遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2025.04.01
Byメカヲタ

リミットレギュレーション(2025年4月)
毎度恒例のレギュレーション改訂所感記事になります。
よろしくお願いします。
禁止カード
まずは禁止カードから。今回は<アーティファクト-デスサイズ>と<サモンリミッター>の2枚が指定されました。 どちらも強力な特殊召喚制限をかけるカードであり、禁止化は妥当であるといえます。
<アーティファクト-デスサイズ>は前回の改訂で制限指定を受けていたこともあり実質的に宣告を受けていたようなものですが、<サモンリミッター>は24/07/01から期間が空いたことになります。
どちらも先攻側が発動することでより盤面を強固にする、または止められた展開を有耶無耶にしてターンスキップさせるカードとして使用されており、所謂「先攻ゲー」に拍車をかけるカードで、特に後者では相手の展開を止めた上で自分で無効化したりコストにすることで解除する運用もされており、前々回での一発禁止もありうるレベルのカードでした。
期間が空いたのは謎ですが何はともあれこれで両者ともに禁止となり、ゲームの健全化が期待できます。
制限カード
制限カード指定は緩和なしの5枚。 <ソード・ライゼオル><ディメンション・アトラクター><M∀LICE〈P〉Dormouse><時空の七皇><隣の芝刈り>です。<隣の芝刈り>に関してはなぜ今?といったカードですが、それ以外は環境上位である【ライゼオル】【M∀LICE】のキーカードであり、特に【ライゼオル】にとっては手痛い規制となります。
【ライゼオル】
【ライゼオル】は<ライゼオル・デッドネーダー>の存在から多数の中堅以下デッキを駆逐していた存在であり、初動が相当に細くなることで使用者が減り、沈んでいたデッキたちが浮上することに期待が持てます。【M∀LICE】
【M∀LICE】は【ライゼオル】ほどの規制度合いではないものの、一番強い初動が規制されたことで展開強度が下がり、純粋にネームが減ったことでもやりにくくなります。ただ、展開自体は変わらず初動を盛ろうと思えば盛れるタイプのデッキなため、ある程度リペアすることで使用者は維持されるものとみられます。
後述しますが環境上位になりそうなデッキに対して強く出られるタイプなのも利点です。
準制限カード
準制限指定は緩和のみの2枚。<サイバーポッド>は前回に引き続き順次緩和で、環境で使われることもないため影響はほぼないでしょう。
次回で無制限化されるものとみられます。
【ピュアリィ】
<ピュアリィ・スリーピィメモリー>は【ピュアリィ】の重要なカードで、前回<ピュアリィ・デリシャスメモリー>が緩和されたことに続いてかつてのパワーを取り戻してきました。完全体とはいきませんがこのカードが2枚になった影響は大きく、スタンバイフェイズの4枚ドローが実現できることである程度環境に抗うことができます。 完全耐性持ちの高打点モンスターを処理する手段が環境に少ないこともあり、一部で使用者も出てくるのではないでしょうか。
ただ環境トップ層からは一段下がったパワーであると言わざるを得ないため、今後の新規カード実装にも期待したいところ。
無制限カード
最後に無制限カード。今回は7枚の指定ですが、先に環境への影響度合いが少ない6枚を挙げます。
<EMモンキーボード><クロノグラフマジシャン><真竜剣皇マスターP><メタモルポット><強奪><十二獣の会局>は特に前環境でも使われておらず、妥当な解除かと思います。
かつての禁止カード群がどんどん緩和されている姿は確かなインフレを感じさせますね。
【炎王】
無制限化の中で唯一環境への影響がありそうだと感じたのは<炎王神獣 キリン>。かつて環境上位に君臨した【炎王】のキーカードですが、枚数が増えることで素引きでの誘発受けを含めた「デッキ全体としての強度」が向上します。
愛着を持つ使用者層も多いデッキなので一部で使用者が出てくるかもしれませんが、こちらも【ピュアリィ】などと同じく一定パワーは劣っていると言わざるを得ません。
今後の環境への進出に注目ですね。
まとめ
全体の総括ですが、前環境トップ層への重めの規制と妥当な緩和といった趣でした。ただ、既に環境では【ヤミー】や【ドラゴンテイル】といったデッキビルドパックの新規勢が進出を進めており、この点では【ライゼオル】登場後にさらに規制された【スネークアイ】を彷彿とさせますね。
しかし<ライゼオル・デッドネーダー>の存在自体がかなり不健全であったこともあり、重めの規制も納得です。 この2つのデッキに対しては【M∀LICE】が比較的強く、初動の穴をプランで埋めることができればかなりいい立ち位置を確保できるものと思われます。
<ディメンション・アトラクター>は規制強化されたものの、先攻札として<次元の裂け目>を採用するプランも考えられ、上位2つのデッキと【M∀LICE】を中心としたメタゲームとなりそうです。 後攻0ターン目からも動けるようなデッキが増えていることもあり、それらを持たない中堅層デッキは悉く驅逐されていきそうな環境ですが、「K9」ギミックなどある程度汎用性の高い出張パーツも増えているため、それらが混在とした雑多な環境になりそうです。
以上が今回の改訂所感になります。
お付き合いいただきありがとうございました。
posted 2025.03.28
Byにだいめ

[DBJH]【K9】デッキ紹介
今回はデッキビルドパック- ジャスティス・ハンターズで登場しました「K9」ついてレビューをしていきたいと思います。
今までは相手ターンにシンクロ召喚はありましたが、相手ターンにエクシーズ召喚のテーマは珍しいですね。
【ツイッター @nidaime1015】
X(旧Twitter)でも発信していますので、よろしければご覧ください。
新規カード紹介
K9-17号 イヅナ
(1)は相手の手札が2枚以上あればリリース無しで召喚できます。先攻1ターン目だとほぼ確実に出せますね。(2)は相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できて、手札から特殊召喚できます。ありそうでなかった新しい効果ですね。
(3)は召喚・特殊召喚したらデッキからK9カードを墓地に送ります。<K9-ØØ号 ルプス>が墓地に送る筆頭でしょうか。
K9-ØØ号 ルプス
(1)は<イヅナ>と同じ自分・相手ターンに特殊召喚できます。<イヅナ>と違うところはこの効果で特殊召喚するとフィールドから離れると除外されます。エクシーズ素材にすると関係ないですがね。(2)はこのテーマの特徴の相手ターンにこのカードを含めエクシーズ召喚する効果です。
(3)はこのカードをエクシーズ素材にしていると相手はこのカードを効果の対象にできない効果を付与します。普通にありがたいです。
K9-66a号 ヨクル
(1)は<イヅナ>と同じ相手の手札が2枚以上でリリース無しで召喚できます。(2)は手札の他のレベル5モンスターと一緒に特殊召喚できます。この効果で特殊召喚したモンスターは光属性エクシーズモンスターのエクシーズ召喚の素材にできないデメリットがあります。
(3)はデッキから水族以外のK9モンスター1体を手札に加えられます。展開補助だけでないのが現代遊戯王って感じです。
K9-66b号 ランタン
(1)は<イヅナ>と同じ相手の手札が2枚以上でリリース無しで召喚できます。(2)は手札のこのカードと炎族以外の自分の墓地のレベル5のK9モンスターと一緒に場に特殊召喚でします。<ヨクル>と同じ光属性のエクシーズ召喚には使えません。1枚でエクシーズできるの強いです。
(3)は<ヨクル>の対でK9魔法罠をサーチできます。いいですね。
"Case of K9"
(1)はよくある発動時にK9モンスターをサーチできる効果。(2)は相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動したターン、自分のK9の攻撃力を900上げてくれます。結構上げてくれますね。
(3)は魔法罠ゾーンのこのカードが破壊されたらデッキ墓地からK9速攻魔法をセットします。地味に自分で破壊しても発動してくれますね。
K9-EX強制解除
(1)は自分相手のメインフェイズに自分フィールドのK9エクシーズモンスターの上に別のK9エクシーズモンスターをエクシーズ召喚扱いでEXデッキから特殊召喚します。その後相手フィールドのカード1枚を破壊できます。その後のおまけ効果が普通に強くないですかw(2)はK9モンスターが戦闘を行ったターンのバトルフェイズ終了時にこのカードを自分の場にセットできます。めっちゃ便利です。
K9-LC拘束解除
(1)は自分のK9エクシーズかランク5エクシーズモンスターの上にカード名が異なるK9エクシーズモンスターを出します。<EX強制解除>と似たような効果ですね。(2)も<EX強制解除>と同じでK9モンスターが戦闘を行ったターンのバトルフェイズ終了時にこのカードを自分の場にセットできます。
K9-EW特殊解除実験
(1)は手札墓地からK9モンスターを特殊召喚します。その後K9エクシーズモンスターを特殊召喚したモンスターの上に特殊召喚します。ただしこの効果でEXから出したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊されます。さすがに1枚で素材込みのエクシーズモンスター出すの強いですからね。(2)は墓地のこのカードを除外して墓地のK9速攻魔法をセットします。K9速攻魔法も重要ですからね。ありがたい効果です。
K9-EX "Werewolf"
このテーマのエースモンスターです。(1)はエクシーズ素材を持っているとその数まで攻撃できます。攻撃力3300もあるので大ダメージを与えられそうです。
(2)は相手が効果を発動したとき素材を1つ取って発動ターンによって効果が変わります。自分ターンは相手の場と墓地をそれぞれ1枚まで除外できます。相手ターンは相手の手札を見て1枚表向きでエンドフェイズまで除外します。二つとも強力な効果ですね。相手ターンに使う場合は早くこのカードを出して相手の手札を見たいところです。
K9-17号 "Ripper"
(1)は素材を1つ取ってデッキからK9カードなんでもサーチできます。さらにこのターンに相手がモンスター効果を使っていたら自分のデッキ墓地からK9速攻魔法1枚を自分の場にセットできます。(2)は相手が手札墓地のモンスターの効果を発動した時素材を1つ取ることで無効にできます。サーチも妨害も出来て超強いですね。
K9-ØØ号 "Hound"
(1)は特殊召喚されたターン戦闘と相手の効果で破壊されません。発動する効果ではないので無効にされずに安心です。(2)は相手がモンスター効果を使用するたびに攻撃力が500アップします。永続的に上がっていくので相手としては放っておけないです。
(3)はお互いのスタンバイフェイズに素材を1枚とってフィールドのカードを1枚除外できます。(1)(2)効果でうまく維持して(3)まで繋げれそうですね。
簡単な展開例紹介
K9-66a号 ヨクル K9-17号 イヅナの2枚からの展開例
手札の<K9-66a号 ヨクル>の(2)効果で手札の<K9-17号 イヅナ>と一緒に特殊召喚します。<イヅナ>の(3)でデッキから<K9-ØØ号 ルプス>を墓地に送り、<ヨクル>の(3)でデッキから<K9-66b号 ランタン>を加えます。
<イヅナ>と<ヨクル>を素材に<K9-17号 "Ripper">をエクシーズ召喚します。
<Ripper>の(1)で素材の<ヨクル>取ってデッキから<"Case of K9">を加えて発動します。(1)効果でデッキから次の相手ターンに備えて<イヅナ>をサーチしておきます。
手札の<ランタン>の(2)で墓地の<ヨクル>と一緒に特殊召喚します。<ランタン>の(3)効果で<K9-EX強制解除>をサーチしてセットしておきます。
<ランタン>と<ヨクル>を素材に<DDD狙撃王テル>を出しその上に<DDD赦チ王デス・マキナ>を出します。これで自分ターンは終了です。
相手ターンになると、メインフェイズに好きなタイミングで<EX強制解除>を発動し<Ripper>の上に<K9-EX "Werewolf">を出せます。ついでに相手のカードを1枚破壊できます。 さらに相手が手札墓地でモンスター効果を使ったら、手札の<イヅナ>と墓地の<ルプス>を自身の効果で特殊召喚できます。
<ルプス>の(2)で<イヅナ>と<ルプス>を素材に好きなランク5エクシーズモンスターを出すことも出来ます。
<DDD赦チ王デス・マキナ>の効果もあるので、相手モンスターを2回まで素材にすることで除去できます。
デッキレシピ
「K9」
プレイヤー:にだいめ
モンスター
計22枚
魔法
計13枚
エクストラデッキ
計15枚
せっかくなのでレシピを作ってみました。相手ターンにエクシーズは決まるととても楽しいですね。ランク5ってあまり使ったことないので既存のカードを使えてうれしいです。
終わりに
いかがだったでしょうか。獣人+警察という今までありそうで無かった組み合わせですね。
見た目もとても良いカードたちで使ってて楽しいです。
以上ありがとうございました。
posted 2025.03.27
By鳩鷺

[DBJH]【ドラゴンテイル】デッキ紹介
