遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2019.09.27
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回はEXTRA PACK 2019収録のカードの中で、発売して今日までに売れたカードをランキング形式でまとめました!
それではどうぞ!
販売ランキングTOP3
![]() | 第3位 |
---|---|
<SEクロノダイバー・パーペチュア> | |
サイキック族/エクシーズ |
第3位はクロノダイバー・パーペチュア!
(1)の効果で<クロノダイバー・リューズ>等を蘇生させて手札を稼ぎつつ、
(2)の効果で<クロノダイバー・リダン>のX素材を増やすという理想的なサポート役です。
Xモンスターを2体並べるには一度墓地に送って蘇生したりLINK-2以上のモンスターでXモンスターを出せる場所を増やす必要がありますが、(1)でリダンを蘇生する事もできる為、他の手札や状況次第で動きを変える柔軟性もありますね。
![]() | 第2位 |
---|---|
<UR未界域のジャッカロープ> | |
獣族/効果 |
第2位は未界域のジャッカロープ!
未界域という「手札から捨てられると効果が発動するテーマ」自体が暗黒界、魔轟神とも相性がよく、それらのカードも交えて手札交換しながら盤面を増やしていく非常に効率的な展開を行う形が流行していますね。
(1)の効果で捨てられるカードが自身でも他のカードでも場のモンスター1枚分になり、(1)の効果には回数制限が無い事が非常に強力です。
![]() | 第1位 |
---|---|
<UR原始生命態ニビル> | |
岩石族/効果 |
第1位は原始生命態ニビル!
ゲーム環境に一石を投じる期待の新カードです。一石と言うにはサイズが大きすぎるかも知れませんが。
大量に特殊召喚を繰り返した展開デッキ相手に、そのモンスター全てを破壊ではなく対象も取らずにフィールドからどかす事が出来るようになりました。
相手のモンスターを除去して相手の場に出すという点は「壊獣」に近い特性を持っていますが、場のモンスター全てをリリースしている点が非常に強力です。
トークンのステータスが非常に高くなっている可能性が高いので、ニビルの効果を使用した後にトークンを処理できるカードと一緒に使うと尚良いですね。
今回の販売ランキングは以上になります。
ではまたヾ( ´ー`)ノ
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posted 2019.09.18
BySaint-A

「サンダー・ドラゴン(中編)」
目次
1.サンダードラゴンの強みと弱み2.構築
3.主要カードの紹介
4.展開パターン
5.環境テーマへの立ち回り
6.終わりに
4.展開パターン
サンダードラゴンの展開パターンは多岐に渡ります。<闇の誘惑>が絡まない2枚初動のパターンだけで34通りありました(個人調べ)
そりゃ回すの難しいって敬遠されがちですよね(笑)
そこで今回は、悩みがちな具体例をいくつかピックアップして解説します。
ポイントは「各サンダードラゴンの効果を毎ターン全部使うこと」です!
僕自身頭が固いので、他にもっと柔軟な展開がありましたらこっそり教えて下さい...。
チェーン1:<雷電>EF→<雷鳥>サーチ
チェーン2:<雷獣>EF→<雷源>SS

1-2:<雷鳥>EF→<雷電>SS、<雷源>→<超雷>SS、<雷源>EF→<雷源>サーチ

制限改定による変更点:<雷鳥>EFでSSするモンスター
改定前:<雷獣>
改定後:<雷電>
<雷鳥>と<超雷>規制前は、返しのターンで1ターンキルされるのを防ぎつつリソースを維持するため<雷獣>をSSしていました。<雷獣>が倒されても<雷鳥>をSSでき、さらに倒されたら手札交換で次のターンに備えられ、倒されなければ<雷鳥>が手札に来るため次のターンまた動けていました。しかしながら制限改定で<雷鳥>と<超雷>が制限になってしまったため、この動きはできなくなりました。
規制後は、<超雷>が倒されても<雷龍融合>にアクセスして巻き返せるように<雷電>をSSしています。
また、墓地に<雷鳥>があるため、<孤高>が破壊された場合に<雷獣>を除外から手札に回収できるのも優秀ですね。
仮に何も倒されないで自分のターンが帰ってきた場合、
(1)そのまま戦闘でライフを取る(最大5900+500)
(2)<超雷><雷神><孤高>まで展開して1キルを狙う
(3)<混沌の戦士 カオス・ソルジャー>(耐性あり)<雷神><孤高>
(3)'<混沌の戦士 カオス・ソルジャー>(耐性あり)<雷神><超雷>
(4)<召命の神弓-アポロウーサ(素材4)><雷神>
以上の4択から、ドローを考慮しないでも選ぶ事ができます。
<超雷>+<雷電>→<常夏のカミナリサマー>SS、
<雷電>EF→<雷龍融合>サーチして発動(<超雷><雷源><雷鳥>を戻す)→<雷神>SS

