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posted 2021.03.24

Byハリュー


タイトルトップ.jpg
【ディーヴァ】No Limit アキノ デッキ紹介【でかい】
■はじめに
紹介してはいませんでしたが、実は1弾発売時点でヒラナのデッキを作っていました。

それを2弾環境に合わせて調整しようとしたところ、低級シグニに優秀な白のシグニが多く、グロウコストとの兼ね合いも有り、作っている内にセンタールリグがアキノになっていました!(笑)

今回はそんなセンターアキノの紹介です!

■どんなルリグ?
センターアキノ>の特徴として一番はやはりゲーム1の起動効果です、手札からガードを持つカードを捨てる事で相手のシグニ2体をバウンス出来ます。

ディーヴァセレクションでは大体1面空け=2エナ程度の価値が有るので、かなり強力なゲーム1効果になっています。

コストにガードを捨てるということはゲーム中に使うサーバントが防御する分に+1枚必要になってくるので、アキノを組む上ではそれを意識した構築が必要になってきます。

■デッキレシピ

レシピがこちらです!

ゲーム前半は白のカードで、ゲーム後半は赤のカードで戦っていくイメージで構築しました。

アシストルリグのコストの兼ね合いからライフバーストの強い青のカードとして<フォカロル>を採用しています。

ローズクォーツ>のバニッシュ効果を円滑に使用する為、赤のカードの枚数を多めに取れるように意識したので、今回<アークゲイン>は不採用になっています。

■サーバントへのアクセス手段
大きく分けて2つのパターンになってきます

・デッキを掘り進めるか
・トラッシュやエナから回収するか

前者の役割を持つカードとしてアシストルリグから<レイ*一斬>と<ヒラナ*パワーオン>、そしてメインデッキには<ハニエル>と<トビエル>を採用しました。

ハニエル>はサーバントだけでなく、マリガン段階で抱えきれなかった序盤の壁を探しにもいける万能シグニで、もはや白を触れるデッキには必須級の低級シグニですね。

後者は今回採用している<アテナ>と、もう一つ候補として<ヤエキリ>が有ったのですが、採用を見送った理由として

・回収タイミングの遅さ(<アテナ>が出現時なのに対してアタック時)
・ハーモニーと<アキノ>のゲーム1効果のルリグダウンの競合による噛み合いの悪さ

が挙げられた為、今回は<アテナ>のみの採用となっています。

■キーカード解説
羅輝石ローズクォーツ
No Limit準限定のメインアタッカー枠。

使いやすい焼き能力に加えて、可能な限り多くのサーバントに触りたいこのデッキでは嬉しいデッキを掘れるアタック時効果を持っています。

聖天アテナ
ルリグ効果のコスト確保の為のガード回収の役割として採用しています。

エナコストが3と少し重めですが、ルリグデッキから<アキノレベル3>出現時効果や<きゅるり☆きゅるりら>等エナを伸ばす手段も有る為、ゲーム中1回は使用できるようになっています。

聖将チョウウン / 小装コギツネマル
序盤の壁役の2体。

この壁2体を最大枚数採用しても後々グロウコストとして吐けるのが白センターの強みですね。

■簡単な動きの解説
序盤は<コギツネマル>と<チョウウン>の固い壁を並べて被弾を抑えていきます。

レイのレベル1>は即座にグロウして選択肢を増やしていきましょう。
ヒラナのアシスト>は2ターン目を目安に使用して行きます。

メインデッキの打点は序盤の<ランスロット>と3グロウ後以降は<ローズクォーツ>、そしてスペルの<轟音の炎球>を採用しています。
ヒラナのアシストルリグと合わせて適時面を空けていきましょう。

アキノのゲーム1>は<レイ*斬破>の使用直後、ダウンにより相手の面が残って返ってきたターンに使用する事で効率よく面を空けていけます。

■まとめ
如何でしたでしょうか。

次弾のセンタールリグもデッキを組んで紹介していきたいと思いますので、是非よろしくお願いします。

それではまた。

posted 2021.03.23

Byねへほもん


lion.jpg
【第325話】10パンLION
どうも、ねへほもんです。

ついこの間「CHANGING DIVA」が発売されたと思ったら、もう「STANDUP DIVA」発売ですね。
ディーセレの発売周期は約40日間隔と、本当に短くて目まぐるしいです。
12月にディーセレ開幕、その4ヶ月後が「CHANGING DIVA」で4弾目と、振り返ると過去に無いハイペースだと感じさせられます。

