遊々亭攻略ブログ
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posted 2023.06.19
こんにちは、遊々亭@遊戯王ラッシュデュエル担当です!
今回は5/16から 5/31までの販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
5/16 - 5/31 販売ランキング
第10位
![]() | 第10位 |
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<URサイバー・ドラゴン> | |
相手フィールドにのみモンスターがいる場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 【条件】なし 【効果】なし |
第9位
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<SRセレブローズ・マジシャン> | |
【条件】自分フィールドの表側表示の装備魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで破壊する。その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上ある場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで700アップする。 |
第8位
![]() | 第8位 |
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<SRアルテネの加護> | |
【条件】自分の墓地のモンスター1体をデッキに戻し、自分フィールドの表側表示モンスター1体に装備できる。 【効果】装備モンスターは相手の効果では破壊されない。自分の墓地に装備魔法カードがある場合、さらに装備モンスターの攻撃力は300アップする。 |
第7位
![]() | 第7位 |
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<SRスター・リプレイサー> | |
【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターがいない場合、自分フィールドのこのカードを持ち主の手札に戻して発動できる。 【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4以下)1体を選び、自分フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は自分の手札・墓地からモンスターを特殊召喚できない。 |
第6位
![]() | 第6位 |
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<SRダブルツイン・ドラゴン> | |
【条件】自分の墓地のモンスター3体をデッキに戻して発動できる。 【効果】このターン、モンスター(レベル7/ドラゴン族)を攻撃表示でアドバンス召喚する場合、表側表示のこのカードは2体分のリリースにできる。このターン、自分はモンスター(ハイドラゴン族またはドラゴン族)でしか攻撃できない。 |
第5位
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<Nマレヴォレント・セラー> | |
【条件】自分の墓地に「邪神の大災害」がある場合に発動できる。 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで破壊する。その後、自分の墓地のレジェンドカード1枚を選んで手札に加える事ができる。 |
第4位
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<URノーバディ・スキャットシーフ> | |
【条件】自分フィールドのモンスターが相手の攻撃または相手の効果で破壊された時に発動できる。 【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札を1枚以上選んで墓地へ送る。自分フィールドにモンスターがいない場合、さらにこのターン、相手モンスター(レベル8以下)の攻撃で自分は戦闘ダメージを受けない。 |
第3位
![]() | 第3位 |
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<SRセレブローズ・ウィッチ> | |
【条件】自分の墓地に「セレブローズ・マジシャン」がいる場合、手札のモンスター(光属性/魔法使い族)1体または魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】自分の墓地の「セレブローズ・マジシャン」またはフュージョンモンスター(レベル9以下/魔法使い族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。 |
第2位
![]() | 第2位 |
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<Rブースター・ワイバーン> | |
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに、自分フィールドに表側表示の「碧牙の爆速竜」または「真紅動の撃速竜」がいる場合に発動できる。 【効果】相手に600ダメージを与える。 |
第1位
![]() | 第1位 |
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<Nサイバー・プロセッサー> | |
自分フィールドに表側表示モンスター(機械族)がいる場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 【条件】このカード以外の自分フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】このカードのカード名はこのターン、「サイバー・ドラゴン」になる。その後、自分の墓地の「サイバー・ドラゴン」1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 |
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2023.06.16
Byカマクラル

ヴォイドヴェルグF【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はエクスキューティーの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
エクスキューティー【カマクラル】
<マッドレア・アクエラ>、<ノーバディ・スキャットシーフ>という強力な汎用メタカードの登場によって、環境のシェア率を大きく下げたテーマですが、ずば抜けた安定感と対応力は未だ健在です!
海竜のような最上級モンスターを主にして戦うデッキを握った人の中には、エクスキューティーの安定感が恋しくなる方も居るのではないでしょうか。
僕もその内の一人だったため、<マッドレア・アクエラ>対策を積んだ逆メタエクスキューティーで大会に挑んだところ、優勝することができました!
たしかに<マッドレア・アクエラ>がキツイことには変わりませんが、それでも工夫次第で何とかなるもんだなと実感しました。
詳しくは前回記事を参照いただけますと幸いです。
さて、今回はヴォイドヴェルグFデッキをご紹介いたします!
もともと地力の高いテーマでしたが、複数の新規カードが登場したことで、さらに一段階強さが増した印象です!
単体でスペックの高いカードが多いことに加え、フュージョンモンスターも豊富でフュージョン素材となるモンスター達も優秀です!