<雷源>EF→<雷神>ATK+500(雷神の(1)が誘発)
<常夏のカミナリサマー>→<超雷>SS
相手の場に何もいなければ、2600+3700+1700=8000で1キル

<雷源>NS、<超雷>+<雷電>+<雷源>→<混沌の戦士 カオス・ソルジャー>SS
チェーン1:<雷源>EF→<雷源>サーチ
チェーン2:<雷電>EF→<雷龍融合>サーチ

<雷龍融合>発動(<超雷><雷源><雷源>戻す)→<雷神>SS

バトルフェイズ <孤高>自壊(EF→BNの<雷獣>を手札に回収)
メインフェイズ2 <雷獣>EF→<雷鳥>を手札に回収(雷神の(1)が誘発)、<雷鳥>EF→<雷電>SS(雷神の(1)が誘発)、<雷電>→<超雷>SS

<雷源>NS、(<超雷>+<雷電>+<雷源>+<孤高>)→<召命の神弓-アポロウーサ>SS
チェーン1:<雷源>EF→<雷源>サーチ
チェーン2:<雷電>EF→<雷龍融合>サーチ
<雷龍融合>発動(<超雷><雷源><雷源>を戻す)→<雷神>SS

(3)(4)ともに、次のターンに<灰流うらら>がなければ、<雷龍融合>で<雷劫>をサーチ。
相手ターンの妨害用に使用した<雷源>と<雷電>をBNして展開できるのもいいですね。
以上の展開例を頭にインプットした上で、実際の試合中に考えるべき大切なことの一つは手札誘発のケアです。
今回挙げた具体例で、手札誘発に焦点を当てた上で再度考えてみましょう。
具体例1:孤高+雷電の場合
<孤高>NS・・・<エフェクト・ヴェーラー>をチェック
チェーン1:<雷電>、2:<雷獣>・・・チェーンの順番で<灰流うらら>を打たせない
<雷獣>EF・・・<増殖するG>をチェック
<雷鳥>EF・・・<屋敷わらし><PSYフレームギア・γ>をチェック
となり、先ほどの具体例が通っているならば、相手の手札には
<エフェクト・ヴェーラー>、<灰流うらら>(どちらか1枚だけある可能性は考慮すべき)、<増殖するG>、<屋敷わらし>、<PSYフレームギア・γ>、これらのカードが無いと推測できます。
相手のターンの裏目としては<無限泡影>が挙げられ、<超雷>が処理されてしまう可能性があります。
この場合、<雷電>を相手に破壊してもらってダメージステップ中に<雷龍融合>をサーチ、もしくは次の自分のターンに <雷源>NS+<雷電>→<常夏のカミナリサマー>リンク召喚
チェーン1:<雷電>EF→<雷龍融合>サーチ
チェーン2:<雷源>EF→<雷源>サーチ
で<灰流うらら>をケアしながら再度展開することができます。
<雷龍融合>に<屋敷わらし>を発動された場合は、相手のトップor<幻創龍ファンタズメイ>で引かれたはずなので割り切りましょう。
また、具体例1の<雷獣>に<増殖するG>を発動された場合、
チェーン1:<雷電>EF→<サンダー・ドラゴン>サーチ
チェーン2:<雷獣>EF→<雷鳥>SS
<サンダー・ドラゴン>EF→<サンダー・ドラゴン>×2枚サーチ