個人的には、このハイペースな周期の中に、ディーセレ→キーセレ→ディーセレ→オールと他フォーマットを取り込み、
ディーセレ環境を3ヶ月という飽きない周期で更新しつつ、他フォーマットも定期的にテコ入れしてもらえると、色々遊べて楽しそうだなと思っています。
まぁ一個人の外野からの提言ですが、誰かに届くといいなぁ・・・

1.耐久するLION
本日はとある新弾のカードを軸に据えたデッキですが、センタールリグは、

LION
です。
発売後は新センターに注目が集まりそうなので、今のうちに現センターの強化案をご紹介しておきます。

そして、今回軸となるカードは、

《聖将姫 コウメイ》
です。

4枚しかサーバントを採用できないディーセレにおいて、<ENDLESS-PUNCHLINE>にコウメイのルリパンまで追加されると、基本的にサーバントが足りずにルリパンが通過しまくることでしょう。
そして、ルリパンを通しまくることで狙いたいのが、

「相手の盤面防御を腐らせて勝利」

です。
DIAGRAMの記事で幾度となく取り上げた<マドカ//クラップ>も、ルリパンだけで攻める相手には無力です。
一応2体ダウンさせれば、コウメイで2体ダウンさせてルリグをアップさせることは出来なくなりますが、

LION側:コウメイのエナコストは後払いなので、エナ消費0枚
相手:2エナ+手札2枚or3エナの消費

と、リソースの消費量に大きな差が生まれます。
コウメイの追加1点のためだけに、ここまで大々的に守ってくれるのであれば、大成功と言えるでしょう。


このコウメイ、ついついルリパン追加にばかり目が行きがちですが、その過程でもう1つ恩恵を受けられます。
それは、

「アタックせずにシグニをダウンさせられる」

ことです。
ディーセレには、<轟音の炎球>等のアップ状態除去が多いため、アタックフェイズでは全シグニで殴り、ダウンさせておくのがセオリーとされています。
毎ターン殴らざるを得ない以上、アタックを控えて相手のエナを絞る、という作戦が取りづらいのが現状です。
が、コウメイの登場により、殴らずに2体のダウンシグニを生み出せるため、相手シグニを殴らないという戦術を実行しやすくなりました。

こうして相手のエナを絞った所で、第2の新規シグニが活躍を見せます。

《コードハート Pンライト》
アークゲイン>同様シャドウを持ちつつ、相手のルリグアタックに2エナを要求するという能力を持ちます。

同様に2エナを要求するシグニに<ロマP>が居ますが、このデッキではPンライトの方が相性が良いです。
というのも、<ロマP>が居るターンはルリパンを通し、<ロマP>が出ないorアシストで除去したターンにサーバントを複数切ってルリグ連パンを止めるという対応を取られると、エナを節約されてしまいます。
このデッキは毎ターン複数回のルリパンを仕掛ける構築なので、1ターン相手のサーバント使用を妨害したとしても、そこで温存したサーバントは後で役立つ時が来るはずです。

一方、Pンライトの2エナ要求はどのターンでも有効で、相手は2エナの追加負担を負うか、ルリパンを諦めるかの2択を迫られることとなります。
シャドウ持ちであることから長期戦に持ち込みやすく、毎ターン立てられると2エナ・4エナ・6エナと負担が増していくため、相手としては厄介極まりないでしょう。
対Jockeyやノヴァ(コウメイ採用)のように、複数回ルリパンする相手には、その回数だけ2エナを要求できるため、特に有効と言えます。

コウメイ・Pンライトの2枚を取り入れた新規LIONですが、このデッキのコンセプトが徐々に分かってきたのではないでしょうか?
  • 盤面除去・ルリパンの両方を妨害するPンライトを筆頭に、耐性持ちのシグニで盤面を埋め尽くし、長期戦に持ち込む
  • コウメイ・<ENDLESS-PUNCHLINE>で毎ターン複数回のルリパンを決め、じわじわ相手ライフを削る
  • 最後は<LION>起動の3パンで〆
LIONの登場当時は、「先攻4ターン目までに盤面で3×3点要求しつつ、<ENDLESS-PUNCHLINE>のルリパン追加を含めて相手ライフを速攻で削る。最後は<LION>起動で詰めて先4勝利達成」などと書いていましたが、完全に真逆のゲームプランが生まれました。
最後に記事のタイトル「10パンLION」の意味ですが、このデッキの累計ルリパン数を数えると、

先攻5ターン勝利:2T(1回)+3T(コウメイで2回)+4T(<ENDLESS-PUNCHLINE>で3回)+5T(<LION>起動で3回)→9回
後攻5ターン勝利:1T(1回)+2T(1回)+3T(コウメイで2回)+4T(<ENDLESS-PUNCHLINE>で3回)+5T(<LION>起動で3回)→10回
先攻6ターン勝利:2T(1回)+3T(コウメイで2回)+4T(<ENDLESS-PUNCHLINE>で3回)+5T(コウメイで2回)+6T(<LION>起動で3回)→11回

と、ルリグが平均10回殴る動きに由来しています。
通常ディーセレでは、先攻2T〜先攻5Tで4回ルリパンしてゲームが終わるため、その倍以上殴っている計算になります。スゴイですね。

2.レシピ紹介
ルリグデッキ
センタールリグアシストルリグ/ピース
1枚 <STMC.LION-standby
1枚 <STMC.LION-1stverse
1枚 <STMC.LION-2ndverse
1枚 <STMC.LION-3rdverse
1枚 <STDJ.LOVIT-standby
1枚 <STDJ.LOVIT-SCRATCH
1枚 <LDJ.LOVIT-CROSSFADE
1枚 <STVJ.WOLF-standby
1枚 <LVJ.WOLF-LASER
1枚 <LVJ.WOLF-MIRAGE
1枚 <STENDLESS-PUNCHLINE
1枚 <PIGO TO the TOP!
メインデッキ
LB非LB
4枚 羅星 タイポ
4枚 <C小装 コギツネマル
4枚 <Cサーバント #
4枚 中装 イシキリマル
4枚 コードハート Pンライト
3枚 <R聖将 チョウウン
4枚 <ST紅将 ランスロット
1枚 <R聖将 バチョウ
3枚 羅植 チュリン
3枚 聖将姫 コウメイ
4枚 ミラクル・ドロー
2枚 <Rブレイブ・シェード
※紹介していない新規カードについてはキーカードにて解説します。

3.キーカード
DJ.LOVIT-CROSSFADE
ライフ0まで減らせば<LION>起動の3パンで詰めが安定するため、相手ライフをクラッシュできるこちらを採用しました。
勝利までの大まかなダメージ配分ですが、

シグニアタック:3点(最初の1点+<ランスロット>+<1LOVIT>)
ルリグアタック:3点(先攻4Tまでに6回殴れる)
2LOVIT>:1点

で、最後に<LION>起動で〆というイメージです。

当初コウメイを見た時、ノヴァでサーバントを拾いつつ、ルリパンで殴り勝つ構築が浮かびましたが、ルリパンのみでは火力不足ですし、盤面を除去すると防御アシストで防がれるため、詰めまでに時間が掛かり過ぎる印象を受けました。
そこでLIONを見ると、
と、火力不足の問題が一気に解消できました。
最後にPンライトが盤面&ルリパンを同時に守れることに気付いた時、LIONもやれそうだと自信を持ち、今回ご紹介させていただきました。

VJ.WOLF-MIRAGE
Pンライトを戦闘除去から守りつつ、場持ちの良さを使って3コストバニッシュが安定するという、役割を補完し合える1枚です。
相手がランサー、<バッファロー>のアタック時除去、<ファラリス>10枚落とし等を狙った局面では、5000パンプすら防御に役立つ場合もあります。
2LOVIT>が6コストを要し重いため、バニッシュによる除去の価値が薄いと見れば、5000パンプのみ使ってエナを温存するのも一案です。

GO TO the TOP!
とぷ.jpg
普通は攻め札にしか使わないこのピースも、エナを絞ってPンライトを立てれば立派な防御札になります。
念のためのサーバントを抱えるも良し、Pンライトや<バチョウ>で盤面を固めるも良し、コウメイでルリパンを足すも良し、と任意のサーチ効果も当然強力です。

羅星 タイポ
長期戦のコンセプトに沿い、Lv1シグニは全てパワー7000 or シャドウ持ちと、<ランスロット>で焼かれないラインで固めました。
VJ.WOLF-LASER>と相性が良く、ここでLv1シグニをエナに置ければ1ターン目からパワー7000条件を達成できます。

中装 イシキリマル / 羅植 チュリン
イシキリマルは相手ターンにパワーが12000に達し、盤面をより強固にしてくれます。
このデッキはLv2アシストが共に防御持ちで、一定期間はリミット6の「321」盤面で戦うと予想されるため、盤面を固められるLv2シグニは貴重です。