テーマ内のギミックでフュージョンを回収する術があるところも、完成度の高いテーマである所以ですね。
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ヴォイドヴェルグFデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
2.デッキコンセプト
「フュージョンせずとも強い」です!最上級モンスター達のスペックが高く、アドバンス召喚で場に出すだけでも十分に強いです!
フュージョンデッキながら、勝ち筋をフュージョンに依存していない点は非常に強力です!
また、デッキ構築を闇属性・ギャラクシー族で統一することによってシナジーが強くなり、上振れの動きを狙いやすくなる点も高評価です!
純構築にすることで、ここまでアドバンテージを稼げるテーマも珍しいのではないでしょうか。
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
ノーバディ・スキャットシーフ...3枚
攻撃力を2800から最大4000まで上げられるカードであり、最上級モンスター同士の戦闘においては滅法強いです!
単体でも十分強いのに、フュージョン素材としても活躍できるなんてスペック高過ぎですね!
当然3積み確定です!
ヴォイドヴェルグ・クリュサオル...3枚
ステータスも高く、デッキを闇属性・ギャラクシー族で固めることで2回攻撃、3回攻撃を狙うことも可能です!
特に終盤になれば<ヴォイドヴェルグ・グロビュール>で同じレベルの闇属性・ギャラクシー族モンスターをデッキに戻して、全破壊効果も狙いやすくなります!
レアとは思えないハイスペックカードですね!
どのタイミングで引いても強く使えますので、3枚フル投入です!
【上級モンスター】1枚
雷帝ザボルグ...1枚
セレブローズは裏側守備表示の盤面破壊が苦手なため、このカードでモンスター1体を退けることでダメージを通すスピードが少し上がります!
先攻1ターン目以外は活躍してくれるカードなので採用しました!
【下級モンスター】21枚
ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー...3枚
<トランザム・ライナック>と並び、レジェンドカードを除く下級モンスターの中では最高攻撃力を誇ります!
単体性能も高く、フュージョン素材は1枚でも多い方が良いため3枚フル投入しました!
ヴォイドヴェルグ・ロジスティコス...3枚
墓地が肥えている前提にはなりますが、フュージョンを回収する効果は強いですね!
また、レベル4なので<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>の全破壊効果を狙う上でも重宝します!
色々とシナジーの強いカードだったため、3枚採用しました!
ヴォイドヴェルグ・カタフラクトス...3枚
デッキのモンスターを闇属性・ギャラクシー族で固めれば、高い確率で効果を発動できます!
攻めの起点となる最上級モンスターにアクセスするカードが多いことは、安定感の向上につながりますね!
このカードもレベル4なので、<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>の全破壊効果を狙いやすくなると思います!
このデッキにおいては3積み確定です!
ヴォイドヴェルグ・グロビュール...3枚
手札5枚で最上級モンスター2体を出せるようになるのは強い動きだと思います!
また、現環境で採用率の高い<マッドレア・アクエラ>の攻撃を止められる守備力1300も地味に強力です!
攻撃力は無いものの、フュージョン素材としても使えるため、どのタイミングで引き込んでも邪魔になりにくいですね。
そのため3枚フル投入しました!
ヴォイドヴェルグ・キリエ...3枚
タイミング的に手札に回収したエースモンスターには効果破壊耐性を付与できないため、イマイチ効果が噛み合っていません。
しかし、毎ターン安定的に最上級モンスターを召喚するためにはこうした墓地回収カードが必要不可欠なので、回収目的で入れています。
効果破壊耐性はあくまでオマケですね。
レベル的にも他カードと噛み合いが悪いですが、安定感を高めるために3枚採用しました。
メテオラーヴァ...3枚
闇属性・ギャラクシー族の墓地肥やし要員は貴重なため3枚採用しました!
ダーク・プロフェット...3枚
自身の効果で墓地からフュージョンを回収できるため、このカードでフュージョンに必要な札の2/3を揃えることができます!
そのため、<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>、<ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー>、<ヴォイドヴェルグ・グロビュール>のいずれかを引き込めていれば、即座にフュージョンすることが可能です!
このデッキには必須のカードですので、もちろん3積み確定です!
【魔法カード】8枚
ユニヴァーストーム...3枚
フュージョン召喚に繋がらなかった場合、<ノーバディ・スキャットシーフ>によってダイレクトアタックはダメージ0となってしまいます。
仮に<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>の効果でモンスター全破壊できて3回攻撃可能になったとしても、全く意味がなくなってしまいます。
そうした悲しいケースを減らすためにも3積み必須です!
