遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2019.10.02
By石島てん子

リミットレギュレーション感想
2019年10月制限 編
2019年10月制限 編
今回は石島てん子さんです。よろしくお願いします。
10月制限改訂はドラゴンリンクの主要カードの規制と、かつて猛威を振るった真竜とSPYRAL、十二獣、ABCには強力カードの緩和のレギュレーションになりました。
また神の通告の緩和もあり、神シリーズが全て制限解除になったのもなかなかすごいことですよね!
以降いくつかピックアップして述べていきたいと思います。
エクリプス・ワイバーン

<守護竜アガーペイン>と共に禁止になってしまったドラゴンリンクの重要カード。<輝白竜 ワイバースター>の規制もあって、エクリプス・ワイバーンを使って持ってくる<混源龍レヴィオニア>と<トポロジック・ガンブラー>で相手の手札を5枚減らすという展開が難しくなりました。この型のドラゴンリンクはもう環境からはいなくなるとは思いますが、それでも展開力はあるので侮れませんね。
ワン・フォー・ワン

このカードが緩和されるとは予想していませんでした。
オルターガイストやSPYRALにとって追い風ですね。
とくにSPYRALは<SPYRAL RESORT>が緩和されたので全盛期のようなパワーがありそうです。
当時よりリンクが豊富になったので強固な盤面をつくることができますが、手札誘発の種類も増えたのでそれをどうやって乗り越えるかというのが課題かなと思います。
ドラゴニックD

これもまた驚きの緩和。肝心の<マスターP>はまだ禁止ですが、いつか緩和されるのかなと期待してしまいます。
手札かフィールドのカードを破壊して真竜サーチというのが強いのはもちろん、真竜がそれぞれ1度だけ戦闘で破壊されないというのも厄介です。
環境が安定するまでは真竜は結構いるんじゃないかなと思っています。<ダースメタトロン>で戦う真竜もいいですが、ドラゴニックDがある以上<メタバース>など入れたいですし、私は<真帝王領域>を採用するエクストラ0の真竜を使いたいです!
(担当) 以上、石島てん子さんのリミットレギュレーション感想でした。
石島てん子さん、ありがとうございました!
posted 2019.10.01
Byまるゆ。

リミットレギュレーション感想
2019年10月制限 編
2019年10月制限 編
2019年10月のリミットレギュレーションが発表されましたので、ブロガーさんに感想を頂きました。
今回はまるゆさんです。よろしくお願いします。
こんにちは、まるゆです。
今日は9/16に発表されたリミットレギュレーションについての感想と施行後の環境予想について書いていきたいと思います。
【禁止カード】
守護竜アガーペイン (無制限→禁止)エクリプス・ワイバーン (無制限→禁止)
ソウル・チャージ (制限→禁止)



【制限カード】
輝白竜 ワイバースター (無制限→制限)鎖龍蛇-スカルデット (無制限→制限)
ドラコネット (無制限→制限)
魔鍾洞 (準制限→制限)
十二獣の会局 (禁止→制限)
ドラゴニックD (禁止→制限)






【準制限カード】
E・HERO シャドー・ミスト (制限→準制限)捕食植物オフリス・スコーピオ (制限→準制限)
レディ・デバッガー (制限→準制限)
妨げられた壊獣の眠り (制限→準制限)
SPYRAL RESORT (制限→準制限)
名推理 (制限→準制限)
竜呼相打つ (制限→準制限)
ワン・フォー・ワン (制限→準制限)








【制限解除カード】
ABC-ドラゴン・バスター (準制限→無制限)ダーク・アームド・ドラゴン (準制限→無制限)
TG ハイパー・ライブラリアン (準制限→無制限)
デビル・フランケン (準制限→無制限)
氷結界の龍 トリシューラ (準制限→無制限)
影霊衣の反魂術 (準制限→無制限)
リミッター解除 (準制限→無制限)
神の通告 (準制限→無制限)








影響
デッキ毎に新制限の影響を考えていきましょう。ドラゴンリンク

まずはドラゴンリンク。
なんと<ガンブラー>ノータッチ。
そのかわりにワイバースターが制限、アガーペインとエクリプスが禁止になりました。
それでも展開できそうな気はしますが、今のところはあまり目立った動きはないですね。
転生炎獣

次に転生炎獣。
前回制限になった<レディ・デバッガー>がなぜか即緩和されました。
これで追い風かと思いきや海外誘発組(<ニビル>、<アトラクター>、<冥王結界波>)全部ぶっ刺さり向かい風。
がんばれガゼル。
魔鍾洞

昔に比べて数を減らした魔鍾洞デッキ。
前回準制限になった魔鍾洞が制限になりました。
純魔鍾洞デッキは機能停止状態に・・・。
しかし出張では特に気にせず使えます。
真竜

今まで毎回のように緩和されてきた真竜についにドラゴニックDが帰ってきました。
誘発に強い点や低速コントロールデッキに強い点で使用者が増えると思われます。
十二獣

十二獣はなんと会局が帰ってきました。
次は<ドランシア>が帰ってくるんでしょうか。
SPYRAL

SPYRAL RESORTとワン・フォー・ワンの緩和で大幅に強化されました。
次のデュエリストパックのマジシャンズ・ソウルズも初動になれそうでいいですね。
竜剣士

竜呼相打つが準制限に緩和されました。
<ラスターP>の緩和も近い・・・?
エクストラパックのニビルの登場も重なり、展開デッキと低速コントロールデッキの両方を見ないといけない環境になりそうですね。
<メルカバー>はまた帰ってきませんでした・・・。ありがとうございました。
(担当)
以上、まるゆさんのリミットレギュレーション感想でした。
まるゆさん、ありがとうございました!
posted 2019.09.30
Byガリス

リミットレギュレーション感想
2019年10月制限 編
2019年10月制限 編
今回はガリスさんです。よろしくお願いします。
こんにちは、ガリスです。
今回は2019年10月の改定を見ていきたいと思います。
今回の改定は展開系デッキへの規制が強く表れているように思いました。
最初に注目したのはやはりドラゴンリンクに採用されていた新制限カード<輝白竜 ワイバースター>、新禁止カード<守護竜 アガーペイン>と<エクリプス・ワイバーン>の規制。
7月環境ではじゃんけんに負けると<ガンブラー>と<レヴィオニア>の効果によって手札0枚の状態で<レッド・デーモン・アビス>を前に詰んでしまうというゲームが多くあり、環境のゲーム速度が非常に早かったです。
ですが、今回の規制やエクストラパックで来日した<ニビル>、<アトラクター>、<ノーマテリア>のような展開を妨害できる新しい手札誘発の登場で来期の環境はゲームの速度が落ちるのではないかな、と思っています。
同じくエクストラパックで来日した未界域も海外では<鎖龍蛇-スカルデット>を3枚使用してデッキを掘りまくり、<プリーステス・オーム>や<一撃必殺!居合いドロー>にて先攻ワンキルを行っていたようですが、ここも鎖龍蛇-スカルデットの制限、<ソウル・チャージ>の禁止によって困難になりました。
従来の環境で鎖龍蛇-スカルデットを3枚採用するデッキは見かけられなかったにも拘わらず、未界域の来日直後に規制がかかった事から日本の環境整備が年々的確になってきているように感じます。
緩和されたカードや、今後活躍しそうなデッキについてもいくつか見ていきたいと思います。
ドラゴニックD

緩和されたカードの中で一番注目しているカードはドラゴニックDです。
かつて十二真竜や恐竜真竜皇のような強力なデッキを成立させていた「手札のカードを能動的に破壊する」という珍しいテキストを持つカード。
最近は真竜と影霊衣の規制されているカードが改定の度に1枚ずつ緩和されてきていましたが、まさかここが来るとは思いませんでした。
真竜においてはこれがあるのと無いのでは雲泥の差です。
まず打点が300上がる事で<ナックル>が2800、<イグニス>が2700になりダイレクトアタックに必要な回数が3回に短縮されるのでライフを詰め易くなります。
そして何よりサーチ効果、フィールドの「真竜」魔法・罠を破壊しつつサーチが行えるため、<真竜の継承>の効果による複数ドローが従来より狙いやすくなりました。
デッキの回転率が高まる事で同じく<使徒>のドロー効果も使いやすくなります。
忘れがちですが戦闘破壊耐性効果も有用です。
相手が効果を使うことで半上級たちがアドバンテージを稼ぐ、というテーマなので、<ダイナレスラー・パンクラトプス>のようなチェーンブロックを作らずに特殊召喚される高打点や、ダメージステップに発動される<トリックスター・キャロベイン>のパンプのようなカードを打たれると「真竜 魔法・罠1枚と真竜1枚を消費したのに何のアドバンテージも得ずに戦闘破壊されてしまいリソースが2枚減った」というしんどい状況に陥る事がありました。
ここにドラDがあれば打点が上がるだけでなく戦闘で1度は破壊されませんので、相手に何かしらカード効果を打っての除去を行わせることを強制できる見込みが生まれてきます。
丁度、来期は低速ビート環境になりそうなので真竜を組んでみるのも良いかもしれませんね。
名推理 & ワン・フォー・ワン


他にも規制緩和で強化されたテーマでインフェルノイドとSPYRALに注目しています。
インフェルノイドにおいては名推理とワン・フォー・ワン。
SPYRALにおいてはワン・フォ―・ワンと<リゾート>ですね。
インフェルノイドは60枚型の構築であれば、展開系の規制もあり来期は後攻ワンキルを武器にして活躍できるかもしれません。
SPYRALは二ビルのような新たな課題もありますが、リゾートが帰ってきた事で<エフェクト・ヴェーラー>のような対象を取る手札誘発を避けながらサーチと展開を行えそうです。こちらもワン・フォ―・ワンを使って<ダブルへリックス>から強力な展開ができますのでこの緩和もありがたいと思われます。
その他のテーマ
規制されなかったテーマに関して注目しているのはサンダードラゴン、閃刀姫、オルターガイストです。この3テーマは前期を含め長い間環境上位テーマとして存在していますが、今回規制を受けていません。



閃刀姫、オルターガイストはビートダウン系に強力なデッキですので来期予測される低速環境や群雄割拠環境でも活躍できますし、サンダードラゴンは<超雷龍>、<雷神龍>を持ち前のリソース循環能力で構え続けれるので場に制圧系モンスターを構えるデッキの中でも<冥王結界波>に強く、二ビルに関しても回数を「召喚権、<超雷>、<雷神>、<雷劫>」と4回止めした上で強い動きができ、メタへの回答能力を持っています。
総じて展開系の規制及び新たな誘発によるパワーダウンにより、低速かつ群雄割拠した環境になると予想しています。
色々なデッキやメタが見られると思うので来期の遊戯王も楽しんでいきたいと思います。
(担当) 以上、ガリスさんのリミットレギュレーション感想でした。
ガリスさん、ありがとうございました!