<雷鳥>→<超雷>SS、<雷鳥>EF→<サンダー・ドラゴン>2枚含めて手札交換効果

と展開方法を変更することで、相手は<増殖するG>の2枚ドローで+1枚、自分は<サンダー・ドラゴン>2枚サーチ(を何らかのカードと交換)で+1枚となり相手とのアド差を広めずに返すことができます。
<雷鳥>の手札交換効果に<灰流うらら>を発動されたら、「こっちの方が枚数は多いもん!」と自分を励ましましょう。
チェーン1:<雷獣>EF(※2)→<雷電>SS
※1<エフェクト・ヴェーラー><無限泡影>をチェック
※2<増殖するG><灰流うらら>をチェック

<雷電>→<超雷>SS、<雷電>EF(※3)→<雷龍融合>サーチ、<雷鳥>EF(※4)→<雷電>SS
※3<増殖するG>のドローに<灰流うらら>があるかをチェック
※4<増殖するG>が発動されていたらやらない)

<雷電>EF→<雷劫>or<雷獣>(※5)
※5<雷電>のサーチ先は、相手の場に<雷劫>で破壊できるモンスターがいるかどうかで変わります。

<雷龍融合>発動(<超雷><サンダー・ドラゴンB><サンダー・ドラゴンC>を戻す)(※6)→<雷神>
※6<屋敷わらし>をチェック
<サンダー・ドラゴンA>EF→同名(B)サーチ(雷神の(1)が誘発)
<サンダー・ドラゴンB>EF→同名(C)サーチ(雷神の(1)が誘発)

<雷劫>SS(<雷電>+<雷鳥>BN)
<常夏のカミナリサマー>→<超雷>SS

<雷龍融合>発動(<超雷><サンダー・ドラゴンB><サンダー・ドラゴンC>を戻す)(※6)→<雷神>
※6<屋敷わらし>をチェック
<サンダー・ドラゴンA>EF→同名Bサーチ(雷神の(1)が誘発)
<サンダー・ドラゴンB>EF→同名Cサーチ(雷神の(1)が誘発)

モンスター数よりも耐性ありの高打点モンスターの方が刺さるなら、
<孤高><雷電><雷神>→<混沌の戦士 カオス・ソルジャー>リンク召喚
<雷電>EF→<雷劫>サーチ
<雷劫>SS(<雷鳥>+<雷電>BN)
<雷鳥>EFで手札交換(雷神の効果が効かない場合サンダー・ドラゴンを2枚にしておくと尚良い)

<孤高>NS→EF(コスト<サンダー・ドラゴン>BN)←<エフェクト・ヴェーラー>

<雷鳥>EF→<サンダー・ドラゴン>SS、<サンダー・ドラゴン>→<超雷>SS

<太陽>NS&EF→<雷源>GY、<太陽>→<超雷>SS

<雷神>SS(<超雷>+<雷獣>BN)、<雷獣>EF→<雷電>SS

(<雷神>+<雷電>)→<常夏のカミナリサマー>SS、<雷電>EF→<雷龍融合>サーチ
<雷龍融合>発動(<超雷><雷神><サンドラ>を戻す)→<雷神>SS

<サンダー・ドラゴン>EF→同名サーチ(雷神(1)が誘発)、<雷神>EF→対象自身→(2)で<太陽><雷源>BN
<雷源>EF→同名サーチ
<常夏のカミナリサマー>→<超雷>SS


→<超雷>をSSして終了
<サンダー・ドラゴン>EF→同名1枚サーチ
<太陽>NS&EF(←<幽鬼うさぎ>)、<太陽>&<雷鳥>GY
<雷獣>EF→<雷鳥>回収
<雷鳥>EF→<雷獣>SS→<超雷>SS

→<雷神>の2妨害にプラン変更
<サンダー・ドラゴン>EF→同名1枚サーチ
<太陽>NS&EF→<雷源>GY、<太陽>→<超雷>SS

<雷神>SS(<超雷>+<雷獣>BN)、<雷獣>EF(←<増殖するG>)→<雷電>SS
エンドフェイズ→<雷電>を手札に回収

チェーン1:<雷電>EF、相手にチェーンが無ければチェーン2:<雷神>(1)EF
チェーン2解決 <雷神>自身を破壊し(2)で墓地から<太陽><雷源>BN、チェーン1解決 同名(雷電)サーチ
<雷源>EF→同名サーチ

→<雷神>の1妨害にプラン変更
<サンダー・ドラゴン>EF→同名1枚サーチ
<太陽>NS&EF→<雷源>GY、<太陽>→<超雷>SS
<雷神>SS(<超雷>+<雷獣>BN)、<雷獣>EF(←<灰流うらら>)

チェーン1:<サンダー・ドラゴン>EF→相手にチェーンなければチェーン2:<雷神>(1)EF→自身破壊に(2)を適用(<太陽><雷源>BN)
<雷源>EF→同名サーチ

<サンダー・ドラゴン>EF→同名1枚サーチ
<太陽>NS&EF→<雷源>GY、<太陽>→<超雷>SS
<雷神>SS(<超雷>+<雷獣>BN)、<雷獣>EF→<雷電>SS
<雷神>+<雷電>→<常夏のカミナリサマー>SS
チェーン1:<雷電>EF(→<雷龍融合>サーチ)、チェーン2:相手の<幻創龍ファンタズメイ>
<雷龍融合>EF(<超雷><雷神><サンドラ>戻す)→<雷神>SS

<サンダー・ドラゴンA>EF→(相手にチェーンなければ)→<雷神>EF→<幻創龍ファンタズメイ>破壊→同名Bサーチ
<サンダー・ドラゴンB>EF→(相手にチェーンなければ)→<雷神>EF→対象自身→GYの<太陽><雷源>BN→同名Cサーチ
<雷源>EF→同名サーチ
<常夏のカミナリサマー>→<超雷>SS

・<雷龍融合>に<屋敷わらし>を発動された場合
相手ターン中に<常夏のカミナリサマー>で<雷電>を蘇生して再度リソースを回復しましょう。
※<太陽>で<ライオウ>を墓地に置く選択肢が取れるなら、ここで誘発をケアして妨害を構えることもできます。
各デッキ相手に対する立ち回りを解説する後編へ続きます。
posted 2019.09.18
BySaint-A

「サンダー・ドラゴン(後編)」
目次
1.サンダードラゴンの強みと弱み2.構築
3.主要カードの紹介
4.展開パターン
5.環境テーマへの立ち回り
6.終わりに
5.環境テーマへの立ち回り

7月制限を象徴する環境トップの展開系テーマです。
1本目先攻を取ることができたら、なによりも<超雷>を優先的にSSします。サーチ封じ+戦闘効果破壊耐性がかなり強力なため、相手の解決策を絞らせ的確に手札誘発を当ててターンを返してもらいましょう。相手のリソースを枯らした上で、長期戦に持ち込まめばサンドラ側の流れに持ち込めます。
主な解決策は、
(1)<エクリプス・ワイバーン>からの<終焉龍 カオス・エンペラー>
(2)<守護竜アガーペイン>からの<えん魔竜レッド・デーモン・アビス>
(3)<ストライカー・ドラゴン>or<ヴァレルソード・ドラゴン>との<マグナヴァレット・ドラゴン>
(4)相手ターン中に対象取らないバウンスが可能な<天球の聖刻印>
が存在します。
基本的にモンスター効果によるものですので<エフェクト・ヴェーラー>や<無限泡影>を合わせたり、この解決策にたどり着かないように他の誘発を合わせます。
1本目後攻は<増殖するG>が通ることをお祈りしましょう。ハンデスされても墓地で発動する<雷龍融合>や最後の手札としての<雷劫>を合わせて切り返すことも可能かもしれませんが、要求値が高く展開を眺めるのに時間もかかるので、場合によっては早く畳んで2本目以降に時間を使った方が有意義だと僕は思います。
2本目以降はサイドチェンジで先攻なら<超融合><大捕り物><激流葬><王宮の勅命><虚無空間>などの強力な魔法罠、また後攻では<アーティファクト-ロンギヌス><応戦するG>などの手札誘発を意識します。<超融合>があると効果だけでなく打点を越えるのが大変な<えん魔竜レッド・デーモン・アビス>と<ヴァレルロード・S・ドラゴン>を捲ることも可能です。

