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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2017.09.12

Byねへほもん


遂に20弾環境が始まりましたね!
発売直後の週末、各地でWPSや世界予選が開かれており、新規カードの採用も見られました。

バルバァト>&<コグネイト>を採用したウリス、<ヒナニギス>を採用したエルドラ、<アノマリス>を採用したアロスピルルクは引き続き活躍しています。
新規のデッキでは<縛魔炎>が増えています。

gp

エラキス>&<ニジメノウ>の登場が大きく、それらの採用比率の違い等で構築に幅があります。

世界予選では、ロストレージ勢は引き続きカーニバルが一番人気で、その他20弾で強化されたリル、メル、ドーナもちらほら見かけるようになりました。
アザー枠は引き続きアイヤイが人気で、ハッカドールが早速採用されています。
ウルトゥムは<アシレン>ループの山の積み込み方を考え、山の中身を記憶しつつ最終形へ向かう動きは慣れに必要ですが、味方に使える人が居ると心強いです。

新規カードがちらほら見られるとは言え、まだまだ19弾の面影が残る印象があるため、今後どのように変わっていくかが気になります。


さて、筆者も土曜日に矢向のチーム戦に出てきました。
3ヶ月連続で個人6-1という戦績で、先月はしみずきさんと組んで優勝できたという相性の良い大会です。
まず使用デッキはこちら。

妹ビートダウン.jpg

という訳で、<縛魔炎>を使用しました。
妹シグニが8枚投入されている妹大好きデッキ、名付けて「Sister's Beat」です!

構築の選択には紆余曲折があるのですが、解説は次回に回し、今回は大会の模様をお伝えします。
チームメイトはてらたかさん(ウルトゥム)とスリーさん(カーニバル)でした。
てらたかさんはご存知ウルトゥムの名手、スリーさんは筆者が最近2回WPSの決勝で対戦し、2回連続で負かされている強豪プレイヤーの方です。

予選
※チーム成績(勝ち-負け-引き分け)
1回戦 ウリス 個人〇 / チーム〇(2-0-1)

エニグマ>擁するウリスはどのデッキで相手にしても苦手意識が強いですが、このデッキも例外ではありません。
エニグマ>来るなよ・・・と祈りながら戦っていたら飛んで来ないで済みました。
普通に後攻3ターン目に<龍滅>+<重来>でショットして勝利。

2回戦 アイヤイ 個人〇 / チーム〇(2-0-1)

密かに危ない1戦でした。
1ターン目に<クラチャン>+<共存共栄>で4エナ伸ばして戦っていると、先攻3ターン目に相手から<割裂>が飛んできてエナを焼かれました。
そのターンにショット要求の盤面を作られたため、やむなく<アンチ・アビリティ>で凌ぐも、その返しのターンの攻めに使うエナが足りません。

苦労しながらも何とか辿り着いたのが2面空け+ダブクラ<ウルバン>・ダブクラ<イリスアゲート>・<エラキス>という盤面で、相手はマルチ・黒・緑・白というエナの時にライフ4の上からショットを仕掛けました。
また、相手はLv3でコインを得ており、4シグニが見えたため4へグロウするのは確定的でした。
スイングライド>を除く4枚のアーツは<水天>、<暴風>、<チャクラム>、<ダウト>と読んでおり、<エラキス>のお陰でかなりケア出来ていました。

相手の動きは「<水天>(2ドロー&2チャージ)→チェイン<暴風>→<チャクラム>で<エラキス>ダウン」という順序で、<暴風>で<イリス>&<ウルバン>の攻撃が止まるため、盤面では点が通らなくなります。
こうなれば相手もエナが無くなるため、殴らずにターンを返し、次の相手ターンを凌ぎきってその返しのターンに再びショットを仕掛ける予定でした・・・が、ここで想定外の事態が発生します。

水天>のエナチャージが<ダイホウイカ>+<無垢なる宝剣

緑エナが落ちず、暴風をチェインできずに終了・・・
結果、特に妨害もなくアタックに入り、ダブクラ<ウルバン>2連打が通ってそのまま勝利しました。

アーツ読みが外れていれば十分負けていましたし、冷や冷やする1戦でした。

3回戦 2止めアン 個人× / チーム×(1-1-1)

