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posted 2017.04.21

Byねへほもん


遂に、遂にブログが200話を迎えましたね!!!
ブログを書き始めて2年半、再びこの大台を迎えることができました。
次は300話、また無事迎えられるといいですね。

先日告知させていただいた通り、今回は過去の記事を10個ほど取り上げ、昔話をする回にしたいと思います。
懐かしい話や、新参の方にとっては目新しい話があるかもしれません。
自分にとっては思い出の記事ばかりなので、ランキング付けなどはせず、古い記事から遡っていきます。



【第6話】優勝報告!
【第6話】優勝報告!

自分の知名度を一気に高めることとなった、神戸&岡山遠征の時の記事です。
2日連続WPS優勝、2日で16勝1分けと無双し続けたことは今でも覚えています。
3弾が出て、<コマリス>・<カーノ>・<マリゴールド>の3点セットを入れた<爾改>を組み上げた時の自分が居たからこそ、今の自分が居るのではないかと思います。

岡山のWPSで優勝した際にもらったプレマは今も使い続けています。
ウリス&ウムルという、今では不思議な組み合わせです。
以降WPSで優勝する度レシピを広げているため、この振り返りの中でも目にすることが多いかと思います。

【第16話】はじめてのチーム戦
【第16話】はじめてのチーム戦

4弾ではひたすらウリスを使っていました。
あの頃のウリスはシグニを回収してひたすらフルパンし続けるだけのデッキでしたが、そこから大きく変わりましたね。
今は青要素の方が多いらしいですが、自分に使える気がしません・・・
散華ウリスは悪魔デッキでまだ自分にも使えそうなので、構築が思い付けば組んでみたいと思います。

関東の方なら、ダイソンさんをご存知の方は多いかと思いますが、関東CSでのエピソードはあまり知らないかもしれません。
???ルリグ&フルホロパーツで合計10万円位のデッキを使っており、対戦の都度相手の方にデッキのレート勝負を挑んでいました。
ことあるごとに「ファフオーラ is チカラ」と叫んでおり、非常に調子に乗っていました。
しかし1度、1枚だけで10万円近くするサイン入りルリグを投入した方と当たり、挑んでおきながらレート勝負で敗北するというネタを披露していました。
自分の対面の方は1枚25万円!
のタマを使っており、驚いたことを覚えています。

ダイソンさんとは来月矢向のチーム戦でこの時以来、およそ2年半ぶりにチームを組むことになります。
また隣で何かネタを披露してくれることを密かに期待しています。
ちなみにチーム名は、「バカラオーラ is チカラ」です。

【第27話】優勝報告!
【第27話】優勝報告!

こちらも2日連続WPS優勝した時の記事です。
これ以来2日連続優勝はありません・・・
というか、2回もできたことに驚いています。

この優勝も自分にとっては大きな転機だと思います。
爾改>専業で活動していた自分にとって、他のデッキでも勝てるという可能性を見い出せ、ブロガーとしても活躍の幅を広げることができました。
今でこそ複数デッキを使いこなす人ばかりですが、この頃は特定のルリグ専属の人が多く、自分のような多芸家は珍しかったと思います。

レシピは今見ても無駄なカードがなく、当時としてはかなり練られていたんだろうなと感じます。
当時の<ゲイヴォルグ>で2面トラッシュ送りにした後、攻撃を通して<ベイア>で2エナ回復する動きや、<モダン>を連発して相手の攻撃を止め続ける動きは反則級に強かったです。

【第47話】イオナの妬み
【第47話】イオナの妬み

ジェラシー・ゲイズ>というなかなか珍しいアーツを投入して、優勝まであと一歩まで迫った時の記事です。
実は筆者は黒ルリグのみWPSで優勝経験がなく、この時の準優勝が最高記録です。
次にウリス強化、グズ子の登場と黒ルリグに波が来ていますし、1度位は優勝したいですね。

【第62話&63話】勝ってミルルン
【第62話】勝ってミルルンー前編ー
【第63話】勝ってミルルンー後編ー

その後半年にわたって環境を支配し続けたミルルンの初優勝の記事です。
6弾の頃に少し使っていた経験があり、<羅原 Uuo>を見た時から強いと確信していたため、早速組んでみたら見事優勝できました。
当時無名だったミルルンで優勝できたこともあり、かなりの反響があったことを覚えています。