チュリンはアドを稼ぎつつ、<VJ.WOLF-MIRAGE>の緑コストになれます。
イシキリマルの後に出すと、「デッキトップを確認→エナチャージ」という順で行え、Lv1シグニならエナチャージ、Lv3シグニならデッキ下と使い分けることで<ENDLESS-PUNCHLINE>の成功率を上げられます。

ミラクル・ドロー
コストが軽い<グッド・ディグ>で、サーバントを回収できれば防御に役立つ上、<ENDLESS-PUNCHLINE>の成功率が上がる点は同様です。
コストが軽い分、毎ターン使いやすいのが強みで、Pンライトに毎ターンシャドウを付すのに役立ちます。

ブレイブ・シェード
Pンライトにシャドウを付しつつ、下級もシャドウ持ちに変えて盤面を更に固めます。
特にチュリンと相性が良く、チュリンのチャージでコストを確保しつつ、除去の的になりそうなチュリンがシャドウ持ちに変わります。


いかがでしょうか?
新規カードがメインデッキに22枚、コンセプトも速攻から耐久に転換し、既存と全く違うLIONの可能性をお示しできたのではと思います。
今弾のムジカもそうですが、新規のセンターのみならず、既存のセンターも活躍できるのは、ディーセレの大きな魅力と言えるでしょう。

次回は毎弾恒例、新弾の総括予習記事ですので、お楽しみに(^^)/

posted 2021.03.19

Byからばこ


タイトルトップ.jpg
ディーセレが強くなるためのたった3つのお作法
はいこんにちは、からばこです。
ディーセレが本格始動して3か月が経ちました。時勢柄店舗での対戦は難しくなっていますが、アニメの放送や「エアウィクロス」の広がりなどもあり、新しくウィクロスを始める人が増えているなと実感しています。こうして発信する立場としては、嬉しいと共に、役立つものを書きたいなと思うばかりです。
というわけで今回は、バトルで知っておきたいテクニックを伝授したいと思います。つよーいプレイヤーは「当たり前」にやっていることなので、知っておけば実力アップ間違いなしかも!多分!

合言葉は「寝かせて、割る!」
勝敗に大きな影響を与えるライフバースト。重要なタイミングで発動するかどうかはさておき、相手のライフバーストは可能な限り避けたいですよね。特に「アップ状態の〜」系のライフバーストは。
ということでバトルでは「寝かせて、割る!」を徹底しましょう。

まずはこちらをご覧ください。あなたはダイヤグラムを使っています。後攻1ターン目でよくある盤面です。1枚は相手シグニ<チョウウン>が前に、もう1枚は正面ががら空きです。さて、<アンチラ><スイギュウ>のどちらからアタックしますか?
画像1.jpg
原則、「シグニが正面にいる<アンチラ>」→「正面が空いている<スイギュウ>」です。
逆にすると、1枚目のライフバーストが<アークゲイン>などの「アップ状態のシグニを除去する」だった場合、次のターンに余計な1ダメージを受けてしまうからです。確率は低いとはいえ、ディーセレでは割とよくあることなので、まずは「寝かせて、割る」を徹底しましょう。これはゲームを通して言えることなので、「ライフクロスを割る前に、可能な限りシグニはダウンさせておく」ことが大切になります。

「『寝かせて』のタイミングでシグニをバニッシュしてしまい、相手に余計なエナを与えてしまうのでは?」という心配もあります。その時は、正面にいるシグニよりパワーの低いシグニを立ててアタックすれば大丈夫です。(返しに<ローメイル>などの的になるという危険性もありますが)
とはいえディーセレでは、エナを1枚余計に与えたところで大勢に影響はあまりないかな、というの私の考えです。レベル3の<LOVIT>や<ホウオーザ>などエナを絞る能力もありますが、最序盤ではエナを1枚与えるよりも、ライフバーストのケアを怠って、余計な1点をもらわないことが重要です。まずは「寝かせて、割る」を覚えましょう。

