遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2023.07.13
Byメカヲタ

リミットレギュレーション(2023年7月) 後編
こちらのブログは前編
リミットレギュレーション(2023年7月) 前編の続きです。
【烙印】
また、こちらも規制を逃れた【烙印】も、主に関西圏で勢力を伸ばしつつあります。先攻時の強力な盤面に加えて誘発受けの良さ、特に<増殖するG>に対する耐性が高く、後攻時の捲り要素もあり非常に有力なデッキです。ただ、展開が非常に難しいのが難点ですね。
烙印
モンスター
計24枚
魔法
計13枚
エクストラデッキ
計15枚
【ラビュリンス】
新たに頭角を現したデッキでは<トランザクション・ロールバック>を採用した【ラビュリンス】。元々一定数環境に顔を出すポテンシャルのあったデッキですが、「ANIMATION CHRONICLE 2023」にて登場した<トランザクション・ロールバック>によって強化され、流行りを見せています。ラビュリンス
モンスター
計23枚
罠
計13枚
エクストラデッキ
計15枚
他には安定性、パワーが落ちたとはいえ【ピュアリィ】、またシンクロ要素を取り入れた【ティアラメンツ(墓地GS)】などもおり、依然として群雄割拠とした環境が続きそうです。
以上でリミットレギュレーションの所感と環境考察を終わります。
ありがとうございました。
posted 2023.07.13
Byメカヲタ

リミットレギュレーション(2023年7月) 前編
今回は恒例の、リミットレギュレーション変更に伴う考察記事になります。
今後のデッキ選択の参考になれば幸いです、お付き合いください。
禁止カード
まずは禁止カードから。今回は4枚と多めの規制です。
デビル・フランケン / 盗人の煙玉
<デビル・フランケン><盗人の煙玉>はマスターデュエルに続く形で禁止に。どちらも先攻展開を助長するカードで、特に後者は、<パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン>や<焔聖騎士帝-シャルル>を利用して先攻からピーピーングハンデスができ、<冥王結界波>や<拮抗勝負>という後手捲り札での対処を許さない非常に強力なカードでした。クシャトリラ・フェンリル
個人的にはデッキリソースをランダムに潰してくる<No.89 電脳獣ディアブロシス>の方が理不尽要素は強く、そちらを禁止にしてほしいところでした。
超重武者装留ブレイク・アーマー
制限カード
制限カードは規制カードと禁止からの復帰があります。禁止からの復帰カード
緩和された<EMモンキーボード>と<M.X-セイバー インヴォーカー>は往年の環境デッキで使用されたカードですが、現環境のインフレと関連カードの禁止化により問題ないと判断されたか。制限への規制カード
規制強化は<斬機サーキュラー><超重武者装留イワトオシ><金満で謙虚な壺><ピュアリィ・スリーピィメモリー><神碑の泉>。【斬機】および【サイバース】、【超重武者】、【ピュアリィ】と前環境の主要デッキのパーツが大きく規制されたほか、主要ではないものの地雷枠でちらほら見られた【神碑】にもメスが入りました。
準制限カード
準制限カードは4枚。 緩和が<終末の騎士>で、<超重武者バイ-Q>、<ブロックドラゴン>、<プランキッズ・ミュー>が準制限に。無制限カード
制限解除は多く、<エンシェント・フェアリー・ドラゴン>、<転生炎獣ガゼル>、<鎖龍蛇-スカルデット>、<星守の騎士 プトレマイオス>、<BF-隠れ蓑のスチーム>、<雷鳥龍-サンダー・ドラゴン>、<炎舞-「天キ」>、<天底の使徒>、<魔導書の神判>の9枚。次環境を考察したデッキレシピ紹介
【R-ACE】
今後の環境推移ですが、前期の環境層で規制を免れた【R-ACE】が注目です。<R-ACE タービュランス>から4枚セットという豪快な効果に加え、<R-ACE エアホイスター>からの1枚初動展開、誘発のスロットと優秀な要素を備えています。
R-ACE
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
こちらのブログは後編
リミットレギュレーション(2023年7月) 後編 へ続きます。
posted 2023.07.04
Byにだいめ

