遊々亭攻略ブログ
遊戯王ラッシュデュエル 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2022.05.02
Byカマクラル

「ゴーラッシュデッキ ジョインテック・アタック」デッキ解説
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
いよいよ「遊戯王ゴーラッシュ!!」初のスターターデッキが発売されました!
お値段も550円(税込)とお求めやすい価格となっており、新規プレイヤーにもピッタリの内容となっております!
新アニメもラッシュデュエルを全く知らない子どもにルールを教えるような内容ですので、新規顧客開拓の意志が伺えますね!
もちろん、既存プレイヤーにも新規カードや再録カード、ボーナスカードを与えることで新しい風を吹かせる仕様になっています!
今回の記事から2回に渡り、スターターデッキのピックアップした新規カードレビューと、デッキ改良案をご紹介いたします!
それでは早速、ご覧ください!
新規カード考察
(1)ジョインテック・エース
下級のエースアタッカーとなる攻撃力1500の通常モンスターです!遊戯王SEVENSにおける主力テーマは魔法使い族・ドラゴン族でしたが、遊戯王ゴーラッシュでは機械族・ギャラクシー族がそのポジションになりそうです!
今後の強化が約束されたようなものなので、魔法使い族のソーサラーシリーズのように他属性の機械族攻撃力1500アタッカーが出るかもしれませんね!
シナジーのあるカードの多い地属性・機械族なので、機械好きな方には嬉しい新カードだったと思います!
(2)ファイア・ソーサラー
アニメ遊戯王SEVENSの終盤で登場した4種類目のソーサラーシリーズが、ついにカード化されました!<セブンスロード・マジシャン>の打点UPのために採用できる炎属性・魔法使い族は<スパークハーツ・ガール>か<ファイア・ゴーレム>くらいでしたが、ここにきて新しい選択肢が生まれたことは嬉しい限りですね!
個人的には最後のフレーバーテキストが気になります!
一体この魔術師に何があったんだろうと...笑
もしかしたら闇堕ちしたファイア・ソーサラーの上級モンスターが出るかもしれませんね!
魔法使い族は最上級通常モンスターの枠が<ブラック・マジシャン>しかないため、登場に期待です!
(3)ライトニングブレイバー
![]() | ライトニングブレイバー |
---|---|
効果モンスター レベル3/光属性/雷族 攻1200/守700 | |
【条件】自分の墓地のモンスター3体をデッキに戻して発動できる。 【効果】相手フィールドの裏側守備表示モンスター1体を選んで表側守備表示にする。その後、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの守備力をターン終了時まで800ダウンできる。 |
守備表示の<ギャラクティカ・オブリビオン>など、相手が壁モンスターを出してきた時に、それを突破するような効果を持っています!
コストも重い上、このカード単体では機能しないため、この効果を活かせるような専用構築が求められます。
<雷闘騎トリガードラゴ>の貫通ダメージを増やすことに使えるため、雷族デッキで採用されるかもしれませんね。
(4)アドバンス・ロック
<聖塔の危機>と違い、レベル5以上のモンスターに対して発動できる罠です!しかし、現環境でレベル5、6のモンスターが採用されることは少ない上、表側表示なので攻撃は防げますが、効果は使われてしまいます。
LPの条件もあることから、現時点では使いにくいという評価です。
(5)ジョインテック・バンパー
![]() | ジョインテック・バンパー |
---|---|
通常罠 | |
【条件】相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分の墓地の通常モンスター(機械族)3体をデッキに戻して発動できる。 【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを3体まで選んで破壊する。 |
ただし、ダーク・リベレイションで学習したのか、その効果はかなり調整されたものとなっています。
ダーク・リベレイションが通常・効果モンスター問わずだったところを通常モンスターに限定、さらに直接攻撃宣言時に範囲を狭められているために使いづらい印象ですね。
現環境における<潜入開始>と<魔法石の採掘>の採用率を考慮すると、条件の厳しい攻撃反応罠は採用が難しいのではないかと思ってしまいます。
ボーナスカード考察 -前編-
前編と後編の2回に分けて、新しく登場するボーナスカードの考察をしていきます!今回は新規5種類のうち、2種類のモンスターカードについて、次回の記事では新規の魔法カードについて考察していきます!
(1)エーリアン・ソルジャー
<ブラッド・ヴォルス>に並ぶ攻撃力1900を誇るレベル4通常モンスターです!単体で見ると上級モンスターに匹敵するステータスですが、レジェンドカードである点がネックになっています。
使われるとしたら爬虫類族デッキでしょうか。
(2)漆黒の戦士 ワーウルフ
<人造人間-サイコ・ショッカー>のような罠を封じるモンスターです!効果抜きで見ても、レベル4モンスターの中では優秀なステータスを持っています!
下級モンスターを優先しつつ、相手の罠を対策したいというケースにおいてはデッキに採用されるかもしれません。
デッキ改良案
潜入機械デッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計29枚
デッキコンセプト
「イノベイター無双」です!貫通効果、パンプアップ効果という環境屈指のパワーを誇る<鋼機神ミラーイノベイター>を大活躍させるべく機械族の比率を高めにしました!
デッキの半分にあたる20枚が機械族ですので、毎ターンパンプアップしてダメージをとっていきましょう!
<潜入開始>の採用率が高いですが、バトル左遷で守備表示にしてしまえば戦闘面でも優位に立てます!
各カード解説
【最上級モンスター】8枚
最強戦旗タフストライカー...3枚
初出が最強ジャンプの付録だったため、今では入手困難なカードでしたが、スターターに再録されたことでグッと手に入りやすくなりました!
<鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップにも使えるため、無駄が無い点が魅力ですね!
潜入開始を活かすためにも絶対に3枚必須です!
鋼機神ミラーイノベイター...3枚
墓地のレベル7の最上級モンスターを戻せば、貫通込みで攻撃力が3100になりますので、突破できない壁は皆無に等しいです!
また、複数枚のカードを戻すことでその分攻撃力を上昇させることができますので、マキシマムモンスターさえ倒せる可能性があります!
文句なしの3積確定カードです!
ジョインテック・レックス...2枚
攻撃力2500なので、効果を使わなかったとしても戦闘面で仕事をしてくれます!
現環境は展開デッキの分布が多いため、採用枚数を2枚に留めていますが、罠環境になれば3枚積みたいカードですね!
【下級モンスター】21枚
ジョインテック・エース...3枚
地属性・機械族なので<クラッシャー・ドローン>とのシナジーがあります!
最上級モンスターの横に並べてライフを取りにいったり、守備表示の下級モンスターを戦闘破壊したりと戦闘をサポートしてくれるため3枚採用しました。
今回はデッキの機械族の比率を高める意味も込めてのフル投入ですが、この枠は自由枠なので、機械族にこだわらなければ<サテライトペガサス>など別の下級モンスターでもいいかもしれません。
キャノン・ソルジャー...3枚
<鋼機神ミラーイノベイター>のパンプアップに必要な墓地コストを即座に用意できる点も優秀ですね。
絶対3枚必須のカードです!
クラッシャー・ドローン...3枚
このデッキにおける地属性・機械族モンスターは11枚採用されているため、デッキの約3割のカードとシナジーがあることになります!
効果発動の機会は多いため、ガンガン墓地を肥やしてアドを獲得していきましょう!
クラフター・ドローン...3枚
ラッシュデュエルは手札のバランスが命なので、手札にダブついた最上級モンスターを切ったり、下級事故が起こった際にワンチャンス生み出すために必須のカードとなります!
文句なしでフル投入です!
シードラゴン・ナイト...3枚
<ジョインテック・レックス>同様、墓地をコストにすることで、手札を減らさずに相手の盤面に干渉することができます!
環境トップのパラレルオーダーデッキは魔法カードの比率も高く、同名カードの採用がほとんどなので、高い確率で伏せられたカードを破壊することができます!
また、<聖塔の危機>や<破竜の咆鋼>など、<鋼機神ミラーイノベイター>が召喚反応系罠を踏まないための予防策としても優秀ですね。
この構築においては3枚欲しいカードです!
ことのはの妖精...3枚
このデッキは罠カードで相手の攻撃のテンポを遅らせつつ、じわじわ勝つような戦術もとっているため、伏せカードを全てデッキバウンスされてしまうのは非常に厄介です。
このカードで墓地の最上級モンスターを戻し続ければ、<火雷神サンダーボールド>の効果を発動できずに無限ループを阻止することができます!
ただし、ここも自由枠なので、環境に応じて別のメタカードを採用しても良いと思います。
アメイジング・ディーラー...3枚
<クラフター・ドローン>同様、手札のバランスを調整してくれるカードの存在は非常にありがたいですね!
今回の構築では、墓地のモンスターをデッキに戻す機会が多いため、中盤以降でも効果発動が期待できます!
3枚必須!
【魔法カード】8枚
潜入開始...3枚
たった1枚で4枚分くらいの働きをするため、絶対3枚採用です!
七宝船...3枚
基本的には場に伏せておき、必要なタイミングで発動することを推奨しています。
こちらも<潜入開始>同様、タイプを問わず様々なデッキに採用されていますね。
墓地の最上級モンスターをデッキに戻すこともあるため、この構築では手札交換カードは必須です!
こちらも3枚フル投入!
世紀末獣機界ビーストギア・ワールド...1枚
と言うのも、パラレルオーダーもサンメロも基本的には最上級モンスターを場に3体並べるデッキだからです。
攻撃力のベースが2500なので、このカードで永続的に300打点上げることで、サポート無しには盤面を突破されなくなります。
また、相手はこのカードに対して魔法・罠破壊カードを使わざるを得なくなり、伏せておいた本命の<バトル左遷>を安全に通すことができます!
また、表側表示のカードですので、<CAN-Melo:D>の効果でデッキバウンスされることもありません。
<鋼機神ミラーイノベイター>も攻撃力2700となり、効果発動後の<火雷神サンダーボールド>でも破壊されなくなります。
強いカードではあるものの、手札にダブつくと弱いため、1枚の採用に留めました。
天使の施し...1枚
ただここは人によって考えが違う部分だと思いますので、<聖なるバリア -ミラーフォース->など他のレジェンドカードに変えても良いと思います。
【罠カード】3枚
バトル左遷...3枚
ライフコストは必要ですが、対応札が8枚から20枚に増えるため、発動機会は2.5倍にもなります!
<シードラゴン・ナイト>の採用率が落ちている昨今では、罠を散らす意味も薄いと判断し、このカードを3枚採用しました。
●最後に
新アニメ開始、スターター発売とラッシュデュエルを始めやすい環境が整ってきました!発売当初はスターターデッキが1000円だったことを考えると、本当に手に取りやすくなったと感じます。
特に今まで入手困難だった限定カードが大量に再録された点は、初心者の方には嬉しい限りですね!
これからも広がるラッシュデュエルワールド!
今後も楽しんでいきましょう!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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posted 2022.04.27
Byカマクラル

サイクロンパラレルオーダーデッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はセブンスギアスデッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
セブンスギアスデッキ解説【カマクラル】
ラッシュデュエル黎明期から環境の第一線を走り続ける竜魔デッキの最新型です!
アニメ遊戯王SEVENSのクライマックスで大活躍したフュージョンモンスターを使いたい方にもオススメのデッキとなっております!
さて、今回は4/16(土)に開催された第11回マキブラ杯にて4位をとることができましたので、その時のデッキをご紹介いたします!
アニメ遊戯王ゴーラッシュに変わってから初の拡張パック「運命のギャラクシー」発売後の新環境で結果を出せたことを大変嬉しく思います。
新しい時代を築いていくのはどんなデッキなのか?
今回も惜しみなく全てを解説していきます!
それでは、早速どうぞ!
デッキレシピ
サイクロンパラレルオーダーデッキ
プレイヤー:カマクラル
魔法
計26枚
大会前の環境考察
圧倒的な展開力とスピードで、他の追付いを許さないパワーデッキ達です!
個人的には状況に応じて攻め手を変えたり、無限デッキバウンスコンボを擁するJAMPサンメロの方が強いと考えていたため、前期はずっとサンメロデッキを握っていました。
しかし、新弾発売によってこの評価は大きく変わりました。
環境初期はまだデッキ分布が定まらないため、よほど強いテーマでも出ない限りは前環境TOPのデッキを握る人が多い印象です。
なぜなら、既に大会で結果を出したデッキはパワーの高さが証明されているからです。
デッキ分布が分からない以上、メタを張ることが難しいため、単純にデッキパワーが高いデッキを握る方が勝率が高いです。
御多分に洩れず、僕もJAMPサンメロデッキを握るつもりでしたが、新カードの発表を見て気が変わりました。
サンメロメタカード達
ことのはの妖精、破竜の咆鋼、聖塔の危機
これらの登場により、展開そのものがしづらくなったり、止められてしまうようになりました。
もちろん全てのデッキに対策が積まれるとは限りませんが、特に<聖塔の危機>は発動条件もゆるく、どんなデッキにもスッと入れることができます。
サンメロ側からすれば、対策されている可能性がある以上は対策の対策が必要になります。
今回であれば罠を破壊するカードになるので、<シードラゴン・ナイト>や<ハンマークラッシュ>などが該当するでしょう。
しかし、対策カードに枠を割くため、本来展開力を向上させるために入れたかったカードが採用できなくなります。
コンボデッキである以上、デッキ枚数を増やすことは悪手でしょう。
そうなると、デッキ全体が中途半端にならざるを得ません。
このことから、サンメロに陰りが見えました。
パラレルオーダー強化カード
上記のサンメロとは反対に、パラレルオーダーにとっては追い風となるカードが多数登場しました!ギャラクティカ・オブリビオン、魔法羊女メェ~グちゃん、ミルキーウェーブ・ネオ
今までは種類が少なく攻撃力2400ラインのモンスターを入れなければならなかったのに、単純にその部分のパワーが底上げされました!
ゴースト・サイクロン、メテオ・チャージ
いやいや、優遇され過ぎでは?
と思ってしまうくらい、パラレルオーダーにとっては豊作のパックになりました!
向かい風のサンメロ、追い風のパラレルオーダー。
どちらを握るべきかは一目瞭然でした。
また、サンメロメタとなる罠カードは召喚反応系なので、特殊召喚が主体のパラレルオーダーには無力です。
この点も大きな魅力で、総括するとパラレルオーダー一強時代になると考えました!
デッキコンセプト
「ミラーに強いパラレルオーダー」です!握るべきデッキが決まったら、後は調整を繰り返すだけですが、大抵のプレイヤーは上記の思考に至るだろうと考えました。
デッキパワーが高いパラレルオーダーが順当に勝ち上がってくれば、当然ミラー対面が多くなります。
それならミラーに強いパラレルオーダーに仕上げるべきだと判断し、限られた時間を全てミラー対面の調整に割り振りました。
それでは、各カードの解説の方で詳しく書いていきます!
各カード解説
【最上級モンスター】12枚
ギャラクティカ・オブリビオン、ミルキーウェーブ・ネオ...各3枚
攻守2500とレジェンドカードを上回るステータスを持つ<ギャラクティカ・オブリビオン>をはじめ、<カウンター・シールド>にも対応した<ミルキーウェーブ・ネオ>も登場しました!
<潜入開始>、<七宝船>、<メテオ・チャージ>に対応しているため、絶対3枚必須のカード達です!
最強戦旗タフストライカー、魔法羊女メェ~グちゃん...各3枚
いくら手札交換のドロー魔法カードが多いとは言え、最上級モンスターを入れ過ぎると手札事故率を高めてしまうため、<火麺上忍ダイアップ>は不採用としました。
デッキに採用した全ての通常モンスターが守備力1000を超えているため、<カウンター・シールド>が発動しやすくなった点は大きいです!
また、<魔法羊女メェ〜グちゃん>は<ミート・アンド・グリード>を連想させることができるため、相手にプレッシャーをかけられるのも良いですね。
これらも3枚フル投入です!
【魔法】26枚
潜入開始...3枚
打点UPかつ罠破壊耐性の手札または墓地からの特殊召喚というのが強過ぎます!
しかも、採用されている最上級モンスターは全てこのカードに対応しているため、他デッキと比べてこのカードが発動できずに腐るという場面がありません。
このカードを最も強く使えるからこそ、環境で最も強いデッキであると言えると思います。
<死者蘇生>より強いカードなので絶対に3積み必須です!
パラレルバース・ゲート...3枚
通常、最上級モンスターを場に出すためには2体のリリースを要しますが、なんとノーコストかつ2体まで墓地から特殊召喚できるのですから、<死者蘇生>より強いです!
この特殊召喚札を6枚積めることに加え、<魔法石の採掘>で再利用までできるのですから恐ろしいですね...
手札に魔法カードが溢れた際も、墓地肥やしとして即発動できます!
この点も高評価ですね!
絶対に3枚必須!
七宝船...3枚
1ドローしてから追加の1ドローをするかどうか選べるため、手札0枚で<パラレルバース・ゲート>を打つために1ドローで止めておくということもできます。
最上級モンスターを切れるカードは貴重なので絶対3枚採用です!
天の加護...3枚
<七宝船>同様、こちらもドローは選択なので、ドローしないことも選べます。
また、手札のモンスターを好きなだけ墓地へ送れますので、どうしても手札を空にしたい時などは全て捨てて2ドローもしないということも可能です。
使う場面は少ないかもしれませんが覚えておきましょう!
魔法石の採掘...3枚
手札コストの種類を問わない点とレジェンドカードでない点が優秀ですね!
特に手札の最上級モンスターを墓地へ送りたいこのデッキとは相性がよく、<潜入開始>や<パラレルバース・ゲート>を持って来れば無駄がないですね!
重たいコストがメリットにもなり得るため、絶対に3積み必須のカード!
ハンマークラッシュ...3枚
罠の採用率は下がっていても、魔法カードを採用しないデッキはほとんどないため、場に伏せた魔法カードを割ることにも使えます!
また、厄介な相手のフィールド魔法も割れるため、なかなか使い勝手がいいです!
手札コストはむしろメリットにつながることも多く、3枚フル投入にしました!
ゴースト・サイクロン...3枚
後攻時や返しのターンで強く使えることに加え、モンスターカードの少ないこのデッキにおいては1ドローの追加効果が高確率で使えます!
手札を減らさずに相手の罠を剥がしながら展開できるので、弱い理由が見当たらないですね。
特にミラー戦においては場に伏せた<魔法石の採掘>を割ることで、次のターンの返しを防ぐことができて強いです!
1ドローは選択効果なのでドローしなくても大丈夫です。
逆にドローし忘れることがないように注意しましょう。
昂光の裁き...3枚
最上級モンスターを手札に戻しながら墓地の最上級モンスターをデッキバウンスすることで、盤面を空けながら手札事故を誘います!
手札が嵩張る時も単体の墓地バウンスとして発動できるため、無駄がありません!
ミラー戦以外だと若干弱い感じはありますが、パラレルオーダーがTier1だと予想して強気の3枚採用にしました!
メテオ・チャージ...1枚
<貫通!>及び<『攻撃』封じ>・<『守備』封じ>を合わせたようなカードで汎用性が高いです!
ただ、このカードを強く使えるタイミングが限定的であり、複数枚入れなくても<魔法石の採掘>で拾ってこれると判断して1枚のみの採用に留めました。
天使の施し...1枚
特に墓地バウンスや手札バウンスされるとキツいこのデッキにおいて、手札交換カードは何枚でも欲しいため、個人的には必須カードだと考えています!
【罠】2枚
カウンター・シールド...2枚
発動前にコストなどで墓地へ送られても、今度は相手が攻め辛くなるため重宝しました。
2枚採用というところがミソで、1枚よりは引くことができて、3枚の時ほど魔法・罠ゾーンを圧迫せずに邪魔にならないという判断です。
また、ピン刺しヨミで攻めてきた相手に意識外からの一撃を食らわせられるため、ペースを一気に引き込むことができます!
パラレルオーダー相手に強いカードではありますが、サンメロの無限デッキバウンスには無力なため、サンメロ環境なら<聖塔の危機>や<破竜の咆鋼>を入れた方が強いと思います。
この罠枠も自由枠なので、環境によって変えましょう!
ちなみに大会では一度も引かずに発動できなかったため、実際の使用感は分かりません!笑
各デッキとの相性
対パラレルオーダー ○やや有利
ミラー戦に寄せて組んである分、こちらが有利だと思います!とは言え、ブン回ったもん勝ちではあるため、引きの要素は大きいです。
<ゴースト・サイクロン>や<昂光の裁き>、<潜入開始>など後攻でも戦えるように組んでありますが、先攻の方が手札事故が起きた際に1ターン猶予ができるため、迷いなく先攻を選びましょう!
対サンメロ △五分
<火雷神サンダーボールド>に刺さる<聖塔の危機>や<破竜の咆鋼>が入っていない分、無限デッキバウンスコンボは防げません。ただし、攻撃力2500モンスターを3体並べていれば、そのターン内で倒されることはないです。
自分にターンが返ってくれば、攻撃力2300に戻った火雷神サンダーボールドは戦闘破壊できますので、返し返されでパワーは拮抗しますね。
ミラーと違ってバック破壊カードがそこまで有効打にならないため、力関係は五分と言えるでしょう。
対機械 ○有利
機械族の長所である破壊以外の妨害罠を割りながら攻めれる分、こちらが有利です!リリース召喚しないといけない機械に比べ、こちらは最上級モンスターをポンポン特殊召喚できるため、テンポが違いますね!
早期決着を目指しましょう!
このデッキの弱点
手札バウンス・墓地バウンスに弱いです!特に<昂光の裁き>は手札事故率がグンと上がるため厳しいですね。
また、マキシマムモンスターの突破手段もかなり限られるため、<手札活殺>は入れた方が良かったかもしれません。
ちなみに準決勝戦と3位決定戦は手札事故でスト負けしました。
最上級の枚数など調整が必要かもしれません。
プレイングのコツ
手札に最上級モンスターを溜めないことを意識しましょう!また、<昂光の裁き>は自分の墓地のカードも戻せるため、<ゴースト・サイクロン>の1ドロー追加効果を狙える場合もあります。
大会中はこれに気づかずそのまま負けたこともあったため、墓地のモンスターの枚数やカードの発動手順には注意しましょう。
最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。プレイング、構築ともにまだまだ改善の余地があると思います。
4/29(土)のスターターデッキにて古のルールが登場するため、このデッキはまだ伸び代がありますね!
これからも環境デッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
- Twitter @yugiohbar
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posted 2022.04.20
Byカマクラル

セブンスギアスデッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新弾レビュー記事をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
運命のギャラクシー新弾カードレビュー【カマクラル】
新時代の幕開けを予感させるギャラクシー族の登場をはじめ、強力なカードが目白押しなパックでした!
特に攻撃力2500ラインの最上級通常モンスターが増えたことで、よりパラレルバース・ゲートの価値が高まったように感じます。
さらにレベル7モンスターの強化に伴って<火雷神サンダーボールド>強くなるため、環境TOPデッキはもう一段階進化を遂げそうですね!
一方で、火雷神サンダーボールドのメタカードとなる<破竜の咆鋼>や<聖塔の危機>といった罠も登場しました。
これにより、今までは採用されていなかったバック破壊系カードも見直されそうです。
特に条件が緩く1ドロー効果も狙える<ゴースト・サイクロン>は価値が高まりそうですね!
さて、今回はラッシュデュエルの黎明期から環境の第一線をはってきた竜魔デッキをチューンナップしたセブンスギアスデッキをご紹介いたします!
アニメ遊戯王SEVENSファンにはたまらないあのカードが活躍です!
それでは、早速どうぞ!
デッキレシピ
セブンスギアスデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計30枚
デッキコンセプト
「Wフュージョン」です!高い対応力を誇る竜魔デッキに2種類の切り札を採用しました!
フュージョンモンスターはオーバーキルな感もありますが、単なるロマンデッキとならないように実戦でも通じるように構築にはこだわりました。
それでは、各カードの解説の方で詳しく書いていきます!
各カード解説
【最上級モンスター】6枚
連撃竜ドラギアス...3枚
切り札のフュージョン素材になることに加え、<フェニックス・ドラゴン>からの再利用ができるため3枚フル投入しました!
セブンスロード・マジシャン...3枚
このデッキには5属性のカードが入っているため、最大攻撃力は3600となり、大抵のモンスターを一方的に戦闘破壊できます!
盤面突破、詰めの一撃、フュージョンへ繋げるなど多彩な動きができます!
ステータスの低さは最強の罠、<ダーク・リベレイション>でカバーしましょう!
<セブンスロード・ソーサラー>で墓地から特殊召喚できるようになったことも追い風です!
文句なしで3枚の採用です。
【上級モンスター】3枚
セブンスロード・ウィッチ...3枚
ステータスが低く返しに弱いのですが、<マスター・オブ・セブンスロード>のフュージョン素材であり、<セブンスロード・ソーサラー>での蘇生にも対応しているため、フュージョンの成功率を高めるために強気の3枚投入です!
このデッキにおいては闇属性の魔法使い族というだけで偉いので、役割は大きいですね。
【下級モンスター】21枚
セブンスロード・ソーサラー...3枚
このカードのおかげで簡単に<マスター・オブ・セブンスロード>のフュージョン素材を場に揃えることができます!
墓地に送るモンスターは表側表示であれば、レベルや種族を問わないところが良いですね!
デッキのパワーを底上げしてくれる、3積み必須のカードです!
セブンスロード・エンチャンター...3枚
デュエルディスク同梱の限定カードなので入手はやや困難ですが、効果がなかなかに強いです!
このデッキは高速で墓地を肥やした方が強いと判断したため、最新弾で登場した最強の墓地メタカードである<ことのはの妖精>は、自分の墓地も削ってしまうため不採用としました。
ミスティック・ディーラー...3枚
デッキの6割が魔法使い族なので、ほぼ確実にドロー効果を使えます!
特に<セブンスロード・マジシャン>と<セブンスロード・ウィッチ>は<セブンスロード・ソーサラー>で墓地から蘇生できるため、コストに使っても無駄がありません。
これによって<フュージョン>や<ダーク・リベレイション>を引き込み、盤面を強固なものにしていきましょう!
ささやきの妖精...3枚
貴重な風属性なので<セブンスロード・マジシャン>の打点アップにも貢献します!
そのため、早めに墓地に送っておきたいカードですね!
セブンスロード・メイジ...3枚
<セブンスロード・エンチャンター>で手札に戻すことによって、1ターンで2回効果を発動できる点は優秀ですね!
闇属性・魔法使い族ということもあり3枚採用!
アメイジング・ディーラー...3枚
高速で墓地に4枚の魔法使い族を貯めて相手を牽制しましょう!
<ダーク・リベレイション>発動後など、墓地のカードが減る機会があるため、序盤以外でも活躍の場が見込める点は高評価です!
3枚フル投入です!
フェニックス・ドラゴン...3枚
手札1枚を<連撃竜ドラギアス>に変換できるため、非常に強力なカードと言えます。
貴重な炎属性なので<セブンスロード・マジシャン>の打点アップにも貢献します!
いつ引いても役割があるため、3枚フル投入です!
【魔法】7枚
フュージョン...3枚
事故要因にもなり得ますが、このカードを引けないことにはフュージョン成立しないため、3枚フル投入にしました。
七宝船...3枚
最上級モンスターが手札に溜まってしまうと動きが停滞するため、場に伏せておいて最上級がダブった際に発動するようにしましょう!
死者蘇生...1枚
これにより、墓地に素材が揃っていれば、フュージョンを成立させやすくなりますし、フュージョンモンスター自身を復活することもできます!
フュージョンデッキには必須の1枚です。
【罠】3枚
ダーク・リベレイション...3枚
<シードラゴン・ナイト>の採用率が下がっていることも追い風です!
しかし、新弾の<ゴースト・サイクロン>や<ハンマークラッシュ>が流行るようなら一気に厳しくなるため要注意です。
【エクストラデッキ】6枚
魔導竜騎士-セブンスギアス...3枚
出しづらい分、強力な選択効果を持っていますが、基本的には打点アップと2回攻撃の方を使うことになると思います。
全体破壊効果は相手フィールドだけだったら強かったんですけどね...
前例が無いため強さの調整が難しかったのでしょうが、今後最上級モンスター2体のフュージョンモンスターを出す際はもっと強い選択効果に期待です。
この構築では魔法使い族とドラゴン族しかいないため、最高打点は4400になります。
このカードが魔導騎士族なので厳密に言えば5100なのですが、墓地に同名カードが置かれることはほとんど無いため、2種類で考えることにします。
また、2回攻撃はモンスター限定なので、<連撃竜ドラギアス>のように追加ダイレクトアタックはできません。
このカードを出すよりも連撃竜ドラギアスと<セブンスロード・マジシャン>のままの方が強い可能性もありますが、最後の詰めの部分で相手の場に最上級モンスターが並んでいる時は、このカードをフュージョン召喚して一気にライフを削りたいですね!
マスター・オブ・セブンスロード...3枚
この構築では、闇属性・魔法使い族のカード名は5種類です。(<フュージョン>除く)
つまり最大4500打点が場に居続けることになるため、戦闘突破はほぼ不可能でしょう。
また、メインデッキに闇属性・魔法使い族は15枚採用されているため、終盤であれば7体以上貯まっていることは多いです。
こちらも最後の詰めのタイミングで一気に勝負を決められます!
<セブンスロード・ソーサラー>の効果で素材を2体すぐに用意できるところも強いですね!
各デッキとの相性
対パラレルオーダー ○有利
<セブンスロード・マジシャン>による攻撃力2500ラインの突破に加え、<ダーク・リベレイション>で相手の攻め手を潰せるために有利です!相手が<ハンマークラッシュ>、<ゴースト・サイクロン>などでバックを破壊してきたとしても、<マスター・オブ・セブンスロード>さえ出せれば<手札活殺>や<昂光の裁き>など、突破方法はかなり限られます。
相手の攻撃を裏守備3セットで耐えられるところも相性が良いですね!
ただし、<メテオ・チャージ>で貫通付与されたり、裏守備モンスターを表側にされてライフを取られる可能性もあるため過信は禁物です。
対サンメロ ×不利
無限デッキバウンスのコンボで罠を全て剥がされるため、一度回り始めると手がつけられません。早いターンで<マスター・オブ・セブンスロード>が出せれば勝機を見い出せるため、フュージョン成立を念頭において回していきましょう!
対機械 ×不利
機械族は新アニメ遊戯王ゴーラッシュにて主力キャラが使うテーマですので、今後の強化が約束されたようなものです。4月末にスターターデッキも発売されるため、使う人が増える可能性が高いですね。
機械と言えば、破壊ではなく、表示形式の変更で攻撃をいなす罠が特徴です。
特に<獣機界奥義 獣之拳>は魔法使い族・ドラゴン族にとっては天敵のカードで、バックを1枚割られてしまうためにこちらの損失が大きいです。
この構築では相手のバックを破壊するカードを採用していないため、不利と言えます。
このデッキの弱点
ズバリ、墓地メタに弱いです!墓地を肥やしてなんぼな構築ですので、墓地のモンスターをデッキに戻されると動きが一気に停滞してしまいます。
時間が経てば経つほど手がつけられなくなるため、このデッキと当たった際はライフを取ることを優先し、短期決戦を狙うといいでしょう!
プレイングのコツ
とにかく早い段階で魔法使い族を4枚墓地に貯めることです!これで一気に相手の攻め手を鈍らせることができます。
また、<マスター・オブ・セブンスロード>は盤面に維持できるよう、罠には注意しましょう。
<昂光の裁き>は手札を残せばケアできますので手札の枚数にも注意しましょう。
最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。新弾発売により、環境TOPのパラレルオーダー、サンメロデッキ、それに続く機械、竜魔といったほとんどのデッキが強化されました!
また、新規テーマであるギャラクシー族、昆虫族なども研究のしがいがありそうなテーマですね!
これからも最新のデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
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