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遊々亭攻略ブログ

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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2025.07.18

By-遊々亭- 遊戯王担当


遊戯王販売ランキング.jpg
遊戯王販売ランキング!(6/16 - 6/30)

こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は6/16から6/30での販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!

販売ランキング

10位

  • SR聖殿の水遣い
  • このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
    (2):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。自分のデッキ・墓地から「アラメシアの儀」1枚を選んで手札に加える。
    (3):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚を選んで自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。

9位

  • UR合体魔竜ティマイオス
  • 「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」+ドラゴン族・魔法使い族モンスター
    このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードが特殊召喚した時に適用する。次の自分ターンの終了時まで、このカードは他のカードの効果を受けない。
    (2):このカードが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。このカードの攻撃力は、お互いの墓地・除外状態の魔法カードの数×100アップする。
    (3):相手ターンに、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

8位


  • URM・HERO アトミック
  • このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
    このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードが特殊召喚した場合、炎属性以外の自分の墓地・除外状態の「M・HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを召喚条件を無視して守備表示で特殊召喚する。
    (2):このカードは1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
    (3):自分エンドフェイズに、自分の墓地の「チェンジ」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。

7位

  • UR滅びの黒魔術師
  • 「ブラック・マジシャン」+光・闇属性モンスター
    「滅びの黒魔術師」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
    ●魔法カードの効果が発動したターン、自分フィールドのレベル6以上の魔法使い族・闇属性モンスター1体を除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。
    (1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。
    (2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。「ブラック・マジシャン」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。

6位

  • UR御巫奉サナキ
  • このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):自分フィールドの「御巫」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に戻す。
    (2):このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。デッキから幻想魔族以外の「御巫」モンスター1体を特殊召喚する。このターン、自分は「御巫」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
    (3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを装備魔法カード扱いでそのモンスターに装備する。

5位

  • URM・HERO ダスク・クロウ
  • このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードが手札に存在する場合、自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。
    (2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「M・HERO ダスク・クロウ」以外の「M・HERO」モンスター1体を手札に加える。

4位

  • URティマイオスの眼光
  • このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
    (1):自分のフィールド・墓地の「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を対象として発動できる。そのモンスター1体のみを融合素材としてデッキに戻し、そのカード名が融合素材として記された融合モンスター1体を「ティマイオスの眼」の効果扱いで融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。

3位

  • URM・HERO ファーネス
  • このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる(この効果を発動するターン、自分は「HERO」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない)。デッキから「マスク・チェンジ」か「融合」1枚を手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
    (2):自分が炎属性以外の「HERO」融合モンスターを特殊召喚した場合に発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

2位

  • URウズヒメの御巫
  • レベル3「御巫」モンスター×2
    このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から装備魔法カード1枚を手札に加える。
    (2):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
    (3):このカードが攻撃を行ったダメージステップ終了時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードは続けて攻撃できる。

1位

  • UR御巫神舞-二貴子
  • このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
    (1):デッキから「御巫神舞-二貴子」以外の「御巫」カード1枚を墓地へ送る。その後、デッキから「御巫神舞-二貴子」以外の「御巫」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「御巫」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
    (2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。手札・デッキから「御巫」儀式モンスター1体を特殊召喚する。



今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!


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posted 2025.07.16

Byメカヲタ


リミットレギュレーション(2025年7月)
みなさんこんにちは、メカヲタです。
今回は2025年7月適用のリミットレギュレーション所感記事になります。
お付き合いください。

今回の改訂では禁止カード2枚、制限カード1枚を除いて残り全ては緩和という、かなり緩めの改訂となりました。
環境上位デッキの主要パーツが無規制で、そういった観点では環境変化は乏しそうな改訂になります。


禁止カード
禁止は<召命の神弓-アポロウーサ>と<No.67 パラダイスマッシャー>の2枚。
それぞれデッキ単位でいえば【M∀LICE】【K9】で活躍していたカードになります。
前者は該当デッキでは<原始生命態ニビル>を1枚初動で完全にケアしながら展開が可能であり、その他のデッキでも雑に盤面のモンスターを増やせばそれをケア可能という、一種の歪みを生んだカードでした。
長く君臨していましたが、正直【スネークアイ】流行時点で禁止化されていてもおかしくなかったものだと思います。

後者は【K9VS】を筆頭とした「K9」搭載のデッキで、<増殖するG>などのいわゆる「ドロー系誘発」や<ドロール&ロックバード>を受けた際に展開を強行し、高い確率で相手の効果発動と攻撃を封じてそのまま勝利してしまうというものでした。
一応運が絡み100%ではないものの、<真竜皇V.F.D.>をも超えるレベルのロックをかけられる性能は許されるはずもなく、活躍から短い期間ながら一発禁止となっています。

2枚いずれも禁止化はやむを得ないものでありますが、デッキそれぞれ自体のギミックが弱体化したわけではないため展開自体は健在。
誘発受けの面で弱体化させたという意味ではかなり調整された改訂かと思います。


制限カード
制限カードは規制1枚と緩和2枚。
規制は<魔封じの芳香>で、このカードもようやく規制かといったところです。
強力な捲り系の魔法カードが多く実装される中それらすべてを1枚で機能不全に追い込め、かつシンプルにデッキギミックすらも止めうるカードで、3枚使えたのは不健全といえば不健全でした。
引かれているかもわからないこのカードのために<サイクロン>を採用するかといえばそうではなく、構築の歪みを生む温床であったともいえます。
各種ロック系の永続罠カードが規制されている現状、このカードの規制も納得でしょう。

禁止からの緩和組は<流離のグリフォンライダー>と<トロイメア・ゴブリン>。
前者は「勇者ギミック」として実質的な万能無効出張での採用が多く見られ、【プランキッズ】などに採用されることはもちろん【天威勇者】のようなデッキタイプすら生み出していました。

現プールではコストが必要とはいえ<罪宝の欺き>からより強いムーブができることで禁止化の意味がほぼないものとなり、環境のインフレに押されて復帰したかたちになります。

後者は【剛鬼】のようなリンク主体のデッキで展開力として使用しつつ、召喚時効果に<神剣-フェニックスブレード>を合わせて単純ドローもできるカードとして使われていました。
当時のプールでは止めるカードも盤面を返すカードも少なく、「おまけ」で付いてくる対象耐性も相まって禁止となっていました。
今では「デモンスミス」筆頭に展開するだけのカードなら豊富に存在し、また盤面を作られても<禁じられた一滴>のような耐性をかいくぐる捲りカードが増えたため、それほど脅威ではなくなっています。

当時は追加召喚せずに出し直すことで何度もドローすることさえ可能でしたが、裁定が変わったこと、そもそも<神剣-フェニックスブレード>の禁止などもありこれも問題なくなったのでしょう。
こちらも環境のインフレを象徴するような緩和ですね。


準制限カード
準制限は<スプライト・ジェット>と<マスク・チェンジ・セカンド>の緩和2枚。
一時期環境を席巻した【スプライト】の主要カードですが、マスターデュエルでは<餅カエル>以外のカード全てが無規制、かつOCGで禁止の<スプライト・エルフ>が使える状況でも一強にはなっておらず、そういった意味でも問題ない緩和といえます。

環境が違うため一概に比較はできませんが、それでも現環境のパワーバランス的には【スプライト】のパワーはそれほど問題のあるものでもなく、やや緩和に慎重すぎるかなといったところ。
次期改訂などで他の「スプライト」カードも合わせて順々に緩和されていくものと思われます。

マスク・チェンジ・セカンド>は「TACTICAL TRY PACK」の【HERO】強化の一環も兼ねているのでしょうが、当該デッキでは基本的に採用されないカードであり、出張するデッキが喜ぶぐらいですね。
現環境で<M・HERO ダーク・ロウ>を出したい場面自体があまりなく、あまり使われないのではないでしょうか。
このカードも長らく放置されていたカードといえます。
リンク環境でレベルを持たないと発動できないことも若干使いづらい点ですね。


無制限カード
最後に規制解除組。
サイバーポッド><十二獣ドランシア><SRベイゴマックス><R-ACEエアホイスター><ナイトメア・スローン><フュージョン・デステニー><ビッグウェルカム・ラビュリンス>の7枚です。

サイバーポッド><十二獣ドランシア>の2枚については語ることはそうありません。
後者に関しては緩和が遅すぎたレベルであり、今の今まで放置されていた現状に憤りすら感じます。

【十二獣】が1枚から動くデッキ、とはいっても、ほかのテーマがより強靭な展開を1枚からする現状では、あまりに力不足といえるでしょう。

SRベイゴマックス>は依然として強力なカードの1枚ではあるものの、次弾にて風属性レベル3テーマ【絢嵐】が登場することを考えるとこのパワーラインはインフレのなかで許容できるものとみられているということでしょう。
残りのカードについては採用されるテーマでも重要なカード群で、シンプルに嬉しいものですね。
R-ACEエアホイスター>は特に「TACTICAL TRY DECK」への収録もあり、そちらも意識した緩和になります。
同じく<フュージョン・デステニー>も「TACTICAL TRY PACK」収録【HERO】の重要なカードで、縛りはあるものの初動ですらあるため枚数が増えるのはありがたいですね。
まとめ
改訂全体での総括としては、あまり環境自体は変わらないかなといったところ。

影響があるとすれば【M∀LICE】ですが、基幹ギミック自体は健在なためパワーは変わりませんが、<召命の神弓-アポロウーサ>が禁止されたことで「パワーダウンした」と感じて離れる人は多そうで、その観点では数を減らすものかと思われます。
環境トップは日本選手権でも結果を残した【K9VS】【ヤミー】の2テーマであることは疑いようがなく、特に後者は間接的にすら何も規制されていないため、数が増えるかもしれません。
緩和カード関連ですぐに増えるデッキはなさそうですが、【HERO】はファンが多いこともあり、ある程度使用する層はいそうです。
個人的感想としては<魔獣の懐柔>などの【ヤミー】関連カードぐらいは規制してもよさそうだなと思っていましたが今回はスルーとなり、逆に次改訂が若干怖いまであります。
新弾が出れば多少環境に変化はありそうですが、それまではこのままの環境に付き合って行く必要がありますね。

今回の記事はこれで以上になります。
ありがとうございました!

posted 2025.07.09

By鳩鷺


【黒魔導】デッキ紹介
遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。

【黒魔導】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。

【黒魔導】は、「TACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-」で登場した<滅びの黒魔術師>といった<ブラック・マジシャン>を融合素材とするモンスター群のテーマデッキです。

今パックは<ブラック・マジシャン>のカード名が記された関連カードが多数収録されていることで話題になっています。

このページでは、「黒魔導」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。

このページを読めば、【黒魔導】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。

【黒魔導】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。


【黒魔導】デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【黒魔導】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。

モンスター23枚・魔法17枚・罠0枚の合計40枚で構築した、【黄金櫃黒魔導】デッキです。

「黄金櫃黒魔導」
プレイヤー:鳩鷺


【黒魔導】デッキの回し方・動かし方
次は、【黒魔導】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【黒魔導】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。

【黒魔導】デッキは、「ブラック・マジシャン」関連カードを活かした展開で高打点と妨害を形成していきます。

正規の方法以外にも<ティマイオスの眼>などの専用サポートや妥協召喚によって「ブラック・マジシャン」関連融合モンスターの融合召喚を可能にしています。

最終的には、<超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ><超魔導戦士-マスター・オブ・カオス>による妨害・除去で一掃し、高打点によるフィニッシュを決めていきます。

次に【黒魔導】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。

ポイント1:新規「ブラック・マジシャン」関連カードを紹介
ポイント2:滅びの黒魔術師を特殊召喚!
ポイント3:「光の黄金櫃」の採用


ポイント1:新規「ブラック・マジシャン」関連カードを紹介
【黒魔導】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規収録された「ブラック・マジシャン」関連カードを詳しく見ていきましょう。

今回「TACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-」で登場した新規「ブラック・マジシャン」関連カードは以下の3種です。
こちらではメインビジュアルを飾った<滅びの黒魔術師>を中心に紹介していきます。


