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ギャラクシーカップ予選優勝デッキ紹介 後編【カマクラル】
posted 2025.08.05
Byカマクラル

ギャラクシーカップ予選優勝デッキ紹介 後編【カマクラル】
目次
5.サイドデッキ解説
【上級モンスター】1枚
虚無魔人...1枚
全ての特殊召喚を封じるレジェンドモンスターです!当然自分のリチュアル召喚も封じられてしまうのですが、こちらの展開の最後に出す事で、相手の展開だけを封じる事ができますね!
先攻1ターン目以外は<風帝ライザー>の方が強いですし、<永劫の神導龍>や<昂光の呪縛>で普通に突破される事もあります。
ただ、それを加味してもイージーウィンを狙うために採用するべきだと判断しました。
結果論にはなりますが、最終戦の3本目の先攻1ターン目でこのカードを引き込む事ができ、<永劫の神導龍>の隣に立てる事ができました!
初動の<進軍するルイーズ>からモンスターを出せたため、<永劫の神導龍>と<虚無魔人>と伏せカード1枚(<カオス-黒魔術の儀式>)という盤面でターンを返したところ、これが見事に刺さって相手は弱い返ししかできず、先攻優位を押し付けてそのまま勝てました!
今ではすっかりお気に入りのカードです!
【下級モンスター】3枚
セブンスロード・エンチャンター...3枚
ミラーとセレブローズ対面で入れ替えるために採用しました!予選ではセレブローズには当たりませんでしたが、このカードを複数体並べて相手の<マジシャン・オブ・ブラックカオス>や<セレモニアル・ソーサラー>、<天導聖の見継ぎ人>をバウンスした試合はほぼ勝っていましたね!
それくらいパワーの高いカードだったので採用して良かったです!
サイドチェンジでは<恵雷の精霊>と入れ替えていました!
【魔法】6枚
昂光の呪縛...3枚
もともとは後攻時に<サンセットリバース>と入れ替える想定だったのですが、メインから<竜水の神子>が入っている構築相手には入れ替えませんでした。勝ち筋である<サンセットリバース>+<閃光のバリア -シャイニング・フォース->のコンボを崩してまで入れる必要があるのか?という疑問を持ったからですね。
そんな事は調整の時に検証しておくべき話ですが、いかんせん急遽のメイン変更だったため、自分の勘を信じる事にしました。
今回は結果が伴ったため、判断は間違っていなかったと思います!
オーバーラッシュ・ストーム...3枚
自分以外にも<サンセットリバース>と<閃光のバリア -シャイニング・フォース->をガン積みしてくる人がいるかもしれないと思い、その対策として採用しました!また、夢中など<閃光のバリア -シャイニング・フォース->が有効打とならない対面だった時に入れ替えるようで採用したのですが、今回は一度も使いませんでした。
ここは環境に応じて入れ替える枠なので、他のカードでも良いと思います。
【罠】5枚
シャイニーシェイディー...3枚
幅広い対面に有効な汎用罠です!初戦はハーピィ対面だったため、<閃光のバリア -シャイニング・フォース->とこのカードを入れ替えていました。
ハーピィ一強環境を思い出しながら、当てどころを間違えないように慎重にプレイしましたね!
セレブローズ、夢中、サイバー・ドラゴンといった展開系デッキへの回答札として3枚採用!
強制脱出装置...1枚
攻撃反応型の罠が効かない相手に対して入れ替えます!また、自分の動きに合わせて能動的に発動できる貴重な罠であり、魔法・罠ゾーンが埋まりがちなこのデッキとも相性が良いと思います!
ただ、<聖なるバリア -ミラーフォース->と比べるとパワーは下がるため、今回は一度も使いませんでした。
魔法の筒...1枚
ED用に採用したのが主な理由です!ただ、実際の試合で入れ替えてみた結果、<聖なるバリア -ミラーフォース->の方が良かったと感じるシーンが多かったため、要らないかもしれません...