事前に想定していた中でも、最も苦戦を強いられると予想していた相手でした。
美巧で盤面を固められると突破不能になります。
必殺《BAD SIDE》でマーライをハンデスするという奇策に打って出て、ついでに<TAP>のLBが発動し2体の美巧をハンデスできたのですが、結局<マーライ>を素引きされてしまいました。

2アン対策は今後の課題となりそうです。
チーム戦績は1勝1敗1分けで並んだものの、大将の筆者の負けが優先されてチームとしては負けになりました。

4回戦 カーニバル 個人〇 / チーム〇(2-1-0)

先攻でいきなり<クラチャン>+<カヤッパ>出し+<共存共栄>の6エナチャージコンボが決まり、幸先の良いスタートでした。
相手は速攻を警戒してノーパンしてきましたが、ここまでエナが伸びれば心配ありません。

オリハルティア>でガリガリ削り、先攻3ターン目までにライフ2まで削れました。
後は先攻4ターン目に<エラキス>+ダブクラ<ウルバン>+ダブクラ<イリスアゲート>の盤面を作り、<龍滅>+<重来>で2エナまで縛って詰めに。
相手は<チャクラム>(<エラキス>ダウン)+<流転>のみだったため、ダブクラ<ウルバン>で一気に削ってそのまま勝利。

チーム戦績3-1で予選突破。

決勝T
1回戦 2止めタマ 個人× / チーム〇(2-1-0)

「1回戦の相手2止めタマじゃねぇかよ・・・」

相手のチーム名を見た瞬間に絶句しました。
知っていても対策不能の相手は居るものです。

先攻2ターン目にファフオーラ+一覇+ゲットアップのルリグダブクラ5連パンを仕掛けられました。
途中<アダマスフィア>が捲れ、ルリグは4連パンに押さえられましたが、シグニ1点→ルリグ3連パン(6点)→ルリグ(トドメ)でそのまま敗北。

隣2人が勝ってくれたお陰で1回戦を突破できました。
本当に頭が上がらない思いでした。

準決勝 アイヤイ 個人〇 / チーム〇(3-0-0)

予選同様のアイヤイ戦でしたが、今回は先攻だったためだいぶ事情が違いました。
相手が後攻から<スイングライド>で仕掛けて来てエナが貯まっていたため、先攻3ターン目にショットを仕掛け、LBを踏んだら保険に残した<水天>で耐えるというプランで行きました。
ライフ4からダブクラ<ウルバン>で仕掛けるも、特にLBは踏まずそのまま勝利。

決勝 ウリス 個人〇 / チーム〇(2-1-0)

決勝の相手に相応しく、第1回世界チャンピオンことmasterさんとの頂上決戦となりました。
正直勝てないと思っていただけに、予想外の結果に驚いています。

◆事前準備
準決勝を先攻3ターン目で終わらせ、もう片方の準決勝の卓を観戦していた時のこと。
masterさんは最近愛用の<虚幸ウリス>でした。
19弾では<クラチャン>、<フォーカラー>、<ダウト>、<デザイア>というアーツ構成でしたが、20弾ではどうなったかな~と思っていると、衝撃の1枚が見えました。

ダーク・コグネイト
非常に嫌な予感がしました。
すぐにスマホでテキストを確認しましたが、大変焦りました。

1エナあれば使えるため、龍滅+重来の上から撃たれます。
コグネイト>だけケアすれば良いのなら簡単ですが、3面空けた時の<クラチャン>による盤面埋め、<エニグマ>の盾回復、ショット時の釣り上げ系LBの回避と対処すべき要素が多いです。
決勝までの間対策を考えてはいましたが、なかなか突破法を見出せません。
新潟予選の時みたいに、「アレ」で突破できればいいな・・・と思いつつも、不完全な策でしかなく、不安でいっぱいでした。


◆実戦の経過
先攻後攻決定
masterさんお得意のコイントスで先攻後攻を決めることに。
masterさんがコインをトスし、その表裏を筆者が当てるというもの。

動体視力を総動員し、コインの挙動を見守りました。
「見えた!裏!!!」と宣言したところ・・・

裏でした!