【第70話】ダイナマイト1キル
【第70話】ダイナマイト1キル

間もなく規制される<バースト・ラッシュ>&<DYNAMITE>のセットが登場したばかりの頃の記事です。
AMS>、<スペード>がなく、今より安定性に欠ける点はありましたが、回った時の爽快感はいつも同じでした。
もう2年近くも前の話なんですね・・・
【第82話&84話】回る回るよヴォイニは回る
【第82話】回る回るよヴォイニは回る~前編~
【第84話】回る回るよヴォイニは回る~後編~

1止めエルドラの影に隠れてしまいがちですが、<ロステク>3連打&3面空け→<割裂>→トドメで一気に仕掛けるという、これまたビックリのデッキを組んでいました。
川崎WPSで使った時はベスト8止まりでしたが、てらたかさんが普通のウムルで準優勝していて、そこからウムル全1を名乗り始めたのを覚えています。
【第133話&134話】禁断の扉
【第133話】禁断の扉ー前編ー
【第134話】禁断の扉ー後編ー

過去16回にわたるWPS個人戦優勝の中でも、この時の反響の大きさは今でも鮮明に覚えています。
冷静に考えて、1止めデッキが優勝するなんて常軌を逸脱しています。
もう、1止めデッキが優勝することはないのだろう・・・ちなみに筆者はLv1,2,4,5の4種類のレベルのデッキで優勝した経験がありますが、Lv3のデッキで優勝したことがありません。
黒ルリグ同様、どこかで実現したいと密かに思っています。
1止めデッキでWPSで優勝したことのある人が殆どいない以上、5つのレベルを制覇するのは自分の使命だと思います。

3止めデッキだと何が強いんですかね・・・?
バカラオーラ?

【第140話】あっちゃんカッコイイ
【第140話】あっちゃんカッコイイ

もうすぐ丸3年が経とうとしている筆者のウィクロスライフですが、常に順風満帆だった訳ではありません。
少し暗い話になりますが、そういう時期もあってこその今だと思いますので、敢えて書かせていただきます。

11弾でミルルンが規制され、他のルリグがどんどん強化され、毎週のように新しいデッキが登場した辺りから、世間の流れについて行けなくなり、勝てない時期が続いていました。
1止めエルドラで優勝したとはいえ、あれは地雷枠であり、いわゆるフェアなデッキで戦うのが辛くなっていました。

仕事が忙しい時期に入ったこともあり、去年の春辺りから活動を休止し、ブログを更新しない時期が数ヶ月続いていました。
他のカードゲームをしていたり、ただぼーっと過ごしていたり。
1止めエルドラという無調整でも使えるデッキがあったお陰で、WPSだけには出て場を荒らしまくっていました。

引退するかのように誤解していた人も居ますが、Lostorageのアニメが始まる頃にはカードゲームの方でも、ブログの方でも復帰しようと思っていました。
アニメの開始が近づき、そろそろ再開かな~と思っていた時にふと雪月花代のレシピを見かけ、<スイカリン>以外は家に転がっているパーツで組めるなと思って組んだのが復帰のきっかけでした。
その翌日、半年ぶり位に出たウィクパで優勝でき、復活の手ごたえを感じました。

その後しばらくしてから書いたのがこの記事です。
初心に帰るべく、「リル」という新ルリグについて書いてみました。

ブログ復帰に当たり、ただレシピを載せて解説を書くだけでなく、「見せること」を意識しその裏にあるデッキ選択の背景や構築の方針まで書くようにしようと決めていました。
結果、1記事当たりの分量は復帰前と比べて格段に増えましたが、前後編の2本立てにすることで対応しました。

後は遊々亭のスタッフの方にちゃんと編集してもらってから公開するように変更したこともあり、一段と読みやすくなったなと実感しています。
前後編制にして一気に2話分更新することが増えたこともありますが、自分の中での記事への満足感が高まり、執筆のペースが上がり、ブログ復帰から僅か半年ほどで200話まで到達することができました。
今後とも自分が楽しめる形で、読者の皆様の参考になるような記事を発信し続けていければいいなと思っています。

【第141話&142話】裏・世界大会
【第141話】裏・世界大会-前編ー
【第142話】裏・世界大会―後編―

この時の優勝も、自分にとっては思い出深いものです。
ウィクロスへ本格復帰したのが去年の8月下旬、そこから僅か1ヶ月でWPS優勝し、完全復活を果たせて非常に嬉しかったです。
名古屋に通っていた縁でフォローしていたゆーきさんの植物緑子を見かけ、あまり知名度のない段階から練習して結果を出すところまで辿り着けたのが大きかったです。
その後、植物緑子がAPEXに並ぶ環境デッキとなり、関東でもゆーきさんの知名度が跳ね上がったことは印象に残っています。
「勝ち筋のはっきりしたデッキを練り上げる」という今の基本路線が明確になったWPSでもありました。
【第152話】光っているGRBは強いのか?
【第152話】光っているGRBは強いのか?

この記事も別の意味で反響があったことを覚えています。
ブログ復帰後、見せ方というか、記事の面白さを意識するようになり、こういうネタ記事も織り交ぜるようになりました。
レシピ紹介だけだとマンネリ化してしまう部分もあったため、時々ネタ要素を入れると書いている側としては楽しいです。
有名プレイヤーの方はフルホイルで組む方が多いですが、筆者はレシピを思い付いたらとにかく早く形にしたくなるタイプなので全然拘らないです。
記事に写真をアップする都合上、フルホイルの方が綺麗なのは分かっているのですが・・・ 後はホイル版のカードを探す暇がないとか、がさつな性格でカード管理が甘く、ホイル版のカードまで管理しきれないとか色々と事情はあります。
まぁ、光っているからと言ってヒット率が上がることは当然ありませんでした。
【第153話】燐廻爾改
【第153話】燐廻爾改

200話記念で取り上げてほしい回のリクエストをしたところ、この時に決勝で当たったメルの方から人気が欲しいから取り上げてくれというリクエストをいただきました。
きなこちゃんという方で、最近は時々チーム戦で組んでいます。
自分より7つほど年下で、若いもんはええのぉと時々思うことも・・・まさかメルが勝ち上がるとは思っていませんでしたが、防御要素をふんだんに盛り込んでおり、<爾改>としてはかなり戦いづらい相手でした。
今年の世界大会では3人チーム戦のうち、1人はロストレージ枠のデッキを使うことになりますが、メルの活躍を見ることができるのでしょうかね。
この時は準優勝で終わりましたが、その後のWPSでは見事優勝でき、<爾改>使いとして復権することができました。
ペリー>が強いんだ。
【第161話】快演と三剣
【第161話】快演と三剣

ママに<快演>を4投した話は、その後何度もネタにしていますが、冷静に考えると非常に恥ずかしい話です。
これまた昔の話ですが、<爾改>に<三剣>のプロキシとして<激奏>を入れていたところ、うっかりそのまま公式のイベントに出てしまったという話もあります。
丁度相手が<激奏>を描いたイラストレーターのアカバネさんで、<スリーアウト>で<激奏>を捨てた時に「?」という反応をされたことを未だに覚えています。

【第168話】賭博黙示録ビンゴ
【第168話】賭博黙示録ビンゴ

昔では考えられないですが、ビンゴゲームの記事も書くようになりました。
ただビンゴカードのマスを埋めるだけに1話を割くというぶっ飛んだ試みでしたが、書いている側としては楽しかったです。
【第188話&189話】ファフ燐廻 Final
【第188話】ファフ燐廻 Final -前編-
【第189話】ファフ燐廻 Final -後編-

今年最もよく使ったデッキであるファフ燐廻の最終版の記事です。
1止めエルドラと並ぶ2大地雷デッキになるまで練り続けてきましたが、ようやくWPS優勝という形で日の目を見せることができました。
やること自体は単純ですが、「負け筋を塞ぐ」ことを意識して構築に落とし込んでいく作業は案外奥が深いと感じました。
その後間もなく、1止めエルドラには制限が下され、ファフ燐廻はバカラオーラに取って代わられることになるとは思いもしなかった・・・
【第191話】すごろく必勝法!
【第191話】すごろく必勝法!

これまたネタ要素満載の記事ですね。
「必勝法」と書きながら、本人がビリというオチが付いていますw
【遊々亭WIXOSSデッキ紹介動画】第1回 1止めエルドラ
【遊々亭WIXOSSデッキ紹介動画】第1回 1止めエルドラ

筆者が記念すべき動画デビューを果たした記事です。
公開3日後に繭の制限が下されましたが、規制公表前に動画公開が間に合ったと考えるべきなのか?それとも公開された反響で急遽規制を受けたのか? 真相は未だに闇の中です・・・


いかがでしょうか?
ブログを書き始めて2年半、振り返ると色々ありましたね。

1弾から<オサキ>ループが現れ、いつもぶっ飛んだ動きのするデッキのあるカードゲームではありますが、それでも何とかバランスを保ちながら丸3年を迎えようとしています。
最初は地雷要素のあるデッキを敬遠していた自分ですが、まさか自分から進んで足を踏み入れるようになるとはw

流行り廃りのあるカードゲーム業界の中、ここまで安定して続けられたのは、頻繁にウィクパやWPSを開けるようサポートを続け、時には文化祭やボディビルなどぶっ飛んだイベントを開き続けてきた公式の努力があってのことだと思います。

自分の記事もウィクロスの普及に少しでも貢献できたとすれば非常に喜ばしいことです。
Lostorageのアニメ2期も発表されましたし、今後にも期待が持てますね。

また300話に向け、1話ずつ積み重ねていこうと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

posted 2017.04.21

By動画


3止め緑子.jpg
3止め緑子 対戦動画
こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!

今回の動画は1止めエルドラ動画ファフ燐廻動画と同時日に撮影した最後のデッキ紹介になります。(`・ω・´)

第3回も引き続きブロガーの"ねへほもん"さんをお招きしての動画配信です!
是非是非チェックしてみて下さいL(・∀・ L)

紹介するデッキは"3止め緑子"です!

今回初めて見るぞ!と言う方に改めて動画の特徴を紹介させて頂きます!
この動画の特徴は

"ブロガーさん視点のデッキ解説"

にあります!

担当が相手としてプレイしておりますが、ブロガーさんが主体となり解説、相手ターンにどのようなことを考えているのかなどを発信するように致しました。
加えて、ブロガーさんに協力して頂き、手札公開をしながらのプレイ動画となっております。

以下が動画リンクとなっております!
【遊々亭WIXOSSデッキ紹介動画】第3回 3止め緑子 対戦編

※対戦動画を撮影後に、音声を別撮りで行っておりますので、動画と音声が一致していない場合がございます。予めご了承下さい。

皆様に楽しんで頂ければと幸いです(^_^)/
(担当も頑張ってプレイはしました......)


デッキ紹介に関しては、以下の関連記事から
  • 構築の背景
  • ルリグ、メインデッキのキーカード
  • 2つの勝ちパターンと回し方
を詳しく紹介して頂いておりますので、そちらも是非チェックしてみて下さい!

【第194話】場・エナ・手札・トラッシュ全てを空にする話
 
遊々亭公式Twitter、WIXOSS担当Twitterでは、更新情報や、Twitter限定のお買い得情報等々、リアルタイムに情報を発信しています!

【遊々亭 公式Twitter】 @yuyutei_news
【遊々亭 WIXOSS担当Twitter】 @yuyutei_wixoss

posted 2017.04.20

Byねへほもん


安らかに眠れ・・・
1止めエルドラ Final.jpg


長い間を共に歩んだ1止めエルドラに別れを告げるべく、最後の戦いに臨むことに。
1止めエルドラ追悼式(イエサブ秋葉原WPS)
予選
1回戦 2止めアン 〇

1回戦は対2止めアン。
特にスペルカットイン要素はないため、普通に回れば勝てるはず。
相手が仕掛けてこちらのライフが0になった返し、1周目で<ダイヤブライド>を割りきって相手ライフを0にし、
2周目で<TAP>を&<スヴァローグ>を割って0エナ&サーバントディスカードで勝利。
ここは順調。

2回戦&3回戦 2止めアン 〇

ここまで2止めアンに当たり続けるとは想定していなかったものの、特に妨害要素はないため、一方的に回し続けて勝利。
ただ、何かおかしい。
いつもならもっと楽に勝てるのだが・・・
そんな違和感が現実のものとなる。

4回戦 雪月花代 ×
LR雪月風火 花代・肆

普通に進めれば負ける要素はない相手。
不安定になりがちな序盤はきちんと回り、<ダイナマイト>、<スペード>、<アグライア>、<ゲットオープン>と必要パーツを抱えたままリフレッシュし、2周目へ突入。
勝利は当然のものと思われた。
・・・が、ここからがうまくいかない。
一般的に2周目は、割りたい対象のカードばかりがデッキに眠っており、<アグライア>や<ゲットオープン>を使えば簡単に割る対象のカードをトップに持ってこられるもの。
なのに何故・・・?
トップを捲れど捲れど<ダイヤブライド>は現れず。ただトップ操作の手段を浪費していくのみ。 <雪月>=サーバントが無いと油断していると、相手はばっちり2枚引いていることが発覚。
しかし<TAP>を割る前に引ききってしまうという事態に。
必死の抵抗で<ダイヤブライド>を割り切り、相手ライフ0+<割裂>4エナという状態にまでは持ち込むも、サーバントをハンデスできていないことから楽に耐えきられてしまい、返しに詰められて敗北。

結局予選は突破できたものの、大きな不安を残す結果となった。
決勝T
1回戦 紡ぐタマ 〇
LR紡ぐ者

先攻を取り、相手は予想通りのノーパン。
先攻3ターン目、<ユヅキック>で相手の盤面を空けると、こちらのライフからは<歯車>がこんにちは。
LBが発動しないことを歯がゆく思うも、いよいよ運命の先攻4ターン目に。
ユヅキック>で面を空けたターンは<水天>で守られたため、相手はライフ5をキープした状態。
普段なら回しきれるが、今日は何か調子がおかしい。
ノーパン相手には1周目で<歯車>を2回割って弾みをつけたいところだが、1回しか割れず、リソース的に苦しい展開に。
2周目に突入した時、自分はライフを割り切れず2点分残っている状態。
うち1枚は<ダイヤブライド>であり、デッキには3枚しかないのが若干気がかりだった。
リフレッシュ直後、デッキトップを見るも<ダイヤブライド>は捲れず、代わりに<歯車>が捲れた。
2周目に捲れてもしょうがないやと思った時に、突破口を見出す。

「あれ、歯車を割ればライフのダイヤブライドが発動するんじゃ・・・?」
ダイヤブライド>がライフに眠るという一見苦しい状況が一転チャンスに変わった。
歯車>で計4枚ドローしつつ<ダイヤブライド>を割り、そこから相手のライフを削り始めた。
やはり<アグライア>や<ゲットオープン>のトップ操作は冴えず、割りたいカードは常にデッキの下の方で眠る苦しい展開。
ラストのデッキ5枚にダイヤブライド、スヴァローグ×2、AMS、TAPが固まるという下振れを見せるも、何とか相手ライフ0、サーバント無し、エナ2枚の状況まで持ち込んで勝利。
2回戦 燐廻遊月 ×

別れは突然やってきた。
オープンで相手は遊月であることが分かり、相性の良い相手だと実感。
しかし、しかし、しかし・・・トップ操作が冴えない!
バーストラッシュ>から幸先良く<歯車>を割るも、その先が続かない。
あろうことかダイナマイトが2枚ライフに埋まり、1周目からスぺサルでダイナマイトを回収する苦しい展開に。
歯車>がなかなかトップに来ず、デッキがじりじりと消費されていく。
リソースが尽きかけ、悪あがきで闇雲に放った<ダイナマイト>が2枚目の<歯車>を割り、4枚ドローして再起を目指す。
更にクラッシュしたライフから<AMS>が捲れ、スペルを回収して一気に反撃といきたいところであったが・・・