6.サイドチェンジ解説
ここでは現環境における各デッキとのサイドチェンジについてまとめました。ブラックカオス
先攻
in 3枚3 <セブンスロード・エンチャンター>
out 3枚
3 <恵雷の精霊>
後攻
in 3枚3 <セブンスロード・エンチャンター>
out 3枚
3 <恵雷の精霊>
セレブローズ
先攻
in 11枚1 <虚無魔人>
3 <セブンスロード・エンチャンター>
3 <オーバーラッシュ・ストーム>
3 <シャイニーシェイディー>
1 <強制脱出装置>
out 11枚
1 <風帝ライザー>
3 <希望のリーチェ>
3 <サンセットリバース>
3 <閃光のバリア -シャイニング・フォース->
1 <聖なるバリア -ミラーフォース->
後攻
in 10枚3 <セブンスロード・エンチャンター>
3 <昂光の呪縛>
3 <シャイニーシェイディー>
1 <強制脱出装置>
out 10枚
3 <希望のリーチェ>
3 <サンセットリバース>
3 <閃光のバリア -シャイニング・フォース->
1 <聖なるバリア -ミラーフォース->
夢中
先攻
in 8枚1 <虚無魔人>
3 <オーバーラッシュ・ストーム>
3 <シャイニーシェイディー>
1 <強制脱出装置>
out 8枚
1 <風帝ライザー>
3 <サンセットリバース>
3 <閃光のバリア -シャイニング・フォース->
1 <聖なるバリア -ミラーフォース->
後攻
in 7枚3 <昂光の呪縛>
3 <シャイニーシェイディー>
1 <強制脱出装置>
out 7枚
3 <サンセットリバース>
3 <閃光のバリア -シャイニング・フォース->
1 <聖なるバリア -ミラーフォース->
ベリーフレッシュ
先攻
なし後攻
in 6枚3 <昂光の呪縛>
3 <シャイニーシェイディー>
out 6枚
3 <サンセットリバース>
3 <閃光のバリア -シャイニング・フォース->
サイバー・ドラゴン
先攻
in 8枚1 <虚無魔人>
3 <オーバーラッシュ・ストーム>
3 <シャイニーシェイディー>
1 <強制脱出装置>
out 8枚
1 <風帝ライザー>
3 <サンセットリバース>
3 <閃光のバリア -シャイニング・フォース->
1 <聖なるバリア -ミラーフォース->
後攻
in 7枚3 <昂光の呪縛>
3 <シャイニーシェイディー>
1 <強制脱出装置>
out 7枚
3<サンセットリバース>
3 <閃光のバリア -シャイニング・フォース->
1 <聖なるバリア -ミラーフォース->
7.不採用カード解説
ブラックカオスデッキで採用されている事の多いカードの不採用理由をまとめました。全て書こうとするとキリが無いため、主要なカードのみまとめています。
バルーン・バティーア
<サンセットリバース>と<閃光のバリア -シャイニング・フォース->のコンボに重きをおいているため、展開力の高さよりもドローの方を重視しました。優秀な初動札であるとは思いますが、そもそも不発に終わるケースもよく起こるため、個人的にはあまり信用していません。
竜水の神子
墓地のリソースを要求したり、レベル3だったりと使いにくさが目立ちました。もちろんこのカードを含めた方がバック破壊は厚くなりますが、<サンセットリバース>が流行っている現状では、効果を使えるタイミングも減ってしまいます。
攻撃力700のレベル3通常モンスターでは使い勝手が悪過ぎるため、手数を増やせるレベル4の<恵雷の精霊>を優先しました。
コスモス姫のお戯れ
構築をガラッと変える前までは採用していたのですが、<閃光のバリア -シャイニング・フォース->が1:3交換を果たしてくれるため、発動コストの重たいこのカードを入れる必要が無いと判断しました!<サンセットリバース>が流行っていて、打ちたいタイミングで使えるとは限らない点も入れなかった要因の一つです。
8.大会当日の戦績
メモを残していたため、それを記載いたします。マッチ5勝0敗(10勝5敗)
1回戦:ハーピィ 後×〇 ED(後)〇
こちらがブラックカオス対策に寄せたメインデッキだったため、後攻スタートで1本目を取られた時は一落ちも覚悟していました。しかし、サイドチェンジで<閃光のバリア -シャイニング・フォース->を抜いて<シャイニーシェイディー>に変えたところ、これがよく刺さって2本目は勝ち!
3本目はエキストラデュエルに入ったため、先攻後攻を決め直し。
今度はジャンケンに勝てて後攻を選択!
相手が手札事故を起こしていた事もあり、4ターン目の攻撃でダメージを取って勝ち!
2回戦:カオス 後〇×〇
<絶望狂魔デッド・エンド>が採用されたタイプのカオスでした!<見切りのハーヴェイ>も入っており、<光を誘うグリフォール>やセットした最上級モンスターが破壊されてダメージを取られるのもキツかったです。
ただ、バック破壊カードが見えなかったため、<閃光のバリア -シャイニング・フォース->が一発決まれば勝てると確信!
