先2に4コス6000PS周りって言われるだけでかなりしんどいので、その事態を減らすために5000バニラを取っています。

選手権使用不可。

棒手売のソコケ
種族スタカ最強と言っても過言ではないカード。

チャージにあるこのカードは<ニャインクーン>に並ぶプレッシャーを持ちます。そのためスクエアにいても除外・リソース送り・デッキバウンスなどの除去の的になってくれるため多ければ多いほど良いので4枚採用です。

娑伽羅>の採用枚数が減りつつあるっていうのも4枚採用しやすくなったポイントですね。

聖域の守護聖獣オーラアヌビス
猫にほぼ必須レベルのVB。なぜお前はケット・シーじゃないんだ...。

ニャインクーン>から出す弾を増やす関係上、非IG枠にも<オーラアヌビス>の対象も増えており、こいつ自身<ニャインクーン>も釣れるため、中盤以降多く引きたいカード。序盤に引くとカードスペックも相まって相当足を引っ張る。
あと隠れ巨乳。

選手権使用不可。

会計士アルパイン
アルパイン
全自動プレイミス誘発装置。

ありとあらゆるデッキが何かしら引っかかるため、どんな相手でもはたらくメタカード。
【リゲル】でいえば<メリータル・ヴァウス リゲル>、【カノープス】だと<カノープス>と<アルダナブ>、【リルバレドラゴン】だと<アーサー>と<アストヴェリア>、【黒単】だと<ドルフィン>に<グラ>に<アッハーズ>その他もろもろというようにホントによく刺さります。
反面自分のターンにはほとんど何もしないという弱点が。そのため自分は攻めの時に猛烈な働きをする<クロアシネコ>と2:2で散らしています。

持ち逃げするメインクーン
環境に数少ない、確固たる理由を持って採用できるバニラ。その理由というのは<ディンギルメインクーン>と<ハナエル>の条件を達成できるからです。

枝植の胎動><ウェアスクワール>なんていう理不尽は消滅したので、<目覚めたType.V>や<水着リゲル>、<フローラ>くらいにしか抜かれなくなりました。なので先1<メインクーン>先2<メインクーン>だけで相手のIGによってゲームエンドまで持っていけたりなんかも。

古物商タビーキャット
なんだこのぶっ壊れ!?B20でネコを超強化したカード達『B20三銃士』の一人(?)です。その効果は第二の<ニャインクーン>と言っても差し支え無いほど。

5c限定ですが、起動効果で手札からコストなしで踏み倒せるのは凶悪の一言。IGでこいつが出て、こいつの効果で<ニャインクーン>を出せたら、それだけで10リソ以上の踏み倒しです。
しかし元々5コスのカードが多いデッキでマナカーブ的に入れたいカード全部入れるのは難しいので、このデッキに採用されているのは<ニャインクーン>、<リコイ>、<キムリック>だけです。環境次第ですが<ワイヤー>や<ボブテイル>も候補には上がります。

精神の胎動
数少ないウェイカーLvアップ要素兼5枚目以降の<オーラアヌビス>。

このカードは、イベントタイミングで使える<オーラアヌビス>ってだけで十二分の働きをします。相手が<アルパイン>や<ケット・シーの市場>を警戒し、リソースを使い切ってから攻撃してくる事が多くなるので、攻撃時にこのカードから<バーマン>を出すだけで1.2点守ることができます。しかしウェイカーLvを上げなければならないというのがくせ者で、デュナミスデッキの関係上2枚しか取れていません。4枚入れたいカードなんですけどね。

ウェイカーLvを上げれますので、スクエアやチャージに<キルケニー>が居るとき突然ケット・シーのパワーを2000上げるなんて使い方もできます。<キルケニー>のこの2000パンプがあると、<ウェイカーXI>破壊するのが滅茶苦茶楽になるんですよ。あとパワー11000以上のゼクス(<ダムスタ>や手札6枚の<リベリゲ>)を<ディンギルメインクーン>でワンパンするのに使ったりもします。

洋館探検隊バーマン
洋館探検隊バーマン
ゼクス公式のスタッフコラムでも少し触れられていた「にゃーにゃー言いながら町はずれのお屋敷に入っていったネコの一団」の一人ですねー。

こちらもB20三銃士の一人。ネコが今まで待ち望んでいた『非IG枠に入れて強い優秀な3コス以下のケット・シー(除去効果を持っていると望ましい)』が、100点満点のスペックで収録されました。100点満点ですが、序盤に引くとどうしてもリソースに置かざるを得ない場面が多いので3枚のみの採用となりました。
このデッキにも入っているギミックですが、<暗黒騎士ケィツゥー>から出し、後述の<ガムビエル>を降臨させるだけで攻撃込み4面除去です。

ベテラン警部キムリック
殉職したと思われていた<キムリック警部>が帰ってきた!いやープレイ時じゃなくって安心しました。

対リゲル最終兵器。<タビーキャット>から<キムリック>を出せば、たった4リソで相手は何もできなくなります。他には息吹系のイベントを多く積んでいるようなデッキ相手にも重要ですね。

ニャインライブズ メインクーン
ネコデッキの肝心要のカード。このカードのためにこのデッキはある。

5コストながら5500の頼りない打点ですが、デッキの上からケット・シーを引っ張ってこれるため額面以上の働きをします。それだけでなくチャージにいるときにコストが2下がり、3になる効果も白のチャージ利用と相性がよく、他のカードとの噛み合いでとんでもない量の踏み倒しをしてくれます。
例えば<オーラアヌビス>の効果で<ニャインクーン>を出して、<ニャインクーン>の効果で<タビーキャット>が出て、<タビーキャット>の効果で<ニャインクーン>を出して、<ニャインクーン>から3コスが出たとしましょう。2リソを使って2+5+3+5+3=18リソ分の生き物を出しているので、差し引き16リソの踏み倒しです。これが6リソ段階でできるのが【白単ケット・シー】の一番の強みですね。

このカードは上から5枚を相手に見せずに確認し、3コス以下のケット・シーを出します。ここで環境の似たようなカードと比べてみましょう。

ユーディ>は同じように5枚を確認しますが、これは相手も見ます。そのため不発扱いにすることができず、対象が居たならば絶対に出さなければいけません。ネコデッキではデッキのネコの量を余り減らさないために、<ニャインクーン>をわざと不発にするのは大事なプレイングです。分かりやすい例だと、<タビーキャット>から<ニャインクーン>を出したが<ニャインクーン>で捲った中に<タビーキャット>しか居なかったときですね。この場合<タビーキャット>は出しても効果は使えませんし、<タビーキャット>は手札に引き込んでも<暗黒騎士ケィツゥー>から出しても十二分に強いカードですので、デッキにまだ眠っていてもらいたいですからわざと不発にするわけですね。他にも<ユーディ>相手も確認するため、シークレットテク(このデッキだったら<ケット・シーの市場>)やライフの中のVB、LRの有無などが知られてしまう可能性もあります。逆に見せて意識させるのも手ですけどね。

乙女整備士カノープス>は7枚確認な上、相手にも見せませんが自身がスリープしてしまうという弱点があります。そのため攻め手が減るので不発扱いにはなかなかできず、ディンギルにも使えず、外した時のアドバンテージの損失は比較にならないくらい大きいです。しかもリソース条件がそこそこ厳しく、5リソでアクティブにできないことも。<ニャインクーン>は5リソでも絶対発動できますからね!(絶対当たるわけではない)

メリータル・ヴァウス リゲル>はリソリンですから揃うかもわかりませんし、登場時効果ではないので面の制圧力で圧倒的に差が出ますから比べるまでもないですね。
というように<ニャインクーン>にしかない利点は多く、それを上手く活かすようなデッキ作りやプレイングをするのがネコデッキを回すコツになります。

暗黒騎士 慕情のケィツゥー
第二の<ニャインクーン>。第二の<ニャインクーン>多いな。

ニャインクーン>を<ウェイカー娑伽羅>でリソースに送られた次のターンに<娑伽羅>を破壊する大役を1枚でこなしてくれる最高のカード。まあB19のSR考察ではボロックソ言ってますけどね!!!
しかし今のネコデッキにおいて<ウェイカー娑伽羅>なんて大した障害ではないんです。2種類の10500ディンギルや<タビーキャット>が加入したことにより、<ニャインクーン>を盤面やチャージに残さずとも盤面のプレッシャーをかけることができるようになったため、<タビーキャット>の効果で手札に戻ってきた<ニャインクーン>手出しからディンギル組んで殴りかかったり、<タビーキャット>+5コスケット・シーで抜いたりもできるようになりました。