<魔鍾洞><メタバース>が規制され、代わりに<センサー万別>がドラゴンリンク対策として採用されるようになりました。<センサー万別>下で閃刀姫モンスターを処理する手段は<孤高><幻創龍ファンタズメイ><超雷>or<雷劫>or<雷獣>の高打点モンスターによる処理。<センサー万別>自体の処理手段は、<トロイメア・フェニックス>or<雷神>の破壊効果です。すでに場に表側で雷族モンスターが存在する場合は<サンダー・ドラゴン><雷電><雷獣><雷鳥>を裏向きでセットしてから、<雷龍融合>で<雷神>をSSして破壊効果を狙いに行きます。
序盤は相手の<無限泡影><閃刀機-ウィドウアンカー>の枚数を読みつつ、<超雷>と<幻創龍ファンタズメイ>を中心に閃刀姫モンスターを処理するのに重点を置きます。中盤以降は相手の魔法が溜まって自らのモンスターを奪われて1キルされてしまいますので、耐性のある<双穹の騎士アストラム>や<混沌の戦士 カオス・ソルジャー>にまとめ、相手が処理するために動いてきた<星杯戦士ニンギルス>に誘発を当て返しのターンでライフを取りきります。相手の<閃刀機-シャークキャノン>で自らの手札誘発(チューナー)が奪われ<水晶機巧-ハリファイバー>から展開される恐れがありますので、<雷劫>で除外するコストは極力誘発にしておくと無難です。

<超雷><雷神>の処理がお互いに大変なゲームです。<無限泡影>がメインから存在する場合は比較的簡単になりますが、無い場合は工夫が必要になります。
よくある処理手段は、
(1)<太陽>+<雷劫>or<雷鳥>→<セキュリティ・ドラゴン>+<サクリファイス・アニマ>→<トロイメア・ユニコーン>
(2)相手の場に<孤高>orその他3000以下のモンスターがいたら<混沌の戦士 カオス・ソルジャー>
(3)<ヴァレルロード・ドラゴン>で奪う
(4)相手ターンのメイン中に<エフェクト・ヴェーラー>を発動し、そのターン中に<雷神>の効果で破壊する
だいたいこの4択だと思われます。
メイン戦では特に<幻創龍ファンタズメイ>の存在がありますので、(1)ではいきなり<トロイメア・ユニコーン>を目指すことも多いです。
また、相手が先に<ヴァレルロード・ドラゴン>で<超雷>を奪って返した場合の処理手段は、
(1)混沌の戦士 カオス・ソルジャーで返す
(2)ヴァレルロード・ドラゴンで返す
(3)<ヴァレルロード・ドラゴン>のみ処理→<雷神>を2回起動
(4)<ヴァレルロード・ドラゴン>のみ処理→打点をあげた<雷劫>の攻撃
(5)<双穹の騎士アストラム>で返す
とあり、以下に手順を記載します。
展開:
<太陽>NS、EF→融合素材や<雷劫>のコストなど。
<雷龍融合>発動→<雷神>SS
<太陽>EF→トークンSS
<太陽>+トークン+<雷神>→<カオソル>SS
<カオソル>で<超雷>に攻撃、<カオソル>EF→<ヴァレルロード・ドラゴン>除外
展開:
<太陽>NS、EFは任意
<雷劫>SS、コスト<雷獣>+何か
<雷獣>EF→適当なサンドラSS、<太陽>EF→トークンSS

