is_yuyutei_app: "1"

is_iOS: ""

Brackets

遊戯王 OCG 遊々亭Blog 【72ページ目】ブログトップ

Brackets

遊戯王 OCG 遊々亭Blog 【72ページ目】ブログトップ

Brackets

遊々亭攻略ブログ

遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


Icon遊々亭@遊戯王 OCG担当アカウント Icon遊々亭公式アカウント

posted 2023.07.13

Byメカヲタ


リミットレギュレーション(2023年7月) 後編

こちらのブログは前編
リミットレギュレーション(2023年7月) 前編の続きです。


【烙印】
また、こちらも規制を逃れた【烙印】も、主に関西圏で勢力を伸ばしつつあります。
先攻時の強力な盤面に加えて誘発受けの良さ、特に<増殖するG>に対する耐性が高く、後攻時の捲り要素もあり非常に有力なデッキです。ただ、展開が非常に難しいのが難点ですね。


烙印
魔法
13
3
1枚
1枚
1枚


【ラビュリンス】
新たに頭角を現したデッキでは<トランザクション・ロールバック>を採用した【ラビュリンス】。元々一定数環境に顔を出すポテンシャルのあったデッキですが、「ANIMATION CHRONICLE 2023」にて登場した<トランザクション・ロールバック>によって強化され、流行りを見せています。
「ラビュリンス」側のギミックで手札を捨てることができるので相性が良く、<ビッグウェルカム・ラビュリンス>を2回発動するほか、<闇のデッキ破壊ウイルス>といった強力な罠カードを、コストを踏み倒して発動できます。極めつけには自身のフィールドに何も無い状態から<拮抗勝負>を発動できることで、決まってしまえば大きなアドバンテージを取れる強力なコンボです。
ラビュリンス
魔法
4


他には安定性、パワーが落ちたとはいえ【ピュアリィ】、またシンクロ要素を取り入れた【ティアラメンツ(墓地GS)】などもおり、依然として群雄割拠とした環境が続きそうです。
控える「AGE OF OVERLOAD」での新規カードにも注目ですね。
以上でリミットレギュレーションの所感と環境考察を終わります。
ありがとうございました。

posted 2023.07.13

Byメカヲタ


リミットレギュレーション(2023年7月) 前編
みなさんこんにちは、メカヲタです。
今回は恒例の、リミットレギュレーション変更に伴う考察記事になります。
今後のデッキ選択の参考になれば幸いです、お付き合いください。


禁止カード
まずは禁止カードから。
今回は4枚と多めの規制です。

デビル・フランケン / 盗人の煙玉
デビル・フランケン><盗人の煙玉>はマスターデュエルに続く形で禁止に。どちらも先攻展開を助長するカードで、特に後者は、<パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン>や<焔聖騎士帝-シャルル>を利用して先攻からピーピーングハンデスができ、<冥王結界波>や<拮抗勝負>という後手捲り札での対処を許さない非常に強力なカードでした。
クシャトリラ・フェンリル
クシャトリラ・フェンリル>は【クシャトリラ】におけるキーカードであるとともに単体性能が高い出張モンスターでしたが、前回の制限指定以降は出張採用は複合型の【ティアラメンツ】程度に留まっており、【クシャトリラ】としての動きを完全に潰す禁止化は正直過剰であると思います。
個人的にはデッキリソースをランダムに潰してくる<No.89 電脳獣ディアブロシス>の方が理不尽要素は強く、そちらを禁止にしてほしいところでした。

超重武者装留ブレイク・アーマー
超重武者装留ブレイク・アーマー>は先攻ワンキル型の【超重武者】で使用されていたカードですが、ワンキルにはこのカードが2枚必要なため、こちらも禁止は過剰であり、また<星見獣ガリス>を使用した型は(【超重武者】自体の安定度が落ちたとはいえ)ワンキルが可能です。


制限カード
制限カードは規制カードと禁止からの復帰があります。

禁止からの復帰カード
緩和された<EMモンキーボード>と<M.X-セイバー インヴォーカー>は往年の環境デッキで使用されたカードですが、現環境のインフレと関連カードの禁止化により問題ないと判断されたか。
特に後者はコンボ性が高く、カジュアルデッキにおいても強力なインフラ的役割を持つモンスターだけに、復帰は嬉しいですね。

