遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2023.11.22
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は10/16から10/31での販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
販売ランキング
10位
- スネークアイ追走劇
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・デッキ・墓地から「ディアベルスター」モンスター1体を永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの永続魔法カード扱いのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。
9位
- ホルスの黒炎神
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ホルス」モンスター及び「王の棺」が存在する場合、手札のこのカードを相手に見せ、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
(2):「ホルスの黒炎神」以外の自分フィールドの表側表示の、「ホルス」モンスターか「王の棺」が相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、フィールドの他のモンスターを全て墓地へ送る事ができる。
8位
- スピリット・オブ・ユベル
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ユベル」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドにセットする。
(3):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(4):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「ユベル」1体を特殊召喚する。
7位
- 嗤う黒山羊
- このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):モンスターカード名を1つ宣言して発動できる。
このターン、お互いに宣言されたモンスターと元々のカード名が同じモンスターを墓地以外から特殊召喚できない。
(2):墓地のこのカードを除外し、モンスターカード名を1つ宣言して発動できる。
このターン、お互いに宣言されたモンスターと元々のカード名が同じモンスターのフィールドで発動する効果を発動できない。
6位
- アロマリリス-ロザリーナ
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、このカードを手札から捨て、自分フィールドの「アロマ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分だけ自分のLPを回復する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキからチューナー以外の「アロマ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
5位
- RR-ノアール・レイニアス
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚したターンの自分メインフェイズに、自分フィールドの「RR」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはレベルが異なる「RR」モンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの「RR」モンスターのレベルを全て1つ上げるか全て1つ下げる。
4位
- EM:Pグレニャード
- このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドまたは自分か相手の墓地にLモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドのリンク2モンスターが、墓地へ送られた場合または表側で除外された場合、
このカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。
3位
- R-ブルーム・ヴァルチャー
- このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できず、この効果を発動するターン、自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに鳥獣族モンスター以外の表側表示モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードと「RR」モンスター1体を手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードを含む自分の墓地のレベル4以下の「RR」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
2位
- 蛇眼の炎燐
- このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「スネークアイ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
1位
- 王墓の石壁
- このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはフィールドゾーンに存在する限り、カード名を「王の棺」として扱う。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
(3):自分が「ホルスの黒炎神」の効果を発動した場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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posted 2023.11.17
ByHearth

【サブテラー】デッキ紹介「ドラグマ」採用型
今回は、2023年10月27日に発売された『PHANTOM OF DARKNESS』で登場した新規カード<マスター・オブ・HAM>によって強化された【サブテラー】を紹介していきます。
普段EXデッキを使わない【サブテラー】のEXを全力で使っていく構築となっておりますので、よろしければご拝読いただけますと幸いです。
カード紹介
【サブテラー】は基本的な動きがリバースを軸にした、罠ビートのデッキになります。<サブテラーの導師>を軸として、<サブテラーの妖魔>により妨害を構え、戦闘は<サブテラーの決戦>で攻撃力を上げて対処する。というのが基本的な形です。
通常罠を多用するタイプと、永続罠を多用するタイプの2タイプがありますが、今回は後者に寄せたデッキとなります。
マスター・オブ・HAM
今回の構築の軸になるカード。- 融合召喚・リバース成功時に、手札・デッキからリバースモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する効果。
- 墓地に存在する場合、自分のフィールド(表側表示)・墓地からリバースモンスター2体を除外して、自身を裏側表示で特殊召喚する効果(この効果で特殊召喚したら、フィールドから離れた場合に除外される)。
レベル5の融合モンスターであるため<簡易融合>に対応している点が強く、出すことができれば1枚で<サブテラーの導師>を出力することができるのが魅力となります。
<サブテラーの導師>を表側にしないとサーチなどはできないので、初動にならないと思われるかもしれませんが、表側にできるカードを引けていない時は、妨害用のカードを引けているということなので、戦闘でのリバースから後続のサーチ、で十分仕事ができるようになっております。
2つ目の効果に関してはほとんどおまけですが、覚えておけば、持久戦で優位になるでしょう。
デッキレシピ
【サブテラー】
プレイヤー:Hearth
モンスター
計14枚
魔法
計14枚
エクストラデッキ
計15枚
デッキ概要
デッキエンジンとして【教導】を採用した【サブテラー】となります。永続罠での妨害を軸に据えつつ、<天底の使徒>や<教導の大神衹官>にて<共命の翼ガルーラ><鉄獣戦線 徒花のフェリジット>を墓地に落とし、妨害の質を高めることを目的としたデッキとなります。
【サブテラー】というデッキの理想は、盤面に<サブテラーの導師>と<サブテラーの決戦>、手札に<サブテラーの妖魔>があり+αで妨害を構えている状態、となりますので、その状況を再現しやすいよう、デッキエンジンを積んだ形となります。
【教導】の採用によってEXデッキからの展開に制約がかかりますが、EXから出したいのは<厄災の星ティ・フォン>や<マスター・オブ・HAM>だけであり、後者に関しては<簡易融合>からしか出すことができないので、制約が気になる場面は少ないでしょう。
【教導】ドラグマの使い方
<天底の使徒>を発動し<共命の翼ガルーラ>を落とし<教導の大神衹官>をサーチすることで<共命の翼ガルーラ>効果でドロー1回。<教導の大神衹官>を自身の効果で特殊召喚し、<鉄獣戦線 徒花のフェリジット>と<深淵竜アルバ・レナトゥス>を墓地に送る事で、<鉄獣戦線 徒花のフェリジット>で1枚入れ替え+<深淵竜アルバ・レナトゥス>でエンドフェイズに<簡易融合>をサーチ。
という動きが可能になるので、デッキを圧迫せずに戦えるのが利点となります。
<教導の聖女エクレシア>と<ドラグマ・パニッシュメント>は、<教導の大神衹官>を素引きできている際or引ききった後のサーチ先となっていて、<ドラグマ・パニッシュメント>に関しては<教導の騎士フルルドリス>と入れ替えて使うのも強いかもしれません。
個人的には<墓穴の指名者>によって除外されたカードや各種壺や<スモール・ワールド>によって裏側除外されたりするカードを<深海姫プリマドーナ>で回収したり<旧神ヌトス>を使って2面取ることができる強みから<ドラグマ・パニッシュメント>の方を選択しています。
その他採用カードについて
スモール・ワールド
2枚採用している<スモール・ワールド>に関しては、全てのモンスターから<サブテラーの導師>に繋がるようになっており、こちらに関しても2枚初動とはなりますが、安定性を高める1枚となっています。サブテラーの激闘
サブテラーでは採用されることが少ない<サブテラーの激闘>に関しては、使ってみると意外と強く、永続罠を主体として長期戦を仕掛けるこのタイプの【サブテラー】デッキであるならば、<サブテラーの妖魔>が3枚投入していても足りないことがたまに発生し、回収目的で使うこととなります。サーチに関しては後回し持久戦を仕掛け始めたタイミングで盤面にあると安心できる1枚です。
EXデッキの採用枚数は<強欲で金満な壺>で吹き飛ぶことを考えて、必要な札を多めに採用しております。運に自信がある方は、多少削って他のカードをいれても大丈夫です。
まとめ
以上で、【教導サブテラー】の紹介を終わります。ドローソースを厚くして<サブテラーの導師>へのアクセスを高めた安定型永続罠ビート。
ご興味あれば是非組んでいただけますと幸いです!