<太陽>+<リンクリボー>(元トークン)(※2)+<雷劫>+適当なサンドラ→<ヴァレルロード・ドラゴン>
<ヴァレルロード・ドラゴン>で相手の<ヴァレルロード・ドラゴン>に攻撃→EFで奪う→奪った<ヴァレルロード・ドラゴン>EF→<超雷>も奪い返す
(※1)<雷劫>の代わりに<雷鳥>(<雷獣>を蘇生する)でも可。
(※2)太陽+トークンで<カミナリサマー>等、闇属性以外のリンクを絡めて<超融合>ケアも出来ます。
展開:
<雷龍融合>→<雷神>SS
<雷獣>EF、<雷鳥>EF、<雷源>EF(雷源のみダメステも可)
3種類のいずれかを2回通せればOK。(<ヴァレルロード・ドラゴン>の攻撃力を500下げる効果で1回はチェーンを挟まれてしまうため)
展開:
<雷劫>SS→<ヴァレルロード・ドラゴン>に攻撃、<雷源>EF→処理後<雷劫>EF
<雷劫>の打点が2800+500+300=3600となり、<ヴァレルロード・ドラゴン>EFで500下げられても大丈夫です。
前提:<太陽>+<雷劫>(コスト<雷獣>+何か)
展開:
<太陽>NS、EF任意(※3)
<雷劫>SS(コスト<雷獣>+何か)
チェーン1:<太陽>EF→トークンSS(※4)
チェーン2:<雷獣>EF→<雷源>SS
トークン+<太陽>→<セキュリティ・ドラゴン>SS
<雷源>→<サクリファイス・アニマ>SS(※5)

<セキュリティ・ドラゴン>EF→<超雷>バウンス(※6)
この後は相手の場に応じて出すトロイメアモンスターを選びます。(どちらでも相互リンクのため1ドロー付き)
バウンスしたい場合・・・<セキュリティ・ドラゴン>+<雷劫>→<トロイメア・ユニコーン>SS&EF
魔法・罠を破壊したい場合・・・<サクリファイス・アニマ>+<雷劫>→<トロイメア・フェニックス>SS&EF
最後にEXから出たモンスター2体で<双穹の騎士アストラム>SSを出し、<ヴァレルロード・ドラゴン>攻撃。
(※3)<幽鬼うさぎ>ケアで使用しなくても良い (※4)<太陽>に<エフェクト・ヴェーラー><無限泡影>の場合は場の3体で<混沌の戦士 カオス・ソルジャー>SS
(※5)<超融合>ケアなら<雷源>+<雷劫>→<トロイメア・フェニックス>(ただし、先に<超融合>で<雷源>+<雷劫>+奪われた<超雷>で<雷神>SSされるのだけダメです)
(※6)<幽鬼うさぎ>を打たれたとしても最低限<超雷>は処理。
以上のように、ミラーで<超雷><雷神>を処理するには<太陽><雷獣><雷鳥><雷劫>の4枚が鍵となります。
そのためミラーマッチと判明していた場合は、初動の展開で強引にでもアクセスしておいたり、<サンダー・ドラゴン>は先に使っておいてデッキ内を圧縮しておくことは大切だと思います。
その他、お互いに動けない時に<超雷>や<雷神>の打点を<雷源>で上げておくことも大切です。そうしておくといざ<無限泡影>を発動された時でも、攻撃表示なら耐える可能性がでてきます。
サイドチェンジ後は、<精神操作><超融合><大捕り物><無限泡影><バージェストマ・ディノミスクス>に気を付けましょう。
<アーティファクト-ロンギヌス>は相手のターンにしか打てないため、妨害にはなりますが同時に自分自身の<超雷><雷神>の強力な耐性も同時に消えてしまいますので僕は入れていません。ミラーだとリターンよりもリスクの方が大きいカードだと思います。むしろ入れるべきカードはサイチェン後に入るであろう魔法罠を破壊できる<ハーピィの羽根帚>や<タイフーン><ツインツイスター>等だ思います。その点どちらの条件も満たせる<無限泡影>はかなり優秀な1枚ですね。
6.終わりに
いかがでしたでしょうか?サンダードラゴンデッキは展開パターンが多いため、環境によってどう動くべきかが変わる奥深いテーマです。
実は僕自身も未だに研究中で、特に今期は初手の全組み合わせを1から学び直してExcelの表にまとめています(笑)
今回の記事は導入に近い部分が多かったとは思いますが、少しでも参考になって大会で生かせるシーンが出てきたら幸いです。
ここまでご精読して頂き誠にありがとうございました。それではまた!