フュージョン...2枚
フュージョン単体で見ると、使いどころの限られた事故札にもなり得るリスクがあるため、極力採用したくはないです。
とは言え、流石に1枚ですと引くのが困難になってしまうため2枚の採用にとどめました。
ヴォイドヴェルグ・ファランクス...2枚
<スター・トランサー>のパンプ効果はそのターン中なのに対し、こちらは永続であること。
<マッドレア・アクエラ>の的にならないこと。
場に伏せて発動タイミングを選べること。
上記のような理由からこちらを優先しました。
逆にデメリットとして、<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>の攻撃回数を減らす可能性を高めてしまいますが、シチュエーションが限定的なことと、仮に3枚とも魔法・罠カードであったとしても1回は攻撃できることから、デメリットよりメリットの方が大きいと判断しました。
単体で機能するカードではなく、手札でダブついても使えないため、2枚の採用にとどめました。
ブラック・ホール...1枚
単体カードとしても最高レベルに強いカードなので邪魔にならない点も魅力です!
この構築ではこれで確定かと思います。
【罠カード】4枚
ノーバディ・スキャットシーフ...3枚
<シードラゴン・ナイト>で割られやすくやったりするので2枚と専用罠1枚に散らしたいところですが、ヴォイドヴェルグ専用罠があまり強くなかったため、こちらを3枚採用しました。
このカードの3枚目は自由枠なので、他のカードと入れ替えても問題ないと思います。
魔法の筒...1枚
また、このデッキの構築的に相手フィールドにモンスターが居ることがそこまでデメリットにならないこともあります。
最上級モンスターの戦闘で十分に盤面を返せますね。
今のところ、この枠も確定で良いと思います。
【エクストラデッキ】12枚
ヴォイドヴェルグ・ギガントマキア...3枚
その割には手札コストを要求してくるため、ここはデッキトップを墓地に落とすコストでも良かったのではないかと個人的には思います。
ともあれ、魔法・罠カード破壊+2回攻撃なので、単体で見るとかなり強い効果を持っています!
出す頻度は少ないかもしれませんが、ゲームエンド級のパワーを秘めたカードなので3枚採用しました。
ヴォイドヴェルグ・テオゴニア...3枚
このカードを場に出している時点で<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>が墓地にあるはずなので、2体で攻撃すれば致命傷級のダメージを与えられる可能性が高いです!
また、盤面に高打点が並ぶため、相手の返しのハードルを高めることもできます!
アドバンテージを減らさないカードとして3積み必須です!
ヴォイドヴェルグ・アポカリプス...3枚
また、特殊召喚したターンに<ブラック・ホール>を墓地から回収できるため、次のターンが回ってくれば、ほぼ勝ち確定で間違いないでしょう。
欲を言えば、もう少し打点が欲しかったところですが、<ブラック・ホール>を回収するという動きが強いので良しとします。
こちらも3枚フル投入です。
ヴォイドヴェルグ・プロトスター...3枚
また、墓地に<ブラック・ホール>があれば追加でレベル8モンスターを墓地から特殊召喚できます!
レベル4以下のギャラクシー族に<ダーク・プロフェット>を選ぶことができるため、実質フュージョンも回収可能です!
また、レベル8モンスターを<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>にすれば、これだけで<ヴォイドヴェルグ・テオゴニア>のフュージョン素材が揃います!
そこからまた<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>を蘇生すれば一気に展開できますね!
中盤以降の盤面形成に大きく貢献してくれるため3枚必須です!
4.各デッキとの相性
ヴォイドヴェルグFはコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○やや有利
このデッキはコンボデッキに分類されるものの、限りなく展開デッキに近いコンボデッキです。そのため、パワーは五分と言いたいところですが、フュージョン成立で2500ラインでは抜けない高打点を盤面に出すことができる分だけこちらが有利です。
そのため、こちらがやや有利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
このデッキには効果破壊耐性を付与するカードが多数搭載されており、相手の罠の影響を受けにくいです。また、<ヴォイドヴェルグ・ギガントマキア>の召喚に成功すれば、一気に勝ち易くなるでしょう。
罠デッキは比較的動きが遅いため、こちらのフュージョン成立も十分間に合うと思います。
そのため、こちらが有利と判断しました。
コンボデッキ(蒼救、アビスなど) 相性:△五分
このデッキはコンボデッキながら、展開デッキに近いです。そのため、動き出すスピードも比較的早めですね!
しかし逆に、フュージョンが成立しても超高打点は出せません。
仮に相手が<深淵竜神アビス・ポセイドラ>のマキシマム召喚に成功した場合、効果破壊耐性持ちの4000打点を超える手段はありません。
セレブローズ相手であれば装備魔法を割ることで何とかなりますが、純粋な4000打点には打つ手なしです。
短期決着か詰みか...その両極端となるため、相性は五分と判断しました。
5.最後に
もともとポテンシャルを秘めていたテーマでしたが、新弾カードの登場によって、一気に戦えるテーマに成り上がったなという印象です。僕はデッキを大きく3タイプに分類して考えていますが、今回のような展開寄りのコンボデッキだったり、セレブローズのようなコンボ寄りの罠型デッキだったりとタイプのバリエーションが増えました。
そのため、一括りにしてまとめることにも無理が生じてきた印象ですね。
デッキの理解度を高めるためにはひたすら使い込む必要がありますし、環境の理解度を高めるためには色々なところで色々な方と対戦するしかありません。
今はリアル店舗の公認大会とリモート対戦という対戦環境や設備は整っているため、如何に時間を捻出してカードに触れる機会を増やせるかが重要になりそうです。
群雄割拠の環境を楽しんでいただくために、これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar
posted 2023.06.09
Byカマクラル

エクスキューティー【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はセレブローズの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
セレブローズ【カマクラル】
強力なカードが揃っている新規テーマということで、発売前から注目されていたデッキです!
当初の予想に反して、大会では見かけることの少ないデッキでしたが、環境が固まれば強力な罠が決まってくるため、今後の活躍が見込めるデッキだと思います!
魔法使い族かつゴーハ・ユウナが使うテーマということもあり、今後の強化にも期待が持てますね!
特にフュージョンモンスターのバリエーションが増えれば大幅に化ける可能性があるため、集めておくのも良いと思います!
さて、今回はエクスキューティーデッキをご紹介いたします!
<マッドレア・アクエラ>が発表された当初、エクスはオワコンと思われていました。
実際に使われるとキツイのですが、そこさえ克服できればかなり強い部類ではないか?
という考えが日に日に強くなりました。
と言うのも、最上級モンスターを軸に戦うデッキを握ると、どうしてもムラが気になります。
ポンポンとテンポ良く最上級モンスターを出せれば良いのですが、毎回そう上手く行きません。
下級モンスターばかりを引いてしまい、返しのターンで攻められなかったり、逆に最上級モンスターばかり引いて手札事故が起きたりします。
また、最上級モンスター1体は出せたが、手札に最上級モンスターを1枚残してターンを渡してしまったりと、引きムラが起こりやすかったです。
カードゲームにおいて最も避けるべきは手札事故で負けることだと考えているため、安定的に毎ターン動けることはかなり重要視しています。
一度エクスキューティーを使ってそれを味わった身としては、その感覚が拭えません。
ましてやエクスキューティーを握ったおかげでギャラクシーカップ2023の予選を通過しているため、その思いは尚更です。
まだエクスキューティーを諦めていない方もたくさんいらっしゃると思いますが、自分の中で構築が固まったため、今回発表したいと思います。
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
エクスキューティーデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計27枚
2.デッキコンセプト
「罠型デッキの逆襲」です!前回記事のセレブローズに続いて2回連続の罠型デッキのご紹介です!
「なぜ今、罠型なのか?」
と言う問いへのアンサーは
「環境デッキが見えてきたから」
です!
そもそも罠型の強みは、罠で相手の動きを妨害できるところにあります。
当たり前のことですが、ここぞ!というタイミングで罠を当てられなければ、相手の動きは止められません。
そのために必要なことは、相手のデッキの動きを知ることです。
構築が出回っていない環境初期は初見殺しが通用します。
なぜなら、デッキの内容が分からないため、適切なタイミングで罠を当てることが難しいからです。
例えば、閃光のオブリビオンの発売直後は、セブンスFデッキの優勝がちらほら見れました。
これはセブンスFデッキの構築がまだあまり出回っておらず、セブンスギアスなどでワンキルできたからだと予想しています。
中にはパーツが足りなくてセブンスFデッキを組めなかったり、新しいカードの効果を把握していない人も居たことでしょう。
派手なカードは誰だって使いたくなるものですが、しばらくするとセブンスFデッキを握る人は減りました。
御多分に洩れず、僕も発売当初からセブンスFデッキを組んで大会に出ていましたが、何度か構築を変えても成績が伴わず、今では常勝できるテーマではないと言う判断を下しています。
そして、初見殺しの展開デッキとは対極の位置に居る罠型デッキを握ることが増えました。
罠型デッキはやはり安定感が高く、自分のプレイスタイルにも合っていて手に馴染みます。
環境やデッキ構築が固まってきた今だからこそ、対策すべきカード、採用すべき罠が見えてきましたね!