筆者の動体視力の勝利でした・・・というのは冗談で、全く見えてはいませんでしたが、ここは直感が冴えていたようです。

先攻1ターン目
1ドロー→グロウのみでターンエンド。

後攻1ターン目
相手は2面並べてアタックしてきたため、<クラチャン>を使って2エナ増やしつつ<バアル>の前に<カヤッパ>を立て、そのまま<共存共栄>で<アダマスフィア>&<ガーネットスター>をエナに置くという理想的な展開に。
エンド時に<カヤッパ>チャージも入り、合計6エナ増やすことができました。

先攻2ターン目
オリハルティア>2体を出して3面空けを決め、そのままアタックへ。
ところが相手のLBは2枚連続でドリーミー。1面埋まって2点に防がれ、ルリグアタックもしっかりガードされました。

・相手ライフ7→5
後攻2ターン目
ここでは<エニグマ>は飛んで来ず、ライフの増減はありませんでした。
2ターン目に<エニグマ>を撃たれたとしても、先攻3ターン目の攻撃が素通りするのであまり意味が無いことはお互い分かっていました。

・相手ライフ5→5
先攻3ターン目
初手の<クラチャン><カヤッパ>チャージが無事決まり、相手からの被ダメージも合わせてエナは十分であったため、このターンも3面空けから仕掛けました。
どうせアーツで妨害されることが予想できたため、<イリスアゲート>(ダブクラ)+2体の4点要求という決め手にならない盤面でアタックへ。

予想通り<フォーカラー・マイアズマ>を使われ2面守られますが、1点は通り、ルリグはガードされて終了。
通った1点からは<ルーレット>が捲れ、相変わらずのLBの強さを実感しました。

・相手ライフ5→4

また、後で知ったことなのですが、サーバントは1-4までレベルを散らされていたようです。
縛魔炎>の起動はあまり使っていなかったため、ルリグもバッチリ止められました。

「どうせ<フォーカラー>で防がれるのなら、3面空けせずにエナを絞って確実にダブクラを通した方が良かったのでは?」という考え方もあるかもしれませんが、筆者には「ある狙い」がありました。

後攻3ターン目
フォーカラー>でエナを消費し、こちらからの攻撃でエナがさほど貯まらなかったことから、相手は3にグロウした時点で2エナまで減っていました。
更に予想通り、<エニグマ>が飛んで来て0エナになりアタックへ。

更に都合が悪いことに、相手シグニ3体のうち1体は<ベルフェゴール>でした。
アタック時にカードをデッキに戻されるため、エニグマで仕込まれるLB持ちの比率が上がってしまいます。

ここのアーツ使用タイミングで詰めまでの道筋を読み切る必要がありました。
まずは状況の整理から。
  • エニグマ>を素通しすると盤面、エナ共に空になるが、<クラチャン>で2エナ増やされ、盤面埋め&グロウを決められる
  • 相手の手札は2枚。1体バニッシュし、<クラチャン>対策も兼ねて相手を1エナに調整しても、<コグネイト>が手札2枚+エナ1枚でピッタリ使われる
  • ショットの序盤で有効LBが捲れると負けが確定するため、仕込まれる確率を下げる意味でも<ベルフェゴール>は絶対阻止
結論としては、「<龍滅>で<ベルフェゴール>をバニッシュし、後は素通し」を選択しました。

・相手ライフ4→6

結果、相手のライフは6まで増え、盤面は空、エナは1枚という状態でターンが回ってきました。

必死に攻め続けてライフを6枚残されるのは心が折れそうですが、こちらのライフも殆ど残っていないため、泣いても笑っても次がラストターンです。
攻めきれれば勝ち、受けられたら負け。

先攻4ターン目
エナに<サーチャー>が落ちていることに着目し、開幕で<水天>を使用し<サーチャー>&<ウルバン>を回収しました。
ここで<サーチャー>を使用し、<コグネイト>破りの秘密兵器をサーチしました。
その名も・・・

BAD SIDE
ピッタリ手札2枚+エナ1枚で<コグネイト>を使える状態ではありますが、「ピッタリ」は言い換えれば「ギリギリ」ということ。
少し刺激を加えればたちまち瓦解するという脆さを秘めています。
BAD SIDEで1枚ハンデスし、手札を1枚に削ることでコグネイトを使用不能にしました。

