遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2022.07.19
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は6/16から 6/30までの販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
6/16 - 6/30 販売ランキング
第10位
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<壱世壊=ペルレイノ> | |
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの発動時の効果処理として、 デッキから「ティアラメンツ」モンスターまたは「ヴィサス=スタフロスト」1体を手札に加える事ができる。 (2):自分フィールドの融合モンスター及び「ティアラメンツ」モンスターの攻撃力は500アップする。 (3):自分フィールド・墓地の「ティアラメンツ」モンスターがデッキ・EXデッキに戻った場合、 フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 |
第9位
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<ティアラメンツ・シェイレーン> | |
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。(1):自分メインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、自分の手札からモンスター1体を選んで墓地へ送る。その後、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。融合モンスターカードによって決められた、墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 |
第8位
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<ティアラメンツ・レイノハート> | |
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ティアラメンツ・レイノハート」以外の「ティアラメンツ」モンスター1体を墓地へ送る。(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚し、自分の手札から「ティアラメンツ」カード1枚を選んで墓地へ送る。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 |
第7位
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<エクソシスター・マルファ> | |
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合またはXモンスターのみの場合に発動できる。 手札のこのカードを特殊召喚し、デッキから「エクソシスター・エリス」1体を特殊召喚する。 この効果を発動するターン、自分は「エクソシスター」モンスターしか特殊召喚できない。 (2):自分・相手のカードが墓地から離れた場合に発動できる。 「エクソシスター」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。 |
第6位
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<古衛兵アギド> | |
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、自分の墓地から「古衛兵アギド」以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を選んで特殊召喚できる。 (2):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。 お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。 その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、 自分または相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る事ができる。 |
第5位
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<ディメンション・アトラクター> | |
(1):自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
第4位
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<A宝玉獣 コバルト・イーグル> | |
(1):フィールドゾーンに「アドバンスド・ダーク」が存在しない場合にこのモンスターは墓地へ送られる。 (2):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。 デッキから「アドバンスド・ダーク」1枚を手札に加える。 (3):1ターンに1度、自分フィールドの「A宝玉獣」カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻すかデッキの一番上に戻す。 (4):表側表示のこのカードがモンスターゾーンで破壊された場合、 墓地へ送らずに永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。 |
第4位
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<ENシャッフル> | |
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドの、「E・HERO」モンスターまたは「N」モンスター1体を選んで持ち主のデッキに戻し、 そのモンスターとはカード名が異なる、「E・HERO」モンスターまたは「N」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 「E・HERO」モンスターと「N」モンスターを1体ずつ、 または「E・HERO ネオス」1体を自分の墓地から選んでデッキに戻す。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。 |
第2位
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<A宝玉獣 ルビー・カーバンクル> | |
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドゾーンに「アドバンスド・ダーク」が存在しない場合にこのモンスターは墓地へ送られる。 (2):表側表示のこのカードがモンスターゾーンで破壊された場合、 墓地へ送らずに永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。 (3):このカードが永続魔法カード扱いの場合に発動できる。 このカードを特殊召喚する。 その後、自分の魔法&罠ゾーンの「A宝玉獣」モンスターカードを可能な限り特殊召喚できる。 |