滅びの黒魔術師
滅びの黒魔術師>は、<ブラック・マジシャン>と光・闇属性モンスター1体を素材とする最上級融合モンスターです。

【ブラック・マジシャン】であれば融合素材の確保が容易なうえ、<ブラック・マジシャン>と指定されているので<ティマイオスの眼>でも融合召喚可能です。

融合召喚にこだわらずとも、魔法カードの効果が発動したターンであれば、自分フィールドのレベル6以上の魔法使い族・闇属性モンスター1体を除外することでエクストラデッキからの特殊召喚もできます。

既に表側表示で存在する永続魔法カードの効果が発動したターンでも適応内です。

マジシャンズ・ロッド>などで関連カードはサーチできるので、こちらの効果外テキストによる特殊召喚のほうが使用頻度は高くなりそうですね。


フィールド・墓地では<ブラック・マジシャン>として扱うので、<黒の魔導陣>による除去効果のトリガーとしても機能します。

また、特殊召喚に成功した場合、<ブラック・マジシャン>かそのカード名が記されたカード1枚をサーチする効果を持ちます。

自身が<ブラック・マジシャン>扱いになる効果を踏まえると後続に結び付きやすい<ティマイオスの眼光>が有力候補となるでしょう。

ティマイオスの眼光
ティマイオスの眼光>は、フィールド・墓地の<ブラック・マジシャン>か<ブラック・マジシャン・ガール>をデッキに戻すことで、融合素材としてそのカード名が記された融合モンスター1体を<ティマイオスの眼>の効果扱いで融合召喚する効果を持ちます。

フィールドだけでなく墓地も対応しているので、破壊されたり素材で墓地に送られた<ブラック・マジシャン>の再利用に最適です。

墓地でも<ブラック・マジシャン>扱いになる<滅びの黒魔術師>にとっては、採用枚数に限界があるため、うってつけの効果になります。

超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ><合体魔竜ティマイオス>といった強力なモンスターに加え、<ティマイオスの眼>の効果扱いになるので<竜騎士ブラック・マジシャン・ガール>も問題なく融合召喚できるのは嬉しいですね。

また、速効性を活かして追撃・サクリファイス・エスケープといった柔軟な戦法も可能にしています。


ポイント2:滅びの黒魔術師を特殊召喚!
滅びの黒魔術師>は、自身の効果外テキストによる特殊召喚も容易く、後続のカードをサーチできる点から本デッキのキーカードとなり得ます。

こちらでは、<滅びの黒魔術師>の特殊召喚につなげられる通常魔法を2種紹介していきます。

融合派兵
融合派兵>は、相手に見せたエクストラデッキの融合モンスター1体にカード名が記された融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する効果を持ちます。

見せたカードに対してのペナルティはないので、対応するものであればどのカードでもいいですが、基本的に、<ブラック・マジシャン>をリクルートする手段として活用します。

発動するターンに融合モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できなくなる制約が生じますが、融合召喚メインの構築なのでさほどデメリットにはならないかと思います。

また、フィールドに素材モンスターが必要な<ティマイオスの眼>にも効果的ですし、出すだけで<黒の魔導陣>の除去にも活かせる点から割と柔軟性のある1枚でしょう。

類似効果として<原石の鳴獰>の採用も考えましたが、ライフコストの重さ、初動・特定の劣勢時でしか発揮できない点を踏まえて今回は見送りました。

簡素融合
簡素融合>は、効果モンスター以外のレベル6以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する効果を持ちます。

名称とともに<簡易融合>と似ていますが、こちらはレベルが1つ上がった代わりにバニラ限定という、互換みたいな効果になってます。

ここで日の目を見たのは<クリッチー>です。
クリッチー>は、レベル6以上の魔法使い族・闇属性モンスター・・・つまり<簡易融合>を発動するだけで<滅びの黒魔術師>の召喚条件は満たされるわけです。