制限への規制カード
規制強化は<斬機サーキュラー><超重武者装留イワトオシ><金満で謙虚な壺><ピュアリィ・スリーピィメモリー><神碑の泉>。
【斬機】および【サイバース】、【超重武者】、【ピュアリィ】と前環境の主要デッキのパーツが大きく規制されたほか、主要ではないものの地雷枠でちらほら見られた【神碑】にもメスが入りました。
金満で謙虚な壺>は汎用カード枠で、6枚めくりによって規制カードもほぼその規制の意味を成していない状態であり、あまりに高い汎用性とその性能から規制は妥当に思えます。
【ピュアリィ】は初動が減ったのはもちろんのこと、1枚になることで<ピュアリィ・マイフレンド>による確定サーチができなくなるほか、ドロー効果を複数重ねることによるアドバンテージ獲得ができなくなり弱体化。
【斬機】【超重武者】も1枚初動による動きは健在ですが、誘発耐性や素引きによる貫通力に難が出るかたちに。
神碑の泉>は墓地からの回収手段があるとはいえ、貼り替えての連続効果使用ができなくなったほか、<コズミック・サイクロン>等による対策がより有効となりました。
準制限カード
準制限カードは4枚。 緩和が<終末の騎士>で、<超重武者バイ-Q>、<ブロックドラゴン>、<プランキッズ・ミュー>が準制限に。
終末の騎士>は相性のいい闇属性テーマが出る度に規制を繰り返しているカードですが、現状ではそれほどまでのパワーが無いと判断されたか。
超重武者バイ-Q>は<超重武者装留イワトオシ>と合わせて【超重武者】の大幅弱体化に繋がっています。一応1枚初動であることに変わりはありませんが、デッキの性質上<スモールワールド>等を採用できないため、厳しい環境です。
プランキッズ・ミュー>は、今は環境から退いた【プランキッズ】の重要カードですが、2枚あることで止められた時の2ターン目の展開や返しの展開として機能するため嬉しいですね。ただデッキパワーが環境のインフレについていけているかは微妙なところ。
ブロックドラゴン>は様子見といったところ。海外では禁止、MDでは制限なため、今後規制が強化されることもありえそうです。


無制限カード
制限解除は多く、<エンシェント・フェアリー・ドラゴン>、<転生炎獣ガゼル>、<鎖龍蛇-スカルデット>、<星守の騎士 プトレマイオス>、<BF-隠れ蓑のスチーム>、<雷鳥龍-サンダー・ドラゴン>、<炎舞-「天キ」>、<天底の使徒>、<魔導書の神判>の9枚。
いずれも前回に引き続いての緩和や既に一線を退いたデッキのカードなため、特に語ることもありません。


次環境を考察したデッキレシピ紹介
【R-ACE】
今後の環境推移ですが、前期の環境層で規制を免れた【R-ACE】が注目です。
R-ACE タービュランス>から4枚セットという豪快な効果に加え、<R-ACE エアホイスター>からの1枚初動展開、誘発のスロットと優秀な要素を備えています。

R-ACE
魔法
8
NRESCUE!
1枚
NALERT!
1枚
3枚
SR増援
1枚
6
1枚
NCONTAIN!
1枚
1枚
3枚




こちらのブログは後編
リミットレギュレーション(2023年7月) 後編 へ続きます。


posted 2023.07.04

Byにだいめ


新弾レビュー《STRUCTURE DECK -王者の鼓動-》
みなさんこんにちは、にだいめです。
今回は新しく出ましたジャックアトラスの《STRUCTURE DECK -王者の鼓動-》の新規カードのレビューをしていきたいと思います。
【ツイッター @nidaime1015
Twitterでも発信していますので、よろしければご覧ください。