第1位
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<A宝玉獣 サファイア・ペガサス> | |
(1):フィールドゾーンに「アドバンスド・ダーク」が存在しない場合にこのモンスターは墓地へ送られる。 (2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から 「A宝玉獣」モンスター1体を選んで永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。 (3):表側表示のこのカードがモンスターゾーンで破壊された場合、 墓地へ送らずに永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。 |
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2022.07.14
By鳩鷺

【A宝玉獣】デッキ解説
「ストラクチャーデッキ-宝玉の伝説-」で、アニメ『遊戯王GX』でヨハン・アンデルセンが使用する「宝玉獣」が強化されました。
今回は、「アニメーションクロニクル2022」で登場した「A宝玉獣」を中心に、パッケージイラストを務める<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ>の特殊召喚につなげていくデッキを紹介します。
このページでは、デッキレシピとともに、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【A宝玉獣】を作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【A宝玉獣】のサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター22枚・魔法15枚・罠3枚、合計40枚の、「宝玉獣」のギミックも採用した鳩鷺構築の純【A宝玉獣】です。
デッキレシピ
A宝玉獣
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計22枚
エクストラデッキ
計15枚
【A宝玉獣】の回し方・動かし方
次は、【A宝玉獣】のデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【A宝玉獣】を実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【A宝玉獣】は、永続魔法扱いで場に置ける効果を活かして展開していきます。
自他問わず、モンスターゾーン破壊された際に自力で置けたり、サポートカードを駆使して不正に置いたりと、様々な手段で「究極宝玉神」の特殊召喚に必須な7種類をそろえていきます。
最終的には、展開したモンスターからエクストラモンスターで妨害を構えつつ、「究極宝玉神」の高打点による戦闘ダメージで勝利をつかみます。
次に【A宝玉獣】で押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:「A宝玉獣」をおさらい
【A宝玉獣】の展開を進めるにあたって、まずはメインとなる「A宝玉獣」を詳しく見ていきましょう。「A宝玉獣」モンスターの共通効果として、破壊された際に魔法&罠ゾーンに置かれる効果を持ちます。
<アドバンスド・ダーク>が存在しない場合の自壊は墓地に送られる効果なので、自力で宝玉化することはありません。
こちらには「A宝玉獣」の固有効果を簡単にまとめました。
- <A宝玉獣 アメジスト・キャット>...「A宝玉獣」モンスターにダイレクトアタック付与(相手に与える戦闘ダメージは半減)
- <A宝玉獣 アンバー・マンモス>...「A宝玉獣」カードか<アドバンスド・ダーク>を対象とする効果発動無効、「A宝玉獣」モンスターへの攻撃無効
- <A宝玉獣 エメラルド・タートル>...フリーチェーンでのモンスター1体の表示形式変更
- <A宝玉獣 コバルト・イーグル>...手札・フィールドの自身を墓地に送ることで<アドバンスド・ダーク>1枚サーチ、自分フィールドの「A宝玉獣」カード1枚を手札かデッキバウンス
- <A宝玉獣 サファイア・ペガサス>...召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に手札・デッキ・墓地・除外ゾーンから「A宝玉獣」1枚を永続魔法扱いで魔法&罠ゾーンに置く
- <A宝玉獣 トパーズ・タイガー>...「A宝玉獣」の攻守を400強化し、相手モンスターの攻守を400弱体化
- <A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>...永続魔法カード扱いの自身を特殊召喚し魔法&罠ゾーンの「A宝玉獣」モンスターカードを可能な限り特殊召喚
このように自壊のデメリットがある反面、代わりに固有効果が多少強化されています。
大量展開の要となる<A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>は、<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>と違って<宝玉の導き>などで特殊召喚する必要がなくなったので、<宝玉の恵み>など「宝玉獣」を永続魔法として置けるカードで大量展開を狙ってみるのもいいでしょう。
ポイント2:「宝玉獣」サポートを駆使
【A宝玉獣】では、「宝玉獣」サポートカードを複数採用しています。「A宝玉獣」とはなっていますが、カテゴリ的には「宝玉獣」に含まれるので、安心してサポートカードの恩恵を受けられます。
また、「A宝玉獣」に固執せずにプレーンな「宝玉獣」も採用したことで、わざわざ別々の宝石にこだわる必要がなくなり、7種類のバリエーションを増やせる利点があります。
特殊召喚もOKとマルチに対応しており、<宝玉の導き>によるリクルートでも「宝玉獣」確保に最適なのでフル投入です。
<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>と同じく、よくみると名称ターン1制限がないので、<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>や<宝玉の契約>で魔法&罠ゾーンから直接特殊召喚して、乱用するのもアリです。
<宝玉獣 サファイア・ペガサス><A宝玉獣 サファイア・ペガサス>なら、魔法&罠ゾーンに「宝玉獣」モンスターを計2枚置け、<究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン>なら打点確保につながるので、優先すべきはこれら3枚かなと思います。
手札・フィールドの「宝玉獣」カード1枚を破壊すれば「宝玉」魔法・罠カードをサーチでき、能動的に「宝玉獣」を破壊する手段として活用できます。
宝玉化した「宝玉獣」を肥やしつつ、<宝玉の絆>サーチすれば実質全ての「宝玉獣」カードにアクセスできる非常に優秀な1枚です。
ポイント3:「究極宝玉神」でフィニッシュ!