【ドラゴンテイル】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【ドラゴンテイル】は、「デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ」でカテゴリ化した、ドラゴン族・魔法使い族で統一された融合テーマです。
「降交点」を指す言葉で、十二星座モチーフのテーマとしても話題になっています。
このページでは、「ドラゴンテイル」を使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【ドラゴンテイル】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【ドラゴンテイル】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【ドラゴンテイル】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター26枚・魔法12枚・罠2枚、合計40枚の融合サポートを採用した純【ドラゴンテイル】デッキです。
ドラゴンテイル
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
【ドラゴンテイル】デッキの回し方・動かし方
次は、【ドラゴンテイル】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【ドラゴンテイル】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【ドラゴンテイル】デッキは、モンスター効果で積極的な融合素材の確保を中心に展開していきます。
融合素材にした時の効果で、関連カードも併せてセットしつつアドバンテージを獲得しましょう。
最終的には、揃えた融合素材で最上級「ドラゴンテイル」融合モンスターを特殊召喚し、高打点と妨害展開で勝利を目指します。
次に【ドラゴンテイル】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
【ドラゴンテイル】デッキの回し方
ポイント1:「ドラゴンテイル」カードを紹介ポイント2:「ドラゴンテイル」の基本展開
ポイント3:融合サポートの採用
ポイント1:「ドラゴンテイル」カードを紹介
【ドラゴンテイル】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新たに登場した「ドラゴンテイル」カードを見ていきましょう。「ドラゴンテイル」メインモンスターは融合素材として墓地に送られた際に、デッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠カード1枚をフィールドにセットする共通効果を持ちます。
この共通効果により、どのモンスターを素材にしても「ドラゴンテイル」魔法・罠カードにアクセスできます。
展開面では、専用融合カードである<計都星辰>や<ラーフ・ドラゴンテイル>。
妨害面では魔法効果無効の<星辰の吼炎>、バウンス効果の<星辰の裂角>と、状況に応じた対応がテーマ内のカードで可能です。 今回は「ドラゴンテイル」メインモンスターの中でも、融合面でキーカードとなる2枚をピックアップしました。
星辰竜ムルル
<星辰竜ムルル>は、メインフェイズに手札・フィールドのモンスターを素材とし、「ドラゴンテイル」融合モンスターを融合召喚する効果を持ちます。メインフェイズ限定にはなりますが、相手ターンでも発動可なのでフリーチェーンでの活用にかなり期待できるでしょう。
相手ターンに発動する場合は特殊召喚制限のデメリットも気にせず展開できます。
また、融合素材となった際の共通効果に加え、相手フィールドの表側表示モンスター1体の効果を無効化する追加効果も備わっています。
「融合」カードを消費することなく、自身を介しての融合召喚につなげやすいので、融合素材になった際の効果を活用しやすいといえます。
星辰砲手ファイメナ
<星辰砲手ファイメナ>は、メインフェイズに手札から捨てることで、手札・フィールドのモンスターを素材に、ドラゴン族・魔法使い族融合モンスターを融合召喚する効果を持ちます。こちらも<星辰竜ムルル>同様、フリーチェーンで融合召喚できます。
しかしながら、あくまで自身は「融合」カードの代用なので、別に融合素材モンスターを最低でも2枚を手札かフィールドに用意しておく必要があります。
融合素材の準備先、融合可能なモンスターの適応範囲、手札消費枚数の面で<星辰竜ムルル>との使い分けが要検討になりますが、相手ターンのフリーチェーン妨害につなげられるメリットはあります。
最終的には、共通効果で融合素材を再確保できるので、重い事前投資に屈せずに効果を使い展開していきたいです。
既存の<融合>に加えて、融合召喚することで専用「融合」カードにアクセスしやすくなる点も考慮して、ガン積みでの採用になっています。
ポイント2:「ドラゴンテイル」の基本展開
【ドラゴンテイル】デッキでは、融合召喚をトリガーに最上級モンスターに繋げつつ、相手ターンで動けるよう素材の確保に重点において展開していきます。本来であれば3枚消費が基盤にある融合召喚ですが、「ドラゴンテイル」ならリソース枯渇問題を解決してくれます。
こちらでは、召喚時にサーチ効果を持つ<星辰槍手ルキアス>とモンスター1体からの基本展開を紹介していきます。
◆星辰槍手ルキアス+モンスター1体からの展開例
- <星辰槍手ルキアス>通常召喚時効果で<星辰砲手ファイメナ>サーチ
- <星辰砲手ファイメナ>を手札から捨て<星辰槍手ルキアス>+手札のモンスター1体で<星辰爪竜アルザリオン>を融合召喚
- チェーン1<星辰爪竜アルザリオン>効果で<星辰砲手ファイメナ>をサルベージ、チェーン2<星辰槍手ルキアス>効果で<ラーフ・ドラゴンテイル>セットの順でチェーン構築
- <ラーフ・ドラゴンテイル>を発動し、手札の<星辰砲手ファイメナ>とデッキの<星辰竜ウルグラ>で<星辰法宮グラメル>を融合召喚
- チェーン1<星辰砲手ファイメナ>効果で<計都星辰>セット、チェーン2<星辰竜ウルグラ>効果で<星辰の吼炎>セットの順でチェーン構築
- <星辰竜ウルグラ>効果で自身をデッキボトムに戻し<星辰砲手ファイメナ>をサルベージ
- <計都星辰>を発動し<星辰竜パーン>をサーチ
<星辰砲手ファイメナ>で相手ターンに<星辰爪竜アルザリオン>を融合召喚しバウンスしつつ、<星辰法宮グラメル>で1除去、<星辰の吼炎>で魔法妨害と、基本展開としては充分すぎるほどの妨害展開になります。
とはいえ、後続に融合召喚による妨害を構える以上、手札のモンスター消費を可能な限り減らしていく必要があります。
ポイント3:融合サポートの採用
【ドラゴンテイル】デッキが融合テーマなので、「融合」関連サポートカードを多数採用しています。比較的容易に手札に融合素材と<融合>を確保しやすい<魔玩具補綴>や、<融合>をサルベージ可能で最近なにかと注目されている<ダークリボー>も取り入れました。
<ダークリボー>に関しては、<融合>を加える効果よりも戦闘・効果破壊耐性を付与する点に注目してのフル投入といった感じです。
こちらでは、融合サポート枠として<沼地の魔神王>を詳しく紹介していきます。
沼地の魔神王
<沼地の魔神王>は、自身を手札から捨てる事で<融合>をサーチする効果を持ちます。「ドラゴンテイル」自体に、専用「融合」カードとなりうる手段が豊富にそろってはいますが、基本に忠実に正攻法で融合していくのも後続のセットに繋がるのでおいしい1枚かと思います。
また、注目すべきは融合素材代用モンスターとしても利用できる点です。
能動的に墓地に送ることができるので、<星辰爪竜アルザリオン>からのサルベージで、自身を<ブラック・マジシャン>扱いにすれば、<超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ>の融合召喚も可能です。
<星辰爪竜アルザリオン>は、融合召喚時以外はバニラと化しているので、
効果耐性とターン1のカード効果発動無効まで兼ね備えている非常に優秀な妨害札として<超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ>へと有効利用するのが望ましいでしょう。
まとめ
【ドラゴンテイル】デッキは、連続融合召喚で妨害布陣を構築し勝利を掴む!【ドラゴンテイル】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
安定した初動に必要枚数はあるものの、最終的には消費した枚数分はしっかり手元に戻ってくるのは嬉しいですね。
気になる方は、ぜひ「ドラゴンテイル」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。