4枚ドローで丁度リフレッシュに入り、LB不発に。ついてない。本来ならデッキ枚数を確認すべきなのだろうが、そんな余裕もない位に苦しかったのである。
スぺサル>を1回消費済み、手札に<ダイナマイト>が無いという最悪の状況で迎えた2周目。
開幕直後に放った運命の<ゲットオープン>は・・・

ダイナマイト>×2、<ダイヤブライド>、他2枚 悪くない。
ダイナマイト>+1枚を<ペイチャ>でエナに送り、そのまま<スピサル>→<スぺサル>でエナに落とした<ダイナマイト>を回収。
即<ダイナマイト>を放ち<ダイナマイト>回収&<ダイヤブライド>をクラッシュし、相手のライフを削り始める。
苦しいながら、この後のトップ操作次第では、<ダイナマイト>を維持しつつ回し続け、うまくいけば<AMS>を割り一気にスペルを回収し回しきれるかも。
消えかけた希望の光が再び差し込んだ。
大丈夫だ。そう思い、1発目の<ダイナマイト>を放ち、<ダイナマイト>回収&<ダイヤブライド>で相手のライフ2枚をクラッシュしたその時、

コードアート T・A・P→ハンデス ダイナマイト

カタカタカタカタカタ・・・(;゚Д゚)

全てを崩す冷徹なる一撃。
いつも1止めエルドラを支えてくれた<TAP>が、最後の最後でこちらに牙を剥くことになろうとは。
希望は潰えた、そして、長きにわたる1止めエルドラの戦いが遂に終焉を迎えることになったのである・・・

デッキ採用の背景
今環境は、<ロック・ユー>を採用するアロスピルルクが環境で大きなシェアを占めていることもあり、1止めエルドラを主力デッキとして使うことはありませんでした。
しかし、繭の部屋改定により完全に使用不能となってしまうこともあり、どこかで使い納めをしたいと思っていました。
4月は意外とWPSが少なく、ほぼ唯一というべき15日(土)のイエサブ秋葉原のWPSを最後に1戦にしようと決意しました。

正直なところ、アロスピルルクに当たったらきっぱり諦めようと思っていました。
勝つことが目的ではない、ただ「今までお疲れ様」という気持ちと共に1戦でも多く戦えれば良いと思っていました。
しかし現実は、マッチング運に恵まれ、あわよくば優勝というところまで来ました。
その一方、実戦での引き・トップ捲り運は過去経験したことがないほどに悪く、常に苦しい戦いを強いられ続けました。
あっさり負けられた方が楽だったのかもしれない。そう思う位にひたすら苦しみ抜いた1日でした。

キーカード
残り幾何もない寿命のデッキの解説をする意味があるのかは疑問ですが、僕にとっては思い入れのあるデッキなので解説させてください。
スピリット・サルベージ
SPスピリット・サルベージ (「selector infected WIXOSS」 BOX1 初回限定特典)
動画撮影時には、2枚目の<スぺサル>にしていましたが、一応アロスにも僅かながら勝ち筋を残そうと<スピサル>を選択。
バスラ>を放ったターンを<ロックユー>で防がれても、<スピサル>で回収し、再び放つことでワンチャンスを掴もうというもの。
実際にはエナ消費が重く、とてもじゃないですが勝つのは厳しいです・・・
幻蟲 §ヤゴ§
ヤゴ
さりげなく17弾で1止めエルドラを強化してくれた1枚です。
5枚目以降の<クマノミン>の役割です。
ちなみに枚数配分は、<クマノミン>4枚、<ヤゴ>2枚としています。
パッと見た印象では、カードを先にドローでき、ダウンする必要もない<ヤゴ>の方が優秀に見えますが、ヤゴの効果は出現時に強制発動するのが面倒です。
2回目のリフレッシュ直前まで回すことが多い1止めエルドラでは、最後デッキ枚数が不足しがちになるため、<ヤゴ>で勝手にデッキを1枚削ってしまうのはデメリットになることも多いです。
選択する物語
選択する物語
こちらもさりげなく1止めエルドラを強化してくれた1枚です。
ドロー・エナチャ共に優秀で、1枚入れておくといざという時に役立ちます。

