遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2021.01.27
Byメカヲタ

新弾「LIGHTNING OVERDRIVE」の発売により、新テーマだけでなく様々なテーマが強化されましたが、今回はその中から、<スクラップ・ラプター>擁する【スクラップ】および【恐竜族】の混成デッキを紹介します。
まずは«スクラップ・ラプター»の効果です。
この«スクラップ・ラプター»は【恐竜族】にとっても強力なカードで、(1)の効果により<ベビケラサウルス>を破壊しつつ<スクラップ・ワイバーン>に繋ぎ、さらに«ベビケラサウルス»を破壊してモンスターを展開できます。«ベビケラサウルス»の破壊回数を稼ぐのはもちろんのこと、先攻1ターン目では意味の無い破壊をしがちだった«スクラップ・ワイバーン»の(2)を有効活用しつつモンスターを増やせ、妨害へと繋がります。元々【恐竜族】は<魂喰いオヴィラプター>をはじめとするパワーの高いカードが揃っており、そこに【スクラップ】要素を追加して全体的な展開力と妨害の質、盤面処理力を向上させました。今回の構築はこちらです。
最終的な妨害としては、モンスター3体を素材とした<召命の神弓-アポロウーサ>、<エヴォルカイザー・ドルカ>、<究極伝導恐獣>、<シューティング・ライザー・ドラゴン>と墓地の<妖精伝姫-シラユキ>によるシンクロで、2枚目の«シューティング・ライザー・ドラゴン»を使用することで<氷結界の還零龍トリシューラ>に繋ぐことができます。初手のパターンによって展開は変わりますが、「<珠玉獣-アルゴザウルス>+<ベビケラサウルス>」や「<スクラップ・ラプター>+<幻創のミセラサウルス>」など複数の組み合わせで展開でき、さらに<原始生命態ニビル>も、«召命の神弓-アポロウーサ»や«エヴォルカイザー・ドルカ»で無効化することができます。それらの成立前には«幻創のミセラサウルス»によって受け流すことができるため、展開系の中でも非常に優秀であるといえます。
このデッキは複数枚のカードによる組み合わせで動くことからある程度の事故率を抱えていますが、<金満で謙虚な壺>によってそれを抑えつつ、場合によっては<墓穴の指名者>、<抹殺の指名者>を探しにいくことができます。<化石調査>の制限解除も追い風となり、今後【恐竜族】を使う人が増えるかもしれませんね。
展開の一例を以下に紹介します。
これで先述の妨害になります。
エクストラデッキの採用カードや展開によっては<I:Pマスカレーナ>+<星鍵士リイヴ>であったり、<真竜皇V.F.D.>などに繋ぐこともできます。自分の好みに合う妨害を探してみるのもいいかもしれません。
新弾により元来の【恐竜族】のパワーに【スクラップ】要素が加わり強化を得ました。自分はこういった、異なる2要素を組み合わせたコンボデッキが好きなので、今後も考えていくつもりです。ここまでお読み下さりありがとうございました!
posted 2021.01.25
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は現時点で2021年1月に売れたカードを現時点のランキング形式でまとめました!
それではどうぞ!
販売ランキングTOP3
![]() | 3位 |
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<SRクラリアの蟲惑魔> | |
LINK-2 |
第3位はクラリアの蟲惑魔!
蟲惑魔の2021年のトップバッターです!
「ホール」「落とし穴」が使っても無くならないので、消費させるかたちで攻略されることは殆ど無いでしょう。
直接除去に注意しつつ、無くならない罠で出来るだけデュエルを長引かせて(3)の効果を繰り返し発動することで差を広げていきたいですね。
![]() | 2位 |
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<SR照耀の光霊使いライナ> | |
LINK-2 |
第2位は照耀の光霊使いライナ!
ついに出ました! 5種類目の霊使いリンクモンスターです。
これまでのトーナメントシーンで活躍してきたデッキの中でも光属性を主体とするデッキおよび採用率の高い汎用カードたちが多く存在します。
残すは闇属性のみとなりましたが、光属性が出た以上そう遠くないうちに登場することが期待できますね。
![]() | 1位 |
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<SR竜輝巧-ファフμβ’> | |
エクシーズ/効果 |
第1位は竜輝巧-ファフμβ'!
なんと儀式召喚のリリースをX素材から行えるという斬新な効果を持っています!
儀式テーマにおいてレベルを持たないエクシーズモンスターを有効に活用させる意匠となっていますね。
さらには相手の魔法・罠を妨害する効果も持っており、本筋となる儀式の動きにおいても安定性を向上させる優秀なカードです。
儀式素材もレベル1モンスターと非常に範囲が広く、(1)の効果も相まって「レベル1を2体展開する汎用カード」からドライトロンの動きを作る事が可能となっており、非常に多くの可能性を秘めているカードと言えます。
今回の販売ランキングは以上になります。
それではまた次回ヾ( ´ー`)ノ
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posted 2021.01.07
Byがんも

電脳堺自体は今回の改定で全く影響を受けていないので、2021年1月からも問題なく使用することが可能だと考えています。なので、これから電脳堺を使おうと検討している方や今後も電脳堺を使用していこうと考えている方は是非ご一読していただけましたら幸いです。
1.電脳堺とは
ここでは電脳堺の基礎的な部分について解説していきます。まず、このテーマは展開系のデッキに分類されます。しかし、従来の展開系のデッキとは異なる性質を持ち合わせています。大まかに説明すると柔軟性の高さにあると自分は考えています。リソースの循環がしやすく、一度回ってしまえばリソース量で押し切れてしまいます。また、従来の展開系のデッキでは展開が重く貰ってしまう<無限泡影>や<エフェクト・ヴェーラー>などの効果無効の手札誘発が殆ど効かない点も差別化出来ています。その他にも<強欲で貪欲な壺>や<金満で謙虚な壺>などの展開系のデッキでは採用するのが難しいとされていたドローソースを採用できるのもこのテーマの強みです。上記で説明した部分が電脳堺の強みといえる部分です。次にこのデッキの目指す盤面ですが、主に<V.F.D>+<朱雀>+リソースといった盤面を目指して展開します。余裕があれば+αで二体目のV.F.Dや<仙々>、リソースを更に循環させたい場合は<トレミス>などを添える事もあります。
次に展開の方法なのですが、主に下級の電脳堺モンスター+電脳堺モンスター(同名でも可)or<九竜>+電脳堺モンスターor<青龍>+<瑞々>の組み合わせで展開します。3番目の組み合わせが限定的なのは、瑞々以外の電脳堺モンスターだと二体目の電脳堺モンスターにアクセスすることができないからです。また、展開の途中で引いたカードにより展開の最大値が異なっていくのでそこはアドリブでの対応が求められます。
2.電脳堺を使用した理由
自分が電脳堺を使用した主な理由は単純にテーマ自体のポテンシャルの高さと当時の環境にマッチしていたからです。<エルドリッチ>がとても多い環境だったのでそれに強く出れるのが電脳堺だと考えました。また、<玄武>の登場により、更に柔軟性を高めることが出来ました。3.使用した構築について
上記の構築はわよcs(12月12日開催)にて自分が使用した電脳堺の構築になります。リミットレギュレーションは2020年12月までのものが採用された大会になっています。この構築では極力自分が不要だと感じた部分を削減し、自由枠を作る事を意識しました。主に<青龍>の三枚目、<娘々>の三枚目の部分です。これらのカードは被ってしまうと事故の要因になると判断しました。また、三枚ずつ採用しなければならない明確な理由も無いと感じたからです。
この枠には<金満で謙虚な壺>と<ロンギヌス>を採用しました。前者は事故の回避や手札誘発に対するカード(<墓穴の指名者>、<抹殺の指名者>、<うらら>)を探しにいける様に採用しました。展開のパーツか展開を通しにいくカードか選べるのは非常に強力でした。後者のロンギヌスは抹殺の指名者で宣言する用とミラーを意識して採用しました。
2021年1月からのレギュレーションで影響を受けた部分がサイドデッキの<パンクラトプス>と<レッド・リブート>のみになります。なのでこの二枠は今後の環境の動きを見て決めようと考えています。
4.各デッキへの立ち回り
ここでは環境に存在する各デッキへの立ち回りや意識したことを解説していきます。5.終わりに
今回は電脳堺の解説をさせて頂きました。1月からのリミットレギュレーションで全く規制を受けなかったので今後も自分は使い続けるつもりです。ですが、今後発売される新弾のパックにも魅力的なテーマや、既存のテーマの強化があるのでそちらの方も組んでみたいと思っています。個人的に気になるのがトライブリゲートとスプリガントです。ここまでお付き合いして頂きありがとうございました。次回の記事も読んで頂けましたら幸いです。