展開した「A宝玉獣」で「究極宝玉神」の特殊召喚を目指しましょう。こちらでは、<宝玉の絆><心の架け橋>2枚からの展開例をまとめました。
展開例
- <宝玉の絆>効果で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>をサーチしデッキから<究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン>を魔法&罠ゾーンに置く
- <究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン>効果で自身を除外して<A宝玉獣 コバルト・イーグル>をリクルートし<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>をサーチ
- <心の架け橋>効果で追加された召喚権で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>通常召喚→<宝玉獣 サファイア・ペガサス>効果で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>を宝玉化
- <心の架け橋>効果で、<宝玉獣 サファイア・ペガサス>を破壊し<宝玉の導き>をサーチ→<宝玉獣 サファイア・ペガサス>は魔法&罠ゾーンに置かれる
- <宝玉の導き>効果で<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>をリクルート→<宝玉獣 ルビー・カーバンクル>効果で<宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体を魔法&罠ゾーンから特殊召喚
- <宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体それぞれの効果で、<A宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 サファイア・ペガサス>を魔法&罠ゾーンに置く
- <宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体で<アカシック・マジシャン>をリンク召喚→<アカシック・マジシャン>効果で<A宝玉獣 コバルト・イーグル>を手札バウンス
- <A宝玉獣 コバルト・イーグル>効果で、自身を手札から捨て<アドバンスド・ダーク>をサーチ
- <アドバンスド・ダーク>発動
- <A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>効果で、自身を特殊召喚し魔法&罠ゾーン<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>も特殊召喚→<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>効果で<A宝玉獣 アメジスト・キャット>を魔法&罠ゾーンに置く
- <宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 ルビー・カーバンクル>で<彼岸の黒天使 ケルビーニ>をリンク召喚
- <彼岸の黒天使 ケルビーニ>効果で、デッキから<宝玉獣 アメジスト・キャット>を墓地に送り打点強化
- 「宝玉獣」モンスターが7種類揃ったので<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>を特殊召喚
- <究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>をリリースし<究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン>を特殊召喚
- フィールドの<A宝玉獣 サファイア・ペガサス>、墓地の<宝玉獣 アメジスト・キャット><宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 ルビー・カーバンクル><A宝玉獣 コバルト・イーグル><宝玉獣 サファイア・ペガサス>2体<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン>を除外し<究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ>を特殊召喚
このように、召喚権を残したまま「究極宝玉獣」融合モンスターを2体並べることができます。
<A宝玉獣 コバルト・イーグル>は、<アカシック・マジシャン>でバウンスできるようリンクマーカーの真下に来るように注意する必要があります。
まとめ
【A宝玉獣】は、サポートを強化し7種類確保して「究極宝玉神」を呼び出す!【A宝玉獣】について、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
純粋な「宝玉獣」サポートが増えたことで「A宝玉獣」でも簡単に「究極宝玉神」の召喚条件を満たしやすくなりました。
気になる方は、ぜひ【A宝玉獣】デッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
posted 2022.07.08
By鳩鷺

【イシズ】デッキ解説