しかし、こちらの考えを見透かしたかのように3体で殴ってくる事がなく、プレイでケアされて<閃光のバリア -シャイニング・フォース->は一度も打てませんでした。
これはこれでこちらの狙い通りの展開でもあり、相手が攻めあぐねている間にこちらが攻めて勝ち!
3回戦: カオス 後×〇 ET〇
オーソドックスな構築にプレイングもとても綺麗で手堅い強者という印象でした。お互いに先攻で勝って3本目はエキストラターンに突入!
<竜水の神子>や<セレモニアル・ソーサラー>の連打で盤面を剥がされて負け確定かと思いきや、場に残った最後の一枚が<閃光のバリア -シャイニング・フォース->で相手モンスターを吹っ飛ばし、ライフ差で奇跡的に勝利!
ET突入かつトイレを我慢していたとの事でお相手さんも焦っていたそうです。
まさかの勝ち方で思わず謝罪してしまいました。
4回戦:カオス 先×〇 ED(先)〇
3回連続ジャンケンに負けていたため、そろそろ勝ちたいと思っていたらジャン勝ち!先攻を取るも長期戦にもつれ込み、最後はバックを全て剥がされて攻撃が通って負け。
2本目も先攻選択しましたが、ここは順当にこちらの勝利!
運命の3本目はエキストラデュエルに投入したため先攻後攻決め直し!
今度はジャンケンに負けて相手は後攻を選択。
ここまで来たらやれるだけやるしかないと腹を括るも、墓地を肥やせない手札でした。
次のターンに全てを賭けてモンスター3体セットと2伏せでエンド。
続く相手のターンは何とバック3枚セットエンド!
手札事故かな?と思いきや、こちらのドロー時に<サンセットリバース>で手札からモンスターを一体セット。
セットモンスターと2伏せに効果破壊耐性が付与され、割る事ができない状況でした。
しかし先攻なので、このターンにダメージを取らないと勝つ事ができません。
手札を全て使い切り、<永劫の神導龍>と<歴戦の暗黒騎士ガイア>と<光を誘うグリフォール>を展開。
こちらのバックに<閃光のバリア -シャイニング・フォース->があった事もあり、意を決して特攻!
<永劫の神導龍>で相手の<セレブローズ・エンチャンター>を戦闘破壊し、残りの2体で3500ダメージを与えました!
バック2枚と手札5枚でどれくらい反撃されるのか心臓バックバクでしたが、何と相手のドローは魔法・罠のみで勝ち!
土壇場でとんでもない運勝ちでした!
5回戦:カオス 先〇×〇
2回の奇跡によって決勝まで来れたため、今日は自分の日なんじゃないか?という考えがチラつき始めました!笑そして、何とジャンケンも勝てて先攻も取れました!
相手が事故気味だった事もあり、あっという間に一本目を先取!
2本目は粘るも相手の展開を止めきれず負け。
ただ、今回はかなりスピーディーで時間もたっぷり残っており、3本目は余裕の先攻選択!
ここでも引きが神がかっており、初手に<虚無魔人>を引けていました!
こちらの展開の最後に<虚無魔人>を出してターンエンド!
初動の<バルーン・バティーア>を不発にできたり、展開札を腐らせる事ができたりと相手は苦しい立ち上がり。
そのターンで<虚無魔人>は突破されてしまったものの、こちらがリチュアル展開して<セレモニアル・ソーサラー>で相手の盤面を剥がしながらダメージを取っていって勝ち!
6回目の予選参加でようやく優勝し、2年ぶり二度目の全国大会へ!
9.最後に
最初から最後まで綱渡りの試合ばかりで、楽に勝てた試合は一つもありませんでした!昨年は予選抜けを逃しており、悔しい思いをしていたのですが、今年も全く勝てていなかったため、今年もダメかも...と諦めかけていました。
ただ、普段から一緒にプレイしているカード仲間達の中には優勝者が何人もいたため、自分も必ず追いつくんだと気持ちを鼓舞する事ができました!
ギャラクシーカップ予選前日のトーナメントや調整のおかげで勝てたのは間違いない事なので、仲間達や練習環境には本当に感謝しかないです!
2023年の時よりも良い結果を残せるよう、決勝戦は全力で頑張ります!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar