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遊々亭攻略ブログ

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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2018.10.11

Byアトリ


タイトルトップ.jpg
ダブルMAISカーニバル
どうも、こんにちはアトリです。
ユートピアが発売され1ヶ月が経ちました。
その中でも新しいルリグを貰えたカーニバルのデッキを紹介したいと思います。
まずはレシピを。
デッキレシピ

†MAIS†(黒MAIS)>から<-MAIS-(赤MAIS)>に乗り直す、2017年の世界大会ルール序盤に流行ったパーフェクトタウィルと呼ばれるデッキタイプと同じような事をします。
ルリグデッキとメインデッキを見ていただくと分かる通り、<-Q->に乗ってからが本番のデッキです!
4に乗るまで実質使える防御手段が<アイスフレイムシュート>しかありませんが、、、<テンドウ>2枚の<トオン>が3枚入っているのでLBの運命力を信じましょう。
ただ、<レイラキー>のおかげでアーツは確実に使えるので割となんとかなります。

スノロップ>を採用してるので4は<-Q->なんですが、、、グロウに絡む色が20枚と少ない為、めちゃくちゃグロウしづらいです。
だから<コニプラ>を3枚採用してます。
†MAIS†>の効果が強力過ぎる為、基本的には<-Q->のターンは1ターンです。
なんで序盤から積極的にダメージを貰い<-Q->のコイン技で<スノロップ>になり回復するような感じで回します。
よっぽど盾の色が悪くなければグロウ出来るとは思います。
逆に言えば序盤は並ばなくてもある程度なんとかなるので、下級シグニは少な目です。

ルリグの解説
0,1,2,3
遊々亭さんでカーニバルの記事書くの3回目になるので、こちらを参照して下さい。
-Q-
コイン技やルリグ能力が強いからなるべく長く乗っていたいのですが、、、、アーツと<タウィルキー>のせいでめちゃくちゃめちゃくちゃ(重要)脆いので長居出来ません(笑)
即<†MAIS†>にグロウします。
†MAIS†
出現時の宣言はなかなか難しいですよね。
今回は環境に居そうな各ルリグへの宣言をルリグ解説の後にリストアップしてみました。
あくまでボクの考えなので参考程度に。
-MAIS-
一体何回コイツにグロウしたんだ?ってぐらい使ってます。
タイトルの通り赤と黒両方のMAISを採用しています。
両方を採用する事により、
  1. エクシード2のキーなどの効果が<MIRROR>を入れなくても3回使える。
  2. 1種類のシグニをフィールドで永久に<サーバントZERO>にしつつ、強いシグニをアタックフェイズの間<サーバントZERO>に出来る。
  3. 少ないアーツを<-MAIS->効果のコイン技で補える。
など、大きなメリットがあるからです。
特に2の拘束力は高く、相手からすると厄介な物になります。
面空けが苦手なルリグはこれだけで致命傷です。

各ルリグへの宣言
カーニバル
ダイホウイカ>or<テンドウ>。
相手のライフクロスが多ければ<ダイホウイカ>。少なければ<テンドウ>です。エナに居る<ダイホウイカ>の枚数も判断基準です。
グズ子
ブラジャック>。コイツは特に考えるまでもないです。
タマ
ヘスチア>or<アークゲイン>or<アヴェンジャー>or<トミガン>。
アイアース><アークイギス>の最強コンビはどーしようもないので無視しましょう(笑)
アイヤイキー>などでショット仕掛けてくるタマには、そもそも<†MAIS†>に乗れるか怪しいですが、乗れたら<アークゲイン>。
真名>や<伍改>には<アヴェンジャー>or<トミガン>or<ヘスチア>といった感じです。
エルドラ
デメニギス>or<ヒナニギス>だと思います。
エルドラを使う友人曰く、<デメニギス>を宣言されたら<ヒナニギス>で一生<トオン>埋めれるから負けないそうなので、<ヒナニギス>って言いたいですが、、、あのデッキは<デメニギス>って宣言すればルリグアタック以外で点数取れないので難しいところですね。
アロスピルルク
オタガメ>。コイツもそんなに迷わないですね。
ハナレ
先攻なら<ヨルムガン>、後攻なら<ダイホウイカ>です。
5>の出現時効果で毒牙を2枚回収されるので、先攻ならそれを腐らせやすい<ヨルムガン>宣言です。
クトゥルアビス>が採用されているなら後攻でも<ヨルムガン>宣言はありです。
ミルルン
U>か<He>です。
個人的には<U>のが優先度高いと思ってます。
メル
アカズキン>型なら<アカズキン>、それ以外は<ウエディング>。
メル使いも<†MAIS†>ケアの為に<アカズキン>をメインにした形が出てきています。
公開領域のカードをしっかり確認して宣言を決めましょう。
アカズキン>と<†MAIS†>の関係はQ&Aにも載っていますが、元々場に居る耐性持ちの<アカズキン>は<サーバントZERO>にならず、宣言後に出た<アカズキン>は<サーバントZERO>になります。
これは<アカズキン>の効果が対戦相手の効果を受けないを「得る」だからだそうです。
リワト
フレイン>。
以前のブログで<ポセイドナ>って書きましたが、<フレイン>です()
リソース確保と点数要求を担っているのが<フレイン>で、<フレイン>がないリワトは<アポロシン>+ルリグ効果で2面空けが毎ターン安定して出来る限度だと思います。
また、トラッシュの<Zr>を戻されたくないのが大きいです。
アン(2アン含む)
スイボク>です。
コンテンポラ>、<スイボク>、<マウス>というありがちな盤面でも<スイボク>を宣言してればこちらは2点取れます。
コンテンポラ>の前に踏めるシグニ、<スイボク>と<マウス>の前にアタックトリガーを置くだけです。
ちなみに1度<コンテンポラ>が居なくなって、盤面に残った<スイボク>は<サーバントZERO>のままなので、<コンテンポラ>を出し直しても<サーバントZERO>です。
コンテンポラ>の効果を読めば分かりますが[美巧]のシグニに耐性を付与するからです。
2止めアンは......何宣言すればいんですかね......(笑)
あーや
フーディナ>です。
フーディナ>宣言するとトラップ効果もなくなるからです。
なお<トレインボム>で<フーディナ>をコピーすると使えるので注意です。
ウリス
アンキー>型なら<ダイホウイカ>、悪魔メインの型は<ドリーミー>。
これもそんなに迷いません。

大体こんなもんですかね。
他に知りたいルリグの宣言あればボクのTwitterまでお願いします!

キーの解説
レイラキー
10017.jpg
トオン>、<Zr>、相性がよく、カーニバルの苦手なランデス&ハンデスを封殺出来るハイパーカード。
ユートピアの収録カードで1番オールスター環境に影響を与えたカードだと思っています。
赤MAIS>乗ったら<タウィルキー>に貼り変えます。
タウィルキー
10006.jpg
ラアー>、<スノロップ>を呼ぶ事で実質2面防御になるキー。
Zr>とは相性抜群で、出したいシグニを戻しながら防御にもなります。
-Q->の効果を使いたいので<-MAIS->で出すのが理想ですが、それまで耐えれなさそうならコインを節約して<†MAIS†>で貼る選択肢も覚えておいた方がいいです。

アーツの解説
アーツって<アイスフレイムシュート>しかないやーんってツッコまれそうですが、、、<†MAIS†>の効果で<落華流砕>がクラフトアーツとして貰えるので一応2枚です。
アイスフレイムシュート
各MAISの<サーバントZERO>効果によるアタックトリガーを消す防御、<タウィルキー>と<Zr>による面埋め防御、<スノロップ>や<テンドウ>による回復防御。
ここまで挙げると分かりますが、後はルリグ防御があれば全て守れるので<アイスフレイムシュート>を採用しています。

何故<アイスフレイムシュート>なのかというと、色の噛み合いはもちろんですが、<Zr>で山にカードを戻す関係上デッキのサーバントがなくなりルリグアタックを受けざるを得なくなってしまいます。
クトゥルアビス>や<ゴールドディフェンス>では<-MAIS->のコイン技を使っても2回しか守れないですが、<アイスフレイムシュート>ではルリグ凍結があるので4回守れます。
落華流砕
基本的に回復モードを使うことが多いです。
手札を2枚捨てますが、この2枚で<Zr>の条件を達成出来たりとトリッキーな動きが出来るので実はこの2枚捨てがメリットの時もあります。
盤面に<アノマリス>が居て<オタガメ>を切って出せたらダウン凍結も狙えます。
うーん、オシャ。

メインデッキの解説
カーニバルを愛し、カーニバルに愛された男なので過去2回のブログでは採用されてなかった新しいカードの解説をメインにしたいと思います。
ただ、以前解説したカードでも環境に合わせた採用理由がある物は今回も書きたいと思います。
他のカードの解説を見たい方はこちらを。

トオン&テンドウ
レイラキー>という最強のルール干渉カードのお陰でライフクロスの<トオン>を格段に守りやすくなったので採用。
『イノセンス』<アイヤイキー><落華流砕><アークゲイン>で突撃してくる<タマ>には、所謂野生の<トオン>がないとほぼケア出来ないので<トオン>は3枚と多目の採用です。
なお<謳金時代>、<アヴェンジャー>、<トミガン>、<pick up>からのリフレッシュでは剥がされてしまうので過信は禁物。
ヤリホー
デッキ内のシグニをトップに持ってくるというカーニバルとハチャメチャに相性がいいカード。
トオン>置き<テンドウ>回復はもちろんですが、4レベルシグニを置いて も出来ます。
また、サーバントをトップに持ってきて<ダイホウイカ>でそのまま引き込めるなどテクニカルな動きが可能なシグニです。
実はカードタイプが遊具なので<ニホニンギョ>から出せます。
ニホニンギョ>効果→<ヤリホー>出現時→トップに<トオン>→相手のターンに<落華流砕>で<トオン>埋めっていうスーパーオシャレムーブ決めてやりましょう!
Zr
某書籍でもカーニバルの記事を書かせて貰ったのですが、そのレシピを使う際初めて採用し、その強さにビックリしたシグニ。
デッキの中身をずっと強くしつつ、リフレッシュダメージを受けず、サーバントが切れてもルリグアタックは<アイスフレイムシュート>で守れるので全てが噛み合っています。
スノロップ>で回復出来なかったタイミングでもデッキに戻した<ミミック>or<ヤリホー>+<テンドウ>で<トオン>埋めが出来ます。
ある意味デッキ圧縮の境地みたいなシグニです。
スノロップ&ラアー
タウィルキー>のお供。
スノロップ>は増えそうな2止めアンに対して有効そうだったのもあって採用してみました。
スノロップ>は1面止めて1点回復、<ラアー>は1面トラッシュ1面防御なので2体とも実質2面防御になります。
アノマリス
カコウトン>の人も居ますがボクは<アイスフレイムシュート>と<Zr>の色になる<アノマリス>にしてます。<オタガメ>も採用してるのもありますが。
枠があったら両方入れたいんですけどね。
最後に
解説は以上になります。


ボクが参加したWCLにもカーニバルがたくさん居ましたが、そのどれもが1個も同じ構築はなかったです。
アーツは<クトゥルアビス>、<アイスフレイムシュート>、<炎竜毒蛇>、<水天一碧
キーは<アンキー>、<レイラキー>、<ウムルキー>、<タウィルキー
アーツ外防御も<メイジ>、<ホルス>、<Zr
など、人によって違っていました。
1番ボクが当たってビックリしたのは<ヒナニギス>と<ワンモアコール>を採用しているカーニバルでした。
ヒナニギス>のアタックフェイズ開始効果を多面し、<テンドウ>効果で2面バニッシュといった動きをされました。
最後には<トオン>も埋めていました。

こんな感じでカーニバルには無限の構築の幅があると思っているので、是非一度使ってみて貰えたらなと思います。

それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

posted 2018.10.09

Byねへほもん


ゆーり.jpg
【第271話】ゆるゆーり ー後編ー
どうも、ねへほもんです。

今回は前回に引き続き、優羽莉の紹介を行います。
mtd.png
まずデッキの構築方針をご説明し、その後具体的なサンプルレシピをご紹介するという流れで進めます。
構築方針
優羽莉の構築の型を分ける上で、この1枚が鍵になると考えています。
ST AVAL科学財団
カード種類:キー
色:赤
コスト:コイン1
【常】:あなたのターンの間、あなたのすべての赤のシグニのパワーを+2000する。
【出】:あなたのルリグが[Lov]の場合、あなたのデッキから[紅蓮]のシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
【起】このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのトラッシュから赤のシグニを2枚まで手札に加える。
コイン1枚でシグニを計3体手札に加えることができ、2000パンプは紅蓮シグニの場持ちを良くしつつ、オトタチバナによる除去を補助できるので、優羽莉の攻撃面を考えると最強の1枚です。
一方で、防御面では全く役に立たないため、採用すると防御力がダウンします。
また、2000パンプを長く使うためには、財団を場に維持する必要があり、他のキーが出せないという意味でも防御面に制約がかかります。

財団の有無により、攻撃・防御の比重が変わってくるのですが、火力を上げてゲームエンドを早めるか、耐久力を上げて複数ターンにわたってプレッシャーを掛けるか、どちらのプランでも優羽莉の『アルティメットレイド』が相手にとって大きな脅威となります。
大まかには、以下の3パターンの構築があると考えています。
  • (1)財団で序盤の火力を上げ、ビカムユー>・<遊月キー>・<アイヤイキー>からの『アルティメットレイド』でLv4にグロウしたターンに詰める型
  • (2)財団で序盤の火力を上げるも、他は防御アーツで固め、攻防のバランスを取る型
  • (3)防御系のアーツ&キー5枚で固め、耐久力を高める型
(2)は中でも攻撃・防御にどの程度寄せるかで構築に幅が出て一概には言えないため、(1)と(3)についてコメントしておきます。

(1)は最も攻撃的で、優羽莉らしい構築と言えます。
但し、『アルティメットレイド』は万能ではなく、詰めの盤面など『アルティメットレイド』効果付与シグニ以外にも耐性を付け、複数耐性持ちにし攻めることもあるかと思いますが、<イレイズ・ルフラン>1枚で最大3面が無力化される等、耐性の穴を衝くアーツ構成には弱いです。
アーツ&キーの構成は、5枚全てが攻撃を意識したカードになりますが、その中でも、防御手段皆無の布陣で固めるか、防御にも使えるカードを入れるかで選択肢が分かれます。

イノディ>や血晶紅盾は、防御性能は勿論、バニッシュ耐性を付与して攻撃にも使えるため、いざという時の保険のために最低1枠は割いておきたいです。
ルリグデッキの枠が問題ですが、序盤の火力が十分ならば<アイヤイキー>までは不要ですし、単色デッキが多く、エナ焼きの価値が低い場合には<遊月キー>は不要等、攻撃用のキー&アーツを選別することで、最低限の枠は確保できるのではないかと思います。

一方の(3)では、除去能力の確保が課題となります。
赤ルリグで、『アルティメットレイド』という攻めに特化した必殺技の存在からは想像しづらいですが、存外除去能力が低いです。

「あれっ?ツクヨミで2点要求できれば後1面空ければ3面要求になるのでは?」

と思うかもしれませんが、これは大きな間違いです。
相手がツクヨミの攻撃を素通ししてくれれば2面分の攻撃を通せますが、要求値の高いシグニは、当然ながら優先的に妨害の対象になります。
ツクヨミ1体の攻撃が止まるだけで、通せるダメージが2点分減ってしまうので、実質的には1面要求と大差ありません。
しかも、血晶武装は原則ターン1のため、2体のツクヨミを血晶武装にして盤面要求することは困難で、ツクヨミ1体を止められるだけで1点も通せないという事態も十分想定されます。

毎ターン『アルティメットレイド』の存在をチラつかせ、相手のプレイングに制約を与えられるのは他のルリグには無い強みですので、後は火力と耐久力を他のルリグ並に確保できれば十分に活躍できそうです。

サンプルレシピ
構築を大きく3つに大別しましたが、筆者のイメージからすると(1)のレシピを紹介すると思われたかもしれません。
・・・が、今回は(3)のレシピをご紹介します。
(1)のレシピではない理由は単純で、「環境的に戦えなくなるリスクが高いから」です。

環境に<ルフラン>採用型のタマやユキが溢れると、(1)の構築では苦戦が予想されます。
ワイルズの収録カードが未判明の現状でそのようなリスクを冒すよりは、安定的に戦えそうな(3)を採用した方が良いと判断しました。

派手な点数要求をせず、ゆるーく気長に戦うという意味で、デッキ名を「ゆるゆーり」と名付けました。
このネーミングを使いたいから耐久型にした訳ではありません

後、(3)のプランだと、とあるカードを採用できるという利点もあります。
地味なゲームプランに見えて、派手なカードも採用できるため、インパクトでは見劣りしないと思います。
という訳で、今回の切り札はこの1枚です。
ST 血晶魔杖
カード種類:アーツ
色:赤
コスト:赤1
使用タイミング:アタックフェイズ
ベット―《コインアイコン》《コインアイコン》《コインアイコン》《コインアイコン》
対戦相手のパワー10000以下のシグニ1体をバニッシュする。あなたがベットしていた場合、代わりに対戦相手のすべてのシグニをバニッシュする。
そして、レシピはこちらです!
◆デッキレシピ
キーカード
《一途の巫女 ユキ》
10006.jpg
前編でも触れましたが、血晶魔杖でコイン4枚を消費すると、残りはコイン1枚、エクシード4枚となります。
残る1枚のコインでエクシード消費型のキーを出すと、エクシードを無駄なく使いきることができます。

他のルリグだと、キーが複数採用されており、最初に<エルドラキー>や<ソウイキー>を出して、後で別のキーに貼り替えて・・・という流れになることが多いですが、今回はキーが1枚のみのため、初手から出す意味のあるキーと相性が良いです。
具体的には、初動のLv1シグニを回収できる<ユキキー>か、凍結効果を長い間使える<リメンバキー>が挙げられます。

優羽莉では、Lv1,3でコインを得るために手札やエナを消費するため、単なる防御だけでなく、アドバンテージも稼げる<ユキキー>が適任と思い、<ユキキー>を採用しました。
ユキキー>or<リメンバキー>+血晶魔杖のセットは、限定条件がなく、他のルリグでも採用可能なので、相性が良いルリグは無いかと探してみるのも面白そうです。

ちなみに、「アーツとキーでコインを5枚使い切ると、『アルティメットレイド』を使えないのでは?」と思われるかもしれませんが、耐久型構築では、単に相手にプレッシャーを掛ける程度の存在としか考えていません。
チャンスがあれば『アルティメットレイド』から詰めに行くし、相手が用心して動いてきたら、コイン5枚を全て防御に回すと臨機応変に対応します。

《焚骨砕身》
上述の通り、耐久型では火力の確保が課題となりますが、単に火力を上げるだけよりも、耐久力と火力を両立できた方が良いに決まっています。
要は、「除去アーツを採用する」ということです。
切り札こと血晶魔杖は勿論ですが、もう1枚位は除去手段が欲しいと感じました。血晶魔杖はコインを消費するものの、エナの消費量は少ないため、エナは使うがコインは使わない<焚骨砕身>と相性が良いと思い、採用しました。

《獣爪一対》
使用済の<ユキキー>を破棄することで、2エナで1体バニッシュ+2ドローorルリグ止めと効率よく守ることができます。
当初、<イノディ>は必須級かと思っていましたが、このデッキのLv4での基本盤面は、ツクヨミorアカズキン(血晶武装)+下級2体で、ツクヨミによるシグニ回収が可能であることから、Lv4シグニを安定してキープできることに気付きました。

アーツ、LBによる盤面空けを軸として、実際に立てるのは下級シグニで良いのであれば、イノディ>の回収効果は不要で、エナコストの軽い<獣爪一対>の2ドローで十分と判断しました。
ちなみに、<イノディ>・血晶紅盾の比較でも悩みましたが、ミラーマッチで『アルティメットレイド』から特攻された時には、ダウンよりはダメージ軽減の方が役に立つと思い、血晶紅盾を優先しています。

《紅蓮の使い魔 ママリリ》《血晶の斧撃》
C 紅蓮の使い魔 ママリリ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:2
パワー:5000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニが血晶武装状態であるかぎり、このシグニのパワーは+3000され、このシグニは、このシグニの正面以外の対戦相手のシグニゾーンにアタックできる。(シグニゾーンへのアタックでは対戦相手にダメージを与えない)
【起】ダウン:このシグニの正面のパワー3000以下のシグニ1体をバニッシュする。
ST 血晶の斧撃
カード種類:スペル
色:赤
コスト:赤0
限定条件:Lov限定
以下の2つから1つを選ぶ。
(1)あなたの[紅蓮]のシグニ1体を場からトラッシュに置く。そうした場合、対戦相手のパワー12000以下のシグニ1体をバニッシュする。
(2)【エナチャージ1】(あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く)
ママリリでダウンし、斧撃でママリリをトラッシュに送ってもう1面空けるという、2面除去セットを採用しました。
2面除去の過程で手札を2枚消費するため、事前に手札を補充できる<ユキキー>と相性が良いです。

また、他のLv2シグニと異なり、ママリリには血晶武装状態で3000パンプするという利点があります。
先攻2ターン目に血晶武装状態にできれば、パワー8000の状態で後攻2ターン目を耐え、3ターン目にも正面以外のシグニゾーンにアタックできる可能性が高いです。

後、斧撃は「エナチャージ1」も選択できるため、アカズキンが居る時に出せば追加でエナをチャージすることができるという点でも相性が良いです。
なお、<リメンバキー>採用型だと、手札消費が重くなるので、手札交換効果が終盤でも有用なオズマ姫が優先されるかと思います。

《紅蓮の使い魔 コノハナサクヤ》
ST 紅蓮の使い魔 コノハナサクヤ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:2
パワー:5000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニは血晶武装状態であるかぎり、【アサシン】を得る。
(【アサシン】を持つシグニがアタックすると正面のシグニとバトルをせず対戦相手にダメージを与える)
【自】:このシグニがアタックしたとき、《赤》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手のパワー1000以下のシグニ1体をバニッシュする。
序盤はパワー1000のシグニ除去、終盤はアサシンとゲーム中を通して活躍が期待できる1枚です。
Lv4グロウ後はツクヨミかアカズキンを血晶武装するのが優先され、コノハナサクヤの出番は無いと思われるかもしれませんが、状況によってはツクヨミやアカズキンよりも活躍できる可能性があります。
具体的には、

「焚骨砕身を使用した直後のターン」

です。
相手の盤面が2面空いており、残り1面要求をプラスすれば、3面要求を達成できます。
シグニが1体しか居ない状態でツクヨミを出すのは、赤2エナの除去コストを考えると勿体ないですし、アカズキンに血晶武装して、3面要求ではなくダブクラで要求点数を増やすとアカズキンが妨害されやすく、ダメージに繋がりづらいです。
この場合、残り1体の正面にコノハナサクヤを出し、3面要求するのがLv4シグニの温存という観点からも効率的です。

《紅蓮の使い魔 ミリア》《紅蓮の使い魔 モルモー》
R 紅蓮の使い魔 ミリア
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:1
パワー:1000
限定条件:-
【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのデッキの一番上を公開する。それが[紅蓮]か[古代兵器]のシグニの場合、それをエナゾーンに置く。
R 紅蓮の使い魔 モルモー
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:1
パワー:2000
限定条件:-
【出】:あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その後、その中からあなたの場にあるこのシグニ以外の、[紅蓮]か[古代兵器]のシグニ1体と同じ名前のシグニ1枚を公開し手札に加え、残りをシャッフルしてデッキの一番下に置く。
アドバンテージを稼げる下級シグニを計6枚採用しました。
上述の通り、Lv4での優羽莉の基本盤面は「ツクヨミorアカズキン(血晶武装)+下級2体」で、ミリアやモルモーのようなLv1シグニでさえ、終盤の盤面に並ぶ可能性は十分にあります。
ハンデスをしてくるピルルクのように、こちらのリソースを奪ってくる相手だと、アカズキンやツクヨミの赤2コストが重く感じられる場合もあり得るため、終盤でもリソースを稼げる両者に活躍の機会は十分にありあす。
《血晶の紅雨》
SR 血晶の紅雨
カード種類:スペル
色:赤
コスト:赤3
限定条件:Lov限定
あなたの[紅蓮]のシグニ1体を血晶武装[デッキ]し、デッキをシャッフルする。ターン終了時まで、あなたの血晶武装状態のすべてのシグニのパワーを+5000し、それらは「【自】:このシグニがアタックしたとき、自身のパワー以下の対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。」を得る。
ライフバースト:どちらか1つを選ぶ。(1)対戦相手のパワー10000以上のシグニ1体をバニッシュする。(2)あなたのデッキから[紅蓮]のシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
一発逆転の切り札というべき1枚です。
通常ターン1でしか血晶武装できませんが、このスペルがあれば2体目の血晶武装が可能になります。

キーセレではお互いの防御手段を読みやすいため、「要求点数を増やさないと、耐久レースで確実に負ける」と悟る状況が存在します。
どれだけエナや手札があっても、防御手段が尽きればそれまでなので、エナコストが重いながら、要求点数を増やせるこのスペルはいざという場面で役に立つかと思います。
前後編にわたり、色々なカードをご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
カードが豊富で、構築の幅も広いことを感じ取っていただければ幸いです。

サンプルレシピでは、公式サイト、カードゲーマー、知り合いの方の仮組みレシピを見て、どこでも採用されていなかった《血晶魔杖》を敢えて採用してみました。
環境次第でどの構築が勝ちやすいかが変わってくるので、色々なレシピを見ると参考になるかと思います。

最後にまとめの一言を。

「アニメ4期待ってます!」

一体何のアニメのことなのでしょうか・・・(すっとぼけ)

次は現環境に戻り、セレモニーで使用したデッキをご紹介します。
それではまた(^^)/

posted 2018.10.05

Byねへほもん


ゆーり.jpg
【第270話】ゆるゆーり ー前編ー
どうも、ねへほもんです。

カードゲーマーの発売により、優羽莉の全貌が明らかになってきましたね。
新ルリグということで注目度も高いですし、今回は優羽莉をたっぷりご紹介しますよー!
mtd.png

1.どんなルリグ?
まずはLv4のテキストを見ていただきましょう。
LR 英血の器 優羽莉 Lv4'
カード種類:ルリグ
カードタイプ:Lov
色:赤
レベル:4
グロウコスト:赤0
リミット:11
【常】:あなたの血晶武装状態のすべてのシグニは対戦相手のルリグの効果を受けない。
【起】《ターン1回》《赤×0》:あなたの[紅蓮]のシグニ1体を血晶武装[手札かトラッシュ]する。
【起】《ゲーム1回》アルティメットレイド《コインアイコン》:以下の5つから2つを選ぶ。ターン終了時まで、あなたのシグニ1体は選んだ能力を得る。(1)【アサシン】(2)【ダブルクラッシュ】(3)「バニッシュされない。」(4)「対戦相手の効果によってダウンしない。」⑤「対戦相手の効果によって手札に戻らない。」
美麗なイラスト、強力なテキスト共に存在感たっぷりです。

まず目を引くのが「血晶武装」の4文字です。
新たなキーワードですので、公式サイトで確認しておきましょう。

同じ名前のカードを下に重ねることで、シグニが血晶武装状態となります。
血晶武装状態になると、まずは優羽莉の1番目の能力でシグニがルリグ耐性を得ます。
キーによるルリグ防御が主軸のキーセレにおいては、最も有効な耐性と言えます。

後はシグニ毎のテキストによって異なる追加能力を得るのですが、各シグニの紹介の中で解説します。

優羽莉の他の能力としては、2つ目にターン1で手札かトラッシュから血晶武装する能力を持ちます。
Lv1-3の優羽莉は手札から血晶武装する能力を持つのですが、手札の消費が激しくなる上、場のシグニと同名のシグニを手札に抱える必要があるため、トラッシュから血晶武装できるのは非常に便利です。

最後に3つ目はゲーム1の必殺技「アルティメットレイド」です。
一度叫んでみたくなる、厨二心をくすぐられるネーミングですねw
シグニ1体に「アサシン」「ダブクラ」「バニッシュ耐性」「ダウン耐性」「バウンス耐性」のうち2つを付与するというもの。

1つ目のルリグ耐性と合わせ、大量の耐性を付与できるため、相手にプレッシャーを与え続けられます。
構築段階から意識して対策する必要があるため、優羽莉を使う、使わないにかかわらず無視できない能力と言えるでしょう。

2.カード紹介
では、Lv4ルリグ以外のカードをご紹介しましょう。
ルリグに負けず、強力なカードが目白押しです。
Lv4シグニ
まずは主役のLv4シグニのご紹介から。
ST 紅蓮の使い魔 ツクヨミ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:4
パワー:12000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニは血晶武装状態であるかぎり、「【自】:このシグニがアタックしたとき、《赤》《赤》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手のシグニを2体までバニッシュする。」を得る。
【出】《赤》《赤》:あなたのトラッシュから《紅蓮の使い魔 ツクヨミ》以外の[紅蓮]のシグニ1枚を手札に加える。
ライフバースト:対戦相手のパワー12000以下のシグニ1体をバニッシュする。
構築済デッキで登場する、優羽莉の中核というべき1枚です。
1つ目の能力は、血晶武装状態でアタックした時に赤2エナを支払うことで、相手シグニを2体バニッシュするというもの。
1体で2面要求というビックリ仰天の能力で、優羽莉のダメージソースを担ってくれます。

2つ目の能力は、出現時に赤2を支払うことで、同名以外のシグニをトラッシュから回収できるというもの。
そのターンのアタッカーをツクヨミが担当し、更に後続をキープできるため、ツクヨミ1体で2ターン分の戦線を維持することができます。

SR 紅蓮の使い魔 アカズキン
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:4
パワー:12000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニは血晶武装状態であるかぎり、【ダブルクラッシュ】を得る。
【自】《ターン1回》:あなたが【エナチャージ1】したとき、【エナチャージ1】をする。
【自】《ターン1回》:このシグニが対戦相手のライフクロスをクラッシュしたとき、《赤》《赤》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手にダメージを与える。
ライフバースト:対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
こちらはワイルズのSRシグニです。
1体で3点稼ぐという、こちらも豪快な能力を持ちます。

1つ目は、血晶武装状態の時にダブクラを得るというもの。
単純ながら、言うまでもなく強力な能力です。

2つ目は、自分が「エナチャージ1」した時に、追加で「エナチャージ1」するというもの。
発動する機会は少ないように見えて、0コストスペル、LB等、案外多いです。

3つ目が目玉というべき能力で、相手ライフをクラッシュした時に赤2を支払うことで追加ダメージを与えられます。
ダブルクラッシュ、その後追加ダメージ・・・そう・・・あいつだ!<撃弩砲 グスクル>だ!!!


レイラキー>の登場により、肩身の狭くなった能力ですが、キーセレではほぼ遭遇しません。
アカズキンのせいでレイラキーが流行ったら笑うしかないですw

追加ダメージは血晶武装状態でなくても使えるので、相手がライフ1の状況なら単騎で立てても十分強力です。
また、ライフ2の状況であれば、アカズキンを血晶武装させ、アルティメットレイドで突っ込むという手があります。
見るからに恐ろしいアルティメットレイドですが、アカズキンの存在により、更に危険度が増します。
相手にとっては恐ろしい限りです...

ST 紅蓮の使い魔 イザナミ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:4
パワー:10000
限定条件:Lov限定
【起】《ターン1回》《赤》:あなたのデッキから《紅蓮の使い魔 イザナミ》以外の[紅蓮]のシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
ターン1の起動能力で、同名以外の紅蓮シグニをサーチできます。
地味ながらデッキの安定性を高めてくれます。
但し、イザナミを出すと、リミット11のLv4を2体しか出せない盤面の片方を埋めてしまうため、盤面による除去能力が低下する点に注意が必要です。

SR 紅蓮の使い魔 宮本武蔵
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:4
パワー:12000
限定条件:-
【自】:このシグニがアタックしたとき、このシグニよりパワーの高い対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
【出】:このターンに対戦相手のシグニがバニッシュされていた場合、【エナチャージ1】をする。
ライフバースト:カードを1枚引く。あなたのライフクロスが4枚以下の場合、追加で【エナチャージ1】をする。
アタック時に、自身よりも高いパワーのシグニ1体をバニッシュする能力と、出現時に相手シグニがバニッシュされていた場合に「エナチャージ1」をする能力を持ちます。
前者の条件にクセがあり、優羽莉で使うのは難しい面があります。

限定条件はないため、翠子の<棘々迷路>や夢限の<メルキー>で相手シグニLv4をパンプするのがお手軽でしょう。
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「エナチャージ1」はアカズキンと相性が良いため、優羽莉で使えるのが一番なのですが・・・


続いて下級シグニのご紹介です。
新規カードが多く、全てを紹介する余裕はないため、以降は筆者の独断と偏見で選別させていただきます。
Lv3シグニ
R 紅蓮の使い魔 オトタチバナ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:3
パワー:8000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニが血晶武装状態であるかぎり、このシグニのパワーは+2000され、このシグニは「【自】:このシグニがアタックしたとき、このシグニのパワー以下の対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。」を得る。
【自】:このシグニがアタックしたとき、このシグニのパワーが10000以上の場合、対戦相手のパワー7000以下のシグニ1体をバニッシュする。
ライフバースト:どちらか1つを選ぶ。(1)対戦相手のパワー3000以下のシグニ1体をバニッシュする。(2)【エナチャージ1】
2つの能力を持ちますが、分かりやすく言うと、「血晶武装状態だとパワーが10000になり、アタック時にパワー10000以下のシグニとパワー7000以下のシグニをバニッシュ」するというもの。
Lv3で2面焼きとは驚異的な性能を持ち、焼ける範囲もLv3以下なら十分すぎる位広いです。

ST 紅蓮の使い魔 清姫
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:3
パワー:7000
限定条件:Lov限定
【自】:このシグニがアタックしたとき、以下の3つから1つを選ぶ。このシグニが血晶武装状態の場合、代わりに3つまで選ぶ。同じ選択肢を2回以上選んでもよい。
(1)ターン終了時まで、対戦相手のすべてのシグニのパワーを-1000する。
(2)対戦相手のシグニ1体を、それのパワーが4000以下の場合、バニッシュする。
(3)あなたはカードを2枚引き、手札を2枚捨てる。
ライフバースト:カードを1枚引く。
アタック時に「全体パワー-1000」「パワー4000以下のシグニ1体をバニッシュ」「2ドロー→2枚捨て」のいずれか1つ、血晶武装状態だと3つ選択できるという能力を持ちます。
オトタチバナに比べると除去範囲が狭まる代わりに、血晶武装状態でなくても仕事ができるため、安定性はこちらの方が上です。
また、優羽莉の血晶武装はターン1で、終盤はLv4シグニの強化が優先されがちになるため、血晶武装でなくても「2ドロー→2枚捨て」で手札の質を高められ、終盤でも活躍できる点は評価できます。

ST 紅蓮の使い魔 アマテラス
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:3
パワー:8000
限定条件:Lov限定
【常】:あなたの血晶武装状態のすべてのシグニは【ダブルクラッシュ】を得る。
(【ダブルクラッシュ】を持つシグニがアタックによってダメージを与えた場合ライフクロスを1枚ではなく2枚クラッシュする)
血晶武装状態のシグニ全体にダブクラを付与できます。
軽いダメージ要求で終わりがちなLv3に高火力を叩き出せるのはただただ驚愕です。
Lv3ではリミットに限りがあるため、リミット8のバニラルリグを採用するか、Lv1シグニを血晶武装状態で盤面に維持し、Lv3にグロウした時にオトタチバナを血晶武装してダブクラ2面で突撃するのが理想の展開です。

Lv2シグニ
R 紅蓮の使い魔 オズマ姫
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:2
パワー:5000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニは血晶武装状態であるかぎり、「【自】:このシグニが正面のシグニ1体をバニッシュしたとき、このシグニをアップする。」を得る。
【出】手札を1枚捨てる:あなたのデッキの上からカードを5枚見る。その中から[紅蓮]のシグニ1枚を公開し手札に加え、残りをシャッフルしてデッキの一番下に置く。
Lv2で汎用性ナンバーワンの1枚です。
出現時能力が優秀で、手札を入れ替えることができます。
序盤の手札血晶武装の補助から、終盤のLv4維持まで、ゲームを通じた活躍が期待できます。

また、血晶武装すると、正面のシグニをバニッシュした時に起き上がる能力が得られ、アタッカーとしても活躍できます。
出現時で同名シグニを加え、血晶武装して1点与える動きができれば綺麗ですね。

C 紅蓮の使い魔 ママリリ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:2
パワー:5000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニが血晶武装状態であるかぎり、このシグニのパワーは+3000され、このシグニは、このシグニの正面以外の対戦相手のシグニゾーンにアタックできる。(シグニゾーンへのアタックでは対戦相手にダメージを与えない)
【起】ダウン:このシグニの正面のパワー3000以下のシグニ1体をバニッシュする。
血晶武装状態では、3000パンプしつつ、正面以外のシグニゾーンへアタックできるようになります。
正面以外を殴れば1点ダメージに繋がるのは勿論ですが、3000パンプする点も重要です。

元々のパワーが5000のため、パワーが8000になり、Lv2シグニ相手ではほぼ負けません。
リル使いの筆者としては、Lv3シグニがパワー7000の<キジンマル>中心のリルだと、Lv3でも除去できずに面倒だな・・・と感じています。

その他、ダウンさせることで正面のパワー3000以下のシグニ1体をバニッシュできます。
正面しかバニッシュできず、殴るにはママリリをトラッシュに送る必要がありますが、血晶武装で1点要求を増やすにも手札1枚を消費するため、消費量は変わりません。
同名シグニを引いていなくても仕事ができると考えれば、十分使用価値のある能力かと思います。

ST 紅蓮の使い魔 コノハナサクヤ
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:2
パワー:5000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニは血晶武装状態であるかぎり、【アサシン】を得る。
(【アサシン】を持つシグニがアタックすると正面のシグニとバトルをせず対戦相手にダメージを与える)
【自】:このシグニがアタックしたとき、《赤》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手のパワー1000以下のシグニ1体をバニッシュする。
血晶武装状態でアサシンを得ます。
また、アタック時に赤1を支払うことで、パワー1000以下のシグニをバニッシュできるため、場面次第では単体でも機能します。

Lv1シグニ
C 紅蓮の使い魔 スノーホワイト
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:1
パワー:2000
限定条件:Lov限定
【常】:このシグニが血晶武装状態であるかぎり、このシグニのパワーは+5000される。
【自】:あなたのターン終了時、このシグニが血晶武装状態の場合、【エナチャージ1】をする。
ライフバースト:【エナチャージ1】
血晶武装状態で5000パンプし、エンド時に「エナチャージ1」ができます。
パワーが7000までアップするため、場持ちが良くなります。
但し、1ターン目はそもそもLv1を2体立てるだけで手一杯になりがちなので、如何にして血晶武装する余裕を作るかがポイントとなります。

R 紅蓮の使い魔 ミリア
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:1
パワー:1000
限定条件:-
【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのデッキの一番上を公開する。それが[紅蓮]か[古代兵器]のシグニの場合、それをエナゾーンに置く。
アタック時にトップを捲ってエナチャージするという、定番のアド取りシグニです。
余程特化しない限り、1ターン目から血晶武装する余裕はないため、単体で機能できるシグニは重要です。

R 紅蓮の使い魔 モルモー
カード種類:シグニ
カードタイプ:精械:紅蓮/古代兵器
色:赤
レベル:1
パワー:2000
限定条件:-
【出】:あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その後、その中からあなたの場にあるこのシグニ以外の、[紅蓮]か[古代兵器]のシグニ1体と同じ名前のシグニ1枚を公開し手札に加え、残りをシャッフルしてデッキの一番下に置く。
出現時にデッキを上から4枚見て、自身以外の場にあるシグニと同名の紅蓮シグニを手札に加えるという能力を持ちます。
ミリア同様、単体で機能できるシグニであり、1ターン目から血晶武装する余裕は少ないという事情がよく考慮されているなと思います。

自身を参照できないため、加えられるシグニは最大2種類、投入できる4枚のうち、既に場に1体居るため、デッキに居るのは最大3枚。
つまり、デッキ内に2×3=6体以下しか残っていない状態で上から4枚を見て、引き込めるかという勝負になりますが、分の悪い賭けである点は否めません。
とはいえ、Lv1シグニの候補は少ないですし、当たればラッキー程度の感覚で採用する余地は十分にあるかと思います。

ルリグデッキ
ST 英血の器 優羽莉 Lv3
カード種類:ルリグ
カードタイプ:Lov
色:赤
レベル:3
グロウコスト:赤2
リミット:7
【出】《赤》 :《コインアイコン》を得る。
【起】《ターン1回》《赤×0》:あなたの[紅蓮]のシグニ1体を血晶武装[手札]する。 (指定された領域[手札]からシグニの下にそれと同名のカード1枚を置くことでそのシグニは血晶武装状態になる)
ST 英血の器 優羽莉 Lv1
カード種類:ルリグ
カードタイプ:Lov
色:赤
レベル:1
グロウコスト:赤0
リミット:2
【出】手札を1枚捨てる:《コインアイコン》を得る。
(【出】能力の:の左側はコストである。コストを支払わず発動しないことを選んでもよい)
【起】《ターン1回》《赤×0》:あなたの[紅蓮]のシグニ1体を血晶武装[手札]する。
(指定された領域[手札]からシグニの下にそれと同名のカード1枚を置くことでそのシグニは血晶武装状態になる)
ST 英血の器 優羽莉 Lv0
カード種類:ルリグ
カードタイプ:Lov
色:赤
レベル:0
グロウコスト:赤0
リミット:3
Lv0でコイン3枚、Lv1でコイン1枚、Lv3でコイン1枚で、合計5枚のコインを得られます。
Lv1で手札1枚、Lv3で1エナが必要となるため、コインを5枚得るには少々コストが重いです。
血晶武装で手札を消費するため、「コインと血晶武装にリソースをどう割り振るか?」は構築の腕の見せどころと言えます。

ST AVAL科学財団
カード種類:キー
色:赤
コスト:コイン1
【常】:あなたのターンの間、あなたのすべての赤のシグニのパワーを+2000する。
【出】:あなたのルリグが[Lov]の場合、あなたのデッキから[紅蓮]のシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
【起】このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのトラッシュから赤のシグニを2枚まで手札に加える。
LoV組のキーらしく、優羽莉をサポートする3つの能力を持ちます。

1つ目は、赤シグニ全体を2000パンプするというもの。
折角手札を消費してまで強化した血晶武装状態のシグニですから、長く盤面に残ってほしいですよね。
パンプにより場持ちが良くなるというメリットは、他のルリグ以上に大きいと思います。

何より、オトタチバナが血晶武装しなくても7000以下除去の条件を満たせるのが強いです。
無コスト7000除去は破格の性能のため、財団を入れるならオトタチバナは文句なしの4枚採用でしょう。

後は2つ目で出現時に紅蓮シグニを1体サーチでき、3つ目でキーをルリグトラッシュに置き、赤シグニを2体回収できます。
防御性能を持ちませが、優羽莉の攻撃性能を高め、ゲームエンドを早められるという意味では、十分に採用価値はあると思います。

ST 血晶紅盾
カード種類:アーツ
色:赤
コスト:赤3
限定条件:Lov限定
使用タイミング:アタックフェイズ
ターン終了時まで、あなたのシグニ1体は「バニッシュされない。」を得る。このターン、次にあなたがダメージを受ける場合、代わりにダメージを受けない。
シグニ1体にバニッシュ耐性を付与し、更にダメージを1回無効にできます。
アタック時除去持ちの相手には2面防御になり、赤アーツの中では高い防御性能を持ちます。
基本的には回収能力を持つ<イノディ>が優先されるのでしょうが、一応自分のターンでもバニッシュ耐性を付与できるため、特攻の時に覚えておくと良いでしょう。

ST 血晶魔杖
カード種類:アーツ
色:赤
コスト:赤1
使用タイミング:アタックフェイズ
ベット―《コインアイコン》《コインアイコン》《コインアイコン》《コインアイコン》
対戦相手のパワー10000以下のシグニ1体をバニッシュする。あなたがベットしていた場合、代わりに対戦相手のすべてのシグニをバニッシュする。
コイン4枚ベットという前代未聞なコストを要求されますが、赤1エナで全体バニッシュという破格の性能を持ちます。
このカードを採用する場合には、残りがコイン1枚となるため、専用の構築が必要となるでしょう。

ちなみに、このアーツには限定条件がありません。
つまり、他ルリグでも採用可能ということです。

残りがコイン1枚となり、コスト1のキーを1枚しか採用できなくなるため、エクシードを余らせないようにと考えると、<ピルルクキー>・<リメンバキー>・<ユキキー>のいずれかとセットで採用することとなります。
あっ、攻め好きな方には<アイヤイキー>もオススメですよ!(筆者一押し)
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いかがでしょうか?

強力なカードが多い一方、血晶武装では同名シグニを揃える必要がある、手札を消耗するという欠点もあります。
欠点を抑えつつ、優羽莉の利点を活かすにはどうすればいいか?

次回は具体的な構築の方針やサンプルレシピをご紹介しますので、引き続きお楽しみに(^-^)/
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