【イシズ】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【イシズ】は、「デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-」で登場した地属性・天使族で統一されたテーマでイシズが使用するイメージのカードのため【イシズ】と呼称されるテーマです。
このページでは、「イシズ」関連カード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【イシズ】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【イシズ】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター33枚・魔法7枚・罠4枚の合計40枚で構築した、鳩鷺構築の【イシズティアラメンツ】デッキです。
イシズティアラメンツ
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計33枚
エクストラデッキ
計15枚
【イシズ】デッキの回し方・動かし方
次は、【イシズ】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【イシズ】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【イシズ】デッキは、地属性・天使族モンスターを中心に墓地送りに関連した効果で展開していきます。
手札コスト中心の墓地肥やしで、罠カードの追加効果補助や、墓地効果につなげやすくなっています。
最終的には、「ティアラメンツ」融合モンスターや罠カードによる妨害で牽制しつつ、リンクモンスターの高打点による勝利を狙います。
次に【イシズ】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:「イシズ」の基本動作
【イシズ】デッキの展開を進めるにあたって、まずはキーカードとなる<墓守の罠>を見ていきましょう。(2)の効果でサーチする際のコストとして<現世と冥界の逆転>を捨てるだけでも充分機能するので、オマケ要素ではあるとは言え、割と墓地封じは狙いやすいです。
一番の目玉は、「イシズ」のコンセプトカードである地属性・天使族モンスターのサーチ効果でしょう。
永続罠カードを活かし、お互いのメインフェイズに発動すれば手札コストで墓地肥やしを図りつつ、手札の質を向上していくことが可能です。
こちらでは、サーチできる「イシズ」の地属性・天使族モンスターの効果を簡単にまとめました。
- <宿神像ケルドウ> ...地属性・天使族モンスターを手札コストに特殊召喚し<現世と冥界の逆転>orそのカード名が記されたカードをサーチ
- <剣神官ムドラ>...地属性・天使族モンスターを手札コストに特殊召喚し<墓守の罠>をデッキから置く
- <古尖兵ケルベク>...手札・デッキのカードが相手の墓地に送られた場合相手フィールドの特殊召喚されたモンスターをバウンスし自身を特殊召喚
- <古衛兵アギド>...手札・デッキのカードが相手の墓地に送られた場合に特殊召喚し、同名カード以外のレベル4・地属性・天使族モンスター蘇生
<宿神像ケルドウ><剣神官ムドラ>の特殊召喚方法が緩く、<墓守の罠>を確保する際に重宝するので、どれか1枚が初動に来る確率も半々くらいなので安定した内容になっています。
ポイント2:「ティアラメンツ」を介した展開
【イシズ】デッキでは、「ティアラメンツ」を採用しています。墓地送りをコンセプトにしたテーマだけあって、手札コストで消費するリソースを上手く再利用できる点でシナジーがあります。
こちらでは、<剣神官ムドラ><古衛兵アギド>2枚と手札コスト1枚からの動きを見ていきます。
◆剣神官ムドラ 古衛兵アギド+手札コスト1枚、計3枚からの展開例
- <古衛兵アギド>をコストに<剣神官ムドラ>を手札から特殊召喚し<墓守の罠>をデッキから置く
- <古衛兵アギド>効果(チェーン1)<墓守の罠>効果(チェーン2)で発動→<古尖兵ケルベク>サーチし、デッキトップ5枚を墓地に送る
このように、バウンス札1枚確保とともに大量の墓地送りが可能です。
デッキから一気に5枚も墓地に送れれば、さすがに1枚くらいは「ティアラメンツ」が落ちてくれると信じていますw
元々<壱世壊=ペルレイノ>1枚初動で<ティアラメンツ・レイノハート>サーチを介しての<ティアラメンツ・キトカロス>融合召喚+<壱世壊に軋む爪音>サーチが強力ですが、積極的な墓地送り手段を経て、より墓地効果や墓地融合を狙いやすくなりました。
ポイント3:「宣告者」の採用
今回妨害要員として、【イシズ】デッキに「宣告者」を採用しています。モンスター効果を発動無効できる<朱光の宣告者>の手札コストとして地属性・天使族モンスターを使用することで墓地効果を能動的に発動しやすくなりました。
<宣告者の神巫>は、地属性・天使族モンスターを墓地に送って墓地効果を発揮させるほか、<旧神ヌトス>を墓地に送って破壊効果につなげることもできます。
まとめ
【イシズ】デッキは、墓地送りを駆使し融合・デッキ破壊を狙う!【イシズ】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
好相性な墓地融合テーマと組み合わせることで、リソースの低下も気にならずに展開を進めていけるようになりました。
種族を活かしての妨害札も、コンセプトを邪魔しない利点があります。
気になる方は、ぜひ「イシズ」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。