もともと自由枠が多く、環境に応じて採用カードを微調整してもパワーが著しく落ちないところがエクスキューティーの強みです!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【上級モンスター】18枚
エクスキューティー・レイア...3枚
ライフカットに貢献することもそうですが、場に複数体並ぶことで、最上級モンスターである<深淵竜神アビス・ポセイドラ[L]>を突破することもできるようになります!
また、<閃光のバリア -シャイニング・フォース->をケアするために<エクスキューティー・フラーメ>単体で攻撃する場合、このカードを表側守備表示で特殊召喚して罠の発動条件を満たせなくするプレイングも可能です!
攻撃力も高く使い勝手の良いカードですので、3枚フル投入しました!
エクスキューティー・フローア...3枚
状況に応じて必要なエクスキューティーモンスターを墓地から回収できるため強いですね!
<エクスキューティー・リリウス>、<エクスキューティー・レイア>を回収することで横展開したり、<エクスキューティー・プラウティ>や<エクスキューティー・ルーシー>、<エクスキューティー・ラム>の効果を複数回使う際にも役立ちます!
3積み確定です!
エクスキューティー・プラウティ...3枚
これだけで十分強いですが、墓地を肥やしながら500ライフを回復する効果もかなり強力です!
公式の大会では時間制限があり、ライフが大きい方が勝つルールになっているため、ライフを増やせるカードは強いです!
特にエキストラターン、エキストラデュエルでは都合4ターンで決着がつきます。
相手が罠で盤面を固めてきても、このカードは戦闘を介さずライフ差を作れるため、守り切って勝つことも可能です!
メインギミックでこの選択肢が取れるのは非常に強いですね!
当然3積み確定です!
エクスキューティー・リュミエル...2枚
自分フィールドにモンスターが居ないことが前提ですが、それでもリリース無しで1800打点を出せるのは強力ですね!
レベル7、8のモンスターをデッキバウンスする効果も非常に強力であり、実質除去カードです!
今期は<鋼機神ミラーイノベイター>、<アビスレイヤー・アプサラス>、<ギャラクティカ・オブリビオン>などの強力な最上級モンスターがひしめいているため、エクスキューティー一強環境よりも活躍の場面は増えました!
ちなみに効果のコストはレベル6モンスターとなっているため、効果を使い終わった<エクスキューティー・プラウティ>や<エクスキューティー・フローア>を選ぶことも可能です!
非常に強力なカードではありますが、使いどころがやや限定的であり、全対面に有効という訳でもないため、枠の兼ね合いで仕方なく2枚の採用にとどめました。
エクスキューティー・フラーメ...2枚
特に攻撃力4000かつ効果破壊耐性持ちの<深淵竜神アビス・ポセイドラ>を倒せる点も高評価ですね!
<エクスキューティー・リュミエル>同様、強力な効果を持っているものの、サイバーや帝といったレベル5モンスター達の台頭によって、必ずしも自身を特殊召喚して効果を使えることばかりではなくなりました。
そのため、前期ほど使いやすいカードではなくなった印象です。
必要に応じて<エクスキューティー・フローア>で拾えばいいため、枠の兼ね合いもあり2枚の採用にとどめました。
エクスキューティー・ラム...2枚
新弾発売後は<ノーバディ・スキャットシーフ>の採用率が高く、レベル6以下で構成されたこのデッキでは、実質ターンスキップされてしまいます。
エクスキューティーは総じて打点が低めなので、自分ターンにライフを取れないと返しのターンで盤面をとられて苦境に立たされることになります。
それを防ぐためには相手の罠カードを破壊し、確実にこちらの攻撃を通す必要がありますね!
パワーにやや難ありですが、1枚だと引けないため、2枚が丁度いいと思います。
エクスキューティー・リリウス...1枚
ノーコストで特殊召喚できる2500打点なので完全な壊れカードですね!
入れない理由を探す方が難しいカードですので、絶対に採用です!
エクスキューティー・ルーシー...1枚
特にエクスキューティーは裏側守備表示でモンスター3体セットされるとライフを取れなくなってしまうため、確実に相手のライフを削るためにこのカードが必要になります!
<アビスレイヤー・アプサラス>などの高打点持ちはもちろん、<邪影ダーク・ルーカー>など守備の堅いモンスターも突破できるようになりますね!
0枚だと対応力が落ちるため、1枚のみ採用しました。
雷帝ザボルグ...1枚
ノーコストで相手の高打点や裏側守備表示モンスターを破壊でき、レベル5でありながら2400打点持ちなので、エクスキューティーの欠点を補うのにピッタリです!
今までの<アビス・ソルジャー>と違って再利用は難しいものの、手札消費や属性縛りを考えなくていい点も優秀ですね!
まさに必須のレジェンドカードです!
【下級モンスター】9枚
シードラゴン・ナイト...3枚
仮にこのカードで罠が破壊できなかったとしても、<エクスキューティー・ラム>や<天の選別>で確実に割ることもできます!
また、今期は<傲慢な壺>や<セブンス・ワンダー・フュージョン>など3積みされる魔法カードが多く、ノーコストでの破壊も頻度が高そうです!
こちらの手札消費なく相手の場のカードを1枚とれるのは非常に強力ですね!
当然3積み確定です!
ギャラクティカ・ジャメイヴュ...3枚
また、<傲慢な壺>をデッキに戻してドローできた場合、さらに2枚のカードを追加でドローできるため、手札がモリモリ増えます!
盤面を埋めたいエクスキューティーにとって、ドロー強化は必須ですし、仮に魔法カードのセットだとしても相手にプレッシャーを与えることができます!
上級モンスターの多いこのデッキではリリース要員に困ることも少ないため、このカードが棒立ちでターンを返すケースもほとんど無いでしょう。
非常に汎用性の高いモンスターなので3枚採用しました!
マッドレア・アクエラ...2枚
ミラー対策になることはもちろん、このデッキが苦手とする<虚無魔人>や<人造人間-サイコ・ショッカー>、<顕限竜マクスシール>を破壊することができるためです!
たとえ破壊効果を使えずとも、シンプルに2回攻撃はライフカットに貢献してくれるためかなり強力です!
ただし、枠の兼ね合いで2枚にとどめました。
業火の結界像...1枚
相手の展開を妨害することで、そのターン中でのキルを抑制することができるため非常に強力です!
制限カードで引けないことも多々ありますが、引ければラッキーの入れ得カードなので1枚採用しました!
【魔法】7枚
傲慢な壺...3枚
罠の割合が多いこのデッキであれば、魔法が使えないデメリットよりもの手札が増えるメリットの方が大きいです!
仮に魔法カードしか引けなくても、場にセットすることでブラフとして使えるために無駄になりにくいですね!
手札にダブるリスクがあっても、初手で引きたいカードなので3積みです!
天の選別...2枚
しかし、このデッキは<ノーバディ・スキャットシーフ>に弱いため、今までよりも攻撃前に罠を割っておくべき必要性が増したように感じます。
また、<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>の効果を使いやすくするために魔法カードは少し多めに入れた方がいいと判断しました。
1枚だと少し心許なかったため、2枚の採用としました。
<傲慢な壺>や<シードラゴン・ナイト>で割られる確率の兼ね合いから、3枚はやり過ぎと判断してこの枚数に落ち着きました。阿
展開の初動、後続の確保はもちろん、手札・墓地のエクスキューティーモンスターの中から状況に応じた札を引っ張ってこれるため、対応力が爆上がりします!
入れない理由が無いカードなので、エクスキューティーデッキなら必須の1枚です!
ブラック・ホール...1枚
このカードでフィールドを更地にし、ガラ空きとなったところに展開→ダイレクトアタックを叩き込む!という最強ムーブが可能です!
一発ではやや厳しいものの、<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>で戻した<ブラック・ホール>によって2パンキルを狙います!
ただし、<ブラック・ホール>の発動に合わせて<ノーバディ・スキャットシーフ>を打たれると、そのターン中はダメージを取れなくなります。
そのため、自身の<ブラック・ホール>の発動前に<シードラゴン・ナイト>を召喚して、効果で伏せカードを確認しましょう!
自分の<シードラゴン・ナイト>も<ブラック・ホール>で破壊されてしまいますが、ライフを取り切るためと割り切るしかありません。
【罠】7枚
ノーバディ・スキャットシーフ...2枚
戦闘ダメージを軽減するのはもちろん、ドローを加速できる点も非常に優秀ですね!
このデッキにおいては、これらの効果が<マッドレア・アクエラ>対策になります!
効果でエクスキューティーモンスターを破壊されて攻撃力が上がっても、大打撃を受ける可能性は下がります。
今期の命題は如何に<マッドレア・アクエラ>をケアするかですので、このカードの存在は大きな助けとなります!
また、広い範囲で使えるカードである点もありがたいですね!
3枚積むと<シードラゴン・ナイト>の餌食となってしまうため、2枚の採用にとどめました。
エクスキューティー・エマージェンシー!...2枚
フィールドのモンスターをエクスキューティーモンスターのみに調整する必要はありますが、このデッキはほぼ純構築なのでそこまで難しくないでしょう。
ノーコストで墓地の上級モンスターを蘇生しつつ、相手のモンスター1体を破壊できるためかなり強いです!
また、表側表示のエクスキューティーモンスターが含まれていれば、相手の<ブラック・ホール>対策にもなります。
こちらも<シードラゴン・ナイト>対策で2枚の採用にとどめました。
エクスキューティー・キャッチ!...2枚
こちらは単純明快で、相手の<マッドレア・アクエラ>の召喚に対して発動し、裏側守備表示にするだけですね!
効果発動を妨害することで致命傷を防げます!
しかし、こちらは盤面のカードを破壊できないため単体でアドバンテージを稼げる訳ではありません。
返しのターンで裏側守備表示にしたモンスターを破壊できなければ、次のターンでリバースされて効果を使われてしまいます。
最も使いやすい罠ですがパワーは低いため、過信は禁物です。
他の罠とのバランスを見て2枚の採用にとどめました。
激流葬...1枚
できれば1:複数交換に使いたいため、相手の展開が終わるギリギリまで発動を待つのがコツです!
ただし、採用率の高い<ノーバディ・スキャットシーフ>は天敵であり、破壊後に手札を補強されて再展開されるリスクもあります。
打ちどころの見極めが難しいカードではありますが、最近は<魔法の筒>のメイン採用が多いため、意表をつくこともできそうですね!
ここは自由枠なので環境に合わせて入れ替えて良いと思います。
4.各デッキとの相性
エクスキューティーは罠型デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○有利
レベル7、8モンスターをデッキバウンスする<エクスキューティー・リュミエル>の存在から、レベル8以下のビートデッキには滅法強いです!また、強力な罠を多数搭載しているため、戦闘面においても引けをとりませんね!
そのため、こちらが有利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○やや有利
罠の構え合いになった場合は、バック破壊カードを多数搭載したこちらに部があります!ただし、<激流葬>以外の罠は自分フィールドにモンスターが居る前提の効果となっているため、その点にだけは注意しましょう。
基本的には五分に近いと思いますが、バック破壊カードが多い分、こちらがやや有利と判断しました。
コンボデッキ(蒼救、アビスなど) 相性:○有利
やはり<エクスキューティー・フラーメ>の存在が大きいです!攻撃力4000の効果破壊耐性持ちをメインギミックで突破できるのは大きな特徴ですね!
海竜マキシマムが環境に居る以上、ここを超えられるかどうかは大事な要素となります!
また、<エクスキューティー・エマージェンシー!>の破壊効果はレベル制限が無いため、<深淵竜神アビス・ポセイドラ[L]>などのレベル10モンスターも破壊できる点が強力です!
そのため、こちらが有利と判断しました。
5.最後に
先日の公認大会にて、エクスキューティーデッキで優勝することができました!シングル戦かつ6人参加だったため、そこまで誇れる戦績でもないのですが、<マッドレア・アクエラ>を打たれた試合も勝つことができたため、デッキとしての完成度やポテンシャルの高さを感じずにはいられませんでした!
第二期ギャラクシーカップ予選ではシェア率を大きく下げましたが、そんな警戒が薄れた今だからこそ、逆に握りやすくなったとも言えるのではないでしょうか。
強力なデッキであることは間違いないため、いつでも使えるように準備しておくのが良いと思います!
これからも様々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar