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posted 2024.08.09

By鳩鷺


[ROTA] デッキ紹介【メタル化】
遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。

【メタル化】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。

【メタル化】は、「レイジ・オブ・ジ・アビス」で登場した、上級以上の悪魔族・ドラゴン族モンスターを中心に展開する<メタル化・魔法反射装甲>のリメイクテーマです。
このページでは、「メタル化」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。

このページを読めば、【メタル化】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。

【メタル化】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。


デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【メタル化】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。

モンスター25枚・魔法10枚・罠5枚の合計40枚で構築した、【メタル化】デッキです。


メタル化
プレイヤー:鳩鷺


【メタル化】デッキの回し方・動かし方
次は、【メタル化】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。
【メタル化】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。

【メタル化】デッキは、メインモンスターの固有効果を駆使し、上級以上のモンスターを展開することで<メタル化・強化反射装甲>の発動コストを確保していきます。

レベル変更や特殊召喚しやすい上級以上の悪魔族・ドラゴン族を展開することでキーカードの容易く呼び出すことが可能です。

最終的には、展開した悪魔族・ドラゴン族を強化メタル化し、妨害と高打点で勝利をつかみます。

次に【メタル化】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。

【メタル化】デッキの回し方
ポイント1:新規「メタル化」を紹介!
ポイント2:「レッドアイズ」関連で展開補助
ポイント3:既存カードを絡めた妨害展開!!



ポイント1:新規「メタル化」を紹介!
【メタル化】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規「メタル化」関連カードを見ていきましょう。

新規「メタル化」といっても、カテゴリ化されたのは今パックからで、『遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』の登場から実に24年半経ってのカテゴライズになっています。

メタル化・強化反射装甲
メタル化・強化反射装甲>は、自分フィールドの表側表示モンスター1体をリリースすることで<メタル化・強化反射装甲>のカード名が記された特殊召喚モンスターを手札・デッキ・墓地から特殊召喚する効果を持ちます。

メタル化・魔法反射装甲>のリメイクカードであり、<メタル化・強化反射装甲>のカード名が記された特殊召喚モンスターの特殊召喚に必須な1枚です。

罠カードなので発動までの過程が通法なら遅めのタイミングになりますが、<鋼鉄の幻想師><悪魔獣デビルゾア>でセットまでつなげられるので、下準備には困らないでしょう。

特殊召喚しつつ装備カード扱いで装着でき、装備モンスターに打点強化と魔法・モンスター効果破壊耐性、対象不可効果を付与できる点も優秀です。

罠カードへの耐性がないのは、<メタル・デビルゾア>が罠カードである<串刺しの落とし穴>によって破壊された場面を反映してのことだと思うので、うまくできていると感心しますw

迫りくる機械>でのサーチにも対応しているので、確保手段も豊富になり容易にメタル化できます。

メタル・デビルゾアX
メタル・デビルゾアX>は、レベル5以上の悪魔族モンスターをリリースした<メタル化・強化反射装甲>の効果で特殊召喚できる特殊召喚モンスターです。

手札公開した自身をデッキバウンスすることで「メタル化」罠カードをフィールドにセットすることができます。

手札からの特殊召喚にも対応してはいるものの、ディスアドバンテージは少しでも軽減させておきたいですし、即座にキーカードを確保できるので重宝する効果になります。

また<メタル・デビルゾアX>は、1ターンに2度まで相手が魔法・モンスター効果を発動した時、表側表示の相手モンスター1体を破壊する効果を持ちます。

発動したモンスター以外も対象にとれるので、手札誘発が飛んできた際にも盤面の破壊を行えるため、状況に応じたマルチな除去をしていきましょう。

リリースコストは悪魔族に限定されますが、召喚・特殊召喚が容易な<悪魔獣デビルゾア>や、召喚権を消費しない展開を有する<魔を刻むデモンスミス>を介することで苦も無く呼び出すことが可能です。

レッドアイズ・ブラックフルメタルドラゴン
レッドアイズ・ブラックフルメタルドラゴン>は、レベル5以上のドラゴン族モンスターをリリースした<メタル化・強化反射装甲>の効果で特殊召喚できる特殊召喚モンスターです。