新規カード紹介
ソウル・リゾネーター
このジャックストラクの一番重要な初手にほしいカードです。
今までリゾネーター系は1枚初動になるカードがないイメージでしたがわかりやすく強いカードですよね。
このカード1枚からレッドデーモンズ関連のシンクロモンスターを出せるようになりました。
サーチもしやすく<コール・リゾネーター>や<地縛囚人 ストーン・スィーパー>、新規カードの<クリムゾン・ヘルガイア>でサーチできます。
ヴィジョン・リゾネーター
簡単な条件で特殊召喚でき、どこからでも墓地に送られると「レッド・デーモンズ・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加えられるカード。自身の効果で特殊召喚できアドバンテージを得られるチューナーって結構少ない気がします。
ジャックデッキ以外で使うならライバルとして<アサルト・シンクロン>や<BF-下弦のサルンガ>などいますが、このカードでサーチでき後に紹介する<クリムゾン・ヘルガイア>がヴィジョン・リゾネーターを毎ターンサーチできるので、他の強力なレベル2チューナーとも負けず劣らずのカードだと感じています。
ボーン・デーモン
ソウル・リゾネーター>からサーチし展開するカード。(1)効果で特殊召喚できますがターン終了時までドラゴン族・闇属性シンクロモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できなくなります。ジャックデッキなら気にならないデメリットでしょう。
また(2)効果で。手札・デッキから悪魔族チューナー1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げるか下げることが出来ます。この効果はリゾネーター系以外も墓地に落とせるので、他に良さそうなのは<執愛のウヴァループ>でしょうか。これからも悪魔族チューナーが登場すると思うので気にかけておきたいカードですね。
またこのカードと相性がいいカードとして<煉獄の災天>が話題になっています。<災天>の効果で<ボーン・デーモン>を墓地に送り、<ボーン・デーモン>効果で<災天>を墓地に送ればすぐに特殊召喚できます。
アブソリュート・パワーフォース
レッド・デーモンズ・ドラゴン>の攻撃名がカード化されました。効果を読んだとき<ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン>を彷彿とさせました。
新規カードたちのおかげでサーチも容易ですし、相手のデッキがジャックデッキと分ったらモンスターを守備表示にするのはとても怖くなりますね。

クリムゾン・ヘルガイア
書いてあることが全て強い。毎ターンサーチできるのが強い。相手モンスターが破壊されても<レッド・デーモンズ・ドラゴン>を特殊召喚できるのが強い。とてもパワーを感じますね。
レッド・デーモンズ・ドラゴン>またはそのカード名が記されたカードには、展開できるカードや妨害カードもあるので状況によってサーチ先を変えられます。このカード自体も<ヴィジョン・リゾネーター>でサーチできます。相手する側としてはすぐ除去したいですね。

デモンズ・ゴーレム
デモンズ・チェーン>に描かれているゴーレム。
(1)効果は自分のモンスターにも使えるので<融合強兵>などで効果が無効にされているモンスターを効果が使えるようにできるので何か新たなデッキが作れそう。
うまくいけば<デモンズ・チェーン>をさらにセットできる。さすがにセットしたターンに発動できるとは書いていなかった。
スカーレッド・ゾーン
レッド・デーモンズ・ドラゴン>の妨害カード。
(1)効果は相手がカードの効果を発動したときなので、妨害できるタイミングは結構あるのかなと思います。
(2)効果は<レッド・デーモンズ・ドラゴン>関係以外のモンスターでもいいのはありがたいですね。でも(1)効果も強力なのでジャックデッキで使うのが一番強く使えるか。

スカーレッド・デーモン
このストラクで唯一の新規シンクロモンスター。ちゃんと<レッド・デーモンズ・ドラゴン>を採用する理由になるカード。
このカードを出しただけだとあまり意味はなさそうなので、(2)効果もあって連続的にシンクロ召喚したいですね。
クリムゾン・ヘルガイア>がフィールドにあると(3)効果と相性がよく、さらにこのカードが強力に感じます。


展開例紹介
まず<ソウル・リゾネーター>を召喚。
ソウル・リゾネーター>(1)効果で<ボーン・デーモン>を手札に加え<ボーン・デーモン>(1)効果で、手札をコストにして特殊召喚。
さらに<ボーン・デーモン>(2)効果で、デッキから<クリムゾン・リゾネーター>を墓地に送りレベルを1下げます。2体を素材に<レッド・ライジング・ドラゴン>をシンクロ召喚します。
レッド・ライジング・ドラゴン>(1)効果で<クリムゾン・リゾネーター>を墓地から特殊召喚。
クリムゾン・リゾネーター>(2)効果で、デッキから<レッド・リゾネーター>と<ヴィジョン・リゾネーター>特殊召喚。
レッド・リゾネーター>(2)効果でライフを回復しながら、4体を素材にし<スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン>をシンクロ召喚します。
最後に墓地に行った<ヴィジョン・リゾネーター>(2)効果でデッキから<クリムゾン・ヘルガイア>をサーチし次のターンの展開に備えることができます。


デッキレシピ


せっかくなのでストラクチャーデッキ3つでデッキを作ってみました。さらに改造するなら<ソウル・リゾネーター>をサーチできる<地縛囚人 ストーン・スィーパー>はまず採用したいですね。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回の新規で、今まで出しにくかった<スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン>や<えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ>がかなり出しやすくなったと感じました。
また<レッド・デーモンズ・ドラゴン>も1回のデュエルで何度も見ることが出来るでしょう。ジャックの名セリフもたくさん言えますね。

以上、ありがとうございました。
Icon