そのためメインのお仕事は確定除去を活かして相手の面を返すことに変わりました。今の環境には【リゲル】【カノープス】等の高コストを踏み倒しまくるデッキ群と【リルバレドラゴン】【黒単】【白単】等のトラッシュやチャージに相手の核となるゼクスを送りたくないデッキ群の2つがあります。それらに同時に対処できるのがこのカードです。更に同じくこの2デッキ群に効く除去である<バーマン>とも相性がよく、<バーマン>が無理なく結構な枚数入れられるネコデッキには必須と言ってもいいパーツになりました。
しかし序盤は確実にリソースに置かれるため、<タビーキャット>の妨げとなることがありますし、最近は<ウェイカー娑伽羅>の採用枚数が減っていることもあり採用枚数は3枚に抑えられています。

信心の拘引者ハナエル
泣いているニーナが可愛いともっぱら噂のこのカード。
それだけではなくこのデッキの縁の下の力持ち。

最初の評価はめちゃくちゃ低かったですし、デッキに入れて数回回した後でも抜きたいと思ったこともありましたが、今ではネコデッキにはなくてはならないカードだと考えています。
先手ならこのカードと<ニャインクーン>が5リソ時に手札に揃っていれば相手が青を取ってない限り、概ねウィンコンディションです。この2枚だけで相手のPSを囲んで処理やIGを強制させることができます。相手が青を取っているときは<ウェイカー ルートヴィヒ>で多大なディスアドを被るので注意。
後手ならPSに<ニャインクーン>を出して相手のPS横に3コスのネコを登場。<ニャインクーン>をひねって<ハナエル>を出すことで相手のスタカを破壊しながら、自分のPS周りにいる5コストを処理することで攻めに転じることができます。下振れして<ニャインクーン>ガチャに失敗しても最低限PS周りの5コス7500が殺せるという点もホントに偉いです。
しかしながらこのカードはネコではないので採用は3枚です。減らした理由にはマリガンしたら<ハナエル>が初手に3枚あって2枚をリソースに置いたせいで<タビーキャット>も使えなくて即負けたっていう苦い記憶のせいもあるんですけどね。

他にはリソースを使わずにVBケアできるというのも強いところですね。ネコの最終盤面は概ね7.8面埋めながら殴りきるみたいな形になるんですが、そうなると暇を持て余してる<メインクーン>が1.2枚は作れるんですよ。今まではそのタイミングでライフからVBが出ると、なかなか残リソ的にケアが難しかったんですが、<ハナエル>は暇な<メインクーン>をひねって抜かれたスクエアに置くだけで簡単にケアできますからね。

宣教するリコイ
B20三銃士の最後の一人。このカードがネコでよかった...。

このカード1枚ではタダの手札入れ替えですが、ネコデッキでは<タビーキャット>の存在により大きく価値を変えるカードです。手札に貯まった高コストを<オーラアヌビス>や<タビーキャット>等に変換し全体に-2000を入れ、そのまま<スド>を作ることでNSの4コス以下を一掃しつつ、面展開の用意をすることが可能です。
そしてこのネコデッキでは、このムーブをしないとほぼ突破できないゼクスが居ます。それはディンギルメタ効果と実質5コス以下全破壊を持つ<ラストゼオレム>です。大半のデッキがウェイカーオープンで捲りきってしまうので、出してくるデッキは少ないですが、出せるデッキや入っているデッキは多いこの天敵を対策するために4枚取っています。ケット・シーなんで4枚取っても全然重くないのが良いところ。ホントにこのカードがネコでよかった...。

気まぐれ王ミケ
ネコのネコによるネコのためのカード。

ネコデッキにおいてほぼ必須になるカード。効果込みだと<ウェイカーウェアクロウ>でも突破できない圧倒的タフネス。1ターンに何度でもケット・シーをサクって盤面を開けつつ1ドローするゼクスにおけるぶっ壊れ能力(しかも自身もサクれる)。更にトラッシュのケット・シーを7枚除外するだけで確定除去を飛ばせる上に、自身のゼクスに打って盤面を開けることもできる。このカード入れない理由ないな?

前述した<オーラアヌビス>からの6リソ超絶上振れムーブ。アレはチャージに<ニャインクーン>があればIGで<オーラアヌビス>や<白胎動>が出るだけで可能です。その場合残6リソでスクエアには3体のケット・シー、手札には戻ってきた<ニャインクーン>がある状態に。このようにIGだけでも一瞬で面展開ができるのが今のネコデッキであり、そのようなタイミングで映えるのがこの<ミケ王>なのです。
そして一度残ればゲームエンドまで残ることも少なくない効果の質。正直手札が良くてこのカードが生き残りそうなら<娑伽羅>出された返しに<娑伽羅>無視してPSに出してもいいくらいです。手札に<タビーキャット>、<ニャインクーン>、<オーラアヌビス>×2でもあれば次のターン余裕で4点くらい取れます。

しかしながら、やはり6コストは重いこと。こちらも<ウェイカー娑伽羅>の採用枚数減少によって採用枚数は2枚に抑えられています。

選手権使用不可。

ケット・シーの市場
上手く刺されば相手のターンを1ターン飛ばすことができるイベント。理由のないプレイやアタックをひたすら咎めていく。

ネコの面を埋めていくゲーム展開や<アルパイン>の効果上、相手が展開や効果を使うために攻撃から入らざるを得ないことが多いんですが、そこに対してこのイベントを打つだけで、相手の選択肢をいくつか消すことができます。あと自然と1.2リソ余ることが多いので構えるのが悟られにくいっていうのも利点ですね。
今の環境は単色デッキも多いですが、単色に一色タッチで入れているようなデッキも多く、イベントを使うデッキも多いので腐ることは殆どないです。あんまりケアされないイベントということもあり、本当に劇的に刺さりますのでお試しを~。

選手権使用不可。

デュナミスデッキ
1枚目の<スド>は大体6リソ時に適当に出して速攻死んでもらいます。相手のスタカがチャージにあって、厄介な効果を持っている場合のみ<アンシャル・キシャル>でデッキボトムに送ります。6リソ時の<スド>の効果は使わなくても盤面を一掃できることが多いので<アンシャル・キシャル>2枚でもいいかもしれません。

ディンギルメインクーン>と<ガムビエル>で7コス10500ディンギル5枚。ゲームレンジがそこそこ長いので、この7コストディンギル達は合わせて4.5枚は欲しい。4枚にするなら<ディンギルメインクーン>3と<ガムビエル>1になると思います。そしてその枠をウェイカーに割いて<白胎動>を1枚増やすのがオススメです。
5枚にする場合は<ディンギルメインクーン>と<ガムビエル>を4:1にするか3:2にするかお好みで。
とりあえずドラマCD2枚買おう!!!!!!

ウェイカーは白の汎用1枚ずつ。1枚目の<白胎動>を打った時にどちらをオープンするかは、相手のデッキによります。相手のデッキが【リゲル】【白or青系イベントデッキ】【<ラストゼオレム>が出せるデッキ】【黒単】なら<マルキダエル>から、【カノープス】なら<ミケ>からオープンしましょう。


次回はプレイングや採用候補カード、デッキバリエーションについて記述していきます。

posted 2017.05.19

By缶烏


どうも。


今回は5/6に埼玉県与野で行われましたズィーガー杯Xに参加してきましたので、そのレポートとなります。 ズィーガー杯はベスト8が2回続いている縁起のいいCSですね。
今大会は個人戦でしたので、自分の好きなデッキを握ろうと考えて、ケット・シーデッキを握ることにしました。
もしかしてケット・シーのことが記事になるのは一番最初の記事以来...?

ということで今回握ったデッキは【白単ケット・シー】です。
デッキレシピ紹介
ケット・シー
プレイヤー スタート
2


詳しい回し方や採用枚数の理由は解説記事の方をご確認ください。
(近日公開予定です。)

環境に多いデッキは直近にあったソマリ杯の結果から【白系のムリエルを使ったデッキ】【コンボリーファー】【カノープス】あたりと、単純に使用者が多いという理由で【リゲル】【ドラゴンバレット】がいるかなーと。他には<リル><バレ>リンクを使ったコントロールも怖いなぁと考えてました。本当に<レンジ><リンク>と<緑胎動>が居なくなって環境が大きく変わりましたね。

白系のムリエルデッキは<ムリエル>を使う以上イベントを多用するデッキなので、<キムリック>を無理なく積めるこのデッキなら、そこまでの不利は付かないと考えました。<ムリエル>によるボトム送りはキツいですが、そんなのどのデッキも同じなので気にしないことにしました。

コンボリーファーは長引けば勝ち目は薄いですが、<アルパイン>が<ユーディ>にガンガン反応しますし、<市場>や<白胎動>からの<バーマン>で対応できれば動き始めてからでも止めたり動きを鈍らせることはできます。それに加えIGが当たったり先3<ニャインクーン>できれば、基本的にビートしきれる相手だと思っています。なおソマリ杯ではコンボリーファーに2敗...。
個人的にリゲルにそんなに強くなさそうなのと、嫌な思い出からあまり握りたがる人が少ないと思ったのであんまり見なくてもいいかなと。

カノープス>は<バーマン>と<タビーキャット>の加入によりかなり相性が改善されました。除去がバウンス主体のため<タビーキャット>が活きる場面がかなり多くなります。大事に使いましょう。チャージに触る手段がないためチャージをふんだんに使って戦いましょう。
最速4リソでの<カノープス>はかなりキツいですが、5リソ6リソで<カノープス>がアクティブになるなら、6リソで<タビーキャット>から5コス投げて<タビーキャット>とでディンギルすれば十分間に合います。7リソになれば<白ケィツゥー>から<バーマン>を持ってきて<ガムビエル>を降臨させれば<ガムビエル>の攻撃も合わせて4面返せます。
あと<カノープス>、<アルダナブ>は自動能力での登場なので<アルパイン>がぶっ刺さることを覚えておきましょう。

リゲル相手は<タビーキャット>からの<キムリック>や<市場>、<ウェイカーミケ王>を使って構えている<リゲクリ>や<ツインミーティア リゲル>を打てなくしちゃいましょう。そこそこわかっている相手は自分のターンで<リゲルクリスマス>を打って盤面で攻めてくるので返しに<白ケィツゥー>で除去してしまいましょう。<アルパイン>も<メリータル・ヴァウス リゲル>からの展開をしづらくさせるので効果的です。

ドラゴンバレットは登場時に自動効果で生き物を出して攻撃するタイプのデッキなので、盤面を埋めてしまえばPSまで攻撃が届かなくなり点は取られづらくなります。前述の通り自動効果で展開するデッキなのでやはり<アルパイン>は刺さります。
あと実は<4アニムス>と<4アームド>が若干キツいです。<ラストゼオレム>は回答が一つしかないくらいキツいです。

ここまで見てどのデッキにも<アルパイン>が刺さってるような印象ですが、<アルパイン>はLRとして出てきても弱いという欠点があるんですよね。<クロアシネコ>はLRとして出てきて次のターンまで残ったときに本当に強いんですよ。八面六臂の大活躍をしてくれます。


当日に軽く枚数調整して、いざ試合開始!

予選
1回戦 青緑リゲル 勝ち

ウェイカー軸のリゲルで、<スクワール>や<ゲンジファイア>、<ウェアドール>、<ウェアキャット>などのそうそうたるメンバーをアイコン枠に、メイン枠には<レモンバーム>あたりを採用したタイプのリゲルですね。緑の各ゼクスが絆リンクを何度も起動することで多大なアドバンテージを稼ぎます。特に<ゲンジファイア>が破壊時に<メリータル・ヴァウス リゲル>の方を誘発させてリゲル持ってきたり、<あづみの方>を誘発させることでIG成功率や手札の質を上げてくれるいい働きをします。
その分<リゲクリ>の条件達成が遅くなりがちなのが欠点。


こっちの動きも鈍いながら対戦相手のウェイカーレベルが順調に上がらず。しかも5リソ段階で相手のLRが4枚見える。
タビーキャット><キムリック>は出来なかったが、相手が<><リソリン>揃わない、リゲルオプティマ全然たまらずで<リゲクリ>がタダのデッキバウンス札になっており、普通に手数で押し切って勝ち。

2回戦 ルルドラバレット 負け

リルン><バレット>リンクで火力の底上げをして、<アストヴェリア>や<アイアゲートワグテイル>でPSのゼクスにバーンを振りつつ、<アーサー>や<アストヴェリア>、<ファーガトライ>などの優秀な展開系ゼクスでがっつり点を取っていくデッキです。

先1バニラでぶん殴るも相手にIG<ワグテイル>ヒットされ、<フラーマ>手出しと合わせて殴り倒される。
次のターンは3c4500で<フラーマ>を破壊する事しかできず、返しで<モテッツ>手出しから効果。<モテッツ>がLv.2なのはどう考えてもおかしいな?
その上、次のターンIGで<アストヴェリア>落ちて<アーサー>登場の理想ムーブ。<アストヴェリア>効果や<ファーガトライ>効果で<モテッツ>で5回くらいどつかれるわで<モテッツ>強すぎて負け。

最後のターン、こちらのライフが1で相手の赤白リンクも成立していたので、ここでライフから生き物出ないことに賭けてオールインするしかない状況になってしまい、<フラーマ>が出てきて負け。まああんだけ<モテッツ>で入れられたらあるよねって感じでした。けど下から1点だったら勝ってた模様。

3回戦 緑単きさらいかん 勝ち

その名の通り緑単色でPをきさらに据えたライカンスロープデッキ。緑単色で取れる一番強いディンギルである<ヴェスパローゼ>を取るためにPにきさらを採用。しかしきさらはディンギル側で、ライカンスロープは基本的にウェイカーレベルのフレンズなのでP指定は<ディンギルヴェスパ>のみだそうです。ヴェスパからのサーチ先は<サンダーアトラス>とかいう最凶カードがあります。


相手が<ウェアクロウ>を出したが覚醒条件で5c以上が一枚もリソースに入らず、次のターン<娑伽羅>が出せないのにかこつけて盤面を一気に取りに行ったが、<サンダーアトラス>やら<ニンフルサグ>で処理されてしまう。
一気に盤面を押したので、リソースはあるもののハンドが枯れ、トップも<市場>+<オーラアヌビス>とかいう世紀末ドロー、<サンダーアトラス>も抜けず普通に負けたかなと思ったらLRから盤面まくり返して2点取って勝ち。

4回戦 青単リゲル 勝ち

ディンギルに少し寄せたオーソドックスな青単リゲル。利点としてはアイコン枠にもがっつり8枚リゲルを取れる関係上初期リソースにリゲルが入る確率が高く、かなり早い段階から<フラガマキナ リゲル>が5500になりやすく、<リゲクリ>も最速の6リソで真価を発揮してくれることがままあります。バニラアイコンを採用できるのも強みです。
欠点としては<リゲルクリスマス>や<><リソリン>が撃ちきりになってしまうことですね。他には<リゲクリ>を打つとリソースが減ってしまうので、出したカードを処理されるとかなり厳しいことです。あと<バニラリゲル>が手に入りづらい...。


相手の初期リソにリゲルオプティマ2あり、そこから更に1枚2枚とリゲルを置かれるが、ラッキーなことにIGで<リゲクリ>が2枚落ちていくという。
その間にこちらは<ニャインクーン>をできるだけディンギルで使用し、チャージに避難させることでバウンスやデッキバウンスされることを回避。青はチャージに全く触れないのが厳しいですね。
その後IGで<オーラアヌビス>が出て盤面を返して適当に盤面埋めてエンド。
次のターン相手が<メリータル・ヴァウス>セットから<ツインミーティア リゲル>登場。IG成功で<アルダナブ>も登場。<ミーティア>効果で全バウンスから、<リゲクリ>で<ソードスナイパー リゲル>を登場させ、3点オールインしてきた所を<白胎動>から<バーマン>登場で<スナイパー>を除去って返しで勝ち。

本戦
1回戦 青白緑イノスタムリエルビート 勝ち

閃天の眩耀イノセントスター>でデッキから<真実を求めて>や<緑竜の息吹>、<決死の防衛線>をサーチ。<緑竜の息吹>でデッキを掘りながら<ムリエル>を回収して、更に<ムリエル>で<緑竜の息吹>を回収。それを使ってさらにデッキを回し、<ムリエル>の単純明快な高打点でのビートや、<真実を求めて>と<XIフラッグス シャリーノ>や<決死の防衛線>を絡めて大量に点を取ることも可能です。
更に自分の<ラストゼオレム>がスクエアに居て、このターンにエンジェリックドラゴンを一度出している時、
チャージにあるスタートカードの<オーラゲンブ>の効果で<トイガー>を登場
→<トイガー>効果で<オーラゲンブ>を登場2体で攻撃
→<ラストゼオレム>の効果で手札を1枚捨てて<トイガー>と<オーラゲンブ>を破壊
→チャージにある<オーラゲンブ>の効果で<トイガー>を登場
→以下手札が尽きるまで攻撃が可能
というようなワンショットも内蔵しています。

先1<メインクーン>が成功し順調に点を取れたが、ライフリカバリー&オープンゼクスに阻まれる。しかも相手は5リソで<閃天の眩耀イノセントスター>を手出しして<緑竜の息吹>サーチから、
ゲンブ>効果でチャージの<フロン>登場<フロン>攻撃効果で<ゲンブ>を出し入れ
ゲンブ>効果で<フロン>登場<フロン>攻撃効果で<ゲンブ>を出し入れ
ゲンブ>効果で<セリーヌ>登場殴って盤面動かしてエンド

という超絶ムーブをされる。

6リソ時に盤面に残ったスタートカードと<メインクーン>から<アンシャルキシャル>を降臨。効果で<ゲンブ>をデッキボトムへ除去。相手は6リソでトラッシュに<真実>があったので4コスになった<ムリエル>と<ウェアキャット>を手出ししてエンド。

7リソ時に<ディンギルメインクーン>等を絡めて1点取る。残り2点このターン相手が<真実を求めて>や<トイガー>などを使って大量展開し8面埋められる。

8リソ時はリソース置いて手札が<K2>、<タビーキャット>、<リコイ>、<ソコケ>の4枚。とりあえず<K2>を手出し。効果で<ソコケ>を捨てて大当たりの<バーマン>を引き当てて2面除去。ここでハンドの<タビーキャット>と<リコイ>を見て

ooO(<スド>を出せば残った3リソから<タビーキャット>、<リコイ>で全体-6000入って盤面に残ったアイコン全部破壊できるから全面返せるな)

いやいやできないからね。君の手札もうその2枚しかないからね。<リコイ>の手札コスト勘定に入ってないからね。<ガムビエル>ディンギルから適当に<タビーキャット>と<リコイ>で露払いするのが正解でした。その結果<セリーヌ>他の計4体が残ってしまいました。こちらの残りライフは3。チャージには<K2>から出した<バーマン>が居ますので、ライフの中に<白胎動>か<オーラアヌビス>かLRがあれば勝てる!
とりあえずPS脇の2体で殴られて<スド>が落ちる。<セリーヌ>効果で片方動かされて普通に1点2点取られるが<オーラアヌビス>が出て<バーマン>出せて勝ち!

2回戦 赤黒緑t青ハイウェイカー 勝ち
ヴォーパルスティング>から<マンモン>とか<ユーディ>を釣ってきて戦う感じの動き始めると怖い感じのグッドスタッフ系デッキ。<モーニングスター>が入ってたらお通夜でした。

先ほどの盛大なプレミは忘れて(<リコイ>の手札コストは忘れないで)気を取り直して行きましょう!

相手先1<ゲンジファイア>中央スクエア横後1<ソコケ>を逆側の中央スクエア脇に置いてエンド。デッキの性質上前に行かなきゃ4コス6000出されるだけでキツくなるのでここはプレミ。というわけで案の定4コスの方の<ウェイカーオープンラハール>を出され、<ピュアティ><ピュアティ>と捨てられる。ブン回りの時間だぁ...。返しで<白胎動>から<シャム>釣ってきて-2000と合わせて<ラハールちゃん>破壊。危なかった...。
相手5リソはIGヒットから<アーサー><ピュアティ>で1点取られる。返しは<娑伽羅>を使わせるために<ニャインクーン>+<ハナエル>のムーブで盤面を全て返してエンド。
相手8リソでなぜか<娑伽羅>ではなく、再びの<アーサー><ピュアティ>(ウェイカーレベル3)。このタイミングで<娑伽羅>を使わないのならば、<娑伽羅>がないと考え大量展開しまくって盤面作り続けて勝ち。

ということでトナメ上がり8回目にして初のベスト4決定!

準決勝
緑黒t赤ズィーガーコンボ 勝ち

ドラゴンフライ>の効果で<ズィーガーの><絆リンク>と<スパラン><ウルスス>リンクを使いまわすことで、<ルシファー>とか<四足ズィーガー>でワンショットを決めるデッキらしい。

対戦相手の方が前の試合エクストラターンまで試合されてたそうで、かなり疲れてらっしゃいました。しかも当日は最高気温が28℃とかなり高かったので、会場内もかなり不快指数高い状況に。そんな中でこんな難しいコンボ使ってたら、そらそうなりますね...。

相手のIG当たらず、リンク揃わず、頭回らずでこっちがそこそこ回ってテンポよく殴っていたらいつの間にか勝っていました。こっちから見ててもゲームプランに一貫性が無くて、かなり疲れてらっしゃるな。という印象でした。

決勝
赤黒t白緑ドラゴンバレット 勝ち

ベースとしては予選2回戦で当たったデッキと同じですが、アイコンから白の要素を削り、より攻撃的に動けるように打点上昇効果持ちの<オープンラハール>と、チャージを増やしIG回数を増やせる<オープンエトナ>を入れ、<赤のマリー>や<マシャカ>といったメタカードを積み、VBに<ウェアキャット>を入れたデッキです。
リンク成立時に<アストヴェリア>から<ラハール>出すと5000バーンをスクエアに入れることができますからね。


実は対戦相手とは少し前の公認で互いに同じデッキで当たっていて、その時に<ケット・シーの市場>で5リソの相手ターンをスキップしたので、相手はこっちの顔を見るたびに「<市場>に気を付けなきゃ...」と言っていました。