同じ「メタル化」カテゴリ内の<メタル・デビルゾアX>と打って変わってこちらはドラゴン族に対応しています。

メタル・デビルゾアX>と同様に手札の自身と入れ替える形で<メタル化・強化反射装甲>のセットに繋げられます。

また、相手の効果発動を無効にし、相手モンスター1体の元々の攻撃力分のバーンダメージを与える効果を持ちます。

コスト消費もなく、あらゆるカード効果を無効にできることからバーン効果も併せて抑止力のある妨害要員として機能することでしょう。

メタル化・強化反射装甲>を装備するだけでも攻撃力3800となり、オマケに耐性までついているので、突破手段も限られ維持力のあるアタッカーとしても優秀です。


ポイント2:「レッドアイズ」関連で展開補助
属性・レベル・種族に着目したサポートカードで展開を補っていきます。

新規「メタル化」モンスター2種の内、<レッドアイズ・ブラックフルメタルドラゴン>に関しては「レッドアイズ」カテゴリ内にも含まれるので、その恩恵を充分に活かしていきましょう。

こちらでは<黒鋼竜>1枚からの展開をみていきましょう。

黒鋼竜1枚からの展開例
  1. 黒鋼竜>を通常召喚
  2. 黒鋼竜>で<ストライカー・ドラゴン>をリンク召喚→<黒鋼竜>効果で<レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>をサーチ
  3. ストライカー・ドラゴン>を除外し<レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>を特殊召喚
  4. レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン>効果で<黒鋼竜>を蘇生
  5. レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン><黒鋼竜>で<天球の聖刻印>をリンク召喚→<黒鋼竜>効果で<レッドアイズ・ブラックフルメタルドラゴン>をサーチ
  6. レッドアイズ・ブラックフルメタルドラゴン>効果で<メタル化・強化反射装甲>をセット
このように手札1枚からまずは1妨害を構えられます。

相手ターンに<天球の聖刻印>のバウンス効果を使用することで、上級ドラゴン族のリクルートにつなげられ、<メタル化・強化反射装甲>の発動コストを供給できます。

深淵の獣ドルイドヴルム>をリクルートすれば、特殊召喚されたモンスターの除去にもなるため、実質的に3妨害となり得ます。
黒鋼竜>1枚からと初動としても安定しているので、即座に展開できるよう<ワン・フォー・ワン>や、<灰流うらら>→<エフェクト・ヴェーラー>を介しての<スモール・ワールド>といった、リクルート・サーチ手段も採用しています。
ポイント3:既存カードを絡めた妨害展開!!
【メタル化】デッキでは、相性のいいテーマとして「デモンスミス」を採用しています。

単体でも上級以上の悪魔族を供給できますが、新規カードを絡めてより強力な妨害展開を確立していきましょう。

今回は、新規で登場したサポートカードでもある<悪魔獣デビルゾア><鋼鉄の幻想師>の計2枚からの展開例を紹介します。

◆悪魔獣デビルゾア / 鋼鉄の幻想師 計2枚からの展開例
  1. 鋼鉄の幻想師>を通常召喚→<鋼鉄の幻想師>効果で<メタル化・強化反射装甲>をセット
  2. 鋼鉄の幻想師>効果で自身の種族を悪魔族に変更
  3. 鋼鉄の幻想師>で<刻まれし魔の鎮魂棺>をリンク召喚
  4. チェーン1<悪魔獣デビルゾア>効果、チェーン2<刻まれし魔の鎮魂棺>効果を発動→<刻まれし魔の鎮魂棺>効果で<魔を刻むデモンスミス>リクルートし、自身の効果で手札から<悪魔獣デビルゾア>を特殊召喚
  5. 悪魔獣デビルゾア>効果で<メタル化・強化反射装甲>をセット
  6. 魔を刻むデモンスミス><悪魔獣デビルゾア>で<刻まれし魔の大聖棺>をリンク召喚
  7. 刻まれし魔の大聖棺>効果で<刻まれし魔の鎮魂棺><悪魔獣デビルゾア>をデッキバウンスし<死霊公爵>を融合召喚
  8. 刻まれし魔の大聖棺><死霊公爵>で<破械神王ヤマ>をリンク召喚→<破械神王ヤマ>効果で<破械神シャバラ>サーチ
  9. 死霊公爵>墓地効果で<魔を刻むデモンスミス>をサルベージ
  10. 魔を刻むデモンスミス>効果で<刻まれし魔の詠聖>をサーチ
  11. 刻まれし魔の詠聖>を発動し<魔轟神ルリー>をサーチして捨てる→<魔轟神ルリー>効果で自己蘇生
  12. 魔轟神ルリー>で<サクリファイス・アニマ>をリンク召喚
  13. 魔を刻むデモンスミス>効果で墓地の<魔轟神ルリー>をデッキバウンスし自己蘇生
  14. 刻まれし魔の大聖棺>効果で<魔を刻むデモンスミス>に墓地から装備
  15. サクリファイス・アニマ><刻まれし魔の大聖棺>で<精霊コロゾ>を特殊召喚
  16. 魔を刻むデモンスミス><精霊コロゾ>で<フルール・ド・バロネス>をシンクロ召喚
  17. 破械神シャバラ>効果で<破械神王ヤマ>を破壊し自身を手札から特殊召喚
このように1妨害に加えて<レベル5以上の悪魔族モンスター>と<メタル化・強化反射装甲>による<メタル・デビルゾアX>の召喚条件を確保できます。

今回は使用していませんが、<フルール・ド・バロネス>の破壊効果で自壊につなげ、<破械神王ヤマ>の悪魔族蘇生効果に活かしたり、<死霊公爵>の召喚権追加効果で手札次第ではさらなる展開も可能でしょう。

悪魔族主体に構築するだけでも簡単に<メタル・デビルゾアX>を呼び出せます。
まとめ
【メタル化】デッキは、最上級モンスターを展開しメタル化・強化反射装甲で強化!

【メタル化】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。

20年以上の時を経てカテゴライズされただけあって、リメイク後は大幅に強化されています。

気になる方は、ぜひ「メタル化」のデッキを組んでみてください。

以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。

posted 2024.08.02

Byにだいめ


時代は水属性に変わるのか!? シャークデッキ紹介
みなさんこんにちは、にだいめです。
今回はRAGE OF THE ABYSSで強化されましたシャークについてレビューをしていきたいと思います。パック名から彷彿とさせる約12年前に発売されたABYSS RISINGのリメイク?のパックですね。当時は水精鱗や海皇など水属性が流行っていました。

【ツイッター @nidaime1015
X(旧Twitter)でも発信していますので、よろしければご覧ください。


新規カード紹介
浮上するビッグ・ジョーズ
魔法カードを発動すれば手札から特殊召喚できるカード。条件緩いですね。
召喚・特殊召喚すればデッキから魚族のシャークをサーチできるので、<アビス・シャーク>、<ドレイク・シャーク>、<クリスタル・シャーク>のどれかをサーチすれば召喚権を使わずに展開できます。

ドレイク・シャーク
(1)効果は最近流行りのドロー以外で手札に加わるとそのまま特殊召喚できます。<浮上するビッグ・ジョーズ>や<アビスシャーク>でサーチしたいですね。
(2)効果はモンスター3体以上を素材とする水属性XモンスターをX召喚する場合、このカードは2体分のX素材にできるという珍しい効果です。これで<No.32 海咬龍シャーク・ドレイク>を出して<CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・リバイス>に繋げたいです。

ヴァーチュ・ストリーム
《魚族・海竜族・水族》の<ゴッドバードアタック>ですね。ただこの破壊効果だけでなく、(2)効果で自分のモンスターを守ったり、相手モンスターの属性を変えて妨害したりできます。時代を感じますね。

CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・リバイス
手札の魔法を捨ててランク4の「シャーク・ドレイク」Xモンスターの上にエクシーズ召喚できます。
(1)効果は素材を1つ取って相手モンスター1体の効果を無効にして攻撃力・守備力を0にします。
(2)効果は2回攻撃できて貫通効果です。自分ターンは相手に大ダメージを与えて相手ターンは妨害できるのでいつ出しても強いエースカードですね。

リヴァーチュ・ドラゴン
特殊召喚するとデッキから<ヴァーチュ・ストリーム>サーチできます。<バハムート・シャーク>から出しても効果を使えるのいいですね。
(2)効果は自分のモンスターのエクシーズ素材を取り除いて墓地の魚族・海竜族・水族モンスター1体を手札に加えられます。またはフィールドのXモンスター2体を対象として発動し、その内の1体のエクシーズ素材1つを、もう1体のX素材とします。自身の素材だけでなく他のモンスターから素材を取っていいのが結構助かります。


簡単な展開例紹介
・<時空の七皇>1枚からの動きを紹介します。
  1. 時空の七皇>を発動し、EXデッキの<No.101 S・H・Ark Knight>を見せます。<Ark Knight>と同じ属性でレベル4の<浮上するビッグ・ジョーズ>をサーチします。
  2. 浮上するビッグ・ジョーズ>(1)効果で自身を特殊召喚し、(2)効果でデッキから<アビス・シャーク>をサーチします。
  3. アビスシャーク>(1)効果で自身を特殊召喚して、デッキから<カッター・シャーク>をサーチします。
  4. カッターシャーク>を召喚し(1)効果でデッキから<揺海魚デッドリーフ>を特殊召喚します。
  5. 浮上するビッグ・ジョーズ>と<アビスシャーク>を素材にして<No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン>をエクシーズ召喚します。<カッターシャーク>と<デッドリーフ>を素材にしてもう一体の<ステルス・クラーゲン>を出します。
これにより、<ステルス・クラーゲン>が並び2妨害となります。相手によっては<深淵に潜む者>の方がいいかもしれません。
この動きでは<時空の七皇>(<浮上するビッグ・ジョーズ>)1枚から2体のエクシーズモンスターを出せるので強いのではないでしょうか?


デッキレシピ
シャーク
プレイヤー:にだいめ



せっかくなのでレシピを作ってみました。今回は<No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン>などランク4をたくさん出す構築にしてみました。他にもアーマードエクシーズを使ったり色々な構築があると思いますのでぜひ挑戦してみてください。
終わり
いかがだったでしょうか。私は色んな召喚方法の中でエクシーズは結構好きなので強化されるとうれしいですね。みなさんはどの召喚方法が好きですか?

以上ありがとうございました。

posted 2024.07.31

ByHearth


[ROTA] デッキ紹介【原石】
皆様こんにちは、Hearth(ハース)です。
今回は、2024年7月27日に発売された『RAGE OF THE ABYSS』にて登場した「原石」について紹介していきます。

通常モンスターを活用する面白いテーマとなっており、デッキの自由度も高く構築が千差万別な面白いテーマとなっておりますので、「原石」へ興味を持っている方に向けて私の考える「原石」の強みをお伝えできればと思います。

それでは早速紹介に移っていきましょう。


新規カード紹介
原石竜インペリアル・ドラゴン
このテーマのエースにして唯一のモンスター。
巷では好きな通常モンスター発表ドラゴンとも言われているカードです。

通常モンスター1体をリリースした場合のみ召喚できるレベル6モンスターで、相手メインフェイズに手札の自身を見せて「原石」モンスター1体を召喚する効果
アドバンス召喚成功時に、相手フィールドの全ての表側表示のモンスターの効果を無効にしつつ、種族か属性が、自分の墓地の通常モンスターのいずれかと同じと鳴る相手フィールドのモンスターを全て除外する効果

の2つの効果を持っています。

基本的に自分のターンでリリース素材の通常モンスターを展開し、相手のターンに1つ目の効果でアドバンス召喚。
そのまま妨害をしていくのが「原石」の基本的な動きとなります。

原石の皇脈
制約付きなものの、効果が盛られすぎているカードその1です。
永続魔法であり、貴重な初動札の1枚となります。

発動時に、デッキから同名以外の「原石」カード1枚を手札に加える効果
自分の場の通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする効果
通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動し、宣言したモンスターを手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する効果

の3つの効果を持っています。

特殊召喚効果は使用後、特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できなくなるため、他のテーマと合わせるなら意識的に「原石」の展開を後回しにする必要が出てきます。
パンプアップも2種類以上いると馬鹿にならない数値になってくる良カードです。

原石の鳴獰
効果が盛られすぎているカードその2。
基本的な初動はこちらであり、<原石の皇脈>の筆頭サーチ先です。

2000LPを払い、通常モンスターのカード名1つを宣言することで発動でき、相手ターン終了時まで、自分の宣言した通常モンスター及び自分の「原石」モンスターに戦闘態勢を付与しつつ、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、宣言したモンスターをデッキから守備表示で特殊召喚する効果
相手がモンスターを召喚した場合、墓地の自身を除外し、自分のフィールド・墓地の通常モンスター1体を対象として発動でき、そのモンスターよりも低い攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を除外する効果

の2つの効果を持ちます。

単純に展開札としてみればあの<予想GUY>を上回る性能をしており、レベルの制限なしに好きな通常モンスターを特殊召喚できるだけでも優秀なのにも関わらず、なぜか制約もなければ妨害効果もついています。

妨害効果で攻撃力を参照するため、通常召喚に反応できる点から攻撃力2000よりも高い通常モンスターを1体は採用するのが望ましいでしょう。

原石の穿光
効果が盛られすぎているカードその3。
テーマ内で運用するには個人的にはこのカードが1番強力なカードだと考えております。

同名以外の手札の「原石」カード1枚か通常モンスター1体を見せるか、場にトークンを除く、通常モンスターまたはレベル5以上の「原石」モンスターが存在する場合に、フィールドの表側表示カードを対象として発動でき、そのカードの効果を無効にし除外する効果
自分フィールドに「原石」モンスターが存在する場合、自分メインフェイズに墓地の自身をセットする効果

の2つの効果を持つ速攻魔法です。

「原石」モンスターを展開していれば、使い勝手のいい除去効果、というのが第一印象ではあるのですが、おかしいのはその再セット効果。

なぜかこの手の再セットにありがちな、2回目の使用後に除外されるという制約などは一切なく、何度も往復でこのカードを使うことができます。インフレを感じますね。

原石の号咆
現状テーマ内唯一の罠カード。
このカードに限った話ではないですが、イラストがどれも美しいのが「原石」の魅力の一つでもありますね。

通常モンスターのカード名を1つ宣言することで発動でき、そのターン、自身の宣言した通常モンスター及び自分の「原石」モンスターの戦闘で発生するダメージを0にし、自分の場にモンスターが存在しない場合、さらに宣言したモンスター1体を自分のデッキ・墓地から特殊召喚できる効果
相手ターンに墓地のこのカードを除外し、自分のフィールド・墓地の通常モンスター1体を対象として発動でき、そのモンスターより高い攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る効果

の2つの効果を持っています。

原石竜インペリアル・ドラゴン>と一緒に引き込んでいれば、最悪初動がなくても最低限展開することができ、墓地効果も非常に強力です。このカードを採用するのであれば、攻撃力0の通常モンスターを採用するのはマストと言えるでしょう。地味に同名ターン1がついてないので、複数体コントロールを奪うことも可能です。


デッキレシピ
原石
プレイヤー:Hearth

上記のデッキレシピのメインデッキに「死神ブーメラン」1枚を加えた40枚構築となります。


デッキレシピ解説
他のテーマと混ぜず、メタビートに構築を寄せた形の「原石」となっています。
通常モンスターをデッキから特殊召喚し、相手ターンに<原石竜インペリアル・ドラゴン>を効果で召喚する都合上、召喚権が余りやすいため、召喚権と引き換えに制圧能力の高い<インスペクト・ボーダー>で盤面を補強しようと考えたのが基盤となっています。

原石の穿光>などで地道にアドを稼いでいけるのがメタビートのように見えたのもこの構築のきっかけですね。


採用通常モンスターについて
正直、採用する通常モンスターに関しては環境によって変えるべきではあるので、この4枚に関しては採用しておけば2024年夏環境に対応できるだろうと考えた4枚となっております。

PSYフレーム・ドライバー
こちらは手札誘発として「PSYフレーム」を採用しても不純物になりにくいため、「原石」を使うのであればほぼ確実に採用になると思われるカードです。

守護竜ユスティア
攻撃力0、レベル2チューナー、水属性というところで採用しており、場合によっては<魔救の奇跡-ドラガイト>なども視野にいれての採用となっています。他にも攻撃力0の通常モンスターが多いので好みの枠。

死神ブーメラン / 幻殻竜
属性と種族からの採用。
PSYフレーム・ドライバー><守護竜ユスティア><><幻殻竜
この4体で、光属性・闇属性・炎属性・水属性の4属性と、サイキック族・幻竜族・ドラゴン族・悪魔族の4種族に対応できるため、環境の主なモンスターは大抵対策できるでしょう。

仮想敵としては「デモンスミス」「罪宝」「スネークアイ」「炎王」「ユベル」「天盃龍」「粛声」「ラビュリンス」「メメント」「幻奏」「海皇水精鱗」などを意識しています。おそらくこの組み合わせでかなり対応できるでしょう。


まとめ
以上で「原石」の紹介を終わります。
効果テキストを見る限り、まだまだ今後の新規に期待が持てるこちらのテーマ。
この記事の構築ならば、回し方も簡単で初心者にも一点を除き自信を持ってオススメできるテーマとなっております。

ただ唯一ネックなのが、このテーマを握ることによって意味不明な通常モンスターの所持が増えていくことでしょう。
死神ブーメランなど、見つけるだけで苦労するカードも多いでしょうし、その点でみると初期にやっていた復帰勢にオススメのデッキかもしれません。

それでは、ここまでのご拝読ありがとうございました。

また次回の記事でお会いいたしましょう。
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