残った相手の手札は<メツム>1枚であるため、<クラチャン>の盤面出しも同時に封じることができました。
新潟予選での轢断緑子VSウリス戦で、<ディスルー>で<クラチャン>で出すシグニをハンデスしたのと同じ要領です。

最後にこちらが作った全力盤面は、ダブクラ<ウルバン>+ダブクラ<イリスアゲート>+<ウルバン>という盤面で、最大ライフ8から詰めることができます。
LBを踏まないのが理想ですが、タイミング次第では踏んでもケアできるように少し余裕を持たせた上で最後のアタックへ。

予想通り相手からはアーツが飛んできませんでした。
後はアタックをどこまで通せるか・・・?

おっ、何も踏まない・・・

勝った!!!

・相手ライフ6→勝利

序盤に<ドリーミー>2枚、<ルーレット>1枚と厄介なLBを全て踏み切っていたのが大きかったようです。
クラチャン>+<コグネイト>という鬼門を潜り抜け、何とか勝利することができました。
クラチャン>単体よりも更に突破困難な壁を作られましたが、手札枚数という僅かな穴を衝いて突破できたのは嬉しい限り。

チーム戦績は2勝1敗と、自分の勝利が優勝に貢献した結果となり、通算25回目のWPS優勝を飾ることができました。


いかがでしょうか?
縛魔炎>は色々と構築が分かれており、今後ますます流行すると共に、最適な構築へと落ち着いていくと思います。
後編ではデッキレシピの解説をする予定ですので、お楽しみに(^^)/


こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!

今回は最新弾コネクテッドセレクターの販売ランキングをお届け!
今回も面白い効果を持ったカードが多く登場しましたが、どのカードが人気だったのでしょうか?
早速チェックです(^_^)/

販売ランキング【コネクテッドセレクター編】 TOP5
第5位
SR覚悟の飛将 リョフホウ
【常】:あなたの場に《ライズアイコン》を持つシグニがあるかぎり、このシグニは対戦相手の、ルリグとシグニの効果を受けない。
【自】:このシグニがアタックしたとき、対戦相手にダメージを与える。
ライフバースト:あなたのデッキから[武勇]のシグニを2枚まで探して公開し手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。

第5位は<SR覚悟の飛将 リョフホウ>!
レベル5の武勇シグニが登場です。
ルリグとシグニ効果を受けなくする効果とアタックしたときにダメージを与えるというレベル5らしい効果を持っていますね!
新環境のリルデッキ、気になるところです!

第4位
LRダーク・コグネイト

このアーツを使用する際、あなたは手札から[精像]のシグニを2枚まで捨ててもよい。このアーツを使用するためのコストは、この方法で捨てたシグニ1枚につき、《黒》コストが1、《無》コストが1減る。
以下の3つから2つまで選ぶ。
(1)対戦相手のレベル3以下のシグニ1体をバニッシュする。
(2)ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-12000する。
(3)あなたのトラッシュから[精像]のシグニ1枚を場に出す。そのシグニの【出】の能力は発動しない。

第4位は<LRダーク・コグネイト>!
[精像]のシグニを捨てることでコストを軽減できるアーツです。
バニッシュ、マイナス、蘇生と多様な動きが可能となっています。
フォーカラー・マイアズマ>に近い効果を感じます!

第3位
SR胎動する誓約
あなたのデッキからシグニ1枚を探してトラッシュに置き、デッキをシャッフルする。その後、あなたのトラッシュから無色ではないシグニ1枚を手札に加える。あなたはこのターン、スペルを使用できない。

第3位は<SR胎動する誓約>!
デッキからシグニを置き、トラッシュからシグニを回収できるカード。
今回特定のカードがトラッシュにあると効果を発動するシグニが多く登場したこともあってのサポートカードと言ったところでしょうか?
色々なことに使用出来そうな汎用性の高いスペルだと思います!

第2位
SR羅星 ≡エラキス≡
【常】:あなたの他のすべてのシグニは対戦相手の効果によってダウンしない。
【自】:あなたのメインフェイズの間、対戦相手の中央のシグニゾーンにあるシグニがバニッシュされたとき、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。
【出】:あなたのトラッシュにカード名に《ガーネットスター》を含むカードがある場合、対戦相手の中央のシグニゾーンにあるパワー12000以下のシグニ1体をバニッシュする。

第2位は<SR羅星 ≡エラキス≡>!
他のシグニにダウン耐性を持たせることのできる効果を持っています。
それ以外にもエナを溜めたり、出現時に条件を満たすことでバニッシュ効果が発動出来たりと、かなり強力な効果を持ったSRシグニです!

第1位
SR大幻蟲 §アノマリス§
【自】:このシグニがアタックしたとき、カードを1枚引き、手札を1枚捨てる。
【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたの場に他の[凶蟲]のシグニがある場合、カードを1枚引く。
【自】:あなたの場にある[凶蟲]のシグニの効果であなたがカードを1枚引くたび、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-4000する。
ライフバースト:カードを1枚引く。その後、あなたは手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、ルリグ1体またはシグニ1体をダウンする。

堂々の第1位は<SR大幻蟲 §アノマリス§>!
アタック時のドロー効果と自動誘発のマイナス効果が非常に噛み合っている1枚。
実はライフバーストも強力でルリグまでダウンさせることのできるカードとなっております!
第2位の<SR羅星 ≡エラキス≡>とは僅差でしたが、どちらも今後の活躍が気になるところですねー



以上販売ランキングでした!
それでは、次回もお楽しみに~(´∀`*)ノシ


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posted 2017.09.07

Byねへほもん


ついに20弾発売しましたね、いかがお過ごしでしょうか?
ねへほもんです。

19弾環境は調子が良く、轢断2アン、キスドラ、轢断緑子(2回)と計4回でWPSで優勝することができました。
WPSの回数自体が多かったこともあるでしょうが、4回優勝は過去最多であり、非常に嬉しいです。

轢断>絡みのデッキの優勝が目立ちますが、<爆砲 十四年式>の登場が大きかったです。
一目見た時から強さを確信しましたが、<アルマイル>と共に働いてくれました。


さて、19弾環境を締めくくるイベントとして、世界大会の新潟予選に出てきました。
エキスポ同様、タマーMAXさんともう1人群馬の方と組んで出場しました。

筆者が金曜日の夜に群馬へ移動し、前日泊をしてから車に乗せてもらって会場へ行くという流れで、ウィクロス等の話に花を咲せつつ移動するという流れで非常に楽しい遠征でした。
エキスポでは20人ほどで集まって打ち上げ会場まで移動するというまとまりの良さに驚きましたが、今回も2チーム(6人)+運転手の方(2人)の8人という大所帯で移動し、新潟で美味しいお寿司を食べて帰りました。
「旨い店ののどぐろは絶品」ということを学びましたw

1.会場のデッキ分布
セレクター
普段通りバラけるかと思いきや、ウリスが多くて驚きました。


応報>で詰めるデッキには<クライシス・チャンス>、スペルを連打するデッキには<ダウト・クリューソス>で対処でき、速攻に強いです。
masterさんが愛用している型で筆者のキスドラと対戦した際にはLv3のターンにデッキを1枚まで削られ、<ダウト>で一気にスペルを除外されてキスドラが機能不全に陥りましたw

虚幸>ウリスを採用し、アーツは<クラチャン>、<フォーカラー>、<デザイア>、<ダウト>という構成で、<散華>ウリスの圧倒的な防御性能で守れると言っても<クラチャン>、<デザイア>といった使用局面が限られるアーツを搭載しているため、回すには技量が必要です。
筆者は使える自信がありません・・・
ロストレージで多い止めママやアザーで多いアイヤイはLv4までグロウすると攻撃が通りづらくなるため相性が良いことを考えると、有力な選択肢だと感じました。

ウリス以外はアロス・キスドラ等に満遍なくばらけていた印象です。

ロストレージ
とにかくカーニバルが多く、至るところでミラーマッチが発生していました。


8月上旬辺りは宇宙軸が主流でしたが、下旬にかけてフォーカラー・メイジ・カイヅカを採用したスノロップ軸が流行し、新潟予選でも多く見られました。
次に止めママが多かったですが、カーニバル:止めママ=3:1位の比率で、シェアが拮抗していた東京予選よりは大きく開きました。

アザー
ウルトゥム、アイヤイ、ハナレ、4ミュウ等が見られ、最もシェアのばらけたカテゴリーでした。
それぞれ得手不得手があり一概には言えませんが、結果としてカーニバルが多かったため、ハナレにとっては戦いやすい分布だったと言えます。



入賞デッキ分布
ベスト8のデッキレシピが公開されています。
デッキ分布を集計すると・・・
◆セレクター
ウリス 2
アロスピルルク 2
キスドラ 2
轢断緑子 1
2アン 1

◆ロストレージ
カーニバル 6
止めママ 2

◆アザー
ハナレ 3
ミュウ 2
タウィル 1
アイヤイ 1
ウルトゥム 1

圧倒的なカーニバルの比率に驚かされますね。

2.筆者の戦績
上のデッキ分布でお察しかと思いますが、筆者の使用デッキは「轢断緑子」でした。

轢断緑子その2.jpgのサムネイル画像


カーニバルの流行を感じていたのでキスドラは却下、2止め遊月との比較で悩みましたが、セレクター枠として安定した戦績を求められるチーム戦において、少なくとも応報+アヤボンまでは安定して到達できる轢断緑子の安定性が魅力的でした。
止めママやアイヤイに<応報>が採用されるケースもあり、<クラチャン>の採用率が高まっていたのが懸念材料でしたが、他に選択肢を思い付かなかったというのが正直なところです。

結果はどうなったのでしょうか・・・?

予選
1回戦 ウリス 〇(チーム 2-1)


後攻スタートで、先攻3ターン目に<エニグマ>を撃たれるも、相手の盤面が<センベロ>や<バアル>といった1シグニしか居なかったため、<BB>を3連打してパワーダウンで除去して回復を防ぎました。
返しに<応報><アヤボン>で詰め切って終了。
流転>しか撃たれず済んだため、問題なく勝利できました。

2回戦 カーニバル 〇(チーム 2-1)


後攻スタートで初手に恵まれず、後攻1ターン目に盤面が1面も埋まらないという悲惨な状態になるなど、ライフ削りが遅れてライフ5を残した状態で後攻3ターン目を迎えました。
相手が序盤から殴ってきた影響でライフが0になっており、後の無い状況でしたが、逆に言うとこちらのエナは潤沢でした。

潤沢なエナを活かし、普段は1発しか撃たない<轢断>を2発撃ってライフ1まで削り、<応報>+<アヤボン>盤面を作りました。
流転>で1点回復されるも、<アヤボン>で2点割って残りのシグニでトドメを刺して終了。

3回戦 ウリス 〇(チーム 3-0)


masterさんの構築に近い要素を感じ、おそらく<クラチャン>採用型だと読んで動きました。
クラチャン>の隙を突くプランを立てて見事に勝利できたのですが、具体的な流れは以下の通りです。

(1)先攻3ターン目、後攻2ターン目は相手シグニを全面殴って除去する
(2)返しの<エニグマ>は<BB>を連打し、パワーの低いシグニを除去する
(3)(1)の影響で相手の下級シグニが少なくなり、(2)で<エニグマ>用に盤面に出して更に下級シグニが減っていると考えられるため、残る下級シグニを<ディストラクト・スルー>で落としてクラチャンの場出し効果で登場するシグニを無くす

かなりの力技ですが、ここまでやればウリスの<クラチャン>は突破可能です。
後、<ダウト>のスペル除外警戒でトラッシュにむやみにスペルを置かないことも重要です。
スペル除外はこちらに悪影響はありませんが、スペル2枚の2ドロー条件を満たすと相手の手札が増え、クラチャン場出し用の下級シグニを引かれる可能性が高まるためです。
轢断>を撃つとトラッシュに置かれますが、直後にさっさと<応報>を放つことで<ダウト>をカットインする暇を与えません。

バアル>・<サクバス>での回収状況等に依存するため不確定要素ではありますが、「<クラチャン>入りで<エニグマ>を抱えているから勝てるだろ~」という相手の油断を突ける唯一の作戦だと思います。
実際相手はLv3のターンで潰されることはないと安心したのか、序盤から殴ってくれたためこちらにエナが貯まっていました。

こちらの先攻で、後攻3ターン目に<エニグマ>を撃たれたところで<BB>3連打でLv1の2体を除去して1点回復に留め、先攻4ターン目に仕掛けました。
早めに<ダウト>をカットインされて1点回復されましたが、2ドローはされずに済み、相手は手札2枚(<アリトン>+<ドリーミー>)という状況でした。
轢断>1発→<応報>→<ディスルー>(<アリトン>ハンデス)と進め、相手の手札は<ドリーミー>のみに。

そのままアタックフェイズに入ると、予想通り<クラチャン>が飛んできましたが、2エナチャージのみでシグニは登場しませんでした。
また、ウリスのアーツ構成では2エナ以下で使えるものが無いため、特に妨害されずにそのまま殴って勝利しました。
対ウリスに用意していたプランがそのまま刺さって良かったです。

4回戦 ミュウ ○(チーム 2-1)


応報>から守れる手段が無いため有利な相手です。
相手も非常手段に頼らないと勝てないと判断したのか、序盤からトリトリ×2で4枚ハンデスされました。
しかし、さすがは轢断緑子というべき安定感で、Lv3にグロウして<BB>3連打から動いてしまえば、<応報>+<アヤボン>を決めるところまでは到達できました。

ライフ3から<アヤボン>+2体で詰めに行きましたが、止める防御手段はなく、厄介なLBも発動せずにそのまま詰めきれました。

順当に予選を抜けて決勝Tへ進出しました。

決勝T
1回戦 カーニバル ○(チーム 2-1)


序盤から<ラアー>や<テンドウ>のLBを踏み、思い通りに削れない戦いでしたが、<轢断>でライフ2まで削り、<応報>を放って勝利を確信していました。
そう、あのカードを見るまでは・・・

アイドル・ディフェンス
攻撃が1発で止められてしまいました。
ルリグアタックのみを通して1点まで削りましたが、ここから詰めまで持ち込むのは無理かと思われました。

次のターンは相手がグロウをスキップし、その返しに攻めはしましたが、<生生流転>による回復もあり、相手がライフ1をキープした状態で4へグロウされました。
ライフ0まで削ったと言っても、<応報>を使い切った状態でLv4へグロウされてはさすがに敗北を確信しました。

しかし、ここから幸運が舞い降りました。

Lv4へグロウするも、相手は盤面が埋まらず<ダイホウイカ>×2でアタックしてきました。
返しのターンに空いた面に対してアタックを仕掛けましたが、1点しか要求できておらず、敗北は確定的・・・かに思えました。

しかし、ここで相手の様子がおかしい。
サーバントでガードすれば済むし、なければ<チャクラム>で空いた面の攻撃を防げば耐えられます。
ここで相手が使用したのは、

サード・ディスティニー
アイドル>に枠を取られたのか、<チャクラム>は飛んできませんでした。
と言っても、このアーツで盤面が埋めて耐えられると負けは明らかなので大差ありません。

しかし、<ダイホウイカ>×2という盤面状況を見て、僅かな勝機を感じました。
ここは<ジョーカー>で<ダイホウイカ>をレベルの低いシグニに書き換えておく必要があったのです。

まずは盤面埋め効果でデッキトップから捲れたのがLv4,5,4とリミットの都合で出せませんでした。
更に幸運は続き、ドロー効果で相手がサーバントを3枚デッキに戻してシャッフルしてきました。
やはりサーバントはなかったようです。

サーバント3枚を戻し、残るデッキは6枚。
運命のカット。
2分の1の確率。

そしてアタックへ。
シグニアタックで1点通り、運命のルリグアタック。
通るか・・・?

通った!!!