新弾レビュー《STRUCTURE DECK -王者の鼓動-》
今回は新しく出ましたジャックアトラスの《STRUCTURE DECK -王者の鼓動-》の新規カードのレビューをしていきたいと思います。
【ツイッター @nidaime1015】
Twitterでも発信していますので、よろしければご覧ください。
新規カード紹介
ソウル・リゾネーター
今までリゾネーター系は1枚初動になるカードがないイメージでしたがわかりやすく強いカードですよね。
このカード1枚からレッドデーモンズ関連のシンクロモンスターを出せるようになりました。
サーチもしやすく<コール・リゾネーター>や<地縛囚人 ストーン・スィーパー>、新規カードの<クリムゾン・ヘルガイア>でサーチできます。
ヴィジョン・リゾネーター
ジャックデッキ以外で使うならライバルとして<アサルト・シンクロン>や<BF-下弦のサルンガ>などいますが、このカードでサーチでき後に紹介する<クリムゾン・ヘルガイア>がヴィジョン・リゾネーターを毎ターンサーチできるので、他の強力なレベル2チューナーとも負けず劣らずのカードだと感じています。
ボーン・デーモン
また(2)効果で。手札・デッキから悪魔族チューナー1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げるか下げることが出来ます。この効果はリゾネーター系以外も墓地に落とせるので、他に良さそうなのは<執愛のウヴァループ>でしょうか。これからも悪魔族チューナーが登場すると思うので気にかけておきたいカードですね。
アブソリュート・パワーフォース
クリムゾン・ヘルガイア
デモンズ・ゴーレム
(1)効果は自分のモンスターにも使えるので<融合強兵>などで効果が無効にされているモンスターを効果が使えるようにできるので何か新たなデッキが作れそう。
スカーレッド・ゾーン
(1)効果は相手がカードの効果を発動したときなので、妨害できるタイミングは結構あるのかなと思います。
(2)効果は<レッド・デーモンズ・ドラゴン>関係以外のモンスターでもいいのはありがたいですね。でも(1)効果も強力なのでジャックデッキで使うのが一番強く使えるか。
スカーレッド・デーモン
このカードを出しただけだとあまり意味はなさそうなので、(2)効果もあって連続的にシンクロ召喚したいですね。
<クリムゾン・ヘルガイア>がフィールドにあると(3)効果と相性がよく、さらにこのカードが強力に感じます。
展開例紹介
まず<ソウル・リゾネーター>を召喚。<ソウル・リゾネーター>(1)効果で<ボーン・デーモン>を手札に加え<ボーン・デーモン>(1)効果で、手札をコストにして特殊召喚。
さらに<ボーン・デーモン>(2)効果で、デッキから<クリムゾン・リゾネーター>を墓地に送りレベルを1下げます。2体を素材に<レッド・ライジング・ドラゴン>をシンクロ召喚します。
<レッド・ライジング・ドラゴン>(1)効果で<クリムゾン・リゾネーター>を墓地から特殊召喚。
<クリムゾン・リゾネーター>(2)効果で、デッキから<レッド・リゾネーター>と<ヴィジョン・リゾネーター>特殊召喚。
<レッド・リゾネーター>(2)効果でライフを回復しながら、4体を素材にし<スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン>をシンクロ召喚します。
最後に墓地に行った<ヴィジョン・リゾネーター>(2)効果でデッキから<クリムゾン・ヘルガイア>をサーチし次のターンの展開に備えることができます。
デッキレシピ
モンスター
計22枚
エクストラデッキ
計15枚
せっかくなのでストラクチャーデッキ3つでデッキを作ってみました。さらに改造するなら<ソウル・リゾネーター>をサーチできる<地縛囚人 ストーン・スィーパー>はまず採用したいですね。
終わりに
いかがだったでしょうか。今回の新規で、今まで出しにくかった<スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン>や<えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ>がかなり出しやすくなったと感じました。
また<レッド・デーモンズ・ドラゴン>も1回のデュエルで何度も見ることが出来るでしょう。ジャックの名セリフもたくさん言えますね。
以上、ありがとうございました。