遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2024.10.29
ByHearth

[SUDA] デッキ紹介【マテリアクトル】
今回は、2024年10月26日に発売された、「SUPREME DARKNESS」から、生まれ変わったといっても過言ではない「マテリアクトル」について紹介させていただきます。
今までテーマ内カードが3枚しかありませんでしたが、この度の新規でかなり強いデッキとなっていますので、ぜひとも強テーマだと認識していただければ幸いです。
それでは早速紹介していきましょう。
カード紹介
マテリアクトル・エクサレプト
新規モンスター1種類目。手札から自身を見せ、他のカードを1枚捨てることで、捨てたカード以外のレベル3通常モンスター1体をデッキ・墓地から手札に加えつつ、自身を守備表示で特殊召喚する効果と、フリーチェーンで、自身を手札から捨て、自分の場のランク3を1体対象にとり、そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで1500アップする効果を持っています。
今後「マテリアクトル」の1枚初動となるカードであり、基本的にこのカードか、既に存在している<マテリアクトル・ギガドラ>を初動に展開できます。
マテリアクトル・ゼプトウィング
新規モンスター2種類目。自分フィールドに「マテリアクトル」カードが存在する場合に、自身を手札から特殊召喚する効果と、召喚・特殊召喚・リバース成功時に、デッキから自身以外の「マテリアクトル」カード1枚を手札に加え、その後自分の墓地からレベル3通常モンスター1体を手札に加えるか、特殊召喚する効果を持ちます。
一見貫通札に見えますが、通常モンスターが墓地にいない状態で使用しても盤面があまり増えないため、この後紹介するXモンスターで特殊召喚するのが理想の形となります。サーチ先にも強力なカードが増えたので、こちらもかなり強い1枚です。
マテリアクトル・エクサガルド
新規エクシーズモンスター。これで「マテリアクトル」のXモンスターは2体目になりました。
起動効果で素材を取り除き、デッキから「マテリアクトル」モンスター1体を特殊召喚するか「マテリアクトル」魔法・罠カードをサーチする効果と、相手がモンスターの召喚・特殊召喚した場合に、自身がX素材としている「マテリアクトル」カードを含む2枚まで手札に加え、自分の墓地に通常モンスターが存在する場合、さらにフィールドのカードを1枚手札に戻す効果を持っています。
先ほど紹介した<マテリアクトル・ゼプトウィング>を特殊召喚して、墓地に通常モンスターがいれば、もう1体ランク3を立てつつ、「マテリアクトル」魔法罠も構えられる優秀なカード。除去効果も後述するカードとの相性でかなり便利です。
原質の炉心溶融
新規永続魔法。個人的にはこのカードが今回の新規で1番好きなカードです。自分メインフェイズに、自分のデッキの上からカードを6枚めくり、その中から「マテリアクトル」カード1枚を選んで手札に加えつつ、残りを好きな順番でデッキの上に戻す効果と、自分のXモンスターが効果を発動した場合に、自分のデッキの一番上のカードを自分フィールドの「マテリアクトル」Xモンスター1体のX素材とする効果を持っています。
どちらもデッキトップを操作するカードですが、手札に回収する方の効果は、事実上の<金満で謙虚な壺>なので、初動としてかなりの安定度が高まります。が、このカードの真価は残りの部分にあります。
素材に吸収する効果は、<マテリアクトル・エクサガルド>と組み合わせることで、(1)の起動効果でデッキトップにカードを仕込んでから、(2)の効果で<マテリアクトル・エクサガルド>の素材にし、相手の召喚・特殊召喚に合わせてバウンスしながら手札誘発などを回収することができます。他にも、サーチを後回しにしておいて、盤面の余ったレベル3を使い<エクシーズ・アーマー・トルピード>の効果を使って確定でドローすることもできます。
原質の臨界超過
新規カウンター罠。正直このカードがないと妨害が心もとないので、真っ先にサーチするカードになります。モンスターの効果・魔法・罠が発動したときに、自分フィールドの「マテリアクトル」XモンスターがX素材としている自分のカード1枚を手札に加え、その発動を無効にしつつ、手札に加えたカードの種類によって変わる効果を持っています。
- モンスターの場合、自身の手札を1枚選んでデッキの下に戻す。
- 魔法の場合、自分フィールドの「マテリアクトル」Xモンスターの攻撃力は1000アップする。
- 罠の場合、この効果で手札に加えたカードを自分フィールドにセットする。
デッキレシピ
マテリアクトル
プレイヤー:Hearth
モンスター
計27枚
エクストラデッキ
計15枚
デッキレシピ紹介
殆ど混ぜ物なしで組んだ「マテリアクトル」になります。一部「ゴブリンライダー」も混ざっていますが、「マテリアクトル」として手札に素材を回収するというところに着目し、手札誘発カードを多めに採用しています。
通常モンスターとしては、同弾に収録された<運否の天賦羅-EBI>を採用することを推奨します。
基本的に通常モンスターであればなんでもいいのですが、<運否の天賦羅-EBI>50%で盤面に特殊召喚できます。
他のカードだと0%なので、このカードの圧倒的な優位性が伝わったことでしょう。
展開紹介
<マテリアクトル・ギガドラ>と手札コストによる展開ルートを紹介いたします。マテリアクトル・ギガドラ+手札コスト1枚からの展開例
- <マテリアクトル・ギガドラ>を通常召喚。効果で手札を1枚捨て、デッキから<運否の天賦羅-EBI>を特殊召喚。
- 2体で<マテリアクトル・エクサガルド>をX召喚。効果で、<運否の天賦羅-EBI>を墓地へ送りつつ、デッキから<マテリアクトル・ゼプトウィング>を特殊召喚。
- <マテリアクトル・ゼプトウィング>の効果で、<原質の臨界超過>をサーチしながら、<運否の天賦羅-EBI>を墓地から特殊召喚。
- レベル3の2体で<百鬼羅刹-巨魁ガボンガ>をX召喚。効果で<百鬼羅刹 特攻ダグ>をサーチ。
- <百鬼羅刹 特攻ダグ>を<百鬼羅刹-巨魁ガボンガ>の素材を取り除いて特殊召喚。効果で<百鬼羅刹大収監>をサーチ。
- <百鬼羅刹 特攻ダグ>をリリースし、<百鬼羅刹大収監>の効果で、デッキから<百鬼羅刹 爆音クラッタ>を特殊召喚。
- <百鬼羅刹 爆音クラッタ>の効果で、墓地の<百鬼羅刹 特攻ダグ>を特殊召喚。
- レベル3の2体で<エクシーズ・アーマー・トルピード>をX召喚し、起動効果で1ドロー。 (ワンポイント:<エクシーズ・アーマー・トルピード>X召喚時点で<原質の炉心溶融>の(1)の効果が未使用なら、使うことでデッキトップ6枚から任意のカードをドローできる。)
- <エクシーズ・アーマー・トルピード>と<百鬼羅刹-巨魁ガボンガ>で<FNo.0 未来皇ホープ>から<FNo.0 未来龍皇ホープ>までX召喚。
- <原質の臨界超過>をセットしてエンド。
まとめ
以上で「マテリアクトル」の紹介を終わります。X素材を回収して上手く活用するという、他のXテーマにないトリッキーな動きをする「マテリアクトル」
光物のカードもあまり多くないため、少し特殊なデッキを握りたいと考えている方は、ぜひ購入してはいかがでしょうか?
それでは、ここまでのご拝読ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
posted 2024.10.25
Byメカヲタ

スペース・オマジナイ・ウサギ採用【原石青眼】デッキ紹介
今回は「トーナメントパック2024 Vol.4」収録の<スペース・オマジナイ・ウサギ>を採用した【原石青眼】をご紹介します。
ストラクチャーデッキ「青き眼の光臨」で強化された【青眼】の詳細については別記事をご覧ください。
デッキ紹介 ストラク3箱+1枚【青眼の白龍】
「原石」は「RAGE OF THE ABYSS」で登場した通常モンスターをサポートするテーマで、通常モンスターを盤面に供給しつつそれをリリースしてドラゴン族の<原石竜インペリアル・ドラゴン>をアドバンス召喚して妨害していくデザインになっています。 ただ、<原石竜インペリアル・ドラゴン>を採用せずに通常モンスター供給ギミックとしても使用でき、環境ではレベル8以上を特殊召喚できる<予想GUY>のような使われ方をしています。
<原石の鳴獰>が速攻魔法なので<予想GUY>と併用できるのも嬉しいポイント。
【青眼】で採用される通常モンスターは<青眼の白龍>はもちろんのこと、レベル1チューナーという点で<ガード・オブ・フレムベル>が採用されていましたが、<スペース・オマジナイ・ウサギ>の登場によって魔法使い族・光属性・レベル1・チューナーというステータスを活かした構築ができるようになりました。
今回はその点を意識して【原石青眼】を構築してみようと思います。
デッキレシピ
まずはデッキレシピから。原石青眼
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計20枚
エクストラデッキ
計15枚
「原石」ギミックとして<原石の皇脈>と<原石の鳴獰>をフル投入し、最低限の盤面を保証できるようにしています。
また、魔法使い族・光属性・レベル1・チューナーという恵まれたステータスを活かし、<レスキューヘッジホッグ>も初動として組み込みました。
「原石」や<レスキューヘッジホッグ>の動きだしに対する妨害への相性のよさから、誘発として<PSYフレームギア・γ>も採用しています。
それ以外の構築内容に関しては、通常の【青眼】と大差ありません。
展開ルート解説
展開ルートの一部について解説。レスキューヘッジホッグ1枚+コストから
- <レスキューヘッジホッグ>を召喚し効果を発動、<白き乙女>と<スペース・オマジナイ・ウサギ>を特殊召喚
- <白き乙女>を素材に<青き眼の精霊>をL召喚し、<光の霊堂>をサーチ
- モンスターを対象に<光の霊堂>の効果を発動し、<青眼の白龍>を墓地へ送る
- <青き眼の精霊>で墓地の<青眼の白龍>を蘇生し、<白き乙女>を自己蘇生
- <白き乙女>の効果で<真の光>を置き、<青き眼の祈り>をセット
- <青き眼の祈り>で<青き眼の賢士>と<青眼龍轟臨>をサーチ
- 墓地の<青き眼の祈り>を除外して<青眼の白龍>に<真青眼の究極竜>を装備
- <青眼龍轟臨>で<ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン>を特殊召喚
- フィールドの<スペース・オマジナイ・ウサギ>と<青眼の白龍>で<青眼の精霊龍>AをS召喚
- <青き眼の賢士>を召喚して<エフェクト・ヴェーラー>をサーチ
- <青き眼の賢士>と<ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン>で<青眼の精霊龍>BをS召喚
- <青眼の精霊龍>Aの効果で<青眼の究極霊竜>を特殊召喚
- <青眼の精霊龍>Bの効果で<赤き竜>を特殊召喚し、その効果で<聖コウ神竜 スターダスト・シフル>を特殊召喚
<青眼の究極霊竜>と<聖コウ神竜 スターダスト・シフル>の妨害に、<真の光>によるリソースを残した形です。
原石の皇脈1枚から
- <原石の皇脈>を発動し<原石の鳴獰>をサーチ
- <原石の鳴獰>を発動して<スペース・オマジナイ・ウサギ>を特殊召喚
- <青き眼の精霊>をL召喚し<光の霊堂>をサーチ
- <光の霊堂>で<青眼の白龍>を墓地へ送り、<青き眼の精霊>で特殊召喚
- <原石の皇脈>で<スペース・オマジナイ・ウサギ>を特殊召喚し、<青眼の精霊龍>をS召喚
<青眼の精霊龍>自体も一応妨害を持つため、ギミック側の初動がない時にしてはまずまずの展開です。
レスキューヘッジホッグ+原石の皇脈+コストから
- <原石の皇脈>を発動して<原石の鳴獰>をサーチし、それを発動して<青眼の白龍>を特殊召喚
- <レスキューヘッジホッグ>で<スペース・オマジナイ・ウサギ>と<白き乙女>を特殊召喚
- <青眼の精霊龍>AをS召喚し、残った1体で<青き眼の精霊>をL召喚して<光の霊堂>をサーチ
- <青き眼の精霊>で<青眼の白龍>を蘇生し、<白き乙女>を自己蘇生
- <光の霊堂>の効果を<白き乙女>を対象に発動し、<スペース・オマジナイ・ウサギ>を蘇生して<PSYフレーム・ドライバー>を墓地へ送る
- <白き乙女>の効果で<真の光>を置き、<青き眼の祈り>をセット
- <青き眼の祈り>で<青き眼の賢士>と<白き龍の威光>をサーチ
- <青き眼の賢士>を召喚して<エフェクト・ヴェーラー>をサーチ
- <スペース・オマジナイ・ウサギ>と<青眼の白龍>で<青眼の精霊龍>BをS召喚
- <青眼の精霊龍>Aの効果で<青眼の究極霊竜>を特殊召喚
- <青眼の精霊龍>Bの効果で<赤き竜>を特殊召喚し、その効果で<聖コウ神竜 スターダスト・シフル>を特殊召喚
- <原石の皇脈>で<青眼の白龍>を特殊召喚し、<青き眼の賢士>と<青眼の精霊龍>CをS召喚
<白き龍の威光>による妨害もあるため、組み合わせとしてはかなり伸びる部類です。
<原石の皇脈>による特殊召喚後は、フィールドの特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない点に注意。 ストラクチャーデッキから躍進し結果を残すようになった【青眼】ですが、「原石」によりバニラであることを活かした構築もできるようになりました。
もう少し通常モンスター軸に寄せれば、<スキルドレイン>や<暴君の暴言>といったカードを投入して【メタビート】に寄せた構築もできます。
カードプールが広く、通常モンスターを主体にすることから構築の幅が広いのも、【青眼】の魅力だと思います。
みなさんもぜひ、自分の好きな【青眼】の構築を探してみてください。
ありがとうございました。
posted 2024.10.24
ByHearth

トーナメントパック新規!「スペース・オマジナイ・ウサギ」カード紹介
皆様、カードショップのイベントには参加されていらっしゃるでしょうか?
遊戯王の日やランキングデュエルなど、私もどうしてもオフラインで遊戯王をしたいときや景品が欲しい時に参加しているのですが、そこでもらえるトーナメントパックというものがあります。
過去のカードが再録されたものばかりで、中にはレアカードもあるトーナメントパック(私は一度もレアカードを引き当てたことがありませんが)。そちらでは最近、謎に通常モンスター推しが続いています。
今回は、そんなトーナメントパックで現在入手できる<スペース・オマジナイ・ウサギ>についての紹介です。
カード紹介
スペース・オマジナイ・ウサギ
レベル1、光属性、魔法使い族、攻撃力0、守備力1500のチューナーモンスターです。こんなバニラに何を一記事を、と思うかもしれませんが、このカードはステータスが恵まれていることで組み込めるデッキが多く、かなり面白い1枚となっています。早速見ていきましょう、
(1)レベル1・チューナー
レベル1のチューナーと言えば、様々なカードが思い浮かぶと思いますが、ことバニラモンスターとなると、現状で3体しか存在していません。<スペース・オマジナイ・ウサギ>のほかには<ウォーター・スピリット>と<ガード・オブ・フレムベル>の2体です。
この時点でかなり希少なカードですね。同じレベル1チューナーバニラの2体とは、その他すべてのステータスが異なっているので十分差別化が可能です。(2)光属性・魔法使い族
光属性・魔法使い族というと、最近だと「白き森」を筆頭に、魔法使い族テーマで見られがちな属性と種族の組み合わせですね。「白き森」ではサーチや特殊召喚などに対応しているため、触れやすいモンスターとなっています。
(3)レベル1・光属性・チューナー
直近で強化を貰った「青眼」のサポートカードである「青き眼」たちと同じステータスをしています。<青き眼の精霊>のリンク素材に活用するというのが、このカードの一番見られる使い道でしょう。(4)通常モンスター・攻撃力0