では応用編。「ダイヤグラム」を使っていたらありがちな盤面ですが、どの順番で殴りますか?
ガギエル>にはランサーが付与されています。
画像2.jpg
私は「正面にシグニがいる<コオニ>」→「空いている<スイギュウ>」→「ランサーを持った<ガギエル>」の順番がいいかなと思います。「空いているシグニ」→「ランサー」なのは、<ハニエル>など「シグニを場に出すライフバースト」をケアするためです。
ただ、ランサー持ちのシグニが<ヒジカタ>など、アタックすることが重要な能力を持っているのであれば、「ランサー」→「空いているシグニ」の順番に変えることもあります。他にも、「<ハニエル>など場出しバーストが採用されていないかも」「ランサー持ちのシグニのパワー以下を焼くバーストはどうだろう」などの要素なども織り交ぜながら、総合的に判断します。この辺りは慣れと経験、カンにもなってきますので、練習を積みましょう。今回の例でも、マドカ側がサーバントを持っていない場合などでは、<ガギエル>からアタックすることもあります。
色々なデッキレシピを見て、そこに採用されているカードのライフバーストを知っておけば、より細かな立ち回りができるようになります。「寝かせて、殴る」から始めて、慣れてきたら他のライフバーストにも意識を向けていきましょう。

「どのカードがどこにあるか」を意識しよう。
ライフバーストでもう一つ意識したいのが、<サーバント #>の扱いです。デッキに4枚しかないサーバントですから、<サーバント #>など「トラッシュから好きなカードを拾う」系のライフバーストでは、なるべくサーバントを拾いたいですよね。というわけで、サーバントはなるべくトラッシュに送っておきましょう。具体的には、「ライフバーストからエナに送られたサーバントは、積極的にグロウコストなどで支払っておく」です。
他にも、トラッシュから回収or蘇生する能力を持つライフバーストを採用したデッキであれば、序盤のエナコストの支払いは、なるべくレベルの低いシグニで行うことをオススメします。「蘇生できるシグニがトラッシュにいるのに、ルリグのレベルより高いから、手札に加えるしかなかった」ということは避けたいです。
もちろん次の攻めのためにレベルの高いシグニを回収することもありますが、防御手段が少ないディーセレでは、ライフクロスを守ることを優先したいところ。特に序盤はエナコストの支払いに意識を配り、ライフバーストを少しでも無駄にしないよう、しっかり立ち回っていきましょう。


「どのカードがどこにあるか」は、ウィクロスでは非常に重要な考え方です。自分だけではなく、相手のカードに対してもそれは言えます。
例えば、試合が長引き、相手の公開領域(エナやトラッシュなど、表向きに見えている場所のこと)のカードが増えてきたら、相手の残りのライフクロスをある程度予想することができます。ライフバーストを持つカードはデッキに20枚までしか入れられませんから、公開領域にあるライフバーストを持つカードの枚数から、残りを逆算する、という具合です。サーバントの枚数についても似たようなことが言えるので、<salvage the future>でリフレッシュ+ルリグアタックを通すタイミングを計ることができます。
ウィクロスを始めたばかりの頃は、最初は自分の盤面で手一杯になるかと思います。対戦に慣れてきた頃に、「そういえばどっかで『相手の領域に気を配れ』とか書いてあったな」と思い出していただければ・・・。私もまだまだできてませんからね(5年目)。

相手の防御を読む?
「どのカードがどこにあるか」と並んでウィクロスで重要なのが、「相手の防御を読む」こと。ディーセレでの防御は、レベル2のアシストルリグ。特に試合の終盤では、「相手がどんなアシストルリグを使ってくるか」を予想しながら立ち回っていきましょう。
ではここで具体例。下の画像をご覧ください。

あなたはカードジョッキーを使っています。相手のマドカのライフクロスは1枚。<LION>の起動能力も<パンチライン>も以前のターンで使用済みですが、相手にとんでもないミラクルが起こり、全て耐えられました。何故か<サーバント #>も持たれていて、このターンは確実に防御されます。できればシグニだけで、このターンに決着をつけたい!
さて、どのような盤面を作ってアタックに入りますか?
画像3.jpg
【ジョッキー側】
手札は<ノコギリハギ><カグツチ><Pロマピ><オサギツネ><Sトーブ><ランスロット><轟音の炎球
トラッシュは<グッド・ディグ><サーバント #
エナは<ムスザク><ハニエル
ライフクロス0枚。ルリグデッキなし、<LION>ゲーム1起動能力使用済み。

【ダイヤグラム側】
手札は<サーバント #>のみ。場には<ヒジカタ
トラッシュはなし(今回の問題では考慮しません)
エナは黒1青3。
ライフクロスは1枚。ルリグデッキ残り1枚(ムジカのレベル2で確定)


相手の残る防御手段は、レベル2の「ムジカ」のみです。
チェンジングディーヴァ環境の現状では、アタックフェイズ中にグロウできるレベル2のアシストムジカは<スプリット>のみ。グロウコストは無色1で、出現時にパワーマイナス10000と、追加で黒1無色3を払えば、パワー8000ができるという能力です。
ですので、「12000、10000、8000」などと並べると、<ムジカ//スプリット>でパワー8000、10000を両方除去されてしまい、このターンは確実に耐えられてしまいます。