posted 2023.11.13
Byメカヲタ

【ホルス】デッキ「王墓の石壁」「ホルスの黒炎神」採用型
「PHANTOM NIGHTMARE」で強化されたテーマのひとつである、「ホルス」を使用したデッキを解説します。
既存カードの詳しい解説については過去記事をどうぞ。
【ホルス】デッキ解説
新規「ホルス」カード解説
今回追加されたのはモンスターが1枚とフィールド魔法が1枚の合計2枚。枚数としては少ないですが、【ホルス】としては大幅に強化されました。
ホルスの黒炎神
<ホルスの黒炎竜 LV8>のリメイクとでも呼べるモンスターですが、効果自体は全くの別物で、いずれも手札で発動する2つの効果を持ちます。
1つ目は「ホルス」モンスターと<王の棺>がある際に、自身を見せて手札・フィールドのカードをコストとして墓地へ送り、フィールドのカード1枚を墓地へ送る効果。コストは必要なものの除去自体はかなり高性能で、自身もコストにできることから実質的に自身を墓地へ送ることでの除去として運用が可能。
もちろん別のカードをコストにした場合は次ターンも効果が使えるため、必要に応じて維持するかコストにするかを選びたいです。
2つ目の効果は「ホルス」モンスターか<王の棺>が相手の効果で除去された際に自身を特殊召喚し、フィールドのほかのモンスターすべてを墓地へ送ることができるというもの。
「ホルス」共通の除去反応をトリガーとした自己SSで、能動的には狙いづらいものの発動してしまえば全体除去になるため強力。
墓地送りは任意なので暴発する危険はなく、また「ホルス」モンスターはノーコストで蘇生できるためリカバリも容易です。
既存の「ホルス」と非常に相性がいい強力なモンスターですが、単体では機能しない効果なので採用枚数は吟味したいところ。
基本は択としての1枚でいいかと思います。
墓地へ送られた場合は完全に効果がなく、既存の「ホルス」のような墓地肥やしとは相性が悪いのが難点。
どうしても再利用したい場合は<ホルスの先導-ハーピ>で回収できますが、あまり回収する機会はなさそう。
王墓の石壁
フィールド上で<王の棺>として扱うフィールド魔法で、「ホルス」モンスターをサーチする効果を持ちます。サーチ後に手札を1枚デッキの下に戻す必要があるものの、【ホルス】において重要な<ホルスの栄光-イムセティ>のサーチはもちろん、墓地にない「ホルス」モンスターをサーチして<トレード・イン>のコストにしたり、前述の<ホルスの黒炎神>をサーチしたりと用途は多岐に渡ります。
ボトム戻しも完全なデメリットではなく、<強欲で貪欲な壺>で除外したくないカードをボトムに戻したり、素引きした「ドラグマ」カードを戻して<天底の使徒>を発動するなどなかなか優秀な動きをしてくれます。
また、<ホルスの黒炎神>が効果を発動した際に1ドローする効果も付いており、ターン1はないもののあちらが2つの効果それぞれターン1なため、実質的にこちらもターン2になります。
除去効果の後にコスト分をドローして損失を補填する使い方が主で、能動的には1ターンに1度使用することができます。
サーチ効果が本命とはいえおまけとしてはかなり強力で、先攻2ターン目にサーチから除去を飛ばしつつドローして一気に詰める動きを狙いたいです。
デッキレシピ
これらのカードを採用したデッキで、YCSJ NAGOYA 2023に出場してきました。その時のレシピがこちらになります。
ホルス
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計12枚
エクストラデッキ
計15枚
所謂「メタビ型」と呼ばれる【ホルス】で、前期に構想・使用した【命削りホルス】の発展型になります。
大会結果は7-1の予選41位で予選敗退でしたが、デッキパワーはかなり高く満足いっています。
【戦績】
罪宝召喚ドラグマ 先○
神碑 先×
R-ACE 先○
-(不戦勝) ○
VS 先○
R-ACE 先○
ホルスBF 先○
R-ACE 後○
唯一の敗北が【神碑】相手で、こちらの妨害が一切刺さらない対面であるため、そういった「メタビ型」系統のマッチアップが課題となっています。
デッキ概要
<ホルスの栄光-イムセティ>の効果、およびそれをサーチする<王墓の石壁>を使っていち早く<王の棺>にアクセスし、「ホルス」を墓地へ送って展開しつつ罠によって妨害します。<天底の使徒>を採用したことで、先攻では<共命の翼ガルーラ>によるドロー、後攻は<旧神ヌトス>による破壊や<金雲獣-馬龍>によるバウンスと柔軟に対応でき、<教導の聖女エクレシア>も<ドラグマ・パニッシュメント>をサーチできることから好相性。
<サモンリミッター>も相手を強力に拘束しながら、返しは<ホルスの黒炎神>のコストにすることで一方的な展開が可能と高い妨害性能を実現しています。
これは新カードによって実現した動きで、<王墓の石壁>による安定感の向上もあって、十分に戦えるデッキに仕上がりました。
<強欲で貪欲な壺>、<トレード・イン>を連打しつつ、<熱血指導王ジャイアントレーナー>によるドローも狙え、非常に爽快感のあるデッキです。
純構築に近い【ホルス】、ぜひ使ってみてください。