<おもちゃ箱>のように、バニラかつ攻撃力を参照するカード群の中で、攻撃力0というのは特筆すべき特徴です。
特に最近登場した「原石」の<原石の号咆>は、墓地効果で、自分の墓地の通常モンスターの攻撃力を参照し、その攻撃力より高い攻撃力を持つ相手モンスターのコントロールを奪う効果を持っているため、攻撃力0との相性は抜群です。(5)魔法使い族・守備力1500
いわゆる「霊使い」ステータスの守備力側にだけ該当しており、<大霊術-「一輪」>や<憑依連携>や<憑依解放>に対応しているため、「霊使い」デッキでの採用も検討できます。
そのほかにも<レスキューヘッジホッグ>にて光属性・魔法使い族レベル1がリクルートできるようになったり、「青眼」の出張ギミックが作られたりと、その個性を活かす手段はかなりあります。
実際に実例を見ていきましょう。青眼出張
<スペース・オマジナイ・ウサギ>を活かした「青眼出張」とは、場に<青眼の白龍>と<光の霊堂>と<滅びの爆裂疾風弾>を確保する出張セットです。- <スペース・オマジナイ・ウサギ>1体で<青き眼の精霊>をL召喚。
- <青き眼の精霊>の効果で<光の霊堂>をサーチし、発動。
- <光の霊堂>の効果で<青眼の白龍>を墓地へ落とす。
- <青き眼の精霊>をリリースし<青眼の白龍>を特殊召喚。
モンスター2枚
<スペース・オマジナイ・ウサギ>1枚
<青眼の白龍>1枚
魔法2枚
<光の霊堂>1枚
<滅びの爆裂疾風弾>1枚
EX1枚
<青き眼の精霊>1枚
しかし、これだけならば、レベル4以下のドラゴン族・魔法使い族ならどのカードでも問題なくこなせます。
この出張の真骨頂は、召喚権を使わない手段がいくつかあるということです。
バニラであるため、各種「原石」魔法での特殊召喚や<予想GUY>に対応しているため、デッキスロットに余裕があるなら、召喚権を使わずに、展開に貫通力を持たせることができるのが強みです。 しかも<原石の鳴獰>から入れば、1枚妨害が増えるので、より盤面を強固にできます。
特にこの出張は「青眼」「センチュリオン」「白き森」で役に立つでしょう。
相性の良いデッキタイプ
青眼との相性
そもそも展開パーツが【青眼】のカードであるため無理なく入ります。現状の【青眼】は初動が増えたものの、最初の初動に妨害を打たれると展開しにくいという状況であり、そこを補う貫通札となるのです。また、初動の枚数を増やすカードとして<レスキューヘッジホッグ>を採用するパターンもあります。
センチュリオンとの相性
【センチュリオン】がシンクロテーマであるため、チューナーであることも活かしやすく、何より召喚権を使わずにレベル8を供給できる点で、展開の最大値を伸ばしやすくなっています。場面によってレベル5シンクロやレベル9シンクロも使うことができるようになるため、枠相応の柔軟性を手できることかと存じます。
白き森との相性
<白き森のアステーリャ>の特殊召喚に対応しているほか、【白き森】が展開に際して場の魔法カードを墓地へ送ることで展開するテーマのため、<光の霊堂>と<滅びの爆裂疾風弾>の2枚をコストに用意できるのがグッドポイント。召喚権を使わないで<原石の皇脈>から入った場合、3枚分の魔法を確保できるためかなり「白き森」側の展開が楽になるでしょう。こちらもシンクロテーマのため、無理なくシンクロモンスターが入るのも相性がいいです。
デッキレシピ
白き森
プレイヤー:Hearth
モンスター
計19枚
魔法
計17枚
エクストラデッキ
計15枚
先ほども説明した、出張カードを混ぜた「白き森」となっています。
【原石】のカードを用い、【青眼出張】の際に記した方法で、召喚権を使わずに、魔法カードを2~3枚供給することでコストを存分に確保できる、という算段です。
基本的な展開は混ぜ物のない「白き森」と同じですので、こちらの記事を拝読くださいませ。
まとめ
以上のような形で様々なデッキに入れることができます。今後も強化が確定している「原石」や「白き森」以外にも恵まれたステータスのため、どこかで化ける可能性はまだまだあるでしょう。
このカードをもしトーナメントパックから引き当てたら、大切に取っておくのもいいかもしれませんね。
それでもここまでのご拝読ありがとうございました。
また次回の記事でお会いいたしましょう。