となると、「12000、12000、10000」でしょうか。それでも<スプリット>で1面除去されますし、ライフバースト次第では耐えられます。ライフバーストで耐えられると、こちらには防御手段がなく、敗北は確実です。
それでは、「12000以上を3枚」が理想でしょう。達成は難しいですが、<カグツチ><オサギツネ>のような味方のパワーをアップする能力があればいけます。幸い手札に<オサギツネ>はいますので、<轟音の炎球>で相手のシグニをバニッシュし、パワー12000以上のシグニ3体でアタックフェイズに入れば......。

ですが、相手のエナゾーンをよく見て下さい。
現在エナは合計4枚。あと1枚与えてしまうと、ムジカの能力が両方とも発動してしまいます。1体のシグニにマイナス10000と8000を集中して振られて除去され、「12000、12000、10000」と同じ状況になってしまいます。
ということで、アタックフェイズ前にエナを与えず、パワー12000以上のシグニを3体並べたいですね。そのためには......?

・<ノコギリハギ>でエナチャージし、<ノコギリハギ>をリムーブ。
・<Pロマピ><Sトーブ>を場に出す。
・<オサギツネ>で相手の<ヒジカタ>と<Sトーブ>のパワーをアップさせる。<ヒジカタ>は12000に、<Sトーブ>は自身の能力も込みで15000に。
・アタックフェイズ。<ノコギリハギ>でエナチャージをしているので、<オサギツネ>はアタック時にパワー12000の<ヒジカタ>をバニッシュできる。
画像4.jpg
という手順が理想です。(他にもあったらごめんなさい)
こうすれば、相手は<スプリット>を出しても追加でエナが払えず、どれかのシグニのパワーをマイナス10000にするだけしかできません。1面防御のライフバーストが出ても、残る1面のシグニでアタックすれば勝ち、です。
(都合良く<Sトーブ>が入っているのは気にしないで下さい。いい感じのレベル2がいなかったので勘弁!)


少し長くなりましたが、相手の防御手段を知っていると、そこから「それを確実に乗り越えるには?」と逆算し、理想の詰め盤面を作ることができます。試合の終盤、特に「詰め」の状況では、相手の防御を予想しながら、自分のシグニを配置していきたいですね。
「相手の防御を予想する」と書くと、ちょっと難しいかもしれませんが、ウィクロスでは非常に重要な考え方です。ディーセレ以前のウィクロスでも、エナやデッキ構築などから残りアーツを予想して詰めることはよくやっていました。ディーセレではアシストルリグという形でルリグがはっきり示されている分、防御手段を数種類に絞り込むことができます。
アシストルリグの種類は、恐らく今後増えていくでしょう。今のうちから「防御手段を予想する」ことを練習しておくと、今後一気にステップアップできます。


ちなみに先程の試合は<フォカロル>をめくって負けました。
これは......、うん、あの、仕方ないね。対戦ありがとうございました。

まとめ!
はい復習!
・アップ状態のバーストに注意!シグニは「寝かせて、割る!」
・どこにどのカードがあるか気を配ろう。特に<サーバント #>は大切!
・相手の防御を読んで、詰め盤面を作ろう!
覚えた?


記事中では具体例を色々と紹介しましたが、あくまで一例です。
ジョッキーVSダイヤも、<フォカロル>ケアでもう1ターン耐える人もいるでしょう。「寝かせて、割る」ともいいましたが、エナを絞った戦術を取ることもあります。「正解」という表現を使っていますが、何が正解と言い切るのは難しく、結果論になりがちな部分も多いです。
ですが強いプレイヤーは、アタックする順番やカードの位置、防御の読みなどを、しっかり気を遣っているのも事実です。細かい気遣いの積み重ねが勝敗を分けるのは確か。まずはできる範囲から、始めてみてはいかがでしょう。


まだまだ細かいところはありますが、今回はこんなところで。
ネタに困っているとまではいいませんが、「アニメなどでウィクロスを始めた方に向けて、どんなことを発信できるだろう」と悩んでいます。
「こんな記事書いてほしい」「こんなこと知りたい!」などのリクエストあれば、お気軽にツイッターなどまでご連絡下さい。なるべく形にしたいと思っています。皆様のリクエスト、お待ちしております。

それではまた次回の更新で!
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