エクストラデッキに余裕があれば、1000ライフポイントの消費だけで簡単に<滅びの黒魔術師>へ変換できるのでオススメです。


ポイント3:「光の黄金櫃」の採用
【黒魔導】デッキでは、「ブラック・マジシャン」関連カードを多数採用したことで、安定した展開の基軸を確立しました。

一括りに【ブラマジ】といっても多種多様で、カテゴリ化されていないにも関わらず様々な方向からサポートを受けられる珍しいデッキタイプなので、何を入れたらいいのか難しいですよね。

そんなわけで今回は、初動の安定性を追求して<光の黄金櫃>を採用するに至りました。
ベースとなるギミックに求めていた事項は
  1. もちろん「ブラック・マジシャン」関連テーマ(あわよくばカテゴリ化)
  2. 滅びの黒魔術師>につなげやすい
  3. 初動札の多さ
の以上、3点。

これらから導き出した回答が<魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール>です。

魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール
魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール>は、手札1枚を捨てることで手札から特殊召喚する効果を持ちます。

手札消費はあるものの、<光の黄金櫃>でディスアドバンテージを回復できます。

フィールドの自身と<光の黄金櫃>を発動すれば、<滅びの黒魔術師>の召喚条件を満たせます。

またサーチ手段も豊富で、 <光の黄金櫃><未来への沈黙><トリコロール・ガジェット><ベリー・マジシャン・ガール>の効果による確保が可能です。

自身を含めると最大15枚初動で<滅びの黒魔術師>が出せる仕様になりました。

類似した特殊召喚方法を持つ<幻想の見習い魔導師>と比べると、サーチ元の手数の多さ、サーチ先の汎用性の高さがあり、より一層<滅びの黒魔術師>へつなげやすい1枚となっています。

オマケ効果に近い部分もありますが、1.の効果を使えば<ブラック・マジシャン・ガール>扱いで特殊召喚されるので、<ティマイオスの眼>で<竜騎士ブラック・マジシャン・ガール>を融合召喚でき上手く噛み合えた点も採用理由の1つになります。

光の黄金櫃>には、<魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール>を介さずとも<滅びの黒魔術師>を出せる手段もありますので、今回は<光の黄金櫃>1枚からの展開例を紹介します。

◆光の黄金櫃1枚からの展開例
  1. 光の黄金櫃>を発動。<光の黄金櫃>効果で<トリコロール・ガジェット>をサーチ
  2. トリコロール・ガジェット>通常召喚→<トリコロール・ガジェット>効果で<未来への沈黙>をサーチ
  3. 未来への沈黙>発動し<黒き魔術師-ブラック・マジシャン>をサーチ
  4. 黒き魔術師-ブラック・マジシャン>を特殊召喚。<黒き魔術師-ブラック・マジシャン>を除外して<滅びの黒魔術師>を特殊召喚→<滅びの黒魔術師>効果で<ティマイオスの眼光>をサーチ
  5. トリコロール・ガジェット><滅びの黒魔術師>でリンク2モンスターをリンク召喚
  6. ティマイオスの眼光>を発動し墓地の<滅びの黒魔術師>(<ブラック・マジシャン>扱い)をデッキに戻して<超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ>を融合召喚
  7. 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ>とリンク2モンスターで<神聖魔皇后セレーネ>をリンク召喚
  8. 神聖魔皇后セレーネ>効果で<超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ>蘇生


このように手札1枚から<超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ>による破壊&効果無効による妨害布陣を構築できます。

ティマイオスの眼光>の効果で特殊召喚したモンスターは、次ターンのエンドフェイズに除外されてしまいますが、<神聖魔皇后セレーネ>のリンク素材にしてから蘇生することで除外のデメリットを打ち消すことが可能です。


まとめ
【黒魔導】デッキは、安定した初動で滅びの黒魔術師につなげる!

【黒魔導】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。

今回は<滅びの黒魔術師>の出しやすさ重視でデッキ構築をまとめてみました。

「ブラック・マジシャン」関連カードも種類が豊富なので、自分好みに【黒魔導】を仕上げてみるのもいいでしょう。

気になる方は、ぜひ、黒魔導のデッキを組んでみてください。

以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。
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