盤面埋め失敗からのサーバントドロー失敗という圧倒的強運で掴んだ勝利でした。
チーム戦績2-1で、自分にチームの勝敗が懸かっていただけに、大きな1勝でした。

準決勝 ウリス ×(チーム 1-2)


またまたウリスとの対戦。

今回の相手はウルシハさんという方で、川崎のWPSでウルバン緑子VS2止めママ、轢断2アンVSユキと大舞台で当たってきた方です。
以前轢断緑子VS爾改というマッチングで当たったことがあり、<クラチャン>を見せつけられて敗れたことがあります。
今回も<クラチャン>入りのウリスで、しかもネタばれしているという厳しいマッチングでした。

こちらが先攻でスタートするも、Lv4へグロウできれば安全圏へ逃げ込める相手はノーパンを選択。
ゲームは後攻2ターン目に動き出します。
ここで<エニグマ>が飛んできました。

このタイミングで<エニグマ>を撃たれるのは確かに厄介ですが、次のターンの攻撃が3面素通しになるためそこまでではありません。
3ターン目、<応報>の直前に撃たれ、シグニを<応報>で流される前にライフへ変換されるのが一番厄介です。
これはミスか・・・?
筆者は気づいていました。これはミスではない。最悪のシナリオへと進んでいると。

先攻3ターン目の攻撃はアーツに妨害されることもなく、すんなり通る・・・はずが<ドリーミー>LBを踏んづけ1点防がれました。
それ以上の不幸が後攻3ターン目に襲い掛かります。
飛んできやがりましたよ・・・

エニグマ・オーラ
まさかの2発目・・・
というのは嘘で、2ターン目に撃つのは3ターン目にもう1発撃てるからだという予感はありました。
準決勝まで来てそんなミスはしてくれません。

結局、後攻3ターン目にライフ8まで回復されました。
返しに仕掛けたところで、<クラチャン>の上から<轢断>+<アヤボン>で削り切るのは不可能。
という訳で完敗でした。

ネタが割れている相手に<クラチャン>が入っているという時点で相当厳しいので、<エニグマ>を2枚引かれて完敗する方が清々しいとも言えます。
その後隣の3ママVSカーニバルは勝ってくれましたが、タマーさんのハナレVSアイヤイは手札1枚の差で<フォービドゥン・ゲーム>を撃てず、最後の特攻を防ぎきれずに敗北。

ここを勝っていれば、決勝は3ママVSキスドラ、ハナレVSウルトゥム、轢断緑子VS3ママというマッチングで、筆者は<応報>+<アヤボン>でロングショットを狙える有利対面、残り2人も勝てる要素はあるので割と有望でした。
惜しかったです・・・

3位決定戦 ウリス 〇(チーム3-0)


なんと今日4回目のウリス。
7戦中4戦ウリスはおかしくないですかね・・・?

後攻スタートで、作戦通り、後攻2ターン目は全力で殴ります。
先攻3ターン目、<エニグマ>が飛んできました。
BB>連打で下級の2体を除去し、1点回復に留め、相手ライフ5の状態で後攻3ターン目へ。

この時点で相手の手札は1枚。
Lv4シグニを1枚位は抱えていると読み、<ダウト>2ドローをケアしつつ<轢断>を叩き込みました。
相手は2ドローをしたいのか、まだ<ダウト>をカットインしてきません。

手札を縛ることで<ダウト>2ドローまでカットインを渋らせるという作戦は見事に的中。
轢断>の直後に<応報>を放ち、カットインするタイミングを奪い去りました。

ライフ3点の相手に<アヤボン>2体+もう1体と立て、万が一の<流転>にも備えました。
結局相手は<クラチャン>を使用するも、2エナ伸びるのみ。<アヤボン>アタック時に<ドリーミー>が捲れて1面埋まるも、空いた1面を殴ってラスト1点を奪い、最後にルリグアタックを通して勝利。



結果チームは3位でした。
個人戦績は、

轢断緑子(ねへ) 6-1
3ママ 5-2
ハナレ(タマーさん) 4-3

でした。

ウリスと4回当たり、対セレクター4戦をこなしながらの6-1なので十分役目は果たせたかと思います。
全員勝ち越しており、噛み合い次第では十分優勝も狙えた戦績なだけに悔しいです・・・

まだまだ予選は続きますので、どこかで権利を獲りたいです。


いかがでしょうか?

9月10日は20弾環境初の世界予選が予定されています。
リル&メルの強化があり、カーニバル一色だったロストレージ環境がどう変わるかが楽しみです。
今後も目が離せませんね。

それではまた(^^)/
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