(1)ドロー効果
トップ操作に秀でた1ドラでは、トップに<ダイナマイト>等の欲しいカードを置き、そのまま<物語>でドローすることができます。
クマノミン>や<ヤゴ>でも同様のことができますが、加えて<物語>も抱えておくと、トップ操作の楽しみが増えます。

(2)エナチャ効果
ペイチャ>と同様、エナを伸ばす役割を持ちますが、こちらは1枚だけチャージできるのがポイントです。
アグライア>でトップ3枚のみを見た場合、<クマノミン>・<ヤゴ>といったチャージしたいカードが複数捲れることは少なく、通常は1枚捲れるのみです。
その時<ペイチャ>では、エナチャしたいカードに加え、もう1枚エナにカードを送る必要があります。
1枚だけエナチャしたいという局面では、<物語>の方が柔軟に使えます。

物語>は優秀なカードですが、ライフに埋まった時に無色エナとしてしか使えない、使用後除外されてしまうため、<AMS>のLBで拾えないという欠点を持ちます。
1枚入れておき、<歯車>等でドローして1ゲーム中1回使う位が丁度良いのかなと感じています。
SEARCHER
サーチャー
お気づきの方が居るかもしれませんが、このレシピには<サーチャー>が入っていません!
今までだと<スペード>で回収し、<サーチャー>で<ダイナマイト>を回収するという使い道がありましたが、今回は採用しませんでした。

不採用の理由
1.ドローソースの充実
ヤゴ>が来て、よりデッキを掘り進める手段が増えたため、<ダイナマイト>が引けないという事故が減りました。
それよりは、<サーチャー>を4枚目の<アグライア>変え、終盤トップ操作の手段が尽きて負けるパターンを減らしたいと考えました。

2.コストの割に効果やLBが弱い
サーチャー>は手打ち、LB共にデッキからスペルをサーチするのみで、スペルの使用可能回数を増やしてくれる訳ではありません。
スペルをサーチしたところで、それは将来引くはずだったスペルを前借りして使っているに過ぎません。
今までは事故対策に入れていましたが、<ダイナマイト>が来ない事故の頻度が減った以上、もう入れなくてもいいやと判断し、不採用にしました。
あとがき
帰り道、絶望の中、ずっと今日の敗北のことを考えていた。
どうして・・・どうして今日はあんなに回りが悪かったのだろう?
そんな中、自分の立場と重ね合わせ、1つの結論に行き着く。

「そうか、疲れていたんだね・・・」

仕事が繁忙期に突入し、直前の1週間は仕事に追われ、WPS当日も朝軽く仕事をこなしてから会場に向かうという厳しいスケジュールで臨んだ自分。
突然の余命宣告を受け、満身創痍の中、最後の戦いに臨んだ1止めエルドラ。
平気そうに戦っているように見えて、どこかで無理をしていたのかもしれない。

最後の戦いに求めていたのは、「輝かしい優勝」ではなく、「安息の地」だったのだろう。

その事実に気付いた時、僕は1止めエルドラを永遠の眠りに着かせることに決めた。
今までありがとう。
1ドラは消えても、その魂は消さない。新たなデッキに引き継がせていく。その誓いを胸に、僕はまた歩きだすのであった。


本当のあとがき
という訳で、200話到達記念企画その2を考えています。
その名も・・・
「1止めエルドラの後継デッキの作成」
です。筆者の代名詞にまで登りつめたデッキをこのまま失うのは惜しいと思っています。
完全に同じ動きは無理でも、1止めエルドラの何かの要素を引き継いだデッキは組めないか?と密かに準備している段階です。
実はデッキの大まかな方向性は決まっていて、後は細かな構築を詰め、動きの安定性を高めつつ負け筋を減らす段階まできています。

200話丁度でのご紹介は無理ですが、近いうちに結果を残してご紹介できればと考えています。

次回の200話企画、そして新作デッキのお披露目をお楽しみに(^^)/
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