そんなエピソード0がありまして、相手は常に<市場>を警戒して盤面を展開してから殴ってくるということを繰り返してくれました。相手の捲りも激しかったですが、こちらの初期ハンドが<デボンレックス>・<3メインクーン>・<ニャインクーン>・<ハナエル>の役満で、バニラががっつり刺さったり、LRが出たり(相手も出たのでおあいこ)でライフの消費を2に抑えて7リソに到達できました。

相手はチャージ除去が無いデッキなのでこちらもガンガンIGし、2ターン連続で<タビーキャット>を捲る驚異的な右腕を見せました。そのおかげで盤面は常にこちらが押し込む展開に。

しかし相手は起死回生の<ラストゼオレム>でこちらの盤面を全破壊。
ディンギルメタとして最上級の能力を誇る彼ですが、悲しいかな猫の前では無力!<タビーキャット>登場から効果で<リコイ>登場、<リコイ>効果起動で<オーラアヌビス>×2を手札に加えスクエアに-2000からの<タビーキャット>(2コス)+<リコイ>(4コス)で<アンシャルキシャル>を降臨。-2000と合わせて<ラストゼオレム>を突破。手札に加えた<オーラアヌビス>×2でチャージの<ニャインクーン>と<メインクーン>を出して<ハナエル>も出して盤面を制圧。
相手は返しで何とか1点返すが最後の1点は届かず、返しで殴って勝ち!

おわりに
というわけでなんと望外の初優勝!!本戦出場8回目にしてようやくベスト4行けたと思ったらそのまま優勝できるとは思いませんでした。1から自分で作って、1人で回して、1人で調整して組み上げたデッキでの優勝だったので感動もひとしおでした。
これでケット・シーの使い手が増えてくれたりすると嬉しい半面、ケット・シーミラーしんどいからしたくないっていう(笑)

余談ですが優勝景品の2BOXは両方ともニーナのスリーブが付いていました。与えられるべくして与えられた感がすごい...。


そんなこんなの参戦記でした。
恐らく同じくらいのタイミングでケット・シーの解説記事も上がると思いますので、そちらの方もぜひぜひ。


ではでは。


posted 2017.05.18

By-遊々亭- Z/X担当


ZX超買取.jpg
ゼクス買取強化カード紹介!!


こんにちは、遊々亭@ゼクス担当です。
本日は強化買取中カードをご紹介致します!

是非、ご覧ください(`・ω・´)ゞ


-新章開幕!!切り拓け、新たな未来!-
[B20]運命廻放編 祝福の蒼空
[B20] 運命廻放編 祝福の蒼空買取ページはこちらから!


HRアウェイクン・ブレイド リゲル>:エクストラになったリゲル!

強化買取中!
SR愛心の翼 巨蟹のムリエル
強化買取中!
IGR百目鬼きさら

強化買取中!
NH新緑の歌乙女ペクティリス(ホロ)

-我は真なる神、何人たりとも我を打ち倒すこと能わず!-
[B19]真神降臨編 覇神を穿つ者
[B19] 真神降臨編 覇神を穿つ者買取ページはこちらから!


SRハイタイドウェイバー ルートヴィヒ>:実は4枚目のルートヴィヒ。キャラ人気もありますねー

強化買取中!
SR夢富の簒奪者マンモン
強化買取中!
CVR上柚木さくら(サイン入り)

強化買取中!
IGR白の竜の巫女ニノ

-神に抗う者たちの運命が廻り出す-
[B18]真神降臨編 覚醒する希望
[B18]真神降臨編 覚醒する希望買取ページはこちらから!


Z/XR聖樹を見守る者 ピュアティ>:スーパー人気のこの1枚!プロモ版も大人気です。

強化買取中!
SRHMode<Awaken> Type.XI(虹ホロ)
強化買取中!
R仲間を守るウェアスクワール

強化買取中!
R紅葉にはしゃぐウェアドール

あのキャラクター達が再び登場!
[E08] 日本一ソフトウェア3
[E08] 日本一ソフトウェア3買取ページはこちらから!

Z/XR史上最凶超魔王バール>:トークンを呼び出す新しいゼクス!

強化買取中!
日本一R完全無欠の主人公候補アサギ
強化買取中!
SR人形兵を統べる魔女ドロニア

強化買取中!
日本一R貧乳禁句の魔神エトナ

皆様の買取お待ちしております!


遊々亭公式Twitter、ゼクス担当Twitterでは、更新情報や、Twitter限定のお買い得情報等々、リアルタイムに情報を発信しています!

【遊々亭 公式Twitter】 @yuyutei_news
【遊々亭 ゼクス担当Twitter】@yuyutei_zx
是非是非、チェックしてみて下さい!


Icon